JPS6014056Y2 - 急速排出弁付流量制御弁 - Google Patents

急速排出弁付流量制御弁

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JPS6014056Y2
JPS6014056Y2 JP14349476U JP14349476U JPS6014056Y2 JP S6014056 Y2 JPS6014056 Y2 JP S6014056Y2 JP 14349476 U JP14349476 U JP 14349476U JP 14349476 U JP14349476 U JP 14349476U JP S6014056 Y2 JPS6014056 Y2 JP S6014056Y2
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JP
Japan
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valve
passage
port
flow control
control valve
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JP14349476U
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JPS5361738U (ja
Inventor
智満 飯泉
Original Assignee
焼結金属工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、空気圧を使用するアクチェータに供給する
圧縮空気の量を制御する流量制御弁に関するもので、特
に、急速排出弁を別個に設けることなくアクチェータの
始動時間を短縮できる弁に関するものである。
第1図はアクチェータの始動時間の短縮を遠戚した従来
例であり、負荷aを駆動するアクチェータbのロッド側
室Cと切換弁dの一方のポートとを結ぶ通路中に流量制
御弁eを設け、この流量制御弁eと上記ロッド側室Cと
を結ぶ通路中に、この通路を流れる圧縮空気を所定の時
間に所定の量だけ急速に外部に排出することができる切
換弁fを設けるとともに、アクチェータbのヘッド側室
gと切換弁dの他方のポートとを結ぶ通路中に流量制御
弁りを設けたものである。
すなわち、第1図において、切換弁dを切り換え、負荷
aを駆動させる場合、今、ピストンiの受圧面積をA、
ロッド側室Cの圧力をPR,ヘッド側室gの圧力をPH
1負荷aを駆動するに要する力をWとすると、負荷aが
駆動されるためには、 PHXA’>PRXA十W でなければならず、この条件を満足する状態になって始
めてピストンiが移動し始め負荷が駆動される。
すなわち、切換弁dを切換えてから前記の条件を満足す
る状態になるまでには時間を要するが、これを始動時間
といい、この時間を短くすることはアクチェータの応答
性を高めその応用範囲を著るしく広げることとなり、き
わめて重要である。
第1図においては切換弁dを切り換える前は、ロッド側
室Cの圧力は高圧であり、かつ空気流量も多い。
この状態で切換弁dを切り換えるとヘッド側室gが高圧
となり、瞬間的にはヘッド側室Cと同じ圧力となるが、
ロッド側室Cの圧縮空気は切換弁fあるいは流量制御弁
eを通じて外部に排出されることとなるので次第に圧力
が低下し、上記(1)式を満足する状態になったときに
アクチェータbが始動する。
もし、切換弁fを設けずに流量制御弁eのみでロッド側
室Cの圧縮空気を排出するとすれば、流量制御弁eの流
量はピストンiが極端に急激に移動してその衝撃力によ
ってアクチェータbを破損することのないようにするた
めに必要なだけ絞ってあり、このため排出速度は比較的
に遅く、上記(1)式を満足する状態となるまでに比較
的長い時間を要することとなる。
このため、第1図においては、切換弁dを切り換えると
同時に切換弁fを切り換えてロンド室Cの空気を急速に
外部に排出し、(1)式を満足する状態となった瞬間に
再び切り換えて外部との通路を遮断して流量制御弁eの
みを通してロッド側室Cの空気を外部に排出するように
して、始動時間をきわめて短時間にするとともにアクチ
ェータを破損するおそれもないようにしたものである。
しかしながら、上述の従来例においては空気を急速に排
出するための切換弁fを別個に設けてこの切換弁fの切
り換えを切換弁dの切り換えと同期させ、かつ(1)式
が満足する所定の時間後に再び切り換える必要があるが
、この所定の時間は一般にきわめて短時間であり、かつ
、負荷の相違によって微妙に異なり、これを正確に設定
しない限り、流量制御弁eの存在が無意味となり、アク
チェータbを破損するおそれが出てくる。
