JP2679495B2 - 半導体回路 - Google Patents

半導体回路

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JP2679495B2
JP2679495B2 JP3333173A JP33317391A JP2679495B2 JP 2679495 B2 JP2679495 B2 JP 2679495B2 JP 3333173 A JP3333173 A JP 3333173A JP 33317391 A JP33317391 A JP 33317391A JP 2679495 B2 JP2679495 B2 JP 2679495B2
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猛 森
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はソースまたはドレイン側
に設けた制御手段によって制御されるトランジスタを含
む半導体回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より半導体回路のトランジスタ能力
を回路的に変える方法として種々の方法が考えられてい
る。
【0003】以下従来のトランジスタ能力を回路的に変
える半導体回路について一例を説明する。
【0004】図4は、従来の半導体回路の一例である。
NチャンネルMOS型電界効果型トランジスタ19,2
0,21は、エンハンスメントタイプを用いている。N
チャンネルトランジスタ19,20,21の各ドレイン
側22,23,24は5V電源(VDD)及び出力端子2
5のいずれもにそれぞれ接続されている。また、5V電
源(VDD)と接続点(C点)の間に負荷抵抗26を介し
ている。そして、ソース側27,28,29は、それぞ
れ接地接続されている。入力端子30からの入力信号は
制御信号31,32,33と、アンド回路34,35,
36で加算され、アンド回路34の出力信号37、アン
ド回路35の出力信号38、アンド回路36の出力信号
39はそれぞれ、Nチャンネルトランジスタ19,2
0,21のゲート側40,41,42に接続されてい
る。
【0005】以上のように構成された、半導体回路につ
いて以下にその動作を説明する。まず制御信号31,3
2,33のそれぞれが、ハイレベル(H)のとき、入力
信号30の変化はそのままアンド回路34,35,36
の出力信号37,38,39に現れNチャンネルトラン
ジスタ19,20,21のゲート側40,41,42に
それぞれ入力される。従って、入力信号30の変化によ
ってNチャンネルトランジスタ19,20,21が駆動
される。この時、出力端子25に対する電流をIとする
と、IはNチャンネルトランジスタ19に流れる電流I
1と、Nチャンネルトランジスタ20に流れる電流I
2と、Nチャンネルトランジスタ21に流れる電流I3
加えたものであり、I=I1+I2+I3になる。
【0006】これに対して、制御信号31のみをハイレ
ベル(H)にし、残りの制御信号32,33をローレベ
ル(L)にした時には、入力端子30からの入力信号の
変化はそのままアンド回路34の出力信号37のみに現
れ、Nチャンネルトランジスタ19のゲート側40のみ
に入力される。従って、入力信号30の変化によって、
トランジスタ19のみが駆動される。この場合出力端子
25に対する電流Iは、Nチャンネルトランジスタ19
に流れる電流I1 と等しくなることから、I=I1とな
る。
【0007】これを出力端子25側からみた場合、制御
信号31のみが(H)の時に比べて制御信号31,3
2,33が(H)の時はトランジスタ能力が大きくな
る。
【0008】以上の事から制御信号を制御することによ
って、トランジスタの能力を変えることができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、入力信号と制御信号を加算回路で加算し
ているため、入力信号がアナログ入力の場合、アナログ
信号のままでは、入力信号の変化がそのまま出力されな
かった。つまりアナログ入力の場合は、上記回路ではト
ランジスタ能力を変えられないことになる。
【0010】本発明は上記課題を解決するもので入力信
号がアナログ入力でもアナログ出力が得られ、かつトラ
ンジスタの能力を変えることができる半導体回路を提供
することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】第1の発明の半導体回路
