JP3425926B2 - 出力回路 - Google Patents
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Description
関し、特にマイクロコンピュータなどに内蔵され、LC
D(液晶表示)駆動信号などを出力するための出力回路
に関する。
載されたLCD駆動回路が知られている。図9は、従来
例の出力回路の構成図である。従来例の出力回路は、ト
ランジスタ71、72、73、74と、LCD駆動タイ
ミング生成回路75と、スリーステート出力バッファ7
0とから構成されている。スリーステート出力バッファ
70は出力選択信号を受け、出力選択信号が論理(L)
レベルのとき能動状態となり、図示していない内部回路
からのデータ信号を受けて出力端子9に出力し、出力選
択信号が論理(H)レベルのとき出力がオフ制御され、
ハイインピーダンス状態となる。また、LCD駆動タイ
ミング生成回路75は出力選択信号を受け、出力選択信
号が論理(H)レベルのとき能動状態となり、セグメン
トデータと生成したタイミングとに基づきトランジスタ
71、72、73、74をオンオフ制御させ、図示して
いない電源から生成した4種類のLCD駆動電圧VLC
0、VLC1、VLC2、VLC3をLCD駆動信号と
して出力端子9に出力し、出力選択信号が論理(L)レ
ベルのときトランジスタ71、72、73、74を全て
オフ制御する。以上のように、出力選択信号を制御する
ことにより、マイクロコンピュータが備える1つの出力
端子を兼用して、LCD駆動信号とCMOSレベルのデ
ータ信号とを切換えて出力できるようにしていた。
半導体デバイスの電源電圧、LCDパネルの駆動信号レ
ベルなどが多様化し、マイクロコンピュータから出力さ
れるLCD駆動信号の電圧レベルとCMOSデータ信号
の電圧レベルとの高低関係の逆転も起こるようになっ
た。従来例の出力回路において、スリーステート出力バ
ッファ70及びLCD駆動タイミング生成回路75の電
源電圧はVDDであり、4種類のLCD駆動電圧である
VLC0、VLC1、VLC2及びVLC3のうち最高
電圧であるVLC0がVDD以下であるときは問題ない
が、VLC0がVDDを超えるような動作条件になる
と、トランジスタ71のゲートには最高でもLCD駆動
タイミング生成回路75の電源電圧であるVDDレベル
までしか印加されないため、LCD駆動タイミング生成
回路75はトランジスタ71をオフ制御することができ
なくなり、従って出力選択信号が論理(L)レベルのと
きでもLCD駆動信号が出力端子9に出力されてしま
い、CMOSレベルのデータ信号を出力端子9に正常に
出力することができなくなるという問題があった。
ものであって、異なる電圧レベルの複数の信号を、それ
ぞれの電圧レベルの高低関係によらず、兼用端子から切
換出力することができる出力回路を提供することにあ
る。
ータ信号を出力端子に出力するスリーステート出力バッ
ファと、LCD駆動信号を出力するLCD駆動信号回路
と、前記LCD駆動信号回路の出力端と前記出力端子と
の間に接続されたスイッチ回路とを備え、出力選択信号
により前記データ信号と前記LCD駆動信号とを切換え
て前記出力端子に出力する出力回路であって、前記スリ
ーステート出力バッファは、高電位側電源と前記出力端
子との間に導電路が直列接続された2つのトランジスタ
を含み、前記スリーステート出力バッファは、前記スリ
ーステート出力バッファが含む前記トランジスタのう
ち、前記出力端子に接続された方の前記トランジスタを
オンオフ制御するバイアス回路を備え、前記スリーステ
ート出力バッファが含む前記トランジスタのうち、前記
高電位側電源に接続された方の前記トランジスタは、前
記高電位側電源の電圧によりオフ制御され、前記出力端
子に接続された方の前記トランジスタは、前記LCD駆
動信号の最高電圧によりオフ制御され、前記スイッチ回
路は、前記LCD駆動信号回路の前記出力端と前記出力
端子との間に導電路が直列接続された2つのトランジス
タを含み、前記スイッチ回路は、前記スイッチ回路が含
む前記トランジスタのうち、前記LCD駆動信号回路の
前記出力端に接続された方の前記トランジスタをオンオ
フ制御するバイアス回路を備え、前記スイッチ回路が含
む前記トランジスタのうち、前記出力端子に接続された
