JPH1182763A - 空気圧駆動用の開閉制御弁及びその制御装置 - Google Patents

空気圧駆動用の開閉制御弁及びその制御装置

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JPH1182763A
JPH1182763A JP24134197A JP24134197A JPH1182763A JP H1182763 A JPH1182763 A JP H1182763A JP 24134197 A JP24134197 A JP 24134197A JP 24134197 A JP24134197 A JP 24134197A JP H1182763 A JPH1182763 A JP H1182763A
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宏 籠橋
Hikari Murakumo
光 村雲
Kazuhiro Sugata
和宏 菅田
Hiroshi Tomita
洋 冨田
秀典 ▲さかき▼原
Shiyuusuke Sakakibara
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電空レギュレータによるエアオペレートバル
ブ(AV)、サックバックバルブ(SV)の操作応答性
を高めること。 【解決手段】 開閉制御弁5は、互いに一体化されたバ
ルブ部15及びレギュレータ部16を備える。バルブ部
15は、互いに隣接して配置されるAV11及びSV1
2を有する。AV11、SV12は、レジスト液の流れ
を調節するために空気圧の作用を受けて開閉される。レ
ギュレータ部16は、互いに隣接して配置される第1及
び第2の電空レギュレータ13,14を有する。各電空
レギュレータ13,14は、AV11、SV12のそれ
ぞれに作用する操作圧を比例的に調整するために電気的
に駆動される。バルブ部15は、その中に第1の電空レ
ギュレータ13からAV11へ操作圧を短い距離で作用
させるための第1の短通路46と、第2の電空レギュレ
ータ14からSV12へ操作圧を短い距離で作用させる
ための第2の短通路69とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、空気圧の制御に
より開閉される空気圧用開閉制御弁及びその制御装置に
係る。詳しくは、例えば、半導体製造装置においてレジ
スト液をノズルから吐出・遮断させるためのレジスト塗
布装置等に好適な空気圧用開閉制御弁及びその制御装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、半導体製造に使用される
レジスト塗布装置は、レジスト液をノズルから導出・遮
断させることにより、半導体基板上にレジストを必要な
分だけ塗布する。この塗布装置は、ノズルからのレジス
トの導出・遮断を制御するためのエアオペレートバルブ
(AV)、サックバックバルブ(SV)及び電磁弁を備
える。そして、コンプレッサ等により加圧された空気等
の気体を電磁弁の操作によってAV及びSVへ作動圧と
して供給してそれらのバルブを操作し、AVの開閉、S
Vのサックバック動作を行わせる。
【0003】ここで、ノズルからのレジストの導出状態
を調整するためにスピコンを使用する場合もある。或い
は、特開平5−346185号公報に示すように、AV
及びSVを電空レギュレータにより遠隔操作するものも
ある。電空レギュレータは、一般に、給気用の電磁弁
と、排気用の電磁弁とを備え、AV又はSVに供給され
る作動圧を適宜に制御するために、両電磁弁の開度バラ
ンスを調整するものである。電空レギュレータを使用し
た場合、AV及びSVの動作は、電磁弁のみを使用した
場合と比べて良好なものとなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記電
空レギュレータを使用した場合、AV及びSVのアクチ
ュエータ部(加圧室)と、電空レギュレータとは互いに
分離している。このため、上記のアクチュエータ部と電
空レギュレータとの間に別途の配管が必要となり、その
配管容積(長さ,径)に影響されてその分だけAV及び
SVに応答遅れが生じる。この結果、レジストをノズル
から良好に導出・遮断させることが困難になる。
【0005】ところで、AV及びSVと、電空レギュレ
