JPH0228309Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0228309Y2 JPH0228309Y2 JP358386U JP358386U JPH0228309Y2 JP H0228309 Y2 JPH0228309 Y2 JP H0228309Y2 JP 358386 U JP358386 U JP 358386U JP 358386 U JP358386 U JP 358386U JP H0228309 Y2 JPH0228309 Y2 JP H0228309Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- holder
- flange
- tapered surface
- casing
- Prior art date
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- Expired
Links
- 238000012856 packing Methods 0.000 claims description 20
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 7
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 4
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Taps Or Cocks (AREA)
- Details Of Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は流体配管に取り付けて、流体の流れを
制御する場合に用いるボール弁に関し、特に、弁
ケーシングと弁ボールを回転操作する弁軸との間
の軸封構造に関する。
制御する場合に用いるボール弁に関し、特に、弁
ケーシングと弁ボールを回転操作する弁軸との間
の軸封構造に関する。
従来の技術
従来のボール弁の弁軸軸封構造を第3図を参照
して説明する。これは、弁ボール51を回転操作
する弁軸52にフランジ53を形成し、フランジ
53の上にパツキング54を数本配置し、ホルダ
ー55を弁ケーシングにねじ結合することによ
り、パツキング54を圧縮して径方向に広げ、シ
ールするものである。
して説明する。これは、弁ボール51を回転操作
する弁軸52にフランジ53を形成し、フランジ
53の上にパツキング54を数本配置し、ホルダ
ー55を弁ケーシングにねじ結合することによ
り、パツキング54を圧縮して径方向に広げ、シ
ールするものである。
本考案が解決しようとする問題点
この場合、漏れが生じてホルダーを増締した場
合、パツキングが更に押し潰されて径方向に広が
り、漏れは止まるが、その分、弁軸に必要以上の
力で圧接するので、軸トルク、即ち、軸を回転さ
せる力が非常に大きくなつてしまう問題がある。
合、パツキングが更に押し潰されて径方向に広が
り、漏れは止まるが、その分、弁軸に必要以上の
力で圧接するので、軸トルク、即ち、軸を回転さ
せる力が非常に大きくなつてしまう問題がある。
本考案の技術的課題は、弁軸部からの漏れに対
し、ホルダーを増締しても、軸トルクが大きくな
らないようにすることである。
し、ホルダーを増締しても、軸トルクが大きくな
らないようにすることである。
問題点を解決するための手段
上記の技術的課題を達成するために講じた本考
案の技術的手段は、フランジを設けた弁軸を弁ケ
ーシングに挿入し、フランジの下面と弁ケーシン
グの間に皿バネを配置し、フランジの上面に平板
状のパツキング部材と座金を配置し、座金の上に
ホルダーを取り付け、ホルダーの下部外周又はそ
の部分に当接する弁ケーシングの内周をテーパ面
に形成し、その間に上記テーパ面に対応するテー
パ面を有するパツキング部材を配置した、もので
ある。
案の技術的手段は、フランジを設けた弁軸を弁ケ
ーシングに挿入し、フランジの下面と弁ケーシン
グの間に皿バネを配置し、フランジの上面に平板
状のパツキング部材と座金を配置し、座金の上に
ホルダーを取り付け、ホルダーの下部外周又はそ
の部分に当接する弁ケーシングの内周をテーパ面
に形成し、その間に上記テーパ面に対応するテー
パ面を有するパツキング部材を配置した、もので
ある。
作 用
上記の技術的手段の作用は下記の通りである。
弁ケーシングとねじ結合したホルダーを締付け
ると、弁軸のフランジ下面に配置した皿ばねの反
力によつて、座金を介して平板状パツキング部材
を弁軸のフランジ上面に圧接し、弁軸面とのシー
ルを行う。弁ケーシングのシールは、ホルダー下
部外周と弁ケーシングの間に配置したパツキング
部材で行う。
ると、弁軸のフランジ下面に配置した皿ばねの反
力によつて、座金を介して平板状パツキング部材
を弁軸のフランジ上面に圧接し、弁軸面とのシー
ルを行う。弁ケーシングのシールは、ホルダー下
部外周と弁ケーシングの間に配置したパツキング
部材で行う。
ホルダーの増締を行うと、ホルダー下部外周と
弁ケーシングの間のパツキング部材が圧縮して、
テーパ面のくさび効果により密接する。同時にフ
ランジ面上部とその上のパツキング部材も密接し
てシール効果が向上する。
弁ケーシングの間のパツキング部材が圧縮して、
テーパ面のくさび効果により密接する。同時にフ
ランジ面上部とその上のパツキング部材も密接し
てシール効果が向上する。
考案の効果
本考案は下記の特有の効果を生じる。
弁ケーシングとの間のパツキング部材は増締す
ると、圧縮して径方向に広がるが、弁軸との間に
ホルダーがあるので、弁軸を直接圧縮することが
ない。従つて、いくら増締しても軸トルクが大き
くならず、初期のトルクを維持でき、かつシール
性も維持できる。
ると、圧縮して径方向に広がるが、弁軸との間に
ホルダーがあるので、弁軸を直接圧縮することが
ない。従つて、いくら増締しても軸トルクが大き
くならず、初期のトルクを維持でき、かつシール
性も維持できる。
同時にフランジ上面とのパツキング部材も圧接
するが、平板状なので圧縮しても軸方向への影響