は、複数のトランジスタを有し、前記複数のトランジス
タの各ドレインが負荷抵抗の一方の端子及び出力端子
に、各ソースが接地に、各ゲートが入力端子にそれぞれ
接続され、前記負荷抵抗の他方の端子が電源に接続され
ている半導体回路であって、前記各ドレインと前記負荷
抵抗の一方の端子及び出力端子との間、または、前記各
ソースと前記接地との間の少なくともどちらか一方にス
イッチ素子がトランジスタ毎に接続されており、前記各
トランジスタ毎に接続された前記スイッチ素子により、
前記出力端子側からみたトランジスタ能力を制御できる
ことを特徴とするものである。
【0012】第2の発明の半導体回路は、複数のトラン
ジスタを有し、前記複数のトランジスタの各ドレインが
負荷抵抗の一方の端子及び出力端子に、各ソースが接地
端子に、各ゲートが入力端子に接続され、前記負荷抵抗
の他方の端子が電源端子に接続されているブロック部を
2個備え、かつ前記2個のブロック部のそれぞれの前記
電源端子が電源に、それぞれの前記接地端子が接地に接
続されている半導体回路であって、前記各ドレインと前
記負荷抵抗の一方の端子及び出力端子との間、または、
前記各ソースと前記接地端子との間の少なくともどちら
か一方にスイッチ素子がトランジスタ毎に接続され、前
記2個のブロック部のそれぞれの前記電源端子と前記電
源との間、または、それぞれの前記接地端子と前記接地
との間のどちらか一方に同一の定電流源が共通定電流源
として接続されており、前記各トランジスタ毎に接続さ
れた前記スイッチ素子により、前記2個のブロック部の
それぞれの出力端子側からみたトランジスタ能力が同じ
になるように制御できることを特徴とするものである。
【0013】また第3の発明の半導体回路は、入力端子
に接続されたゲートと、高電位の電源端子に接続された
ソースと、出力端子に接続されたドレインから成るPチ
ャンネルトランジスタと、前記入力端子に接続されたゲ
ートと、低電位の電源端子に接続されたソースと、前記
出力端子及び前記Pチャンネルトランジスタの前記ドレ
インに接続されたドレインから成るNチャンネルトラン
ジスタとで構成されたCMOSインバータを有する半導
体回路であって、前記高電位の電源端子、または、前記
低電位の電源端子の少なくとも一方は、異なる電圧を供
給できる2本以上の電源端子で構成され、且つ、該電位
に応じて前記Pチャンネルトランジスタのソース、また
は、前記Nチャンネルトランジスタのソースのどちらか
一方に前記2本以上の電源端子がそれぞれスイッチ素子
を介して接続されており、前記入力端子からの入力によ
り前記高電位の電源端子に接続されている前記Pチャン
ネルトランジスタまたは前記低電位の電源端子に接続さ
れているNチャンネルトランジスタのどちらか一方を選
択し、且つ、選択されたトランジスタのソース側に前記
2本以上の電源端子がそれぞれスイッチ素子を介して接
続されている場合には、前記スイッチ素子を制御するこ
とにより所定の電源端子を選択して出力端子から出力す
ることを特徴とするものである。
【0014】
【作用】第1の発明は上記した構成により入力信号を論
理回路に入力せずにトランジスタのゲート側から入力
し、ソース側またはドレイン側で、接地接続または電源
との接続の少なくとも一方を制御しているので、アナロ
グ入力でもそれに応じた出力が得られる。
【0015】第2の発明は、上記した構成により、各ブ
ロック部の出力端子側からみたトランジスタ能力を他の
ブロック部と同じになるように制御することができるの
で、制御信号を変化させるだけで各ブロック部の出力端
子側からみたトランジスタ能力を変えることができる。
【0016】また第3の発明は上記した構成により、半
導体内部において、異なる2種類以上の電圧をPチャン
ネルトランジスタのソース、または、前記Nチャンネル
トランジスタのソースの少なくとも一方にスイッチ素子
を介して選択的に供給することができるため、半導体内
部で出力信号の振幅を変えることができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。
【0018】図1は第1の発明の一実施例における半導
体回路の回路図を示すものである。NチャンネルMOS
型電界効果型トランジスタ1,2,3は、エンハンスメ
ントタイプを用いている。Nチャンネルトランジスタ
1,2, 3のドレイン側を従来の構成と同様に、5V電
源(VDD)及び出力端子5のいずれもにそれぞれ接続し
ている。また5V電源(VDD)と接続点(b点)の間に
