JPH1182437A - 接着ファスナー - Google Patents

接着ファスナー

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JPH1182437A
JPH1182437A JP9240543A JP24054397A JPH1182437A JP H1182437 A JPH1182437 A JP H1182437A JP 9240543 A JP9240543 A JP 9240543A JP 24054397 A JP24054397 A JP 24054397A JP H1182437 A JPH1182437 A JP H1182437A
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adhesive
plunger
tank
mounting member
tank member
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JP9240543A
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Hideo Marui
秀夫 丸井
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POP RIVET FASTENER KK
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
    • F16B37/00Nuts or like thread-engaging members
    • F16B37/08Quickly-detachable or mountable nuts, e.g. consisting of two or more parts; Nuts movable along the bolt after tilting the nut
    • F16B37/0807Nuts engaged from the end of the bolt, e.g. axially slidable nuts
    • F16B37/0842Nuts engaged from the end of the bolt, e.g. axially slidable nuts fastened to the threaded bolt with snap-on-action, e.g. push-on nuts for stud bolts
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
    • F16B37/00Nuts or like thread-engaging members
    • F16B37/04Devices for fastening nuts to surfaces, e.g. sheets, plates
    • F16B37/048Non-releasable devices
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
    • F16B11/00Connecting constructional elements or machine parts by sticking or pressing them together, e.g. cold pressure welding
    • F16B11/006Connecting constructional elements or machine parts by sticking or pressing them together, e.g. cold pressure welding by gluing

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • Closures For Containers (AREA)
  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 真空カップやタブを必要としない接着ファス
ナーを提供する。 【解決手段】 接着ファスナー1は、本体部材2とタン
ク部材3とから成り、タンク部材3は、接着剤収容部1
0を形成し、一端が開口し且つ他端が剛性端壁13と破
断可能な薄肉部材14とによって閉じている。本体部材
2は、接着剤収容部10に開口側からスライド可能に挿
入されて接着剤を端部から押出すプランジャ18と、タ
ンク部材の外側に、プランジャと一体に移動するように
形成され、接着剤によって取付部材に接着される接着面
部22とを備えている。タンク部材の端部には、突起6
が設けられており、突起6を取付部材に接触させて本体
部材2を押圧すると、プランジャ18がタンク部材中の
接着剤を押圧してタンク部材の薄肉部14を破断して接