は殆どない。また、フランジ下面の皿バネの効果
によつて、ホルダーを締付けていつても皿バネの
弾性限度内であれば、過度の圧力が働くことがな
く、パツキングの異常な摩耗がなく長寿命にな
る。
するが、平板状なので圧縮しても軸方向への影響
は殆どない。また、フランジ下面の皿バネの効果
によつて、ホルダーを締付けていつても皿バネの
弾性限度内であれば、過度の圧力が働くことがな
く、パツキングの異常な摩耗がなく長寿命にな
る。
実施例
上記の技術的手段の具体例を示す実施例を設明
する。
する。
第1実施例 (第1図参照)
本体1に端部材2を取り付けて弁ケーシングを
形成する。弁ケーシングの内部に弁室3を形成
し、弁ボール4を回転自在に配置する。弁ボール
4の上部に弁軸7を嵌合させる溝を設ける。弁ボ
ール4の流通口と弁ケーシングの間に弁座5,6
を配置する。
形成する。弁ケーシングの内部に弁室3を形成
し、弁ボール4を回転自在に配置する。弁ボール
4の上部に弁軸7を嵌合させる溝を設ける。弁ボ
ール4の流通口と弁ケーシングの間に弁座5,6
を配置する。
本体1の上部側に弁室3に通じる弁軸嵌挿孔8
を設ける。この孔8は中間部にテーパ面10を設
け、上部はめねじを形成する。弁軸7を嵌挿孔8
に回転自在に挿入し、下部の一文字に加工した突
出部9を弁ボール4の上部溝に嵌合させる。
を設ける。この孔8は中間部にテーパ面10を設
け、上部はめねじを形成する。弁軸7を嵌挿孔8
に回転自在に挿入し、下部の一文字に加工した突
出部9を弁ボール4の上部溝に嵌合させる。
弁軸7にフランジ11を形成し、そのフランジ
下面と弁ケーシングの間に皿バネ12を介在させ
る。上面に平板状のパツキング13を、その上に
座金14を配置し、上方から下部に環状の突出部
を有するホルダー15をねじ結合して押圧する。
ホルダー下部突出部の外側には外周下部にテーパ
面を有するパツキング部材16を、テーパ面が上
記ケーシングのテーパ面10に合うように介在さ
せる。突出部の内側に軸内側の漏れを更に防止す
るための、二次シール用としてのOリング17を
配置する。
下面と弁ケーシングの間に皿バネ12を介在させ
る。上面に平板状のパツキング13を、その上に
座金14を配置し、上方から下部に環状の突出部
を有するホルダー15をねじ結合して押圧する。
ホルダー下部突出部の外側には外周下部にテーパ
面を有するパツキング部材16を、テーパ面が上
記ケーシングのテーパ面10に合うように介在さ
せる。突出部の内側に軸内側の漏れを更に防止す
るための、二次シール用としてのOリング17を
配置する。
第2実施例 (第2図参照)
実施例1では弁ケーシング側にテーパ面を形成
したが、本実施例はホルダー20側にテーパ面2
1を形成し、その面に合う様にテーパ面を有する
パツキング22をケーシングとの間に介在させた
ものである。他の構造については第1図と同じな
ので、説明を省略する。
したが、本実施例はホルダー20側にテーパ面2
1を形成し、その面に合う様にテーパ面を有する
パツキング22をケーシングとの間に介在させた
ものである。他の構造については第1図と同じな
ので、説明を省略する。
第1図は本考案の実施例のボール弁の弁軸部の
断面図、第2図は他の実施例のボール弁の弁軸部
の断面図、第3図は従来のボール弁の弁軸部の断
面図である。 1:本体、4:弁ボール、5,6:弁座、7:
弁軸、12:皿バネ、13:平板状パツキング、
14:座金、15:ホルダー、16,22:パツ
キング部材。
断面図、第2図は他の実施例のボール弁の弁軸部
の断面図、第3図は従来のボール弁の弁軸部の断
面図である。 1:本体、4:弁ボール、5,6:弁座、7:
弁軸、12:皿バネ、13:平板状パツキング、
14:座金、15:ホルダー、16,22:パツ
キング部材。
Claims (1)
- フランジを設けた弁軸を弁ケーシングに挿入
し、フランジの下面と弁ケーシングの間に皿バネ
を配置し、フランジの上面に平板状のパツキング
部材と座金を配置し、座金の上にホルダーを取り
付け、ホルダーの下部外周又はその部分に当接す
る弁ケーシングの内周をテーパ面に形成し、その
間に上記テーパ面に対応するテーパ面を有するパ
ツキング部材を配置した、ボール弁の弁軸軸封構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP358386U JPH0228309Y2 (ja) | 1986-01-14 | 1986-01-14 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP358386U JPH0228309Y2 (ja) | 1986-01-14 | 1986-01-14 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62115592U JPS62115592U (ja) | 1987-07-22 |
JPH0228309Y2 true JPH0228309Y2 (ja) | 1990-07-30 |
Family
ID=30783476
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP358386U Expired JPH0228309Y2 (ja) | 1986-01-14 | 1986-01-14 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0228309Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0249429Y2 (ja) * | 1986-03-12 | 1990-12-26 |
-
1986
- 1986-01-14 JP JP358386U patent/JPH0228309Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62115592U (ja) | 1987-07-22 |
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