JPH1197998A - 出力回路 - Google Patents

出力回路

Info

Publication number
JPH1197998A
JPH1197998A JP9253178A JP25317897A JPH1197998A JP H1197998 A JPH1197998 A JP H1197998A JP 9253178 A JP9253178 A JP 9253178A JP 25317897 A JP25317897 A JP 25317897A JP H1197998 A JPH1197998 A JP H1197998A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
output
input
mos transistor
control signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9253178A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3511355B2 (ja
Inventor
Kiyohiko Yamazaki
清彦 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP25317897A priority Critical patent/JP3511355B2/ja
Priority to US09/154,807 priority patent/US6222397B1/en
Publication of JPH1197998A publication Critical patent/JPH1197998A/ja
Priority to US09/828,800 priority patent/US6384644B2/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3511355B2 publication Critical patent/JP3511355B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K19/00Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits
    • H03K19/02Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits using specified components
    • H03K19/173Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits using specified components using elementary logic circuits as components
    • H03K19/1733Controllable logic circuits
    • H03K19/1735Controllable logic circuits by wiring, e.g. uncommitted logic arrays
    • H03K19/1736Controllable logic circuits by wiring, e.g. uncommitted logic arrays in which the wiring can be modified

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Computing Systems (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Logic Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 信号出力形態および必要な駆動能力が異なる
複数の外部インターフェイスに適用できること。 【解決手段】 出力部をpMOS103、503、30
2と、nMOS104、504と、出力端子outによ
り構成し、入力端子inおよびインバータ101からな
る入力部と上記出力部の間に、インバータ500と、O
Rゲート102、501、601と、ANDゲート50
2とを有し、内部入力信号10をnMOS104に与え
る制御部を設ける。制御信号OD,PUN=Lレベル,
HレベルのときはCMOS型となり、OD,PUN=
H,HのときはnMOSオープンドレイン型となり、O
D,PUN=H,LのときはnMOSプルアップドレイ
ン型となる。またそれぞれの信号出力形態において、制
御信号DRVをLからHにすると駆動能力が大きくな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路等
の集積回路に形成された第1の回路の出力と、第2の回
路の入力との間に設けられ、第1の回路から入力された
信号に応じたレベルの信号を第2の回路に出力する出力
回路に関するものである。このような出力回路は、通常
上記の集積回路内に設けられる。このとき、第2の回路
を外部回路または外部インターフェイスと称する。
【0002】
【従来の技術】図9ないし図11はMOS半導体集積回
路に用いられる従来の出力回路を示す回路図である。図
9はpMOSトランジスタ103とnMOSトランジス
タ104からなるCMOS回路により出力部を構成した
CMOS型の出力回路である。また、図10はドレイン
電極が開放であるnMOSトランジスタ104を出力部
としたnMOSオープンドレイン型の出力回路である。
また、図11は常にONであるpMOSトランジスタ3
02と、pMOS302によりドレイン電極がプルアッ
プされたnMOSトランジスタ104とにより出力部を
構成したnMOSプルアップドレイン型(プルアップ素
子内蔵のnMOSオープンドレイン型)の出力回路であ
る。また、pMOSオープンドレイン型の出力回路およ
びpMOSプルダウンドレイン型(プルアップ素子内蔵
のpMOSオープンドレイン型)の出力回路もある。n
MOSプルアップドレイン型およびpMOSプルダウン
ドレイン型を単にプルドレイン型と称する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の出
力回路は、接続する外部インターフェイスの仕様に応じ
た信号出力形態(CMOS型、オープンドレイン型、プ
ルドレイン型)および駆動能力を有する。このため、外
部インタフェースが変更になった場合には、変更前に用
いていた出力回路をそのまま用いることができず、出力
回路の内部回路を変更しなければならないという問題点
があった。また外部インタフェースが複数考えられてい
る場合には、それぞれの外部インターフェイスに対応す
る出力回路を外部インターフェイスの数だけ予め用意し
なければならないという問題点があった。
【0004】本発明はこのような従来の問題を解決する
ものであり、複数の外部インターフェイスに適用可能な
出力回路を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明の出力回路は、外部から入力される信号のレ
ベルに応じた内部入力信号を生成する入力部と、MOS
トランジスタにより構成され、前記内部入力信号のレベ
ルに応じた信号を外部に出力する出力部と、外部から入
力される制御信号に基づいて、前記出力部の信号出力形
態または駆動能力を切り替える、あるいは前記出力部の
信号出力形態および駆動を同時にまたはそれぞれ独立に
切り替える制御部とを有することを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】 第1の実施形態 図1は本発明の第1の実施形態の出力回路を示す回路図
である。図1の出力回路は、外部から入力信号INが入
力される信号入力端子inと、インバータ101と、外
部から制御信号ODが入力される制御端子odと、OR
ゲート102(論理ゲート)と、pMOSトランジスタ
103(第1のMOSトランジスタ)と、nMOSトラ
ンジスタ104(第2のMOSトランジスタ)と、外部
インターフェイスに接続される信号出力端子outとを
有する。信号入力端子inとインバータ101とは、入
力信号INのレベルに応じた内部入力信号10を生成す
る入力部を構成する。制御端子odとORゲート102
とは制御部を構成する。またpMOS103とnMOS
104と信号出力端子outとは、内部入力信号10に
応じたレベルの出力信号OUTすなわち入力信号INの
レベルに応じた出力信号OUTを外部に出力する出力部
を構成する。
【0007】インバータ101の入力には外部からの入
力信号INが入力される。インバータ101は入力信号
INの反転信号である内部入力信号10を出力する。O
Rゲート102の第1の入力はインバータ101の出力
に接続され、ORゲート102の第2の入力には外部か
らの制御信号ODが入力される。ORゲート102は内
部信号11を出力する。pMOS103のゲート電極は
ORゲート102の出力に接続され、ソース電極は正電
源VDDに接続され、ドレイン電極は信号出力端子ou
tに接続されている。nMOS104のゲート電極はイ
ンバータ101の出力に接続され、ソース電極は基準電
源GNDに接続され、ドレイン電極は信号出力端子ou
tに接続されている。
【0008】制御部は、制御信号ODが第1の設定のと
きに、pMOS103のゲート電極に内部入力信号10
を与えることにより出力部の信号出力形態をCMOS型
とし、制御信号ODが第2の設定のときに、pMOS1
03を常にOFFさせ、nMOS104のゲート電極に
内部入力信号10を与えることにより、出力部の信号出
力形態をオープンドレイン型とする。ここでは、第1の
設定が“L”レベルであり、第2の設定が”H”レベル
である。なお、入力部は信号入力端子inのみからなる
構成あるいは信号入力端子inとバッファとによる構成
であっても良く、このときは入力信号INが内部入力信
号10となる。次に、図1の出力回路の動作を説明す
る。まず制御信号ODが“L”レベルに設定されたとき
の動作を説明する。このとき、ORゲート102はイン
バータ回路101から出力される内部入力信号10(入
力信号INの反転信号)を内部信号11として出力す
る。従って入力信号INが“L”レベルになると、pM
OS103がOFF、nMOS104がONし、出力信
号OUTは“L”レベルとなる。また入力信号INが
“H”レベルになると、pMOS103がON、nMO
S104がOFFし、出力信号OUTは“H”レベルと
なる。以上により、制御信号ODが“L”レベルの場合
には、出力部はpΜOS103とnΜOS104により
構成されるCMOS回路として動作する。
【0009】次に制御信号ODが“H”レベルに設定さ
れたときの動作を説明する。このとき、ORゲート10
2から出力される内部信号11は内部入力信号10によ
らず、“H”レベルに固定される。従ってpΜOS10
3は常にOFFしており、入力信号INが“L”レベル
になるとnMOS104がOFFし、また入力信号IN
が“H”レベルになるとnMOS104がONする。以
上により、制御信号ODが“H”レベルの場合には、出
力部はnMOS104によるnMOSオープンドレイン
回路として動作する。
【0010】このように第1の実施形態によれば、pM
OS103(第1のMOSトランジスタ)を制御するO
Rゲート102(論理ゲート)を有し、内部入力信号1
0をnMOS104(第2のMOSトランジスタ)のゲ
ート電極に与える制御部を設け、出力部の信号出力形態
を制御信号ODによりCMOS型あるいはnMOSオー
プンドレイン型に切り替えられる構成としたことによ
り、外部インタフェースが変更になった場合あるいは外
部インタフェースが複数考えられている場合にも、回路
変更を伴わず、制御信号ODの設定を変更するだけで外
部インタフェースの変更に適応することが可能となる。
【0011】なお、出力部のMOSトランジスタを制御
する制御部の内部構成は、図1に示すものに限定される
ものではない。例えば、ORゲート102ではなく、イ
ンバータとNANDゲートを用いて構成しても良い。ま
たCMOS型とpMOSオープンドレイン型とを切り替
える構成とすることも可能である。CMOS型とpMO
