JPS6347643Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6347643Y2 JPS6347643Y2 JP1981143477U JP14347781U JPS6347643Y2 JP S6347643 Y2 JPS6347643 Y2 JP S6347643Y2 JP 1981143477 U JP1981143477 U JP 1981143477U JP 14347781 U JP14347781 U JP 14347781U JP S6347643 Y2 JPS6347643 Y2 JP S6347643Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gasket
- plate
- exhaust manifold
- plates
- semi
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000011324 bead Substances 0.000 claims description 19
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 8
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 claims description 2
- 238000007665 sagging Methods 0.000 description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 3
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 2
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 2
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000000746 purification Methods 0.000 description 1
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Gasket Seals (AREA)
- Exhaust Silencers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、排気マニホールド用ガスケツトに関
するものである。
するものである。
一般に、内燃機関において、高温の排気ガスの
漏れを防ぐために、例えば実開昭54−1709号公報
の図に記載されているような金属薄板から成る排
気マニホールド用ラミネートガスケツトが用いら
れている。
漏れを防ぐために、例えば実開昭54−1709号公報
の図に記載されているような金属薄板から成る排
気マニホールド用ラミネートガスケツトが用いら
れている。
このラミネートガスケツトの一例を第1図によ
って説明すると、シリンダヘツド1の排気ポート
2まわりの端面壁と、排気マニホールド3のフラ
ンジ部4との接合部に、排気マニホールド用ガス
ケツト5が介装されている。
って説明すると、シリンダヘツド1の排気ポート
2まわりの端面壁と、排気マニホールド3のフラ
ンジ部4との接合部に、排気マニホールド用ガス
ケツト5が介装されている。
この排気マニホールド用ガスケツト5は、たと
えば第2図のような平面形状をしており、そのA
−A断面はたとえば第3図のようになつていた。
えば第2図のような平面形状をしており、そのA
−A断面はたとえば第3図のようになつていた。
すなわち、従来の排気マニホールド用ガスケツ
ト5′は、第3図のように、シリンダヘツド1に
接する側の湾曲部を有する板6′と、その湾曲部
にクランプされた三層板7′,8′,10′と、そ
の湾曲部からはずれた位置にある中板8′と外板
10′との間に厚さ調整のために介装された中板
9′とからなつていた。そして前記中板7′と外板
10′とには、それぞれ外側に向かつて弧状に突
出したビード70及び100をシリンダヘツド1
と排気マニホールド3のフランジ部4とで圧接す
ることによりシール性能を発揮する。そしてこれ
らのビード板7′,10′の間に介装した中板8′
はビード70,100とが締付けられて変形する
際に互いに干渉してシール性能を低下することを
防止する働きをする。
ト5′は、第3図のように、シリンダヘツド1に
接する側の湾曲部を有する板6′と、その湾曲部
にクランプされた三層板7′,8′,10′と、そ
の湾曲部からはずれた位置にある中板8′と外板
10′との間に厚さ調整のために介装された中板
9′とからなつていた。そして前記中板7′と外板
10′とには、それぞれ外側に向かつて弧状に突
出したビード70及び100をシリンダヘツド1
と排気マニホールド3のフランジ部4とで圧接す
ることによりシール性能を発揮する。そしてこれ
らのビード板7′,10′の間に介装した中板8′
はビード70,100とが締付けられて変形する
際に互いに干渉してシール性能を低下することを
防止する働きをする。
しかしながら、従来の排気マニホールド用ガス
ケツト5′は、それを構成する板6′〜10′のす
べてが金属よりなつていたため、ボルトで締付け
るとき、その締付けトルクによつてヘタリ(塑性
変形)が生じるという問題があつた。特に中板
8′が加熱、冷却の繰り返しによるヘタリで横ず
