JPH1187756A - 太陽電地セル面への金属タブの重合状ハンダ付け方法及びその用具 - Google Patents

太陽電地セル面への金属タブの重合状ハンダ付け方法及びその用具

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JPH1187756A
JPH1187756A JP9281021A JP28102197A JPH1187756A JP H1187756 A JPH1187756 A JP H1187756A JP 9281021 A JP9281021 A JP 9281021A JP 28102197 A JP28102197 A JP 28102197A JP H1187756 A JPH1187756 A JP H1187756A
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metal tab
solar cell
solder
cell surface
metal
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JP9281021A
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Ryuichi Kiriyama
隆一 桐山
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MEC Co Ltd
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

Abstract

(57)【要約】 【課題】 太陽電池パネル等を製造すべく太陽電池セル
の多数を直列に接続するために、多数の太陽電池セル面
の一定部位上へ細長くて薄い銅板等の金属タブを重合状
にハンダ付けする操作が迅速且つ正確に、連続して自動
的に行える方法を開発する。 【解決手段】 太陽電池セル面1の一定部位の上に、両
面にハンダ鑞を予め接着させた金属タブ2を、それを底
面に吸着しつつ移動する金属タブ吸引移動具等によって
重ね合せた後、その金属タブ2を、多数の細棒体3のハ
ンダ鑞が接着し難いようになった各部分でその太陽電地
セル面1の一定部位上へ押え付けて定置させつつ、その
金属タブ2の上方から熱光線を照射して金属タブ上のハ
ンダ鑞を溶融させ、太陽電地セル面1に金属タブ2をハ
ンダ付けする方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シリコンウェーフ
ァー等から作られた太陽電池セルの多数を直列に接続し
て太陽電池のストリングとかパネルを製造するために、
一の太陽電池セルの正極と他の太陽電池セルの負極とを
接続すべく、細長くて薄い銅板等の金属タブを一の太陽
電池セル面の一定部位上にハンダ付けをする技術に係
り、特に多数の太陽電池セルについてのそのハンダ付け
操作が順次、自動的に連続して迅速且つ正確に行えるよ
うにする方法及びその方法の実施に使用する用具に関す
る。
【0002】
【従来の技術】多数の太陽電池セル面の一定部位に細長
くて薄い銅板等の金属タブを順次、自動的に連続してハ
ンダ付けする技術としては従来から加熱鏝を使用する等
種々の方法があるが、ハンダ付けする金属タブの位置ぎ
めとか加熱鏝の温度管理等が難しいことから、余り能率
よく且つ正確に行える方法がなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、そのように
従来は円滑に実施するのが難しかった、多数の太陽電池
セル面の一定部位へ細長くて薄い銅板等の金属タブをそ
れぞれ順次、連続して自動的にハンダ付けする作業が容
易に能率よく且つ正確に行えるようにする方法及びその
方法の実施に用いて便利な用具を開発することを目的と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
太陽電池セル面への金属タブの重合状ハンダ付け方法
は、太陽電池セル面1の一定部位上に、予めハンダ鑞を
両面に接着させた細長くて薄い銅板等の金属タブ2を載
せて重ね合せ、次いで適宜の間隔を置いて並列する多数
の細棒体3のそれぞれの、ハンダ鑞が接着し難い部分ま
たは接着し難くなるように加工された部分で該金属タブ
