JPS643802Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS643802Y2 JPS643802Y2 JP10767184U JP10767184U JPS643802Y2 JP S643802 Y2 JPS643802 Y2 JP S643802Y2 JP 10767184 U JP10767184 U JP 10767184U JP 10767184 U JP10767184 U JP 10767184U JP S643802 Y2 JPS643802 Y2 JP S643802Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ring
- intermediate ring
- thermal expansion
- metal
- outer ring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 8
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 6
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 4
- 239000007769 metal material Substances 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 2
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 1
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
- 239000012210 heat-resistant fiber Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Gasket Seals (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は内燃機関の排気ポート部及びそれに類
する高温雰囲気条件下のフランジ部に利用される
ものである。
する高温雰囲気条件下のフランジ部に利用される
ものである。
従来の技術
従来のこの種のガスケツトは耐熱性を要求され
るため、構成材は耐熱繊維を使用した弾性材もし
くは、金属材料で構成されていた。
るため、構成材は耐熱繊維を使用した弾性材もし
くは、金属材料で構成されていた。
考案が解決しようとする問題点
上記弾性材の場合は、耐ヘタリ性、強度が低
く、また金属材は特に熱による相手面のフランジ
の変形に対する追従性が悪く、および低面圧下で
のミクロシール性に問題があつた。
く、また金属材は特に熱による相手面のフランジ
の変形に対する追従性が悪く、および低面圧下で
のミクロシール性に問題があつた。
問題点を解決するための手段
本考案は上記問題点を解決するため、金属材料
で相手面への追従性を常時確保し、高いシール面
圧を確保することによつて特に熱変形の大きなフ
ランジに対して効果的な構造とした。すなわち熱
膨張係数の小さい金属で内環と外環を形成し、該
内環と外環との間に、熱膨張係数の大きい金属の
中間環を挟持せしめ、前記中間環にそれ自身同心
円上に独立した折り目加工の山を交互に最低２山
以上形成した。
で相手面への追従性を常時確保し、高いシール面
圧を確保することによつて特に熱変形の大きなフ
ランジに対して効果的な構造とした。すなわち熱
膨張係数の小さい金属で内環と外環を形成し、該
内環と外環との間に、熱膨張係数の大きい金属の
中間環を挟持せしめ、前記中間環にそれ自身同心
円上に独立した折り目加工の山を交互に最低２山
以上形成した。
実施例
本考案を添付図面の実施例により説明する。第
１図、第２図において、外環２、内環３は熱膨張
係数の小さい金属板であり、中間環１は熱膨張係
数の大きい金属板である。中間環１は外環２と内
環３により内外周を拘束され、中間環１の同心円
上に、独立した折り目加工の山を交互に最低２山
以上を形成し、各山の相手フランジ面に接触する
部分でシール面を形成している。
１図、第２図において、外環２、内環３は熱膨張
係数の小さい金属板であり、中間環１は熱膨張係
数の大きい金属板である。中間環１は外環２と内
環３により内外周を拘束され、中間環１の同心円
上に、独立した折り目加工の山を交互に最低２山
以上を形成し、各山の相手フランジ面に接触する
部分でシール面を形成している。
作 用
中間環１は熱により変形する場合、第３図にお
いてＸ方向の変形が外環２および内環３により拘
束されることにより熱膨張はＹ方向へ変換される
こととなる。
いてＸ方向の変形が外環２および内環３により拘
束されることにより熱膨張はＹ方向へ変換される
こととなる。
第１図において、ガスケツトがフランジ４に締
めつけられると、中間環１の各山の頂部に初期シ
ール面圧が確保される。
めつけられると、中間環１の各山の頂部に初期シ
ール面圧が確保される。
さらに内部流体が流れ、ガスケツトおよびフラ
ンジの温度が上昇すると、フランジ４に第４図に
示す如く中間環１を支点に熱変形を生じる。同時
に中間環も第３図に示す機構にてＹ方向（垂直）
に膨張し、フランジ４の変形に追従するため、シ
ール面圧は常に確保される結果となる。
ンジの温度が上昇すると、フランジ４に第４図に
示す如く中間環１を支点に熱変形を生じる。同時
に中間環も第３図に示す機構にてＹ方向（垂直）
に膨張し、フランジ４の変形に追従するため、シ
ール面圧は常に確保される結果となる。
考案の効果
本考案は上記の構成であるので、特に中間環が
熱膨張係数が大でかつ表面に凸凹の山を設けたの
で、熱による相手面フランジの変形に対する追従
性が大きく、かつ低面圧下の最小シール性を確保
することができる。
熱膨張係数が大でかつ表面に凸凹の山を設けたの
で、熱による相手面フランジの変形に対する追従
性が大きく、かつ低面圧下の最小シール性を確保
することができる。
第１図は本考案の使用状態の断面正面図、第２
図は本考案の平面図、第３図は中間環の作用説明
図、第４図は本考案の使用時の作用説明図であ
る。 １……中間環、２……外環、３……内環、４…
…フランジ。
図は本考案の平面図、第３図は中間環の作用説明
図、第４図は本考案の使用時の作用説明図であ
る。 １……中間環、２……外環、３……内環、４…
…フランジ。
Claims (1)
- 熱膨張係数の小さい金属で内環と外環を形成
し、該内環と外環との間に、熱膨張係数の大きい
金属の中間環を挟持せしめ、かつ前記中間環にそ
れ自身同心円上に独立した折り目加工の山を交互
に最低２山以上形成してなるセルフシール形ガス
ケツト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10767184U JPS6123451U (ja) | 1984-07-18 | 1984-07-18 | セルフシ−ル形ガスケツト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10767184U JPS6123451U (ja) | 1984-07-18 | 1984-07-18 | セルフシ−ル形ガスケツト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6123451U JPS6123451U (ja) | 1986-02-12 |
| JPS643802Y2 true JPS643802Y2 (ja) | 1989-02-01 |
Family
ID=30666890
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10767184U Granted JPS6123451U (ja) | 1984-07-18 | 1984-07-18 | セルフシ−ル形ガスケツト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6123451U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20180024205A (ko) * | 2016-08-29 | 2018-03-08 | (주)성창 | 고성능 실링 금속 가스켓 |
-
1984
- 1984-07-18 JP JP10767184U patent/JPS6123451U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6123451U (ja) | 1986-02-12 |
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