着剤が取付部材表面に流動し、更に本体部材を押圧する
と、接着面部が、流動した接着剤によって取付部材に固
着される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、接着剤を収容するタン
クを有し、取付部材への押圧によってタンク内の接着剤
を取付部材の表面へ押出すプランジャが設けられ、押出
された接着剤によって取付部材へ固着するようになった
接着ファスナーに関する。
【0002】
【従来の技術】特許第2541649号公報(米国特許
第5,044,852号明細書)及び特表昭60−50
0679号公報(国際公開 WO84/02960号明
細書)には、接着剤を収容するタンクを有し、取付部材
への押圧によってタンク内の接着剤を取付部材の表面へ
押出すプランジャが設けられ、押出された接着剤によっ
て取付部材へ固着するようになった接着ファスナーが開
示されている。この接着ファスナーは、パネル等の取付
部材に、穴をあけて取付ける必要がなくなり、スタッド
を溶接等によって固着する必要がなくなり、取付部材へ
の押圧という簡単な操作で取付部材に固着できるので便
利である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の接着フ
ァスナーには、まだ改良の余地が残っている。例えば、
特許第2541649号の接着ファスナーでは、取付部
材への位置決め及び仮止めに真空吸引を利用しており、
このため、本体に真空カップを形成する必要があり、ま
た、その真空吸引も取付部材の表面が粗面であれば十分
に発揮できない。更に、この真空カップは大径に形成さ
れていて取付部材への取付位置を塞いでしまい、正確な
位置決めに支障をきたすこともある。また、特表昭60
−500679号公報の接着ファスナーにおいては、取
付部材への接着面積を大きくするために、あるいは、取
付部材同士の連結を強固にするために、プランジャの押
圧によってタンクから半径方向外方へ延び出すタブを形
成する必要がある。この接着ファスナーの場合には、外
方に延び出たタブの周囲に接着剤が拡がるため、作業者
の指に直接触れる惧れもある。
【0004】従って、本発明の目的は、真空カップやタ
ブを必要としない接着ファスナーを提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決する手段】かかる目的を達成するため、本
発明によれば、接着剤を収容するタンク手段と取付部材
への押圧によって前記タンク手段内の接着剤を取付部材
の表面へ押出すプランジャ手段とを備え、該押出された
接着剤によって取付部材へ固着するようになった接着フ
ァスナーであって、前記タンク手段は、接着剤を収容す
る空洞部を形成し且つ、一端が開口し且つ他端が破断可
能に閉じている筒状のタンク部材で形成されており、該
タンク部材とは別体の本体部材を備え、該本体部材は、
タンク部材の空洞部に開口側からスライド可能に挿入さ
れて接着剤を前記破断可能な端部から押出すプランジャ
と、タンク部材の外側に、プランジャと一体に移動する
ように形成され、取付部材の表面に接触して接着剤によ
って取付部材に接着される接着面部とを備えており、タ
ンク部材の破断可能な端部には、軸心部に軸線方向にお
いて外側に突出する突起が設けられており、タンク部材
の空洞部に収容した接着剤を本体部材のプランジャで空
洞部に密閉するように嵌合した初期状態において、接着
面部は、タンク部材の破断可能端部から取付部材面より
遠い位置にあり、前記突起を取付部材に接触させて本体
部材を押圧すると、プランジャがタンク部材中の接着剤
を押圧してタンク部材の破断可能端部を破断して接着剤
が取付部材表面に流動し、更に本体部材を押圧すると、
接着面部が、取付部材表面に当接して流動した接着剤に
よって取付部材に固着される構成にされたことを特徴と
する接着ファスナーが提供される。
【0006】
【作用】この接着ファスナーは、真空カップやタブを必
要とせず、タンク部材の突起を取付部材に位置決めした
後そのまま本体部材を取付部材に押圧すれば、先ず、タ
ンク部材から接着剤が取付部材に押し出されて、取付部
材表面に接着剤が流れ出し、更に、本体部材を押圧する
ことによって、本体部材の接着面部が取付部材表面に接
触して、そこにある接着剤によって、接着面部が取付部
材表面に固着されることになる。従って、位置決めは、
細長い筒状のタンク部材の突起を取付部材の所定位置に
合わせることによって行うことができ、正確に位置決め
することができ、また、接着剤も、作業者の指に触れな
いように、接着面部と取付部材との間に閉じ込められ
る。
【0007】本発明の接着ファスナーにおいて、タンク
部材の破断可能端部の軸心に、前記突起と反対の方向に
ガイドピンを延ばし、該ガイドピンの外壁とタンク部材
の外筒部の内壁との間に筒状の接着剤収容部を形成し、
プランジャには、ガイドピンをスライド可能に受入れ
る、ガイドピンより長いガイド穴を形成して、プランジ
