JPS58134791A - 記録体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は感熱記録体に関し、特に記録感度を高めた赤外
レーザー用感熱記録体に関する。

従来、発色剤と該発色剤と接触して呈色する呈色剤との
呈色反応を利用し、熱によって両物質を接触せしめて発
色像を得るようにした感熱記録体はよく知られている。

また、かかる感熱記録体の記録方式としては、発熱素子
を有する記録ヘッド（サーマルヘッド）を記録層上で密
着走査させて記録する方式が一般的である。しかしなが
ら、このような方式にあってはヘッドの摩耗、ヘッド面
へのカス付着およびヘッドと記録層とが粘着する所謂ス
ティッキングトラプル等が発生しやすい。更に、記録速
度がサーマルヘッドの放熱時間に依存するため高速記録
が難しく、また熱拡散による発色像の解像度にも限界が
ある。従ってこのようなサーマルヘッド密着走査方式に
代って、レーザービームの如きエネルギー密度の高い光
を走査させることによ＼ ・てｌｔ、接触で記録する技術が種々提案されている。

かかるレーザービームを走査させることによって感熱記
録を得る方式にあっては、記録体あるいは装置側に設け
た光・熱変換材料にレーザー光を吸収させレーザー光が
有するエネルギーも熱エネルギーに変換する必要かある
。しかし装置側の光・熱変換材料で熱エネルギーに変換
した後記録体に供給する方法にあっては、光・熱変換材
料上で熱エネルギーの拡散、蓄積等が起り実用的に好ま
しい記録が得難い。一方、記録体に直接レーザー光を吸
収させる方法にあっては、一般の感熱記録体が波長４０
０〜２０００ｎｍの可視及び近赤外光をほとんど吸収し
ないため、例えば有色染料、カーボンブラック、金属粉
末等の光吸収物質を記録層中に含有させるか或いは記録
層と支持体間に層として設けたり、記録層表面にレーザ
ー光を吸収する金属の蒸着膜を設けるなどの対策が必要
である。しかしいずれも記録層が着色したシ、製造工程
が繁雑なためやは！ｌｌ実用的ではない。

一般の感熱記録体が赤外光を吸収することに着目し、赤
外レーザーを用いる方法も提案されているが、実用的な
記録感度を有するまでには至っていない。

かかる現状に鑑み本発明者等は、記録層の着色がなく、
しかも実用的遍記録感度を有するレーザー用感熱記録体
を得之べく特に赤外レーザーを記録用光源として用い、
番記録体について鋭・・］：・□ 意研究の結果、本発明を完成した。

本発明は、少なくとも（ａ）発色剤、両車色剤および＜
ｃ＞＊攬石族、柘榴石族、カルシウム輝石、準輝石族、
角閃石族、雲母族、蛇紋石、長石族、準長石族から選ば
れるケイ酸塩鉱物の一種以上を含有してなる赤外レーザ
ー用感熱記録体である。