Sオープンドレイン型とを切り替える出力回路を次の第
2の実施形態で説明する。
【0012】第2の実施形態 図2は本発明の第2の実施形態の出力回路を示す回路図
である。図2において図1と同じものには同じ符号を付
してある。図2の出力回路は、信号入力端子inと、イ
ンバータ101と、制御端子odと、ANDゲート20
1(論理ゲート)と、pMOSトランジスタpMOS1
03(第2のMOSトランジスタ)と、nMOSトラン
ジスタnMOS104(第1のMOSトランジスタ)
と、信号出力端子outとを有する。信号入力端子in
とインバータ101とは入力部を構成する。制御端子o
dとANDゲート201とは制御部を構成する。pMO
S103とnMOS104と信号出力端子outとは出
力部を構成する。
【0013】インバータ101の出力はpMOS103
のゲート電極に接続されている。制御部において、AN
Dゲート201の第1の入力はインバータ101の出力
に接続され、ANDゲート201の第2の入力には外部
からの制御信号ODが入力され、またANDゲート20
1の出力はnMOS104のゲート電極に接続されてい
る。
【0014】制御部は、制御信号ODが第1の設定のと
きに、nMOS104のゲート電極に内部入力信号10
を与えることにより出力部の信号出力形態をCMOS型
とし、制御信号ODが第2の設定のときに、nMOS1
04を常にOFFさせ、pMOS103のゲート電極に
内部入力信号10を与えることにより、出力部の信号出
力形態をオープンドレイン型とする。ここでは、第1の
設定が“H”レベルであり、第2の設定が”L”レベル
である。
【0015】次に、図2の出力回路の動作を説明する。
まず制御信号ODが“H”レベルに設定されたときの動
作を説明する。このとき、ANDゲート201はインバ
ータ回路101から出力される内部入力信号10(入力
信号INの反転信号)を内部信号21として出力する。
従って入力信号INが“H”レベルになると、nMOS
104がOFF、pMOS103がONし、また入力信
号INが“L”レベルになると、nMOS104がO
N、pMOS103がOFFする。以上により、制御信
号ODが“H”レベルの場合には、出力部はトランジス
タpMOS103とnMOS1104により構成される
CMOS回路として動作する。
【0016】次に制御信号ODが“L”レベルに設定さ
れたときの動作を説明する。このとき、ANDゲート2
01から出力される内部信号21は内部入力信号10に
よらず、“L”レベルに固定される。従ってnMOS1
04は常にOFFしており、入力信号INが“H”レベ
ルになるとpMOS103がOFFし、また入力信号I
Nが“L”レベルになるとpMOS103がONする。
以上により、制御信号ODが“L”レベルの場合には、
出力部はpMOS103によるpMOSオープンドレイ
ン回路として動作する。
【0017】このように第2の実施形態によれば、nM
OS104(第1のMOSトランジスタ)を制御するA
NDゲート201(論理ゲート)を有し、内部入力信号
10をpMOS103(第2のMOSトランジスタ)の
ゲート電極に与える制御部を設け、出力部の信号出力形
態を制御信号ODによりCMOS型あるいはpMOSオ
ープンドレイン型に切り替えられる構成としたことによ
り、外部インタフェースが変更になった場合あるいは外
部インタフェースが複数考えられている場合にも、回路
変更を伴わず、制御信号ODの設定を変更するだけで外
部インタフェースの変更に適応することが可能となる。
【0018】なお、出力部のMOSトランジスタを制御
する制御部の内部構成は、図2に示すものに限定される
ものではない。例えばANDゲート201ではなく、イ
ンバータとNORゲートを用いて構成しても良い。
【0019】第3の実施形態 図3は本発明の第3の実施形態の出力回路を示す回路図
である。図3において図1と同じものには同じ符号を付
してある。図3の出力回路は、信号入力端子inと、イ
ンバータ101と、制御端子odと、ORゲート102
(論理ゲート)と、インバータ301と、pMOSトラ
ンジスタ103(第1のMOSトランジスタ)および3
02(第2のMOSトランジスタ)と、nMOSトラン
ジスタ104(第3のMOSトランジスタ)と、信号出
力端子outとを有する。制御端子odとORゲート1
02とインバータ301とは制御部を構成する。pMO
S103および302とnMOS104は出力部を構成
する。図3の出力回路は図1の出力回路にインバータ3
01とpMOS302を設けたものである。
【0020】インバータ301の入力には制御信号OD
が入力される。インバータ301は、制御信号ODの反
転信号である内部信号30を出力する。pMOS302
のゲート電極はインバータ301の出力に接続され、ソ
ース電極は正電源VDDに接続され、ドレイン電極は信
号出力端子outに接続されている。
【0021】制御部は、制御信号ODが第1の設定のと
きに、pMOS103およびnMOS104のゲート電
極に内部入力信号10を与え、pMOS302を常にO
FFさせることにより、出力部の信号出力形態をCMO
S型とし、制御信号ODが第2の設定のときに、pMO
S103を常にOFFさせ、pMOS302を常にON
させ、nMOS104のゲート電極に内部入力信号10
を与えることにより、出力部の信号出力形態をプルドレ
イン型とする。ここでは、第1の設定が“L”レベルで
あり、第2の設定が”H”レベルである。
【0022】次に図3の出力回路の動作を説明する。ま
ず制御信号ODが“L”レベルに設定されているときの
動作を説明する。このとき、ORゲート102はインバ
ータ回路101から出力される内部入力信号10(入力
信号INの反転信号)を内部信号11として出力する。
また内部信号30は“H”レベルに固定される。従って
pMOS302は常にOFFであり、入力信号INが
“L”レベルになると、トランジスタpMOS103が
OFF、nMOS104がONし、また入力信号INが
“H”レベルになると、pMOS103がON、nMO
S104がOFFする。以上により、制御信号ODが
“L”レベルの場合には、出力部はpΜOS103とn
ΜOS104によるCMOS回路として動作する。
【0023】次に制御信号ODが“H”レベルに設定さ
れているときの動作を説明する。このとき、内部信号1
1は“H”レベルに固定され、内部信号30は“L”レ
ベルに固定される。従ってpΜOS103は常にOFF
しており、pΜOS302は常にONしている。入力信
号INが“L”レベルになるとnMOS104がOFF
し、また入力信号INが“H”レベルになるとnMOS
104がONする。以上により、制御信号ODが“H”
レベルの場合には、出力部はpMOS302をプルアッ
プ素子としてpMOS302とnMOS104により構
成されるnMOSプルアップドレイン回路として動作す
る。
【0024】このように第3の実施形態によれば、pM
OS103(第1のMOSトランジスタ)を制御するO
Rゲート102(論理ゲート)と、pMOS302(第
2のMOSトランジスタ)を制御するインバータ301
とを有し、内部入力信号10をnMOS104(第3の
MOSトランジスタ)のゲート電極に与える制御部を設
け、出力部の信号出力形態を制御信号ODによりCMO
S型あるいはnMOSプルアップドレイン型に切り替え
られる構成としたことにより、外部インタフェースが変
更になった場合あるいは外部インタフェースが複数考え
られている場合にも、回路変更を伴わず、制御信号OD
の設定を変更するだけで外部インタフェースの変更に適
応することが可能となる。
【0025】なお、図3の出力回路において、ORゲー
ト102をANDゲートとし、pMOS103および3
02をnMOSとし、nMOS104をpMOSとし、
正電源VDDと基準電源GNDとを反転させれば、CM
OS型とpMOSプルアップドレイン型とを切り替えら
れる構成とすることも可能である。また制御部の内部構
成および制御部に対する制御信号の入力形態(外部から
入力される制御信号の本数)は、図3に示すものに限定
されるものではない。例えば、図3ではpMOS103
に対する内部信号とpMOS302に対する内部信号と
をいずれも制御信号ODを用いて生成する構成である
が、pMOS103に対する制御信号とpMOS302
に対する制御信号とを外部から個別に入力する構成とし
ても良い。pMOS103およびpMOS302に対す
る制御信号を外部から個別に入力する構成の出力回路を
次に第4の実施形態で説明する。
【0026】第4の実施形態 図4は本発明の第4の実施形態の出力回路を示す回路図
である。図4において図1と同じものには同じ符号を付
してある。図4の出力回路は、信号入力端子inと、イ
ンバータ101と、外部から制御信号OD(第1の制御
信号)が入力される制御端子odと、外部から制御信号
PUN(第2の制御信号)が入力される制御端子pun
と、ORゲート102(論理ゲート)と、pMOSトラ
ンジスタ103(第1のMOSトランジスタ)および3
02(第2のMOSトランジスタ)と、nMOSトラン
ジスタ104(第3のMOSトランジスタ)と、信号出
力端子outとを有する。制御端子odおよびpunと
ORゲート102とは制御部を構成する。またpMOS
103および302とnMOS104と信号出力端子o
utとは出力部を構成する。図4の出力回路は、図1の
出力回路にpMOS302を設けたものであり、図3の
出力回路において、pMOS302のゲートに、制御信
号ODの反転信号ではなく、制御信号PUNを入力する
構成としたものである。
【0027】制御部は、制御信号ODおよびPUNから
なる制御信号が第1の設定のときに、pMOS103お
よびnMOS104のゲート電極に内部入力信号10を
与え、pMOS103を常にOFFさせることにより、
出力部の信号出力形態をCMOS型とし、制御信号が第
2の設定のときに、pMOS103および302を常に
OFFさせ、nMOS104のゲート電極に内部入力信
号10を与えることにより、出力部の信号出力形態をオ
ープンドレイン型とし、制御信号が第3の設定のとき
に、pMOS103を常にOFFさせ、pMOS302
を常にONさせ、nMOS104のゲート電極に内部入
力信号10を与えることにより、出力部の信号出力形態
をプルドレイン型とする。ここでは、制御信号ODが
“L”レベル、制御信号PUNが”H”レベルのときが
第1の設定であり、制御信号ODおよびPUNがともに
“H”レベルのときが第2の設定がであり、制御信号O
Dが“H”レベル、制御信号PUNが”L”レベルのと
きが第3の設定である。
【0028】次に、図4の出力回路の動作を説明する。
図4の出力回路においては、制御信号ODと制御信号P
UNを独立に設定することができ、4種類の設定が考え
られるが、制御信号ODと制御信号PUNを同時に
“L”レベルに設定することは禁止である。
【0029】まず制御信号PUNが“H”レベルに設定
されるときの動作を説明する。このとき、pMOS30
2は常にOFFしている。従って図4の出力回路は制御
信号ODの設定に応じて図1の出力回路と同じ動作をす
る。すなわち、制御信号ODが“L”レベル、制御信号
PUNが“H”レベルである場合には、出力部はpΜO
S103とnΜOS104により構成されるCMOS回
路として動作する。また制御信号ODと制御信号PUN
がともに“H”レベルである場合には、出力部はnMO
S104によるnMOSオープンドレイン回路として動
作する。
【0030】次に制御信号ODが“H”レベルに設定さ
れ、制御信号PUNが“L”レベルに設定されていると
きの動作を説明する。このとき、pMOS103は常に
OFFしており、pMOS302は常にONしている。
従って図4の出力回路は制御信号ODが“H”レベルに
設定されているときの図3の出力回路と同じ動作をす
る。すなわち、制御信号ODが“L”レベル、制御信号
PUNが“H”レベルである場合には、出力部はpMO
S302をプルアップ素子としてpMOS302とnM
OS104により構成されるnMOSプルアップドレイ
ン回路として動作する。
【0031】このように第4の実施形態によれば、制御
信号OD(第1の制御信号)に基づいてpMOS103
(第1のMOSトランジスタ)を制御するORゲート1
02(論理ゲート)を有し、制御信号PUN(第2の制
