JPH0738408A - バッファ回路 - Google Patents

バッファ回路

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JPH0738408A
JPH0738408A JP5178365A JP17836593A JPH0738408A JP H0738408 A JPH0738408 A JP H0738408A JP 5178365 A JP5178365 A JP 5178365A JP 17836593 A JP17836593 A JP 17836593A JP H0738408 A JPH0738408 A JP H0738408A
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inverting
output terminal
output
pmos
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JP5178365A
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Kaneo Kawaishi
務雄 河石
Yasuo Torimaru
安雄 鳥丸
Atsushi Semi
淳 瀬見
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Original Assignee
Sharp Corp
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K19/00Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits
    • H03K19/003Modifications for increasing the reliability for protection
    • H03K19/00346Modifications for eliminating interference or parasitic voltages or currents
    • H03K19/00361Modifications for eliminating interference or parasitic voltages or currents in field effect transistor circuits
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K19/00Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits
    • H03K19/0175Coupling arrangements; Interface arrangements
    • H03K19/0185Coupling arrangements; Interface arrangements using field effect transistors only
    • H03K19/018507Interface arrangements
    • H03K19/018521Interface arrangements of complementary type, e.g. CMOS

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  • Computer Hardware Design (AREA)
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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 PチャンネルMOSトランジスタQP1に並列
接続されたPMOS選択回路4の複数のPチャンネルM
OSトランジスタQP2〜QPnの各ゲートと、Nチャンネ
ルMOSトランジスタQN1に並列接続されたNMOS選
択回路5の複数のNチャンネルMOSトランジスタQN2
〜QNnの各ゲートにヒューズ部FP1〜FPn、FN1〜FNn
を接続した。 【効果】 適宜ヒューズ部FP1〜FPn、FN1〜FNnを切
断して一部のPチャンネルMOSトランジスタQP2〜Q
Pn又はNチャンネルMOSトランジスタQN2〜QNnを切
り離すことにより、インバータの回路特性を最適化する
ことができるようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CMOS等のインバー
タを用いたバッファ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のCMOS[Complementary Metal-O
xide-Semiconductor]インバータを用いたバッファ回路
の一例を図17に示す。このバッファ回路は、1組の相
補型のPチャンネルMOSトランジスタQPとNチャン
ネルMOSトランジスタQNとで構成されている。そし
て、PチャンネルMOSトランジスタQPは、ソースが
電源VDDに接続されると共に、ドレインが出力端子2に
接続され、ゲートが入力端子1に接続されている。ま
た、NチャンネルMOSトランジスタQNは、ソースが
接地GNDに接続されると共に、ドレインが出力端子2
に接続され、ゲートが入力端子1に接続されている。従
って、このバッファ回路は、入力端子1の論理レベルを
反転して出力端子2に出力するインバータとして機能す
る。
【0003】また、従来のCMOSインバータを用いた
バッファ回路の他の例を図18に示す。このバッファ回
路は、相補型のPチャンネルMOSトランジスタQPの
ソースが電源VDDに接続されゲートが入力端子1に接続
されると共に、NチャンネルMOSトランジスタQNの
ソースが接地GNDに接続されドレインが出力端子2に
接続されゲートが入力端子1に接続される点は、上記図
17のバッファ回路と同じである。しかし、この図18
のバッファ回路は、さらに1組の相補型のPチャンネル
MOSトランジスタQP0とNチャンネルMOSトランジ
スタQN0を有し、PチャンネルMOSトランジスタQP0
は、ドレインが出力端子2に接続されると共に、ソース
がPチャンネルMOSトランジスタQPのドレインに接
続され、ゲートが制御入力端子3に接続されている。ま
た、NチャンネルMOSトランジスタQN0は、ソースが
接地されると共に、ドレインが出力端子2に接続され、
ゲートが制御入力端子3に接続されている。従って、こ
のバッファ回路は、制御入力端子3がローレベルの場合
には、PチャンネルMOSトランジスタQP0がONとな
りNチャンネルMOSトランジスタQN0がOFFとなる
ので、入力端子1の論理レベルを反転して出力端子2に
出力するインバータの機能がアクティブになるが、制御
入力端子3をハイレベルにすると、PチャンネルMOS
トランジスタQP0がOFFとなりNチャンネルMOSト
ランジスタQN0がONとなるので、出力端子2は常時ロ
ーレベルとなってインバータとしての機能が非アクティ
ブになる。 上記図17や図18に示したバッファ回路
における主PMOSと主NMOSとなるPチャンネルM
OSトランジスタQPとNチャンネルMOSトランジス
タQNは、バッファ回路が所望の回路特性を持つように
設計されるが、製造プロセスのバラツキによっては必ず
しもこの所望する回路特性が得られるとは限らない。
【0004】例えばこのバッファ回路をCMOS半導体
記憶装置の入力バッファとして用いる場合には、外部に
接続されるTTL[Transistor-Transistor-Logic]の論
理レベルとのインターフェイスをとるために、入力反転
電圧VINVを1.5V〜1.6V程度に設定し、最適な
ノイズマージンが得られるように回路特性を設定する。
ここで、ノイズマージンは、入力反転電圧VINVと入力
される論理レベルのハイレベル又はローレベルとの差と
して定義される。そして、SRAM[Static Random Acc
ess Memory]等の半導体記憶装置における標準的なTT
Lレベルは、ハイレベルが2.2Vでローレベルが0.
8Vとなるため、入力反転電圧VINVを1.5Vに設定
すれば、ハイレベル側とローレベル側にそれぞれ0.7
Vずつのノイズマージンを確保することができる。
【0005】以下に、入力反転電圧VINVをこのような
所望の値に設定するためのバッファ回路の設計手順を説
明する。まずバッファ回路の入力電圧をVI、電源電圧
をVo、PチャンネルMOSトランジスタQPのゲイン定
数及びしきい値電圧をそれぞれβP、VTPとすると、こ
のPチャンネルMOSトランジスタQPを流れる電流ID
Pは数1で示される。
【0006】
【数1】
【0007】また、NチャンネルMOSトランジスタQ
Nのゲイン定数及びしきい値電圧をそれぞれβN、VTNと
すると、このNチャンネルMOSトランジスタQNを流
れる電流IDNは数2で示される。
【0008】
【数2】
【0009】そして、入力電圧VIが入力反転電圧VINV
に一致したときにはIDP=IDNとなるので、この関係に
基づいて数1と数2から入力電圧VI、即ち入力反転電
圧VINVを求めると、数3で示すものとなる。
【0010】
【数3】
【0011】従って、この数3の右辺の各定数を適宜設
定することにより、所望する入力反転電圧VINVを得る
ことができる。
【0012】ところで、MOSトランジスタの単位面積
当たりのゲート容量をC0、PチャンネルMOSトラン
ジスタQPのチャンネル幅(ゲート幅とほぼ同じ)をW
P、チャンネル長(ゲート長とほぼ同じ)をLP、キャリ
ア移動度をμPとすると、PチャンネルMOSトランジ
スタQPの駆動能力を表す上記ゲイン定数βPは数4で表
され、
【0013】
【数4】
【0014】NチャンネルMOSトランジスタQNのチ
ャンネル幅をWN、チャンネル長をLN、キャリア移動度
をμNとすると、NチャンネルMOSトランジスタQNの
駆動能力を表す上記ゲイン定数βNは数5で表される。
【0015】
【数5】
【0016】そして、上記しきい値電圧VTP、VTNやキ
ャリア移動度μP、μN及びゲート容量C0等のプロセス
定数は、製造プロセスに応じて一律に決定される。そこ
で、このキャリア移動度μP、μNが同じで値であるとす
ると、数3の式中のゲイン定数比βN/βPは数6とな
り、
【0017】
【数6】
【0018】数3は数7に示すように変形されるので、
【0019】
【数7】
【0020】入力反転電圧VINVは、チャンネル幅WP、
WNとチャンネル長LP、LNによって調整可能であるこ
とが分かる。従って、入力反転電圧VINVを所望の値に
設定するには、数4及び数5に示すチャンネル幅WP、
WNとチャンネル長LP、LNを適当な値に定めることに
より、ゲイン定数比βN/βPを調整すればよい。
【0021】即ち、例えば、電源VDDが5Vであり、し
きい値電圧VTN、VTPがそれぞれ0.8V、−0.8V
である場合には、チャンネル幅WP、WNとチャンネル長
LP、LNを適当な値に定めることによりゲイン定数比β
N/βPが14.9となるように調整すれば、数3から入
力反転電圧VINVを最適値の1.5Vに設定することが
できる。
【0022】しかしながら、このようにチャンネル幅W
P、WNとチャンネル長LP、LNを定めてバッファ回路を