本発明において用いられる特定のケイ酸塩鉱物としては
下記の如き鉱物が例示される。

撤攬石族 オリビン（Ｑ７Ｆｅ）ｇ８ｉ０＋ フォルステライト　　ＭＩｘ８ｉ０＋ ７７ヤーフイト　　　　Ｆｅｇ　８　ｉ０４柘榴石族 バイロープ　　　　　宥ＢＡＪ、８ｉＢＯ１２アｙｖ　
マ：ｙ　−ｙ　イ：ｙ　　　　Ｆｅ：”ＡＪＩ、　８ｉ
ａＣｈｇスヘｔ　ｎｔティンＭｎ七Ａｌａ８ｉｓＯｕグ
ａ　シ、　−７−Ｃａ５４ｓ　８１５０１ｇアントラダ
イ）　　”　　　ＣａａＦｅ”８ｉａＯｕ、・、１・α カルシウム輝石 □ 透輝石　　　　　’、　　ＯａＰＮ８ｉｇＯａヘデン輝
石　　　　　０ａＦｅ８ｉｓＯａオージヤイト　　　　
Ｏａ（Ｍｊｒ、Ｆｅ、Ａ／）（８ｉ、Ａ、／）Ｏａ準輝
石族 珪灰石　　　　　　　ＣａＯ−８１０ｚロードナイト　
　　　（Ｍｎ、Ｆｅ、０ａ）ＳｉＯａ角閃石族 直閃石　　　　　　　（Ｍｙ　、　Ｆｅ２”）？　８　
ｉｓ　０２ｇ（ＯＨ）ｇカミング）ン閃石　　（Ｍｇ、
Ｆｅ”）フ８ｉｓｏｍ（αＤ２グリュネ閃石　　　　（
ＦｅＱ″”；Ｍ（／　）７　Ｓ　ｉｓ　Ｏｕ（ＯＨ）ｇ
透閃石　　　　　　　ＣｒａｚＭｆｓ　（Ｓｉ４Ｏｎ）
ｇ（ＯＨ）２アクチノ閃石　　　　Ｃｍ（Ｍｙ　、Ｆｅ
）ｒ、　（８ｉ４ｑｌ）ｇ（ＯＨ）ホＪＶ　ン７”　Ｖ
　ンド　　　ＮａＯａｇ　（ｙｕＩ、　Ｆｅ”、Ａ、／
）ｓ（８ｉ、Ａｌ）ｇｏ絽（ＯＨ）ｇ 藍閃石　　　　　　Ｎａ２ＭｊＪａＡｊｇｇ　８ｉａＯ
ｇｇＯＲ）ｇリーヘック閃石　　　Ｎａ２（Ｍｙ　、Ｆ
ｅ　、Ａ、／）６８ｉｓＯｕ（ＯＨ）ｐ＋マクネシオリ
ーヘック閃石　Ｎａｐ（Ｍｐ　、　Ｆｅ　、　Ａ／）ｓ
　８ｆｓＯｇｇ（ＯＨ）ｇ雲母族 白雲母　　　　　　　ＫＡｌｇ（Ａ、／８ｉａＯ１ｏ）
（ＯＨ）ｇ金雲母　　　　　　　Ｋ′ｈ／ＩＩａ（ＡＩ
ＳｉａＯｌｏ）　（ＯＨ）ｇ黒雲母　　　　　　　Ｋ（
Ｍｐ、Ｆｅ）ａ（Ａ／８ｉａＯ１ｏ）（ＯＨ）ｇ蛇紋石 クリソタイル　　　　Ｍｆ　ａ　８　ｉ　４０１０（０
Ｈ）ｓアンチボライト　　　Ｍｌ　６８　ｉ　４０ｔｏ
（０Ｈ）Ｂリザタイ）　　　　　　　′ｈｕａ８ｉ４Ｃ
ｈｏ（ＯＨ）ｓ長石族 （ＮａＡ１８ｉ　ａｓｓ　（記号Ａし）　、ＣａＡ／ｇ
８ｉ　ｇＯａ（記号Ａｎ））７７Ｌ／バイト　　　　　
ＡｂｌＯｏＡｎｏ−Ａｂｇ□　Ａｎｌ。

