JPS5813355A - かゆの製造方法 - Google Patents

かゆの製造方法

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JPS5813355A
JPS5813355A JP56110048A JP11004881A JPS5813355A JP S5813355 A JPS5813355 A JP S5813355A JP 56110048 A JP56110048 A JP 56110048A JP 11004881 A JP11004881 A JP 11004881A JP S5813355 A JPS5813355 A JP S5813355A
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JP
Japan
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rice
water
porridge
swelling
boiling
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JP56110048A
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Kazuhiko Kaneda
一彦 金田
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Kewpie Corp
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QP Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はうるち生米を原料とするかゆの製造方法に係り
、詳しくはかゆ状にした除米粒に割れ現象が生じ盛いか
ゆの製造方法に関する。
うるち生米からかゆをつくる場合、業務用には従来から
一般的に、この生米を適切量の水と共に容器に収容し、
これを密封したのち保存性を考慮して加圧下100℃以
上の温度で殺菌炊飯してかゆを製造するという方法がと
られている。かゆ状態になったうるち米は生米のときに
比べその米粒の大きさが約2倍程度になっているが、上
記の従来法によりつくられたかゆ状の米粒は、その長軸
方向に先割れ現象あるいはその短軸方向にひび割れ現象
がかゆの10〜40%も認められるというものであった
。このような割れ現象は外観上杆1しくないばかりでな
(、割れた箇所から米粒内のでんぷんの溶出を誘うと共
に液部の水分の米粒内への吸収を容易にして製品保存中
における米粒の膨潤と液部の消失を一段と促進するとい
う点でも好1しくないものであった。
本発明は、うるち生米を使用した場合にこのよ+=供す
ることを目的とする。
本発明省は研究を重ねた結果、上記の従来法の殺菌炊飯
に先立って、用いるうるち生米をまず加圧蒸煮するなら
ば先割れあるいはひび割れ等が生じ難(なり、彫状良好
なかゆかつ(れることを見い出して本発明に到った。
本発明は、うるち生米を100℃以上で加圧蒸煮したの
ち水と共に炊飯することを特徴とするかゆの製造方法を
提供するものである。
本発明において用いる「うるち生米」とは生のうるち米
を意味し、これを[100℃以上で加圧蒸煮する」とは
蒸気の圧力を大気圧以上に加えて、従って100℃以上
の温度にして蒸煮することを意味する。
本発明においてうるち生米を加圧蒸煮するに除して、用
いるうるち米を予め水に2〜4時間浸漬してその米粒の
水分含量を約30〜35重tsとしておいた方が、加圧
蒸煮の除起こりうる米粒の割れを防止する上で好ましい
加圧蒸煮の条件は、用いるうるち生米の水分含量により
変わりうるが、例え1は上記のように含水処理を施した
ものを用いた場合でいえは、ゲージ圧Q、4 Kf/c
uL2.110”C1では70分以上、ゲージ圧0.7
 Kt/cm2.116℃、では60分以上、あるいは
ゲージ圧1.OKt/cm2.120℃、では関分以上
程度で十分であり、いずれにせよ米粒の芯部は不透明で
白い状態の11であってもその表面部が透けた感じの状
態になる程度を目安とすればよい。このような状態な好
1しくもたらすには加圧蒸煮を105℃以上できれば1
16℃以上(ゲージ圧0.7 Kf□2以上)の高目の
温度で行うとよい。もつとも、加圧蒸煮のときの温度が
余り高くても米粒の表面部がペメペタして固塊状になっ
て、次に水中でほぐすなどの作業がしにくくなるので高
くても135℃位の方が好ましい。
本発明のこのような加圧蒸煮処理により、うるち生米は
水分が比較的少ない条件下でその米粒の表面部のα化が
もたらされ、それによってその表面部が緻密化されてそ
の後の水を加えての炊飯処理時に先割れあるいはひび割
れなどの不良形状化1:、: が起きにくくなることが期待できる。
加圧蒸煮処理をしたうるち米を、本発明においては次い
で従来法に準じて水と共に炊飯するりであるか、炊飯処
理に先立って、加圧蒸煮後の蒸煮(3) 米を一旦水洗いしてノ々ラパラにほぐしておく方がかゆ
にする際米粒同士の塊状化を防ぐ上で好ましい。
炊飯の除用いる水は、水そのものに限らず、水を主体と
する水溶液、例え、ば調味液のようなもの、でも本発明
において用いうる。
用いる水の量は炊飯したときにかゆ状になるに足る量で
あれはよ(、本発明においては、通常用いられる全かゆ
、化分がゆおよび再分がゆのときの生米100重量部に
対するそれぞれ500.700および1000重量部の
水の童を基準として所望に応じて決定する。
炊飯の条件も、米粒がかゆとしての通常の大きさく生米
粒の約2倍)になるのを目安として従来法に準じ、例え
ば116℃の下で約5分、120℃の下で約加分程度炊
飯を行なう。尚、一般家庭での炊飯条件下でも無論好ま
しいかゆが得られる。いずれにせよあ−より長時間加熱