方の前記トランジスタは、前記高電位側電源の電圧によ
りオフ制御され、前記LCD駆動信号回路の前記出力端
に接続された方の前記トランジスタは、前記LCD駆動
信号の最高電圧によりオフ制御されることを特徴とす
る。
するスリーステート出力バッファと、第2のデータ信号
を出力する出力バッファと、前記出力バッファの出力端
と前記出力端子との間に接続されたスイッチ回路とを備
え、出力選択信号により前記第1のデータ信号と前記第
2のデータ信号とを切換えて前記出力端子に出力する出
力回路であって、前記スリーステート出力バッファは、
高電位側電源と前記出力端子との間に導電路が直列接続
された2つのトランジスタを含み、前記スリーステート
出力バッファは、前記スリーステート出力バッファが含
む前記トランジスタのうち、前記出力端子に接続された
方の前記トランジスタをオンオフ制御するバイアス回路
を備え、前記スリーステート出力バッファが含む前記ト
ランジスタのうち、前記高電位側電源に接続された方の
前記トランジスタは、前記高電位側電源の電圧によりオ
フ制御され、前記出力端子に接続された方の前記トラン
ジスタは、前記第2のデータ信号の最高電圧によりオフ
制御され、前記スイッチ回路は、前記出力バッファの前
記出力端と前記出力端子との間に導電路が直列接続され
た2つのトランジスタを含み、前記スイッチ回路は、前
記スイッチ回路が含む前記トランジスタのうち、前記出
力バッファの前記出力端に接続された方の前記トランジ
スタをオンオフ制御するバイアス回路を備え、前記スイ
ッチ回路が含む前記トランジスタのうち、前記出力端子
に接続された方の前記トランジスタは、前記高電位側電
源の電圧によりオフ制御され、前記出力バッファの前記
出力端に接続された方の前記トランジスタは、前記第2
のデータ信号の最高電圧によりオフ制御されることを特
徴とする。
回路の構成を図面を参照して説明する。図1は、本発明
の第1の実施の形態の出力回路の構成図である。図1に
示すように、本発明の第1の実施の形態の出力回路は、
スリーステート出力バッファ10と、スイッチ回路20
と、LCD駆動信号回路30と、出力端子9とを備えて
いる。
ャネルMOSトランジスタ1及び2と、NチャネルMO
Sトランジスタ3と、バイアス回路4と、NANDゲー
ト5と、NORゲート6と、インバータ7とを備え、図
示していない内部回路からのデータ信号を出力端子9に
出力する。
ート6の第1入力端とは互いに接続され図示していない
内部回路からのデータ信号が入力され、インバータ7の
出力端はNANDゲート5の第2入力端に接続され、イ
ンバータ7の入力端とNORゲート6の第2入力端とは
互いに接続され出力選択信号が入力される。
ト5の出力端に接続され、トランジスタ1のソース端は
高電位側電源VDDに接続され、トランジスタ1のバッ
クゲート端はトランジスタ1のソース端に接続され、ト
ランジスタ1のドレイン端はトランジスタ2のドレイン
端に接続され、トランジスタ2のゲート端はバイアス回
路4の出力端4Bに接続され、バイアス回路4の入力端
4AはNANDゲート5の出力端に接続され、トランジ
スタ2のソース端は出力端子9に接続され、トランジス
タ2のバックゲート端はトランジスタ2のソース端に接
続され、トランジスタ1のソースドレイン導電路とトラ
ンジスタ2のソースドレイン導電路とが直列に接続され
ている。
6の出力端に接続され、トランジスタ3のソース端は低
電位側電源VSSに接続され、トランジスタ3のバック
ゲート端はトランジスタ3のソース端に接続され、トラ
ンジスタ3のドレイン端は出力端子9に接続されてい
る。
イミング生成回路25と、トランジスタ21、22、2
3及び24とを備え、LCD駆動タイミング生成回路2
5はセグメントデータと生成したタイミングとに基づき
トランジスタ21、22、23、24をオンオフ制御さ
せ、出力端から図示していないLCD用電源から生成し
た4種類のLCD駆動電圧であるVLC0、VLC1、
VLC2、VLC3をLCD駆動信号として出力する。
ここで、VLC0は最高電圧であってLCD用電源の電
圧レベルであり、VLC3は最低電圧であって低電位側
電源VSSレベルに等しく、VLC1はVLC0の3分
の2の電圧レベルであり、VLC2はVLC0の3分の
1の電圧レベルである。