製造したとしても、実際には製造プロセスのバラツキに
よって上記プロセス定数が変動する場合があり、これに
よって入力反転電圧VINVが設定とは異なる値になる
と、ノイズマージンが悪化することになる。例えば、上
記設定において、プロセス定数の変動によりしきい値電
圧VTN、VTPがそれぞれ0.6V、−1.0Vになった
とすると、入力反転電圧VINVは数3により1.3Vに
変化し、ローレベル側のノイズマージンが0.5Vまで
減少する。また、しきい値電圧VTN、VTPがそれぞれ
1.0V、−0.6Vになったとすると、入力反転電圧
VINVは1.7Vに変化し、ハイレベル側のノイズマー
ジンが0.5Vまで減少する。
【0023】このように、バッファ回路を半導体集積回
路の入力バッファとして用いる場合には、製造プロセス
のバラツキによって回路特性が変動すると、ノイズマー
ジンが十分に得られなくなることがある。
【0024】また、このバッファ回路を半導体集積回路
の出力バッファとして用いる場合には、製造プロセスの
バラツキが最悪の状態となった場合にも、少なくとも後
段の回路を駆動し得るだけの駆動能力が得られるように
十分に余裕のある設定を行う必要がある。そして、この
ような設定で製造を行った場合に、バッファ回路の駆動
能力が最大となるようにプロセス定数が変動したとする
と、このバッファ回路に流れる過大な電流によるノイズ
が問題となる。
【0025】例えば、図19に示すように、半導体集積
回路内の接地GNDとなる接地線21から引き出される
ボンディングワイヤ等に発生する直列寄生インダクタン
スをLとして、バッファ回路の出力端子2がローレベル
に変化する際にNチャンネルMOSトランジスタQNに
電流が流れると、この直列寄生インダクタンスLの両端
にノイズ電圧vsが発生する。そして、このノイズ電圧
vsが接地線21上の接地ノイズとなって、回路動作や
回路機能に悪影響を及ぼす可能性が生じる。このノイズ
電圧vsは、NチャンネルMOSトランジスタQNに流れ
る電流IDNによる直列寄生インダクタンスLでの電圧降
下によって発生するので、数8で表されることになり、
電流IDNの微分値、即ち変化率が大きいほど大きな値と
なる。
【0026】
【数8】
【0027】そして、バッファ回路の出力端子2に接続
する負荷容量をCLとして、数9の近似を行い、
【0028】
【数9】
【0029】かつ、NチャンネルMOSトランジスタQ
Nを流れる電流IDNが一定であると仮定すると、数8は
数10に示すように変形され、
【0030】
【数10】
【0031】さらにこれに上記数2を代入すると、ノイ
ズ電圧vsは数11で表されるようになる。
【0032】
【数11】
【0033】ここで、電源電圧Voと入力電圧VIとをそ
れぞれどちらも5Vとし、製造プロセスでの標準のプロ
セス定数がしきい値電圧VTNについては0.8Vであり
βN=βN0の関係となる場合に、この製造プロセスにお
いてバッファ回路の駆動能力を低下させる方向の最大の
バラツキが発生して、しきい値電圧VTNが1.0Vとな
りβN=0.8βN0の関係に変動したとすると、数11
からこのときのノイズ電圧vs1は数12に示すものとな
る。
【0034】
【数12】
【0035】また、このバッファ回路の駆動能力を向上
させる方向の最大のバラツキが発生して、しきい値電圧
VTNが0.6VとなりβN=1.2βN0の関係になった
とすると、数11からこのときのノイズ電圧vs2は数1
3に示すものとなる。
【0036】
【数13】
【0037】従って、製造プロセスのバラツキによって
バッファ回路の駆動能力が最悪となった場合のノイズ電
圧vs1に比べ最高となった場合のノイズ電圧vs2は、数
14に示すように3.3倍に達する。
【0038】
【数14】
【0039】この結果、バッファ回路を半導体集積回路
の出力バッファとして用いる場合には、製造プロセスの
バラツキによって駆動能力が最大となったときに3倍以
上のノイズが発生し、これが半導体集積回路の誤動作の
原因となるおそれがある。
【0040】なお、上記では接地線21上に発生する接
地ノイズについて説明したが、半導体集積回路内の電源
VDDとなる電源線上にも同様に電源ノイズが発生し、こ
れによっても半導体集積回路が誤動作を起こすおそれが
ある。
【0041】そこで、このようにバッファ回路を出力バ
ッファとして用いた場合に発生するノイズを低減させる
ために、従来から図20又は図21に示すようなバッフ
ァ回路の構成が提案されていた。
【0042】図20に示す従来のバッファ回路(特開昭
58−196725号公報記載)は、各PチャンネルM
OSトランジスタと各NチャンネルMOSトランジスタ
のチャンネル幅とチャンネル長を調整することにより、
これらが同時にONになることがないようにして、出力
レベルの切り替え時に電源VDDから接地GNDに貫通し
て流れる電流を少なくし電源ノイズの発生を抑制するよ
うにしたものである。また、図21に示す従来のバッフ
ァ回路(特開昭58−196726号公報記載)は、出
力トランジスタを分割させて動作させることにより、電
流の立ち上がり時間を長くして電流の変化率を抑制し大
きな電源ノイズが発生しないようにしたものである。
【0043】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記図20
及び図21に示した従来のバッファ回路は、いずれも製
造プロセスでのバラツキがいずれの状態になった場合に
も電源ノイズを抑制し得るようにマージンを広くしたも
のであるため、バラツキの発生具合によっては所望する
回路特性が得られなくなるという問題があった。しか
も、これら従来のバッファ回路では、入力バッファとし
て用いた場合にノイズマージンが十分に得られなくなる
おそれがあるという不都合を解消することができないと
いう問題もあった。
【0044】また、特開昭64−57491号公報に
は、半導体集積回路のタイミング設定回路の遅延特性を
ヒューズ手段によって調整する発明が開示されている。
しかしながら、この発明は、直列接続される遅延回路の
数をヒューズ手段によって調整可能にするものにすぎな
いので、バッファ回路の回路特性を直接調整するような
技術はこれまで開発されていなかった。
【0045】本発明はこのような現状に鑑みてなされた
ものであり、製造プロセスでのバラツキをヒューズ手段
によって修正し所望の回路特性を得ることができるバッ
ファ回路を提供することが本発明の目的である。
【0046】
【課題を解決するための手段】本発明のバッファ回路
は、入力信号を入力するための入力端子と、該入力信号
を反転させて出力信号に変える反転手段と、該出力信号
を出力するための出力端子とを有するバッファ回路であ
って、該反転手段は、複数のPMOSトランジスタ及び
複数のNMOSトランジスタを有し、該複数のPMOS
トランジスタのそれぞれのソースは電源に接続され、該
複数のPMOSトランジスタのそれぞれのドレインは該
出力端子接続され、該複数のPMOSトランジスタのそ
れぞれのゲートは該入力端子に接続され、該複数のNM
OSトランジスタのそれぞれのソースは接地され、該複
数のNMOSトランジスタのそれぞれのドレインは該出
力端子に接続され、該複数のNMOSトランジスタのそ
れぞれのゲートは該入力端子に接続され、該複数のPM
OSトランジスタのうちの少なくとも1つのPMOSト
ランジスタのゲートは選択的に切断可能なヒューズ手段
を介して該入力端子に接続されており、該複数のNMO
Sトランジスタのうちの少なくとも1つのNMOSトラ
ンジスタのゲートは選択的に切断可能なヒューズ手段を
介して該入力端子に接続されており、そのことにより上
記目的が達成される。
【0047】また、前記複数のPMOSトランジスタの
うちの少なくとも1つのPMOSトランジスタのゲート
はプルアップ手段を介して前記電源端子に接続され、前
記複数のNMOSトランジスタのうちの少なくとも1つ
のNMOSトランジスタのゲートはプルアップ手段を介
して前記接地端子に接続されていてもよい。
【0048】更に、前記プルアップ手段及び前記プルダ
ウン手段は高抵抗ポリシリコンによって形成された抵抗
体を有していてもよい。
【0049】本発明の他のバッファ回路は、入力信号を
入力するための入力端子と、該入力信号を反転させて出
力信号に変える反転手段と、該出力信号を出力するため
の出力端子とを有するバッファ回路であって、該反転手
段は、複数のPMOSトランジスタ及び複数のNMOS
トランジスタとを有し、該複数のPMOSトランジスタ
のそれぞれのソースは電源に接続され、該複数のPMO
Sトランジスタのそれぞれのドレインは該出力端子に接
続され、該複数のPMOSトランジスタのそれぞれのゲ
ートは該入力端子に接続され、該複数のNMOSトラン
ジスタのそれぞれのソースは接地され、該複数のNMO
Sトランジスタのそれぞれのドレインは該出力端子に接
続され、該複数のNMOSトランジスタのそれぞれのゲ
ートは該入力端子に接続され、該複数のPMOSトラン
ジスタ及び該複数のNMOSトランジスタのうちの少な
くとも1つのトランジスタのドレインは選択的に切断可
能なヒューズ手段を介して該出力端子に接続されている
ことにより上記目的が達成される。
【0050】本発明の他のバッファ回路は、入力信号を
入力するための入力端子と、該入力信号を反転させて反
転信号に変える第1の反転手段と、該反転信号を出力す
るための第1の出力端子と、該第1の出力端子から出力
された該反転信号をさらに反転させて出力信号に変える
第2の反転手段と、該出力信号を出力するための第2の
出力端子とを有するバッファ回路であって、該第1の反
転手段及び該第2の反転手段は、複数のPMOSトラン
ジスタ及び複数のNMOSトランジスタとを有し、該第
1の反転手段の該複数のPMOSトランジスタのそれぞ
れのソースは電源に接続され、該第1の反転手段の該複
数のPMOSトランジスタのそれぞれのドレインは該第
1の出力端子に接続され、該第1の反転手段の該複数の
PMOSトランジスタのそれぞれのゲートは該入力端子
に接続され、該第1の反転手段の該複数のNMOSトラ
ンジスタのそれぞれのソースは接地され、該第1の反転
手段の該複数のNMOSトランジスタのそれぞれのドレ
インは該第1の出力端子に接続され、該第1の反転手段
の該複数のNMOSトランジスタのそれぞれのゲートは
該入力端子に接続され、該第1の反転手段の該複数のP
MOSトランジスタ及び該複数のNMOSトランジスタ
のうちの少なくとも1つのトランジスタのドレインは選
択的に切断可能なヒューズ手段を介して該第1の出力端
子に接続され、該第2の反転手段の該複数のPMOSト
ランジスタのそれぞれのソースは電源に接続され、該第
2の反転手段の該複数のPMOSトランジスタのそれぞ
れのドレインは該第2の出力端子に接続され、該第2の
反転手段の該複数のPMOSトランジスタのそれぞれの
ゲートは該第1の出力端子に接続され、該第2の反転手
段の該複数のNMOSトランジスタのそれぞれのソース
は接地され、該第2の反転手段の該複数のNMOSトラ
ンジスタのそれぞれのドレインは該第2の出力端子に接
続され、該第2の反転手段の該複数のNMOSトランジ
スタのそれぞれのゲートは該第1の出力端子に接続さ
れ、該第2の反転手段の該複数のPMOSトランジスタ
及び該複数のNMOSトランジスタのうちの少なくとも