負荷抵抗4を介している。そしてソース側6,7,8は
それぞれ、スイッチ素子としてのトランスファーゲート
9,10,11の一方の端子に接続され、トランスファ
ーゲート9,10,11 の他方の端子はそれぞれ接地
接続されている。制御信号12はトランスファーゲート
9の制御ゲート13に、制御信号14はトランスファー
ゲート10の制御ゲート15に、制御信号16はトラン
スファーゲート11の制御ゲート17にそれぞれ接続さ
れる。入力端子18はNチャンネルトランジスタ1,
2,3のそれぞれのゲートに接続されている。
【0019】以上のように構成された、本実施例の半導
体回路について以下にその動作を説明する。
【0020】まず制御信号12,14,16のそれぞれ
が(H)のときトランスファーゲート9,10,11が
接続状態になり、Nチャンネルトランジスタ1,2,3
のソース側6,7,8がそれぞれ接地接続され、入力端
子18からの入力信号の変化によってNチャンネルトラ
ンジスタ1,2,3が駆動される。
【0021】これに対して制御信号12のみを(H)に
し、他の制御信号14,16を(L)にした時には、N
チャンネルトランジスタ1のソース側6のみが接地接続
され、入力端子18からの入力信号の変化によってNチ
ャンネルトランジスタ1のみが駆動される。これを出力
端子5側から見た場合、制御信号12のみを(H)にし
た時に比べて、制御信号12,14,16を(H)にし
た時の方がトランジスタ能力が大きくなる。
【0022】以上のように第1の発明の実施例によれ
ば、入力信号を論理回路を介さずに直接トランジスタの
ゲートに入力し、各トランジスタのソースとの接地接続
をトランスファーゲートで制御しているので、入力がア
ナログ信号の場合には、出力もアナログ信号とすること
ができ、出力側からみたトランジスタ能力を変えること
ができる。
【0023】なお、スイッチ素子としてトランスファー
ゲートを用いたが、その他のスイッチ素子でも問題はな
い。また、そのスイッチ素子をトランスファーゲートの
ソース側のみに接続したが、ドレイン側のみ、または、
ドレイン側とソース側の両方に接続してもよい。
【0024】トランジスタとしては、NチャンネルMO
S型電界効果型エンハンスメントタイプトランジスタを
用いたが、それに限定されるものではなく、また3個の
Nチャンネルトランジスタを接続したが、2個以上なら
何個でもよい。
【0025】そして、本実施例ではドレイン側に電源を
接続したが、電源の働きをするものであればよく、電源
とドレインとの間に、他の回路などが接続されていても
何ら問題はない。ソース側の接地接続も同様に接地とソ
ースの間に、他の回路などが接続されていても何ら問題
はない。
【0026】図2は第2の発明の一実施例における半導
体回路の回路図を示すものである。NチャンネルMOS
型電界効果型トランジスタ57,58,59,60は、
エンハンスメントタイプを用いていて、Nチャンネルト
ランジスタ57とNチャンネルトランジスタ59、Nチ
ャンネルトランジスタ58とNチャンネルトランジスタ
60はそれぞれ同じサイズである。また、トランスファ
ーゲート65,66,67,68はCMOSトランスフ
ァーゲート(アナログスイッチ)である。
【0027】図2に示すように、電源(VDD)と定電流
源87の間に、第1のブロック部100と第2のブロッ
ク部200が並列になるように接続されている。まず、
第1のブロック部100の構成について説明する。Nチ
ャンネルトランジスタ57,58のドレイン側83,8
4は負荷抵抗63の一方の端子及び、出力端子77に接
続されている。また負荷抵抗63の他方の端子(電源端
子88)は電源(VDD)に接続されている。そしてNチ
ャンネルトランジスタ57,58のソース側79,80
は、それぞれスイッチ素子としてのトランスファーゲー
ト65,66の一方の端子に接続され、トランスファー
ゲート65,66の他方の端子は接地端子90に接続さ
れている。制御信号73はトランスファーゲート65の
制御ゲート69に、制御信号74はトランスファーゲー
ト66の制御ゲート70に、それぞれ接続される。入力
端子61はNチャンネルトランジスタ57,58のそれ
ぞれのゲートに接続されている。
【0028】次に、第2のブロック部200の構成につ
いて説明する。第1のブロック部と同様に、Nチャンネ
ルトランジスタ59,60のドレイン側85,86は負
荷抵抗の一方の端子及び、出力端子78に接続されてい
る。また負荷抵抗の他方の端子(電源端子89)は電源