ータとを分離させたのは、AV及びSVが設置されてい
る場所は、爆発性雰囲気にあるため、その防爆を図るた
めである。防爆を図るために、最近では、電空レギュレ
ータのケーシングの中に窒素ガスで圧力をかける等の有
効な手段が適用されている。このため、AV及びSV
と、電空レギュレータとを互いに接近させることも可能
になっている。
【0006】一方、低粘度のレジスト液のノズルにおけ
る液切れ改善や、ウォータハンマの対策として、AVの
閉弁動作をゆっくりさせる必要がある。そこで、AVの
閉弁を一段階の動作で行うことが考えられるが、この場
合には、閉弁に要する時間が非常に長くなってしまいA
Vの操作応答性の点で問題があった。
【0007】この発明は上記事情に鑑みてなされたもの
であって、その目的は、電空レギュレータによるAV、
SVの操作応答性を高めることを可能にした空気圧用開
閉制御弁及びその制御装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに請求項1に記載の発明は、所定の流体の流れを調節
するために空気圧の作用を受けて開閉され、互いに隣接
して配置されるエアオペレートバルブ及びサックバック
バルブよりなるバルブ部と、エアオペレートバルブ及び
サックバックバルブのそれぞれに作用する空気圧を比例
的に調整するために電気的に駆動され、互いに隣接して
配置される第1の電空レギュレータ及び第2の電空レギ
ュレータよりなるレギュレータ部とを備えた空気圧駆動
用の開閉制御弁において、バルブ部と、レギュレータ部
とを互いに一体化して設け、それら一体化されたバルブ
部又はレギュレータ部の中に、第1の電空レギュレータ
からエアオペレートバルブへ空気圧を短い距離で作用さ
せるための第1の短通路と、第2の電空レギュレータか
らサックバックバルブへ空気圧を短い距離で作用させる
ための第2の短通路とを設けたことを趣旨とする。
【0009】上記の構成によれば、互いに分離されるこ
となく一体化されたバルブ部又はレギュレータ部の中に
第1及び第2の短通路が設けられる。このため、第1の
電空レギュレータとエアオペレートバルブとの間が極力
短い距離でつながり、他の配管の影響を極力受けること
なく第1の電空レギュレータからエアオペレートバルブ
へ直接的に空気圧が作用することになる。同様に、第2
の電空レギュレータとサックバックバルブとの間が極力
短い距離でつながり、他の配管の影響を極力受けること
なく第2の電空レギュレータからサックバックバルブへ
直接的に空気圧が作用することになる。
【0010】上記の目的を達成するために請求項2に記
載の発明は、所定の流体の流れを調節するために空気圧
の作用を受けて開閉されるバルブと、バルブに作用する
空気圧を比例的に調整するために電気的に駆動される電
空レギュレータとを備えた空気圧駆動用の開閉制御弁の
ための制御装置であり、バルブを開閉制御するために電
空レギュレータを制御する制御装置において、バルブの
閉弁時に、そのバルブが複数段階を経て段階的に全閉と
なるように電空レギュレータを制御するための閉弁制御
手段を設けたことを趣旨とする。
【0011】上記の構成によれば、バルブの閉弁時に、
複数段階を経て段階的にバルブが全閉となるように閉弁
制御手段により電空レギュレータが制御される。従っ
て、最初の閉段階での空気圧の作用が急変してバルブの
閉じ速度が相対的に高まり、これによって、最初の閉段
階から最終閉段階までの間、即ちバルブが全閉するまで
の間の所要時間が相対的に短くなる。
【0012】上記の目的を達成するために請求項3に記
載の発明は、請求項1の発明の構成を備えた開閉制御弁
のための制御装置であり、エアオペレートバルブ及びサ
ックバックバルブを開閉制御するために第1及び第2の
電空レギュレータをそれぞれ制御するための制御装置に
おいて、エアオペレートバルブの閉弁時に、そのエアオ
ペレートバルブが二段階を経て段階的に全閉となるよう
に第1の電空レギュレータを制御するための閉弁制御手
段を設けたことを趣旨とする。
【0013】上記の構成によれば、請求項1の発明の作
用に加え、或いは、請求項1の発明の作用と相俟って、
バルブの閉弁時に、二段階を経て段階的にエアオペレー
トバルブが全閉となるように閉弁制御手段により第1の
電空レギュレータが制御される。従って、第1の閉段階
