JPS6036409Y2 - 階段材 - Google Patents

階段材

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Publication number
JPS6036409Y2
JPS6036409Y2 JP1980168037U JP16803780U JPS6036409Y2 JP S6036409 Y2 JPS6036409 Y2 JP S6036409Y2 JP 1980168037 U JP1980168037 U JP 1980168037U JP 16803780 U JP16803780 U JP 16803780U JP S6036409 Y2 JPS6036409 Y2 JP S6036409Y2
Authority
JP
Japan
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base material
veneer
layer
rotary
staircase
Prior art date
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Expired
Application number
JP1980168037U
Other languages
English (en)
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JPS5789712U (ja
Inventor
啓利 田原
望 増田
Original Assignee
株式会社住建産業
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社住建産業 filed Critical 株式会社住建産業
Priority to JP1980168037U priority Critical patent/JPS6036409Y2/ja
Publication of JPS5789712U publication Critical patent/JPS5789712U/ja
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Publication of JPS6036409Y2 publication Critical patent/JPS6036409Y2/ja
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  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は階段材の基材単板構成に関するものである。
近年階段用材として、基材に合板、積層合板(以下LV
Lと称す)、集成材、パーチクルボード等が使用されて
いるが、集成材、パーチクルボード等では単体で使用す
ることはなく、更に上下、側面等に合板又は合板用単板
を積層し、化粧単板を貼着している場合が多い。
(第1図〜第3図)合板、LVLの場合も含めてこれ等
の基材を用いる場合はいずれも合板用単板が最外層に現
れその単板の繊維方向が基材の長手方向と概ね平行に貼
着されており、こうした基材に化粧単板を貼着した階段
材を現場で旋工する場合、次のような欠点が生じていた
即ち、階段材の場合側板に踏板、けこみ板等を嵌め込む
溝加工を行なうと第4図に示すaの部分が欠は易い。
これは第6図〜第8図を見れば明らかなように化粧単板
の下の層(基材の最外層)が平行層であり、しかもロー
タリー又はスライス切削単板には避けられない裏割れが
あって、この部分が剥離し易くなっており、鋸やノミ等
の衝撃で欠は易くなる為である。
そこで、この考案は上記欠点を除去し、a−タリー切削
単板の繊維方向を変えて配置することにより溝を穿設中
、鋸やノミ等の衝撃によっても、見え易い角部が欠ける
ことがなく、体裁がよく、商品価値の高い階段材を提供
するものである。
以下、この考案の一実施例を図面に従って説明すると、
ロータリー又はスライス切削単板をその長手方向に概ね
繊維方向を揃えて積層した積層合板基材1において、該
基材の表面から第1層目の単板Xと、裏面から第2層目
の単板Yの繊維方向を基材の長手方向と直交するように
配置腰更に該基材1の外周面のうち少なくとも二面に化
粧単板Zを貼着したものより構成される。
この考案によると、化粧単板の下の層、即ち、基材上部
最外層の単板の繊維方向を基材の長手力向と直交するよ
うに配置するため、鋸やノミでの切溝加工に際し第5図
のa′の部分に欠けが生じない。
しかし、逆にb′の部分が欠は易くなるが、この部分は
通常踏板の下側になり極めて見え難いので、若干の欠け
は何ら支障はない。
又、基材の裏面から第2層目の単板の繊維方向をその基
材の長手方向と直交させることは表面層を直交させるこ
とのバランス上必要なことで、裏面に化粧単板を貼らな
い場合には直交層を裏面から第2層目に配置することが
強度面、美観上から好ましい。
側板の左右共用又は商品価値の向上等の面から裏面にも
化粧単板を貼着する場合には実用新案登録請求の範囲第
2項の如く、裏面から第1層目の単板の繊維方向を基材
の長手方向と直交するように配置することがよい。
この考案のような単板構成によると、加工時に単板が欠
けるという欠点が解消される他、基材の反り、ねじれが
防止され、化粧単板の割れも防げるなど副次的なメリッ
トも大きい。
又、階段材の場合、現場での鋸、ノミ等による細かな切
込み加工が施されるので、ラワン、カポール、アビトン
の如く比重の大きい南洋材よりも米栂、米松、米モミ、
カラマツ、ラジアータパインの如く比較的比重の小さい
針葉樹材の方が旋工が容易で好ましい。
今後多量に搬出される杉、檜の間伐材も利用出来る。
しかし、針葉樹材は一般に節が多く現出するので基材の
最外層のみ節の少ない南洋材単板を用いると製造上容易
に安価な基材を提供出来る。