ャの移動を、ガイドピン及びガイド穴によってタンク部
材の軸心に沿って行われるのを確実にすることができ
る。この接着ファスナーにおいて、破断可能端部を、剛
性の端壁と該剛性端壁とガイドピンとの間の破断可能な
薄肉部とによって形成し、該薄肉部によって破断前にお
いてタンク部材の他端を閉じるように構成できる。ま
た、この接着ファスナーにおいて、薄肉部の寸法を、そ
の破断によって形成される接着剤の流出口からの接着剤
の流出速度が高くなるように選定し、接着剤の流動速度
を高くして、タンク部材からの接着剤の拡散を大きくで
きる。また、プランジャの先端には、タンク部材の筒状
接着剤収容部への挿入を容易にするように、その周方向
全体に渡って半径方向に弾性を持たせる円周スリットを
形成し、タンク部材の外筒部内壁には、プランジャ外壁
の周方向全体に渡って当接する周方向突部を形成し、接
着剤収容部内に接着剤を密閉しつつ、プランジャの移動
を滑らかにして、接着剤の押出しを滑らかに行う。
【0008】本発明の接着ファスナーにおいて、本体部
材の接着面部を、タンク部材の外筒部から半径方向外方
に延び出る円板形状に形成し、該接着面部の接着面に
は、半径方向に延びる複数の半径方向リブと、異なる半
径の複数の周方向リブとを形成して、放射方向にも円周
方向にも独立した余剰接着剤収容凹部を複数形成し、こ
れにより、余剰の接着剤も接着面部と取付部材との間に
封じ込めて、作業者の指が接着剤に触れるのを防止す
る。この接着ファスナーにおいて、接着面部に、タンク
部材外筒部を包囲するように形成された筒状支持部を一
体成形し、該筒状支持部をプランジャの端部に連結し、
筒状支持部とプランジャとの間に、タンク部材外筒部を
スライド可能に受入れる空間を形成して、プランジャと
接着面部とを一体にし且つプランジャの移動を容易にす
る。この接着ファスナーにおいて、筒状支持部とプラン
ジャとの間の空間に、プランジャの移動によって加圧又
は減圧された空気の逃がし穴を設け、プランジャの移動
を滑らかにする。
【0009】更に、上記した接着ファスナーにおいて、
プランジャと接着面部とを連結する筒状支持部の上端部
に、他の部材を固定するようにねじ又は周溝を形成した
棒状の係止部を一体成形することができる。この接着フ
ァスナーにおいて、この接着ファスナーにおいて、ワイ
ヤハーネス結束具等の他の部材を、接着面部が取付部材
に固着された後に、棒状係止部に取付けることができ、
別の例としては、ワイヤハーネス結束具等の他の部材
を、接着面部が取付部材に固着される前に、係止部に取
付けることもできる。また、上記の接着ファスナーにお
いて、プランジャと接着面部とを連結する筒状支持部の
側面には、他の部材を固定するようにねじ又は周溝を形
成することもできる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について、
図面を参照しながら説明する。図1及び図2は本発明の
実施例に係る接着ファスナー1の全体を示している。図
1は、組立て前若しくは分解した状態の接着ファスナー
1を示し、図2は組立て後の接着ファスナー1を、図示
の便宜上、接着剤のない状態で示している。図1及び図
2において、接着ファスナー1は、プラスチック材料で
一体成形された本体部材2と、プラスチック材料で一体
成形されたタンク部材3とから構成され、本体部材2と
タンク部材3とが連結された状態で使用される。図3〜
図5は、本体部材2の側面図、底面図及び図4のA−A
線断面図を示している。図6及び図7は、タンク部材の
半断面正面図及び底面図を示している。図8及び図9
は、組立て後の接着ファスナーの断面正面図及び底面図
を示している。図10の(A)〜(C)は、接着ファス
ナー1をパネル等の取付部材5に固着する手順を示して
いる。
【0011】先ず、図1、2及び図6、7を参照して、
タンク部材3を説明する。タンク部材3は、全体とし
て、円筒状に形成され、上端が開口し且つ下端が閉じて
いて、内部に接着剤を収容する空洞部を形成している。
タンク部材3の下端には、その軸心部に、軸線方向にお
いて外側すなわち下方に突出する突起6が設けられてい
る。また、タンク部材3の閉じた下端部からは、突起6
と反対の方向すなわち上方に向けてタンク部材3の上端
近くまで延びるガイドピン7が形成されている。このガ
イドピン7の外壁とタンク部材3の外筒部9の内壁との
間には、筒状の接着剤収容部10が形成され、図8に図
示のように、接着剤収容部10には流体状の接着剤11
が収容される。この接着剤としては、特許第25416
49号公報及び特表昭60−500679号公報に記載
されるものを使用することができ、他の速乾性の液状接
着剤を使用することができる。
【0012】タンク部材3の下端部は閉じており、この
下端部は外側の剛性の端壁13と、剛性端壁13とガイ
ドピン7との間の破断可能な薄肉部14とによって形成
されている。薄肉部14は、接着剤収容部10に収容さ
