JPS58138602A - 笹杢単板の製造方法 - Google Patents

笹杢単板の製造方法

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JPS58138602A
JPS58138602A JP2006182A JP2006182A JPS58138602A JP S58138602 A JPS58138602 A JP S58138602A JP 2006182 A JP2006182 A JP 2006182A JP 2006182 A JP2006182 A JP 2006182A JP S58138602 A JPS58138602 A JP S58138602A
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JP
Japan
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flitch
veneer
holding member
bamboo
flitches
Prior art date
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Pending
Application number
JP2006182A
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English (en)
Inventor
海堀 正章
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ASAHI MEIBOKU KK
Original Assignee
ASAHI MEIBOKU KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 従来、笹杢単板は周縁部の年輪が波打つ′Cいる比較的
大径の原木を所定長さに切断し、その両端面の中心部を
ロータリ硼削機のチャックで挾持し原木の周縁部をロー
タリー切削することにより製造・されていた。
しかしながら笹杢単板が得られる原木は上述したように
比較的大経木つまり老木であるため、原木の中心部には
クラックがはいっていたり、また同中心部自体腐れのた
め軟質化していたり、中空になっていたりしていてこれ
をロータリ切削機のチャックで挟持できない場合があっ
た。
また原木のまま切削していたので、原木の内部状態がそ
の木口からしか予想することができす、せっかくロータ
リ切削しても単板として使用できないことがあった。
また通常の建築用材を得る目的で製材したフリッチの中
に波打った年輪を含むものがあったとしても従来の製造
法ではこのようなフリッチから笹杢単板を製造すること
ができなかった。
この発明は上記実情に鑑みてなされたものであって1中
心部をチャックで挾持することかできない原木からでも
笹杢・単板を得ることができまた原木のままではわかり
にくかった内部の欠点を切削前に容易にチェックできし
たがって切削の無駄を減少することができまた通常の建
築用材を得る目的で製材したフリッチであっても、波打
っている年輪を含むものであれば笹杢単板を得ることが
できる笹杢単板の製造方法を提供しようとするものであ
る。
この発明は原木のほぼ周縁部から波打った年輪を含むフ
リッチをとり、この7リツチを、その年輪の内側にフリ
ッチ保持部材がくるようにして、フリッチ保持部材に固
定し、フリッチをロータリー切削する笹杢単板の製造方
法を要旨とするものである。
以下、図面を参照してこの発明の実施例について説明す
る。
第1図に示すように比較的大経木の原木のほぼ周縁8B
@から波打った年輪0を含む板目フリッチ(1)をとる
。第1図において(6)は髄、■)は樹皮、()は年輪
を示している。原木の種類としてはべいまつ、べいすぎ
等が好ましい。そして、ロータリ切削を容易にしかつ単
板の品質を向上するために、板目フリッチIllの煮沸
または、蒸煮を行なうことが好ましい。
次に第2図に示すように板目フリッチは)をその年輪0
の内側に7リツチ保持部材(2)がくるようにして横断
面略正方形の木材よりなるフリッチ保持部材(2)に固
定する。フリッチ保持部材(2)としては通常木材が用
いられるが合成樹脂等であってもよい。そしてフリッチ
(1)の大きさおよび形状によりその大きさおよび形状
を定める。
またフリッチ保持部材(2)は、複数の木材片等を接合
したものでもよい。フリッチ(1)をフリッチ保持部材
(2)に固定するには湿気硬化型ポリウレタン、エポキ
シ等の接着剤を用いる。またフリッチ(11の材質、寸
法、切削速度などの条件により切削時の耐衝撃性を向上
させるため、上記接着剤による方法とフィンガージヨイ
ント方式を併用してもよい。
次に、フリッチ保持部材(2)をロータリー切削機のチ
