JPH0451479Y2 - - Google Patents
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- JPH0451479Y2 JPH0451479Y2 JP8183788U JP8183788U JPH0451479Y2 JP H0451479 Y2 JPH0451479 Y2 JP H0451479Y2 JP 8183788 U JP8183788 U JP 8183788U JP 8183788 U JP8183788 U JP 8183788U JP H0451479 Y2 JPH0451479 Y2 JP H0451479Y2
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- Japan
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- heating element
- tool
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Landscapes
- Wire Bonding (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
この考案は半導体実装工程の、個別デバイスの
各素子と、外部回路とを接続するボンデイング工
程において、TAB方式によるワイヤレスボンデ
イングを行なう際に使用する半導体接続用サーモ
ードツールに関するものである。
各素子と、外部回路とを接続するボンデイング工
程において、TAB方式によるワイヤレスボンデ
イングを行なう際に使用する半導体接続用サーモ
ードツールに関するものである。
従来の技術
従来、半導体の個別デバイスの各素子と外部回
路とを接続するTAB方式によるボンデイングに
際し、使用されていたサーモードツールは第6図
に示すようにアーム21の先端部に設けられたツ
ール本体22と、このツール本体22に固着さ
れ、発熱用電源24に接続された凹型の発熱体2
3とから成つているか、或は又図示は省略する
が、上記発熱体23を所定の間隔で2個並設した
ものより成つている。
路とを接続するTAB方式によるボンデイングに
際し、使用されていたサーモードツールは第6図
に示すようにアーム21の先端部に設けられたツ
ール本体22と、このツール本体22に固着さ
れ、発熱用電源24に接続された凹型の発熱体2
3とから成つているか、或は又図示は省略する
が、上記発熱体23を所定の間隔で2個並設した
ものより成つている。
考案が解決しようとする課題
従来の技術は上述のとおりであるので、第5図
に示すキヤリヤテープ10のボンデイング用フイ
ンガー12aと半導体の個別デバイスの各素子と
を接続するインナーリードボンデイング工程及
び、インナーリードボンデイング工程後、ボンデ
イング用フインガー12bに外部回路を接続する
アウトボンデイング工程の何れの場合においても
次の問題点を有していた。
に示すキヤリヤテープ10のボンデイング用フイ
ンガー12aと半導体の個別デバイスの各素子と
を接続するインナーリードボンデイング工程及
び、インナーリードボンデイング工程後、ボンデ
イング用フインガー12bに外部回路を接続する
アウトボンデイング工程の何れの場合においても
次の問題点を有していた。
(1) 1デバイスに付き4回又は2回のボンデイン
グを必要とするので各辺のフインガーに均等な
加圧加熱を行なうことが困難であり、均一な接
着ができない。
グを必要とするので各辺のフインガーに均等な
加圧加熱を行なうことが困難であり、均一な接
着ができない。
(2) キヤリヤテープの各辺ごとのボンデイング用
フインガーの本数や大きさの異なる場合、ボン
デイングに際し、発熱体がフインガーを介して
吸収される熱量は各辺ごとに異なるので、各フ
インガーの加熱温度を均等とするためには発熱
体を流れる電流を各辺ごとに制御しなければな
らず、発熱体が1ケの場合には辺ごとに電源電
圧の調整を、2ケ並設の場合には更に2ケの電
源を設けてそれぞれ調整を行なつていた。
フインガーの本数や大きさの異なる場合、ボン
デイングに際し、発熱体がフインガーを介して
吸収される熱量は各辺ごとに異なるので、各フ
インガーの加熱温度を均等とするためには発熱
体を流れる電流を各辺ごとに制御しなければな
らず、発熱体が1ケの場合には辺ごとに電源電
圧の調整を、2ケ並設の場合には更に2ケの電
源を設けてそれぞれ調整を行なつていた。
(3) 発熱体23のフインガーとの接合面の一辺が
通常は約0.6×15.0mmのように小さいので、均