れた接着剤が、後述のプランジャによって押圧される
と、その圧力が剛性端壁13を下方に押圧するが、突起
6は取付部材に当接して停止したままであるので、外筒
部9と剛性端壁13とが下方に移動し、このとき破断さ
れる。この破断の強度は薄肉部14の厚さによって適正
に選定できる。薄肉部14が破断されると、接着剤が下
方に流出する流出口を剛性端壁13と突起6の外壁との
間に形成する。この流出口の大きさを狭く形成すると、
ノズルのようになり、接着剤の押圧力を高くすると、流
出する液状の接着剤の速度を高くなり、そのノズル状流
出口によって、接着剤が霧状に噴射されて、一様に拡散
して放出されるので好ましく、また、その拡散によって
接着剤の固化時間も短くなる利点もある。外筒部9の下
端には、短く下方に突出する小さい脚部15が、4個所
に形成され、これらの脚部15の間に接着剤放出用隙間
が形成されており、外筒部9の下端部が取付部材に当接
したとき、外筒部9と取付部材との間に接着剤放出用隙
間を確保し、この隙間を通って接着剤がタンク部材3の
下端部から半径方向外方に放出される。この脚部15
は、薄肉部14が連結された初期状態では、突起6より
も相当に短く形成されており、外筒部9と剛性端壁13
との下方への移動を妨げることはない。タンク部材3の
外筒部9の内壁には、ガイドピン7の上端に近い高さ位
置に、周方向全体に渡る周方向突部17が形成されてお
り、後述のプランジャの外壁の周方向全体に渡って当接
し、接着剤を接着剤収容部10内に密封する。
【0013】次に、図1、2及び図3〜5を参照して、
本体部材2を説明する。本体部材2は、タンク部材3の
接着剤収容部10に開口側端部すなわち上端からスライ
ド可能に挿入されるプランジャ18を有する。このプラ
ンジャ18は、接着剤収容部10を満たす断面及び長さ
を持つ円筒状に形成されている。軸心部分には、タンク
部材3のガイドピン7をスライド可能に受入れる、ガイ
ドピン7より長いガイド穴19が形成され、プランジャ
18は、全体として中空の円筒状に形成されている。タ
ンク部材3のガイドピン7とこれを受入れるガイド穴1
9とによって、プランジャ18の移動は、タンク部材3
の軸心に沿って行われるのを確実にしている。従って、
プランジャ18への押圧力が多少斜め方向から加わって
もプランジャ18は滑らかにタンク部材3の軸心に沿っ
て移動することができる。プランジャ18の先端(下
端)側には、タンク部材3の接着剤収容部10への挿入
を容易にするように、その中間厚さ位置に、周方向全体
に渡って半径方向に弾性を持たせる円周スリット21が
形成されている。この円周スリット21により、プラン
ジャ18の先端部は、外壁が半径方向内方に撓むことが
でき、内壁が半径方向外方に撓むことができる。タンク
部材3の外筒部9の内壁の周方向突部17があっても、
プランジャ18の挿入を容易にし且つ挿入後において接
着剤収容部10の密閉を確実にする。プランジャ18
は、接着剤収容部10にある接着剤を初期状態では、そ
のまま密閉して保持するが、接着ファスナー1を取付部
材に固着する場合には、下方への移動によって、接着剤
収容部10にある接着剤をほぼ全て放出するように作用
する。従って、プランジャ18の形状及び長さは、プラ
ンジャ18が完全に押し込まれたとき接着剤収容部10
を埋め尽くすように選定される。なお、プランジャ18
の外面には、プランジャ18が初期状態にある状態にお
いて、外筒部9の内壁の周方向突部17を受入れて軽く
係止しクリック音を発する周方向凹部が形成されるのが
好ましく、これによって、プランジャ18が初期状態に
連結されたことを簡単に知ることができる。
【0014】本体部材2は、更に、タンク部材3の外側
に、プランジャ18と一体に移動するように形成され、
取付部材の表面に接触して接着剤によって取付部材に接
着される水平の円板形状の接着面部22と、接着面部2
2から、タンク部材3の外筒部9を包囲するように上方
に延びるように、接着面部22に一体成形された筒状支
持部23とを有する。筒状支持部23の上端は、円形に
形成されて、プランジャ18の上端に一体的に連結され
ており、接着面部22はプランジャ18の移動によって
一緒に移動する。筒状支持部23とプランジャ18との
間には、タンク部材外筒部9をスライド可能に受入れる
円筒状の空間25が形成されている。この空間25を形
成する筒状支持部23には、プランジャ18の移動によ
って加圧又は減圧された空間25内の空気を逃がすため
の空気穴26が設けられている。この空気穴26によっ
て、プランジャ18の押圧時にタンク部材3の外筒部9
が円筒状空間25の空気を圧縮することによる反力をな
くすことができ、プランジャ18の移動を滑らかにし、
接着面部22と取付部材との接着後の離反を阻止するこ
とができる。
【0015】接着面部22の高さを定める筒状支持部2
3の長さは、初期状態(接着剤がタンク部材3の接着剤