それ故、きわめて短い時間間隔を正確に所定の時間に設
定するための電気的回路手段が必要となる。
しかも、異なった負荷を駆動するためにはその度ごとに
この時間を何んらかの手段によって求めて設定しなけれ
ばならない。
このように従来のものは、流量制御弁とは別に急速排出
弁が必要であること、またこの急速排出弁を制御するた
めの正確な時間設定のできる回路手段を必要とすること
、さらにはこれらを設置するための配管、配線の材料及
びその工数を必要とすること等から構成が複雑となり、
故障率が増大するとともにコスト高になり、その応用範
囲も限られるという欠点を有するものである。
この考案は、上記従来の構成機器による空気圧制御回路
の欠点を解決し、初期始動時間の遅れをなくして駆動時
間の短縮を計ると共に、複数の機器の機能を比較的単純
な構造の単一機器に集約化することにより故障率が低く
、かつコストダウンが計れる急速排出弁付流量制御弁の
提供を目的とするものである。
次にこの考案を流量制御弁をロッド側に、考案の急速排
出弁付流量制御弁をヘッド側としてメータアウトタイプ
で構成した第2図について説明する。
第2図において、1はアクチュエータのシリンダ体であ
って、このシリンダ体1内にはピストン2がこのシリン
ダ体1の内壁に沿って気水密に摺動可能に嵌装され、こ
のピストン2にとりつけたピストン・ロッド3は、前記
シリンダ体1の外に突出されて、このピストン・ロッド
3(#jJきが、必要とする仕事に変換される。
前記シリンダ体1のピストン2によって仕切られた二つ
の室4,5の両端部からはそれぞれ管路6.7が導出さ
れ、一方の管路6は、急速排気弁付流量制御弁8のボデ
ィ9に形成された出入口ポート10に接続される。
前記ボディ9は切換弁10′を介して圧縮空気の供給管
路11を接続した供給ポート12と、大気に開口する排
気ポート13とが設けられており、前記供給ポート12
に連ねてボディ9内に形成される逆止弁14は、流れの
方向によって供給ポート12及び通路22を開閉しうる
板弁状の弁本体15と、その外周部の可撓性環状壁16
とから威り、この可撓性環状壁16は圧縮空気が供給ポ
ート12から前記出入口ポート10に向って流通すると
きはその圧力によって下流路へ撓屈して圧縮空気を流し
、これに対して出入口ポート10から供給ポート12へ
の圧縮空気の流通を阻止する機能を有する。
前記ボディ9内に形成される中空筒片17は、前記供給
ポート12から出入口ポート10への圧縮空気の流通に
際しては前記逆止弁14の弁本体15によって閉塞され
るが、出入口ポート10から排気ポート13への圧縮空
気の流通に際して開放され、この中空筒片17の末端に
形成した弁座18に就座するピストン状弁体19と前記
ボディ9にねじ込まれて調整しうるばね受け20との間
にばね21を縮設し、このばね21の力を調整すること
によって、弁体19は所定の弾性力を介して前記中空筒
片17から前記排気ポート13に至る通路22を閉塞す
ることになる。
前記弁体19内には流通路23を形威し、この流通路2
3内にはこの流通路23を挟窄する絞り弁24を嵌挿し
、この絞り弁24の開度を調整可能であるようにその弁
桿25のねじ部26を前記ばね受け20にねじ込み、こ
の弁桿25の端部には調整用具挿入用の溝27を設けて
おく。
尚、他方の管路7には流量制御弁28がメークアウトで
配設されている。
上記の構成において、先ず、供給管路11からシリンダ
体1の室4内に圧縮空気を送り込む際は、前記逆止弁1
4は上昇して通路22を塞ぎ、圧縮空気は第3図aに示
すように可視性環状壁16を通り、フリーフローで出入
口ポート10から室4に導かれ、ピストン2を下方へ押
し動かす。
この際、室5側の圧縮空気は、管路7を通り流量制御弁
28の可変絞り29によって流量制御されて切換弁10
′から排出される。
次いで切換弁10′の切り換えの結果、流量制御弁28
からフリーフローで室5内へ圧縮空気が供給される。
一方、管路11の圧力は、切換弁10′から大気へ排出
されるため低下し、室4内の圧力により圧縮空気は管路
6を介して出入口ポート10へ導かれ、逆止弁14を押
し下げ、供給ポート12を塞ぐと共に通路22内に入り
、当初は排出圧が高いためピストン状弁体19がばね2
1の力に抗して後退させられているので、第3図すに示
す通り通路22から排出ポート13へ急速排気される。
排出圧が低下するとピストン状弁体19は、ばね21の
力により前進し弁座18に銃座させられるため、第3図
Cに示すように圧縮空気は絞り弁24によって挟窄され
た通路を通って排出ポート13から排出される。
したがってピストン2を第2図の上方ヘメークアウトで
押し動かす。
以上詳述したようにこの考案によれば、比較的単純な構
造の1個の弁のみで始動時間を短縮することができ、従
来のように別個に弁を設ける必要がないとともに複雑高