一な研磨には高性能の研磨機を必要とする。
通常は約0.6×15.0mmのように小さいので、均
一な研磨には高性能の研磨機を必要とする。
(4) キヤリヤテープの1コマにつきボンデイング
をインナーリードボンデイング及びアウターリ
ードボンデイングごとに4回又は2回行なうた
め、ボンデイングに際し発生するスパツタが製
品に付着して品質を低下する危険が多い。
をインナーリードボンデイング及びアウターリ
ードボンデイングごとに4回又は2回行なうた
め、ボンデイングに際し発生するスパツタが製
品に付着して品質を低下する危険が多い。
参考文献…最新ハイブリツドテクノロジー
(株)工業調査会編
この考案の目的は上記の問題点を解決するとと
もにインナーリードボンデイング及びアウターリ
ードボンデイング工程を、キヤリヤテープ1コマ
ごとにそれぞれ1回で完了するようにして、ボン
デイング工程の効率化を図ることにある。
もにインナーリードボンデイング及びアウターリ
ードボンデイング工程を、キヤリヤテープ1コマ
ごとにそれぞれ1回で完了するようにして、ボン
デイング工程の効率化を図ることにある。
課題を解決するための手段
この考案の構成は上記の目的を達成するための
手段としてサーモードソールの本体と、そのツー
ルヘツド部が互に嵌合するようにし、ツールヘツ
ド部を先端部に設けた四角形の枠状の発熱体と、
サーモードツール本体の各電極に接合し、発熱体
と一体化された発熱体電極とにより形成するとと
もに、その枠状の発熱体の各辺の断面積の大きさ
を、ボンデイングに際し、発熱体の各辺がフイン
ガーを介して吸収される熱量に半比例した大きさ
としたものである。
手段としてサーモードソールの本体と、そのツー
ルヘツド部が互に嵌合するようにし、ツールヘツ
ド部を先端部に設けた四角形の枠状の発熱体と、
サーモードツール本体の各電極に接合し、発熱体
と一体化された発熱体電極とにより形成するとと
もに、その枠状の発熱体の各辺の断面積の大きさ
を、ボンデイングに際し、発熱体の各辺がフイン
ガーを介して吸収される熱量に半比例した大きさ
としたものである。
又更にサーモードツール本体を貫通し、上記発
熱体を冷却するための冷却気体の送気孔とボンデ
イングの際に発生するスパツタを吸収し、外部に
排出するための排出孔を設けても良い。
熱体を冷却するための冷却気体の送気孔とボンデ
イングの際に発生するスパツタを吸収し、外部に
排出するための排出孔を設けても良い。
作 用
この考案のサーモードツールを使用し、ボンデ
イングをすると、ツールヘツド部の先端部が四角
形の枠状の発熱体となつているので、キヤリヤテ
ープの1コマ分のフインガと、半導体の個別デバ
イス各素子、又は外部回路端子との接続は一回の
ボンデイングにて完了することが出来るととも
に、発熱体を四角形の枠状とし、各辺の加圧・ヒ
ータ面を同一平面上に設けるようにしたので、す
べてフインガーに均等な圧力が加えられる。
イングをすると、ツールヘツド部の先端部が四角
形の枠状の発熱体となつているので、キヤリヤテ
ープの1コマ分のフインガと、半導体の個別デバ
イス各素子、又は外部回路端子との接続は一回の
ボンデイングにて完了することが出来るととも
に、発熱体を四角形の枠状とし、各辺の加圧・ヒ
ータ面を同一平面上に設けるようにしたので、す
べてフインガーに均等な圧力が加えられる。
又発熱体の各辺の面積の大きさを、発熱体の各
辺がボンデイング時に吸収される熱量が多い場合
には小さく、少い場合には大きくするように吸収
熱量の大きさの違いに対応した大きさとしたの
で、発熱体電極への供給電源及び電圧を同一とし
ても、何れの辺においても各フインガーへの加熱
量を均一とすることができる。
辺がボンデイング時に吸収される熱量が多い場合
には小さく、少い場合には大きくするように吸収
熱量の大きさの違いに対応した大きさとしたの
で、発熱体電極への供給電源及び電圧を同一とし
ても、何れの辺においても各フインガーへの加熱
量を均一とすることができる。
さらに又、加圧ヒータ面の研磨にさいしても、
四辺の加圧加熱面が同一平面上にあるので、四つ
の面を同時にかつ均一に研磨することができる。
四辺の加圧加熱面が同一平面上にあるので、四つ
の面を同時にかつ均一に研磨することができる。
実施例
この考案の実施例を添付図面により説明する
と、その構成は第3図に示すように、筒体5a−
1の先端部を十字状に形成し、電源25の一端に
接続された本体電極5a−2と、これを絶縁体7
を介在して内包し、電源25の他端に接続した本
体電極5bとにより成るサーモードツール本体1
と、第2図に示すように、上記本体電極5a−