収容部10に収容され、薄肉部14が連結された状態)
において、接着面部22がタンク部材3の外筒部9の下
端すなわち破断可能な薄肉部14から上方に離れた位置
にある長さに選定される。そして、筒状支持部23の長
さは、接着完了状態(プランジャ18が最下位置にあ
り、接着剤収容部10の接着剤が放出され終えた状態)
において、接着面部22が取付部材に密接するように当
接する長さに選定される。このように筒状支持部23の
長さを定めることによって、タンク部材3の突起6を取
付部材に接触させて本体部材2を押圧すると、先ず、プ
ランジャ18が、接着剤収容部10の接着剤を加圧し
て、剛性端壁13及び外筒部9を下方に押下げ、薄肉部
14が破断されて、接着剤の流出口が剛性端壁13と突
起6との間に形成され、プランジャ18の押下げの続行
によって、接着剤収容部10の接着剤が流出口から流れ
出しつつ外筒部9の脚部15が取付部材に当接し、脚部
15の間の隙間から取付部材の表面上に、接着剤が拡散
するように放出される。次に、プランジャ18の押下げ
の続行によって、接着面部22が、取付部材表面に当接
してそこにある接着剤によって取付部材に固着されるこ
とになる。
【0016】接着面部22は、タンク部材2の外筒部9
から半径方向外方に延び出る円板形状に形成されてい
る。そして、接着面部22の下面側すなわち取付部材に
接着する面には、半径方向外方に延びる複数(図示の例
では8本)の半径方向リブ27と、異なる半径の複数
(図示の例では8本)の周方向リブ29とが形成されて
いる。これらのリブ27、29によって、接着面部22
の下面側には、放射方向にも円周方向にも独立した余剰
接着剤収容凹部30が複数(図示の例では16個)形成
されている。接着面部22が取付部材表面に当接する
と、多数の半径方向リブ27と周方向リブ29とが取付
部材に接触してその接着面積を十分に確保することがで
き、また、多数の接着剤収容凹部30によって、余剰の
接着剤が接着面部と取付部材との間に封じ込められる。
従って、作業者の指が接着剤に触れるのを防止すること
もできる。
【0017】筒状支持部23の上面には、他の取付部材
を固定することができるように、ねじを設けた棒状の係
止部31が一体成形されている。図示の係止部31に
は、側面にねじが形成されているが、側面に周溝を形成
した棒状の係止部でもよい。また、それ以外の構成の係
止部であってもよく、図14及び図15に示すように、
筒状支持部23の側面に直接ねじ又は周溝を形成して、
筒状支持部23を係止部とすることもできる。更に、他
の任意の係止部を形成してもよい。
【0018】かかる構成で成る接着ファスナー1を取付
部材5に接着して固着する操作を、図8、9及び図10
の(A)〜(C)を参照して説明する。図8において、
接着剤11をタンク部材3の接着剤収容部10に収容し
た後、本体部材2のプランジャ18を接着剤収容部10
の開口側から挿入して、薄肉部14を破断しないように
しながらプランジャ18の先端が接着剤11に接する位
置まで押し込む。この位置は、例えば、タンク部材3の
外筒部9の内壁の周方向突部17が、プランジャ18に
形成された周方向凹部(図示せず)に嵌まることによる
クリック音によって知ることもできる。図8及び図9に
示すように、接着剤がタンク部材3の接着剤収容部10
に収容され、薄肉部14が連結された初期状態が、接着
ファスナー1が、組立て完成状態であり、この状態で接
着ファスナーとして各場所で使用される。
【0019】図10(A)〜(C)において、接着ファ
スナー1が、取付部材5に固着される。(A)におい
て、接着ファスナー1のタンク部材3の突起6が、取付
部材5の所定の位置に位置決めされる。この位置決め
は、細い先端の突起6を取付部材5の指定位置に置くの
でその位置決めは確実である。位置決めした後、矢印3
3のように、本体部材の係止部31の上面から押し込み
力が加えられる。この押し込み力によって、プランジャ
18が押下げられ、接着剤収容部10の接着剤11を加
圧する。加圧された接着剤11は、タンク部材3の剛性
端壁13及び外筒部9を下方に押下げるように作用す
る。この押下げ力によって、(B)に図示のように、接
着剤収容部10の下端の薄肉部14が破断されて、接着
剤11の流出口34が、剛性端壁13と突起6との間に
形成される。
【0020】図10(B)の矢印35に示すように、プ
ランジャ18の押下げの続行によって、接着剤収容部1
0の接着剤11が流出口34から接着剤収容部10の下
端から取付部材5の側に流れ出す。また外筒部9の脚部
15が取付部材5に当接し、脚部15の間に接着剤を放
出するための隙間を確保する。更に、矢印35に示すよ
うに、押し込み力をそのまま加え続けると、脚部15の
間の隙間から取付部材の表面上に、接着剤が拡散するよ
うに放出される。この隙間を狭くしてノズル状に形成す
ることによって、更に一様に拡散させるのが好ましい。
接着剤の取付部材表面への放出(拡散)後も、プランジ