すると割れが生じ易(なるので30〜40分程度か好ま
しい。
かゆの保存中の膨潤を一層抑制J−る目的で、炊(4) 飯の除用いる水に糊剤、例えばでんぷん、デキストリン
、ガム質など、を炊飯の加熱処理前の液部がゲルイヒし
ない範囲で数〜数拾係程添加する方が本発明において好
ましい。これは、予め糊剤を液部に含ませてお(ことで
製品保存中における米粒の膨潤を抑制するために行なわ
れるのであるが、本発明によって炊飯処理に先立って予
めWg焦米とされた米粒は表面が極めて安定しているの
で従来になく高い糊剤添加効果が期待できる。特に、も
ち米粉を、用いる水の約1.5〜2.5重itg6程怒
加したものは、液状部がゲル化しないで保存中の米粒の
膨潤が極めて効果的に抑制できると共に、その液部がう
るち生米に水を加えて常圧下で@接たき上げてかゆにし
たときのかゆ液のとろみその他の食感に近いものにする
ことができ、本発明において最も好ましい。
?XK、本発明の方法によれは従来法に比べていかに軸
れ埃嫁を生じ婦くすることができるか、および本発明の
方法において糊剤を用いることによりいかに米粒の膨潤
ン抑えることができるかを試験の結果をもって以下証明
する。
試験例 500gのうるち生米を流水中に4時間浸漬して米粒の
水分含量をほぼ35重量%とじたのち、これをレトルト
に収容し、ゲージ圧0.7Kg、42.116℃、の下
で0分間加圧蒸煮した。レトルトから取り出した蒸煮米
を水中でほぐし、次いでこのものから55IC浸漬前の
うるち生米35gに相当)ずつを分取して245gの水
あるいはこれに下記の表に示すような8種の糊剤をそれ
ぞれ含有したものと共にグラスチック製の袋(ポリエチ
レンとポリプロピレンとのラミネートを使用、厚み80
ミクロン)に各々収容し、密封した。
これらを米粒の大きさが約2倍のかゆ状になる8jjL
Kツレツレ’l −シ圧1.7KP/cm2(絶対礼7
 Ky/cIn2、空気分圧1.OKy/cm2)、1
16℃、の下で5分□ 間炊飯した。        ・・1 このようにして得られた9極類の化分がゆと比較のため
に従来の殺菌炊飯法によって調製したかゆについて、そ
れぞれ製造血抜の割れ机象の有無、および一定の日数間
55℃の下で保存した後の米粒の膨潤状況を調べた。結
果は下表に示す通りである。尚、対照の従来法によるか
ゆの調製は、35.9のうるち生米を1ず流水中に4時
間浸漬した後(浸漬によって水分含量約35重量%とな
った)、これを245gの水と共に前記したのと同じプ
ラスチック製の袋に収容し、密封したのち米粒の大きさ
が約2倍のかゆ状になる程度にゲージ圧1.7Kg7c
m2(絶対圧2.7 Kg/an2、空気分圧I Ky
/am2)、116℃、の下で5分間炊飯することによ
って行な上記の表より明らかなどと(、本発明の方法に
よれはかゆ状の米粉に割れ現象が生じ難(それ故米粒の
表面が安定しており、従って、製品保存中の米粉の膨潤
及び液部の消失も従来より起き難(なる。さらに炊飯の
際糊剤、特にもち米粉、を含む水を用いることによって
長期保存後であっても一般家庭で調製した直後のかゆの
状態を維持することができ、形状のよいサラリとしたか
ゆを所望に応じて常に供給することが可能である。
本発明を以下、実施例でもって更に詳しく説明するO 実施例1 1Kgのうるち生米を流水中に3.5時間浸漬して米粒
の水分含量をほぼ33重量係としたのち、これヲ1/ 
)’ ルトK 収”M L、ケージ圧1.OKp/cr
n2.120”C1の下で約艶分闇加圧蒸煮した。レト
ルトから取り出した蒸煮米を次いで水゛□Φでほぐした
のちこのものから40g(浸漬前のうるち生米269に
相当)ずつを分取して260Iの水と共にポリプロピレ
ン製〔厚みωミクロン〕の袋に各々収容し、密封した。
これらを米粒の大きさが約2倍のかゆ状になる程度にゲ
ージ圧l、BKy/am2(絶対圧2.8 KfA2、
vxe圧(1,8K9/cyn2)、120℃、の下で
約加分間炊飯し五分がゆの製品とした。このようにして
得られたかゆの米粒には全(割れ現象は認められなかっ
た。
実施例2 上記の実施例1において炊飯の際もち米粉を2%含有す
る水を用いた他は同様にして五分がゆを製造した。
この製品は1ケ月後でも米粒の膨潤は全(認められず、
食してみると適度なとろ味があり、家庭で作ったかゆと
何ら異るところはなかった。
出願人代理呑   猪  股     消、1;・ 手続補正書 昭和聞手り月〕日 特許庁長官 島 1)春 樹 殿 1、事件の表示 昭和団年特許願第110048号 2、発明の名称 かゆの製造方法 3、補正をする者 事件との関係特許出願人 (142)キューピー株式会社 7゜補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明」の欄 8、補正の内容

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 うるち生米を100℃以上で加圧蒸煮したのち水
    と共に炊飯することを特徴とする、かゆの製造方法。 2、炊飯に際して糊剤を含む水を特徴する特許請求の範
    囲第1項に記載のかゆのM進方法。 3、糊剤としてもち米粉を用いる、特許請求の範囲第2
    項に記載のかゆの製造方法。
JP56110048A 1981-07-16 1981-07-16 かゆの製造方法 Granted JPS5813355A (ja)

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JPS5813355A true JPS5813355A (ja) 1983-01-25
JPH0146102B2 JPH0146102B2 (ja) 1989-10-05

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