(VDD)に接続されている。そしてNチャンネルトラン
ジスタ59,60のソース側81,82は、それぞれス
イッチ素子としてのトランスファーゲート67,68の
一方の端子に接続され、トランスファーゲート67,6
8の他方の端子は接地端子91に接続されている。制御
信号75はトランスファーゲート67の制御ゲート71
に、制御信号76はトランスファーゲート68の制御ゲ
ート72に、それぞれ接続される。入力端子62はNチ
ャンネルトランジスタ59,60のそれぞれのゲートに
接続されている。
【0029】接地端子90及び接地端子91は定電流源
87の一方の端子に接続され、定電流源87の他方の端
子は接地接続されている。
【0030】以上のように構成された、本実施例の半導
体回路について以下にその動作を説明する。
【0031】まず第1のブロック部100において、制
御信号73,74のそれぞれが(H)のときトランスフ
ァーゲート65,66が接続状態になり、Nチャンネル
トランジスタ57,58のソース側79,80がそれぞ
れ、定電流源87を介して接地接続され、入力端子61
からの入力信号の変化によってNチャンネルトランジス
タ57,58が駆動され、それに応じた出力信号が出力
端子77から得られる。
【0032】これに対して制御信号73のみを(H)に
し、他の制御信号74を(L)にした時には、Nチャン
ネルトランジスタ57のソース側79のみが接地接続さ
れ、入力端子61からの入力信号の変化によってNチャ
ンネルトランジスタ57のみが駆動され、それに応じた
出力信号出力端子77から得られる。これを出力端子
77側からみた場合、制御信号73のみを(H)にした
時に比べて、制御信号73,74を(H)にした時の方
がトランジスタ能力が大きくなる。ただし、トランジス
タ能力が変化しても、入力端子からの入力信号が同じな
ら、出力端子からの出力は同じになる。
【0033】第2のブロック部200についても、第1
のブロック部と同様の動作をし、出力端子78からみた
場合、制御信号75のみを(H)にした時に比べて、制
御信号75,76を(H)にした時の方がトランジスタ
能力が大きくなる。
【0034】ただし、第1のブロック部と第2のブロッ
ク部において、出力端子からみたそれぞれのトランジス
タ能力を同じにすることができなければならない。例え
ば、Nチャンネルトランジスタ57,59のサイズをW
=5μm、L=5μm、Nチャンネルトランジスタ5
8,60のサイズをW=10μm、L=5μmとする。
そして、Nチャンネルトランジスタ57が駆動する時
は、Nチャンネルトランジスタ59が駆動するように、
また、Nチャンネルトランジスタ58が駆動する時は、
Nチャンネルトランジスタ60が駆動するように制御す
れば第1ブロック部と第2ブロック部のトランジスタ能
力を同じにすることができる。
【0035】このように第2の発明の実施例によれば、
それぞれのブロック部において、トランスファーゲート
の制御信号を変化させるだけで、各ブロック部が同じト
ランジスタ能力になるように出力端子から見たトランジ
スタ能力を変えることができる。そこで本実施例を差動
増幅回路として用いる場合、トランスファーゲートの制
御信号を変えるだけで、その時の必要最低のトランジス
タ能力に変えることができる。
【0036】なお、第2の発明の実施例ではスイッチ素
子としてCMOSトランスファーゲートを用いた。これ
は、CMOSトランスファーゲートはスイッチ素子とし
ていずれの電流方向に対しても電位差が発生しないた
め、直線性の良い差動増幅回路が実現されるからであ
る。しかし、その他のスイッチ素子を用いても何ら問題
はない。また、そのスイッチ素子をトランスファーゲー
トのソース側のみに接続したが、ドレイン側のみ、また
は、ドレイン側とソース側の両方に接続してもよい。
【0037】トランジスタとしては、NチャンネルMO
S型電界効果型エンハンスメントタイプトランジスタを
用いたが、それに限定されるものではなく、また1個の
ブロック部に2個のNチャンネルトランジスタを接続し
たが、2個以上なら何個でもよい。
【0038】そして、本実施例で用いた電源は、電源の
働きをするものであればよく、定電流源についても、定
電流源の働きをするものであらばよい。また、定電流源
を接地端子と接地との間に介しているが、電源端子と電
源の間に介しても何ら問題はない。
【0039】以下、第3の発明の実施例について図3を
参照にしながら説明する。図3に示すように、入力端子
からの入力に応じて高電位の電源端子または低電位の電