での空気圧の作用が急変してエアオペレートバルブの閉
じ速度が相対的に高まり、これによって、第1の閉段階
から第2の閉段階までの間、即ちエアオペレートバルブ
が全閉するまでの間の所要時間が相対的に短くなる。
【0014】特に、低粘度のレジスト液のノズルにおけ
る液切れ改善や、ウォータハンマの対策として、エアオ
ペレートバルブの閉弁動作をゆっくりさせる必要がある
が、図5に破線で示すように、エアオペレートバルブ
(AV)の閉弁を一段階の動作で行った場合には、閉弁
に要する時間が非常に長くなってしまう。これに対し、
図5に実線で示すように、エアオペレートバルブの閉弁
を二段階の動作で行い、その第一段階でエアオペレート
バルブが閉じる直前までエアオペレートバルブを短時間
で動作させ、第二段階でエアオペレートバルブをゆっく
り閉じさせる。これにより、エアオペレートバルブが全
閉するまでの間の所要時間が相対的に短くなり、上記液
切れ対策が可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の「空気圧駆動用の
開閉制御弁及びその制御装置」を半導体製造に使用され
るレジスト塗布装置に具体化した一実施の形態を図面を
参照して詳細に説明する。
【0016】図1はレジスト塗布装置の構成概念を示
す。この塗布装置は、レジスト液1をノズル2から導出
させ、又はその導出を遮断させることにより、半導体基
板3の上にレジストを必要な分だけ塗布するものであ
る。この塗布装置は、ポンプ4、本発明の空気圧駆動用
の開閉制御弁5、ノズル2、コントローラ7及びシーケ
ンサ8を備える。ポンプ4は、容器9からレジスト液1
を吸い上げて開閉制御弁5へ向けて吐出するものであ
る。開閉制御弁5は、ノズル3からのレジスト液1の導
出・遮断を制御するものである。コントローラ7は、本
発明の制御装置及び閉弁制御手段を構成し、シーケンサ
8からの順序信号に基づいて開閉制御弁5を制御するも
のである。
【0017】開閉制御弁5は、エアオペレートバルブ
(AV)11、サックバックバルブ(SV)12、第1
の電空レギュレータ13及び第2の電空レギュレータ1
4を備える。AV11及びSV12は、互いに隣接して
配置され、一つのバルブ部15を構成する。このバルブ
部15は、所定の流体、即ちレジスト液1の流れを調節
するために、空気圧の作用を受けて開閉される。このバ
ルブ部15は、AV11及びSV12の開閉の協働によ
り、一つの開閉動作を達成する。第1及び第2の電空レ
ギュレータ13,14は、互いに隣接して配置され、一
つのレギュレータ部16を構成する。このレギュレータ
部16、AV11ブ及びSV12それぞれに作用する空
気圧を比例的に調整するために各々電気的に駆動され
る。そして、別のコンプレッサ等により加圧された窒素
等の気体をレギュレータ部16の操作により、AV11
及びSV12へ作動圧として供給して、AV11の開
閉、SV12のサックバック動作を行わせる。
【0018】図2は開閉制御弁5の空気回路構成と電気
回路構成を示す。第1の電空レギュレータ13は、給気
用の第1の給気比例弁21、排気用の第1の排気比例弁
22、第1の圧力センサ23及び第1のPID回路24
を有する。各比例弁21,22は、電磁弁よりなる。第
1の給気比例弁21の入力ポートは、操作圧の供給源
(図示しない)に接続される。第1の排気比例弁22の
出力ポートは、排気管(図示しない)に接続される。給
気比例弁21の出力ポート及び排気比例弁22の入力ポ
ートはAV11の入力ポート及び第1の圧力センサ23
の入力ポートにそれぞれ接続される。第1のPID回路
24はコントローラ7に接続される。このPID回路2
4には、操作圧を任意に設定するためにユーザのコマン
ド信号が入力される。そして、このPID回路24は、
AV11に作用する操作圧を、設定圧に調整するため
に、給気及び排気の比例弁21,22を制御する。この
とき、PID回路24は、圧力センサ23の検出値を監
視し、その検出値が設定圧になるように両比例弁21,
22を制御する。このPID回路24は、コントローラ
7からのコマンド信号に基づいて上記制御を開始し、A
V11を所定の行程で開閉させるために各比例弁21,
22を制御するものである。そのために、このPID回
路24は、所定の制御プログラムをそのメモリに記憶し
ている。
【0019】第2の電空レギュレータ14は、第1の電
