JPS5817093A

JPS5817093A - 移動式クレ−ン等の自動停止装置

Info

Publication number: JPS5817093A
Application number: JP11357381A
Authority: JP
Inventors: 松林　大樹
Original assignee: Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Current assignee: Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority date: 1981-07-22
Filing date: 1981-07-22
Publication date: 1983-02-01

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、移動式クレーンのごとき所定の運転位置で運
転者が手動によシデテ／ト式の操作レバーを操作し、駆
動部を作動させる型式の機械の自動停止装置に関する。

第１図、第２図に本発明の一対象である移動式クレーン
としてのトラッククレーンの使用状態と輸送状態とを示
す。

２頁これらの図に示されるトラッククレーンは、キャリヤ１
、上部旋回体２、運転室３、ブーム４、ブーム起伏ウィ
ンチ５、ブーム起伏ローｆ６、荷吊り用のフック７、フ
ック巻上ウィン−ｆ８およびフック巻上ローｆ９等を備
えている。

前記移動式クレーンのフック巻上およびゲーム起伏用の
操作レバーに杜、一般に上・中立・下各々の位置で手を
離しても、その位置にとどまっているデテント式のもの
が使用されてい、る。

また、液圧モータでウィンチを駆動する液圧式クレーン
においては、液圧方向制御−弁で巻上・巻下・中立に切
り換えるため、非常にレバー操作が軽く、操作しやすく
なっている０その結果、次のような問題がある。

（１）　　ブーム起伏レバーが少し入っているのに気が
付かず、運転者が運転室３から嶋れて、ブーム４を過巻
して破損させることがある。

また、ブーム起伏ローｆ６は多数掛けＫなっておシ、シ
かも工ンジンアイドリンダのときは、ローゲスピーｒが
遅いため・気が付きにくい。

ｊ　　　　−ｉさらに、運転室３から離れるとき、衣服を引っ掛け、操
作レバーを誤って入れてしまうこともある。

（２）第１図−第２図に示されるトラッククレーンの場
合・ウィンチ５．８を駆動する動力源として、キャリヤ
１のエンジンによシ液圧デンゾを駆動する例が多い。そ
して、キャリヤ１のエンジンと液圧４ンプを接続するＰ
ＴＯの操作は・キャリヤ１の運転室３で行う。ところが
、キャリヤ走行中に走行ショックによシフレーンの操作
レバーが入った状態になる。一方、クレーンの運転者は
クレーンを動かす場合、最初に運転室３内でＰＴＯの操
作を行い、液圧タンクを駆動させる。その場合、クレー
ンの操作レバーが入った状態であると、急にウィンチ５
，８が回転しはじめ、非常に危険である。

本発明の目的は、前述の不具合を解決すべく、クレーン
の運転者が運転位置から離れたときは、操作レバーが入
っている状態であっても、機械の駆動部を確実に自動停
止させうる移動式クレーン特開昭５８−　１７０Ｃ’３
（２）等の自動停止装置を提供するにある。

この目的を達成するため、本発明は液圧ポンプと液圧方
向制御弁とを結ぶ液路に、常閉の弁を有しかつ弁開時に
液圧ボンデから液圧力ぎ制御弁に向かう作動用の液体を
タンクに戻す回路を接続し、運転者が運転位置にいるか
、否かを検出する検出手段を設け、該検出手段と前記液
体を夕／りに戻す回路の弁とを、運転者が運転位置から
離れたときの、検出手段からの信号によシ紡記弁を開動
作させるように連係したことを特徴とする。

以下、本発明の一実施例を図面に従って説明する。

第３図は移動式クレーンのブーム起伏ウィンチ５に適用
した本発明の一実施例を示し、第４図は液圧方向制御弁
の操作レバーと、運転者のシートと、運転者が運転位置
であるシートに着座しているか、否かを検出する検出手
段との配列を示す。

これらの図に示される実施例では、液圧ボンデ１０、こ
れに液路１１を介して接続されかつブーム起伏レバー１
：ＩＫ連係されだ液圧方向制御弁１２、これ１に接続された液圧モー１４、該液圧モータ１４の回転軸
に連結された減速機１５とこれに連結されたブーム起伏
ドラム１６とを含むブーム起伏ウィンチ５、前記液圧ポ
ンプ１０と液圧方向制御弁１２とを結ぶ液路１１に接続
されたベント回路付リリーフ弁１７、ベント回路１８に
設けられた常閉の電磁弁１９、光電子スイッチ加、投光
器２１および受光器ρとを備えて構成されている。

前記液圧方向制御弁１２は、ブーム起伏し／４−１３を
操作することによシ、第３図に示される上・中立・下の
位置に選択的に切シ換えられ、この切換操作によって液
圧モータ１４、減速機１５およびブーム起伏ドラム１６
が回転駆動され、ブーム起伏ローブが巻き上げあるいは
巻き戻され、ブーム−）５（起立あるいは伏倒操作され
るように各部カニ連係されている。

前記リリーフ弁１７に付設されたベント回路１８と電磁
弁１９とは、光電子スイッチ加力）らの信号により電磁
弁１９に通電され、該電磁弁１９力１υ換えられたとき
、液圧ボンデ１０から液圧方向ｆｉ制御弁１２に向かう
作動用の液体を、ＩＪ　ＩＪ−フ弁１７をを通じてタン
クに低圧で戻しうるように構成されて（・る。