オリゴクレース　　　Ａｂ　（１ｏＡｎｌｌ＞−Ａｂ、
　Ａｎ３）アンデシン　　　　　Ａｂｙ□　Ａｎ３０−
Ａｂ　６０　Ａｎ５゜ラブラドライト　　　Ａｂ６ｏＡ
ｎ５）−Ａｂ３ｏＡｎ？０パイトウナイト　　　Ａｂ３
ｐ　Ａｎｑ６　　Ａｂｌ（、Ａｎ９゜アノ−サイ）　　
　　　Ａｂｌ□　ＡｎトＡｂ（Ｉ　Ａｎ１００準長石族 ネ７ｘリンＮａＡｌ５ｉＯ＊ リューサイト　　　　　ＫＡ／８１ｇＯｓユークリプタ
イト　　ＬｉＡ１８ｉ０＋カンｙ　リ−）−、（）　　
　　Ｎａｓ　（Ａ１８ｉ０４）ａ（００ａ）ｇ−２Ｈｇ
Ｏソーダフイ）　　　　　　Ｎａｇ（Ａ１８ｉ０４）ｓ
ｃ１ｇヘルビ：ｙ　　　　　　　（Ｍｎ、　Ｆｅ、　Ｚ
ｎ）＋８８ｉａＢｅａＯｔｇデーナライト　　　　（Ｂ
ｅ　、　Ｆｅ　、　Ｚｎ　、Ｍｎ　）７　Ｓ　１ｓｏｕ
８上記の如き特定のケイ酸塩鉱物のうちでも、撤攬占族
、角閃石族、斜長石系列の長石族に含まれる鉱物は記録
感度の改良効果に優れ、しかも白色度が高いため多量に
配合することも可能であり、本発明において特に好１し
く用いられる。さらに、これらの好ましい鉱物のうちで
も特ニオリビン、透閃石、アクチノ閃石、ハイ）ウナイ
トおよびアノーサイトはとりわけ記録感度の改良効果が
著しく、従来の感熱記録体に比較して２倍以上の記録感
度を得ることも可能でｓｂ、本発明において最も好まし
く用いられる鉱物である。

これらの鉱物は一般に粉体で使用されるため、ロール粉
砕機、衝撃粉砕機など適当な粉砕機によシ粉砕され、さ
らに必要に応じてサンドグラインダーなどによる微粉砕
処理が施される。なお、粉体の粒子径が小さい程感度改
良効果に優れているため、一般に１０μ以下、よシ好ま
しくは５μ以下まで粉砕して用いるのが望ましい。

これらの鉱物の使用量は用いられる赤外レーザー光の強
度等によって異なるため一種には決められないが、一般
にこれらの鉱物の純分として記録層全固形分に対して３
重量％以上使用される。しかしあまシ多量に使用すると
発色濃度の低下を来す恐れがあるため、好ましくは５〜
７０重量％、最も好ましくは１０〜６０重量％の範囲内
で調節される。

なお、本発明において用いられるケイ酸塩鉱物は工業的
に必ずしも高純度の鉱物としては得られない場合がある
が、記録体の性能を損なわない範囲の不純分については
特に除去する必要はなく、前記特定成分の一種以上を比
較的多量に含有する鉱物ならいずれも有効に使用し得る
発色剤、呈色剤および前記特定のケイ酸塩鉱物の微粒子
を分散させた感熱塗液を支持体に塗布する方法によって
製造されるが、発色剤、呈色剤、ケイ酸塩鉱物、のそれ
ぞれを別個に分散せしめた２種或いはａｇｉ’ｍ感熱塗
液を支持体に重ねて塗布する方法によっても製造できる
。さらに発色剤、呈色剤およびケイ酸塩鉱物の一部ある
いは全部を支持体に含浸したり、支持体に抄き込む方法
等によっても製造可能である。

本発明において用いられる発色剤と呈色剤の組合せにつ
いては特に限定されるものではなく、熱によって両者が
接触して呈色反応を起すような組合せならいずれも使用
可能であり５．例えば無色ないし淡色の塩基性染料と無
機ないし有機の酸性物質との組合せ、ステアリン酸第二
鉄などの高級脂肪酸金属塩と没食子酸のようなフェノー
ル類との組合せなどが例示される。しかし、本発明で用
いられる特定のケイ酸塩鉱物は各種の組合せのうちでも
特に塩基性染料と酸性物質との組合せに適用した場合に
は記録感度の向上効果のみならず、使用前に記録層が不
要に発色してしまう所謂カプリ現象の改良効果において
も優れた特性を発揮するため、とりわけかかる組合せが
好ましく用いられる。

