JPS5925840Y2 - ウインチの巻上げ自動停止油圧回路 - Google Patents

ウインチの巻上げ自動停止油圧回路

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JPS5925840Y2
JPS5925840Y2 JP1975120279U JP12027975U JPS5925840Y2 JP S5925840 Y2 JPS5925840 Y2 JP S5925840Y2 JP 1975120279 U JP1975120279 U JP 1975120279U JP 12027975 U JP12027975 U JP 12027975U JP S5925840 Y2 JPS5925840 Y2 JP S5925840Y2
Authority
JP
Japan
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check valve
hoisting
hydraulic
circuit
hydraulic circuit
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JP1975120279U
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English (en)
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JPS5232873U (ja
Inventor
勝 黒木
浩次 沢井
Original Assignee
株式会社神戸製鋼所
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は油圧式クレーン車等に塔載されて、油圧装置に
よって駆動されるウィンチの巻上げ自動停止油圧回路に
関するものである。
従来、油圧式クレーン車等の荷吊り作業において、被吊
上げ部材をその上限位置まで吊上げたとき、自動的にウ
ィンチの巻上げ動作を停止させようとしたものの一つに
、特公昭48−24863号に示される発明がある。
これは、油圧装置にて駆動される奏上装置、例えばウィ
ンチにおいて、油圧回路における巻上げ用往行圧油通路
にチェック弁を介挿し、被吊上げ部材がその上限位置に
達するまでは巻上げ用往行圧油通路とチェック弁のプラ
ンジャ背後とを巻上げ上限位置検出器の信号により作動
する電磁切換弁にて遮断することにより圧油を油圧モー
タに送り、被吊上げ部材が上限位置に達すると、検出器
の信号により電磁切換弁を切り換え巻上げ用往行圧油通
路とチェック弁のプランジャ背後とを連通せしめて巻上
げ用往行圧油通路をチェック弁で遮断することにより油
圧モータを自動停止させるようにしたものである。
しがしながら、この発明では、確かに操縦者による巻上
停止操作は不要となり、被吊上げ部材をその吊上げ上限
位置で確実に停止させることはできるが被吊上げ部材を
その上限位置から降下させようとして、巻上装置の巻上
げ方向を制御する切換弁を巻下げ方向に切換えると被吊
上げ部材は自由落下する危険性がある。
本考案は上記の問題に鑑みてなされたものであって、被
吊上げ部材の巻上げ上限位置検出器或いは過負荷検出器
のいづれか一方の信号によって被吊上げ部材の巻上げ動
作を自動的に停止させるようにすると共に、巻上げ自動
停止後、被吊上げ部材の巻下げ動作に当って、その自由
落下を防止し安全確実に巻下げ作業が行なえ得るように
して、油圧式クレーン車等の荷吊り作業を円滑に実行で
きるようにしたものであり、その特徴とするところは、
油圧モータを正逆転可能とする駆動油圧回路と、同油圧
回路の正転用油圧供給回路に介挿されたチェック弁と、
巻上げ上限位置検出器或いは過負荷検出器のいづれか一
方の信号にて作動する電磁切換弁とを有し、同切換弁に
より正転用油圧供給回路とチェック弁のプランジャ背後
との連通、遮断をし得るウィンチの巻上げ自動停止油圧
回路であって、前記切換弁が前記2つの検出器のいづれ
か一方により作動させられて前記チェック弁のプランジ
ャ背後に圧油を供給して同チェック弁を遮断させる回路
に同チェック弁とは別のチェック弁を介挿したことであ
る。
以下、本考案の一実施例を図面によって説明すると、第
1図において、1は油圧ポンプ、2は油圧モータ3を正
転成いは逆転させる為の圧油の方向を切換える方向切換
弁、4は正転用油圧供給回路、5は逆転用油圧供給回路
で、方向切換弁2と油圧モータ3との間にカウンタバラ
ンス弁6が介挿されている。
油圧モータ3には巻取りドラム7が機械的に連結され、
被吊上げ部材8を吊持するワイヤローブ9がドラム7よ
り繰り出されている。
10は被吊上げ部材の巻上げ上限位置検出器、11は被
吊上げ部材の過負荷検出器で、いづれが一方の検出器の
信号により電磁切換弁12を切換えるようにされている
この電磁切換弁12は正転用油圧供給回路4とチェック
弁13のプランジャ背後とを連通又は遮断させるもので
、常時、換言すれば検出器10.11が共に作動しない
時は、圧油がチェック弁13を介して油圧モータ3に供
給し得るように正転用油圧供給回路4とチェック弁13
のプランジャ背後とを遮断させ、又検出器10.11の