源端子のどちらかの電位を出力端子から出力する手段と
して、PチャンネルMOS型電界効果型トランジスタ4
3とNチャンネルMOS型電界効果型トランジスタ44
がCMOSインバータを構成しており、Pチャンネルト
ランジスタ43のソース側45は高電位の5V電源(V
DD)に接続され、Nチャンネルトランジスタ44のソー
ス側46は、スイッチ素子となるトランスファーゲート
47,48のそれぞれの一方の端子に接続され、他方の
端子はそれぞれ低電位の0V電源49,2V電源50に
接続されている。制御信号51はトランスファーゲート
47の制御ゲート55に、制御信号52はトランスファ
ーゲート48の制御ゲート56に接続されている。
【0040】以上のように構成された、本実施例の半導
体回路について以下にその動作を説明する。
【0041】まず入力端子54からの入力信号が(L)
のとき、Pチャンネルトランジスタ43が駆動され、N
チャンネルトランジスタ44が駆動されず、出力端子5
3からの出力信号は5V電源(VDD)と等しく(H)と
なる。
【0042】そして入力端子54からの入力信号が
(H)トランスファーゲート47の制御信号51が
(H)、トランスファーゲート48の制御信号52が
(L)の時Pチャンネルトランジスタ43は駆動され
ず、Nチャンネルトランジスタ44が駆動され、トラン
スファーゲート47がオン、トランスファーゲート48
がオフとなり出力端子53からの出力信号は0V電源4
9と等しく0Vとなる。
【0043】次に、入力端子54からの入力信号が
(H)のまま、制御信号51を(L)、制御信号52を
(H)に変えると出力端子からの出力信号は2V電源5
0と等しく2Vとなる。
【0044】このように第3の発明の実施例によれば、
Nチャンネルトランジスタのソース側46から異なる電
圧を供給しているので、出力端子53からの出力信号の
振幅を変えることができる。そこで本実施例の回路を発
振回路のインバータとして用い5V及び2Vの電源の間
で動作させれば、5V及び0Vの電源で動作させる場合
に比べて振幅が小さくなり、不要輻射を減少させること
ができる。また、本実施例の回路は、(H)と(L)の
差が5Vである論理ブロックと、(H)と(L)の差
が、3Vである別の論理ブロックとをつなぐためのイン
ターフェースとしても用いることができる。
【0045】なお、第3の発明の実施例では、Nチャン
ネルトランジスタのソース側のみに、2種類の電圧を供
給する手段を備えていたが、Pチャンネルトランジスタ
のソース側のみ、または、Nチャンネルトランジスタの
ソース側とPチャンネルトランジスタのソース側の両方
に2種類の電圧を供給する手段を備えていてもよい。
【0046】また、本実施例では、CMOSインバータ
を用いたが、入力端子からの入力に応じて、高電位の電
源端子または低電位の電源端子のどちらかの電位を出力
する手段を備えたものであれば何らさしつかえはない。
【0047】そして、2種類の電圧をトランスファーゲ
ートを用いて供給したが、2種類の電圧を供給できる手
段であればよく、電圧の種類も2種類以上であれば、何
種類でもよい。
【0048】
【発明の効果】以上の実施例から明かなように第1の発
明によれば、入力信号を論理回路に入力せずにトランジ
スタに入力するのでアナログ入力でもトランジスタ能力
を変えることができる優れた半導体回路を提供できる。
【0049】第2の発明によれば、各ブロック部の出力
端子側からみたトランジスタ能力を制御信号を変化させ
るだけで、他のブロック部と同じになるように変えるこ
とができるので、制御信号の変化だけで必要なトランジ
スタ能力に変えることができる。
【0050】また、第3の発明によれば、異なる電圧を
半導体内部で供給する手段を備え、出力信号の振幅を変
えることができるような半導体回路を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明の一実施例における半導体回路の構
成図
【図2】第2の発明の一実施例における半導体回路の構
成図
【図3】第3の発明の一実施例における半導体回路の構
成図
【図4】従来の半導体回路の構成図
【符号の説明】