空レギュレータ13と同等の構成を有する。即ち、この
レギュレータ14は、第2の給気比例弁25、第2の排
気比例弁26、第2の圧力センサ27及び第2のPID
回路28を有する。第2の給気比例弁25の入力ポート
は、前記第1の給気比例弁21の入力ポートに合流する
かたちで操作圧の供給源に接続される。第2の排気比例
弁26の出力ポートは、排気管に接続される。第2の給
気比例弁25の出力ポート及び第2の排気比例弁26の
入力ポートは、SV12の入力ポート及び第2の圧力セ
ンサ27の入力ポートにそれぞれ接続される。第2のP
ID回路28は上記と同じくコントローラ7に接続され
る。このPID回路28には、操作圧を任意に設定する
ためにユーザのコマンド信号が入力される。そして、こ
のPID回路28は、SV12に作用する操作圧を、設
定圧力に調整するために、給気及び排気の各比例弁2
5,26を制御する。このとき、PID回路28は、圧
力センサ27の検出値を監視し、その検出値が設定圧力
になるように両比例弁25,26を制御する。このPI
D回路28は、コントローラ7からのコマンド信号に基
づいて上記の制御を開始し、SV12を所定の行程で開
閉させるために各比例弁25,26を制御するものであ
る。そのために、このPID回路28は、所定の制御プ
ログラムをその内蔵メモリに記憶している。
【0020】図3は開閉制御弁5の構造を示す断面図で
ある。この開閉制御弁5は、バルブ部15を構成するバ
ルブハウジング31と、レギュレータ部16を構成する
レギュレータハウジング32とを備える。この実施の形
態において、両ハウジング31,32は互いに一体化し
て設けられる。
【0021】バルブハウジング31は、AV11を構成
するAVブロック33と、SV12を構成するSVブロ
ック34と、両ブロック33,34に設けられてレジス
ト液1のための液通路53を有する通路ブロック35と
を有する。
【0022】AVブロック33はその内部に、孔36を
境に区画された第1の室37と、第2の室38とを有す
る。この孔36には弁ロッド39が摺動可能に設けら
れ、その上端には、ダイアフラム40が取り付けられ、
その下端には弁体39aが取り付けられる。第1の室3
7は、このダイアフラム40により大気室41と、加圧
室42とに区画される。大気室41には、同ブロック3
3に設けられた大気ポート43を通じて大気が導入され
る。大気室41には、ダイアフラム40を付勢するスプ
リング44が設けられる。加圧室42には、同ブロック
33に設けられた加圧ポート45を通じて操作圧が導入
される。同ブロック33は、その内部に、加圧ポート4
5に通じる本発明の第1の短通路46を有する。この短
通路46及び加圧ポート45を通じて加圧室42に導入
される操作圧は、第1の電空レギュレータ13により調
節される。
【0023】弁ロッド39の下端には、弁体47が取り
付けられる。この弁体47の外周にはダイアフラム48
が取り付けられる。第2の室38は、このダイアフラム
48により大気室49と、液室50とに区画される。大
気室49には、同ブロック33に設けられた大気ポート
51を通じて大気が導入される。液室50は通路ブロッ
ク35に設けられた凹部を含む。この液室50には、同
ブロック35に設けられた液ポート52を通じてレジス
ト液1が導入される。液ポート52は、同ブロック35
に設けられた液通路53に連通する。この液通路53の
一端は、通路ブロック35の一端に設けられた入力用の
管継手54に連通する。凹部に設けられた弁座55は弁
体47に当接可能をなす。この弁座55の中心に設けら
れた弁孔55aは、同ブロック35に設けられた液通路
53に連通する。液通路53の他端は、出力用の管継手
56に連通する。
【0024】上記構成において、加圧室42に導入され
る操作圧に基づいてダイアフラム40が上下に変位する
ことにより、弁体47が弁座55に対して当接又は離間
する。これにより、弁孔55aが開閉され、AV11の
開度が変えられる。この開度変化に基づき、液室50か
ら弁孔55aを通じて液通路53へ流れるレジスト液1
の量が調節される。
【0025】SVブロック34はその内部に、室61と
孔62を有する。この孔62には、弁ロッド63が往復
動可能に設けられる。弁ロッド63の上端には、ダイア
フラム64が取り付けられる。このダイアフラム64に
