JP3757518B2 - パワーオン・リセット回路 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、リセット付きラッチ回路等を備える半導体装置に係り、特にラッチの初期値を設定するために電源投入時にリセット信号を発生するパワーオンリセット回路に関する。
パワーオンリセット回路は、電源投入後における電源電圧の立ち上がりの緩急に依存することのない安定したリセット信号の発生を行うことにより、コンデンサ等を小型化して半導体装置への内蔵を可能にすること、また電源電流を抑えることによる低消費電力化を実現することが望まれている。
【0002】
【従来の技術】
図6に従来のパワーオンリセット回路を示す。
従来のパワーオンリセット回路は、直列に接続される抵抗R11及びコンデンサC11からなる充電回路31と、充電回路31のコンデンサC11と抵抗R11との間の信号をそれぞれゲートに入力するPMOSトランジスタP11、NMOSトランジスタN11からなり、リセット信号を発生するC−MOSインバータ32とから構成されている。
【0003】
図6のパワーオンリセット回路において、電源Vccが投入されると、コンデンサC11への充電が開始されるが、電源Vcc投入直後は、コンデンサC11の充電電圧が低く、充電回路31の出力点は、“L”(ロー)レベルであるため、C−MOSインバータ32のPMOSトランジスタP11がオン、NMOSトランジスタN11がオフとなり、C−MOSインバータ32の出力信号は“H”(ハイ)レベルとなる。この“H”レベルがリセット信号となる。
【0004】
尚、実際に出力信号が発生するのは、電源VccがPMOSトランジスタP11のしきい値を越えた後である。
そして、電源Vccの立ち上がりに対応してコンデンサC11の充電電圧が増加して、この充電電圧が電源Vccの2分の1を越えた時にC−MOSインバータ32の入力信号が“H”レベルとなり、PMOSインバータP11がオフ状態、NMOSトランジスタN11がオン状態となり、C−MOSインバータ32からの出力信号が“L”レベルに反転し、電源遮断時まで継続して“L”レベルを出力する。
【0005】
以上説明したパワーオンリセット回路では、電源Vccの立ち上がりが遅くなると、その分抵抗R11とコンデンサC11の値を大きくすることが必要となり、これら各素子が大型化することになるため、本回路を半導体装置に内蔵することが困難となる。
そこで、図7に示すような充電を開始する電源電圧を設定する機能を有する回路が考えられる。
【0006】
図7に示すパワ−オンリセット回路は、2段のNMOSトランジスタN12,N13とこれらNMOSトランジスタに直列に接続されるコンデンサC12からなる充電回路41と、充電回路41のコンデンサC12とNMOSトランジスタN13との間の信号をそれぞれゲートに入力するPMOSトランジスタP11、NMOSトランジスタN11からなり、リセット信号を発生するCMOSインバータ42、及び低いしきい値で且つ高抵抗のNMOSトランジスタN14からなる放電回路43とから構成されている。
【0007】
本回路によれば、コンデンサC12への充電が終了した後、電源Vccを遮断すると、低いしきい値電圧を有する放電回路43がやや遅れてオフ状態となるため、コンデンサC12に充電された電荷は、この間に放電回路43によって放電される。
従って、再度電源Vccを立ち上げた時のコンデンサC12の電荷は低く抑えられることになり、誤動作を防止できる。
【0008】
また、2段のNMOSトランジスタN12,N13を有する充電回路41は、高いしきい値電圧(2Vth)を有しており、電源Vccが十分立ち上がるまではオンしないため、コンデンサC12への充電開始は、確実にリセット信号が発生されるまで遅らされる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
図6に示す従来のパワーオンリセット回路は、上述したように、電源Vccの立ち上がりが遅い場合に、安定した動作が妨げられる可能性があるため、これを回避するには、充電回路31における抵抗R11とコンデンサC11による時定数を大きくする等の対応策が必要となる。この場合、高抵抗及び大容量の各素子を必要とするため、半導体装置への内蔵が困難となり大型化することになる。
【0010】