1,2,3 Nチャンネルトランジスタ 4 負荷抵抗 5 出力端子 6,7,8 ソース側 9,10,11 トランスファーゲート 12 制御信号 13 制御ゲート 14 制御信号 15 制御ゲート 16 制御信号 17 制御ゲート 18 入力端子 19,20,21 Nチャンネルトランジスタ 22,23,24 ドレイン側 25 出力端子 26 負荷抵抗 27,28,29 ソース側 30 入力端子 31,32,33 制御信号 34,35,36 アンド回路 37,38,39 アンド回路の出力信号 40,41,42 ゲート側 43 Pチャンネルトランジスタ 44 Nチャンネルトランジタ 45,46 ソース側 47,48 トランスファーゲート 49 0V電源 50 2V電源 51,52 制御信号 53 出力端子 54 入力端子 55,56 制御ゲート 57,58,59,60 Nチャンネルトランジタ 61,62 入力端子 63,64 負荷抵抗 65,66,67,68 トランスファーゲート 69,70,71,72 制御ゲート 73,74,75,76 制御信号 77,78 出力端子 79,80,81,82 ソース側 83,84,85,86 ドレイン側 87 定電流源 88,89 電源端子 90,91 接地端子

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のトランジスタを有し、前記複数の
    トランジスタの各ドレインが負荷抵抗の一方の端子及び
    出力端子に、各ソースが接地に、各ゲートが入力端子に
    それぞれ接続され、前記負荷抵抗の他方の端子が電源に
    接続されている半導体回路であって、 前記各ドレインと前記負荷抵抗の一方の端子及び出力端
    子との間、または、前記各ソースと前記接地との間の少
    なくともどちらか一方にスイッチ素子がトランジスタ毎
    に接続されており、 前記各トランジスタ毎に接続された前記スイッチ素子に
    より、前記出力端子側からみたトランジスタ能力を制御
    できることを特徴とする 半導体回路。
  2. 【請求項2】 複数のトランジスタを有し、前記複数の
    トランジスタの各ドレインが負荷抵抗の一方の端子及び
    出力端子に、各ソースが接地端子に、各ゲートが入力端
    子に接続され、前記負荷抵抗の他方の端子が電源端子に
    接続されているブロック部を2個備え、かつ前記2個の
    ブロック部のそれぞれの前記電源端子が電源に、それぞ
    れの前記接地端子が接地に接続されている半導体回路で
    あって、 前記各ドレインと前記負荷抵抗の一方の端子及
    び出力端子との間、または、前記各ソースと前記接地端
    子との間の少なくともどちらか一方にスイッチ素子がト
    ランジスタ毎に接続され、 前記2個のブロック部のそれぞれの前記電源端子と前記
    電源との間、または、それぞれの前記接地端子と前記接
    地との間のどちらか一方に同一の定電流源が共通定電流
    源として接続されており、 前記各トランジスタ毎に接続された前記スイッチ素子に
    より、前記2個のブロック部のそれぞれの出力端子側か
    らみたトランジスタ能力が同じになるように制御できる
    ことを特徴とする 半導体回路。
  3. 【請求項3】 入力端子に接続されたゲートと、高電位
    の電源端子に接続されたソースと、出力端子に接続され
    たドレインから成るPチャンネルトランジスタと、前記
    入力端子に接続されたゲートと、低電位の電源端子に接
    続されたソースと、前記出力端子及び前記Pチャンネル
    トランジスタの前記ドレインに接続されたドレインから
    成るNチャンネルトランジスタとで構成されたCMOS
    インバー タを有する半導体回路であって、 前記高電位の電源端子、または、前記低電位の電源端子
    の少なくとも一方は、異なる電圧を供給できる2本以上
    の電源端子で構成され、且つ、該電位に応じて前記Pチ
    ャンネルトランジスタのソース、または、前記Nチャン
    ネルトランジスタのソースのどちらか一方に前記2本以
    上の電源端子がそれぞれスイッチ素子を介して接続され
    ており、 前記入力端子からの入力により前記高電位の電源端子に
    接続されている前記Pチャンネルトランジスタまたは前
    記低電位の電源端子に接続されているNチャンネルトラ
    ンジスタのどちらか一方を選択し、且つ、選択されたト
    ランジスタのソース側に前記2本以上の電源端子がそれ
    ぞれスイッチ素子を介して接続されている場合には、前
    記スイッチ素子を制御することにより所定の電源端子を
    選択して出力端子から出力することを特徴とする 半導体
    回路。
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