より、室61が加圧室65と、孔62を含む大気室66
とに区画される。大気室66には、同ブロック34に設
けられた大気ポート67を通じて大気が導入される。孔
62には、ダイアフラム64を付勢するスプリング68
が設けられる。加圧室65には、同ブロック34に設け
られた本発明の第2の短通路69を通じて操作圧が導入
される。加圧室65に導入される操作圧は、第2の電空
レギュレータ13により調節される。
【0026】弁ロッド63の下端には、ダイアフラム7
0が取り付けられる。このダイアフラム70により、孔
62が上下に区画される。その区画された下側が液室7
1をなして液通路53に連通する。
【0027】上記構成において、加圧室65に導入され
る操作圧に基づいて上側のダイアフラム64と共に弁ロ
ッド63が上下に変位することにより、下側のダイアフ
ラム70が上下に変位する。即ち、SV12によるセッ
トアップ及びサックバックが行われる。これにより、液
通路53の流路容積が変化し、その容積変化に基づいて
液通路53を流れるレジスト液1の量が調節される。従
って、上記のようにAV11及びSV12が作動するこ
とにより、それらの協働に基づき、入力側の管継手54
から液通路53に導入され、出力側の管継手56から導
出されるレジスト液1の流量が調節される。
【0028】レギュレータハウジング32は、第1の電
空レギュレータ13を構成する第1のケーシング81
と、第2の電空レギュレータ14を構成する第2のケー
シング82と、両ケーシング81,82に設けられ、操
作圧のための通路を含む通路ブロック83とを有する。
【0029】第1のケーシング81の中には、第1の電
空レギュレータ13を構成する給気比例弁21、排気比
例弁22、圧力センサ23及びPID回路24等が収容
される。第2のケーシング82の中には、第2の電空レ
ギュレータ14を構成する給気比例弁25、排気比例弁
26、圧力センサ27及びPID回路28等が収容され
る。両ケーシング81,82の中には、各電空レギュレ
ータ13,14の内部の防爆を図るために窒素ガスが所
定圧力をもって供給されている。又、両ケーシング8
1,82を一体化してもよい。
【0030】通路ブロック83は、その内部に、第1の
電空レギュレータ13に対応する第1の主通路84及び
それから分岐してなる複数の分岐通路85,86及び出
力ポート87等を有する(複数の分岐通路の中には、図
3に現れないものもある。)。図3において、一つの分
岐路85は給気比例弁21に連通する。別の分岐路86
は圧力センサ23に連通する。出力ポート87は、AV
ブロック33の短通路46に連通する。ここで、上記の
分岐路85、主通路84、出力ポート87、短通路46
及び加圧ポート45は、図2において、両比例弁21,
22の間の分岐点88から、AV11まで延びる通路8
9に該当する。ここで、上記短通路46は、両ハウジン
グ31,32が互いに一体化されたことにより、第1の
電空レギュレータ13からAV11の加圧室42に対し
て操作圧を短い距離で作用させるための役割を果たす。
別の分岐路86は、図2において、上記通路89から圧
力センサ23へ延びる通路90に該当する。
【0031】同様に、通路ブロック83は、その内部
に、第2の電空レギュレータ14に対応する第2の主通
路91及びそれから分岐してなる複数の分岐通路92,
93及び出力ポート94等を有する(複数の分岐通路の
中には、図3に現れないものもある。)。図3におい
て、第1の電空レギュレータ13と同じく、一つの分岐
路93は給気比例弁25に連通する。別の分岐路92は
圧力センサ27に連通する。出力ポート94は、SVブ
ロック34の短通路69に連通する。ここで、上記の分
岐路93、主通路91、出力ポート94及び短通路69
は、図2において、両比例弁25,26の間の分岐点9
4から、SV12まで延びる通路95に該当する。ここ
で、上記短通路69は、両ハウジング31,32が互い
に一体化されたことにより、第2の電空レギュレータ1
4からSV12の加圧室65に対して操作圧を短い距離
で作用させるための役割を果たす。別の分岐路92は、
図2において、上記通路95から圧力センサ27へ延び
る通路96に該当する。
【0032】次に、第1及び第2の電空レギュレータ1
3,14に対するコントローラ7の制御内容について説
明する。図4はその制御内容を示すタイムチャートであ