ランジスタ11と、PチャネルMOSトランジスタ12
及び13と、バイアス回路14と、インバータ15とを
備えている。
15の入力端とは互いに接続され出力選択信号が入力さ
れ、トランジスタ11のバックゲート端は低電位側電源
VSSに接続され、トランジスタ11のドレイン端とト
ランジスタ12のソース端及びバックゲート端とは互い
に接続されスイッチ回路20の一端としてLCD駆動信
号回路30に出力端に接続され、LCD駆動信号回路3
0から出力されたLCD駆動信号が入力され、トランジ
スタ11のソース端と、トランジスタ13のソース端及
びバックゲート端とは互いに接続されスイッチ回路20
の他端として出力端子9に接続され、トランジスタ13
のドレイン端はトランジスタ12のドレイン端に接続さ
れ、トランジスタ12のゲート端はバイアス回路14の
出力端14Bに接続され、バイアス回路14の入力端1
4Aはインバータ15の出力端に接続され、トランジス
タ13のゲート端はインバータ15の出力端に接続さ
れ、トランジスタ12のソースドレイン導電路とトラン
ジスタ13のソースドレイン導電路とが直列に接続され
ている。
(a)に示すように、レベルシフタ4Cからなり、入力
端4AにNANDゲート5の論理(H)レベルの出力電
圧が入力されたとき出力端4BからVLC0レベルのレ
ベルシフト電圧を出力し、入力端4AにNANDゲート
5の論理(L)レベルの出力電圧が入力されたとき出力
端4Bから低電位側電源VSSレベルのレベルシフト電
圧を出力する。
図2(b)に示すように、スイッチ手段4Dにより構成
してもよく、入力端4AにNANDゲート5の論理
(H)レベルの出力電圧が入力されたとき出力端4Bか
らVLC0レベルの切換電圧を出力し、入力端4AにN
ANDゲート5の論理(L)レベルの出力電圧が入力さ
れたとき出力端4Bから低電位側電源VSSレベルの切
換電圧を出力する。
に、第1例として、図3(a)に示すように、レベルシ
フタ14Cからなり、入力端14Aにインバータ15の
論理(H)レベルの出力電圧が入力されたとき出力端1
4BからVLC0レベルのレベルシフト電圧を出力し、
入力端14Aにインバータ15の論理(L)レベルの出
力電圧が入力されたとき出力端14Bから低電位側電源
VSSレベルのレベルシフト電圧を出力するようにして
よいし、第2例として、図3(b)に示すように、スイ
ッチ手段14Dにより構成し、入力端14Aにインバー
タ15の論理(H)レベルの出力電圧が入力されたとき
出力端14BからVLC0レベルの切換電圧を出力し、
入力端14Aにインバータ15の論理(L)レベルの出
力電圧が入力されたとき出力端14Bから低電位側電源
VSSレベルの切換電圧を出力するようにしてもよい。
発明の第1の実施の形態の出力回路の動作説明図であ
り、横軸は時刻、縦軸は電圧である。図4は、VDD≧
VLC0のときを示し、図5は、VDD<VLC0のと
きを示している。
ル(CMOS論理ではVSSレベルとなる)であり、デ
ータ信号電圧が論理(H)レベル(CMOS論理ではV
DDレベルとなる)であるとき、トランジスタ1はゲー
ト電圧がVSSレベルとなってオン制御され、トランジ
スタ2はゲート電圧がVSSレベルとなってオン制御さ
れ、トランジスタ3はゲート電圧がVSSレベルとなっ
てオフ制御されるため、出力端子9には論理(H)レベ
ルであるVDDレベルの電圧が出力される。また、出力
選択信号電圧が論理(L)レベル(CMOS論理ではV
SSレベルとなる)であり、データ信号電圧が論理
(L)レベル(CMOS論理ではVSSレベルとなる)
であるとき、トランジスタ1はゲート電圧がVDDレベ
ルとなってオフ制御され、トランジスタ2はゲート電圧
がVLC0レベルとなってオフ制御され、トランジスタ
3はゲート電圧がVDDレベルとなってオン制御される
ため、出力端子9には論理(L)レベルであるVSSレ
ベルの電圧が出力される。
ル(CMOS論理ではVSSレベルとなる)であると
き、トランジスタ11はゲート電圧がVSSレベルとな
ってオフ制御され、トランジスタ13はゲート電圧がV
DDレベルとなってオフ制御され、トランジスタ12は
ゲート電圧がVLC0レベルとなってオフ制御される
が、VDD≧VLC0のときは、トランジスタ13がV
DDレベルのゲート電圧によりオフ制御され、VDD<