無色ないし淡色の塩基性染料としては各種のものが公知
であり、例えば下記が例示される。

３．３−ビス（ｐ−ジメチルアミノフェニル）−６−ジ
メチルアミノフタリド、３，８−ビス（ｐ−ジメチルア
ミノフェニル）フタリド、３−（Ｐ−ジメチルアミノフ
ェニル）−８−（１，２−ジメチルインドール−３−イ
ル）フタリド、８−（ｐ−ｓ７メチルアミノフエニル）
−８−＜２−メチルインドール−３−イル）フタリド、
３゜８−ビス（ｌ、２−ジメチルインドール−３−イル
）−５−ジメチルアミノフタリド、ａ、ａ−ｔ’ス（ｌ
、２−ジメチルインドールー８−イル）−６−ジメチル
アミノフタリド、３，８−ビス（９−エチルカルバゾー
ル−３−イル）−６−ジメチルアミノフタリド、３，３
−ビス（２−フェニルインドール−３−イル）−６−ジ
メチルアミノフタリド、３−ｐ−ジメチルアミノフェニ
ル−８−（１−メチルピロロ−ルー３−イル）−６−ジ
メチルアミノフタリド等のトリアリルメタン系染料、４
，４／−ピスージメチルアミノベンズヒド１１ルベンジ
ルエーテル、Ｎ−ハロフェニル−ロイコオーラミン、Ｎ
−２，４，５−）リクロロフェニルロイコオーラミン等
のジフェニルメタン系染料、ベンゾイルロイコメチレン
ブルー、ｐ−ニトロベンゾイルロイコメチレンブルー等
のチアジン糸染料、ム・−メチル−スピロ−ジナフトピ
ラン、３−エチル−スピロ−ジナフトピラン、３−フェ
ニル−スピロ−ジナフトピラン、８−ベンジル−スピロ
−ジナフトピラン、３−メチル−ナツト（６Ｌメトキシ
ベンゾ）スピロピラン、３−プロピル−スピロ−ジベン
ゾピラン等のスピロ糸染料、ローダミン−Ｂ−７＝ｊＪ
ノラクタム、ローダミン（ｐ−ニトロアニリノ）ラクタ
ム、ローダミン（０−クロロアニリノ）ラクタム等のラ
クタム系染料、８−ジメチルアミノ−７−メチルフルオ
ラン、３−ジエチルアミノ−６−メ（キシフルオラン、
３−ジエチルアミノ−７−メドキ、シフルオラン、８−
ジエチルアミノ−７−クロ、ｐフルオラン、３−ジエ手
ルアミノ−６−メーｙＪ！／−７−クロロエルオ□ フン、３−ジエチルアミノ’−６．？−ジメチルフルオ
ラン、８−（Ｎ−エチル−Ｎ−ｐ−）ルイジノ）−７−
メチルフルオラン、８−ジエチルアミノ−？−Ｎ−アセ
チルーＮ−メチルアミノフルオラン、３−ジエチルアミ
ノ−７−Ｎ−メチルアミノフルオラン、８−ジエチルア
ミノ−７−ジベンジルアミノフルオラン、３−ジエチル
アミノ−７−Ｎ−メチル−Ｎ−ペンジルアミノフルオラ
ン、３−ジエチルアミノ−７−Ｎ−クロロエチル−Ｎ−
メチルアミノフルオラン、８−ジエチルアミノ−７−Ｎ
−ジエチルアミノフルオラン、３−（Ｎ−エチル−Ｎ−
ｐ−トルイジノ）−６−メチル−７−フェニルアミノフ
ルオラン、８−（Ｎ−エチル−Ｎ　−ｐ　−）ルイジノ
）−６−メチル−？−（ｐ−）ルイジノフルオラン、３
−ジエチルアミノ−６−メチル−？−フェニルアミノフ
ルオラン、３−ジエチルアミノ−？−（２−力ｖボメト
キシーフェニルアミノ）フルオラン、３−（Ｎ−シクロ
ヘキシル−Ｎ−メチルア（゛ミノ）−６−メチル−７−
フ＼、 エニルアミノフルオｂラン、８−ピロリジノ−６−メチ
ル−７−フェニルアミノフルオラン、３−ヒヘリジノー
６−メチルー７−フェニルアミノフＶオラン、３−ジエ
チルアミノ−６−メチル−７−キシリジノフルオラン、
３−ジエチルアミノ−７−（ｏ−クロロフェニルアミノ
）フルオラン、３−ジブチルアミノ−７−（ｏ−クロロ
フェニルアミノ）フルオラン、３−ピロリジノ−６−メ
チル−７−ｐ−７”チルフェニルアミノフルオラン等の
フルオラン系染料ｓ。