2,5bにそれぞれ対応した発熱体電極4a,4
bの先端部に発熱体電極4a,4bと一体的に設
けられた四角形の枠状の発熱体3とにより形成さ
れたツールヘツド2とが、第1図に示すように互
に嵌合され、ねじ穴4a,4bによりねじ止め固
着されて成つている。
と、その構成は第3図に示すように、筒体5a−
1の先端部を十字状に形成し、電源25の一端に
接続された本体電極5a−2と、これを絶縁体7
を介在して内包し、電源25の他端に接続した本
体電極5bとにより成るサーモードツール本体1
と、第2図に示すように、上記本体電極5a−
2,5bにそれぞれ対応した発熱体電極4a,4
bの先端部に発熱体電極4a,4bと一体的に設
けられた四角形の枠状の発熱体3とにより形成さ
れたツールヘツド2とが、第1図に示すように互
に嵌合され、ねじ穴4a,4bによりねじ止め固
着されて成つている。
上記のような構成としたので、本体電極5a−
1,2本体電極5b間に加えられた電源25はそ
れぞれ発熱体電極4a,4bを介して発熱体3の
各枠の辺の中央部と、直角の隅の部分に導通さ
れ、発熱体3を8等分して発熱させる。
1,2本体電極5b間に加えられた電源25はそ
れぞれ発熱体電極4a,4bを介して発熱体3の
各枠の辺の中央部と、直角の隅の部分に導通さ
れ、発熱体3を8等分して発熱させる。
なお発熱体3及び発熱体電極4a,4bは何れ
もニクロム合金等の同一抵抗金属材料を使用し一
体化されている。
もニクロム合金等の同一抵抗金属材料を使用し一
体化されている。
又発熱体3の各辺の断面積は別に説明する如く
フインガー12のボンデイング時に発熱体3の各
辺部が吸収される熱量に対応した大きさとなつて
いる。
フインガー12のボンデイング時に発熱体3の各
辺部が吸収される熱量に対応した大きさとなつて
いる。
上記構成のサーモードツールを使用したTAB
方式のインナーリードボンデイング工程について
説明すると、第4a図に示すように、ウエハの保
持基板15上に接着剤14にて集積回路のチツプ
を多数形成したウエハを接着し、ウエハをチツプ
1個単位にダイスした保持基板15上のボンデイ
ングしようとするチツプ13と、第5図に示す如
く形成されたキヤリヤテープ10及びチツプ用孔
11と、本考案の発熱体3を有するサーモードツ
ール18との位置合せ後、サーモードツール18
を矢印の方向に第4b図に示す位置に降下させ、
発熱体3と、キヤリヤテープ10インナーリード
ボンデイング用のフインガー12aと、チツプ1
3のバンプ16(各素子の接続用端子部)及びチ
ツプ13とを重ね合はせてこれらを加圧し、発熱
体3により加熱する。
方式のインナーリードボンデイング工程について
説明すると、第4a図に示すように、ウエハの保
持基板15上に接着剤14にて集積回路のチツプ
を多数形成したウエハを接着し、ウエハをチツプ
1個単位にダイスした保持基板15上のボンデイ
ングしようとするチツプ13と、第5図に示す如
く形成されたキヤリヤテープ10及びチツプ用孔
11と、本考案の発熱体3を有するサーモードツ
ール18との位置合せ後、サーモードツール18
を矢印の方向に第4b図に示す位置に降下させ、
発熱体3と、キヤリヤテープ10インナーリード
ボンデイング用のフインガー12aと、チツプ1
3のバンプ16(各素子の接続用端子部)及びチ
ツプ13とを重ね合はせてこれらを加圧し、発熱
体3により加熱する。
これにより、フインガー12a、バンプ16と
が互に溶着するとともにチツプ13とウエハ保持
基板15とを接着していた接着剤14が溶解する
のでサーモードツール18を元の位置に戻すと第
4c図に示すようにチツプ13はウエハ保持基板
15から分離され、キヤリヤテープ10が上るに
伴つてチツプ13はキヤリヤテープ10に接着し
て引き上げられるとともに、キヤリヤテープ10
は矢印Aの方向に、ウエハ保持基板15は矢印B
の方向に移動し、次のインナーリードボンデイン
グに入る。なお第5図の12bはアウターリード
ボンデイング用フインガー、20はフイルム樹
脂、26はフイルムキヤリヤとチツプとの切断線
を示す。
が互に溶着するとともにチツプ13とウエハ保持
基板15とを接着していた接着剤14が溶解する
のでサーモードツール18を元の位置に戻すと第
4c図に示すようにチツプ13はウエハ保持基板
15から分離され、キヤリヤテープ10が上るに
伴つてチツプ13はキヤリヤテープ10に接着し
て引き上げられるとともに、キヤリヤテープ10
は矢印Aの方向に、ウエハ保持基板15は矢印B
の方向に移動し、次のインナーリードボンデイン
グに入る。なお第5図の12bはアウターリード
ボンデイング用フインガー、20はフイルム樹