1つのトランジスタのドレインは選択的に切断可能なヒ
ューズ手段を介して該第2の出力端子に接続されている
ことにより上記目的が達成される。
【0051】本発明の他のバッファ回路は、入力信号を
入力するための入力端子と、該入力信号を反転させて反
転信号に変える第1の反転手段と、該反転信号を出力す
るための第1の出力端子と、該第1の出力端子から出力
された該反転信号をさらに反転させて出力信号に変える
第2の反転手段と、該出力信号を出力するための第2の
出力端子とを有するバッファ回路であって、該第1の反
転手段及び該第2の反転手段は、複数のPMOSトラン
ジスタ及び複数のNMOSトランジスタとを有し、該第
1の反転手段の該複数のPMOSトランジスタのそれぞ
れのソースは電源に接続され、該第1の反転手段の該複
数のPMOSトランジスタのそれぞれのドレインは該第
1の出力端子に接続され、該第1の反転手段の該複数の
PMOSトランジスタのそれぞれのゲートは該入力端子
に接続され、該第1の反転手段の該複数のNMOSトラ
ンジスタのそれぞれのソースは接地され、該第1の反転
手段の該複数のNMOSトランジスタのそれぞれのドレ
インは該第1の出力端子に接続され、該第1の反転手段
の該複数のNMOSトランジスタのそれぞれのゲートは
該入力端子に接続され、該第1の反転手段の該複数のP
MOSトランジスタ及び該複数のNMOSトランジスタ
のうちの少なくとも1つのトランジスタのソースは選択
的に切断可能なヒューズ手段を介して該第1の出力端子
に接続され、該第2の反転手段の該複数のPMOSトラ
ンジスタのそれぞれのソースは電源に接続され、該第2
の反転手段の該複数のPMOSトランジスタのそれぞれ
のドレインは該第2の出力端子に接続され、該第2の反
転手段の該複数のPMOSトランジスタのそれぞれのゲ
ートは該第1の出力端子に接続され、該第2の反転手段
の該複数のNMOSトランジスタのそれぞれのソースは
接地され、該第2の反転手段の該複数のNMOSトラン
ジスタのそれぞれのドレインは該第2の出力端子に接続
され、該第2の反転手段の該複数のNMOSトランジス
タのそれぞれのゲートは該第1の出力端子に接続され、
該第2の反転手段の該複数のPMOSトランジスタ及び
該複数のNMOSトランジスタのうちの少なくとも1つ
のトランジスタのソースは選択的に切断可能なヒューズ
手段を介して該第2の出力端子に接続されていることに
より上記目的が達成される。
【0052】本発明の他のバッファ回路は、入力信号を
入力するための入力端子と、該入力信号を反転させて出
力信号に変える反転手段と、該出力信号を出力するため
の出力端子とを有するバッファ回路であって、該反転手
段は、複数のPMOSトランジスタ及び複数のNMOS
トランジスタとを有し、該複数のPMOSトランジスタ
のそれぞれのソースは電源に、該複数のPMOSトラン
ジスタのそれぞれのドレインは該出力端子に、該複数の
PMOSトランジスタのそれぞれのゲートは該入力端子
にそれぞれ接続され、該複数のNMOSトランジスタの
それぞれのソースは接地され、該複数のNMOSトラン
ジスタのそれぞれのドレインは該出力端子に接続され、
該複数のNMOSトランジスタのそれぞれのゲートは該
入力端子に接続され、該複数のPMOSトランジスタ及
び該複数のNMOSトランジスタのうちの少なくとも1
つのトランジスタのソースは選択的に切断可能なヒュー
ズ手段を介して該電源端に接続されていることにより上
記目的が達成される。
【0053】本発明の他のバッファ回路は、第1の入力
信号を入力する第1の入力端子と、該第1の入力信号を
反転させて反転信号に変え得る反転手段と、該反転信号
を出力するための出力端子と、第2の入力信号に応答し
て該反転信号を該出力端子に出力する出力制御手段とを
有するバッファ回路であって、該反転手段は、複数のP
MOSトランジスタ及び複数のNMOSトランジスタを
有し、該複数のPMOSトランジスタのそれぞれのソー
スは電源に接続され、該複数のPMOSトランジスタの
それぞれのドレインは該出力制御手段に接続され、該複
数のPMOSトランジスタのそれぞれのゲートは該第1
の入力端子に接続され、該複数のNMOSトランジスタ
のそれぞれのソースは接地され、該複数のNMOSトラ
ンジスタのそれぞれのドレインは該出力制御手段に接続
され、該複数のNMOSトランジスタのそれぞれのゲー
トは該第1の入力端子に接続され、該複数のPMOSト
ランジスタのうちの少なくとも1つのPMOSトランジ
スタのドレインは選択的に切断することのできるヒュー
ズ手段を介して他の該複数のPMOSトランジスタのド
レインに接続されており、該複数のNMOSトランジス
タのうちの少なくとも1つのNMOSトランジスタのド
レインは選択的に切断することのできるヒューズ手段を
介して他の該複数のPMOSトランジスタのドレインに
接続されていることにより上記目的が達成される。
【0054】本発明の他のバッファ回路は、第1の入力
信号を入力する第1の入力端子と、該第1の入力信号を
反転させて反転信号に変え得る反転手段と、該反転信号
を出力するための出力端子と、第2の入力信号に応答し
て該反転信号を該出力端子に出力する出力制御手段とを
有するバッファ回路であって、該反転手段は、複数のP
MOSトランジスタ及び複数のNMOSトランジスタを
有し、該複数のPMOSトランジスタは電源端子と該出
力制御手段との間に直列に接続され、該複数のPMOS
トランジスタのそれぞれのゲートは該第1の入力端子に
接続され、該複数のNMOSトランジスタは該接地端子
と該出力制御手段との間に直列に接続され、該複数のN
MOSトランジスタのそれぞれのゲートは該第1の入力
端子に接続され、該複数のPMOSトランジスタのうち
の少なくとも1つのPMOSトランジスタのドレインは
選択的に切断することのできるヒューズ手段を介して該
電源端子に接続されており、該複数のNMOSトランジ
スタのうちの少なくとも1つのNMOSトランジスタの
ドレインは選択的に切断することのできるヒューズ手段
を介して該接地端子に接続されていることにより上記目
的を達成できる。
【0055】また、複数のPMOSトランジスタ及び複
数のNMOSトランジスタからなる第2の反転回路を更
に有し、該第2の反転回路の該複数のPMOSトランジ
スタのそれぞれのソースは電源に接続され、該第2の反
転回路の該複数のPMOSトランジスタのそれぞれのド
レインは前記出力制御手段に接続され、該第2の反転回
路の該複数のPMOSトランジスタのそれぞれのゲート
は前記第1の入力端子に接続され、該第2の反転回路の
該複数のNMOSトランジスタのそれぞれのソースは接
地され、該第2の反転回路の該複数のNMOSトランジ
スタのそれぞれのドレインは該出力制御手段に接続さ
れ、該第2の反転回路の該複数のNMOSトランジスタ
のそれぞれのゲートは該第1の入力端子に接続され、該
第2の反転回路の該複数のPMOSトランジスタのうち
の少なくとも1つのPMOSトランジスタのドレインは
選択的に切断することのできるヒューズ手段を介して他
の該第2の反転回路の該複数のPMOSトランジスタの
ドレインに接続されており、該第2の反転回路の該複数
のNMOSトランジスタのうちの少なくとも1つのNM
OSトランジスタのドレインは選択的に切断することの
できるヒューズ手段を介して他の該第2の反転回路の該
複数のPMOSトランジスタのドレインに接続されてい
てもよい。
【0056】
【作用】本発明のバッファ回路によれば、反転回路のヒ
ューズ手段が切断されていない状態では、反転回路の全
てのPMOSトランジスタが電源と出力端子との間で並
列に接続されるので、全てのPMOSトランジスタは一
体となってPチャンネルMOSトランジスタとして機能
する。そして、この場合、一体となったPチャンネルM
OSトランジスタの実質のチャンネル幅は、全てのPM
OSトランジスタの各チャンネル幅の総和となる。従っ
て、ヒューズ手段を選択的に切断して一部のPMOSト
ランジスタを反転回路から切り離すと、一体となったP
チャンネルMOSトランジスタの実質のチャンネル幅
は、残ったPMOSトランジスタの各チャンネル幅の総
和に変更される。
【0057】また、反転回路のヒューズ手段が切断され
ていない状態では、反転回路の全てのNMOSトランジ
スタが接地と出力端子との間で並列に接続されるので、
これらの全てのNMOSトランジスタは一体となってN
チャンネルMOSトランジスタとして機能する。そし
て、この場合、一体となったNチャンネルMOSトラン
ジスタの実質のチャンネル幅は、全てのNMOSトラン
ジスタの各チャンネル幅の総和となる。従って、ヒュー
ズ手段を選択的に切断して一部のNMOSトランジスタ
を反転回路から切り離すと、一体となったNチャンネル
MOSトランジスタの実質のチャンネル幅は、残ったN
MOSトランジスタの各チャンネル幅の総和に変更され
る。
【0058】そして、上記一体となったPチャンネルM
OSトランジスタとNチャンネルMOSトランジスタは
インバータを形成する。
【0059】この結果、バッファ回路の各MOSトラン
ジスタの形成後に測定した回路特性が不適当であった場
合に、反転回路のヒューズ手段を適宜切断することによ
り一体となったPチャンネルMOSトランジスタとNチ
ャンネルMOSトランジスタのチャンネル幅を変更する
ことができるので、これによって一体となったMOSト
ランジスタの駆動能力を調整し、又はこれらのインバー
タとしての入力反転電圧を調整して回路特性を所望する
値に変更することができるようになる。
【0060】本発明の他のバッファ回路によれば、反転
回路のヒューズ手段が全て切断された状態では、反転回
路の全てのPMOSトランジスタを電源と出力端子との
間で直列に接続することができ、これらの全てのPMO
Sトランジスタを一体となってPチャンネルMOSトラ
ンジスタとして機能させることができる。そして、この
場合、一体となったPチャンネルMOSトランジスタの
実質のチャンネル長は、全てのPMOSトランジスタの
各チャンネル長の総和となる。従って、ヒューズ手段を
選択的に切断し又は切断を回避してPMOSトランジス
タを直列回路から切り離すと、一体となったPチャンネ
ルMOSトランジスタの実質のチャンネル長は、残った
PMOSトランジスタの各チャンネル長の総和に変更さ
れる。
【0061】また、反転回路のヒューズ手段が全て切断
された状態では、反転回路の全てのNMOSトランジス
タを接地と出力端子との間で直列に接続することがで
き、全てのNMOSトランジスタを一体となってNチャ
ンネルMOSトランジスタとして機能させることができ
る。そして、この場合、一体となったNチャンネルMO
Sトランジスタの実質のチャンネル長は、全てのNMO
Sトランジスタの各チャンネル長の総和となる。従っ
て、ヒューズ手段を選択的に切断し又は切断を回避して
調整用NMOSを直列回路から切り離すと、一体となっ
たNチャンネルMOSトランジスタの実質のチャンネル
長は、残ったNMOSトランジスタの各チャンネル長の
総和に変更される。
【0062】そして、上記一体となったPチャンネルM
OSトランジスタとNチャンネルMOSトランジスタは
インバータを形成する。
【0063】この結果、バッファ回路の各MOSトラン
ジスタの形成後に測定した回路特性が不適当であった場
合に、直列PMOS選択回路と直列NMOS選択回路の