御信号)をpMOS302(第2のMOSトランジス
タ)のゲート電極に与え、内部入力信号10をnMOS
104(第3のMOSトランジスタ)のゲート電極に与
える制御部を設け、出力部の信号出力形態を制御信号O
DおよびPUNにより、CMOS型、nMOSオープン
ドレイン型、あるいはnMOSプルアップドレイン型の
いずれかに切り替えられる構成としたことにより、外部
インタフェースが変更になった場合あるいは外部インタ
フェースが複数考えられている場合にも、回路変更を伴
わず、制御信号ODの設定を変更するだけで外部インタ
フェースの変更に適応することが可能となる。
【0032】なお、図4の出力回路においても、上記第
3の実施形態と同様に、CMOS型とpMOSオープン
ドレイン型とpMOSプルアップドレイン型とを切り替
える構成とすることが可能である。また制御部の内部構
成および制御部に対する制御信号の入力形態は、図4に
示すものに限定されるものではない。
【0033】第5の実施形態 図5は本発明の第5の実施形態の出力回路を示す回路図
である。図5において図1と同じものには同じ符号を付
してある。図5の出力回路は、信号入力端子inと、イ
ンバータ101と、外部から制御信号DRVが入力され
る制御端子drvと、インバータ500(第1のインバ
ータ)と、ORゲート501(第1の第1型論理ゲー
ト)と、ANDゲート502(第1の第2型論理ゲー
ト)と、pMOSトランジスタ103および503(第
1および第2の第1導電型MOSトランジスタ)と、n
MOSトランジスタ104および504(第1および第
2の第2導電型MOSトランジスタ)と、信号出力端子
outとを有する。制御端子drvとインバータ500
とORゲート501とANDゲート502とは制御部を
構成する。またpMOS103および503とnMOS
104および504とは出力部を構成する。
【0034】インバータ500の入力には外部からの制
御信号DRVが入力される。インバータ500は制御信
号DRVの反転信号である内部信号50を出力する。O
Rゲート501の第1の入力はインバータ101の出力
に接続されており、ORゲート501の第2の入力はイ
ンバータ500の出力に接続されている。ORゲート5
01は内部信号51を出力する。ANDゲート502の
第1の入力はインバータ101の出力端子に接続され、
ANDゲート502の第2の入力には制御信号DRVが
入力される。ANDゲート502は内部信号52を出力
する。
【0035】pMOS103のゲート電極はインバータ
101の出力に接続されている。pMOS503のゲー
ト電極はORゲート501の出力に接続され、ソース電
極は正電源VDDに接続され、ドレイン電極は信号出力
端子outに接続されている。nMOS104のゲート
電極はインバータ101の出力に接続されている。nM
OS504のゲート電極はANDゲート502の出力に
接続され、ソース電極は基準電源GNDに接続され、ド
レイン電極はnMOS104の信号出力端子outに接
続されている。
【0036】制御部は、制御信号DRVが第1の設定の
ときに、pMOS103およびnMOS104のゲート
電極に内部入力信号10を与え、pMOS503および
nMOS504を常にOFFさせ、制御信号DRVが第
2の設定のときに、pMOS103および503とnM
OS104および503のゲート電極に内部入力信号1
0を与えることにより、CMOS型の出力部の駆動能力
を切り替える。ここでは、制御信号DRVが“L”レベ
ルのときが第1の設定であり、“H”レベルのときが第
2の設定である。
【0037】次に、図5の出力回路の動作を説明する。
まず制御信号DRVが“L”レベルに設定されていると
きの動作を説明する。このとき、ANDゲート502か
ら出力される内部信号52は“L”レベルに固定され
る。またインバータ500から出力される内部信号50
は“H”レベルになるので、ORゲート501から出力
される内部信号51は“H”レベルに固定される。従っ
てpMOS503およびnMOS504は常にOFFし
ており、入力信号INが“L”レベルになると、トラン
ジスタpMOS103がOFF、nMOS104がON
し、また入力信号INが“H”レベルになると、pMO
S103がON、nMOS104がOFFする。以上に
より、制御信号DRVが“L”レベルの場合には、出力
部はpΜOS103とnΜOS104により構成される
CMOS回路として動作する。
【0038】次に制御信号DRVが“H”レベルに設定
されているときの動作を説明する。このとき、ORゲー
ト501はインバータ101から出力された内部入力信
号10を内部信号51として出力し、内部信号51は入
力信号INの反転信号となる。またANDゲート502
は内部入力信号10を内部信号52として出力し、内部
信号52も入力信号INの反転信号となる。従って入力
信号INが“L”レベルになると、pMOS103およ
び503がOFF、nMOS104および504がON
し、また入力信号INが“H”レベルになると、pMO
S103および503がON、nMOS104および5
04がOFFする。以上により、制御信号DRVが
“H”レベルの場合には、出力部はpΜOS103およ
び503とnΜOS104および504により構成され
るCMOS回路として動作する。制御信号DRVが
“H”レベルのときのCMOS回路の駆動能力は上記の
制御信号DRVが“L”レベルのときのCMOS回路よ
りも大きくなる。
【0039】このように第5の実施形態によれば、イン
バータ500(第1のインバータ)と、pMOS503
(第2の第1導電型MOSトランジスタ)を制御するO
Rゲート501(第1の第1型論理ゲート)と、nMO
S504(第2の第2導電型MOSトランジスタ)を制
御するANDゲート502(第1の第2型論理ゲート)
とを有し、pMOS103(第1の第1導電型MOSト
ランジスタ)およびnMOS104(第1の第2導電型
MOSトランジスタ)のゲート電極に内部入力信号10
を与える制御部を設け、制御信号DRVによりCMOS
出力回路の駆動能力を切り替えられる構成としたことに
より、外部インタフェースが変更になり必要な駆動能力
が変更になった場合でも、回路を変更することなく、制
御信号DRVの設定を変えるだけで適応することが可能
である。
【0040】なお、制御部の内部構成および制御部に対
する制御信号の入力形態は、図5に示すものに限定され
るものではない。また出力部のpMOS503およびn
MOS504に並列にpMOSトランジスタおよびnM
OSトランジスタをそれぞれ設け、これらのトランジス
タを制御する内部信号を生成する論理回路を制御部に設
けることにより、出力部の駆動能力を多段階に切り替え
る構成とすることも可能である。すなわち、出力部を、
第1ないし第N(Nは2以上の整数)のpMOSと、第
1ないし第NのnMOSとを有する構成とし、また制御
部を、第1ないし第(N−1)の制御信号がそれぞれ入
力される第1ないし第(N−1)のインバータと、第1
ないし第(N−1)のインバータおよび第2ないし第N
のpMOSにそれぞれ対応する第1ないし第(N−1)
のORゲートと、第1ないし第(N−1)の制御信号お
よび第2ないし第NのnMOSにそれぞれ対応する第1
ないし第(N−1)ANDゲートとを有し、第1のpM
OSおよび第1のnMOSのゲート電極に内部入力信号
10を与える構成とし、第1ないし第(N−1)の制御
信号からなる制御信号が第i(iは1からNまでのいず
れか任意の整数)の設定のときに、第1ないし第iのp
MOSおよび第1ないし第iのnMOSのゲート電極に
内部入力信号10を与え、第(i+1)ないし第Nのp
MOSおよび第(i+1)ないし第NのnMOSを常に
OFFさせることにより、出力部の駆動能力を多段階に
切り替える構成としても良い。また、図5の出力回路に
おいてインバータ500とORゲート501とpMOS
103および503とを取り除くことによりnMOSオ
ープンドレイン型の出力部の駆動能力を切り替えること
が可能な出力回路を構成でき、また図5の出力回路にお
いてANDゲート502とnMOS104および504
とを取り除くことによりpMOSオープンドレイン型の
出力部の駆動能力を切り替えることが可能な出力回路を
構成できる。また、上記pMOSオープンドレイン型の
出力部にプルアップ素子となる常にONのpMOSトラ
ンジスタを設けることによりnMOSプルアップドレイ
ン型の出力部の駆動能力を切り替えることが可能な出力
回路を構成でき、また上記nMOSオープンドレイン型
の出力部にプルダウン素子となる常にONのnMOSト
ランジスタを設けることによりpMOSプルダウンドレ
イン型の出力部の駆動能力を切り替えることが可能な出
力回路を構成できる。
【0041】第6の実施形態 図6は本発明の第6の実施形態の出力回路を示す回路図
である。図6において図4または図5と同じものには同
じ符号を付してある。図6の出力回路は、信号入力端子
inと、インバータ101と、制御信号OD(第1の制
御信号)が入力される制御端子odと、制御信号DRV
(第2の制御信号)が入力される制御端子drvと、制
御信号PUN(第3の制御信号)が入力される制御端子
punと、インバータ500と、ORゲート102、5
01、601(第1、第2、第3の論理ゲート)と、A
NDゲート502(第4の論理ゲート)と、pMOSト
ランジスタ103、503、302(第1、第2、第3
のMOSトランジスタ)と、nMOSトランジスタ10
4、504(第4、第5のMOSトランジスタ)と、信
号出力端子outとを有する。制御端子od、drv、
punと、ORゲート102、501、601と、AN
Dゲート502とは制御部を構成する。またpMOS1
03、302、503と、nMOS104、504とは
出力部を構成する。図6の出力回路は図4の出力回路
に、制御端子drvとインバータ500と、ORゲート
501、801と、ANDゲート502と、pMOS5
03と、nMOS504とを設けたものであり、また図
5の出力回路に、制御端子odおよびpunと、ORゲ
ート102および601と、pMOS302とを設けた
ものである。
【0042】ORゲート601の第1の入力はORゲー
ト501の出力に接続され、ORゲート601の第2の
入力には制御信号ODが入力される。ORゲート601
は内部信号60を出力する。なお、ORゲート501お
よび601を、第1の入力に内部入力信号10が入力さ
れ、第2の入力に制御信号ODが入力され、第3の入力
がインバータ500の出力に接続された1つのORゲー
トとしても良い。pMOS503のゲート電極はORゲ
ート601の出力に接続され、ソース電極は正電源VD
Dに接続され、ドレイン電極は信号出力端子outに接
続されている。
【0043】制御部は、制御信号OD、DRV、PUN
からなる制御信号が第1の設定のときに、pMOS10
3および104のゲート電極に内部入力信号10を与
え、第2、第3、および第5のMOSトランジスタを常
にOFFさせることにより、出力部の信号出力形態をC
MOS型とし、前記制御信号が第2の設定のときに、p
MOS103、503、およびnMOS104、504
のゲート電極に内部入力信号10を与え、pMOSトラ
ンジスタ302を常にOFFさせることにより、出力部
を前記第1の設定のときよりも駆動能力の大きいCMO
S型とし、前記制御信号が第3の設定のときに、pMO
S103、503、302、およびnMOS504を常
にOFFさせ、nMOS104のゲート電極に内部入力
信号10を与えることにより、出力部の信号出力形態を
オープンドレイン型とし、前記制御信号が第4の設定の
ときに、pMOS103、503、および302を常に
OFFさせ、nMOS104および504のゲート電極
に内部入力信号10を与えることにより、出力部を前記
第3の設定のときよりも駆動能力の大きいオープンドレ
イン型とし、前記制御信号が第5の設定のときに、第
1、第2、および第5のpMOS103、503、およ
びnMOS504を常にOFFさせ、pMOS302を
常にONさせ、nMOS104のゲート電極に内部入力
信号10を与えることにより、出力部の信号出力形態を
プルドレイン型とし、前記制御信号が第6の設定のとき
に、pMOS103および503を常にOFFさせ、p