ャックで挾持する。この場合チャックの中心(0)がフ
リッチ(1)の年輪のほぼ円弧中心に(るようにする。
そしてフリッチ(1)を厚さ0.4〜1.5−にロータ
リー切削する。これにより笹杢単板が得られる。ロータ
リー切削機としてはロータリーレースまたはハーフロー
タリーを用いる。ロータリー切削機のチャックを第2図
に■で示し、切削刃を同図(6)で示す。
第3図〜第6図はフリッチ(1)をフリッチ保持部材(
2)に固定した状態の種々の例を示している。
第3図は、フリッチをロータリー切削する際のバランス
を良くシ、振動を減少させるためにほぼ同形同大の2つ
の板目フリッチ(1)を角材のフリッチ保持部材(2)
の対向する側面に固定した例を示す。
第4図は、第3図における2つの板目フリツチ(1)が
複数の7リツチ小片CIA)(IB)を接合することに
よって形成された例を示す。
第5図は、3つの角材(2人)を接合することにより横
断面略正方形のフリッチ保持部材(2)が形成されてお
り、切削時のバランスをよくして振動を減少させるとと
もに笹杢単板を効率よく製造しつるために、フリッチ保
持部材(2)の4側面に、はぼ同形同大の4つの板目フ
リッチ(1)を1つずつ固定した例を示す。
@6図は、第5図に示すものより、より切削時の振動を
減少させかつ笹杢単板を効率よく製造しつるために、第
5図と同様にフリッチ保持部材(2)の4側面に4つの
板目フリッチ(1)を1つ1:・ ずつ固定した後、各フリッチ(11間の4隅に横断面略
直角二等辺三角形状の隅フリ□ツチ(IC)を固定した
例を示す。この隅フリッチ(IC)は略直勇二等辺三角
形の底辺が年輪0の接線にほぼ沿うようにして原木から
切りとる。
第7図は、4つの板目フリッチα11〜(IIJがそれ
ぞれ木表と杢°裏を合わせて層状に一合され、もつとも
内側の板目フリッチ(141が7リツチ保持部材翰に固
定されている。そして以下に述べるようにして外側の板
目フリッチから一順に各板目フリッチaυ〜Iをロータ
リ“−切削する。まずもつとも外側の板目フリッチaD
の年輪の円弧中心(01)にチャックの中心を合わせて
、フリッチ保持部材■をチャックで挾持し、外側よりI
J1番目のフリッチaυを切削する。このフリッチ(1
1を切削した後、今度は第2番目のフリッチtJ2の’
、 、、 、、5.(、、i            
      序年輪の円弧中心(02)にチャックの中
心がく    □るようにチャックを移動し、このフリ
ッチazを切削する。以下同様にチャックの中心を(0
3)、(04′)に移動して、第3および第4番目のフ
リッチQ3 [141を順次切削する。
以上詳細に説明したように、この発明においては原木の
ほぼ周縁部から波打った年輪を含むフリッチ(1)をと
り、このフリッチ(1)を、その年輪の内側にフリッチ
保持部材(2)が(るようにして、フリッチ保持部材(
2)に固定し、フリッチ(1)をロータリー切削して笹
杢単板を製造するものであるから、中心部に欠点がある
原木からでも笹杢単板を得ることができ、またいきなり
原木から切削するのではなく切削前に欠点をチェックし
やすいフリッチを用いているから切削の無駄をなくすこ
とができ、また通常の建築用材を得る目的で製材したフ
リッチであっても、波打った年輪を含むものであれば笹
杢単板を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は原木の横断面図、第2図はこの発明の実施例を
示す側面図、第3図〜第7図はそれぞれこの発明の他の
実施例を示す側面図である。 (1)・・・フリッチ、(2)・・・フリッチ保持部材
。 以  上 特許出願人 朝日銘木株式会社 外4名

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 牝 、4υ 原木のほぼ周縁部から波釘9i;4年輪を含む
    フリッチ(1)をとり、このフリッチ(1)を、その年
    輪の内側にフリッチ保持部材(2)がくるようにして、
    フリッチ保持部材(2)に固定し、フリッチ(1)をロ
    ータリー切2削す□る笹杢単板の製造方法。″ (2)2つのフリッチ(1)をfれらが対向するように
    してフリッチ保持部材(2)に固定する特許請求の範囲
    第1項記載の笹杢単板の製造方法。 (31フリッチ(11が小片群からなる特許請求の範囲
    第1項または第2項記載の笹杢単板の製造方法。 (4)  フリッチ(1)が積層体からなる特許請求の
    範囲第1項記載の笹杢単板の製造方法。 。
JP2006182A 1982-02-10 1982-02-10 笹杢単板の製造方法 Pending JPS58138602A (ja)

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