る。図4(a)はシーケンサ8からのコマンド信号の変
化を示し、図4(b)はAV11の開閉動作に対応した
操作圧の変化を示し、図4(c)はSV12の開閉動作
に対応した操作圧の変化を示す。
【0033】このタイムチャートからも分かるように、
コントローラ7は、シーケンサ8からのコマンド信号の
立ち上がりを契機に、AV11及びSV12の開閉を制
御するために第1及び第2の電空レギュレータ13,1
4の制御を同時開始する。
【0034】図4(b)に示すように、動作の開始後、
期間T1において、コントローラ7はAV11を開弁さ
せ、次の期間T2において全開の状態を維持させる。期
間T2の経過後、期間T3において、コントローラ7
は、AV11を段階的に閉弁させるための第1閉段階の
制御を実行する。その期間T3の経過後、期間T4にお
いて、コントローラ7は、AV11を段階的に閉弁させ
るための第2の閉段階の制御を実行する。このように、
コントローラ7は、AV11の閉弁時に、そのAV11
が複数段階(この実施の形態では二段階)を経て段階的
に全閉となるように第1の電空レギュレータ13を制御
するようになっている。この実施の形態では、期間T3
として、例えば「0.1秒」、期間T4として、例えば
「0.4秒」がそれぞれ適用される。
【0035】一方、図4(c)に示すように、動作の開
始後、期間T5において、コントローラ7はSV12を
セットアップさせ、その後、AV11に係る期間T2が
経過するまでセットアップを継続させる。そして、期間
T2の経過を契機に、コントローラ7は、SV12のサ
ックバックを開始し、期間T7においてそのサックバッ
クを完了させる。ここで、コントローラ7は、AV11
の閉弁が開始される時期に対して、サックバックの開始
時期を、期間T6の範囲で、必要に応じて前後にずらす
ようになっている。このように、コントローラ7は、S
V12のセットアップ及びサックバックを制御するため
に第2の電空レギュレータ14を制御するようになって
いる。
【0036】以上説明したように、本実施の形態のレジ
スト塗布装置の構成によれば、コントローラ7が開閉制
御弁5の両電空レギュレータ13,14を制御してAV
11及びSV12を制御する。これにより、ノズル2か
らのレジスト液1の導出、又はその導出の遮断が調整さ
れ、半導体基板3の上にレジストが必要な分だけ塗布さ
れる。
【0037】ここで、開閉制御弁5の構成によれば、バ
ルブ部15及びレギュレータ部16が互いに分離される
ことなく一体化され、そのAVブロック33の中に、第
1の電空レギュレータ13からAV11の加圧室42に
短い距離で操作圧を作用させるための第1の短通路46
が設けられる。同様に、SVブロック34の中に、第2
の電空レギュレータ14からSV12の加圧室65に短
い距離で操作圧を作用させるための第2の短通路69が
設けられる。このため、第1の電空レギュレータ13と
AV11との間、並びに、第2の電空レギュレータ14
とSV12との間がそれぞれ極力短い距離でつながるこ
とになり、操作圧が、他の配管の影響を極力受けること
なく、各電空レギュレータ13,14から対応する各加
圧室42,65に直接的に作用することになる。この結
果、各電空レギュレータ13,14により、対応するA
V11、SV12の操作応答性を高めることができ、レ
ジスト液1をノズル3から精度良く導出したり、精度良
く遮断したりすることができる。この意味で、半導体基
板3に対するレジストの塗布精度を向上させることがで
きる。
【0038】加えて、この開閉制御弁5では、各ブロッ
ク33,34の中に各短通路46,69が設けられるこ
とから、各電空レギュレータ13,14と、それらに対
応するAV11、SV12との間に別途の配管を設ける
必要がない。このため、使用者による配管作業を省略す
ることができ、その配管容積(長さ,径)の誤差による
AV11及びSV12の性能への影響を無くすことがで
きる。
【0039】併せて、この開閉制御弁5では、各電空レ
ギュレータ13,14と、それらに対応するAV11、
SV12との間が、各短通路46,69により極力短い
距離でつなげられる。このため、各電空レギュレータ1
3,14において、各圧力センサ23,27による操作
圧の検出遅れを最小限に抑えることができる。この意味
からも、各電空レギュレータ13,14によるAV1