VLC0のときは、トランジスタ12がVLC0レベル
のゲート電圧によりオフ制御されるため、結局、高電位
側電源電圧VDDとLCD駆動信号の最高電圧VLC0
との高低関係にかかわらず、LCD駆動信号はスイッチ
回路20がオフ状態になることにより常に遮断され出力
端子9に出力されることはなく、データ信号が出力端子
9からLCD駆動信号回路30の出力端に逆流すること
もなく、スリーステート出力バッファ10は能動状態と
なってデータ信号を出力端子9に正常に出力することが
できる。
ル(CMOS論理ではVDDレベルとなる)であると
き、データ信号電圧レベルに関係なく、トランジスタ1
はゲート電圧がVDDレベルとなってオフ制御され、ト
ランジスタ2はゲート電圧がVLC0レベルとなってオ
フ制御され、トランジスタ3はゲート電圧がVSSレベ
ルとなってオフ制御される。
DDレベルとなってオン制御され、トランジスタ13は
ゲート電圧がVSSレベルとなってオン制御され、トラ
ンジスタ12はゲート電圧がVSSレベルとなってオン
制御され、LCD駆動信号が出力端子9に出力される
が、VDD≧VLC0のときは、トランジスタ1がVD
Dレベルのゲート電圧によりオフ制御され、VDD<V
LC0のときは、トランジスタ2がVLC0レベルのゲ
ート電圧によりオフ制御されるため、結局、高電位側電
源電圧VDDとLCD駆動信号の最高電圧VLC0との
高低関係にかかわらず、スリーステート出力バッファ1
0は常に出力がオフ制御されハイインピーダンス状態と
なり、データ信号が出力端子9に出力されることはな
く、LCD駆動信号が出力端子9からスリーステート出
力バッファ10に逆流することもなく、LCD駆動信号
はスイッチ回路20がオン状態になることにより出力端
子9に正常に出力される。
LCD駆動信号の最高電圧VLC0との高低関係にかか
わらず、出力選択信号によりデータ信号とLCD駆動信
号とを切換えて出力端子9に出力することができる。
回路の構成図である。本実施の形態の出力回路の構成
は、図1に示す本発明の第1の実施の形態の出力回路に
おけるスリーステート出力バッファ10をスリーステー
ト出力バッファ40に置き換え、スイッチ回路20をス
イッチ回路50に置き換え、LCD駆動信号回路30を
出力バッファ60に置き換え、スリーステート出力バッ
ファ40の高電位側電源電圧をVDD1とし、出力バッ
ファ60の高電位側電源電圧をVDD2とした構成にな
っており、VDD1と出力バッファ60から出力される
データ信号2の最高電圧(出力バッファ60はCMOS
型であり、データ信号2の最高電圧は高電位側電源電圧
VDD2に等しい)との高低関係にかかわらず、図示さ
れていない内部回路からスリーステート出力バッファ4
0に入力されるデータ信号1と、やはり図示されていな
い内部回路から出力バッファ60を介して出力されるデ
ータ信号2とを出力選択信号により切換えて出力端子9
に出力できるようにしている。
1の実施の形態の出力回路のバイアス回路4をバイアス
回路8に置き換え、バイアス回路14をバイアス回路1
6に置き換えている。
(a)に示すように、レベルシフタ8Cからなり、入力
端8AにNANDゲート5の論理(H)レベルの出力電
圧が入力されたとき出力端8BからVDD2レベルのレ
ベルシフト電圧を出力し、入力端8AにNANDゲート
5の論理(L)レベルの出力電圧が入力されたとき出力
端8Bから低電位側電源VSSレベルのレベルシフト電
圧を出力する。
図7(b)に示すように、スイッチ手段8Dにより構成
してもよく、入力端8AにNANDゲート5の論理
(H)レベルの出力電圧が入力されたとき出力端8Bか
らVDD2レベルの切換電圧を出力し、入力端8AにN
ANDゲート5の論理(L)レベルの出力電圧が入力さ
れたとき出力端8Bから低電位側電源VSSレベルの切
換電圧を出力する。
に、第1例として、図8(a)に示すように、レベルシ
フタ16Cからなり、入力端16Aにインバータ15の
論理(H)レベルの出力電圧が入力されたとき出力端1
6BからVDD2レベルのレベルシフト電圧を出力し、
入力端16Aにインバータ15の論理(L)レベルの出
力電圧が入力されたとき出力端16Bから低電位側電源
VSSレベルのレベルシフト電圧を出力するようにして
よいし、第2例として、図8(b)に示すように、スイ
