JPH05102829A - Cmos出力回路 - Google Patents

Cmos出力回路

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Publication number
JPH05102829A
JPH05102829A JP3260185A JP26018591A JPH05102829A JP H05102829 A JPH05102829 A JP H05102829A JP 3260185 A JP3260185 A JP 3260185A JP 26018591 A JP26018591 A JP 26018591A JP H05102829 A JPH05102829 A JP H05102829A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output
circuit
level
edge detection
waveform
Prior art date
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Pending
Application number
JP3260185A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiichiro Kondo
敬一朗 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd
Original Assignee
NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd filed Critical NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd
Priority to JP3260185A priority Critical patent/JPH05102829A/ja
Publication of JPH05102829A publication Critical patent/JPH05102829A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】出力端子の負荷の変動による、出力信号の立ち
上り及び立ち下り波形の変動をおさえること。 【構成】出力信号立ち上り及び立ち下り波形の遷移時間
を自動的に検出する波形エッジ検出回路8と、この波形
エッジ検出回路8の制御により出力駆動能力を補助する
ための駆動能力補助回路9を備ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はCMOS出力回路に関
し、特に出力端子に接続される負荷による出力の立上
り,立下り波形の補正を自動的にするCMOS出力回路
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のCMOS出力回路の中の正転出力
回路は、図3に示すように、他回路からの出力信号を入
力端子1で受け、この入力端子の入力信号5をインバー
タ50で反転信号6に変換する。さらに、この反転信号
6をインバータ51で、もとの入力信号5と同じ正転信
号7に変換して、出力するという回路構成を有してい
た。
【0003】ここで、インバータ50は、P,Nチャネ
ルトランジスタ60,61を有し、インバータ51は、
P,Nチャネルトランジスタ62,63を有する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のCM
OS出力回路の中の正転出力回路では、出力端子2に接
続される負荷2′を駆動するための素子がインバータ5
1の能力にのみ依存しているため、出力端子2に接続さ
れる負荷2′の影響により、出力信号7の立ち上り及び
立ち下り波形の遷移時間が変化し、結果的に遅延時間の
変動を生じる事になる。
【0005】また、立ち上り及び立ち下り波形の遷移時
間が長くなればなるほど、出力端子2に接続される次段
回路の入力部に対して、回路しきい値電圧付近の電位が
入力されている時間が長くなり、この次段入力回路の入
力部がフローティング状態となることによって、次段回
路に不要なリーグ電流が生じるという問題点があった。
【0006】そこで、本発明の目的は、以上の問題点を
解決して、出力信号の立ち上り及び立ち下り波形の遷移
時間の短縮だけではなく、この出力端子2に接続される
次段回路入力部のフローティング防止となり、結果的に
電流リーク防止が出来るようにしたCMOS出力回路を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のCMOS出力回
路の構成は、入力信号が変化を開始してあらかじめ設定
した電位に達した時点から、前記入力信号の変化により
出力信号があらかじめ設定した電位に達するまでの期間
動作する波形エッジ検出回路と、前記出力信号を伝達す
る出力信号線に、前記入力信号から期待される出力レベ
ルの駆動を補助する駆動能力補助回路とを備え、前記駆
動能力補助回路は前記波形エッジ検出回路により制御さ
れる事を特徴とする。
【0008】
【実施例】図1は本発明の一実施例のCMOS出力回路
の回路図であり、図2は図1の実施例の内部のタイミン
グ図である。
【0009】図1において、本実施例は、インバータ5
0とインバータ51とで構成される回路が図3のCMO
S出力回路と同様である。
【0010】この図3のCMOS出力回路の出力信号線
7に、駆動補助回路9のPチャネル(ch)トランジス
タ64及びNchトランジスタ65のドレイン端子同士
を接続する。さらに、この出力信号線7と、波形エッジ
検出回路8の入力端子80,81を接続する。
【0011】また、この波形エッジ検出回路8の入力端
子のもう一端82,83を入力信号反転信号線6に接続
する。
【0012】インバータ70,71を介した波形エッジ
検出回路8の出力端子のPchトランジスタ制御信号線
13は、Pchトランジスタ64のゲート端子に接続
し、Nchトランジスタ制御信号線14はNchトラン
ジスタ65のゲート端子に接続する。
【0013】次に動作について説明する。入力端子1で
入力信号5をロウレベルからハイレベルに変化させる
と、インバータ50により、入力信号反転信号線6がハ
イレベルからロウレベルに変化し、さらにインバータ5
1により出力信号線7のロウレベルが、ハイレベルに変
化して、出力端子2に伝達される。
【0014】また、入力信号50がハイレベルからロウ
レベルに変化した特も、同様にインバータ50により、
入力信号反転信号線6がロウレベルからハイレベルに変
化し、さらにインバータ51により出力信号線7がハイ
レベルからロウレベルに変化して、出力端子2に伝達さ
れる。
【0015】この出力端子2に大きな負荷2′が付いた
場合、この負荷2′の影響により、出力信号線7の出力
信号は、図2に示すように、立ち上り,立ち下りのなま
った出力波形になる。
【0016】入力信号1が、ロウレベルからハイレベル
に変化する図2のa点からインバータ50を介して入力
信号反転信号線6の電位レベルがハイレベルからロウレ
ベルに変化を開始し、この電位レベルが図2のc点に達
すると、波形エッジ検出回路8のPchトランジスタ制
御信号線13がハイレベルからロウレベルに変化する事
で、Pchトランジスタ64がオン状態となり、この
間、インバータ51のPchトランジスタ62と並列に
駆動能力補助回路9のPchトランジスタ64が同時に
動作する事になる。そして、この動作する時間は、出力
信号が図2のb点に上昇するまの時間TW1の間であ
り、その時の出力信号は図2の出力補正波形のd点にな
る。
【0017】次に、入力信号5がハイルからロウレベル
に変化する図2のe点より、インバータ50を介して入
力信号反転信号線6の電位レベルが、ロウレベルからハ
イレベルに変化を開始し、この電位レベルが図2のg点
に達すると、波形エッジ検出回路8のNchトランジス
タ制御信号線14がロウレベルからハイレベルに変化す
る事で、Nchトランジスタ65がオン状態となり、こ
の間インバータ51のNchトランジスタ63と並列に
駆動能力補助回路のNchトランジスタ65が同時に動
作する事になる。
【0018】そして、この動作する時間は、出力信号が
図2のf点に上昇するまでの時間TW2の間であり、そ
の時の出力信号7は図2の出力補正波形のh点になる。
【0019】以上の様に、本実施例の波形エッジ検出回
路8と駆動能力補助回路9を従来のCMOS出力回路の
入力端子1と出力端子2に接続するだけにより、出力信
号7の立ち上り,立ち下り遷移時間を約半分にする事が
可能になる。
【0020】このように、本実施例のCMOS出力回路
は、入力信号が変化を開始してこの入力信号レベルが回
路しきい値電位に達した時点から、出力信号が変化を開
始してこの出力信号レベルが回路しきい値電位に達する
時点までの期間に動作する波形エッジ検出回路と、出力
信号の期待出力レベルに応じて駆動する側の能力を前述
した波形エッジ検出回路の制御により変化させる事が出
来る駆動能力補助回路とを備えている。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、出力信
号の立ち上り,立ち下りの遷移時間を自動的に検出する
波形エッジ検出回路と、出力駆動能力を補助するための
駆動補助回路とを特に従来のCMOS出力回路に設ける
事により、出力端子に接続される負荷の変動があって
も、出力波形の立ち上り、及び立ち下り波形の変動が少
なくなり、中間電位の生じる時間が短縮する事が出来る
ため、出力端子に接続される次段回路の入力フローティ
ングによる電流リーク発生の防止になるという効果があ
り、また特に本発明の駆動補助回路は、必要の時以外は
常に動作しないため、従来のCMOS出力回路に比べ、
定常に流れる消費電流を半分又はそれ以上減せるという
効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のCMOS出力回路を示す回
路図である。
【図2】図1の各部の動作波形を示すタイミング図であ
る。
【図3】従来のCMOS出力回路の回路図である。
【符号の説明】
1 入力端子 2 出力端子 60,62,64 Pchトランジスタ 61,63,65 Nchトランジスタ 5 入力信号線 6 入力信号反転信号線 7 出力信号線 8 波形エッジ検出回路 9 駆動補助回路 10 NORゲート 11 NANDゲート 50,51,70,71 インバータ 13 Pchトランジスタ制御信号線 14 Nchトランジスタ制御信号線 80,81,82,83 波形エッジ検出回路入力端
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H03K 17/687 7342−4M H01L 27/08 321 L 8221−5J H03K 17/687 F