脂、26はフイルムキヤリヤとチツプとの切断線
を示す。
上記の工程が連続して自動的に行なわれる。又
フインガー12aの数は第5図においては、各辺
が同じ4本で合計16本となつているが、通常は各
辺の本数が互に相違することが多く、合計本数が
200本以上となることも珍しいことではない。
フインガー12aの数は第5図においては、各辺
が同じ4本で合計16本となつているが、通常は各
辺の本数が互に相違することが多く、合計本数が
200本以上となることも珍しいことではない。
したがつて発熱体3からフインガー12a、バ
ンプ16、チツプ13に吸収される熱量は各発熱
体3の辺ごとについて見ると、それぞれ異つた吸
収熱量となるので、各辺のフインガー12aへの
加熱量をすべて均一にするためには、各辺が吸収
れる熱量に対応して、各辺の発熱量を調整するこ
とが必要である。
ンプ16、チツプ13に吸収される熱量は各発熱
体3の辺ごとについて見ると、それぞれ異つた吸
収熱量となるので、各辺のフインガー12aへの
加熱量をすべて均一にするためには、各辺が吸収
れる熱量に対応して、各辺の発熱量を調整するこ
とが必要である。
本考案で発熱体3の各辺の断面積の大きさを各
辺部がフインガーのボンデイング時に発熱体より
吸収される熱量に対応し、吸収される熱量が多い
ときには断面積を小さく、吸収される熱量が少い
ときに大きく反比例するようにしたのはこの理由
からである。
辺部がフインガーのボンデイング時に発熱体より
吸収される熱量に対応し、吸収される熱量が多い
ときには断面積を小さく、吸収される熱量が少い
ときに大きく反比例するようにしたのはこの理由
からである。
又ボンデイングに際しては、インナーリードボ
ンデイング、アウターリードボンデイング何れの
場合でもサーモードツールの四辺の加圧・加熱面
が同一平面上に形成されたので、1チツプに付一
回のボンデイングで完了するほか、均等な加圧及
び同一電源電圧による均一な加熱ができ、更に
又、加圧・加熱面の清掃も容易となる。又、第3
図に示す如く、本体電極5aの中心部を貫通し、
発熱体3を冷却するための冷却気体の送気孔8
と、ボンデイングの際に発生するスパツタを吸収
し、外部に排出するための排出孔9を有する同心
上の二重パイプ孔を設けることによつて、スパツ
タが製品に付着するのを防止するとともに発熱体
の加圧・加熱面の研磨・清掃を容易にすることも
出来る。
ンデイング、アウターリードボンデイング何れの
場合でもサーモードツールの四辺の加圧・加熱面
が同一平面上に形成されたので、1チツプに付一
回のボンデイングで完了するほか、均等な加圧及
び同一電源電圧による均一な加熱ができ、更に
又、加圧・加熱面の清掃も容易となる。又、第3
図に示す如く、本体電極5aの中心部を貫通し、
発熱体3を冷却するための冷却気体の送気孔8
と、ボンデイングの際に発生するスパツタを吸収
し、外部に排出するための排出孔9を有する同心
上の二重パイプ孔を設けることによつて、スパツ
タが製品に付着するのを防止するとともに発熱体
の加圧・加熱面の研磨・清掃を容易にすることも
出来る。
更に又、発熱体の加圧・加熱面にダイヤモンド
パウダー、サフアイヤー等を蒸着することによ
り、スパツタの付着を防止し、加圧・加熱面の研
磨・清掃を不要として発熱体の寿命を永くするこ
ともできる。
パウダー、サフアイヤー等を蒸着することによ
り、スパツタの付着を防止し、加圧・加熱面の研
磨・清掃を不要として発熱体の寿命を永くするこ
ともできる。
考案の効果
本考案は上述のように、サーモードツールの本
体とこれに嵌合するツールヘツド部より成る
TAB用サーモードのツールヘツド部を、その先
端部に設けた四辺形の枠状の発熱体と、サーモー
ドツール本体の各電極に接合し、上記発熱体と一
体化された発熱体電極により形成したので、
TAB方式のボンデイングがインナーリードボン
デイング及びアウターリードボンデイングの何れ
の場合でもキヤリヤテープ1コマごと、即ち1チ
ツプごと一工程で完了できるとともに、発熱体の
各辺の断面積を各辺部がボンデイングするフイン
ガーの本数の違いによつて発熱体より吸収する熱
量に反比例した大きさとしたので、発熱体の電源
を一つにして各フインガーへの均一な加熱及び作
業の効率化、機器の小型化が図れるほか、本体電
極を貫通して冷却用気体の吹き付孔及びスパツタ
の排出口を設けることによりンパツタの発生製品
への付着を防止するとともに、発熱体の加圧・加
熱面の研磨・清掃を容易にすることも出来る。
体とこれに嵌合するツールヘツド部より成る
TAB用サーモードのツールヘツド部を、その先
端部に設けた四辺形の枠状の発熱体と、サーモー