ヒューズ手段を適宜切断し又は切断を回避することによ
り一体となったPチャンネルMOSトランジスタとNチ
ャンネルMOSトランジスタのチャンネル長を変更する
ことができるので、これによって一体となったMOSト
ランジスタの駆動能力を調整し、又はこれらのインバー
タとしての入力反転電圧を調整して回路特性を所望する
値に変更することができるようになる。
【0064】直列接続された調整用PMOS及び調整用
NMOSは、ソース−ドレイン間を短絡することにより
直列回路から切り離すことができる。
【0065】
【実施例】以下、図面を参照しながら、本発明の実施例
を詳述する。
【0066】図1及び図2は本発明の第1実施例を示す
ものであって、図1はバッファ回路の概略回路図、図2
はバッファ回路の回路図である。なお、上記図17に示
した従来例と同様の機能を有する構成部材には同じ番号
を付記する。
【0067】第1の実施例のバッファ回路は、PMOS
選択回路とNMOS選択回路を用い、調整用PMOSと
調整用NMOSのゲートにヒューズ手段を設けたバッフ
ァ回路である。
【0068】第1の実施例のバッファ回路は、図1に示
すように、1組の相補型のPチャンネルMOSトランジ
スタQP1(主PMOS)及びNチャンネルMOSトラン
ジスタQN1(主NMOS)とPMOS選択回路4及びN
MOS選択回路5とで構成されている。PチャンネルM
OSトランジスタQP1は、ソースが電源VDDに接続され
ると共に、ドレインがバッファ回路の出力端子2に接続
され、ゲートがバッファ回路の入力端子1に接続されて
いる。また、NチャンネルMOSトランジスタQN1は、
ソースが接地GNDに接続されると共に、ドレインが出
力端子2に接続され、ゲートが入力端子1に接続されて
いる。そして、PMOS選択回路4は、PチャンネルM
OSトランジスタQP1のソース、ドレイン及びゲートに
並列に接続され、NMOS選択回路5は、Nチャンネル
MOSトランジスタQN1のソース、ドレイン及びゲート
に並列に接続されている。
【0069】PMOS選択回路4は、図2に示すよう
に、n−1個のPチャンネルMOSトランジスタQP2〜
QPn(調整用PMOS)からなる。これらのPチャンネ
ルMOSトランジスタQP2〜QPnは、それぞれのソース
がPチャンネルMOSトランジスタQP1のソースに共通
に接続されると共に、それぞれのドレインがPチャンネ
ルMOSトランジスタQP1のドレインに共通に接続され
る。そして、これらのPチャンネルMOSトランジスタ
QP2〜QPnのゲートは、それぞれヒューズ部FP2〜FPn
を介してPチャンネルMOSトランジスタQP1のゲート
に共通に接続されている。また、これらPチャンネルM
OSトランジスタQP2〜QPnのゲートは、それぞれプル
アップ抵抗RP2〜RPnを介してPチャンネルMOSトラ
ンジスタQP1のソースに共通に接続され、結果的に電源
VDDに接続されることになる。
【0070】NMOS選択回路5は、n−1個のNチャ
ンネルMOSトランジスタQN2〜QNn(調整用NMO
S)からなる。これらのNチャンネルMOSトランジス
タQN2〜QNnは、それぞれのソースがNチャンネルMO
SトランジスタQN1のソースに共通に接続されると共
に、それぞれのドレインがNチャンネルMOSトランジ
スタQN1のドレインに共通に接続される。そして、これ
らのNチャンネルMOSトランジスタQN2〜QNnのゲー
トは、それぞれヒューズ部FN2〜FNnを介してNチャン
ネルMOSトランジスタQN1のゲートに共通に接続され
ている。また、これらNチャンネルMOSトランジスタ
QN2〜QNnのゲートは、それぞれプルアップ抵抗RN2〜
RNnを介してNチャンネルMOSトランジスタQN1のソ
ースに共通に接続され、結果的に接地GNDに接続され
ることになる。
【0071】上記ヒューズ部FP2〜FPn、FN2〜FNn
は、チップ表面で切断可能となるように形成された配線
部分である。そして、これらのヒューズ部FP2〜FPn、
FN2〜FNnは、製造プロセスの最終段階において必要な
場合に選択され、レーザトリミング等によって切断され
る。また、プルアップ抵抗RP2〜RPn及びプルダウン抵
抗RN2〜RNnは、それぞれ高抵抗のポリシリコンによっ
て形成されている。従って、バッファ回路の入力端子1
がプルアップ抵抗RP2〜RPnを介して電源VDDに接続さ
れると共にプルダウン抵抗RN2〜RNnを介して接地GN
Dに接続されることになるが、このような高抵抗のポリ
シリコンを用いることにより入力インピーダンスが低下
するようなことがほとんどなくなる。なお、SRAM等
においては、メモリセルの負荷に高抵抗のポリシリコン
を用いるものがあり、このようなSRAM等に本実施例
のバッファ回路を利用する場合には、これらのプルアッ
プ抵抗RP2〜RPn及びプルダウン抵抗RN2〜RNnも同じ
ポリシリコンを用いて同時に形成することができる。
【0072】上記構成のバッファ回路は、全てのPチャ
ンネルMOSトランジスタQP1〜QPnと全てのNチャン
ネルMOSトランジスタQN1〜QNnとがそれぞれ一体と
なってインバータとして動作する。即ち、入力端子1に
入力反転電圧VINVより高レベルの電圧が入力される
と、PチャンネルMOSトランジスタQP1〜QPnがOF
Fとなり電源VDDとの間が遮断されると共に、Nチャン
ネルMOSトランジスタQN1〜QNnがONとなって接地
GNDとの間が導通するので、出力端子2からローレベ
ルが出力される。また、入力端子1に入力反転電圧VIN
Vより低レベルの電圧が入力されると、PチャンネルM
OSトランジスタQP1〜QPnがONとなり電源VDDとの
間が導通すると共に、NチャンネルMOSトランジスタ
QN1〜QNnがOFFとなって接地GNDとの間が遮断さ
れるので、出力端子2からハイレベルが出力される。
【0073】第1の実施例のバッファ回路を入力バッフ
ァとして用いる場合、電源VDDを5Vとし、製造プロセ
スでの標準のプロセス定数のしきい値電圧VTN、VPNが
それぞれ0.8V、−0.8Vであったとすると、入力
反転電圧VINVの最適な値として1.5Vを得るために
は、上記数3より一体となったPチャンネルMOSトラ
ンジスタQP1〜QPnと一体となったNチャンネルMOS
トランジスタQN1〜QNnの実質的なゲイン定数比βN/
βPが14.9となるように調整すればよい。そして、
これらPチャンネルMOSトランジスタQP1〜QPnとN
チャンネルMOSトランジスタQN1〜QNnはそれぞれ並
列接続されていることから、実質的なチャンネル幅が各
MOSトランジスタQのチャンネル幅の和となり、チャ
ンネル長が一定であるとすると上記数4、数5からゲイ
ン定数も各MOSトランジスタQの和で定まる。従っ
て、ゲイン定数比βN/βPが14.9となるようなゲイ
ン定数βN、βPを各PチャンネルMOSトランジスタQ
P1〜QPnとNチャンネルMOSトランジスタQN1〜QNn
に割り当て、数4及び数5に基づいてそれぞれのMOS
トランジスタQのチャンネル幅WP、WN及びチャンネル
長LP、LNを設定して製造を行う。
【0074】上記入力バッファの設定を行って半導体集
積回路を製造した場合、ウェーハプロセスの最終段階の
テスト工程において、ウェーハ上のTEG[Test Elemen
t Group]のトランジスタ特性を測定し、所望した特性が
得られているかどうかの検査を行う。そして、もし製造
プロセスのバラツキによってプロセス定数が変動し所望
の特性が得られなかったときには、トランジスタ特性の
測定によって得たプロセス定数から数3に基づいて入力
反転電圧VINVを最適な1.5Vとするために必要とさ
れるゲイン定数比βN/βPを再計算し、この修正したゲ
イン定数比βN/βPの値からヒューズ部FP2〜FPn、F
N2〜FNnの切断箇所を決定する。
【0075】例えばTEGのトランジスタ特性を測定し
た結果、プロセス定数のしきい値電圧VTN、VPNがそれ
ぞれ0.6V、−1.0Vになっていたとすると、ゲイ
ン定数比βN/βPが14.9であるため、数3より入力
反転電圧VINVは1.3Vとなり、ローレベル側のノイ
ズマージンが0.5Vまで減少する。そこで、逆にこの
数3より入力反転電圧VINVを1.5Vとするために必
要なゲイン定数比βN/βPを求めると7.71となる。
また、本実施例のバッファ回路に用いる各MOSトラン
ジスタQはチャンネル幅WP、WN及びチャンネル長L
P、LNがそれぞれ全て同じに形成されているとすると、
n−1個のヒューズ部FN2〜FNnのうちのm個を切断し
たときのNチャンネルMOSトランジスタQN1〜QNnの
全体のゲイン定数βNはn分のn−mに減少する。従っ
て、この場合に、バッファ回路が10個(n=10)ず
つのMOSトランジスタQで構成されているとして、ヒ
ューズ部FN2〜FNnのうちの5個を切断すると、ゲイン
定数βNは2分の1に減少し、14.9であったゲイン
定数比βN/βPが7.45(=14.9/2)に変更さ
れる。そして、このゲイン定数比βN/βPの7.45の
値は、上記7.71に近い値となるので、これを数3に
代入して入力反転電圧VINVを計算すると1.51Vと
なり、所望する1.5Vにほぼ一致することになる。こ
の結果、バッファ回路を入力バッファとして用いた場
合、上記事例では、ヒューズ部FN2〜FNnのうちの5個
を切断すれば、ほぼ所望する入力反転電圧VINVを得る
ことができるようになる。
【0076】また、第1の実施例のバッファ回路を出力
バッファとして用いる場合には、製造プロセスにおいて
MOSトランジスタQの駆動能力を低下させる方向に最
大のバラツキが発生した場合にも、仕様上の最低限の駆
動能力が発揮されるように、MOSトランジスタQのチ
ャンネル幅WP、WN及びチャンネル長LP、LNを設定す
る必要がある。このため、製造プロセスでのバラツキが
駆動能力を向上させる方向に発生した場合には、出力レ
ベルの切り替え時にMOSトランジスタQに急速に過大
な電流が流れ、大きなノイズが発生する。例えば、第1
の実施例のバッファ回路の入力端子1の電圧がローレベ
ルからハイレベルに変化すると、NチャンネルMOSト
ランジスタQN1〜QNnがONとなって出力端子2がロー
レベルに変化する。そして、この際、駆動能力を向上さ
せる方向のバラツキが発生していると、負荷側から出力
端子2を介してこれらNチャンネルMOSトランジスタ
QN1〜QNnに大きな電流IDNが流れ、この電流IDNの変
化率も大きくなるので、上記数8や数10に示したノイ
ズ電圧vsが大きなものとなる。
【0077】そこで、このような出力バッファを備えた
半導体集積回路を製造した場合には、ウェーハプロセス
の最終段階のテスト工程において、ウェーハ上のTEG
のトランジスタ特性を測定し、所望した特性が得られて
いるかどうかの検査を行う。そして、もし製造プロセス
のバラツキによってプロセス定数が変動しMOSトラン
ジスタQの駆動能力が高くなりすぎたときには、ヒュー
ズ部FP2〜FPn、FN2〜FNnを適宜切断して、これらの
MOSトランジスタQの全体としての駆動能力を低下さ
せることにより、立ち上がり時間又は立ち下がり時間を
長くして、電流の変化率を小さくしノイズを減少させ
る。
【0078】例えば、製造プロセスにおいてNチャンネ
ルMOSトランジスタQN1〜QNnの駆動能力を低下させ
る方向の最大のバラツキが発生して、しきい値電圧VTN