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号が変化を開始してあらかじめ設
    定した電位に達した時点から、前記入力信号の変化によ
    り出力信号があらかじめ設定した電位に達するまでの期
    間動作する波形エッジ検出回路と、前記出力信号を伝達
    する出力信号線に、前記入力信号から期待される出力レ
    ベルの駆動を補助する駆動能力補助回路とを備え、前記
    駆動能力補助回路は前記波形エッジ検出回路により制御
    される事を特徴とするCMOS出力回路。
  2. 【請求項2】 波形エッジ検出回路は、2個のインバー
    タと1個のNORゲートと1個のNANDゲートとから
    なる請求項1記載のCMOS出力回路。
JP3260185A 1991-10-08 1991-10-08 Cmos出力回路 Pending JPH05102829A (ja)

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JP3260185A JPH05102829A (ja) 1991-10-08 1991-10-08 Cmos出力回路

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JP3260185A JPH05102829A (ja) 1991-10-08 1991-10-08 Cmos出力回路

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JP3260185A Pending JPH05102829A (ja) 1991-10-08 1991-10-08 Cmos出力回路

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09130224A (ja) * 1995-10-27 1997-05-16 Nec Commun Syst Ltd 集積回路出力回路
US6222397B1 (en) 1997-09-18 2001-04-24 Oki Electric Industry Co., Ltd. Output circuit with switching function

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09130224A (ja) * 1995-10-27 1997-05-16 Nec Commun Syst Ltd 集積回路出力回路
US6222397B1 (en) 1997-09-18 2001-04-24 Oki Electric Industry Co., Ltd. Output circuit with switching function
US6384644B2 (en) 1997-09-18 2002-05-07 Oki Electric Industry Co, Ltd. Output circuit with switching function

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