ドツール本体の各電極に接合し、上記発熱体と一
体化された発熱体電極により形成したので、
TAB方式のボンデイングがインナーリードボン
デイング及びアウターリードボンデイングの何れ
の場合でもキヤリヤテープ1コマごと、即ち1チ
ツプごと一工程で完了できるとともに、発熱体の
各辺の断面積を各辺部がボンデイングするフイン
ガーの本数の違いによつて発熱体より吸収する熱
量に反比例した大きさとしたので、発熱体の電源
を一つにして各フインガーへの均一な加熱及び作
業の効率化、機器の小型化が図れるほか、本体電
極を貫通して冷却用気体の吹き付孔及びスパツタ
の排出口を設けることによりンパツタの発生製品
への付着を防止するとともに、発熱体の加圧・加
熱面の研磨・清掃を容易にすることも出来る。
第1図は本発明の斜視図、第2図は第1図のツ
ールヘツド部の斜視図、第3図は第1図のサーモ
ードツール本体部の斜視図、第4図は第1図を使
用したインナーボンテイング工程の概要図、第5
図はキヤリヤテープ2コマ分の平面図、第6図は
従来のサーモードツールの斜視図である。 1……サーモードツール本体、2……ツールヘ
ツド、3……発熱体、4a,b……発熱体電極、
5a−1,2……本体電極、8……吹き付け孔、
9……吸い込み孔。
ールヘツド部の斜視図、第3図は第1図のサーモ
ードツール本体部の斜視図、第4図は第1図を使
用したインナーボンテイング工程の概要図、第5
図はキヤリヤテープ2コマ分の平面図、第6図は
従来のサーモードツールの斜視図である。 1……サーモードツール本体、2……ツールヘ
ツド、3……発熱体、4a,b……発熱体電極、
5a−1,2……本体電極、8……吹き付け孔、
9……吸い込み孔。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 サーモードツール本体とこれに嵌合するツー
ルヘツドとより成る半導体接続サーモードツー
ルにおいて該ツールヘツドが、その先端部に設
けた四角形の枠状の発熱体と、サーモードツー
ル本体の各電極に接合し、該発熱体と一体化さ
れた発熱体電極とより成るとともに、その発熱
体の断面積を各辺ごとにボンデイング時に吸収
される熱量にほぼ半比例した大きさとしたこと
を特徴とする半導体接続用サーモードツール。 2 サーモードツール本体を貫通し、上記発熱体
を冷却するための冷却用気体の吹き付け孔と、
発生するスパツタを吸収し、外部に排出する吸
込み孔とを設けたことを特徴とする請求項1記
載の半導体接続用サーモードツール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8183788U JPH0451479Y2 (ja) | 1988-06-21 | 1988-06-21 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8183788U JPH0451479Y2 (ja) | 1988-06-21 | 1988-06-21 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH024243U JPH024243U (ja) | 1990-01-11 |
JPH0451479Y2 true JPH0451479Y2 (ja) | 1992-12-03 |
Family
ID=31306607
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8183788U Expired JPH0451479Y2 (ja) | 1988-06-21 | 1988-06-21 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0451479Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2526455Y2 (ja) * | 1992-04-22 | 1997-02-19 | 若井産業株式会社 | 連結釘のテープ |
JP2584026Y2 (ja) * | 1993-02-01 | 1998-10-30 | 兼松日産農林株式会社 | 連続釘帯 |
-
1988
- 1988-06-21 JP JP8183788U patent/JPH0451479Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH024243U (ja) | 1990-01-11 |
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