が1.0VとなりβN=0.8βN0の関係になったとす
ると、このときのノイズ電圧vs1は上記数12に示すも
のとなる。また、この駆動能力を向上させる方向の最大
のバラツキが発生して、しきい値電圧VTNが0.6Vと
なりβN=1.2βN0の関係になったとすると、このと
きのノイズ電圧vs2は上記数13に示すものとなり、ノ
イズ電圧vs1に対してこのノイズ電圧vs2は、上記数1
4に示すように3.3倍にも達する。
【0079】そこで、上記入力バッファの場合と同様
に、バッファ回路が10個ずつのMOSトランジスタQ
で構成されているとして、NチャンネルMOSトランジ
スタQN1〜QNnのゲートに接続されるヒューズ部FN2〜
FNnのうちの4個を切断すると、ゲイン定数βNは10
分の10−4、即ち0.6倍に減少する。そして、数1
3におけるゲイン定数βNに代えて切断後のゲイン定数
0.6βNを代入すると、このときのノイズ電圧vs3は
数15に示すように上記ノイズ電圧vs2の0.36倍
(0.6の2乗)となり、
【0080】
【数15】
【0081】ノイズ電圧vs1に対しては、数16に示す
ように1.19倍まで改善される。
【0082】
【数16】
【0083】この結果、バッファ回路を出力バッファと
して用いる場合、上記事例では、ヒューズ部FN2〜FNn
のうちの4個を切断すれば、ノイズの発生を所望する値
近くまで低減することができる。
【0084】以上説明したように、第1の実施例のバッ
ファ回路は、製造プロセスのバラツキによってプロセス
定数が変動した場合にも、PMOS選択回路4とNMO
S選択回路5のヒューズ部FP2〜FPn、FN2〜FNnを適
宜切断することにより、所望する回路特性を得ることが
できるようになる。
【0085】図3は本発明の第2の実施例のバッファ回
路を示す回路図である。なお、上記図2に示した第1の
実施例と同様の機能を有する構成部材には同じ番号を付
記して説明を省略する。
【0086】第2の実施例のバッファ回路は、PMOS
選択回路とNMOS選択回路を用い、調整用PMOSと
調整用NMOSのドレインにヒューズ手段を設けたバッ
ファ回路である。
【0087】第2の実施例のバッファ回路は、n組の相
補型のPチャンネルMOSトランジスタQP1〜QPnとN
チャンネルMOSトランジスタQN1〜QNnとで構成され
ている。n個のPチャンネルMOSトランジスタQP1〜
QPnは、それぞれのソースが電源VDDに共通に接続され
ると共に、それぞれのゲートが入力端子1に共通に接続
されている。そして、これらのPチャンネルMOSトラ
ンジスタQP1〜QPnのドレインは、それぞれヒューズ部
FP1〜FPnを介して出力端子2に共通に接続されてい
る。また、n個のNチャンネルMOSトランジスタQN1
〜QNnは、それぞれのソースが接地GNDに共通に接続
されると共に、それぞれのゲートが入力端子1に共通に
接続されている。そして、これらのNチャンネルMOS
トランジスタQN1〜QNnのドレインは、それぞれヒュー
ズ部FN1〜FNnを介して出力端子2に共通に接続されて
いる。
【0088】即ち、第2の実施例では、上記図1に示し
たPMOS選択回路4をn−1個のPチャンネルMOS
トランジスタQP2〜QPnで構成すると共に、NMOS選
択回路5をn−1個のNチャンネルMOSトランジスタ
QN2〜QNnで構成し、主PMOS及び主NMOSとなる
PチャンネルMOSトランジスタQP1とNチャンネルM
OSトランジスタQN1にもそれぞれヒューズ部FP1とヒ
ューズ部FN1を設けたものである。従って、ここでは、
主PMOS及び主NMOSと調整用PMOS及び調整用
NMOSを特に区別しない。
【0089】上記構成のバッファ回路も、ヒューズ部F
P1〜FPn、FN1〜FNnを適宜切断することにより、任意
のMOSトランジスタQを切り離すことができるので、
第1実施例の場合と同様に、製造プロセスのバラツキに
よってプロセス定数が変動した場合に、回路特性を修正
することができるようになる。
【0090】なお、第2の実施例の場合には、ヒューズ
部FP1〜FPn、FN1〜FNnを切断することにより当該M
OSトランジスタQを完全に切り離すことができるの
で、第1実施例の場合にこのMOSトランジスタQの不
用意な動作を防止するために設けたプルアップ抵抗RP2
〜RPnやプルダウン抵抗RN2〜RNnは不要となる。
【0091】図4は本発明の第3の実施例を示すもので
あって、バッファ回路によって出力バッファを構成した
場合の回路図である。なお、上記図3に示した第2実施
例と同様の機能を有する構成部材には同じ番号を付記し
て説明を省略する。
【0092】第3の実施例は、バッファ回路を半導体集
積回路の出力バッファとして用いた場合を示す。
【0093】第3の実施例で用いられるバッファ回路
は、第2実施例で示したものと同じである。ただし、上
記図3に示したバッファ回路の入力端子1は分割され、
それぞれNAND回路8の出力がPチャンネルMOSト
ランジスタQP1〜QPnのゲートに共通に接続されると共
に、NOR回路9の出力がNチャンネルMOSトランジ
スタQN1〜QNnのゲートに共通に接続されるようになっ
ている。NAND回路8は、一方の入力がデータ入力端
子10に接続されると共に、他方の入力がインバータ回
路11を介して出力許可端子12に接続されている。ま
た、NOR回路9は、一方の入力が同じデータ入力端子
10に接続されると共に、他方の入力が直接出力許可端
子12に接続されている。
【0094】従って、この出力バッファは、出力許可端
子12がローレベル(アクティブ)の場合にデータ入力
端子10に送り込まれたデータを非反転のハイレベル又
はローレベルとして出力端子2から出力する。また、出
力許可端子12がハイレベルの場合には、出力端子2が
ハイインピーダンスとなる。
【0095】ここで、出力許可端子12がローレベルの
状態で、データ入力端子10のデータがローレベルから
ハイレベルに変化したとすると、NAND回路8の出力
はハイレベルからローレベルに変わり、PチャンネルM
OSトランジスタQP1〜QPnがONとなって出力端子2
がローレベルからハイレベルに切り替わる。そして、こ
れらのPチャンネルMOSトランジスタQP1〜QPnの駆
動能力が高すぎると、このときに電源VDDから出力端子
2に大きな電流が流れ電流の変化率も大きくなるので、
電源ノイズの影響が避けられなくなる。また、出力許可
端子12がローレベルの状態で、データ入力端子10の
データが逆に変化したとすると、NOR回路9の出力が
ローレベルからハイレベルに変わり、NチャンネルMO
SトランジスタQN1〜QNnがONとなって出力端子2が
ハイレベルからローレベルに切り替わる。そして、これ
らのNチャンネルMOSトランジスタQN1〜QNnの駆動
能力が高すぎると、このときに負荷側から出力端子2を
介して接地GNDに大きな電流が流れ電流の変化率も大
きくなるので、接地ノイズの影響が避けられなくなる。
【0096】そこで、第3の実施例の場合には、ウェー
ハ上のTEGでの出力端子2の電圧レベル変化を測定
し、これを回路シミュレーションによって求めたデータ
と比較検討することによりヒューズ部FP1〜FPn、FN1
〜FNnの切断箇所を決定するようにしている。そして、
ウェーハテストの前に適宜ヒューズ部FP1〜FPn、FN1
〜FNnの切断を行ってMOSトランジスタQを最適な駆
動能力とすることにより、電流の変化率を小さくしノイ
ズの抑制を図る。例えば電源ノイズが大きい場合には、
PチャンネルMOSトランジスタQP1〜QPnのドレイン
に接続されるヒューズ部FP1〜FPnの一部を切断し、接
地ノイズが大きい場合には、NチャンネルMOSトラン
ジスタQN1〜QNnのドレインに接続されるヒューズ部F
N1〜FNnの一部を切断することにより、それぞれのノイ
ズを低減する。
【0097】なお、第3の実施例の場合にも、第1実施
例と同様の方法でヒューズ部FP1〜FPn、FN1〜FNnの
切断箇所を決定することができる。
【0098】図5〜図8は本発明の第4の実施例を示す
ものであって、図5はバッファ回路によって出力バッフ
ァを構成した場合の回路図、図6は図5の出力バッファ
のインバータ回路として用いられたバッファ回路の回路
図、図7はヒューズ部切断前の出力バッファの動作を示
すタイムチャート、図8はヒューズ部切断後の出力バッ
ファの動作を示すタイムチャートである。なお、上記図
3に示した第2の実施例と同様の機能を有する構成部材
には同じ番号を付記して説明を省略する。
【0099】ここでは、図5に示した出力バッファにお
いて、出力段トランジスタQPa、QNaのゲートにそれぞ
れ接続される4個のインバータ回路13〜16として本
実施例のバッファ回路を用いた場合を示す。これらのイ
ンバータ回路13〜16として用いたバッファ回路は、
図6に示すように、それぞれ上記図3に示した第2実施
例のものと同じ構成である。また、この出力バッファの
入力側に設けられたNAND回路8、NOR回路9、デ
ータ入力端子10、インバータ回路11及び出力許可端
子12は、上記図4に示した第3実施例のものと同じ構
成である。
【0100】上記構成の出力バッファにおいて、出力許
可端子12がローレベルの状態で、データ入力端子10
のデータがローレベルからハイレベルに変化したとする
と、インバータ回路14の出力はハイレベルからローレ
ベルに変わり、出力段トランジスタQPaがONとなる。
ところが、出力バッファの製造プロセスのバラツキによ
ってインバータ回路13、14の駆動能力が必要以上に
高くなると、図7に示すように、このインバータ回路1
4の出力電圧レベルの変化が急瞬なものとなり、これに
伴って出力段トランジスタQPaの出力電圧も急激に変化
する。
【0101】そこで、図6に示したインバータ回路1
3、14の各ヒューズ部FP1〜FPn、FN1〜FNnを適宜
切断することにより、これらインバータ回路13、14
の駆動能力を低下させると、図8に示すように、インバ
ータ回路14の出力電圧レベルの変化が緩慢になり、こ
れに伴って出力段トランジスタQPaの出力電圧も徐々に
立ち上がるようになる。また、出力段トランジスタQNa
についても、インバータ回路15、16の駆動能力を低
下させることにより同様の調整が可能である。
【0102】従って、本実施例では、バッファ回路の遅
延時間を長くすることにより、出力段トランジスタQP
a、QNaを流れる電流の変化率を小さくしてノイズの発
生を抑制することができるようになる。
【0103】図9は本発明の第5の実施例を示すもので
あって、バッファ回路の回路図である。なお、上記図3
に示した第2実施例と同様の機能を有する構成部材には
同じ番号を付記して説明を省略する。
【0104】第5の実施例のバッファ回路は、PMOS
選択回路とNMOS選択回路を用い、調整用PMOSと
調整用NMOSのソースにヒューズ手段を設けたバッフ
ァ回路である。
【0105】第5の実施例のバッファ回路も、n組の相
補型のPチャンネルMOSトランジスタQP1〜QPnとN
チャンネルMOSトランジスタQN1〜QNnとによって第
2実施例と同様に構成されている。ただし、n個のPチ
ャンネルMOSトランジスタQP1〜QPnの各ドレインと
出力端子2と間は直接接続され、各ソースと電源VDDと
の間にそれぞれヒューズ部FP1〜FPnが挿入されてい