塩基性無色染料と接触して呈色する無機ないし有機の酸
性物質も各種のものが公知であシ、例えば下記が例示さ
れる。

活性白土、酸性白土、アタパルジャイト、ベンＦナイト
、コロイダルシリカ、珪酸アルミニウムなどの無機酸性
物質−４−１ｅｒｔ−ブチルフェノール、４−ヒドロキ
シジフェノキシド、α−ナフトール、β−ナフトール、
４−ヒドロキシアセトフェノール、４ｔｅｒｔ−オクチ
ルカテコール、２．２Ｌジヒドロキシジフエノール、２
゜２Ｌメチレンビス（４−メチル−６−ｔｅｒｔ　−イ
ソブチルフェノール）、４．４Ｉ−イソプロピリデンビ
ス（２−ｔｅｒｔ−ブチルフェノール）、４．４’−５
ｅｃ−ブチリデンフェノール、４−フェニルフェノール
、４．４’−イソプロピリデンシフＸ）−ル、２．２’
−メチレンビス（４−クロシンｘ　）　−ｙｖ　）　、
ハイドロキノン、４．４′−シクロヘキシリジンジフェ
ノール、ノボフック型フェノール樹脂、フェノール重合
体などのフェノール性化合物、安息香酸、ｐ−ｔｅｒｔ
−ブチル安息香酸、トリクロル安息香酸、テレフタル酸
、３−ｓｅｃ−ブチル−４−ヒドロキシ安Ｊ＆香酸、８
−シクロヘキシル−４−ヒドロキシ安息香酸、３．５−
ジメチル−４−ヒドロキシ安息香酸、サリチル酸、３−
イソプロピルサリチル酸、８−ｔｅ　ｒｔ−ブチルサリ
チル酸、８−ペンジルサリチル酸、８−（α−メチルベ
ンジル）サリチル酸、８−クロル−５−（α−メチルベ
ンジル）サリチル酸、３，５−ジーｔｅｒｔ−ブチルサ
リチル酸、３−フェニル−５−（α、α−ジメチルベン
ジル）サリチル酸、３．５−ジ−α−メチルベンジルサ
リチル酸などの芳香族カルボン酸、およびこれらフェノ
ール性化合物、芳香族カルボン酸と例えば亜鉛、マグネ
シウム、アルミニラム、カルシウム、チタン、マンガン
、スズ、ニッケルなどの多価金属との塩などの有機酸性
物質等初餐尋。

本発明の感熱記録体においで、記録層中の発色剤と呈色
剤の使用比率は用いられる発色剤、呈色剤の種類に応じ
て適宜選択されるもので、特に限定するものではないが
、例えば塩基性無色染料と酸性物質を用いる場合には、
一般に塩基性無色染料１重量部に対して１〜５０重量部
、好ましくは４〜ｌＯ重量部の酸性物質が使用される。

これらの物質を含む塗布液の調製には、一般に水を分散
媒体とし、ボールミル、アトライター、サンドグライン
ダー〒の攪拌、粉砕機によ］ シ発色剤と呈色剤とを一層に又は別々に分散し、塗液と
し１調製される力”・７５１．．９本発明に３ける″″
４酸塩鉱物の粉体はこれやめ・分散工程で同時に分散さ
せてもよく、あるいは分散後の塗液中に添加してもよい
。

また、かかる塗液中には、通常バインダーとしてデンプ
ン類、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロース
、カルボキシメチルセルロース、ゼラチン、カゼイン、
アラビアゴム、ポリビニルアルコール、スチレン・無水
マレイン酸共重合体塩、スチレン・アクリル酸共重合体
塩、スチレン・ブタジェン共重合体エマルジョンなどが
全固形物の２乃至４０重量％、好ましくは５〜２５重量
％用いられる。さらに、塗液中には必要に応じて各種の
助剤を添加することができる。例工ば、ジオクチルスル
フオコハク酸ナトリウム、ドテシルベンゼンヌルフオン
酸ナトリウム、フウリルアルコール硫酸エヌテル・ナト
リウム塩、脂肪酸金属塩などの分散剤、ベンゾフェノン
系、トリアゾール糸などの紫外線吸収剤、その他消泡剤
、螢光染料、着色染料などが挙げられる。　　、。