2を該太陽電池セル面の一定部位上へ押し付けるように
しつつ、該金属タブ2の上方からハロゲンランプ等の熱
光線を適宜集光しながら照射することによって、金属タ
ブ両面のハンダ鑞を溶融させて太陽電池セル面のその一
定部位上にそのハンダ鑞を接着させることからなる、太
陽電池セル面へ金属タブを重合状にハンダ付けする方法
である。なお、太陽電池セル面1の一定部位上に金属タ
ブを正確に載せて重ね合せる手法としては、下記するよ
うな金属タブ吸引移動具5を用いてその底面に金属タブ
を吸着しつつ運んで重ね合せるといった手法のほか、金
属タブの両端部を保持しながら運んで重ね合せるといっ
た手法等の適宜の手法も採り得ることはもとよりであ
る。なおまた、該金属タブ2を重合状にハンダ付けすべ
き該太陽電池セル面1のその一定部位に予めハンダ鑞が
接着されていないときには、前述のハンダ付け操作には
ハンダ付け用フラックスの適宜使用が必要であるが、そ
のフラックスは、該金属タブ2の該太陽電池セル面1の
一定部位上への重合状載置前にその金属タブ2両面のハ
ンダ鑞の表面、特に該太陽電池セル面1の一定部位と接
すべき下面側に予め、該太陽電池セルの一定部位以外の
部分に液状のフラックスを滲ませてその部分を汚染させ
るといったおそれを無くすべく、固形状となったフラッ
クスを適宜付着させておくようにすれば好便に使用でき
る。
【0005】このような方法によれば、太陽電池セル面
の一定部位上に重ね合されたハンダ鑞付き金属タブが、
それを上から押し付ける多数の細棒体によってみだりに
移動することなく、またそれら多数の細棒体相互間の間
隔空間を経由して照射される熱光線で一様に強く加熱さ
れることによって、そのハンダ鑞がむらなく迅速に溶融
し、その金属タブがその太陽電池セル面の一定部位上に
迅速且つ正確にハンダ付けされるようになる。そして、
その金属タブはその細棒体の、ハンダ鑞が接着し難い又
は接着し難いように加工してある部分で押し付けられる
ようになっているので、そのハンダ鑞が溶融した際にハ
ンダ鑞がその細棒体に接着して金属タブが細棒体から離
れ難くなるといったトラブルが生ずるおそれもない。な
お、そのように細棒体にハンダ鑞が接着し難くなるよう
にする工夫としては、細棒体の全部又は一部を、硝子と
かセラミック等のハンダ鑞の接着し難い物質で作った棒
体で構成するとか、周囲を硝子とかセラミック等のハン
ダ鑞の接着し難い物質で被覆した金属棒体で構成すると
いったような種々の手法がある。
【0006】請求項2の発明は、前記の請求項1記載
の、太陽電池セル面へ金属タブを重合状にハンダ付けす
る方法において、金属タブをみだりに移動しないように
押し付けつつ熱光線を支障なく通過させ、その金属タブ
を太陽電池セル面の一定部位上にハンダ付けするのに有
用に働く金属タブ押圧具8であり、細棒体3の多数が相
互に適宜の間隔を置きながら並列状に設けられると共
に、それら各細棒体3の少なくとも一部の、例えば前方
部分といった同じ長さ方向位置部分をハンダ鑞の接着し
難い部分又は接着し難くなるように加工された部分とし
てなる金属タブ押圧具8である。
【0007】請求項3の発明は、相互間に適宜の間隔を
置いて左右方向に並列する多数のトンネル状貫通路4が
底面部の前後両面間に開設されると共に該多数のトンネ
ル状貫通路の左右側方部の各底面には各空気吸引ノズル
7が左右方向に並列状に開口するようにされてなる金属
タブ吸引移動具5を、その該各底面の該各空気吸引ノズ
ル7をして両面にハンダ鑞(若しくは必要に応じて既述
のごとく、下面側部にハンダ付け用フラックス、好まし
くは固形状フラックス、を適宜付着させたハンダ鑞)を
予め接着させた金属タブ2を吸着させつつ、移動して、
図1に示すごとく、一定位置に載置されている太陽電池
セル面1の、その一定部位上に該金属タブ2を重ね合せ
るようにしつつ載置したうえで、それぞれの少なくとも
前方部分をハンダ鑞の接着し難い部分又は接着し難くな
るように加工された部分とした該細棒体3の多数につい
てのそれら細棒体3相互間の間隔を、それらが該金属タ
ブ吸引移動具5の該多数のトンネル状貫通路4中へ支障
なく挿入できるように、それら多数の細棒体3の各中心
軸相互間の間隔が該多数のトンネル状貫通路4の各中心
線位置間の間隔と略同長となるようにした請求項2記載
の該金属タブ押圧具8の、その多数の細棒体3の各前方