いづれか一方が作動すると電磁切換弁12が切換り、正
転用油圧供給回路4とチェック弁13のプランジャ背後
とを連通させるものである。
本考案は上記のような電磁切換弁12が前記検出器10
゜11のいづれか一方により作動させられてチェック弁
13のプランジャ背後に圧油を供給して開弁13を遮断
させる回路4aにチェック弁14を介挿したものであり
、このようにすることにより、被吊上げ部材8の巻上げ
動作中に検出器10,11のいづれか一方が作動して、
巻上げ動作が自動的に停止させられた後において、被吊
上げ部材の巻下げ動作に際して、それが自由落下するこ
とを、防止することかで゛きるもので゛ある。
尚図中、15は蓄電池、16はコンペンセータスプール
、17はショックノリーフ弁である。
次に第2図についてカウンタバランス弁6を主に説明す
ると、18はバルブ本体、19はスプール用スプリング
で、チェック弁13はプランジャ20、スプリング21
.シート22より構成されており、回路4.23及びプ
ランジャ20背後の圧力室24は夫々回路25.26.
27によって電磁切換弁12に接続されている。
電磁切換弁12が図示状態にある場合は、回路4と圧力
室24とは遮断されているから、方向切換弁2を図示状
態から右位置に切換えると、油圧ポンプ1より吐出され
た圧油はスプリング21に抗してチェック弁13を開き
、回路23を経て油圧モータ3に至り、回路5を経てタ
ンクに戻る。
検出器10,11のいづれか一方が作動して電磁切換弁
12が切換り回路4と圧力室24が連通ずると、チェッ
ク弁13の前後は同圧となるから圧油作用面積の差によ
る油圧力とスプリング21の押圧力とでチェック弁13
はシート22に当り正転油圧供給回路4を遮断する。
以上のように本考案では、被吊上げ部材の巻上げ動作時
に巻上げ上限位置検出器或いは過負荷検出器のいづれか
一方が作動すると、電磁切換弁12が切換り、油圧モー
タへの圧油の供給が断たれるので巻上げ動作が自動的に
停止すると共に、その後方向切換弁を逆転側に切換える
と、前記検出器のいづれか一方が作動中であっても、被
吊上げ部材は自由落下することなく巻下げられるもので
あるので、実際の油圧式クレーン車等の荷吊り作業にお
いて極めて安全に且つ効率良く作業が行えるものである
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す油圧回路図、第2図は
カウンタバランス弁の縦断面図である。 3・・・・・・油圧モータ、4・・・・・・正転用油圧
供給回路、10・・・・・・巻上げ上限位置検出器、1
1・・・・・・過負荷検出器、12・・・・・・電磁切
換弁、13・・・・・・チェック弁、14・・・・・・
チェック弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 油圧モータを正逆転可能とする駆動油圧回路と、同油圧
    回路の正転用油圧供給回路に介挿されたチェック弁と、
    巻上げ上限位置検出器と、過負荷検出器と、巻上げ上限
    位置検出器或いは過負荷検出器のいづれか一方の信号に
    て作動する電磁切換弁とを有し、同切換弁により正転用
    油圧供給回路とチェック弁のプランジャ背後との連通、
    遮断をし得るウィンチの巻上げ自動停止油圧回路であっ
    て、前記切換弁が前記2つの検出器のいづれか一方によ
    り作動させられて前記チェック弁のプランジャ背後に圧
    油を供給して同チェック弁を遮断させる回路に同チェッ
    ク弁とは別のチェック弁を介挿したことを特徴とするウ
    ィンチの巻上げ自動停止油圧回路。
JP1975120279U 1975-08-29 1975-08-29 ウインチの巻上げ自動停止油圧回路 Expired JPS5925840Y2 (ja)

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JPS5232873U JPS5232873U (ja) 1977-03-08
JPS5925840Y2 true JPS5925840Y2 (ja) 1984-07-27

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5640195U (ja) * 1979-09-04 1981-04-14
JPS58129228U (ja) * 1982-02-26 1983-09-01 中央発條株式会社 自動車用変速機操作装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4311967Y1 (ja) * 1964-12-31 1968-05-23

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JPS534607Y2 (ja) * 1972-01-31 1978-02-04

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JPS4311967Y1 (ja) * 1964-12-31 1968-05-23

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