る。また、n個のNチャンネルMOSトランジスタQN1
〜QNnの各ドレインと出力端子2との間も直接接続さ
れ、各ソースと接地GNDとの間にそれぞれヒューズ部
FN1〜FNnが挿入されている。
【0106】即ち、第5の実施例も、第2実施例と同様
に、上記図1に示したPMOS選択回路4をn−1個の
PチャンネルMOSトランジスタQP2〜QPnで構成する
と共に、NMOS選択回路5をn−1個のNチャンネル
MOSトランジスタQN2〜QNnで構成し、主PMOS及
び主NMOSとなるPチャンネルMOSトランジスタQ
P1とNチャンネルMOSトランジスタQN1にもそれぞれ
ヒューズ部FP1とヒューズ部FN1を設けたものである。
従って、ここでも、主PMOS及び主NMOSと調整用
PMOS及び調整用NMOSを特に区別しない。
【0107】上記構成のバッファ回路も、ヒューズ部F
P1〜FPn、FN1〜FNnを適宜切断することにより、任意
のMOSトランジスタQを切り離すことができるので、
第1実施例及び第2実施例の場合と同様に、製造プロセ
スのバラツキによってプロセス定数が変動した場合に回
路特性を修正することができるようになる。
【0108】なお、第5の実施例の場合にも、第2実施
例と同様に、プルアップ抵抗RP2〜RPnやプルダウン抵
抗RN2〜RNnが不要となる。
【0109】図5及び図22は本発明の第6の実施例を
示すものである。なお、上記図9に示した第5の実施例
と同様の機能を有する構成部材には同じ番号を付記して
説明を省略する。
【0110】本実施例では、図5に示した出力バッファ
において、出力段トランジスタQPa、QNaのゲートにそ
れぞれ接続される4個のインバータ回路13〜16とし
て本実施例のバッファ回路を用いた場合を示す。これら
のインバータ回路13〜16として用いたバッファ回路
は、図22に示すように、それぞれ上記図9に示した第
5実施例のものと同じ構成である。
【0111】上記構成の出力バッファにおいて、出力許
可端子12がローレベルの状態で、データ入力端子10
のデータがローレベルからハイレベルに変化したとする
と、インバータ回路14の出力はハイレベルからローレ
ベルに変わり、出力段トランジスタQPaがONとなる。
ところが、出力バッファの製造プロセスのバラツキによ
ってインバータ回路13、14の駆動能力が必要以上に
高くなると、図7に示すように、このインバータ回路1
4の出力電圧レベルの変化が急瞬なものとなり、これに
伴って出力段トランジスタQPaの出力電圧も急激に変化
する。
【0112】そこで、図22に示したインバータ回路1
3、14の各ヒューズ部FP1〜FPn、FN1〜FNnを適宜
切断することにより、これらインバータ回路13、14
の駆動能力を低下させると、図8に示すように、インバ
ータ回路14の出力電圧レベルの変化が緩慢になり、こ
れに伴って出力段トランジスタQPaの出力電圧も徐々に
立ち上がるようになる。また、出力段トランジスタQNa
についても、インバータ回路15、16の駆動能力を低
下させることにより同様の調整が可能である。従って、
本実施例では、バッファ回路の遅延時間を長くすること
により、出力段トランジスタQPa、QNaを流れる電流の
変化率を小さくしてノイズの発生を抑制することができ
るようになる。
【0113】図10及び図11は本発明の第7の実施例
を示すものであって、図10はバッファ回路の概略回路
図、図11はバッファ回路の回路図である。なお、上記
図1から図3に示した第1実施例及び第2実施例と同様
の機能を有する構成部材には同じ番号を付記して説明を
省略する。
【0114】第7の実施例のバッファ回路は、PMOS
選択回路とNMOS選択回路を用い、調整用PMOSと
調整用NMOSのドレインにヒューズ手段を設けたバッ
ファ回路である。
【0115】第7の実施例のバッファ回路は、図10に
示すように、図1に示した回路に副PMOSとなるPチ
ャンネルMOSトランジスタQP0と副NMOSとなるN
チャンネルMOSトランジスタQN0を設けたものであ
る。PチャンネルMOSトランジスタQP0は、ドレイン
が出力端子2に接続されると共に、ソースが主PMOS
となるPチャンネルMOSトランジスタQP1のドレイン
に接続されて、これらの間に挿入されるようになってい
る。また、NチャンネルMOSトランジスタQN0は、ソ
ース及びドレインが主NMOSとなるNチャンネルMO
SトランジスタQN1のソース及びドレインにそれぞれ接
続されている。そして、これらPチャンネルMOSトラ
ンジスタQP0とNチャンネルMOSトランジスタQN0の
ゲートは、共通に制御入力端子3に接続されている。
【0116】また、第7の実施例のPMOS選択回路4
は、図11に示すように、ドレインとヒューズ手段との
接続が第2実施例とは異なるものとなっている。即ち、
PMOS選択回路4は、n−1個のPチャンネルMOS
トランジスタQP2〜QPnからなる。これらのPチャンネ
ルMOSトランジスタQP2〜QPnは、それぞれのソース
がPチャンネルMOSトランジスタQP1のソースに共通
に接続されると共に、それぞれのゲートがPチャンネル
MOSトランジスタQP1のゲートに共通に接続されてい
る。そして、1個のPチャンネルMOSトランジスタQ
PnのドレインとPチャンネルMOSトランジスタQP1の
ドレインとの間は、n−1個のヒューズ部FP2〜FPnの
直列回路を介して接続され、残りn−2個のPチャンネ
ルMOSトランジスタQP2〜QPn-1のドレインが各ヒュ
ーズ部FP2〜FPnの間に接続されている。
【0117】NMOS選択回路5は、n−1個のNチャ
ンネルMOSトランジスタQN2〜QNnからなる。これら
のNチャンネルMOSトランジスタQN2〜QNnは、それ
ぞれのソースがNチャンネルMOSトランジスタQN1の
ソースに共通に接続されると共に、それぞれのゲートが
NチャンネルMOSトランジスタQN1のゲートに共通に
接続されている。そして、1個のNチャンネルMOSト
ランジスタQNnのドレインとNチャンネルMOSトラン
ジスタQN1のドレインとの間は、n−1個のヒューズ部
FN2〜FNnの直列回路を介して接続され、残りn−2個
のNチャンネルMOSトランジスタQN2〜QNn-1のドレ
インが各ヒューズ部FN2〜FNnの間に接続されている。
【0118】上記構成のバッファ回路は、制御入力端子
3がローレベルの場合には、PチャンネルMOSトラン
ジスタQP0がONとなりNチャンネルMOSトランジス
タQN0がOFFとなる。そして、第1実施例や第2実施
例の場合と同様に、PチャンネルMOSトランジスタQ
P1〜QPnとNチャンネルMOSトランジスタQN1〜QNn
とがそれぞれ一体として動作し、入力端子1の論理レベ
ルを反転して出力端子2に出力するインバータとして機
能する。また、制御入力端子3がハイレベルになると、
PチャンネルMOSトランジスタQP0がOFFとなりN
チャンネルMOSトランジスタQN0がONとなるので、
出力端子2は常時ローレベルとなって、インバータとし
ての機能が非アクティブとなる。
【0119】このバッファ回路は、例えばPMOS選択
回路4におけるn−1個のヒューズ部FP2〜FPnのうち
のi番目のヒューズ部FPiを切断すると、この位置以降
のPチャンネルMOSトランジスタQPi〜QPnが全て切
り離されて、残りのi−1個のPチャンネルMOSトラ
ンジスタQP1〜QPi-1のみが動作することになり、実質
的なゲイン定数βPが減少する。そして、この場合に
は、一体となったPチャンネルMOSトランジスタQP1
〜QPi-1の駆動能力を低下させると共に、インバータの
入力反転電圧VINVを低下させることができる。また、
例えばNMOS選択回路5におけるn−1個のヒューズ
部FN2〜FNnのうちのj番目のヒューズ部FNjを切断す
ると、この位置以降のNチャンネルMOSトランジスタ
QNj〜QNnが全て切り離されて、残りのj−1個のNチ
ャンネルMOSトランジスタQN1〜QNj-1のみが動作す
ることになり、実質的なゲイン定数βNが減少する。そ
して、この場合には、一体となったNチャンネルMOS
トランジスタQN1〜QNj-1の駆動能力を低下させると共
に、インバータの入力反転電圧VINVを向上させること
ができる。
【0120】従って、本実施例のバッファ回路も、ヒュ
ーズ部FP2〜FPnのいずれか1箇所又はヒューズ部FN2
〜FNnのいずれか1箇所を適宜切断することにより、任
意個のMOSトランジスタQを切り離すことができるの
で、製造プロセスのバラツキによってプロセス定数が変
動した場合に、回路特性を修正することができるように
なる。
【0121】図12及び図13は本発明の第8の実施例
を示すものであって、図12はバッファ回路の概略回路
図、図13はバッファ回路の回路図である。なお、上記
図10及び図11に示した第7実施例と同様の機能を有
する構成部材には同じ番号を付記して説明を省略する。
【0122】第8の実施例のバッファ回路は、直列PM
OS選択回路と直列NMOS選択回路を用いたバッファ
回路である。
【0123】第8の実施例のバッファ回路は、図12に
示すように、図10に示した回路のPMOS選択回路4
とNMOS選択回路5に代えて、PチャンネルMOSト
ランジスタQP1とNチャンネルMOSトランジスタQN1
に直列に直列PMOS選択回路6と直列NMOS選択回
路7を接続したものである。
【0124】直列PMOS選択回路6は、図13に示す
ように、n−1個のPチャンネルMOSトランジスタQ
SP2〜QSPnからなる。これらのPチャンネルMOSトラ
ンジスタQSP2〜QSPnは、互いにソース−ドレイン間が
直列に接続されると共に、この直列接続の一端のPチャ
ンネルMOSトランジスタQSPnのソースが電源VDDに
接続され、他端のPチャンネルMOSトランジスタQSP
2のドレインが主PMOSとなるPチャンネルMOSト
ランジスタQP1のソースに接続されている。そして、各
PチャンネルMOSトランジスタQSP2〜QSPnのゲート
は、PチャンネルMOSトランジスタQP1のゲートに共
通に接続されている。また、各PチャンネルMOSトラ
ンジスタQSP2〜QSPnのドレインは、それぞれヒューズ
部FSP2〜FSPnを介して電源VDDに接続されている。
【0125】直列NMOS選択回路7は、n−1個のN
チャンネルMOSトランジスタQSN2〜QSNnからなる。
これらのNチャンネルMOSトランジスタQSN2〜QSNn
は、互いにソース−ドレイン間が直列に接続されると共
に、この直列接続の一端のNチャンネルMOSトランジ
スタQSNnのソースが接地GNDに接続され、他端のN
チャンネルMOSトランジスタQSN2のドレインが主N
MOSとなるNチャンネルMOSトランジスタQN1のソ
ースに接続されている。そして、各NチャンネルMOS
トランジスタQSN2〜QSNnのゲートは、NチャンネルM
OSトランジスタQN1のゲートに共通に接続されてい
る。また、各NチャンネルMOSトランジスタQSN2〜
QSNnのドレインは、それぞれヒューズ部FSN2〜FSNn
を介して接地GNDに接続されている。
【0126】上記構成のバッファ回路は、制御入力端子
3がローレベルの場合にはインバータがアクティブとな
り、ハイレベルになると出力端子2が常時ローレベルと
なってインバータが非アクティブとなる点は第6実施例
と同じである。ただし、ヒューズ部FSP2〜FSPnが繋が