部分を該金属タブ吸引移動具5の該多数のトンネル状貫
通路4のそれぞれの中へ挿入し、次いでそれら細棒体3
の各前方部分で該金属タブ2を該太陽電池セル面の一定
部位上へ押し付けつつ、該金属タブ吸引移動具5を該太
陽電池セル面の該金属タブの上方から離れるように移動
し、次いで該太陽電池セル面の該金属タブの上方から熱
光線を照射して、該金属タブ2の両面のハンダ鑞を溶融
させて該太陽電池の一定部位上へ接着させた後、その熱
光線の照射を止めてそのハンダ鑞を冷却させ、固化させ
るようにする、太陽電池セル面へ金属タブを重合状にハ
ンダ付けする方法である。
【0008】この方法によれば、一定場所に配置された
太陽電池セル面1に対して、予め両面にハンダ鑞を接着
させた細長い銅の薄板のような金属タブ2を、金属タブ
吸引移動具5で、その多数の空気吸引ノズル7を介して
太陽電池セル面1の一定部位上まで正確に運んで載置
し、次いでその金属タブ2を、金属タブ押圧具8でその
多数の細棒体3のハンダ鑞の接着し難い部分又は接着し
難くなるように加工された部分である各前方部分を介し
つつ、その太陽電池セル面1の一定部位上に押し付けて
その金属タブ2がみだりに移動しないようにその場に定
置させた後、その金属タブ吸引移動具5の空気吸引ノズ
ル7による金属タブ2の吸着を停止させつつその金属タ
ブ吸引移動具5をその金属タブ2上方から離すように移
動し、次いでハロゲンランプ等の熱光線を適宜集光しつ
つその金属タブ2の上方から例えば数秒間といったごく
短時間照射することによって、その金属タブの両面のハ
ンダ鑞を溶融させ、次いでそのハロゲンランプ等の熱光
線照射を停止してハンダ鑞を冷却、固化させることによ
って、その金属タブ2を太陽電池セル面1のその一定部
位上に正確にハンダ付けすることができるようになる。
なお、この方法は機器の自動制御操作により実施容易で
あり、また多数の太陽電池セルについて連続して実施す
ることが容易であるから、迅速で能率的な太陽電池セル
面への金属タブのハンダ付け方法を提供することにな
る。
【0009】請求項4の発明は、請求項3に記載された
その方法を便利に実施できる用具としての該金属タブ吸
引移動具5であり、その多数の空気吸引ノズル7による
吸引力を介して金属タブ2を太陽電池セル面の一定部位
上へ正確に移動させ得ると共に、その多数のトンネル状
貫通路4を介して該金属タブ押圧具8の多数の細棒体3
に、金属タブ2の正確なハンダ付けのための、その金属
タブ2をその太陽電池セル面の一定部位上に定置する動
作を円滑に受け継がせることができるようにするもので
ある。
【0010】
【発明の実施の形態】図1に示すように、相互間に適宜
の間隔を置いて左右方向に並列する多数のトンネル状貫
通路4が底面部の前後両面間に開設されると共に該多数
のトンネル状貫通路4の左右側方部の各底面には、上部
に配設された、破線矢印のごとく吸気する空気吸引導管
10とそれに接続する内部に穿設された空気吸引通路6
に通ずる円形状(もとよりスリット状でもよい)の各空
気吸引ノズル7が左右方向の一直線上に並列状に開設さ
れている金属タブ吸引移動具5を、その該各底面の該各
空気吸引ノズル7をしてハンダ鑞を両面に予め接着させ
た一定長さの金属タブ2を吸着させつつ、一定位置に載
置されている太陽電池セル面1の一辺に沿った一定直線
部位上に、その部位の全長を覆いつつそれと該金属タブ
2が接触しながら丁度重なり合う状態になる位置まで移
動し、次いで、各前方部分がハンダ鑞の接着し難くなる
ように加工された部分となっている細棒体3の多数を、
それら相互間の間隔をそれら細棒体の各中心軸相互間の
間隔が該金属タブ吸引移動具5の該多数のトンネル状貫
通路4の各中心線位置間の間隔と略同長となるようにし
つつ並列状に設けてなる金属タブ押圧具8の、そのハン
ダ鑞が接着し難くなるように加工された各前方部分を図
1に1点鎖線で示すごとく該金属タブ吸引移動具5の該
多数のトンネル状貫通路4のそれぞれの中へ深く差し込
んだうえで、それら細棒体の各前方部分で該金属タブ2
を該太陽電池セル面1の一定直線部位上へ押し付けるよ
うにして該金属タブ2がみだりに動くことがないように
つつ、該金属タブ吸引移動具5の該空気吸引ノズル7か
らの空気吸引を停止してそのノズルによる該金属タブ2
の吸着を停止した後、その金属タブ吸引移動具5を該太