前記投光器２１と受光器ｎとは、第４図′に示されるよ
うに、クレーンの運転室３に設置された運転者のシート
器の近傍に配置され、投光器２１から発せられる光線が
受光器ｎに入ったときＫ、運転者が運転位置から離れた
ことを検出する。

前記光電子スイッチ加は、投光器２１から受光器ｎに光
線が入ったときに閉じ、該光電子スイッチ加が閉じるこ
とによシミ磁弁１９に通電され、該電磁弁１９のソレノ
イドが励磁され、ａ位置に切り換えられるように連係さ
れている。

前記実施例の自動停止装置は、次のように作用する。

すなわち、クレーンの運転者が運転位置であるシー）Ｚ
３に着座しているときは、投光器２１から発せられる光
線は運転者に遮られ、光電子スイッチ加は開かれておシ
、電磁弁１９は第３図に示される中立位置に保たれ、リ
リーフ弁１７に付設されたべント回路１８社閉鎖されて
いる。したがって、運転者がブーム起伏レバー１３を操
作し、液圧方向制御弁１２を中立位置から上または下に
切り換えることによって液圧モータ１４に高圧の液体が
送られ、液圧モータ１４が回転され、ブーム起伏ウィン
チ５が駆動される。

運転者がシー）２３から峻れると、投光器２１から発せ
られた光線が受光器乙に入り、これによって光電子スイ
ッチ加が閉じられ、光電子スイッチ加が閉じられるに伴
い電磁弁１９に通電され、そのソレノイドが励磁され、
第３図に示される中立位置から１位置に切り換えられ、
リリーフ弁１７に付設されたベント回路１８が開通され
る。その結果、液圧方向制御弁１２の切換位置のいかん
を問わず、液圧ポンプ１０から液圧方向制御弁１２に向
かう作動用の液体はリリーフ弁１７、ベント回路１８、
電磁弁１９を通って低圧でタンクに戻され、したがって
液圧デンｆ　１０　Ｋは液体が供給されず、ブーム起伏
ウィンチ１６は自動停止される。

また、運転者がシート２３に着座すると、投光器２１か
ら発せられる光線が再び遮られ、光電子スイッチ加が開
き、各機器は通常のレバー操作で作動するように復帰す
る。

なお、運転者が運転位置にいるか、否かの検出手段は、
図示の光電子スイッチ加と投光器２１と受光器ｎとを組
み合わせたものに限らず、運転者がシー）Ｚ３に着座し
たときの重量を検出して作動する接触形のマイクロスイ
ッチでもよく、あるいは運転者がシート２３の近傍にい
ることを検出しつる近傍スイッチでもよく、要するに運
転者が運転位置から離れたときに、これを検出し、信号
を発信しうるものであればよい。

また、運転者が運転位置から離れたときに、検出手段か
らの信号によシ弁が開き、液圧ポ／ｆ１０から液圧方向
制御弁１２に向かう液体をタンクに戻す回路も、図示の
ＩＪ　ＩＪ−フ弁１７に付設されたベント回路１８と電
磁弁１９とによるものに限らず、所期の機能を果たしう
る構成であればよい。

さらに、本発明は移動式クレーンのブーム起伏ウィンチ
に限らず、荷吊多用のフック巻上ウィンチにも適用でき
ることは勿論であり、運転者が手動によシブテント式の
操作レバーを操作し、駆動部を制御する型式の機械全般
に適用できる。

本発明は、以上説明した構成１作用のもので、本発明に
よれば運転者の検出手段によシ運転者が運転位置にいる
か、否かを検出し、運転者が運転位置から離れたときに
前記検出手段からの信号によシ常閉の弁を開き、液圧方
向制御弁の切換位置いかんにかかわらず、液圧ゾンデか
ら液圧方向制御弁に向かう作動用の液体をタンクに戻す
ようにしているので、運転者が手動によシブテント式の
操作レバーによって操作される機械の駆動部を確実に自
動停止させうる結果、機械の安全を著しく向上しうる効
果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図および第２図は本発明の一対象である移動式クレ
ーンとしてのトラッククレーンの使用状態と輸送状態を
示す図２第３図は本発明の一実施、　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　１０　　１ｉ運
転者用のシートと運転者の検出手段と操作レノ々−との
配置位置を示す斜視図である。３・・・トラッククレーンの運転室、１０・・・液圧ポ
ンプ、１１・・・液路、１２・・・液圧方向制御弁、１
３・・・ブーム起伏レバー、１４・・・ブーム起伏用の
液圧モータ、１５・・・同減速機、１６・・・ブーム起
伏ドラム、１７・・・リリーフ弁、１８・・・ベント回
路、１９・・・電磁弁、加・・・光電子スイッチ、２１
・・・投光器、ρ・・・受光器、お・・・運転者のシー
ト。特許出願人　日立建機株式会社代理人　弁理士　　秋　　本　　正　　実第３図第４図３

Claims

【特許請求の範囲】

液圧ポンプと液圧方向制御弁とを結ぶ液路に、常閉の弁
を有しかり弁開時に液圧４ングから液圧方向制御弁に向
かう作動用の液体をタンクに戻す回路を接続し、運転者
が運転位置にいるか、否かを検出する検出手段を設け、
該検出手段と前記液体をタンクに戻す回路の弁とを、運
転者が運転位置から離れたときの、検出手段からの信号
によシ前記弁を開動作させうるように連係したことを特
徴とする移動式クレーン等の自動停止装置。