ッチ手段16Dにより構成し、入力端16Aにインバー
タ15の論理(H)レベルの出力電圧が入力されたとき
出力端16BからVDD2レベルの切換電圧を出力し、
入力端16Aにインバータ15の論理(L)レベルの出
力電圧が入力されたとき出力端16Bから低電位側電源
VSSレベルの切換電圧を出力するようにしてもよい。
の実施の形態の出力回路と同一構成部分には同一符号を
付し、その詳しい説明を省略する。
号電圧が論理(L)レベル(CMOS論理ではVSSレ
ベルとなる)であり、データ信号1の電圧が論理(H)
レベル(CMOS論理ではVDD1レベルとなる)であ
るとき、トランジスタ1はゲート電圧がVSSレベルと
なってオン制御され、トランジスタ2はゲート電圧がV
SSレベルとなってオン制御され、トランジスタ3はゲ
ート電圧がVSSレベルとなってオフ制御されるため、
出力端子9にはVDD1レベルの電圧が出力される。ま
た、出力選択信号電圧が論理(L)レベル(CMOS論
理ではVSSレベルとなる)であり、データ信号1の電
圧が論理(L)レベル(CMOS論理ではVSSレベル
となる)であるとき、トランジスタ1はゲート電圧がV
DD1レベルとなってオフ制御され、トランジスタ2は
ゲート電圧がVDD2レベルとなってオフ制御され、ト
ランジスタ3はゲート電圧がVDD1レベルとなってオ
ン制御されるため、出力端子9にはVSSレベルの電圧
が出力される。
ル(CMOS論理ではVSSレベルとなる)であると
き、トランジスタ11はゲート電圧がVSSレベルとな
ってオフ制御され、トランジスタ13はゲート電圧がV
DD1レベルとなってオフ制御され、トランジスタ12
はゲート電圧がVDD2レベルとなってオフ制御される
が、VDD1≧VDD2のときは、トランジスタ13が
VDD1レベルのゲート電圧によりオフ制御され、VD
D1<VDD2のときは、トランジスタ12がVDD2
レベルのゲート電圧によりオフ制御されるため、結局、
高電位側電源電圧VDD1とデータ信号2の最高電圧で
あるVDD2との高低関係にかかわらず、データ信号2
はスイッチ回路50がオフ状態になることにより常に遮
断され出力端子9に出力されることはなく、データ信号
1が出力端子9から出力バッファ60の出力端に逆流す
ることもなく、スリーステート出力バッファ40は能動
状態となってデータ信号1を出力端子9に正常に出力す
ることができる。
ル(CMOS論理ではVDDレベルとなる)であると
き、データ信号1の電圧レベルに関係なく、トランジス
タ1はゲート電圧がVDD1レベルとなってオフ制御さ
れ、トランジスタ2はゲート電圧がVDD2レベルとな
ってオフ制御され、トランジスタ3はゲート電圧がVS
Sレベルとなってオフ制御される。
DD1レベルとなってオン制御され、トランジスタ13
はゲート電圧がVSSレベルとなってオン制御され、ト
ランジスタ12はゲート電圧がVSSレベルとなってオ
ン制御され、データ信号2が出力端子9に出力される
が、VDD1≧VDD2のときは、トランジスタ1がV
DD1レベルのゲート電圧によりオフ制御され、VDD
1<VDD2のときは、トランジスタ2がVDD2レベ
ルのゲート電圧によりオフ制御されるため、結局、高電
位側電源電圧VDD1とデータ信号2の最高電圧である
VDD2との高低関係にかかわらず、スリーステート出
力バッファ40は常に出力がオフ制御されハイインピー
ダンス状態となり、データ信号1が出力端子9に出力さ
れることはなく、データ信号2が出力端子9からスリー
ステート出力バッファ40に逆流することもなく、デー
タ信号2はスイッチ回路50がオン状態になることによ
り出力端子9に正常に出力される。
データ信号を、出力選択信号により切換えて出力するこ
とが可能となる。
の出力回路において、バイアス回路4の入力端4A又は
バイアス回路8の入力端8AはNANDゲート5の出力
端に接続されているが、出力選択信号を入力端4A又は
入力端8Aに直接入力するようにしてもよく、バイアス
回路4とバイアス回路14とを出力選択信号により逆相
制御することにより、又はバイアス回路8とバイアス回
路16とを出力選択信号により逆相制御することによ
り、本発明の第1又は第2の実施の形態の出力回路が有
する効果と同じ効果を有することができる。
の効果は、データ信号とLCD駆動信号とを、それぞれ