陽電池セル面1上の該金属タブ2の上方から離れた位置
まで移動し、次いで該太陽電池セル面1上の該金属タブ
2の上方からは図2の1点鎖線矢印のごとく適宜集光し
たハロゲンランプからの熱光線を数秒間照射して、該金
属タブ2の該照射を受けた部分上のハンダ鑞を溶融させ
て太陽電池セル面1の該一定直線部位に接着させた後、
その熱光線の照射を停止してハンダ鑞が自然に冷却、固
化するに伴って太陽電池セル面1の該一定直線部位上に
該金属タブ2を重合状に結合させるようにする、太陽電
池セル面への金属タブの重合状ハンダ付け方法である。
【0011】該太陽電池セル面1の該一定直線部位上へ
該金属タブ2を該多数の細棒体3の各前方部分で押し付
けつつハンダ付けをする操作において、該太陽電池セル
面1の一定直線部位上にハンダ鑞が予め接着していると
きは別段にハンダ付け用フラックスの使用を必要としな
いので、前記のごとく該金属タブ吸引移動具5をその底
面の各空気吸引ノズル7をして予め両面にハンダ鑞を接
着させた該金属タブ2を吸着させつつ移動して、その金
属タブをその儘該太陽電池セル面1の一定直線部位上へ
重合状に載置するようにすればよい。然しながら、該太
陽電池セル面1のその一定直線部位上にハンダ鑞が予め
接着させられていないときは、既述のごとくハンダ付け
用フラックスを適宜使用してそのハンダ付け操作をする
必要があり、そしてこの場合におけるそのハンダ付け用
フラックスの使用法としては、該金属タブ吸着移動具5
でその各空気吸引ノズル7に該金属タブ2を吸着させつ
つ該金属タブ2を該太陽電池セル面1の一定直線部位上
へ運ぶ際に、その各ノズル7に吸着された状態の該金属
タブ2の下面に対して液状とかペースト状のハンダ付け
用フラックスを塗布し、次いでそのフラックスを、それ
の太陽電池セル面1上における余分の滲み出しとそれに
起因してのそのセル面の無用の汚染を防止すべく、乾燥
させて固形状のフラックスとしたうえで、該太陽電池セ
ル面1の一定直線部位上に該金属タブ2を重合状に載置
するようにし、以下は同様に該金属タブ押圧具8の使用
及び熱光線の照射を介して該金属タブ2の両面上のハン
ダ鑞を溶融させるようにするのがよい。
【0012】なお、その太陽電池セル面への金属タブの
重合状ハンダ付け法において、該金属タブ吸引移動具5
を使用する手法によらずに、他の適宜の手法によって前
記したような、ハンダ付け用フラックス付きの若しくは
フラックス無しの、ハンダ鑞を両面に接着させた該金属
タブ2を該太陽電池セル面1の一定直線部位上に重合状
に載置するようにしても、その重合状載置操作以降の処
理を前述同様に該金属タブ押圧具8及び熱光線を使用し
つつ行うことによって、該金属タブ2の太陽電池セル面
1への重合状ハンダ付け操作は同様に可能である。ま
た、図1及び図2に示す該金属タブ2の、それがハンダ
付けされる該太陽電池セル面1の1辺上からはみ出して
いる長さ部分は、図2に2点鎖線で示されるような、太
陽電池パネル等製造用として隣接して配置されるべき他
の太陽電池セル9の裏面側に接着されるべき部分を示し
ている。
【0013】図2に示すのは、太陽電池セル面1の前後
両辺に沿った各一定部位上に、同時にそれぞれ、前述し
たごとくフラックス付きの若しくはフラックス無しの、
ハンダ鑞を予め両面に接着させた金属タブ2を重合状に
ハンダ付けする方法に関するもので、前述したごとき金
属タブ吸引移動具5を使用して、或いは他の適宜の手法
によって、該各金属タブ2を太陽電池セル面1の該各一
定部位上に重合状に載せた後、各金属タブ押圧具8の各
細棒体3の、ハンダ鑞が接着し難いように加工してある
前方部分でそれらの金属タブ2を太陽電池セル面1の該
各一定部位上へ押し付けつつ、それらの上方から図2の
一点鎖線のごとく熱光線を照射しようとしている状態を
示している。なお、図2の2点鎖線は、前述したごと
く、それら金属タブ2のその太陽電池セル面1上からは
み出したそれぞれの長さ部分が裏面側にハンダ付けされ
るべき隣接する太陽電池セル9を示している。
【0014】
【発明の効果】請求項1の発明の方法によれば、太陽電
池セル面の一定部位上に予めハンダ鑞を両面に接着させ
た金属タブを迅速且つ正確にハンダ付けすることができ
る。請求項3の発明の方法によれば、その金属タブを円
滑にその太陽電池セル面の一定部位上へ運んで重合状に