ャ18の押下げが続行され、(C)に図示のように、接
着面部22のリブ27及び29が、取付部材5の表面に
当接し、そこにある接着剤によって、接着面部22のリ
ブ27及び29が取付部材5に固着される。なお、余剰
の接着剤11は、多数の接着剤収容凹部30によって、
接着面部と取付部材との間に封じ込めら、作業者の指が
接着剤に触れるのを防止する。このようにして、本体部
材2への押し込み力だけで、接着ファスナー1は、取付
部材5の所定位置に接着剤によって永久的に固着され
る。
【0021】図11(A)及び(B)は、取付部材5に
固着された接着ファスナー1を用いて他の部材37を取
付ける様子を示している。(A)の矢印41に示すよう
に、他の部材37の取付穴38を係止部31に合わせて
貫通するように配置する。その後、(B)に図示のよう
に、ナット39を係止部31に螺合させて、他の部材3
7を係止部31に固定し、これにより、取付部材5に他
の部材37を固定することができる。
【0022】図12(A)及び(B)は、取付部材5に
固着された接着ファスナー1を用いて、ワイヤハーネス
42を取付部材5に取付ける様子を示している。ワイヤ
ハーネス42は、ワイヤハーネス結束具43によって保
持されている。結束具43はワイヤハーネス42を保持
するバンド45とバンド45を結束状態にロックするバ
ックル46とを有し、更に、結束具43を接着ファスナ
ー1の係止部31に係止する係止部49を有し、係止部
49には係止爪50が設けられている。結束具43の係
止部43が、(A)の矢印51に示すように、接着ファ
スナー1の係止部31に押しつけられて、(B)に図示
のように、結束具43が接着ファスナー1に固定され
る。これによって、ワイヤハーネス42が取付部材5に
取付けられる。図13(A)〜(C)は、図12の例と
違う例であって、ワイヤハーネス結束具43を接着ファ
スナー1に先に取付けておき、結束具43を保持した接
着ファスナー1を取付ける例を示す。すなわち、図13
(A)の矢印53に図示のように、ワイヤハーネス42
を保持した結束具43の係止部49を、固着前の接着フ
ァスナー1の係止部31に係止させる。次に、接着ファ
スナー1の突起6を取付部材5の所定位置に位置決めし
て、ワイヤハーネス結束具43の係止部49を矢印54
のように押下げる。これによって、(C)に図示のよう
に、接着ファスナー1が取付部材1に固着され、接着フ
ァスナー1には結束具43が取付けられているので、ワ
イヤハーネス42が取付部材5に取付蹴られる。この図
13の例は、例えば、ワイヤハーネス等のメーカーが、
接着ファスナー付きのワイヤハーネスを、自動車の艤装
ラインに納入する場合に適している。
【0023】図14(A)及び(B)は、筒状支持部2
3の側面に、直接、ねじ55を形成してこの部分を係止
部とした例を示している。このねじ55は、周溝であっ
てもよい。図示の例において、ワイヤハーネス42が結
束具43によって保持されており、結束具43の係止部
49は、筒状支持部23のねじ55の外径に合わせて大
きく形成されている。接着ファスナー1が取付部材5に
固着された後、ワイヤハーネス結束具43の係止部49
が筒状支持部23を受入れるように押下げられて、
(B)に図示のように、係止爪50が筒状支持部23の
ねじ55に係止し、これにより、結束具43が接着ファ
スナー1に固定され、ワイヤハーネス42が取付部材5
に取付けられる。この例においても、結束具43は、図
13の例と同様に、固着前の接着ファスナー1に係止さ
せておいてもよい。図15(A)及び(B)は、筒状支
持部23の側面に、図14の例と同じように、ねじ55
を形成してこの部分を係止部とした例であって、これを
用いて、他の部材57を取付ける例を示している。この
図15の例では、(A)に示すように、他の部材57の
取付穴をねじ55のある筒状支持部23に合わせて貫通
するように配置する。その後、(B)に図示のように、
ナット58をねじ55に螺合させ、他の部材57を接着
ファスナー1に固定し、これにより、取付部材5に他の
部材57を固定する。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、接着ファスナーは、真
空カップやタブを必要とせず、タンク部材の突起を取付
部材に位置決めした後そのまま本体部材を取付部材に押
圧すれば、先ず、タンク部材から接着剤が取付部材に押
し出されて、取付部材表面に接着剤が流れ出し、更に、
本体部材を押圧することによって、本体部材の接着面部
が取付部材表面に接触して、そこにある接着剤によっ
て、接着面部が取付部材表面に固着されることになる。
従って、位置決めは、細長い筒状のタンク部材の突起を
取付部材の所定位置に合わせることによって行うことが
でき、正確に位置決めすることができ、また、接着剤
も、作業者の指に触れないように、接着面部と取付部材