また、図7に示すパワーオンリセット回路は、コンデンサC12への充電が完了した時のコンデンサC12に蓄積される電位が電源Vccの電圧よりも、2段のNMOSトランジスタN12,N13のしきい値の和(2Vth)の分だけ低くなるため、PMOSトランジスタP11のゲート−ソース間に動作に必要な電位差が生じて、PMOSトランジスタP11がオンになる事態が発生する。
【0011】
このため、電源VccよりC−MOSインバータ42のPMOSトランジスタP11、NMOSトランジスタN11に貫通電流が流れる。
更に、本回路の場合、放電回路43を構成するNMOSトランジスタN14にも定常的に電流が流れるため、電源電流が増加して消費電力の増大を招いてしまう。
【0012】
本発明は、上記課題を解決して、電源の立ち上がりの緩急に関係なく、安定した動作を行えると共に、低消費電力の回路を実現することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本発明は、電源投入時にリセット信号を発生させることで、回路の初期設定を行うパワーオンリセット回路において、抵抗及びコンデンサとからなる充電回路と、該充電回路におけるコンデンサの充電電圧が所定値を越えるまでの間、リセット信号を発生するC−MOSインバータと、
前記充電回路と電源との間に位置して、該充電回路への電源供給を制御するスイッチと、該スイッチを動作させる電圧を設定する動作電圧設定回路と、
電源の遮断後に前記充電回路の放電を行う放電回路と、充電完了後に前記スイッチをオン状態に維持するクランプ回路とを備え、前記動作電圧回路は、
ゲート及びドレインが接地され、ソースが前記スイッチに接続される第1PMOSトランジスタと、前記第1PMOSトランジスタのドレインと接地との間に直列接続されて、電源から該第1PMOSトランジスタに流れる定常電流を防止するコンデンサを有することを特徴としている。
【0014】
上記本発明のパワーオンリセット回路によれば、スイッチ3及びスイッチ3の動作電圧設定回路4の動作により、電源Vcc投入後に所定の電圧に立ち上がってから充電回路1への充電が開始されるため、電源Vccの立ち上がりの緩急に関係なく、確実にリセット信号を発生させることができる。
また、クランプ回路6がスイッチ3を制御することによって、充電完了後に流れるC−MOSインバータ2の貫通電流を防止することができるため、消費電力を抑えることができる。
【0015】
【実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、第1の発明のパワーオンリセット回路の原理図であり、抵抗R1とコンデンサC1とからなる充電回路1と、充電回路1の出力信号を入力して動作するPMOSトランジスタP1とNMOSトランジスタN1とからなるC−MOSインバータ2と、充電回路1と電源Vccとの間に位置するPMOSトランジスタP2からなるスイッチ3と、PMOSトランジスタP3からなりスイッチ3の動作電圧を設定する動作電圧設定回路4と、PMOSトランジスタP4からなり電源遮断後の放電を行う放電回路5と、2段のNMOSトランジスタN2,N3からなりC−MOSインバータ2の電源Vccからの貫通電流を防止するためにスイッチ3を確実にオン状態にするクランプ回路6とで構成されている。
【0016】
本回路では、スイッチ3の動作開始によって充電回路1のコンデンサC1に電荷が充電されるようになっており、スイッチ3は動作電圧設定回路4におけるPMOSトランジスタP3によって、その動作電圧が決められている。
即ち、電源Vccの電圧が、動作電圧設定回路4におけるPMOSトランジスタP3のしきい値電圧Vthと、スイッチ3を構成するPMOSトランジスタP2のしきい値電圧Vthの和よりも高くなった場合にスイッチ3が動作する。
【0017】
従って、例えばPMOSトランジスタP3,P4のしきい値電圧Vthがそれぞれ0.6〔V〕で、コンデンサC1の寄生容量が0.4〔V〕の場合、電源Vccの投入後、その電圧が1.6〔V〕に立ち上がった時点から、充電回路1のコンデンサC1への充電が開始される。
尚、一般的には、MOSトランジスタのしきい値は、0.8〔V〕程度であるが、0.6〔V〕付近より少しずつ電流は流れ始めることから、ここでは、しきい値を0.6〔V〕として説明した。
【0018】
一方、C−MOSインバータ2のしきい値電圧は、例えば電源電圧の2分の1程度であり、その入力部、即ち充電回路1の充電電圧が電源電圧の半分以下の場合は、“L”レベルでPMOSトランジスタP1がオン、NMOSトランジスタN1がオフになっているため、C−MOSインバータ2の出力信号は“H”レベルで、これがリセット信号となる。
【0019】