った状態では、PチャンネルMOSトランジスタQSP2
〜QSPnが全て直列PMOS選択回路6から切り離され
て、PチャンネルMOSトランジスタQP1のソースが直
接電源VDDに接続されることになる。また、ヒューズ部
FSN2〜FSNnが繋がった状態では、NチャンネルMOS
トランジスタQSN2〜QSNnが全て直列NMOS選択回路
7から切り離されて、NチャンネルMOSトランジスタ
QN1のソースが直接接地GNDに接続されることにな
る。
【0127】このバッファ回路は、ヒューズ部FSP2〜
FSPnが全て切断されると、PチャンネルMOSトラン
ジスタQP1とPチャンネルMOSトランジスタQSP2〜
QSPnが一体となって動作し、この場合の実質的なチャ
ンネル長が各MOSトランジスタQのチャンネル長の和
となり、上記数4、数5からゲイン定数もこれに応じて
低下する。また、ヒューズ部FSN2〜FSNnが全て切断さ
れると、NチャンネルMOSトランジスタQN1とNチャ
ンネルMOSトランジスタQSN2〜QSNnが一体となって
動作し、この場合の実質的なチャンネル長が各MOSト
ランジスタQのチャンネル長の和となり、ゲイン定数も
これに応じて低下する。従って、例えば直列PMOS選
択回路6におけるn−1個のヒューズ部FSP2〜FSPnの
うちのi番目までのヒューズ部FSP2〜FSPiを全て切断
すると、この位置以降のPチャンネルMOSトランジス
タQSPi〜QSPnが切り離されて、残りのi−2個のPチ
ャンネルMOSトランジスタQSP2〜QSPi-1とPチャン
ネルMOSトランジスタQP1のみが動作することにな
り、全てのヒューズ部FSP2〜FSPnが切断された場合に
比べ実質的なゲイン定数βPが増加してインバータの入
力反転電圧VINVを向上させることができる。また、例
えば直列NMOS選択回路7におけるn−1個のヒュー
ズ部FSN2〜FSNnのうちのj番目までのヒューズ部FSN
2〜FSNjを全て切断すると、この位置以降のNチャンネ
ルMOSトランジスタQSNj〜QSNnが切り離されて、残
りのj−2個のNチャンネルMOSトランジスタQSN2
〜QSNj-1とNチャンネルMOSトランジスタQN1のみ
が動作することになり、全てのヒューズ部FSN2〜FSNn
が切断された場合に比べ実質的なゲイン定数βNが減少
してインバータの入力反転電圧VINVを低下させること
ができる。
【0128】従って、本実施例のバッファ回路も、ヒュ
ーズ部FSP2〜FSPn又はヒューズ部FSN2〜FSNnの切断
を適宜回避することにより、任意個のMOSトランジス
タQを切り離すことができるので、製造プロセスのバラ
ツキによってプロセス定数が変動した場合に、回路特性
を修正することができるようになる。
【0129】なお、本実施例では、副PMOSとなるP
チャンネルMOSトランジスタQP0と副NMOSとなる
NチャンネルMOSトランジスタQN0を設けた場合を示
したが、図14に示すように、これらを設けないバッフ
ァ回路について図13に示したものと同様の構成の直列
PMOS選択回路6と直列NMOS選択回路7を接続す
ることもできる。
【0130】図15及び図16は本発明の第9の実施例
を示すものであって、図15はバッファ回路の概略回路
図、図16はバッファ回路の回路図である。なお、上記
図10から図13に示した第7実施例及び第8実施例と
同様の機能を有する構成部材には同じ番号を付記して説
明を省略する。
【0131】第9の実施例のバッファ回路は、PMOS
選択回路及びNMOS選択回路と直列PMOS選択回路
及び直列NMOS選択回路を用いたバッファ回路であ
る。
【0132】第9の実施例のバッファ回路は、図15に
示すように、副PMOSとなるPチャンネルMOSトラ
ンジスタQP0と副NMOSとなるNチャンネルMOSト
ランジスタQN0を設けたバッファ回路における主PMO
SとなるPチャンネルMOSトランジスタQP1にPMO
S選択回路4を並列接続すると共に直列PMOS選択回
路6を直列接続し、主NMOSとなるNチャンネルMO
SトランジスタQN1にNMOS選択回路5を並列接続す
ると共に直列NMOS選択回路7を直列接続したもので
ある。そして、図16に示すように、PMOS選択回路
4とNMOS選択回路5は、図11に示した第7実施例
と同様の構成とし、直列PMOS選択回路6と直列NM
OS選択回路7は、図13に示した第8実施例と同様の
構成としている。
【0133】上記構成のバッファ回路も、制御入力端子
3がローレベルの場合にはインバータがアクティブとな
り、ハイレベルになると出力端子2は常時ローレベルと
なってインバータが非アクティブとなる点は第7実施例
及び第8実施例と同じである。しかも、ヒューズ部FP2
〜FPnのいずれか1箇所又はヒューズ部FN2〜FNnのい
ずれか1箇所を適宜切断することにより、実質的なゲイ
ン定数βP、βNを低下させると共に、ヒューズ部FSP2
〜FSPn又はヒューズ部FSN2〜FSNnの切断を適宜回避
することにより、実質的なゲイン定数βP、βNを向上さ
せることができるので、バッファ回路の回路特性の修正
をより適切に行うことができるようになる。
【0134】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のバッファ回路によれば、適宜ヒューズ手段を切断し又
は切断を回避して一部のMOSトランジスタを切り離す
ことにより、回路特性を最適化することができるように
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すものであって、バッ
ファ回路の概略回路図である。
【図2】本発明の第1実施例を示すものであって、バッ
ファ回路の回路図である。
【図3】本発明の第2実施例を示すものであって、バッ
ファ回路の回路図である。
【図4】本発明の第3実施例を示すものであって、バッ
ファ回路によって出力バッファを構成した場合の回路図
である。
【図5】本発明の第4実施例及び第6実施例を示すもの
であって、バッファ回路によって出力バッファを構成し
た場合の回路図である。
【図6】本発明の第4実施例を示すものであって、図5
の出力バッファのインバータ回路として用いられたバッ
ファ回路の回路図である。
【図7】本発明の第4実施例を示すものであって、ヒュ
ーズ部切断前の出力バッファの動作を示すタイムチャー
トである。
【図8】本発明の第4実施例を示すものであって、ヒュ
ーズ部切断後の出力バッファの動作を示すタイムチャー
トである。
【図9】本発明の第5実施例を示すものであって、バッ
ファ回路の回路図である。
【図10】本発明の第7実施例を示すものであって、バ
ッファ回路の概略回路図である。
【図11】本発明の第7実施例を示すものであって、バ
ッファ回路の回路図である。
【図12】本発明の第8実施例を示すものであって、バ
ッファ回路の概略回路図である。
【図13】本発明の第8実施例を示すものであって、バ
ッファ回路の回路図である。
【図14】本発明の第8実施例の変形例を示すものであ
って、バッファ回路の概略回路図である。
【図15】本発明の第9実施例を示すものであって、バ
ッファ回路の概略回路図である。
【図16】本発明の第9実施例を示すものであって、図
16はバッファ回路の回路図である。
【図17】従来例を示すものであって、バッファ回路の
回路図である。
【図18】従来例を示すものであって、他のバッファ回
路の回路図である。
【図19】バッファ回路に発生するノイズを説明するた
めの等価回路図である。
【図20】従来例を示すものであって、ノイズ対策を施
したバッファ回路の回路図である。
【図21】従来例を示すものであって、他のノイズ対策
を施したバッファ回路の回路図である。
【図22】本発明の第6実施例を示すものであって、図
5の出力バッファのインバータ回路として用いられたバ
ッファ回路の回路図である。
【符号の説明】
1 入力端子 2 出力端子 3 制御入力端子 4 PMOS選択回路 5 NMOS選択回路 6 直列PMOS選択回路 7 直列NMOS選択回路 QP1〜QPn PチャンネルMOSトランジスタ QN1〜QNn NチャンネルMOSトランジスタ QSP2〜QSPn PチャンネルMOSトランジスタ QSN2〜QSNn NチャンネルMOSトランジスタ FP1〜FPn ヒューズ部 FN1〜FNn ヒューズ部 FSP2〜FSPn ヒューズ部 FSN2〜FSNn ヒューズ部 RP2〜RPn プルアップ抵抗 RN2〜RNn プルダウン抵抗 VDD 電源 GND 接地
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H03K 19/0948 8321−5J H03K 19/094 B

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号を入力するための入力端子と、
    該入力信号を反転させて出力信号に変える反転手段と、
    該出力信号を出力するための出力端子とを有するバッフ
    ァ回路であって、 該反転手段は、複数のPMOSトランジスタ及び複数の
    NMOSトランジスタを有し、 該複数のPMOSトランジスタのそれぞれのソースは電
    源に接続され、該複数のPMOSトランジスタのそれぞ
    れのドレインは該出力端子接続され、該複数のPMOS
    トランジスタのそれぞれのゲートは該入力端子に接続さ
    れ、 該複数のNMOSトランジスタのそれぞれのソースは接
    地され、該複数のNMOSトランジスタのそれぞれのド
    レインは該出力端子に接続され、該複数のNMOSトラ
    ンジスタのそれぞれのゲートは該入力端子に接続され、 該複数のPMOSトランジスタのうちの少なくとも1つ
    のPMOSトランジスタのゲートは選択的に切断可能な
    ヒューズ手段を介して該入力端子に接続されており、 該複数のNMOSトランジスタのうちの少なくとも1つ
    のNMOSトランジスタのゲートは選択的に切断可能な
    ヒューズ手段を介して該入力端子に接続されている、バ
    ッファ回路。
  2. 【請求項2】 前記複数のPMOSトランジスタのうち
    の少なくとも1つのPMOSトランジスタのゲートはプ
    ルアップ手段を介して前記電源端子に接続され、 前記複数のNMOSトランジスタのうちの少なくとも1
    つのNMOSトランジスタのゲートはプルアップ手段を
    介して前記接地端子に接続されている、請求項1に記載
    のバッファ回路。
  3. 【請求項3】 前記プルアップ手段及び前記プルダウン
    手段は高抵抗ポリシリコンによって形成された抵抗体を
    有している、請求項2に記載のバッファ回路。
  4. 【請求項4】 入力信号を入力するための入力端子と、
    該入力信号を反転させて出力信号に変える反転手段と、
    該出力信号を出力するための出力端子とを有するバッフ
    ァ回路であって、 該反転手段は、複数のPMOSトランジスタ及び複数の
    NMOSトランジスタとを有し、 該複数のPMOSトランジスタのそれぞれのソースは電
    源に接続され、該複数のPMOSトランジスタのそれぞ
    れのドレインは該出力端子に接続され、該複数のPMO
    Sトランジスタのそれぞれのゲートは該入力端子に接続