との間に閉じ込められる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の接着ファスナーの組立て前の断面斜視
図である。
【図2】説明の便宜上、接着剤を収容していない、本発
明の接着ファスナーの組立て後の断面斜視図である。
【図3】接着ファスナーの本体部材の正面図である。
【図4】接着ファスナーの本体部材の底面図である。
【図5】図4の接着ファスナーのA−A線断面図であ
る。
【図6】接着ファスナーのタンク部材の半断面正面図で
ある。
【図7】接着ファスナーのタンク部材の底面図である。
【図8】接着剤を収容した本発明の接着ファスナーの正
面断面図である。
【図9】図8の接着ファスナーの底面図である。
【図10】接着ファスナーの取付部材への取付け手順を
示す図であり、(A)は接着ファスナーを取付部材に位
置決めした初期状態を示す図、(B)は取付けの途中を
示す図、(C)は取付けの完了を示す図である。
【図11】取付部材に固着された接着ファスナーを用い
て他の部材を取付ける様子を示す図であり、(A)は取
付け前の状態を示す図、(B)は、取付け後の状態を示
す図である。
【図12】取付部材に固着された接着ファスナーを用い
てワイヤハーネスを取付ける様子を示す図であり、
(A)は取付け前の状態を示す図、(B)は、取付け後
の状態を示す図である。
【図13】接着ファスナーを用いてワイヤハーネスを取
付ける、図12のとは違う例を示す図であり、(A)は
接着ファスナーにワイヤハーネス結束具を先に取付ける
様子を示す図、(B)は結束具付きの接着ファスナーを
取付部材に取付ける様子を示す図、(C)は取付け後の
状態を示す図である。
【図14】別の係止部を有する接着ファスナーを取付部
材に固着して、ワイヤハーネスを取付部材に取付ける様
子を示す図であり、(A)はワイヤハーネスの取付け前
の状態を示す図、(B)は、取付け後の状態を示す図で
ある。
【図15】図14の係止部を有する接着ファスナーを取
付部材に固着して、他の部材を取付部材に取付ける様子
を示す図であり、(A)は他の部材の取付け前の状態を
示す図、(B)は、取付け後の状態を示す図である。
【符号の説明】
1 接着ファスナー 2 本体部材 3 タンク部材 5 取付部材 6 タンク部材の突起 7 ガイドピン 9 タンク部材の外筒部 10 接着剤収容部 11 接着剤 13 剛性の端壁 14 薄肉部 15 脚部 17 周方向突部 18 プランジャ 19 ガイド穴 21 円周スリット 22 接着面部 23 筒状支持部 25 空間 26 空気穴 27 半径方向リブ 29 周方向リブ 30 接着剤収容凹部 31 係止部 34 流出口 37 他の部材 39 ナット 42 ワイヤハーネス 43 ワイヤハーネスの結束具 45 バンド 46 バックル 49 係止部 50 係止爪 55 ねじ 57 他の部材 58 ナット

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接着剤を収容するタンク手段と取付部材
    への押圧によって前記タンク手段内の接着剤を取付部材
    の表面へ押出すプランジャ手段とを備え、該押出された
    接着剤によって取付部材へ固着するようになった接着フ
    ァスナーにおいて、 前記タンク手段は、前記接着剤を収容する空洞部を形成
    し且つ、一端が開口し且つ他端が破断可能に閉じている
    筒状のタンク部材で形成されており、該タンク部材とは
    別体の本体部材を備え、該本体部材は、タンク部材の空
    洞部に前記開口側からスライド可能に挿入されて前記接
    着剤を前記破断可能な端部から押出すプランジャと、前
    記タンク部材の外側に、前記プランジャと一体に移動す
    るように形成され、前記取付部材の表面に接触して前記
    接着剤によって取付部材に接着される接着面部とを備え
    ており、前記タンク部材の破断可能な端部には、軸心部
    に軸線方向において外側に突出する突起が設けられてお
    り、タンク部材の空洞部に収容した接着剤を本体部材の
    プランジャで空洞部に密閉するように嵌合した初期状態
    において、前記接着面部は、タンク部材の破断可能端部
    から取付部材面より遠い位置にあり、前記突起を取付部
    材に接触させて本体部材を押圧すると、プランジャがタ
    ンク部材中の接着剤を押圧してタンク部材の破断可能端
    部を破断して接着剤が取付部材表面に流動し、更に本体
    部材を押圧すると、接着面部が、取付部材表面に当接し
    て前記流動した接着剤によって該取付部材に固着される
    構成にされたことを特徴とする接着ファスナー。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の接着ファスナーにおい
    て、前記タンク部材の破断可能端部の軸心には、前記突
    起と反対の方向にガイドピンが延びて、該ガイドピンの