そして、時間経過に伴い充電電圧が上昇して、この電圧が電源電圧の2分の1以上になった時点で、入力信号が“H”レベルとなり、PMOSトランジスタP1がオフ、NMOSトランジスタN1がオンになるため、C−MOSインバータ2の出力信号は“L”レベルに反転して、電源遮断時まで継続される。
以上のように、C−MOSインバータ2の出力信号が“L”レベルに反転した後、本回路によれば2段のNMOSトランジスタN2,N3にてなるクランプ回路6がスイッチ3の入力電圧を低く抑えることによって、スイッチ3を確実にオン状態に維持して、充電回路1の出力電圧を電源Vccと同レベルに保っている。
【0020】
従って、PMOSトランジスタP1がオンすることがないため、電源Vccから流れるC−MOSインバータ2の貫通電流を防止することができる。
即ち、電源Vccの電圧が高くなると、クランプ回路6における2段のNMOSトランジスタN2,N3がオンすることにより、スイッチ3の入力点のレベルをNMOSトランジスタN2,N3のしきい値電圧Vthの和の分だけ電源電圧よりも低くする。
【0021】
スイッチ3のPMOSトランジスタP2は、そのゲート電圧が電源電圧よりもしきい値電圧Vth分だけ低い場合に動作するため、前述した如く2段のNMOSトランジスタN2,N3により、PMOSトランジスタP2のゲートのレベルを十分低くして、確実にオン状態としている。
このため、スイッチ3と充電回路1との間のレベルが電源電圧と同レベルとなり、充電完了時の充電回路1の出力点のレベルも同等になる。そのため、充電回路1の出力、即ちC−MOSインバータ2の入力が“H”レベルの時、C−MOSインバータ2のPMOSトランジスタP1がオンすることはなく、貫通電流が生じることがない。
【0022】
最後に、電源Vccの遮断を行った場合、放電回路5が動作して、充電回路1におけるコンデンサC1に充電された電荷を放電する。このことによって、充電回路1の出力点の電圧レベルが十分に下がるため、再度電源Vccを投入した際の誤動作を防止することが可能となっている。
以上のように、本発明によれば、電源の立ち上がりの緩急に関係なく、確実にリセット信号を発生させることができると共に、充電後における貫通電流の防止も実現することができる。
【0023】
次に本発明の実施例を説明する。
図2は、本発明の1実施例を説明するための回路図であり、充電回路11、C−MOSインバータ12、スイッチ13、動作電圧設定回路14、放電回路15、17、及びクランプ回路16とから構成されている。
本実施例における充電回路11、C−MOSインバータ12及びクランプ回路16は、図1にて説明した回路と同様であるため、その構成の説明は省略する。
【0024】
スイッチ13は、電源Vccと充電回路11との間に接続されるPMOSトランジスタP2と、そのゲートに接続される抵抗R2とから構成されており、このスイッチ13の動作電圧を制御している動作電圧設定回路14は、PMOSトランジスタP3と、PMOSトランジスタP3のゲートと接地との間に位置される抵抗R2、及びPMOSトランジスタP3に直列に接続される抵抗R4、コンデンサC2とから構成されている。
【0025】
また、放電回路15は、充電回路11の入力点と接地点との間に接続されるPMOSトランジスタP4と、そのゲートと電源Vccとの間に接続される抵抗R5とから構成されている。
更に、本実施例においては、クランプ回路16に蓄積される電荷を放電するために、NMOSトランジスタN3のゲートと接地点との間に接続されるPMOSトランジスタP5と、PMOSトランジスタP5のゲートと電源Vccとの間に接続される抵抗R6とからなる放電回路17を備えている。
【0026】
本回路の動作を図3の電圧グラフを参照しながら説明する。
図3は、図2の回路における電源Vcc及び主要点の電圧レベルを時間経過に従って示したグラフであり、実線で電源Vcc、破線で充電回路11の出力点A、一点鎖線でC−MOSインバータ12の出力点B、及び二線鎖線でスイッチ13の入力点Cの変化を示している。
【0027】
本実施例の回路において、まず電源Vccを投入すると、図3に示すように、所定の勾配で電圧が上昇していく。本実施例では2.5〔V〕の電源を使用しており、2.5〔V〕になった後は安定した状態となる。
充電回路11への電源Vccの供給は、前述した図1の回路と同様に、スイッチ13、更にスイッチ13の動作電圧を設定する動作電圧設定回路14によって制御されており、電源Vccの電圧がPMOSトランジスタP2,P3のしきい値電圧Vthの和に寄生容量を加えた値、例えば1.6〔V〕になった時点で開始される。