れを起すなどのために排気ガスが洩れるという問
題があつた。
ケツト5′は、それを構成する板6′〜10′のす
べてが金属よりなつていたため、ボルトで締付け
るとき、その締付けトルクによつてヘタリ(塑性
変形)が生じるという問題があつた。特に中板
8′が加熱、冷却の繰り返しによるヘタリで横ず
れを起すなどのために排気ガスが洩れるという問
題があつた。
ところで、排気ガス浄化用のサーマルリアクタ
を取付ける場合には、反応温度を確保するために
放熱による排気ガス温度の低下を防止する必要が
ある。そのため、排気マニホールドからシリンダ
ヘツドに熱が逃げることを防止するために該マニ
ホールドのフランジ取付け面に、例えばステンレ
ス、セラミツクなどの耐熱性、且つ熱伝導率の小
さい材料を用いた中間部材を介在させた実開昭53
−21209号公報の考案がある。しかしながらこの
先行技術は、前記のようなガスケツトのヘタリに
よるガス洩れの防止にはなんら貢献しない。
を取付ける場合には、反応温度を確保するために
放熱による排気ガス温度の低下を防止する必要が
ある。そのため、排気マニホールドからシリンダ
ヘツドに熱が逃げることを防止するために該マニ
ホールドのフランジ取付け面に、例えばステンレ
ス、セラミツクなどの耐熱性、且つ熱伝導率の小
さい材料を用いた中間部材を介在させた実開昭53
−21209号公報の考案がある。しかしながらこの
先行技術は、前記のようなガスケツトのヘタリに
よるガス洩れの防止にはなんら貢献しない。
本考案の目的は、上記従来のガスケツトの欠点
を克服し、締付けによるヘタリを抑制し、かつ均
一な面圧を確保することにより排気ガスの気密を
十分維持することのできる、改良された排気マニ
ホールド用ガスケツトを提供することにある。
を克服し、締付けによるヘタリを抑制し、かつ均
一な面圧を確保することにより排気ガスの気密を
十分維持することのできる、改良された排気マニ
ホールド用ガスケツトを提供することにある。
この目的を達成するための本考案の排気マニホ
ールド用ガスケツトの構成は、排気ガス用穴の周
囲に、互いに外側に突出するとビードを設けた2
枚の金属製ビード板と、該2枚のビード板の間に
配置したセミラツクプレートとを有するラミネー
トガスケツトを用いることを特徴とするものであ
る。
ールド用ガスケツトの構成は、排気ガス用穴の周
囲に、互いに外側に突出するとビードを設けた2
枚の金属製ビード板と、該2枚のビード板の間に
配置したセミラツクプレートとを有するラミネー
トガスケツトを用いることを特徴とするものであ
る。
2枚のビード板の間に配置する中板をセミラツ
クプレートとした前記構成のガスケツトは、セミ
ラツクが熱によるヘタリを生ないことから横ずれ
などを起すことがない。したがつて、該セミラツ
ク製中板は、長期間の使用に対してビードによる
シール作用を安定して維持・発揮させるように作
用する。
クプレートとした前記構成のガスケツトは、セミ
ラツクが熱によるヘタリを生ないことから横ずれ
などを起すことがない。したがつて、該セミラツ
ク製中板は、長期間の使用に対してビードによる
シール作用を安定して維持・発揮させるように作
用する。
以下、図によつて本考案の実施例を説明する。
第2図は排気マニホールド側から見たガスケツ
トの平面図、第4図は第2図のA−A矢視断面図
である。
トの平面図、第4図は第2図のA−A矢視断面図
である。
第2図において、11はボルト通し穴であり、
60はシリンダヘツド1に接する側の板6の湾曲
部である。
60はシリンダヘツド1に接する側の板6の湾曲
部である。
第4図において、6はシリンダヘツド1に接す
る側の湾曲部60を有する板である。その湾曲部
60に、ビード(以下凸部という)70を有する
板7と、凸部70と反対の向きにビード(以下凸
部という)100を有する外板10と、これらの
板7および外板10にはさまれた平らな中板8と
の三層板7,8,10の端部がクランプされてい
る。また、湾曲部60からはずれた位置にある中
板8と外板10との間に、平らな中板9が介装さ
れている。
る側の湾曲部60を有する板である。その湾曲部
60に、ビード(以下凸部という)70を有する
板7と、凸部70と反対の向きにビード(以下凸
部という)100を有する外板10と、これらの
板7および外板10にはさまれた平らな中板8と
の三層板7,8,10の端部がクランプされてい
る。また、湾曲部60からはずれた位置にある中
板8と外板10との間に、平らな中板9が介装さ
れている。
ここで重要なことは、少なくとも中板8にセミ
ラツクプレートを用いているということである。
(厚み方向の)中央にある平らな中板8にセミラ
ツクプレートを用いてなるため、ボルトによつて
締付けられてもこのセミラツクプレートによつて
ヘタリが食い止められるため、ガスケツト5全体
としてもヘタリが抑制されることになる。
ラツクプレートを用いているということである。
(厚み方向の)中央にある平らな中板8にセミラ
ツクプレートを用いてなるため、ボルトによつて
締付けられてもこのセミラツクプレートによつて
ヘタリが食い止められるため、ガスケツト5全体
としてもヘタリが抑制されることになる。
その効果の一例を第5図に示す。実線のカーブ
が本考案によるもの、破線のカーブが従来品(金
属製)によるものである。
が本考案によるもの、破線のカーブが従来品(金
属製)によるものである。
なお、平らな中板9をもセミラツクプレートに
すれば、ヘタリ抑制効果は一層向上する。板6,
7,9にはステンレス鋼等の金属板を用いること