    外壁とタンク部材の外筒部の内壁との間に筒状の接着剤
    収容部が形成されており、前記プランジャには、前記ガ
    イドピンをスライド可能に受入れる、ガイドピンより長
    いガイド穴が形成されて、プランジャの移動は前記ガイ
    ドピン及びガイド穴によってタンク部材の軸心に沿って
    行われるのを確実にすることを特徴とする接着ファスナ
    ー。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の接着ファスナーにおい
    て、前記破断可能端部は、剛性の端壁と該剛性端壁とガ
    イドピンとの間の破断可能な薄肉部とによって形成され
    ており、該薄肉部は、破断前においてタンク部材の前記
    他端を閉じていることを特徴とする接着ファスナー。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の接着ファスナーにおい
    て、前記薄肉部の寸法は、その破断によって形成される
    接着剤の流出口からの接着剤の流出速度が高くなるよう
    に選定されていることを特徴とする接着ファスナー。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載の接着ファスナーにおい
    て、前記プランジャの先端には、タンク部材の筒状接着
    剤収容部への挿入を容易にするように、その周方向全体
    に渡って半径方向に弾性を持たせる円周スリットが形成
    されており、タンク部材の外筒部内壁には、プランジャ
    外壁の周方向全体に渡って当接する周方向突部が形成さ
    れ、前記接着剤収容部内に接着剤が密閉されることを特
    徴とする接着ファスナー。
  6. 【請求項6】 請求項1項に記載の接着ファスナーにお
    いて、前記本体部材の接着面部は、前記タンク部材の外
    筒部から半径方向外方に延び出る円板形状に形成されて
    おり、該接着面部の接着面には、半径方向に延びる複数
    の半径方向リブと、異なる半径の複数の周方向リブとが
    形成されて、放射方向にも円周方向にも独立した余剰接
    着剤収容凹部が複数形成されていることを特徴とする接
    着ファスナー。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の接着ファスナーにおい
    て、前記接着面部には、前記タンク部材外筒部を包囲す
    るように形成された筒状支持部が一体成形されて、該筒
    状支持部が前記プランジャの端部に連結されており、該
    筒状支持部とプランジャとの間には、前記タンク部材外
    筒部をスライド可能に受入れる空間が形成されているこ
    とを特徴とする接着ファスナー。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の接着ファスナーにおい
    て、前記筒状支持部には、プランジャの移動によって前
    記空間内で加圧又は減圧される空気の逃がし穴が設けら
    れていることを特徴とする接着ファスナー。
  9. 【請求項9】 請求項7に記載の接着ファスナーにおい
    て、プランジャと接着面部とを連結する前記筒状支持部
    の上端部には、他の部材を固定するようにねじ又は周溝
    を形成した棒状の係止部が一体成形されていることを特
    徴とする接着ファスナー。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の接着ファスナーにお
    いて、前記他の部材は、接着面部が取付部材に固着され
    た後に、前記棒状係止部に取付けられることを特徴とす
    る接着ファスナー。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の接着ファスナーに
    おいて、前記他の部材は、接着面部が取付部材に固着さ
    れる前に、前記係止部に取付けられることを特徴とする
    接着ファスナー。
  12. 【請求項12】 請求項7に記載の接着ファスナーにお
    いて、プランジャと接着面部とを連結する前記筒状支持
    部の側面には、他の部材を固定するようにねじ又は周溝
    が形成されていることを特徴とする接着ファスナー。
JP9240543A 1997-09-05 1997-09-05 接着ファスナー Pending JPH1182437A (ja)

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US09/144,692 US6017176A (en) 1997-09-05 1998-09-02 Adhesive-dispensing fastener

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