また、感熱記録層をさらに白くするためにカオリン、ク
レー、タルク、炭酸カルシウム、焼成りレー、酸化チタ
ン、珪藻土、微粒子状無水シリカ、活性白土等の無機顔
料を添加することもできる。また、適宜ステアリン酸ア
ミド、ステアリン酸メチレンビヌアミド、オレイン酸ア
ミド、パルミチン酸アミド、抹香オレイン酸アミド、ヤ
シ脂肪酸アミド等の脂肪酸アミド、ステアリン酸、ポリ
エチレン、カルナバロウ、パラフィンワックス、ヌテア
リン酸カルシウム、エステルワックスなどの分散液もし
くはエマルジョン等のワックス類を増感剤ど′して添加
することもできる。

本発明の感熱記録体において、記録層の形成方法につい
ては前述の如く特に限定されるものではなく、従来から
衆知慣用の技術に従って形成することができる。例えば
感熱塗液を支持体に塗布する方法ではエアーナイフコー
ター、ブレードコーター等適当な塗布装置が用いられる
。

また塗液の塗布量についても特に限定されるものではな
く、一般に乾燥重量で２乃至１２ｆ／ゴ、好ましくは３
乃至１０１／／Ｗｆの範囲で調節される。なお、支持体
についても特に限定されず、紙、合成繊維紙、合成樹脂
フィルム等が適宜使用されるが、一般には紙が好ましく
用いられる。

かくして、本発明によシ得られる感熱記録体は記録層の
不要な着色がなく、しかも赤外レーザーを記録用光源と
して用いる記録体として極めて優れた記録感度を有して
おり、従来の接触型の記録方式では得られない高速記録
をも可能にするものである。とシわけ、記録用光源とし
て赤外レーザーのうちでも炭酸ガヌレーザーを用いた場
合の記録感度の改良効果は著しく、本発明の感熱記録体
は炭酸ガスレーザー用感熱記録体として極めて優れた特
性を発揮するものである。

以下、本発明の効果をより一層明確なものとするため、
に、実施例および比較例を掲げるが、本発明はこれらに
限定されるものではなり。なお例中の％は重量％を表わ
す。

実施例１ ３−（Ｎ−二手ルーＮ　−ｐ　−）ルイジノ）−〇−メ
チル−７−フェニルアミノフルオラン２５ｆと１０％ポ
リビニルアルコール水溶液５ｆに水を加えて固形分濃度
２５％とした分散液（４）、およびビスフェノールＡｌ
ｏｏｆ％ヌテアリン酸アミド７５Ｆ、１０％ポリビニル
アルコール水溶液５ｆ／および水を加えて２５％濃度と
した分散液し）、さらに、アクチノ閃石（平均粒子径２
．６μ）２００ｆ、１０％ポリビニルアルコール水溶液
２００ｆに水を加えて２５％濃度とした分散液０）を、
それぞれ磁製ボールミルで８時間処理した。処理後（４
）、　（Ｂｌ　、　（０８つの分散液を混合して感熱記
録用塗液を得た゛。得られた塗液を４９１／　／Ｗｌ”
の゛上質紙に乾燥塗布量が７１７Ｍ１”となるように塗
布・乾燥して黒色発色感熱記録紙を得た。

実施例２〜１４ 実施施ｌの分散液（Ｑで用いたアクチノ閃石の替シに、
そわぞれ第１＊′”ン示した各種のケイ酸塩鉱物を使用
した以外は実施例１と同様に実施して１３種類の黒色発
色感熱記録紙を得た。