【0028】
従って、図3に示すように充電回路11の出力点Aの電圧レベルは、電源Vccが1.6〔V〕になった後、抵抗R1とコンデンサC1の時定数に応じて上昇していき、後で説明するが、クランプ回路16及びスイッチ13の動作によって所定時間後に電源Vccと同レベルになって安定する。
一方、C−MOSインバータ12は、その入力信号が“L”レベルの時、PMOSトランジスタP1がオン、NMOSトランジスタN1がオフになるが、PMOSトランジスタP1は、そのゲート電圧に対してソース電圧がしきい値Vthだけ高くなった場合に動作するため、ゲート電圧となる充電回路11に対してソース電圧となる電源Vccの電圧が例えば0.8〔V〕高くなったところで出力電圧を発生する。
【0029】
即ち、図3に示すように、充電回路11の出力電圧Aは、当初0.4〔V〕であるため、これよりも電源Vccがしきい値電圧Vthの分だけ高い1.2〔V〕になった時点で、C−MOSインバータ12の出力点Bの電圧が上昇し始める。
このC−MOSインバータ12の出力電圧Bは、図3に示すように上昇を続け所定時間後に電源Vccと同レベルになり、これが“H”レベル、即ち本回路のリセット信号の出力となる。
【0030】
その後、C−MOSインバータ12の出力電圧Bは、PMOSトランジスタP1とNMOSトランジスタN1のオンオフが反転するまで電源Vccと共に上昇を続けた後下降する。
C−MOSインバータ12の出力信号は、その入力信号が“L”レベルから“H”レベルになったところで反転するが、電源Vccの2分の1を越えた時に“H”レベルとなる。
【0031】
本実施例の場合、図3に示すように、電源Vccが2.0〔V〕の時に、充電回路11の出力電圧Aが1.0〔V〕を越えており、この時点でPMOSトランジスタP1とNMOSトランジスタN1のオンオフが切り替わり、C−MOSインバータ12の出力電圧Bが下降を始め、所定時間後に0〔V〕になる。
また、2段のNMOSトランジスタN2,N3とによって構成されるクランプ回路16は、スイッチ13の入力点Cのレベルを両トランジスタN1,N2のしきい値電圧Vthの和、例えば1.6〔V〕だけ電源Vccより低く抑える働きを有しており、充電回路12への充電が完了した後、スイッチ13の入力点Cの電圧レベルを十分に低い値、即ち0.9〔V〕になるようクランプしている。
【0032】
従って、スイッチ13を構成するPMOSトランジスタP2は、確実にオン状態を維持することになり、図3に示すように、充電回路11の出力点Aのレベルを電源Vccのレベルと同等に維持する。
そのため、C−MOSインバータ12のPMOSトランジスタP1のゲート−ソース間の電位差がなく、これがオン状態になることはないため、C−MOSインバータ12の電源Vccからの貫通電流を確実に防止することができる。
【0033】
また、電源Vccの遮断を行った場合、放電回路15、17が動作することにより、充電回路11におけるコンデンサC1に充電された電荷、及びクランプ回路16のNMOSトランジスタN3のゲートに蓄積された電荷をそれぞれ放電することができる。
このことによって、再度電源Vccを投入した際に各点の電圧レベルが十分低くなっているため、誤動作を防止することが可能となっている。
【0034】
尚、図3からも明らかなように、充電回路11の出力点Aのレベル及びスイッチ13の入力点Cのレベルは、放電回路15、17におけるPMOSトランジスタP4、P5に所定の動作電圧が必要なことから一定の電位が残るが、正確な動作を行うための電位まで十分に放電されているため、何ら問題はない。
また、動作電圧設定回路14には、PMOSトランジスタP3のドレインと接地点との間に抵抗R4及びコンデンサC2とが直列接続されているが、これはクランプ回路16の出力点CからPMOSトランジスタP3を抜ける定常電流を防止するために備えたものである。
【0035】
以上説明したとおり、本実施例のパワーオンリセット回路によれば、充電回路11の抵抗R1及びコンデンサC1の値を大きくしなくとも、充電回路11の充電が開始される前にC−MOSインバータ12が動作するため、この動作開始時に確実に“H”レベル(リセット信号)を出力することができる。
そのため、抵抗R1及びコンデンサC1に小型のものを使用することが可能になるため、本回路の半導体装置への内蔵が実現する。
【0036】
また、電源Vccから流れるC−MOSインバータ12の貫通電流も確実に防止できるため、消費電力を抑制でき、携帯電話等の低消費電力化が要求される用途に好適である。