1、SV12の操作応答性を高めることができる。
【0040】この実施の形態の構成によれば、図4
(b)に示すように、AV11の閉弁時に、第1及び第
2の閉段階を経て段階的にAV11が全閉となるよう
に、コントローラ7により第1の電空レギュレータ13
が制御される。従って、第1の閉段階での操作圧の作用
が急変してAV11の閉じ速度が相対的に高まり、これ
によって、第1の閉段階から第2の閉段階までの間、即
ちAV11が全閉するまでの間の所要時間が相対的に短
くなる。このため、AV11の閉弁応答性を高めること
ができ、上記開閉制御弁5の構造の作用・効果に加え、
或いは、同構造の作用・効果と相俟って、各電空レギュ
レータ13,14により、対応するAV11、SV12
の操作応答性を高めることができる。この意味で、AV
11及びSV12の協働によりノズル3から導出される
レジスト液の液切れを良好なものにすることができる。
【0041】この実施の形態では、上記のように第1及
び第2の閉段階を経て段階的にAV11が全閉となるよ
うに、コントローラ7が1第1の電空レギュレータ13
を制御する。従って、第1の閉段階の期間T3、又は第
2の閉段階の期間T4の長さを適宜に設定変更すること
により、ノズル3からの液切れを改良させる観点から、
AV11に多様な閉弁動作を行わせることができる。
【0042】この実施の形態では、SV12のサックバ
ックの開始時期を、AV11の閉弁開始時期に対してあ
る程度の範囲で可変にしている。この意味からも、ノズ
ル3からの液切れを改良することができる。
【0043】この実施の形態では、一つのコントローラ
7により第1及び第2の電空レギュレータ13,14を
連動的に制御している。このため、第1及び第2の電空
レギュレータ13,14が別々のコントローラにより制
御される場合と比較して、AV11及びSV12の動作
が安定的に連動し、ノズル3からのレジスト液の導出・
遮断の精度を安定化させることができる。
【0044】尚、この発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、発明の趣旨を逸脱することのない範囲
で以下のように実施することができる。
【0045】(1)前記実施の形態では、AV11の閉
弁時に、そのAV11を二段階を経て段階的に全閉させ
るようにしたが、二段階に限らず三段階、四段階等とし
てもよい。
【0046】(2)前記実施の形態では、開閉制御弁5
及びその制御装置を、レジスト塗布装置に具体化した
が、これに限定されるものでなく、その他の装置に適宜
具体化することもできる。
【0047】(3)前記実施の形態では、バルブ部15
とレギュレータ部16とを一体化させた開閉制御弁5の
構造と、AV11の閉弁時における二段階制御とを組み
合わせた。これに対し、バルブ部とレギュレータ部とを
互いに分離させてなる開閉制御弁においても、AVの閉
弁時における複数段階制御を実行してもよい。
【0048】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、互いに一体化
されたバルブ部又はレギュレータ部の中に、第1の電空
レギュレータからAVへ、第2の電空レギュレータから
SVへそれぞれ空気圧を短い距離で作用させるための第
1の短通路、第2の短通路を設けている。従って、第1
の電空レギュレータとAVとの間、第2の電空レギュレ
ータとSVとがそれぞれ極力短い距離でつながり、他の
配管の影響を極力受けることなくAV、SVへ直接的に
空気圧が作用することになる。このため、第1及第2の
電空レギュレータによるAV、SVの操作応答性を向上
させることができるという効果を発揮する。
【0049】請求項2の発明によれば、バルブと、電空
レギュレータとを備えた開閉制御弁の制御装置におい
て、バルブの閉弁時に、そのバルブが複数段階を経て段
階的に全閉となるように電空レギュレータを制御してい
る。従って、最初の閉段階での空気圧の作用が急変して
バルブの閉じ速度が相対的に高まり、これによって、バ
ルブが全閉するまでの間の所要時間が相対的に短くな
る。このため、電空レギュレータによるバルブの操作応
答性を向上させることができるという効果を発揮する。
【0050】請求項3の発明によれば、請求項1の発明
の開閉制御弁の制御装置置において、AVの閉弁時に、
そのAVが二段階を経て段階的に全閉となるように第1