比較例１ 実施例１の分散液０で用いたアク千］閃石を使用しなか
った以外は実施例１と同様にして感熱記録紙を得た。

比較例２，３ 実施例１の分散液（Ｑで用いたアク千）閃石の替シに、
−それぞれ第１表に示した無機顔料を使用した以外は実
施例１と同様にして感熱記録紙を得た。

評価試験 実施例１〜１４及び比較例１〜３で得られた感熱紙を用
いて、炭酸ガヌレ、−ザー（出力ＩＷ。

中心発振波長１０．６μ、ビーム径１００μ）によシ隨
密度Ｉ　Ｑ　１ｉｎｅ／ａｌ＋で記録し、発色濃度をマ
クベス濃度計＋測定した。記録速度と発色濃度の関係か
ら、発色濃度１．０を得るに必要な記″Ｌ 録エネルギー密度を求め第１表に示した。なおマクベヌ
濃度計（の）イルターは黄フィルターを使用して測定し
た。

第１表 第１表の結果から明らかな如く、本発明で得られた感熱
記録紙は、レーザー用Ｗ＆熱記録体として優れた記録感
度を有するものであった。

特許出願人　神崎製紙株式会社 手続補正書 昭和５８年３月１６日 特許庁長官　殿 １、事件の表示 昭和５６年特許願第２１４６９２号 ２、　発明の名称 記録体 ３、補正をする者 ４、代理人 居　所　（〒６６０）尼崎市常光寺元町ｌの１１神崎製
紙株式会社内 胃、。

５、補正命令の日付　　自発　　″　□・７、補正の内
容 ＋１）　　特許請求の範囲の第＋１）項を下記のとおり
訂正する。

（記） 角閃石族、雲母族、蛇紋石、長石族、準長石族から選ば
れるケイ酸塩鉱物の一種以上を含有してなる赤外レーザ
ー用感熱記録体。

（２）明細書第３頁下から２行の「・・・カルシウム輝
石、」を「・・・輝石族、」と訂正する。

（３）明細書第４頁下から５行の「カルシウム輝石」を
「輝石族」と訂正した上でその後に下記鉱物を補充する
。

（記） エンスタタイト　　　　　Ｍｇ５ｉ０６クリノエンスタ
タイト　　ＭｇＳｉＯ３ひすい輝石　　　　　　　Ｎａ
Ａｌ５ｉｔ０６スポジユーメン　　ら、　　ＬｉＡｌ５
ｉｚＯｓ（４）明細書第６頁下から２行のｒｍ＊占族、
」を「撒横石族、」と訂正し、さらにその後に「輝石族
、」を補充する。

以上 手続補正書 昭和５８年３ｘ♀４日 特許庁長官　殿 １、事件の表示 昭和５６年特許順第２１４６９２号 ２、　発明の名称 記録体 ３、補正をする者 ４、代理人 居　所　（〒６６０）尼崎市常光寺元町１の１１神崎製
紙株式会社内 「発明の詳細な説明」の櫃 ７、補正の内容　　別紙のとおり ７、補正の内容 （１）　　特許請求の範囲の第（’１）項を下記のとお
り訂正する。

（記） 角閃石族、雲母族、蛇紋石、長石族、準長石族、珪亜鉛
鉱、フェナス石、ジルコン、藍晶石、ベニト石から選ば
れるケイ酸塩鉱物の一種以上を含育してなる赤外レーザ
ー用感熱記録体。

（２）明細書第６頁下から４行の「デーナライト（Ｂｅ
、Ｆｅ、Ｚｎ＋Ｍｎ　）７Ｓ１３０１２ＳＪの後に下記
を補充珪亜鉛鉱　　　　　２ｚ！１０・５１０２フ工ナ
ス石　　　　Ｂｅ２Ｓｉ０４ ジルコン　　　　　Ｚｒ５ＩＯ４ 藍晶石　　　　　　Ａ１．Ｏ−Ｓｉｎ。

ベニト石　　　　　ＢａＴｉＳ１３０ｇ（以上）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）少なくとも（ａ）発色剤、（ｂ）呈色剤および（
   Ｃ）！’攬万石族柘榴石族、カルシウム輝石、準輝石族
   、角閃石族、雲母族、蛇紋石、長石族、準長石族から選
   ばれるケイ酸塩鉱物の一種以上を含有してなる赤外レー
   ザー用感熱記録体。