本実施例では、動作電圧設定回路14のPMOSトランジスタP3及びスイッチ13のPMOSトランジスタP2にて充電回路11の充電開始電圧を制御しているが、動作電圧設定回路14に例えばNMOSトランジスタを追加することにより、充電開始電圧をそのしきい値電圧Vthの分、更に高めることができる。
【0037】
この場合、NMOSトランジスタは、ドレインとゲートをクランプ回路16の出力点Cに、ソースをPMOSトランジスタP3のソースに接続する。
また、スイッチ13や動作電圧設定回路14、及び放電回路15,17を構成するPMOSトランジスタP2〜P5は、PNP型のパイポーラトランジスタに置き換えることも可能であり、同様な作用が期待できる。
【0038】
更に、クランプ回路16では2段のNMOSトランジスタN2,N3を使用しているが、2段のPMOSトランジスタを使用しても同様な効果を得られる。
この場合、1段目のPMOSトランジスタのソースを電源Vccに接続して、ゲートとドレインを短絡させ2段目のPMOSトランジスタのソースに接続すると共に、ゲートは放電回路17のPMOSトランジスタP5のソースに接続し、2段目のPMOSトランジスタのゲートとドレインを短絡して、これをスイッチ13及び電圧設定回路14に接続して構成する。
【0039】
図4は、比較的電圧の高い電源Vccを用いる場合に好適な第2の発明の実施例を説明するための回路図である。
本実施例のパワーオンリセット回路は、充電回路21と、充電回路21の出力信号を反転するC−MOSインバータ22と、C−MOSインバータ22の出力信号の電圧レベルを変換するレべルシフト回路24と、充電回路21に蓄積された電荷を、電源Vccの遮断後に、放電させるための放電回路25とから構成されている。
【0040】
また、特に図示していないが、論理整合をとるため、或いはバッファとして、更にC−MOSインバータやスルー回路を設けることがある。
充電回路21は、電源Vcc側に接続される2段のNMOSトランジスタN7,N8と、抵抗R6及びコンデンサC3の直列回路により構成され、電源Vccが、その投入後に所定の電圧に達した時点で、コンデンサC3での充電が開始されるものである。
【0041】
C−MOSインバータ22は、PMOSトランジスタP8とNMOSトランジスタN6から構成され、PMOSトランジスタP8のソース電極が、充電回路21のNMOSトランジスタN6と抵抗R6との間に接続されることで、高電位電源を低くしている。
レベルシフト回路24は、C−MOSインバータ22の出力信号が入力されるNMOSトランジスタN5及び充電回路21の出力信号が入力されるNMOSトランジスタN4、NMOSトランジスタN5と電源Vccとの間に接続されるPMOSトランジスタP7及びNMOSトランジスタN4と電源Vccとの間に接続されるPMOSトランジスタP6とからなり、PMOSトランジスタP7のゲート電極がPMOSトランジスタP6のドレイン電極に、PMOSトランジスタP6のゲート電極がPMOSトランジスタP7のドレイン電極にそれぞれ接続され、PMOSトランジスタP6とNMOSトランジスタN4との間の点を出力信号としている。
【0042】
また、放電回路25は、ソース電極が充電回路21の出力点に接続されるPMOSトランジスタP9と、PMOSトランジスタP9のゲート電極と電源Vccとの間に接続される抵抗R7とから構成されている。
以上のような構成のパワーオンリセット回路の動作を図5の電圧グラフを参照しながら説明する。
【0043】
図5は、図4の回路における電源Vcc及び主要点の電圧レベルを時間経過に従って示したグラフであり、太実線で電源Vcc、破線で充電回路21の出力点A、実線で充電回路21のNMOSトランジスタN8と抵抗R6の間のレベルB,点線でC−MOSインバータ22の出力点C,一点鎖線でレベルシフト回路24、即ち本パワーオンリセット回路の出力点Dの変化を示している。
【0044】
尚、図5において、実際には各点の電圧レベルに重なる部分が存在するが、理解を容易にするために、僅かにずらして示している。
本実施例の回路において、まず電源Vccを投入すると、図5に示すように、所定の勾配で電圧が上昇していく。本実施例では5.0〔V〕の電源を使用しており、5.0〔V〕になった後は安定した状態となる。
【0045】
充電回路21への電源Vccの供給開始は、2段のNMOSトランジスタN7,N8により規定されており、これらのしきい値電圧Vthの和、例えば1.2[V]にコンデンサC3の寄生容量、例えば0.4[V]を加えた電圧に電源Vccが上昇した時点で開始される。