の電空レギュレータを制御するようにしている。従っ
て、請求項1の発明の作用・効果に加えて、又は請求項
1の発明の作用・効果と相俟って、第1の閉段階での空
気圧の作用が急変してAVの閉じ速度が相対的に高ま
り、これによって、AVが全閉するまでの間の所要時間
が相対的に短くなる。この意味で、特に第1の電空レギ
ュレータによるAVの操作応答性を向上させることがで
きるという効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施の形態に係り、レジスト塗布装置を示す
概念構成図である。
【図2】一実施の形態に係り、開閉制御弁の空気回路構
成と電気回路構成を示す回路図である。
【図3】一実施の形態に係り、開閉制御弁の構造を示す
断面図である。
【図4】一実施の形態に係り、(a)〜(c)はコント
ローラの制御内容を示すタイムチャートである。
【図5】従来のAV閉弁動作と本発明のAV閉弁動作と
を比較して示すイムチャートである。
【符号の説明】
1 レジスト液(流体に該当する。) 5 開閉制御弁 7 コントローラ(閉弁制御手段に該当する。) 11 エアオペレートバルブ(AV) 12 サックバックバルブ(SV) 13 第1の電空レギュレータ 14 第2の電空レギュレータ 15 バルブ部 16 レギュレータ部 46 第1の短通路 69 第2の短通路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 冨田 洋 愛知県春日井市堀の内町850 シーケーデ ィ株式会社春日井事業所内 (72)発明者 ▲さかき▼原 秀典 愛知県春日井市堀の内町850 シーケーデ ィ株式会社春日井事業所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の流体の流れを調節するために空気
    圧の作用を受けて開閉され、互いに隣接して配置される
    エアオペレートバルブ及びサックバックバルブよりなる
    バルブ部と、 前記エアオペレートバルブ及び前記サックバックバルブ
    のそれぞれに作用する前記空気圧を比例的に調整するた
    めに電気的に駆動され、互いに隣接して配置される第1
    の電空レギュレータ及び第2の電空レギュレータよりな
    るレギュレータ部とを備えた空気圧駆動用の開閉制御弁
    において、 前記バルブ部と、前記レギュレータ部とを互いに一体化
    して設け、それら一体化されたバルブ部又はレギュレー
    タ部の中に、前記第1の電空レギュレータから前記エア
    オペレートバルブへ前記空気圧を短い距離で作用させる
    ための第1の短通路と、前記第2の電空レギュレータか
    ら前記サックバックバルブへ前記空気圧を短い距離で作
    用させるための第2の短通路とを設けたことを特徴とす
    る空気圧駆動用の開閉制御弁。
  2. 【請求項2】 所定の流体の流れを調節するために空気
    圧の作用を受けて開閉されるバルブと、 前記バルブに作用する前記空気圧を比例的に調整するた
    めに電気的に駆動される電空レギュレータとを備えた空
    気圧駆動用の開閉制御弁のための制御装置であり、前記
    バルブを開閉制御するために前記電空レギュレータを制
    御する制御装置において、 前記バルブの閉弁時に、そのバルブが複数段階を経て段
    階的に全閉となるように前記電空レギュレータを制御す
    るための閉弁制御手段を設けたことを特徴とする空気圧
    駆動用の開閉制御弁の制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の空気圧駆動用の開閉制
    御弁のための制御装置であり、前記エアオペレートバル
    ブ及び前記サックバックバルブを開閉制御するために前
    記第1及び第2の電空レギュレータをそれぞれ制御する
    ための制御装置において、 前記エアオペレートバルブの閉弁時に、そのエアオペレ
    ートバルブが二段階を経て段階的に全閉となるように前
    記第1の電空レギュレータを制御するための閉弁制御手
    段を設けたことを特徴とする空気圧駆動用の開閉制御弁
    の制御装置。
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