次にこの考案の他の実施例を述べる。
実施例 1 厚さ3.4mmの米松ロータリー切削単板11枚をその
繊維方向を概ね平行になるように重ね、このう゛ち表面
より第1層目と裏面より第2層目の単板はその繊維方向
が基材長手方向と直交するように配置し、メラミンーユ
リア共縮合樹脂を用いて、120°010kg/crP
tで4吋間熱圧プレスしてLVL基材を作成した。
この基材の表面には1.51rIn厚の米松スライス単
板を一側面には5TrrIn厚の米松、鋸挽き単板を貼
着して長さ4000mm、幅240rrrm 、厚さ3
5叫の階段材とした。
実施例 2 実施例1と同様にし、表面より第1層目と裏面より第1
層目の単板の繊維方向が基材長手方向と直交するように
配置してLVL基材を作成した。
この基材の表面には1.5mm厚、裏面には0.6M厚
の米松スライス単板を、一側面には5TrrIn厚の米
松鋸挽き単板を貼着して実施例1と同サイズの階段材と
した。
比較例 1 厚さ3.4rIrIfLのラワンロータリー切削単板1
1枚をその繊維方向が互いに直交する様に重ね表面層の
単板繊維方向は基材の長手方向と一致するように配置し
て実施例1と同様な接着剤、接着条件で合板基材を作成
した。
更に実施例1と同様に化粧単板を貼着して同サイズの階
段材を作成した。
比較例 2゛ 厚さ3.4rrrJnの米松ロータリー切削単板11枚
を全てその繊維方向が平行するように重ね、表面層の単
板繊維方向がその基材の長手方向と一致するように配置
して実施例1と同様な接着剤、接着条件でLVL基材を
作成した。
更に実施例1と同様に化粧単板を貼着して同サイズの階
段材を作成した。
以上の階段材を各項目毎にその性能を比較すると、第1
表の如くなった。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は従来の階段材の一部欠截斜面図、第4
図は従来の一実施例を示す一部欠截側面図、第5図はこ
の考案の一実施例を示す一部欠截側面図、第6図、第7
図は第4図中A−A拡大断面図、第8図は第5図中B−
B拡大断面図、第9図、第10図はこの考案の他の実施
例をそれぞれ示す断面図、第11図、第12図は比較例
1,2のそれぞれ断面図である。 1・・・・・・積層合板基材、X・・・・・・表面から
第1層目の単板、Y・・・・・・裏面から第2層目の単
板、Z・・・・・・化粧単板、a、 ”、b、b’・・
・・・・欠は易い部分。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ■ ロータリー又はスライス切削単板をその長手方向に
    概ね繊維方向を揃えて積層した積層合板基材において、
    該基材の表面から第1層目と、裏面から第1層目又は第
    2層目の単板の繊維方向を基材の長手方向と直交するよ
    うに配置し、更に該基材の外周面のうち少なくとも二面
    に化粧単板を貼着したことを特徴とする階段材。 ■ 積層合板基材を構成するロータリー又はスライス切
    削単板を全て針葉樹材とすることを特徴とする実用新案
    登録請求の範囲第1項記載の階段材。 ■ 積層合板基材を構成するロータリー又はスライス切
    削単板のうち、表面及び裏面のそれぞれ第1層目を南洋
    材とし、その他の内層を針葉樹材とすることを特徴とす
    る実用新案登録請求の範囲第1項又は第2項記載の階段
    材。
JP1980168037U 1980-11-21 1980-11-21 階段材 Expired JPS6036409Y2 (ja)

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JP1980168037U JPS6036409Y2 (ja) 1980-11-21 1980-11-21 階段材

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JP1980168037U JPS6036409Y2 (ja) 1980-11-21 1980-11-21 階段材

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Publication Number Publication Date
JPS5789712U JPS5789712U (ja) 1982-06-02
JPS6036409Y2 true JPS6036409Y2 (ja) 1985-10-29

Family

ID=29526652

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102043379B1 (ko) * 2018-07-19 2019-11-11 엘지전자 주식회사 천장형 공기조화기

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS529911U (ja) * 1975-07-09 1977-01-24

Patent Citations (1)

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JPS529911U (ja) * 1975-07-09 1977-01-24

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102043379B1 (ko) * 2018-07-19 2019-11-11 엘지전자 주식회사 천장형 공기조화기

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Publication number Publication date
JPS5789712U (ja) 1982-06-02

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