MOS302を常にONさせ、nMOS104および5
04のゲート電極に内部入力信号10を与えることによ
り、出力部を前記第5の設定のときよりも駆動能力の大
きいプルドレイン型とする。ここでは制御信号ODおよ
びDRVが”L”レベル、制御信号PUNが”H”レベ
ルのときが第1の設定であり、制御信号ODが”L”レ
ベル、制御信号DRVおよびPUNが”H”レベルのと
きが第2の設定であり、制御信号ODが”H”レベル、
制御信号DRVが”L”レベル、制御信号PUNが”
H”レベルのときが第3の設定であり、制御信号OD、
DRV、およびPUNが”H”レベルのときが第4の設
定であり、制御信号ODが”H”レベル、制御信号DR
VおよびPUNが”L”レベルのときが第5の設定であ
り、制御信号ODおよびDRVが”H”レベル、制御信
号PUNが”L”レベルのときが第6の設定である。
【0044】次に、図6の出力回路の動作を説明する。
図6の出力回路においては、制御信号ODと制御信号P
UNと制御信号DRVとをそれぞれ独立に設定すること
ができ、8種類の設定が考えられるが、制御信号ODと
制御信号PUNを同時に”L”レベルに設定することは
禁止である。
【0045】まず制御信号ODが”L”レベルに設定さ
れ、制御信号PUNが”H”レベルに設定され、制御信
号DRVが”L”レベルに設定されたときの動作を説明
する。制御信号PUNが”H”レベルなので、pMOS
302は常にOFFしている。また制御信号DRVが”
L”レベルなので、内部信号52は”L”レベルに固定
され、内部信号50、51、60は”H”レベルに固定
される。従ってpMOS503、nMOS504も常に
OFFしている。また制御信号ODが”L”レベルなの
で、内部信号11は入力信号INの反転信号となる。従
って入力信号INが“L”レベルになると、pMOS1
03がOFF、nMOS104がONし、また入力信号
INが“H”レベルになると、pMOS103がON、
nMOS104がOFFする。以上により、このとき図
6の出力回路は、制御信号ODが“L”レベルであり、
制御信号PUNが“H”レベルであるときの図4の出力
回路と同じ動作をする。すなわち、制御信号ODおよび
制御信号DRVが”L”レベルであり、制御信号PUN
が”H”レベルである場合には、出力部はpMOS10
3とnMOS104により構成されるCMOS回路とし
て動作する。
【0046】次に制御信号ODが”L”レベルに設定さ
れ、制御信号PUNおよび制御信号DRVが”H”レベ
ルに設定されたときの動作を説明する。このとき、pM
OS302は常にOFFしている。また制御信号DRV
が”H”レベルなので、内部信号51、52は入力信号
INの反転信号となり、制御信号ODが”L”レベルな
ので、内部信号11、60も入力信号INの反転信号と
なる。従って入力信号INが“L”レベルになると、p
MOS103および503がOFF、nMOS104お
よび504がONし、また入力信号INが“H”レベル
になると、pMOS103および503がON、nMO
S104および504がOFFする。以上により、制御
信号ODが”L”レベルであり、制御信号PUNおよび
制御信号DRVが”H”レベルである場合には、出力部
はpΜOS103および503とnΜOS104および
504により構成されるCMOS回路として動作する。
制御信号DRVが“H”レベルのときのCMOS回路の
駆動能力は上記の制御信号DRVが“L”レベルのとき
のCMOS回路よりも大きくなる。
【0047】次に制御信号ODおよび制御信号PUN
が”H”レベルに設定され、制御信号DRVが”L”レ
ベルに設定されたときの動作を説明する。制御信号PU
Nが”H”レベルなので、pMOS302は常にOFF
している。また制御信号ODが”H”レベルなので、内
部信号11および60は”H”レベルに固定され、pM
OS103および503も常にOFFしている。また制
御信号DRVが”L”レベルなので、内部信号52は”
L”レベルに固定され、nMOS504も常にOFFし
ている。従ってこのときの図6の出力回路は、制御信号
ODおよび制御信号PUNが“H”レベルであるときの
図4の出力回路と同じ動作をする。すなわち、制御信号
ODおよび制御信号PUNが”H”レベルであり、制御
信号DRVが”L”レベルである場合には、出力部はn
ΜOS104によるnMOSオープンドレイン回路とし
て動作する。
【0048】次に制御信号ODが”H”レベルに設定さ
れ、制御信号PUNが”L”レベルに設定され、および
制御信号DRVが”H”レベルに設定されたときの動作
を説明する。このとき、pMOS103、503、30
2は常にOFFしている。またANDゲート502はイ
ンバータ101からの内部入力信号10を内部信号52
として出力し、内部信号52は入力信号INの反転信号
となる。従ってnMOS104および504は、入力信
号INが“L”レベルになるとOFFし、入力信号IN
が“H”レベルになるとONする。以上により、制御信
号OD、制御信号PUN、および制御信号DRVが全
て”H”レベルの場合には、出力部はnMOS104お
よび504により構成されるnMOSオープンドレイン
回路として動作する。制御信号DRVが”H”レベルの
ときのnMOSオープンドレイン回路の駆動能力は、上
記の制御信号DRVが“L”レベルのときのnMOSオ
ープンドレイン回路よりも大きくなる。
【0049】次に制御信号ODが”H”レベルに設定さ
れ、制御信号PUNおよび制御信号DRVが”L”レベ
ルに設定されたときの動作を説明する。制御信号PUN
が”L”レベルなので、pMOS302は常にONして
いる。また制御信号ODが”H”レベル、制御信号DR
Vが”L”レベルなので、pMOS103および50
3、nMOS504も常にOFFしている。従ってこの
ときの図6の出力回路は、制御信号ODが“H”レベル
であり、制御信号PUNが“L”レベルであるときの図
4の出力回路と同じ動作をする。すなわち、制御信号O
Dが”H”レベルであり、制御信号PUNおよび制御信
号DRVが”L”レベルである場合には、出力部はpM
OS302をプルアップ素子としてpMOS302とn
MOS104により構成されるnMOSプルアップドレ
イン回路として動作する。
【0050】次に制御信号ODが”H”レベルに設定さ
れ、制御信号PUNが”L”レベルに設定され、制御信
号DRVが”H”レベルに設定されたときの動作を説明
する。このとき、pMOS302は常にONしており、
pMOS103および503は常にOFFしている。ま
た内部信号52は入力信号INの反転信号となるので、
入力信号INが“L”レベルになると、nMOS104
および504がONし、また入力信号INが“H”レベ
ルになると、nMOS104および504がOFFす
る。以上により、制御信号ODおよび制御信号DRV
が”H”レベルであり、制御信号PUNが”L”レベル
である場合には、出力部はpMOS302をプルアップ
素子としてpMOS302とnMOS104および50
4により構成されるnMOSプルアップドレイン回路と
して動作する。制御信号DRVが”H”レベルのときの
nMOSプルアップドレイン回路の駆動能力は、上記の
制御信号DRVが“L”レベルのときのnMOSプルア
ップドレイン回路よりも大きくなる。
【0051】このように第6の実施形態によれば、制御
信号OD(第1の制御信号)に基づいてpMOS103
(第1のMOSトランジスタ)を制御するORゲート1
02(第1の論理ゲート)と、制御信号ODおよび制御
信号DRV(第2の制御信号)に基づいてpMOS50
3(第2のMOSトランジスタ)を制御するインバータ
500、ORゲート501(第2の論理ゲート)、およ
びORゲート801(第3の論理ゲート)と、制御信号
DRVに基づいてnMOS504(第5のMOSトラン
ジスタ)を制御するANDゲート502(第4の論理ゲ
ート)とを有し、制御信号PUN(第3の制御信号)を
pMOS302(第3のMOSトランジスタ)のゲート
電極に与え、内部入力信号10をnMOS104(第4
のMOSトランジスタ)のゲート電極に与える制御部を
設け、出力部の出力形態を制御信号ODおよび制御信号
PUNにより、CMOS型、nMOSオープン型、ある
いはnMOSプルアップ型のいずれかに切り替えられる
構成とするとともに、制御信号DRVにより、それぞれ
の信号出力形態における駆動能力を切り替えられる構成
としたことにより、外部インタフェースが変更になり、
信号出力形態や必要な駆動能力が変更になった場合、あ
るいは異なる信号出力形態または駆動能力の外部インタ
フェースが複数考えられている場合にも、回路を変更す
ることなく、制御信号OD、DRV、PUNの設定を変
更するだけで外部インタフェースの変更に適応すること
が可能となる。
【0052】なお、制御部の内部構成および制御部に対
する制御信号の入力形態は、図6に示すものに限定され
るものではない。また、CMOS型とpMOSオープン
ドレイン型とpMOSプルアップドレイン型とを切り替
える構成とすることも可能である。
【0053】また、信号出力形態をCMOS型またはn
MOSオープンドレイン型に切り替えられ、それぞれの
信号出力形態において駆動能力を切り替えられる構成と
することも可能である。すなわち、図6の出力回路にお
いて、制御端子punとpMOS302とを取り除き、
出力部を、pMOS103および503(第1および第
2のMOSトランジスタ)と、nMOS104および5
04(第3および第4のMOSトランジスタ)とを有す
る構成とし、また制御部を、インバータ500と、OR
ゲート102(第1の論理ゲート)と、ORゲート50
1および601(この2つのORゲートで第2の論理ゲ
ートを構成する)と、ANDゲート502(第3の論理
ゲート)とを有する構成とする。これにより、制御信号
ODおよびDRVからなる制御信号が第1の設定のとき
に、pMOS103およびnMOS104のゲート電極
に内部入力信号10を与え、pMOS503およびnN
OS504を常にOFFさせることにより、出力部の信
号出力形態をCMOS型とし、制御信号が第2の設定の
ときに、pMOS103、503、およびnMOS10
4、504のゲート電極に内部入力信号10を与えるこ
とにより、出力部を前記第1の設定のときよりも駆動能
力の大きいCMOS型とし、制御信号が第3の設定のと
きに、pMOS103、503、およびnMOS504
を常にOFFさせ、nMOS104のゲート電極に内部
入力信号10を与えることにより、出力部の信号出力形
態をnMOSオープンドレイン型とし、制御信号が第4
の設定のときに、pMOS103および503を常にO
FFさせ、nMOS104および504のゲート電極に
内部入力信号10を与えることにより、出力部を前記第
3の設定のときよりも駆動能力の大きいnMOSオープ
ンドレイン型とすることが可能となる。
【0054】また、信号出力形態をCMOS型またはn
MOSプルアップドレイン型に切り替えられ、それぞれ
の信号出力形態において駆動能力を切り替えられる構成
とすることも可能である。すなわち、図6の出力回路に
おいて、制御端子punを取り除き、制御信号ODを反
転させるインバータ(第2のインバータ)を設け、この
第2のインバータの出力にpMOS302のゲート電極
を接続し、制御部を、制御部を、インバータ500(第
1のインバータ)と、上記第2のインバータと、ORゲ
ート102(第1の論理ゲート)と、ORゲート501
および601(この2つのORゲートで第2の論理ゲー
トを構成する)と、ANDゲート502(第3の論理ゲ
ート)とを有する構成とする。これにより、制御信号O
DおよびDRVからなる制御信号が第1の設定のとき
に、pMOS103およびnMOS104のゲート電極
に内部入力信号10を与え、pMOS503、302、
およびnNOS504を常にOFFさせることにより、
出力部の信号出力形態をCMOS型とし、制御信号が第
2の設定のときに、pMOS103、503、およびn
MOS104、504のゲート電極に内部入力信号10
を与えることにより、出力部を前記第1の設定のときよ
りも駆動能力の大きいCMOS型とし、制御信号が第3
の設定のときに、pMOS103、503、およびnM
OS504を常にOFFさせ、pMOS302を常にO
Nさせ、nMOS104のゲート電極に内部入力信号1