ができる。
すれば、ヘタリ抑制効果は一層向上する。板6,
7,9にはステンレス鋼等の金属板を用いること
ができる。
以上詳細に説明したように本考案の排気マニホ
ールド用ガスケツトは、排気ガス用穴の周囲に、
互いに外側に突出するビードを設けた2枚の金属
製ビード板と、該2枚のビード板の間に配置した
セミラツクプレートとを有するラミネートガスケ
ツトを用いる構成としたので、前記2枚のビード
板の間に介装したセミラツクプレートが熱的ヘタ
リにより横に移動するなどしてビードのシール作
用を阻害することがないので、金属板のヘタリが
抑制されるという効果を得ることができる。
ールド用ガスケツトは、排気ガス用穴の周囲に、
互いに外側に突出するビードを設けた2枚の金属
製ビード板と、該2枚のビード板の間に配置した
セミラツクプレートとを有するラミネートガスケ
ツトを用いる構成としたので、前記2枚のビード
板の間に介装したセミラツクプレートが熱的ヘタ
リにより横に移動するなどしてビードのシール作
用を阻害することがないので、金属板のヘタリが
抑制されるという効果を得ることができる。
第1図はシリンダヘツドと排気マニホールドと
の接合部付近の断面図、第2図は排気マニホール
ド用ガスケツトの平面図、第3図は従来のガスケ
ツトのA−A矢視断面図、第4図は本考案の一実
施例よりなるガスケツトのA−A矢視断面図、お
よび第5図は締付け時間に対するヘタリ量の変化
を示すグラフである。 1……シリンダヘツド、3……排気マニホール
ド、5……排気マニホールド用ガスケツト、8…
…中板、70,100……ビード(凸部)。
の接合部付近の断面図、第2図は排気マニホール
ド用ガスケツトの平面図、第3図は従来のガスケ
ツトのA−A矢視断面図、第4図は本考案の一実
施例よりなるガスケツトのA−A矢視断面図、お
よび第5図は締付け時間に対するヘタリ量の変化
を示すグラフである。 1……シリンダヘツド、3……排気マニホール
ド、5……排気マニホールド用ガスケツト、8…
…中板、70,100……ビード(凸部)。
Claims (1)
- 排気ガス用穴の周囲に、互いに外側に突出する
ビードを設けた2枚の金属製ビード板と、該2枚
のビード板の間に配置したセラミツクプレートと
を有するラミネートガスケツトを用いてなる排気
マニホールド用ガスケツト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14347781U JPS5848957U (ja) | 1981-09-29 | 1981-09-29 | 排気マニホ−ルド用ガスケツト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14347781U JPS5848957U (ja) | 1981-09-29 | 1981-09-29 | 排気マニホ−ルド用ガスケツト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5848957U JPS5848957U (ja) | 1983-04-02 |
JPS6347643Y2 true JPS6347643Y2 (ja) | 1988-12-08 |
Family
ID=29936461
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14347781U Granted JPS5848957U (ja) | 1981-09-29 | 1981-09-29 | 排気マニホ−ルド用ガスケツト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5848957U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0449410Y2 (ja) * | 1988-10-29 | 1992-11-20 | ||
KR101104313B1 (ko) | 2009-06-15 | 2012-01-11 | 동아공업 주식회사 | 배기파이프용 가스켓 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5321209B2 (ja) * | 1972-01-03 | 1978-07-01 | ||
JPS541709B2 (ja) * | 1976-04-20 | 1979-01-27 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5321209U (ja) * | 1976-08-02 | 1978-02-22 | ||
JPS541709U (ja) * | 1977-06-07 | 1979-01-08 |
-
1981
- 1981-09-29 JP JP14347781U patent/JPS5848957U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5321209B2 (ja) * | 1972-01-03 | 1978-07-01 | ||
JPS541709B2 (ja) * | 1976-04-20 | 1979-01-27 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5848957U (ja) | 1983-04-02 |
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