従って、図5に示すように充電回路21の出力点Aの電圧レベルは、電源Vccが1.6〔V〕になった後、抵抗R6とコンデンサC3の時定数に応じて上昇していき、電源Vccの電圧レベルに対して、1.2[V]低い値で安定する。
【0046】
また、次段のC−MOSインバータ22の高電位電源となるNMOSトランジスタN8と抵抗R6の間Bのレベルは、出力点Aと同様、1.6[V]付近から電源Vccの電圧上昇に比例して上昇を始め、電源Vccの電圧レベルに対して、1.2[V]低い値で安定する。
次に、C−MOSインバータ22は、充電回路21から信号が出力された時点(当初“L”レベル)では、PMOSトランジスタP8がオン、NMOSトランジスタN6がオフになるため、出力点Cは、“H”レベル、即ち高電位電源となるB点と同じ電圧に急上昇する。
【0047】
その後、C−MOSインバータ22を構成するPMOSトランジスタP8とNMOSトランジスタN6のオンオフ状態が反転するまでB点レベルと共に上昇を続けた後下降する。
C−MOSインバータ22の出力信号は、その入力信号が“L”レベルから“H”レベルになったところで反転するが、B点の電圧の2分の1を越えた時に“H”レベルとなる。
【0048】
本実施例の場合、図5に示すように、B点の電圧が3.8〔V〕の時に、充電回路21の出力電圧Aが1.9〔V〕を越えており、この時点でPMOSトランジスタP8とNMOSトランジスタN6のオンオフが切り替わり、C−MOSインバータ22の出力電圧Cが下降を始め、所定時間後に0〔V〕になる。
最後に、レベルシフト回路24は、接地電位から3.8[V]までの振幅であるC−MOSインバータ22の出力Cのレベルを電源電圧Vccまでの振幅にレベルシフトするもので、動作は次の通りである。
【0049】
まず、充電回路21における充電の開始前、即ち電源Vccが1.6[V]付近までは、出力点Cと同様、レベルシフト回路24の出力点Dは、0[V]で、電源Vccが1.6[V]を越えたところから電圧の上昇が始まり、電源Vccのレベルまで急峻に立ち上がる。
その後、電源Vccに対応して上昇を続け、C−MOSインバータ22の出力点Cの信号が反転すると同時に下降する。
【0050】
即ち、レベルシフト回路24の出力点Dの電圧上昇開始直後は、レベルシフト回路24のNMOSトランジスタN5のゲート電極へ入力される信号は“H”レベルでオン状態、NMOSトランジスタN4のゲート電極に入力される信号は“L”レベルでオフ状態となっている。
従って、PMOSトランジスタP6のゲート電極の電位は、0[V]となり、PMOSトランジスタP6は、オン状態になって出力信号Dは“H”レベルとなる。この信号Dの“H”レベル出力が図5に示すようにリセット信号となる。
【0051】
この時、PMOSトランジスタP7のゲート電極には“H”レベルが入力され、PMOSトランジスタP7はオフ状態になっている。
この状態は、C−MOSインバータ22へ入力される信号Aの論理が反転するまで継続する。
即ち、充電電圧の増加に伴い、信号Aが“L”レベルから“H”レベルに変わると、その出力信号Cは、“H”レベルから“L”レベルに変わって、レベルシフト回路24のNMOSトランジスタN5はオフ、NMOSトランジスタN4はオン状態となり、出力信号Dは“L”レベルとなり、リセット信号の出力は、解除される。
【0052】
因みにこの時、PMOSトランジスタP7のゲート電極への入力信号は、“L”レベルで、オン、PMOSトランジスタP6のゲート電極への入力信号は、“H”レベルで、オフ状態になっている。
最後に、電源Vccの遮断を行った場合、放電回路25が動作して、充電回路21におけるコンデンサC3に充電された電荷を放電する。このことによって、充電回路21の出力点の電圧レベルが十分に下がるため、再度電源Vccを投入した際の誤動作を防止することが可能となっている。
【0053】
本実施例によれば、充電回路21の出力信号によって、制御されるC−MOSインバータ22のPMOSトランジスタP8のソース電極がB点に接続されて、高電位電源のレベルを落としているため、充電完了後において、PMOSトランジスタP8がオンすることによる貫通電流の発生を防止することができる。
つまり、充電回路21のコンデンサC3への充電が完了した時、C−MOSインバータ22に入力される信号Aと、その高電位電源Bの電位は、同じとなっており、PMOSトランジスタP8のゲート電極とソース電極との間に電位差を生じることはないため、PMOSトランジスタP8がオンすることはない。