0を与えることにより、出力部の信号出力形態をnMO
Sプルアップドレイン型とし、制御信号が第4の設定の
ときに、pMOS103および503を常にOFFさ
せ、pMOS302を常にONさせ、nMOS104お
よび504のゲート電極に内部入力信号10を与えるこ
とにより、出力部を前記第3の設定のときよりも駆動能
力の大きいnMOSプルアップドレイン型とすることが
可能となる。
【0055】また、図6の出力回路では信号出力形態と
駆動能力とをそれぞれ独立に切り替えられる構成とした
が、信号出力形態と駆動能力とを1つの制御信号により
同時に切り替えられる構成とすることも可能である。信
号出力形態をCMOS型からオープンドレイン型に切り
替えたときに駆動能力も同時に切り替わる出力回路を次
の第7の実施形態で説明する。
【0056】第7の実施形態 図7は本発明の第7の実施形態の出力回路を示す回路図
である。図7において図1および図5と同じものには同
じ符号を付してある。図7の出力回路は、信号入力端子
inと、インバータ101と、制御端子odと、ORゲ
ート102(第1の論理ゲート)と、ANDゲート50
2(第2の論理ゲート)と、pMOSトランジスタ10
3(第1のMOSトランジスタ)と、nMOSトランジ
スタ104および504(第2および第3のMOSトラ
ンジスタ)と、信号出力端子outとを有する。制御端
子odとORゲート102とANDゲート502とは制
御部を構成する。pMOS103とnMOS104およ
び504とは出力部を構成する。図7の出力回路は図1
の出力回路にANDゲート502とnMOS504を設
けたものである。
【0057】ANDゲート502の第1の入力はインバ
ータ101の出力に接続され、ANDゲート502の第
2の入力には制御信号ODが入力される。ANDゲート
502は内部信号70を出力する。nMOS504のゲ
ート電極はANDゲート502の出力に接続され、ソー
ス電極は基準電源GNDに接続され、ドレイン電極は信
号出力端子outに接続されている。
【0058】制御部は、制御信号ODが第1の設定のと
きに、pMOS103およびnMOS104のゲート電
極に内部入力信号10を与え、nMOS504を常にO
FFさせることにより、出力部をCMOS型とし、制御
信号ODが第2の設定のときに、pMOS103を常に
OFFさせ、nMOS104および504のゲート電極
に内部入力信号10を与えることにより、出力部を前記
第1の設定のときよりも駆動能力の大きいオープンドレ
イン型する。ここでは、制御信号ODが”L”のときが
第1の設定であり、”H”レベルのときが第2の設定で
ある。
【0059】次に、図7の出力回路の動作を説明する。
まず制御信号ODが“L”レベルに設定されているとき
の動作を説明する。このとき、ΑNDゲート502から
出力される内部信号60は“L”レベルに固定され、n
MOS504は常にOFFしている。従ってこのとき図
7の出力回路は制御信号ODが“L”レベルであるとき
の図1の出力回路と同じ動作をする。すなわち、制御信
号ODが“L”レベルである場合には、出力部はpΜO
S103とnΜOS104により構成されるCMOS回
路として動作する。
【0060】次に制御信号ODが“H”レベルに設定さ
れているときの動作を説明する。このとき、ORゲート
102から出力される内部信号11は“H”レベルに固
定される。またANDゲート502はインバータ101
からの内部入力信号10を内部信号70として出力し、
内部信号70は入力信号INの反転信号となる。従って
pMOS103は常にOFFしており、またnMOS1
04および504は、入力信号INが“L”レベルにな
るとOFFし、入力信号INが“H”レベルになるとO
Nする。以上により、制御信号ODが“H”レベルの場
合には、出力部はnMOS104および504によるn
MOSオープンドレイン回路として動作する。nMOS
オープンドレイン回路として動作するときnMOSの駆
動能力は、CMOS回路として動作するときのnMOS
の駆動能力よりも大きい。
【0061】このように第7の実施形態によれば、pM
OS103(第1のMOSトランジスタ)を制御するO
Rゲート102(第1の論理ゲート)と、nMOS50
4(第3のMOSトランジスタ)を制御するANDゲー
ト502(第2の論理ゲート)とを有し、nMOS10
4(第2のMOSトランジスタ)のゲート電極に内部入
力信号10を与える制御部を設け、制御信号ODにより
出力部の信号出力形態をCMOS型あるいはnMOSオ
ープンドレイン型に切り替えられる構成とし、さらに信
号出力形態を切り替えたときの駆動能力も同時に切り替
えられる構成としたことにより、CMOS型の出力回路
として動作するときよりもnMOSオープンドレイン型
の出力回路として動作するときのほうが出力部のnMO
Sに大きな駆動能力を必要とする場合でも、それぞれに
最適な駆動能力を設定することが可能となる。
【0062】なお、制御部の内部構成および制御部に対
する制御信号の入力形態は、図7に示すものに限定され
るものではない。また、駆動能力の異なるCMOS型と
pMOSオープンドレイン型とを切り替える構成とする
ことも可能である。また図7の出力回路では、CMOS
型のときの出力部のnMOSの駆動能力がオープンドレ
イン型のときよりも大きくなるが、オープンドレイン型
のときの出力部のnMOSの駆動能力がCMOS型のと
きよりも大きくなる出力回路を構成することも可能であ
る。オープンドレイン型のときの駆動能力がCMOS型
のときよりも大きくなる出力回路を次の第8の実施形態
で説明する。
【0063】第8の実施形態 図8は本発明の第8の実施形態の出力回路を示す回路図
である。図8において図1および図6と同じものには同
じ符号を付してある。図8の出力回路は、信号入力端子
inと、インバータ101と、制御端子odと、インバ
ータ801と、ORゲート102(第1の論理ゲート)
と、ANDゲート502(第2の論理ゲート)と、pM
OSトランジスタ802(第1のMOSトランジスタ)
と、nMOSトランジスタ104および504(第2お
よび第3のMOSトランジスタ)と、信号出力端子ou
tとを有する。制御端子odとインバータ801とOR
ゲート102とANDゲート502とは制御部を構成す
る。またpMOS802とnMOS104および504
とは出力部を構成する。図8の出力回路は図1の出力回
路において、インバータ801とANDゲート502と
nMOS504とを設け、pMOS103をpMOS1
03よりも駆動能力の大きなpMOS802としたもの
である。なお、pMOS802としてpMOS103と
図5のpMOS503とを並列接続したものを用いても
良い。
【0064】インバータ801の入力には制御信号OD
が入力され、インバータ801の出力はANDゲート5
02の第1の入力に接続されている。インバータ801
は入力信号INの反転信号である内部信号80を出力す
る。ANDゲート502は内部信号81を出力する。p
MOS802のゲート電極はORゲート102の出力に
接続され、ソース電極は正電源VDDに接続され、また
ドレイン電極は信号出力端子outに接続されている。
【0065】制御部は、制御信号ODが第1の設定のと
きに、pMOS103、nMOS104、および504
のゲート電極に内部入力信号10を与えることにより、
出力部をCMOS型とし、制御信号ODが第2の設定の
ときに、pMOS103およびnMOS504を常にO
FFさせ、nMOS104のゲート電極に内部入力信号
10を与えることにより、出力部を前記第1の設定のと
きよりも駆動能力の小さいオープンドレイン型する。こ
こでは、制御信号ODが”L”のときが第1の設定であ
り、”H”レベルのときが第2の設定である。
【0066】次に、図8の出力回路の動作を説明する。
まず制御信号ODが“H”レベルに設定されているとき
の動作を説明する。このとき、インバータ801からの
内部信号80は“L”レベルとなるので、ΑNDゲート
502から出力される内部信号81は“L”レベルに固
定され、nMOS504は常にOFFしている。従って
図8の出力回路は制御信号ODが“H”レベルであると
きの図1の出力回路と同じ動作をする。すなわち、制御
信号ODが“H”レベルである場合には、出力部はnΜ
OS104によるnMOSオープンドレイン回路として
動作する。
【0067】次に制御信号ODが“L”レベルに設定さ
れているときの動作を説明する。このとき、ORゲート
102はインバータ101からの内部入力信号10を内
部信号11として出力し、内部信号11は入力信号IN
の反転信号となる。またANDゲート502はインバー
タ101からの内部入力信号10を内部信号81として
出力し、内部信号81は入力信号INの反転信号とな
る。従って入力信号INが“L”レベルになると、pM
OS802はOFF、nMOS104および602はO
Nし、また入力信号INが“H”レベルになると、pM
OS802はON、nMOS104および504はOF
Fする。以上により、制御信号ODが“L”レベルの場
合には、出力部はpMOS802とnMOS104およ
び504により構成されるCMOS回路として動作す
る。図8の出力回路は図7の出力回路とは逆に、CMO
S回路として動作するときnMOSの駆動能力が、nM
OSオープンドレイン回路として動作するときのnMO
Sの駆動能力よりも大きい。
【0068】このように第8の実施形態によれば、pM
OS802(第1のMOSトランジスタ)を制御するO
Rゲート102(第1の論理ゲート)と、nMOS50
4(第3のMOSトランジスタ)を制御するインバータ
801およびANDゲート502(第2の論理ゲート)
とを有し、nMOS104(第2のMOSトランジス
タ)のゲート電極に内部入力信号10を与える制御部を
設け、制御信号ODにより出力部の信号出力形態をCM
OS型あるいはnMOSオープンドレイン型に切り替え
られる構成とし、さらに信号出力形態を切り替えたとき
の駆動能力も同時に切り替えられる構成としたことによ
り、nMOSオープンドレイン型の出力回路として動作
するときよりもCMOS型の出力回路として動作すると
きのほうが出力部のnMOSに大きな駆動能力を必要と
する場合でも、それぞれに最適な駆動能力を設定するこ
とが可能となる。
【0069】なお、制御部の内部構成および制御部に対
する制御信号の入力形態は、図8に示すものに限定され
るものではない。また図8の出力回路において、CMO
S型とpMOSオープンドレイン型とを切り替える構成
とすることも可能である。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように本発明の出力回路に
よれば、制御部を設け、外部から入力される制御信号に
基づいて、出力部の信号出力形態または駆動能力を切り
替えられる、あるいは出力部の信号出力形態および駆動
を同時にまたはそれぞれ独立に切り替えられる構成とし
たことにより、回路を変更することなく、信号出力形態
および必要な駆動能力が異なる複数の外部インタフェー
スに適応することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の出力回路を示す回路
図である。
【図2】本発明の第2の実施形態の出力回路を示す回路
図である。
【図3】本発明の第3の実施形態の出力回路を示す回路
図である。
【図4】本発明の第4の実施形態の出力回路を示す回路
図である。
【図5】本発明の第5の実施形態の出力回路を示す回路
図である。
【図6】本発明の第6の実施形態の出力回路を示す回路
図である。
【図7】本発明の第7の実施形態の出力回路を示す回路
図である。
【図8】本発明の第8の実施形態の出力回路を示す回路
図である。
【図9】従来のCMOS型の出力回路を示す回路図であ
る。
【図10】従来のオープンドレイン型の出力回路を示す
回路図である。
【図11】従来のプルアップドレイン型の出力回路を示
す回路図である。
【符号の説明】
101,301,500,801 インバータ、 10
2,501,601ORゲート、 201,502 A
NDゲート、 103,302,503,802 pM
OSトランジスタ、 104,504 nMOSトラン
ジスタ、 in 信号入力端子、 od,drv,pu
n 制御端子、 out 信号出力端子。

