JPH0144597Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0144597Y2 JPH0144597Y2 JP573784U JP573784U JPH0144597Y2 JP H0144597 Y2 JPH0144597 Y2 JP H0144597Y2 JP 573784 U JP573784 U JP 573784U JP 573784 U JP573784 U JP 573784U JP H0144597 Y2 JPH0144597 Y2 JP H0144597Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brake
- solenoid valve
- main
- valve
- pressure reducing
- Prior art date
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- Expired
Links
- 230000001603 reducing effect Effects 0.000 claims description 12
- 238000010276 construction Methods 0.000 claims description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 description 1
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000000452 restraining effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Operation Control Of Excavators (AREA)
- Placing Or Removing Of Piles Or Sheet Piles, Or Accessories Thereof (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は簡単な構成でハーフブレーキ状態が得
られる建設機械のブレーキ装置に関するものであ
る。
られる建設機械のブレーキ装置に関するものであ
る。
[従来技術]
建設機械には、停止時或は作業中に旋回体を拘
束する為のブレーキ装置が備えられている。
束する為のブレーキ装置が備えられている。
従来のブレーキ装置としては、完全に旋回体を
拘束し得る大容量のブレーキ装置が設けられてい
るのが普通である。斯かる大容量のブレーキ装置
では、旋回作業を行つている時に直ちにブレーキ
を掛ける等すると急激に停止しすぎて荷ずれを起
す或は旋回体の支持構造部、駆動部が損傷すると
いう事故を起してしまう。
拘束し得る大容量のブレーキ装置が設けられてい
るのが普通である。斯かる大容量のブレーキ装置
では、旋回作業を行つている時に直ちにブレーキ
を掛ける等すると急激に停止しすぎて荷ずれを起
す或は旋回体の支持構造部、駆動部が損傷すると
いう事故を起してしまう。
この為上記した従来の例で旋回体を停止させる
には、操作レバーにより逆旋回作動として、旋回
を停止させ次にブレーキ装置を作動させるという
面倒な手順が必要であり、勿論旋回作動中にブレ
ーキを掛けるということはできなかつた。
には、操作レバーにより逆旋回作動として、旋回
を停止させ次にブレーキ装置を作動させるという
面倒な手順が必要であり、勿論旋回作動中にブレ
ーキを掛けるということはできなかつた。
更に、杭打機の杭打作業では旋回体をブレーキ
で拘束しておいて作業を行うが、ハンマー打撃面
と杭頭のセツトが狂つていると杭打撃時にハンマ
ーと杭間で水平力が生ずる。旋回体を大容量のブ
レーキで拘束しておくと、この水平力の為、杭が
コンクリート製の場合は杭が割れてしまう。又、
旋回を拘束している旋回ギアとピニオンギア又は
減速機、ギア等が損傷することもある。
で拘束しておいて作業を行うが、ハンマー打撃面
と杭頭のセツトが狂つていると杭打撃時にハンマ
ーと杭間で水平力が生ずる。旋回体を大容量のブ
レーキで拘束しておくと、この水平力の為、杭が
コンクリート製の場合は杭が割れてしまう。又、
旋回を拘束している旋回ギアとピニオンギア又は
減速機、ギア等が損傷することもある。
上記した従来技術の不具合を解消する為、近年
第1図に示す様に主ブレーキ1の他に主ブレーキ
よりブレーキ力の弱い補助ブレーキ2を設け、必
要に応じこの補助ブレーキ2を使用する様にした
ものがあらわれている。
第1図に示す様に主ブレーキ1の他に主ブレーキ
よりブレーキ力の弱い補助ブレーキ2を設け、必
要に応じこの補助ブレーキ2を使用する様にした
ものがあらわれている。
然し、第1図に示した例では、主ブレーキ1の
他に別途補助ブレーキ2を設けなければならず、
又その油圧回路は主ブレーキの油圧回路とは別系
統にしなければならない等の問題があつて高価格
であつた。
他に別途補助ブレーキ2を設けなければならず、
又その油圧回路は主ブレーキの油圧回路とは別系
統にしなければならない等の問題があつて高価格
であつた。
[考案の目的]
本考案は上記した従来技術の問題を解消し、そ
の構成が簡単で安価な建設機械のブレーキ装置を
提供することを目的とする。
の構成が簡単で安価な建設機械のブレーキ装置を
提供することを目的とする。
[考案の構成]
本考案は、従来のブレーキ装置の回路にハーフ
ブレーキ用の電磁弁及び減圧弁を設け該電磁弁を
作用させた時にはブレーキシリンダに減圧弁を介
して油圧源が連通する様にしてハーフブレーキ状
態が発揮される様にしたものである。
ブレーキ用の電磁弁及び減圧弁を設け該電磁弁を
作用させた時にはブレーキシリンダに減圧弁を介
して油圧源が連通する様にしてハーフブレーキ状
態が発揮される様にしたものである。
[実施例]
以下第2図に基づき本考案の実施例を説明す
る。
る。
図中3は旋回体、4は該旋回体3の回転軸系に
設けたデイスク、5はパツド6をデイスク4に押
圧する為のブレーキシリンダ、7は油圧源を示
す。
設けたデイスク、5はパツド6をデイスク4に押
圧する為のブレーキシリンダ、7は油圧源を示
す。
該ブレーキシリンダ5にはスプリング8が内蔵
され、油圧が作用していない時はスプリング8に
よつてパツド6がデイスク4に押圧される様にな
つており、図示のブレーキはネガテイブブレーキ
である。
され、油圧が作用していない時はスプリング8に
