JPS5813195Y2 - フランジ部材のシ−ル機構 - Google Patents

フランジ部材のシ−ル機構

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Publication number
JPS5813195Y2
JPS5813195Y2 JP1978026921U JP2692178U JPS5813195Y2 JP S5813195 Y2 JPS5813195 Y2 JP S5813195Y2 JP 1978026921 U JP1978026921 U JP 1978026921U JP 2692178 U JP2692178 U JP 2692178U JP S5813195 Y2 JPS5813195 Y2 JP S5813195Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flange
ring
sealing
sealing surface
flange member
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978026921U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54129815U (ja
Inventor
花田達道
鬼沢秀夫
南正晴
Original Assignee
三菱重工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 三菱重工業株式会社 filed Critical 三菱重工業株式会社
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  • Flanged Joints, Insulating Joints, And Other Joints (AREA)
  • Gasket Seals (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はフランジ部材のシール機構に係る。
従来のフランジシールを第1図により説明すると、配管
1’、2’が夫々接続されている上、下のフランジ3’
、4’の間にシールを行う金属Oリング5′を取付け、
ボルト6′を締付けることにより上記金属Oリング5′
に適度な面圧を与えて、内部圧力流体あるいは外部圧力
流体をシールする様になっているが、下記の欠点があっ
た。
金属Oリング使用のフランジシールは、ボルトの締付力
の不均一や、温度差、高真空などによりフランジ面圧に
微妙な隙間変化を生じた場合、金属Oリングはガスケッ
トとしての弾性が小さいため、フランジ面に追随しきれ
ずリークを発生することがあった。
本考案は比較的安価且つ加工容易であると共に、高温、
高真空、経年変化等による上下7ランジ面間の隙間変化
に追随させ、シール性の向上を計ることを目的とし、一
方のフランジ溝に収納された金属01Jングの圧縮復元
性の悪さを、他方7ランジに設けた切欠き溝により形成
され、かつ上記Oリングに当接する突起部のバネ作用で
補うようにしたものである。
本考案を第2図(本考案によるシール構造を示すための
1部所面図)、第3図(作用説明図)を参照して説明す
る。
上、下のフランジ11,12には配管13,14が夫々
接続されている。
下フランジ12には従来同様のOリング装着用環状溝1
5が設けてあり、その溝内に金属0リング16が取付け
られる。
上フランジ11のOリング接触部、即ち上記環状溝15
と対峙するところには突起部Bが形成され、内部には切
欠き溝Aが加工されている。
つ筐り、シール面の内方に切欠き空間を設けて同シール
面を弾性的に形成している。
ボルト17を締付けると、第3図に示すように金属Oリ
ング16は圧縮する。
このとき上フランジ11の上記突起部Bは上方向に変形
し、同突起部材料の剛性によりバネ力を発揮することに
なる。
即ち、上部シール面で(riOリング16の圧縮力と、
フランジ突起部Bのバネ力とがバランスするように変形
し、シール面を形成する。
本考案はシール面をボルト等で接合させる一対のフラン
ジ部材のシール部にむいて、一方のフランジ部材12の
シール面にOIJング16を装着する環状の溝15を設
け、他方のフランジ部材11の上記環状溝15と対峙す
る位置Bにはシール面の内方に空間Aを設けて同シール
面を弾性的に形成してなることを特徴とするフランジ部
材のシール機構である。
フランジシール面は温度、真空度、経年変化等により上
、下フランジ面間の隙間1.即ち第3図のHが変化し、
Oリングの圧縮復元特性が悪い場合は、隙間変化に追随
しきれず、リークを生ずることになるが、本考案による
ときはOリングの圧縮復元性の悪さをフランジシール面
のバネ機構で補い、フランジ面間の隙間変化に追随させ
うる様になっているので、結局圧縮復元性の良いシール
材と同様、常に一定のシール性を確保できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のフランジのシール機構の1部所面図、第
2図は本考案の1実施例の1部所面図、第3図は第2図
中の要部の作用説明図である。 図において、11,12・・・・・・フランジ、17・
・・・・・締付ボルト、16・・・・・・Oリング、1
5・・・・・・環状溝、A・・・・・・切欠きで、シー
ル面の内方の空間、B・・・・・・切欠きによる突起部
で、Oリング16に当接。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シール面をボルト等で接合させる一対のフランジ部材の
    シール部にトいて、一方のフランジ部材のシール面にO
    リングを装着する環状の溝を設は他方のフランジ部材の
    上記環状溝と対峙する位置にはシール面の内方に空間を
    設けて同シール面を弾性的に形成してなることを特徴と
    するフランジ部材のシール機構。
JP1978026921U 1978-03-02 1978-03-02 フランジ部材のシ−ル機構 Expired JPS5813195Y2 (ja)

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JPS54129815U JPS54129815U (ja) 1979-09-08
JPS5813195Y2 true JPS5813195Y2 (ja) 1983-03-14

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3339948A (en) * 1965-06-25 1967-09-05 Daniel H Weitzel Pipe coupling

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3339948A (en) * 1965-06-25 1967-09-05 Daniel H Weitzel Pipe coupling

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JPS54129815U (ja) 1979-09-08

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