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部から入力される信号のレベルに応じ
    た内部入力信号を生成する入力部と、 MOSトランジスタにより構成され、前記内部入力信号
    のレベルに応じた信号を外部に出力する出力部と、 外部から入力される制御信号に基づいて前記出力部の信
    号出力形態を切り替える制御部とを有することを特徴と
    する出力回路。
  2. 【請求項2】 前記制御部が、前記出力部の信号出力形
    態を、 CMOS型またはオープンドレイン型に切り替える、 あるいはオープンドレイン型またはプルドレイン型に切
    り替える、 あるいはCMOS型、オープンドレイン型、またはプル
    ドレイン型に切り替えることを特徴とする請求項1記載
    の出力回路。
  3. 【請求項3】 前記出力部は、 外部回路に接続するための信号出力端子と、 ソース電極が第1の電源に接続され、ドレイン電極が前
    記信号出力端子に接続された第1のMOSトランジスタ
    と、 ソース電極が第2の電源に接続され、ドレイン電極が前
    記信号出力端子に接続された第2のMOSトランジスタ
    とを有し、 前記制御部は、 前記制御信号が第1の設定のときに、前記第1および第
    2のMOSトランジスタのゲート電極に前記内部入力信
    号を与えることにより前記出力部の信号出力形態をCM
    OS型とし、 前記制御信号が第2の設定のときに、第1のMOSトラ
    ンジスタを常にOFFさせ、第2のMOSトランジスタ
    のゲート電極に前記内部入力信号を与えることにより、
    前記信号出力形態をオープンドレイン型とすることを特
    徴とする請求項2記載の出力回路。
  4. 【請求項4】 前記制御部は、 第1の入力端子に前記内部入力信号が入力され、第2の
    入力端子に前記制御信号が入力され、出力端子が第1の
    MOSトランジスタのゲート電極に接続された論理ゲー
    トを有し、 第2のMOSトランジスタのゲート電極に前記内部入力
    信号を与えることを特徴とする請求項3記載の出力回
    路。
  5. 【請求項5】 前記出力部は、 外部回路に接続するための信号出力端子と、 ソース電極が第1の電源に接続され、ドレイン電極が前
    記信号出力端子に接続された第1および第2のMOSト
    ランジスタと、 ソース電極が第2の電源に接続され、ドレイン電極が前
    記信号出力端子に接続された第3のMOSトランジスタ
    とを有し、 前記制御部は、 前記制御信号が第1の設定のときに、第1および第3の
    トランジスタのゲート電極に前記内部入力信号を与え、
    第2のMOSトランジスタを常にOFFさせることによ
    り、前記出力部の信号出力形態をCMOS型とし、 前記制御信号が第2の設定のときに、第1のMOSトラ
    ンジスタを常にOFFさせ、第2のMOSトランジスタ
    を常にONさせ、第3のMOSトランジスタのゲート電
    極に前記内部入力信号を与えることにより、前記信号出
    力形態をプルドレイン型とすることを特徴とする請求項
    2記載の出力回路。
  6. 【請求項6】 前記制御部は、 第1の入力端子に前記内部入力信号が入力され、第2の
    入力端子に前記制御信号が入力され、出力端子が第1の
    MOSトランジスタのゲート電極に接続された論理ゲー
    トと、 入力端子に前記制御信号が入力され、出力端子が第2の
    MOSトランジスタのゲート電極に接続されたインバー
    タとを有し、 第3のMOSトランジスタのゲート電極に前記内部入力
    信号を与えることを特徴とする請求項5記載の出力回
    路。
  7. 【請求項7】 前記出力部は、 外部回路に接続するための信号出力端子と、 ソース電極が第1の電源に接続され、ドレイン電極が前
    記信号出力端子に接続された第1および第2のMOSト
    ランジスタと、 ソース電極が第2の電源に接続され、ドレイン電極が前
    記信号出力端子に接続された第3のMOSトランジスタ
    とを有し、 前記制御部は、 前記制御信号が第1の設定のときに、第1および第3の
    トランジスタのゲート電極に前記内部入力信号を与え、
    第2のMOSトランジスタを常にOFFさせることによ
    り、前記出力部の信号出力形態をCMOS型とし、 前記制御信号が第2の設定のときに、第1および第2の
    MOSトランジスタを常にOFFさせ、第3のMOSト
    ランジスタのゲート電極に前記内部入力信号を与えるこ
    とにより、前記信号出力形態をオープンドレイン型と
    し、 前記制御信号が第3の設定のときに、第1のMOSトラ
    ンジスタを常にOFFさせ、第2のMOSトランジスタ
    を常にONさせ、第3のMOSトランジスタのゲート電
    極に前記内部入力信号を与えることにより、前記信号出
    力形態をプルドレイン型とすることを特徴とする請求項
    2記載の出力回路。
  8. 【請求項8】 前記制御信号が、第1および第2の制御
    信号からなり、 前記制御部は、 第1の入力端子に前記内部入力信号が入力され、第2の
    入力端子に第1の制御信号が入力され、出力端子が第1
    のMOSトランジスタのゲート電極に接続された論理ゲ
    ートを有し、 第2のMOSトランジスタのゲート電極に第2の制御信
    号を与え、 第3のMOSトランジスタのゲート電極に前記内部入力
    信号を与えることを特徴とする請求項7記載の出力回
    路。
  9. 【請求項9】 外部から入力される信号のレベルに応じ
    た内部信号を生成する入力部と、 MOSトランジスタにより構成され、前記内部信号のレ
    ベルに応じた信号を外部に出力する出力部と、 外部から入力される制御信号に基づいて前記出力部の駆
    動能力を切り替える制御部とを有することを特徴とする
    出力回路。
  10. 【請求項10】 前記出力部の信号出力形態が、CMO
    S型、オープンドレイン型、またはプルドレイン型のい
    ずれかであることを特徴とする請求項9記載の出力回
    路。
  11. 【請求項11】 前記出力部の信号出力形態が、CMO
    S型であり、前記出力部は、 外部回路に接続するための信号出力端子と、 ソース電極が第1の電源に接続され、ドレイン電極が前
    記信号出力端子に接続された第1ないし第N(Nは2以
    上の整数)の第1導電型MOSトランジスタと、 ソース電極が第2の電源に接続され、ドレイン電極が前
    記信号出力端子に接続された第1ないし第Nの第2導電
    型MOSトランジスタとを有し、 前記制御部は、 前記制御信号が第i(iは1からNまでのいずれか任意
    の整数)の設定のときに、第1ないし第iの第1導電型
    MOSトランジスタおよび第1ないし第iの第2導電型
    MOSトランジスタのゲート電極に前記内部入力信号を
    与え、第(i+1)ないし第Nの第1導電型MOSトラ
    ンジスタおよび第(i+1)ないし第Nの第2導電型M
    OSトランジスタを常にOFFさせることにより、前記
    出力部の駆動能力を切り替えることを特徴とする請求項
    10記載の出力回路。
  12. 【請求項12】 前記制御信号が、第1ないし第(N−
    1)の制御信号からなり、 前記制御部は、 第1ないし第(N−1)の制御信号にそれぞれ対応して
    設けられ、入力端子に前記対応する制御信号が入力され
    る第1ないし第(N−1)のインバータと、 第1ないし第(N−1)のインバータおよび第2ないし
    第Nの第1導電型MOSトランジスタにそれぞれ対応し
    て設けられ、第1の入力端子に前記内部入力信号が入力
    され、第2の入力端子が前記対応するインバータの出力
    端子に接続され、出力端子が前記対応する第1導電型M
    OSトランジスタのゲート電極に接続された第1ないし
    第(N−1)の第1型論理ゲートと、 第1ないし第(N−1)の制御信号および第2ないし第
    Nの第2導電型MOSトランジスタにそれぞれ対応して
    設けられ、第1の入力端子に前記内部入力信号が入力さ
    れ、第2の入力端子に前記対応する制御信号が入力さ
    れ、出力端子が前記対応する第2導電型MOSトランジ
    スタのゲート電極に接続された第1ないし第(N−1)
    の第2型論理ゲートとを有し、 第1の第1導電型MOSトランジスタおよび第1の第2
    導電型MOSトランジスタのゲート電極に前記内部入力
    信号を与えることを特徴とする請求項11記載の出力回
    路。
  13. 【請求項13】 前記出力部の信号出力形態が、オープ
    ンドレイン型であり、 前記出力部は、 外部回路に接続するための信号出力端子と、 ソース電極が電源に接続され、ドレイン電極が前記信号
    出力端子に接続された第1ないし第NのMOSトランジ
    スタとを有し、 前記制御部は、 前記制御信号が第iの設定のときに、第1ないし第iの
    トランジスタのゲート電極に前記内部入力信号を与え、
    第(i+1)ないし第NのMOSトランジスタを常にO
    FFさせることにより、前記出力部の駆動能力を切り替
    えることを特徴とする請求項10記載の出力回路。
  14. 【請求項14】 前記出力部の信号出力形態が、プルド
    レイン型であり、 前記出力部は、 外部回路に接続するための信号出力端子と、 ソース電極が第1の電源に接続され、ドレイン電極が前
    記信号出力端子に接続された第1ないし第NのMOSト
    ランジスタと、 ソース電極が第2の電源に接続され、ドレイン電極が前
    記信号出力端子に接続された、常にONの第(N+1)
    のMOSトランジスタとを有し、 前記制御部は、 前記制御信号が第iの設定のときに、第1ないし第iの
    トランジスタのゲート電極に前記内部入力信号を与え、
    第(i+1)ないし第NのMOSトランジスタを常にO
    FFさせることにより、前記出力部の駆動能力を切り替
    えることを特徴とする請求項10記載の出力回路。
  15. 【請求項15】 前記制御信号が、第1ないし第(N−
    1)の制御信号からなり、 前記制御部は、 第1ないし第(N−1)の制御信号および第2ないし第
    NのMOSトランジスタにそれぞれ対応して設けられ、
    第1の入力端子に前記内部入力信号が入力され、第2の
    入力端子に前記対応する制御信号が入力され、出力端子
    が前記対応するMOSトランジスタのゲート電極に接続
    された第1ないし第(N−1)の論理ゲートを有し、 第1のMOSトランジスタのゲート電極に前記内部入力
    信号を与えることを特徴とする請求項13または14に
    記載の出力回路。
  16. 【請求項16】 外部から入力される信号のレベルに応
    じた内部信号を生成する入力部と、 MOSトランジスタにより構成され、前記内部信号のレ
    ベルに応じた信号を外部に出力する出力部と、 外部から入力される制御信号に基づいて前記出力部の信
    号出力形態と駆動能力とを同時にまたはそれぞれ独立に
    切り替える制御部とを有することを特徴とする出力回
    路。
  17. 【請求項17】 前記制御部が、前記出力部の信号出力
    形態を、 CMOS型またはオープンドレイン型に切り替える、 あるいはオープンドレイン型またはプルドレイン型に切
    り替える、 あるいはCMOS型、オープンドレイン型、またはプル
    ドレイン型に切り替えることを特徴とする請求項16記
    載の出力回路。
  18. 【請求項18】 前記出力部は、 外部回路に接続するための信号出力端子と、 ソース電極が第1の電源に接続され、ドレイン電極が前
    記信号出力端子に接続された第1および第2のMOSト
    ランジスタと、 ソース電極が第2の電源に接続され、ドレイン電極が前
    記信号出力端子に接続された第3および第4のMOSト
    ランジスタとを有し、 前記制御部は、 前記制御信号が第1の設定のときに、第1および第3の
    MOSトランジスタのゲート電極に前記内部入力信号を
    与え、第2および第4のMOSトランジスタを常にOF
    Fさせることにより、前記出力部の信号出力形態をCM
    OS型とし、 前記制御信号が第2の設定のときに、第1ないし第4の