価な電気回路も必要としない。
このため種々の過酷な環境においても微妙な電気回路の
正常動作確保のための配慮が不要となるとともに故障率
の低下も期待でき、かつ部材のコスト及び設置のための
コストを節約できる等のすぐれた効果を有するものであ
り、これがためこの種のアクチェータの応用範囲を著る
しく広げることも可能となるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す図であり、第2図はこの考案の急
速排出弁付流量制御弁を使用状態で示す断面図で、第3
図aないしCはこの考案の弁の各作動状態を示す図であ
る。 なお第2図において、9・・・・・・ボディ、10・・
・・・・出入口ポート、12・・・・・・供給ポート、
13・・・・・・排気ポート、14・・・・・・逆止弁
、16・・・・・・可撓性環状壁、19・・・・・・弁
体、22・・・・・・通路、23・・・・・・流通路、
24・・・・・・絞り弁、29・・・・・・ボディ、3
0・・・・・・出入口ポート、32・・・・・・供給ポ
ート、33・・・・・・排気ポート、34・・・・・・
逆止弁、38・・・・・・絞り弁、42・・・・・ゼス
トン状側壁である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ボディ9に流体の出入口ポート10と、供給ポート12
    と、排出ポート13とを設け、これら3つのポートを結
    ぶ通路中に、圧縮空気が出入口ポート10から流入する
    ときは供給ポート12への通路を閉じて排出ポート13
    への通路を開き、圧縮空気が供給ポート12から流入す
    るときは排出ポート13への通路を閉じて出入口ポート
    10への通路を開くという三方弁機能を備えた逆止弁1
    4を設け、この逆止弁14と排出ポート13とを結ぶ通
    路中に、一端を移動可能なようにボディ9に取り付けた
    ばね21の他端にとりつけられてこのバネの押圧力によ
    って逆止弁14を通じて流入する空気圧に抗して前記通
    路を閉じるとともに前記空気圧が上記ばね21の押圧力
    より大きいときは開くような弁体19を設け、この弁体
    19に前記排出ポート13に通ずる通路23を設け、こ
    の通路23中にこの通路を流れる空気の流量を調節でき
    るニードル弁24を設けた急速排出弁付流量制御弁。
JP14349476U 1976-10-27 1976-10-27 急速排出弁付流量制御弁 Expired JPS6014056Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP14349476U JPS6014056Y2 (ja) 1976-10-27 1976-10-27 急速排出弁付流量制御弁

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JP14349476U JPS6014056Y2 (ja) 1976-10-27 1976-10-27 急速排出弁付流量制御弁

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5361738U JPS5361738U (ja) 1978-05-25
JPS6014056Y2 true JPS6014056Y2 (ja) 1985-05-04

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ID=28752186

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14349476U Expired JPS6014056Y2 (ja) 1976-10-27 1976-10-27 急速排出弁付流量制御弁

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2575526B1 (fr) * 1984-12-28 1987-02-13 Telemecanique Electrique Ensemble de raccords fonctionnels pour verin pneumatique a montage combine pour assurer deux fonctions au moins

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Publication number Publication date
JPS5361738U (ja) 1978-05-25

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