【0054】
しかしながら、C−MOSインバータ22の出力信号Cは、高電位電源が低いことから電圧振幅が小さくなる。そのため、例えば次段に更にインバータを有するような回路の場合、インバータへ入力される“H”レベルの電圧が低くなり、インバータを構成するトランジスタの誤動作により不要な電流が流れることが発生する。
【0055】
以上のような電圧振幅が低いことによる誤動作の発生を防止するために、電圧の振幅を大きくするレベルシフト回路24を備えている。
【0056】
【発明の効果】
以上説明した本発明のパワーオンリセット回路によれば、電源電圧が所定の値に立ち上がった後、充電回路への充電が開始されるため、電源Vccの立ち上がりの緩急に関係なく、確実にリセット信号を発生させることができる。そのため、充電回路を構成する抵抗及びコンデンサの値を特に大きくする必要がなく、半導体装置への内蔵が可能になる。
【0057】
また、クランプ回路がスイッチを制御することによって、充電完了後に電源から流れるC−MOSインバータの貫通電流を防止することができるため、消費電力を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明の原理を説明するための回路図である。
【図2】第1の発明の実施例を説明するための回路図である。
【図3】第1の発明の実施例における電圧レベルの変化を示すグラフである。
【図4】第2の発明の実施例を説明するための回路図である。
【図5】第2の発明の実施例における電圧レベルの変化を示すグラフである。
【図6】従来のパワーオンリセット回路(1)を説明するための図である。
【図7】従来のパワーオンリセット回路(2)を説明するための図である。

Claims (6)

  1. 電源投入時にリセット信号を発生させることで、回路の初期設定を行うパワーオンリセット回路において、
    抵抗及びコンデンサとからなる充電回路と、
    該充電回路におけるコンデンサの充電電圧が所定値を越えるまでの間、リセット信号を発生するC−MOSインバータと、
    前記充電回路と電源との間に位置して、該充電回路への電源供給を制御するスイッチと、
    該スイッチを動作させる電圧を設定する動作電圧設定回路と、
    電源の遮断後に前記充電回路の放電を行う放電回路と、
    充電完了後に前記スイッチをオン状態に維持するクランプ回路と
    を備え、
    前記動作電圧回路は、
    ゲート及びドレインが接地され、ソースが前記スイッチ及びクランプ回路に接続される第1PMOSトランジスタと、
    前記第1PMOSトランジスタのドレインと接地との間に直列接続されて、電源から該第1PMOSトランジスタに流れる定常電流を防止するコンデンサを有すること
    を特徴とするパワーオンリセット回路。
  2. 前記スイッチは、前記クランプ回路の出力信号がゲートに入力されると共に、ソースが電源に、ドレインが前記充電回路にそれぞれ接続される第2PMOSトランジスタで構成されること
    を特徴とする請求項1記載のパワーオンリセット回路。
  3. 前記放電回路は、ゲートが電源に、ソースが前記充電回路に接続されると共に、ドレインが接地される第3PMOSトランジスタで構成されること
    を特徴とする請求項1又は請求項2記載のパワーオンリセット回路。
  4. 前記クランプ回路は、ゲート及びドレインが電源に接続される第1NMOSトランジスタと、該第1NMOSトランジスタのソースにドレイン及びゲートが接続され、ソースが前記第2PMOSトランジスタのゲートに接続されてなる第2NMOSトランジスタとから構成されていること
    を特徴とする請求項記載のパワーオンリセット回路。
  5. 前記第2NMOSトランジスタのゲートに蓄積される電荷を放電するために、ゲートが電源に、ソースが前記第2NMOSトランジスタのゲートに接続され、ドレインが接地される第4PMOSトランジスタからなる放電回路17を備えること
    を特徴とする請求項記載のパワーオンリセット回路。
  6. 前記動作電圧設定回路は、
    前記第1PMOSトランジスタのドレインと前記コンデンサとの間に接続される抵抗を有すること
    を特徴とする請求項1、請求項2、請求項3又は請求項4記載のパワーオンリセット回路。
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