    MOSトランジスタのゲート電極に前記内部入力信号を
    与えることにより、前記出力部を前記第1の設定のとき
    よりも駆動能力の大きいCMOS型とし、 前記制御信号が第3の設定のときに、第1、第2、およ
    び第4のMOSトランジスタを常にOFFさせ、第3の
    MOSトランジスタのゲート電極に前記内部入力信号を
    与えることにより、前記出力部の信号出力形態をオープ
    ンドレイン型とし、 前記制御信号が第4の設定のときに、第1および第2の
    MOSトランジスタを常にOFFさせ、第3および第4
    のMOSトランジスタのゲート電極に前記内部入力信号
    を与えることにより、前記出力部を前記第3の設定のと
    きよりも駆動能力の大きいオープンドレイン型とするこ
    とを特徴とする請求項17記載の出力回路。
  19. 【請求項19】 前記制御信号が、第1および第2の制
    御信号からなり、前記制御部は、 第1の入力端子に前記内部入力信号が入力され、第2の
    入力端子に第1の制御信号が入力され、出力端子が第1
    のMOSトランジスタのゲート電極に接続された第1の
    論理ゲートと、 入力端子に第2の制御信号が入力されるインバータと、 第1の入力端子に前記内部入力信号が入力され、第2の
    入力端子に第1の制御信号が入力され、第3の入力端子
    が前記インバータの出力端子に接続された第2の論理ゲ
    ートと、 第1の入力端子に前記内部入力信号が入力され、第2の
    入力端子に第2の制御信号が入力される第3の論理ゲー
    トとを有し、 第3のMOSトランジスタのゲート電極に前記内部入力
    信号を与えることを特徴とする請求項18記載の出力回
    路。
  20. 【請求項20】 前記出力部は、 外部回路に接続するための信号出力端子と、 ソース電極が第1の電源に接続され、ドレイン電極が前
    記信号出力端子に接続された第1のMOSトランジスタ
    と、 ソース電極が第2の電源に接続され、ドレイン電極が前
    記信号出力端子に接続された第2および第3のMOSト
    ランジスタとを有し、 前記制御部は、 前記制御信号が第1の設定のときに、第1および第2の
    MOSトランジスタのゲート電極に前記内部入力信号を
    与え、第3のMOSトランジスタを常にOFFさせるこ
    とにより、前記出力部をCMOS型とし、 前記制御信号が第2の設定のときに、第1のMOSトラ
    ンジスタを常にOFFさせ、第2および第3のMOSト
    ランジスタのゲート電極に前記内部入力信号を与えるこ
    とにより、前記出力部を前記第1の設定のときよりも駆
    動能力の大きいオープンドレイン型することを特徴とす
    る請求項17記載の出力回路。
  21. 【請求項21】 前記制御部は、 第1の入力端子に前記内部入力信号が入力され、第2の
    入力端子に前記制御信号が入力され、出力端子が第1の
    MOSトランジスタのゲート電極に接続された第1の論
    理ゲートと、 第1の入力端子に前記内部入力信号が入力され、第2の
    入力端子に前記制御信号が入力され、出力端子が第3の
    MOSトランジスタのゲート電極に接続された第2の論
    理ゲートとを有し、 第2のMOSトランジスタのゲート電極に前記内部入力
    信号を与えることを特徴とする請求項20記載の出力回
    路。
  22. 【請求項22】 前記出力部は、 外部回路に接続するための信号出力端子と、 ソース電極が第1の電源に接続され、ドレイン電極が前
    記信号出力端子に接続された第1のMOSトランジスタ
    と、 ソース電極が第2の電源に接続され、ドレイン電極が前
    記信号出力端子に接続された第2および第3のMOSト
    ランジスタとを有し、 前記制御部は、 前記制御信号が第1の設定のときに、第1ないし第3の
    MOSトランジスタのゲート電極に前記内部入力信号を
    与えることにより、前記出力部をCMOS型とし、 前記制御信号が第2の設定のときに、第1および第3の
    MOSトランジスタを常にOFFさせ、第2のMOSト
    ランジスタのゲート電極に前記内部入力信号を与えるこ
    とにより、前記出力部を前記第1の設定のときよりも駆
    動能力の小さいオープンドレイン型することを特徴とす
    る請求項17記載の出力回路。
  23. 【請求項23】 前記制御部は、 第1の入力端子に前記内部入力信号が入力され、第2の
    入力端子に前記制御信号が入力され、出力端子が第1の
    MOSトランジスタのゲート電極に接続された第1の論
    理ゲートと、 入力端子に前記制御信号が入力されるインバータと、 第1の入力端子に前記内部入力信号が入力され、第2の
    入力端子が前記インバータの出力端子に接続され、出力
    端子が第3のMOSトランジスタのゲート電極に接続さ
    れた第2の論理ゲートとを有し、 第2のMOSトランジスタのゲート電極に前記内部入力
    信号を与えることを特徴とする請求項22記載の出力回
    路。
  24. 【請求項24】 前記出力部は、 外部回路に接続するための信号出力端子と、 ソース電極が第1の電源に接続され、ドレイン電極が前
    記信号出力端子に接続された第1ないし第3のMOSト
    ランジスタと、 ソース電極が第2の電源に接続され、ドレイン電極が前
    記信号出力端子に接続された第4および第5のMOSト
    ランジスタとを有し、 前記制御部は、 前記制御信号が第1の設定のときに、第1および第4の
    MOSトランジスタのゲート電極に前記内部入力信号を
    与え、第2、第3、および第5のMOSトランジスタを
    常にOFFさせることにより、前記出力部の信号出力形
    態をCMOS型とし、 前記制御信号が第2の設定のときに、第1、第2、第
    4、および第5のMOSトランジスタのゲート電極に前
    記内部入力信号を与え、第3のMOSトランジスタを常
    にOFFさせることにより、前記出力部を前記第1の設
    定のときよりも駆動能力の大きいCMOS型とし、 前記制御信号が第3の設定のときに、第1、第2、およ
    び第5のMOSトランジスタを常にOFFさせ、第3の
    MOSトランジスタを常にONさせ、第4のMOSトラ
    ンジスタのゲート電極に前記内部入力信号を与えること
    により、前記出力部の信号出力形態をプルドレイン型と
    し、 前記制御信号が第4の設定のときに、第1、第2のMO
    Sトランジスタを常にOFFさせ、第3のMOSトラン
    ジスタを常にONさせ、第4および第5のMOSトラン
    ジスタのゲート電極に前記内部入力信号を与えることに
    より、前記出力部を前記第3の設定のときよりも駆動能
    力の大きいプルドレイン型とすることを特徴とする請求
    項17記載の出力回路。
  25. 【請求項25】 前記制御信号が、第1および第2の制
    御信号からなり、 前記制御部は、 入力端子に第2の制御信号が入力される第1のインバー
    タと、 入力端子に第1の制御信号が入力され、出力端子が第3
    のMOSトランジスタのゲート電極に接続された第2の
    インバータと、 第1の入力端子に前記内部入力信号が入力され、第2の
    入力端子に第1の制御信号が入力され、出力端子が第1
    のMOSトランジスタのゲート電極に接続された第1の
    論理ゲートと、 第1の入力端子に前記内部入力信号が入力され、第2の
    入力端子に第1の制御信号が入力され、第3の入力端子
    が第1のインバータの出力端子に接続された第2の論理
    ゲートと、 第1の入力端子に前記内部入力信号が入力され、第2の
    入力端子に第2の制御信号が入力される第3の論理ゲー
    トとを有し、 第4のMOSトランジスタのゲート電極に前記内部入力
    信号を与えることを特徴とする請求項24記載の出力回
    路。
  26. 【請求項26】 前記出力部は、 外部回路に接続するための信号出力端子と、 ソース電極が第1の電源に接続され、ドレイン電極が前
    記信号出力端子に接続された第1ないし第3のMOSト
    ランジスタと、 ソース電極が第2の電源に接続され、ドレイン電極が前
    記信号出力端子に接続された第4および第5のMOSト
    ランジスタとを有し、 前記制御部は、 前記制御信号が第1の設定のときに、第1および第4の
    MOSトランジスタのゲート電極に前記内部入力信号を
    与え、第2、第3、および第5のMOSトランジスタを
    常にOFFさせることにより、前記出力部の信号出力形
    態をCMOS型とし、 前記制御信号が第2の設定のときに、第1、第2、第
    4、および第5のMOSトランジスタのゲート電極に前
    記内部入力信号を与え、第3のMOSトランジスタを常
    にOFFさせることにより、前記出力部を前記第1の設
    定のときよりも駆動能力の大きいCMOS型とし、 前記制御信号が第3の設定のときに、第1、第2、第
    3、および第5のMOSトランジスタを常にOFFさ
    せ、第4のMOSトランジスタのゲート電極に前記内部
    入力信号を与えることにより、前記出力部の信号出力形
    態をオープンドレイン型とし、 前記制御信号が第4の設定のときに、第1ないし第3の
    MOSトランジスタを常にOFFさせ、第4および第5
    のMOSトランジスタのゲート電極に前記内部入力信号
    を与えることにより、前記出力部を前記第3の設定のと
    きよりも駆動能力の大きいオープンドレイン型とし、 前記制御信号が第5の設定のときに、第1、第2、およ
    び第5のMOSトランジスタを常にOFFさせ、第3の
    MOSトランジスタを常にONさせ、第4のMOSトラ
    ンジスタのゲート電極に前記内部入力信号を与えること
    により、前記出力部の信号出力形態をプルドレイン型と
    し、 前記制御信号が第6の設定のときに、第1、第2のMO
    Sトランジスタを常にOFFさせ、第3のMOSトラン
    ジスタを常にONさせ、第4および第5のMOSトラン
    ジスタのゲート電極に前記内部入力信号を与えることに
    より、前記出力部を前記第5の設定のときよりも駆動能
    力の大きいプルドレイン型とすることを特徴とする請求
    項17記載の出力回路。
  27. 【請求項27】 前記制御信号が、第1ないし第3の制
    御信号からなり、 前記制御部は、 第1の入力端子に前記内部入力信号が入力され、第2の
    入力端子に第1の制御信号が入力され、出力端子が第1
    のMOSトランジスタのゲート電極に接続された第1の
    論理ゲートと、 入力端子に第2の制御信号が入力されるインバータと、 第1の入力端子に前記内部入力信号が入力され、第2の
    入力端子が前記インバータの出力端子に接続された第2
    の論理ゲートと、 第1の入力端子が第2の論理ゲートの出力端子に接続さ
    れ、第2の入力端子に第1の制御信号が入力され、出力
    端子が第2のMOSトランジスタのゲート電極に接続さ
    れた第3の論理ゲートと、 第1の入力端子に前記内部入力信号が入力され、第2の
    入力端子に第2の制御信号が入力される第4の論理ゲー
    トとを有し、 第3のMOSトランジスタのゲート電極に第3の制御信
    号を与え、 第4のMOSトランジスタのゲート電極に前記内部入力
    信号を与えることを特徴とする請求項26記載の出力回
    路。
JP25317897A 1997-09-18 1997-09-18 出力回路 Expired - Fee Related JP3511355B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25317897A JP3511355B2 (ja) 1997-09-18 1997-09-18 出力回路
US09/154,807 US6222397B1 (en) 1997-09-18 1998-09-17 Output circuit with switching function
US09/828,800 US6384644B2 (en) 1997-09-18 2001-04-10 Output circuit with switching function