    され、 該複数のNMOSトランジスタのそれぞれのソースは接
    地され、該複数のNMOSトランジスタのそれぞれのド
    レインは該出力端子に接続され、該複数のNMOSトラ
    ンジスタのそれぞれのゲートは該入力端子に接続され、 該複数のPMOSトランジスタ及び該複数のNMOSト
    ランジスタのうちの少なくとも1つのトランジスタのド
    レインは選択的に切断可能なヒューズ手段を介して該出
    力端子に接続されている、バッファ回路。
  5. 【請求項5】 入力信号を入力するための入力端子と、
    該入力信号を反転させて反転信号に変える第1の反転手
    段と、該反転信号を出力するための第1の出力端子と、
    該第1の出力端子から出力された該反転信号をさらに反
    転させて出力信号に変える第2の反転手段と、該出力信
    号を出力するための第2の出力端子とを有するバッファ
    回路であって、 該第1の反転手段及び該第2の反転手段は、複数のPM
    OSトランジスタ及び複数のNMOSトランジスタとを
    有し、 該第1の反転手段の該複数のPMOSトランジスタのそ
    れぞれのソースは電源に接続され、該第1の反転手段の
    該複数のPMOSトランジスタのそれぞれのドレインは
    該第1の出力端子に接続され、該第1の反転手段の該複
    数のPMOSトランジスタのそれぞれのゲートは該入力
    端子に接続され、 該第1の反転手段の該複数のNMOSトランジスタのそ
    れぞれのソースは接地され、該第1の反転手段の該複数
    のNMOSトランジスタのそれぞれのドレインは該第1
    の出力端子に接続され、該第1の反転手段の該複数のN
    MOSトランジスタのそれぞれのゲートは該入力端子に
    接続され、 該第1の反転手段の該複数のPMOSトランジスタ及び
    該複数のNMOSトランジスタのうちの少なくとも1つ
    のトランジスタのドレインは選択的に切断可能なヒュー
    ズ手段を介して該第1の出力端子に接続され、 該第2の反転手段の該複数のPMOSトランジスタのそ
    れぞれのソースは電源に接続され、該第2の反転手段の
    該複数のPMOSトランジスタのそれぞれのドレインは
    該第2の出力端子に接続され、該第2の反転手段の該複
    数のPMOSトランジスタのそれぞれのゲートは該第1
    の出力端子に接続され、 該第2の反転手段の該複数のNMOSトランジスタのそ
    れぞれのソースは接地され、該第2の反転手段の該複数
    のNMOSトランジスタのそれぞれのドレインは該第2
    の出力端子に接続され、該第2の反転手段の該複数のN
    MOSトランジスタのそれぞれのゲートは該第1の出力
    端子に接続され、 該第2の反転手段の該複数のPMOSトランジスタ及び
    該複数のNMOSトランジスタのうちの少なくとも1つ
    のトランジスタのドレインは選択的に切断可能なヒュー
    ズ手段を介して該第2の出力端子に接続されている、バ
    ッファ回路。
  6. 【請求項6】 入力信号を入力するための入力端子と、
    該入力信号を反転させて反転信号に変える第1の反転手
    段と、該反転信号を出力するための第1の出力端子と、
    該第1の出力端子から出力された該反転信号をさらに反
    転させて出力信号に変える第2の反転手段と、該出力信
    号を出力するための第2の出力端子とを有するバッファ
    回路であって、 該第1の反転手段及び該第2の反転手段は、複数のPM
    OSトランジスタ及び複数のNMOSトランジスタとを
    有し、 該第1の反転手段の該複数のPMOSトランジスタのそ
    れぞれのソースは電源に接続され、該第1の反転手段の
    該複数のPMOSトランジスタのそれぞれのドレインは
    該第1の出力端子に接続され、該第1の反転手段の該複
    数のPMOSトランジスタのそれぞれのゲートは該入力
    端子に接続され、 該第1の反転手段の該複数のNMOSトランジスタのそ
    れぞれのソースは接地され、該第1の反転手段の該複数
    のNMOSトランジスタのそれぞれのドレインは該第1
    の出力端子に接続され、該第1の反転手段の該複数のN
    MOSトランジスタのそれぞれのゲートは該入力端子に
    接続され、 該第1の反転手段の該複数のPMOSトランジスタ及び
    該複数のNMOSトランジスタのうちの少なくとも1つ
    のトランジスタのソースは選択的に切断可能なヒューズ
    手段を介して該第1の出力端子に接続され、 該第2の反転手段の該複数のPMOSトランジスタのそ
    れぞれのソースは電源に接続され、該第2の反転手段の
    該複数のPMOSトランジスタのそれぞれのドレインは
    該第2の出力端子に接続され、該第2の反転手段の該複
    数のPMOSトランジスタのそれぞれのゲートは該第1
    の出力端子に接続され、 該第2の反転手段の該複数のNMOSトランジスタのそ
    れぞれのソースは接地され、該第2の反転手段の該複数
    のNMOSトランジスタのそれぞれのドレインは該第2
    の出力端子に接続され、該第2の反転手段の該複数のN
    MOSトランジスタのそれぞれのゲートは該第1の出力
    端子に接続され、 該第2の反転手段の該複数のPMOSトランジスタ及び
    該複数のNMOSトランジスタのうちの少なくとも1つ
    のトランジスタのソースは選択的に切断可能なヒューズ
    手段を介して該第2の出力端子に接続されている、バッ
    ファ回路。
  7. 【請求項7】 入力信号を入力するための入力端子と、
    該入力信号を反転させて出力信号に変える反転手段と、
    該出力信号を出力するための出力端子とを有するバッフ
    ァ回路であって、 該反転手段は、複数のPMOSトランジスタ及び複数の
    NMOSトランジスタとを有し、 該複数のPMOSトランジスタのそれぞれのソースは電
    源に、該複数のPMOSトランジスタのそれぞれのドレ
    インは該出力端子に、該複数のPMOSトランジスタの
    それぞれのゲートは該入力端子にそれぞれ接続され、 該複数のNMOSトランジスタのそれぞれのソースは接
    地され、該複数のNMOSトランジスタのそれぞれのド
    レインは該出力端子に接続され、該複数のNMOSトラ
    ンジスタのそれぞれのゲートは該入力端子に接続され、 該複数のPMOSトランジスタ及び該複数のNMOSト
    ランジスタのうちの少なくとも1つのトランジスタのソ
    ースは選択的に切断可能なヒューズ手段を介して該電源
    端に接続されている、バッファ回路。
  8. 【請求項8】 第1の入力信号を入力する第1の入力端
    子と、該第1の入力信号を反転させて反転信号に変え得
    る反転手段と、該反転信号を出力するための出力端子
    と、第2の入力信号に応答して該反転信号を該出力端子
    に出力する出力制御手段とを有するバッファ回路であっ
    て、 該反転手段は、複数のPMOSトランジスタ及び複数の
    NMOSトランジスタを有し、 該複数のPMOSトランジスタのそれぞれのソースは電
    源に接続され、該複数のPMOSトランジスタのそれぞ
    れのドレインは該出力制御手段に接続され、該複数のP
    MOSトランジスタのそれぞれのゲートは該第1の入力
    端子に接続され、 該複数のNMOSトランジスタのそれぞれのソースは接
    地され、該複数のNMOSトランジスタのそれぞれのド
    レインは該出力制御手段に接続され、該複数のNMOS
    トランジスタのそれぞれのゲートは該第1の入力端子に
    接続され、 該複数のPMOSトランジスタのうちの少なくとも1つ
    のPMOSトランジスタのドレインは選択的に切断する
    ことのできるヒューズ手段を介して他の該複数のPMO
    Sトランジスタのドレインに接続されており、 該複数のNMOSトランジスタのうちの少なくとも1つ
    のNMOSトランジスタのドレインは選択的に切断する
    ことのできるヒューズ手段を介して他の該複数のPMO
    Sトランジスタのドレインに接続されている、バッファ
    回路。
  9. 【請求項9】 第1の入力信号を入力する第1の入力端
    子と、該第1の入力信号を反転させて反転信号に変え得
    る反転手段と、該反転信号を出力するための出力端子
    と、第2の入力信号に応答して該反転信号を該出力端子
    に出力する出力制御手段とを有するバッファ回路であっ
    て、 該反転手段は、複数のPMOSトランジスタ及び複数の
    NMOSトランジスタを有し、 該複数のPMOSトランジスタは電源端子と該出力制御
    手段との間に直列に接続され、該複数のPMOSトラン
    ジスタのそれぞれのゲートは該第1の入力端子に接続さ
    れ、 該複数のNMOSトランジスタは該接地端子と該出力制
    御手段との間に直列に接続され、該複数のNMOSトラ
    ンジスタのそれぞれのゲートは該第1の入力端子に接続
    され、 該複数のPMOSトランジスタのうちの少なくとも1つ
    のPMOSトランジスタのドレインは選択的に切断する
    ことのできるヒューズ手段を介して該電源端子に接続さ
    れており、 該複数のNMOSトランジスタのうちの少なくとも1つ
    のNMOSトランジスタのドレインは選択的に切断する
    ことのできるヒューズ手段を介して該接地端子に接続さ
    れている、バッファ回路。
  10. 【請求項10】 複数のPMOSトランジスタ及び複数
    のNMOSトランジスタからなる第2の反転回路を更に
    有する、請求項8に記載のバッファ回路であって、 該第2の反転回路の該複数のPMOSトランジスタのそ
    れぞれのソースは電源に接続され、該第2の反転回路の
    該複数のPMOSトランジスタのそれぞれのドレインは
    前記出力制御手段に接続され、該第2の反転回路の該複
    数のPMOSトランジスタのそれぞれのゲートは前記第
    1の入力端子に接続され、 該第2の反転回路の該複数のNMOSトランジスタのそ
    れぞれのソースは接地され、該第2の反転回路の該複数
    のNMOSトランジスタのそれぞれのドレインは該出力
    制御手段に接続され、該第2の反転回路の該複数のNM
    OSトランジスタのそれぞれのゲートは該第1の入力端
    子に接続され、 該第2の反転回路の該複数のPMOSトランジスタのう
    ちの少なくとも1つのPMOSトランジスタのドレイン
    は選択的に切断することのできるヒューズ手段を介して
    他の該第2の反転回路の該複数のPMOSトランジスタ
    のドレインに接続されており、 該第2の反転回路の該複数のNMOSトランジスタのう
    ちの少なくとも1つのNMOSトランジスタのドレイン
    は選択的に切断することのできるヒューズ手段を介して
    他の該第2の反転回路の該複数のPMOSトランジスタ
    のドレインに接続されている、バッファ回路。
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