定置させつつ、その一定部位上へ迅速かつ正確にハンダ
付けすることができ、またそれらの操作を自動的に連続
して多数の太陽電池セルについて行うことも容易となる
ので、太陽電池パネル等の製造を能率化、効率化できる
効果が大きい。請求項2の発明の金属タブ押圧具及び請
求項4の発明の金属タブ吸引移動具はそれぞれ、請求項
1及び請求項3の各発明の方法を円滑且つ正確に遂行で
きるようにするのに有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る太陽電池セル面への金属タブの重
合状ハンダ付け方法の一例を示す要部斜視図
【図2】本発明に係る太陽電池セル面への金属タブの重
合状ハンダ付け方法の他の例を示す要部斜視図
【符号の説明】
1 太陽電池セル面 2 金属タブ 3 細棒体 4 トンネル状貫通路 5 金属タブ吸引移動具 6 空気吸引通路 7 空気吸引ノズル 8 金属タブ押圧具 9 隣接する太陽電池セル 10 空気吸引導管

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 太陽電池セル面(1)の一定部位上に、
    ハンダ鑞を両面に予め接着させた金属タブ(2)を重ね
    合せ、次いで相互間に適宜の間隔を置いて並列する多数
    の細棒体(3)のそれぞれの、ハンダ鑞が接着し難い部
    分または接着し難くなるように加工された部分で該金属
    タブを該太陽電他セル面の一定部位上へ押し付けつつ、
    該金属タブの上方から熱光線を照射することを特徴とす
    る太陽電池セル面への金属タブの重合状ハンダ付け方法
  2. 【請求項2】 細棒体(3)の多数が相互に適宜の間隔
    を置きながら並列状に設けられると共に、それら細棒体
    (3)のそれぞれの少なくとも一部の、同じ長さ方向位
    置部分をハンダ鑞の接着し難い部分又は接着し難くなる
    ように加工された部分としてなる、太陽電池セル面への
    金属タブの重合状ハンダ付け方法に使用する金属タブ押
    圧具(8)
  3. 【請求項3】 相互間に適宜の間隔を置きつつ左右方向
    に並列する多数のトンネル状貫通路(4)が底面部の前
    後両面間に開設されると共に該多数のトンネル状貫通路
    の左右側方部の各底面には各空気吸引ノズル(7)が左
    右方向に並列状に開口するようにされてなる金属タブ吸
    引移動具(5)を、その該各底面の該各空気吸引ノズル
    (7)をして予めハンダ鑞を両面に接着させた金属タブ
    (2)を吸着させつつ、移動して、太陽電池セル面
    (1)の一定部位上に該金属タブ(2)を重ね合せるよ
    うにし、次いで、それぞれの少なくとも前方部分をハン
    ダ鑞の接着し難い部分又は接着し難くなるように加工さ
    れた部分とした多数の細棒体(3)の相互の間隔を、そ
    れら細棒体の各中心軸相互間の間隔が該金属タブ吸引移
    動具(5)の該多数のトンネル状貫通路(4)の各中心
    線位置間の間隔と略同長となるようにした、請求項2記
    載の該金属タブ押圧具(8)の、その多数の細棒体
    (3)の各前方部分を該金属タブ吸引移動具(5)の該
    多数のトンネル状貫通路(4)のそれぞれの中へ挿入し
    たうえで、その多数の細棒体(3)の各前方部分で該金
    属タブ(2)を該太陽電池セル面の一定部位上に押し付
    けつつ、該金属タブ吸引移動具(5)を該太陽電池セル
    上の該金属タブの上方から離れるように移動し、次いで
    該太陽電池セル上の該金属タブの上方から熱光線を照射
    することを特徴とする太陽電池セル面への金属タブの重
    合状ハンダ付け方法
  4. 【請求項4】 相互間に適宜の間隔を置いて左右方向に
    並列する多数のトンネル状貫通路(4)を底面部の前後
    両面間に開設すると共に、該多数のトンネル状貫通路の
    左右側方部の各底面には各空気吸引ノズル(7)を左右
    方向に並列状に開口するようにしてなる、太陽電池セル
    面への金属タブの重合状ハンダ付け方法に使用する金属
    タブ吸引移動具(5)
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