の電圧レベルの高低関係によらず、兼用端子から切換出
力することができることであり、第2の効果は、第1の
データ信号と第2のデータ信号とを、それぞれの電圧レ
ベルの高低関係によらず、兼用端子から切換出力するこ
とができることである。
である。
明図である。
明図である。
である。
トランジスタ 25、75 LCD駆動タイミング生成回路 30 LCD駆動信号回路 60 出力バッファ
Claims (2)
- 【請求項1】 データ信号を出力端子に出力するスリー
ステート出力バッファと、LCD駆動信号を出力するL
CD駆動信号回路と、前記LCD駆動信号回路の出力端
と前記出力端子との間に接続されたスイッチ回路とを備
え、出力選択信号により前記データ信号と前記LCD駆
動信号とを切換えて前記出力端子に出力する出力回路で
あって、前記スリーステート出力バッファは、高電位側
電源と前記出力端子との間に導電路が直列接続された2
つのトランジスタを含み、前記スリーステート出力バッ
ファは、前記スリーステート出力バッファが含む前記ト
ランジスタのうち、前記出力端子に接続された方の前記
トランジスタをオンオフ制御するバイアス回路を備え、
前記スリーステート出力バッファが含む前記トランジス
タのうち、前記高電位側電源に接続された方の前記トラ
ンジスタは、前記高電位側電源の電圧によりオフ制御さ
れ、前記出力端子に接続された方の前記トランジスタ
は、前記LCD駆動信号の最高電圧によりオフ制御さ
れ、前記スイッチ回路は、前記LCD駆動信号回路の前
記出力端と前記出力端子との間に導電路が直列接続され
た2つのトランジスタを含み、前記スイッチ回路は、前
記スイッチ回路が含む前記トランジスタのうち、前記L
CD駆動信号回路の前記出力端に接続された方の前記ト
ランジスタをオンオフ制御するバイアス回路を備え、前
記スイッチ回路が含む前記トランジスタのうち、前記出
力端子に接続された方の前記トランジスタは、前記高電
位側電源の電圧によりオフ制御され、前記LCD駆動信
号回路の前記出力端に接続された方の前記トランジスタ
は、前記LCD駆動信号の最高電圧によりオフ制御され
ることを特徴とする出力回路。 - 【請求項2】 第1のデータ信号を出力端子に出力する
スリーステート出力バッファと、第2のデータ信号を出
力する出力バッファと、前記出力バッファの出力端と前
記出力端子との間に接続されたスイッチ回路とを備え、
出力選択信号により前記第1のデータ信号と前記第2の
データ信号とを切換えて前記出力端子に出力する出力回
路であって、前記スリーステート出力バッファは、高電
位側電源と前記出力端子との間に導電路が直列接続され
た2つのトランジスタを含み、前記スリーステート出力
バッファは、前記スリーステート出力バッファが含む前
記トランジスタのうち、前記出力端子に接続された方の
前記トランジスタをオン オフ制御するバイアス回路を備
え、前記スリーステート出力バッファが含む前記トラン
ジスタのうち、前記高電位側電源に接続された方の前記
トランジスタは、前記高電位側電源の電圧によりオフ制
御され、前記出力端子に接続された方の前記トランジス
タは、前記第2のデータ信号の最高電圧によりオフ制御
され、前記スイッチ回路は、前記出力バッファの前記出
力端と前記出力端子との間に導電路が直列接続された2
つのトランジスタを含み、前記スイッチ回路は、前記ス
イッチ回路が含む前記トランジスタのうち、前記出力バ
ッファの前記出力端に接続された方の前記トランジスタ
をオンオフ制御するバイアス回路を備え、前記スイッチ
回路が含む前記トランジスタのうち、前記出力端子に接
続された方の前記トランジスタは、前記高電位側電源の
電圧によりオフ制御され、前記出力バッファの前記出力
端に接続された方の前記トランジスタは、前記第2のデ
ータ信号の最高電圧によりオフ制御されることを特徴と
する出力回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000123866A JP3425926B2 (ja) | 2000-04-25 | 2000-04-25 | 出力回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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