よつてパツド6がデイスク4に押圧される様にな
つており、図示のブレーキはネガテイブブレーキ
である。
ブレーキシリンダ5に連通する油路は分岐して
電磁弁9に接続され、一方の油路10には減圧弁
11を設け、該減圧弁11の前後は逆止弁12を
介して短絡する。前記電磁弁9は主電磁弁13を
介して油圧源7、タンク14に接続される。
電磁弁9に接続され、一方の油路10には減圧弁
11を設け、該減圧弁11の前後は逆止弁12を
介して短絡する。前記電磁弁9は主電磁弁13を
介して油圧源7、タンク14に接続される。
両電磁弁9,13は主ブレーキスイツチ15及
び補ブレーキスイツチ16を介して電源17に電
気的に接続され、両電磁弁9,13が非通電の状
態では、前記ブレーキシリンダ5とタンク14と
が連通し、スプリング8によつて最大ブレーキ力
が生ずる様になつており、油圧源7からの油路及
び前記油路10はストツプされている。
び補ブレーキスイツチ16を介して電源17に電
気的に接続され、両電磁弁9,13が非通電の状
態では、前記ブレーキシリンダ5とタンク14と
が連通し、スプリング8によつて最大ブレーキ力
が生ずる様になつており、油圧源7からの油路及
び前記油路10はストツプされている。
上記構成に於いて、ブレーキを解放する場合、
主ブレーキスイツチ15を操作して主電磁弁13
に通電させ、油圧源7とブレーキシリンダ5を連
通させ、ブレーキシリンダ5に油圧を作用させて
デイスク4とパツド6とを切離す。
主ブレーキスイツチ15を操作して主電磁弁13
に通電させ、油圧源7とブレーキシリンダ5を連
通させ、ブレーキシリンダ5に油圧を作用させて
デイスク4とパツド6とを切離す。
ハーフブレーキを掛けるには前記補ブレーキス
イツチ16を操作して、電磁弁9に通電せしめ
る。電磁弁9の油路切換えによつて油圧源7とブ
レーキシリンダ5とは減圧弁11を介して接続さ
れる。減圧弁11は油圧源7からの油圧を所要の
圧力に迄減圧してブレーキシリンダ5に作用させ
る。減圧弁11の減圧作用によつてブレーキは完
全には解放されず所要のブレーキ力を維持したハ
ーフブレーキ状態となる。
イツチ16を操作して、電磁弁9に通電せしめ
る。電磁弁9の油路切換えによつて油圧源7とブ
レーキシリンダ5とは減圧弁11を介して接続さ
れる。減圧弁11は油圧源7からの油圧を所要の
圧力に迄減圧してブレーキシリンダ5に作用させ
る。減圧弁11の減圧作用によつてブレーキは完
全には解放されず所要のブレーキ力を維持したハ
ーフブレーキ状態となる。
このハーフブレーキ状態で主ブレーキスイツチ
15を切ると油路10がタンク14と連通し、ブ
レーキシリンダ5の残圧は逆止弁12を通つてタ
ンク14へ放出されて最大ブレーキ力が作用す
る。
15を切ると油路10がタンク14と連通し、ブ
レーキシリンダ5の残圧は逆止弁12を通つてタ
ンク14へ放出されて最大ブレーキ力が作用す
る。
即ち、電磁弁9の作動状態に拘らず、主電磁弁
13を非通電状態とすることで、最大ブレーキ力
を発揮させることができる。
13を非通電状態とすることで、最大ブレーキ力
を発揮させることができる。
[考案の効果]
以上述べた如く本考案によれば、従来の回路に
電磁弁、減圧弁を追加するだけで、ハーフブレー
キ機能を備えたブレーキ装置とすることができ、
構成が簡単で而も安価なブレーキ装置を提供し得
ると共に現存の機械にも容易に追加が可能であ
る。
電磁弁、減圧弁を追加するだけで、ハーフブレー
キ機能を備えたブレーキ装置とすることができ、
構成が簡単で而も安価なブレーキ装置を提供し得
ると共に現存の機械にも容易に追加が可能であ
る。
第1図は従来のブレーキ装置の説明図、第2図
は本考案のブレーキ装置の説明図である。 5はブレーキシリンダ、7は油圧源、9は電磁
弁、10は油路、11は減圧弁、13は主電磁
弁、14はタンクを示す。
は本考案のブレーキ装置の説明図である。 5はブレーキシリンダ、7は油圧源、9は電磁
弁、10は油路、11は減圧弁、13は主電磁
弁、14はタンクを示す。
Claims (1)
- ネガテイブブレーキのブレーキシリンダへの油
路を分岐させ一方を直接電磁弁に、他方を減圧弁
を介して該電磁弁に接続し、該電磁弁を主電磁弁
に接続し、主電磁弁は油圧源及びタンクに接続
し、主電磁弁の切換えによつて電磁弁と油圧源、
タンクのいずれか一方と連通し得ると共に該電磁
弁の切換によつてブレーキシリンダが主電磁弁に
直接又は減圧弁を介して連通する様構成したこと
を特徴とする建設機械のブレーキ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP573784U JPS60120035U (ja) | 1984-01-19 | 1984-01-19 | 建設機械のブレ−キ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP573784U JPS60120035U (ja) | 1984-01-19 | 1984-01-19 | 建設機械のブレ−キ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60120035U JPS60120035U (ja) | 1985-08-13 |
JPH0144597Y2 true JPH0144597Y2 (ja) | 1989-12-22 |
Family
ID=30482518
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP573784U Granted JPS60120035U (ja) | 1984-01-19 | 1984-01-19 | 建設機械のブレ−キ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60120035U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008267135A (ja) * | 2008-05-08 | 2008-11-06 | Shinei Kk | 回転杭打機 |
-
1984
- 1984-01-19 JP JP573784U patent/JPS60120035U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60120035U (ja) | 1985-08-13 |
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