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25317897A JP3511355B2 (ja) 1997-09-18 1997-09-18 出力回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1197998A true JPH1197998A (ja) 1999-04-09
JP3511355B2 JP3511355B2 (ja) 2004-03-29

Family

ID=17247633

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25317897A Expired - Fee Related JP3511355B2 (ja) 1997-09-18 1997-09-18 出力回路

Country Status (2)

Country Link
US (2) US6222397B1 (ja)
JP (1) JP3511355B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6518848B2 (en) * 2000-07-24 2003-02-11 Oki Electric Industry Co., Ltd. Oscillation stop detection circuit
CN109921781A (zh) * 2017-12-13 2019-06-21 中天鸿骏半导体(上海)有限公司 一种兼容推挽输出和开漏输出的输入输出电路及方法

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3583999B2 (ja) * 2000-03-01 2004-11-04 三洋電機株式会社 レベル変換回路
US6784703B1 (en) * 2003-06-30 2004-08-31 International Business Machines Corporation Dynamic driver boost circuits
KR101020291B1 (ko) * 2009-02-03 2011-03-07 주식회사 하이닉스반도체 프리드라이버 및 이를 이용한 출력드라이버회로
US8782477B2 (en) * 2011-05-11 2014-07-15 Jabil Circuit, Inc. High-speed serial interface bridge adapter for signal integrity verification
KR101353212B1 (ko) * 2011-06-14 2014-01-22 한국과학기술원 인버터 및 인버터가 구비된 스위칭회로
CN103580672A (zh) * 2013-11-06 2014-02-12 航宇伟创科技(北京)有限公司 一种可控的输入/输出接口控制电路及其使用方法
CN112596462B (zh) * 2020-12-22 2022-04-22 深圳市英威腾电气股份有限公司 基于信号类型的输出方法、装置及系统

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6234830U (ja) * 1985-08-19 1987-02-28
US4697107A (en) * 1986-07-24 1987-09-29 National Semiconductor Corporation Four-state I/O control circuit
JP2623374B2 (ja) * 1991-02-07 1997-06-25 ローム株式会社 出力回路
JPH0567961A (ja) 1991-09-09 1993-03-19 Seiko Epson Corp 出力バツフア回路
JPH05102829A (ja) 1991-10-08 1993-04-23 Nec Ic Microcomput Syst Ltd Cmos出力回路
US5306965A (en) * 1992-07-01 1994-04-26 Hewlett-Packard Co. Process compensating variable impedence I/O driver with feedback
JP3140605B2 (ja) * 1993-04-28 2001-03-05 富士通株式会社 出力バッファ回路
JPH0738408A (ja) * 1993-07-19 1995-02-07 Sharp Corp バッファ回路
JP3190191B2 (ja) 1993-12-07 2001-07-23 株式会社東芝 出力バッファ回路
JPH07297705A (ja) * 1994-04-27 1995-11-10 Mitsubishi Electric Corp 出力バッファ回路
US5811997A (en) * 1996-04-26 1998-09-22 Silicon Graphics, Inc. Multi-configurable push-pull/open-drain driver circuit
US5905389A (en) * 1997-09-22 1999-05-18 Cypress Semiconductor Corp. Methods, circuits and devices for improving crossover performance and/or monotonicity, and applications of the same in a universal serial bus (USB) low speed output driver
US6037803A (en) * 1997-12-12 2000-03-14 Micron Electronics, Inc. Integrated circuit having two modes of I/O pad termination
US6040714A (en) * 1997-12-12 2000-03-21 Micron Electronics, Inc. Method for providing two modes of I/O pad termination

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6518848B2 (en) * 2000-07-24 2003-02-11 Oki Electric Industry Co., Ltd. Oscillation stop detection circuit
CN109921781A (zh) * 2017-12-13 2019-06-21 中天鸿骏半导体(上海)有限公司 一种兼容推挽输出和开漏输出的输入输出电路及方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3511355B2 (ja) 2004-03-29
US20010015662A1 (en) 2001-08-23
US6384644B2 (en) 2002-05-07
US6222397B1 (en) 2001-04-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2993462B2 (ja) 出力バッファ回路
US7176741B2 (en) Level shift circuit
US6838924B1 (en) Dual stage level shifter for low voltage operation
CN101174828B (zh) 具有开关选通门电路电平变换器的可编程多电源区
JPH11273384A (ja) 半導体装置
US6163179A (en) Voltage level transfer
JP3511355B2 (ja) 出力回路
US6906552B2 (en) System and method utilizing a one-stage level shift circuit
US5317211A (en) Programmable pin for use in programmable logic devices
US8531227B2 (en) Level shifter
US6806757B2 (en) Level shift circuit
JP3761812B2 (ja) レベルシフト回路
JP2679495B2 (ja) 半導体回路
US20030222701A1 (en) Level shifter having plurality of outputs
US6300801B1 (en) Or gate circuit and state machine using the same
JPH11312969A (ja) 半導体回路
US6774697B2 (en) Input and output port circuit
JP2002335151A (ja) 多電源出力バッファ
JPH0244415A (ja) 出力バツフア回路
JPH1141087A (ja) 出力バッファ回路
JPH08330938A (ja) レベルシフト回路
KR100402241B1 (ko) 전류 제어 방식의 저잡음 출력 드라이버
JPH11136108A (ja) 出力回路
KR20010004028A (ko) 씨모스 출력 버퍼 회로
KR19990030380U (ko) 레벨 쉬프터

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20031224

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20031224

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090116

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090116

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100116

Year of fee payment: 6

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100116

Year of fee payment: 6

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100116

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110116

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120116

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120116

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130116

Year of fee payment: 9

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees