JP2014055623A - ファスニング材および取り付け部材の製造方法 - Google Patents

ファスニング材および取り付け部材の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】接着剤を介して取り付け部材本体に接着されるファスニング材において、あふれ出す接着剤を活用して取り付け部材本体に対するファスニング材の接合強度を向上させる。
【解決手段】ファスニング材10は、被接着端部11と取り付け端部10Aとを金型による一体成形により備える。被接着端部11は、透明板21(取り付け部材本体)の接合面21Aと固化ホットメルト樹脂14(接着剤)を介して接着される貼り付け面12と、貼り付け面12と接合面21Aとの間からあふれ出した溶融ホットメルト樹脂(接着剤)が流れ込む凹部13Aと、を備える。凹部13Aは、金型の型開きの方向に向かって開放された形状に形成され、かつ、凹部13Aに溶融ホットメルト樹脂が流れ込んで固化した場合に、この固化ホットメルト樹脂14に対して取り付け端部10Aから被接着端部11に向かう向きに加わる力を受け止める支持面13Bを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、ファスニング材および取り付け部材の製造方法に関する。詳しくは、取り付け部材本体の接合面に接合されることで、取り付け部材本体を被取り付け部材に取り付けることができる取り付け部材とするファスニング材、および、このファスニング材を取り付け部材本体に接合させることで、上記取り付け部材を製造する取り付け部材の製造方法に関する。
従来の車両のウィンドウにおいて、このウィンドウに取り付けられる透明板は、上記ウィンドウの開口枠部に対して接着剤を用いて接合されている。ここで、上記接着剤が固化して所定の接合強度を発揮するまでには一般に数時間を要する。このため、上記接着剤が固化するまでの間、上記透明板を上記ウィンドウの開口枠部に対して安定的に取り付けた状態とすることができる様々なファスニング材が提案されている。
例えば、特許文献1には、透明板の板面に接着剤を介して接着されて接合されるクリップにおいて、このクリップの接着剤塗布面を取り囲むように枠状凹部を形成することで、この枠状凹部に接着剤塗布面からあふれ出した接着剤を溜めさせる技術が記載されている。
特開2010−014147号公報
しかし、上記特許文献1に記載されたクリップにおいては、このクリップと接着剤塗布面に塗布された接着剤との接着強度が弱く、上述したウィンドウの開口枠部に対する透明板の接合強度が弱いという問題点があった。
本発明は、上述した問題を解決するものとして創案されたものである。すなわち、本発明が解決しようとする課題は、接着剤を介して取り付け部材本体に接着されるファスニング材において、あふれ出す接着剤を活用してファスニング材と接着剤との接合強度をより強くすることで、取り付け部材本体に対するファスニング材の接合強度を向上させることである。
上記課題を解決するために、本発明のファスニング材および取り付け部材の製造方法は次の手段をとる。
まず、第1の発明は、取り付け部材本体の接合面に接合されることで、取り付け部材本体を被取り付け部材に取り付けることを可能とするファスニング材である。このファスニング材は、接着剤を使用した接着工程により取り付け部材本体の接合面に接合させることができる被接着端部と、上記接着工程により取り付け部材本体から突出した状態となることで、この取り付け部材本体を被取り付け部材に取り付けることを可能とする取り付け端部と、を備えている。取り付け端部および被接着端部は、この取り付け端部および被接着端部に対応する形状の金型に原料を充填した後に、上記金型を取り付け端部から被接着端部に向かう方向に対して交わる方向に型開きすることにより一体に成形されている。被接着端部は、上記接着工程により取り付け部材本体の接合面と接着剤を介して接着される貼り付け面と、上記接着工程の際に上記貼り付け面と上記接合面との間からあふれ出した接着剤が流れ込む凹部と、を備えている。この凹部は、金型の型開きの方向に向かって開放された形状に形成され、かつ、上記凹部に接着剤が流れ込んで固化した場合に、この接着剤に対して取り付け端部側から被接着端部側に向かう向きに加わる力を受け止めて支持する支持面を備えた形状に形成されている。
この第1の発明によれば、ファスニング材の被接着端部に形成された貼り付け面と取り付け部材本体の接合面との間からあふれ出した接着剤は、上記被接着端部に形成された凹部に流し込まれて固化する。そして、凹部に流し込まれて固化した接着剤は、上記被接着端部に対して係合一体化して取り付け端部側から被接着端部側に向かう向きに加わる力が支持面により受け止められて支持される。これにより、接着剤とファスニング材との接合強度をより強くして、取り付け部材本体に対するファスニング材の接合強度を向上させることができる。また、上記凹部が金型の型開きの方向に向かって開放された形状に形成されることで、上記金型の型開きが上記凹部により規制されることがなくなる。これにより、金型によりファスニング材を製造することを可能として、このファスニング材を大量生産することができる。
ついで、第2の発明は、上述した第1の発明において、凹部に接着剤が流れ込んだ際に上記凹部の中にある物質を被接着端部の外部に逃がす切り欠き部を備えているものである。
この第2の発明によれば、ファスニング材の貼り付け面と取り付け部材本体の接合面との間からあふれ出した接着剤が凹部に流し込まれる際に、この凹部の中の空気および既に凹部に流し込まれた接着剤などの物質が切り欠き部を通して被接着端部の外部に逃がされる。これにより、上記貼り付け面と上記接合面との間からあふれ出した接着剤などの物質を逃がす流路が設定されるので、接着工程において凹部から空気を逃がして上記接着剤が流れ込まない部分ができることを抑えるとともに、凹部から余分な接着剤を逃がしてこの接着剤の使用量を精密にコントロールする必要をなくすことができる。
さらに、第3の発明は、ファスニング材の被接着端部と取り付け部材本体の接合面とを接着して接合させることで、取り付け部材本体から被取り付け部材に取り付けることができる取り付け部材を製造する取り付け部材の製造方法である。この取り付け部材の製造方法は、被接着端部の外側面に上記被接着端部の外周側に向かって開放された形状の凹部が形成された状態のファスニング材を用意するファスニング材用意工程と、ファスニング材を取り付け部材本体に接合させるための接合冶具に上記ファスニング材を保持させるファスニング材保持工程と、ファスニング材の被接着端部に形成された貼り付け面と上記取り付け部材本体の接合面とを接着剤により接着させる接着工程と、を備えている。ファスニング材保持工程において、ファスニング材の被接着端部をこの被接着端部の外周側から接合冶具により覆い、かつ、この接合冶具と被接着端部の外側面との間に隙間を形成する。接着工程において、被接着端部の貼り付け面と取り付け部材本体の接合面との間の接着剤を被接着端部の外周側に向けてあふれ出させ、かつ、この外周側に向けてあふれ出した接着剤を接合冶具によりせきとめながら被接着端部の凹部に上記隙間を通して流し込ませる。
この第3の発明によれば、ファスニング材の外周側に向けてあふれ出した接着剤を接合冶具によりせきとめることで、ファスニング材において被接着端部の外周側に向かって開放された形状の凹部に接着剤を流し込むことができる。また、ファスニング材保持工程においてファスニング材と接合冶具との間に形成した隙間により、上記凹部に流し込まれた接着剤が固化した際に、この固化した接着剤とファスニング材の被接着端部とを、この被接着端部を上記接着剤でくるんだ状態として係合一体化させることができる。これにより、上記接着剤とファスニング材との接合強度をより強くして、取り付け部材本体に対するファスニング材の接合強度を向上させることができる。
本発明の一実施形態にかかるファスニング材の使用状態を表した斜視図である。 図1のファスニング材と透明板とが固化ホットメルト樹脂を介して接合された状態を表した斜視図である。 図2のファスニング材を単体で表した斜視図である。 図3のファスニング材に溶融ホットメルト樹脂を付着させる工程を、上記ファスニング材において図2に示す目印M1、M2、M3を通る平面を切断面として表した断面図である。 図4のファスニング材を透明板に接着させる工程を、図4における切断面と同じ平面を切断面として表した断面図である。
以下に、本発明の一実施形態にかかるファスニング材10の構成について、図1ないし図5を用いて説明する。なお、以下において、ウィンドウ20の開口枠部20Aと透明板21とを接着して接合させる接着剤などの付随的な構成については、その図示および詳細な説明を省略する。
上記ファスニング材10は、図1に示すように、自動車のウィンドウ20の開口枠部20Aにポリカーボネート製の透明板21を接着剤(図示省略)を用いて接着して接合させる際に、この接着剤が固化するまでの間、上記透明板21を上記開口枠部20Aに対して固定するために使用されるファスニング材である。ここで、開口枠部20Aは本発明における「被取り付け部材」に相当し、透明板21は本発明における「取り付け部材本体」に相当する。なお、本実施形態の透明板21は、ポリカーボネートの射出プレス成形により成形されて、その一方側の板面にはコーティング層21B(図2参照)が設けられている。
上記ファスニング材10は、図2および図5に示すように、ホットメルト樹脂(図2の固化ホットメルト樹脂14および図5の溶融ホットメルト樹脂32A、本発明における「接着剤」に相当する。)を介した接着により透明板21の接合面21Aに接合させることができる被接着端部11と、上記接着により透明板21の板面から突出した状態となる取り付け端部10Aと、を備えている。ここで、上記ファスニング材10と透明板21とを接合させたものが、本発明における「取り付け部材」に相当する。
上記取り付け端部10Aには、図2に示すように、この取り付け端部10Aの先端から径方向外方に張り出して内外に撓む1対の係止爪10Bが、互いに周方向に対向する2箇所の位置に形成されている。これにより、図1に示すように、上記ファスニング材10が上記透明板21に接合された状態において、上述した開口枠部20Aの係止孔20Bに取り付け端部10Aを差し込んでこの取り付け端部10Aと係止孔20Bとを上記各係止爪10Bを介して係止することで、上述した透明板21を上記開口枠部20Aに取り付けることができる。
上記被接着端部11は、図2および図3に示すように、全体が円柱形状に形成されて、その一方側の端面が上記取り付け端部10Aが設けられる座面11Aとして設定され、他方側の端面が透明板21の接合面21Aに接着される貼り付け面12として設定されている。上記座面11Aは、この座面11Aに対して垂直に張り出した複数枚(本実施形態では4枚)のリブ10Cを介して、上記取り付け端部10Aを倒れないように支持するようになっている。
上記貼り付け面12は、図2ないし図5に示すように、この貼り付け面12を上述した透明板21の板面から部分的に離間させる底溝12Aを備えた形状に形成されている。これにより、上記貼り付け面12と上述した接合面21Aとを接着させる際に、貼り付け面12と接合面21Aとの間から溶融ホットメルト樹脂32A(図5参照)が完全に押し出されてしまうことを防いで、上記接着による接着強度を確保することができる。
上述した被接着端部11において、上述した座面11Aと貼り付け面12との間の外側面13には、図2および図3に示すように、溝状の凹部13Aが上記外側面13を取り囲むように形成されている。ここで、被接着端部11は、図2ないし図5に示すように、上記凹部13Aよりも貼り付け面12に近い側の部分がわずかに小径となるように形成されている。これにより、上記凹部13Aは、図2および図5に示すように、上述した接着の際に貼り付け面12と接合面21Aとの間からあふれ出した溶融ホットメルト樹脂32Aを流れ込ませて、固化ホットメルト樹脂14へと固化させることができるようになっている。
また、上記外側面13には、図2ないし図5に示すように、上記凹部13Aから上述した座面11Aに向かって溝状に延びる切り欠き部11Bが形成されている。この切り欠き部11Bは、溶融ホットメルト樹脂32Aが上記凹部13Aに流れ込んだ際(図5参照)に、この凹部13Aの中の空気および既に上記凹部13Aに流し込まれた溶融ホットメルト樹脂32Aなどの物質を被接着端部11の座面11A側から外部に逃がすようになっている。
上記構成によれば、被接着端部11に設けた切り欠き部11Bにより、上述した貼り付け面12と接合面21Aとの間からあふれ出した溶融ホットメルト樹脂32Aなどの物質を逃がす流路を設定することができる。これにより、上記貼り付け面12と上記接合面21Aとを接着させる際に、付着させるホットメルト樹脂の量を精密にコントロールする必要をなくすことができる。また、上記流路は被接着端部11の座面11A側から溶融ホットメルト樹脂32Aなどの物質を逃がすように設定される。これにより、上記の物質が上述した透明板21の板面に付着してこの透明板21の板面が汚れることを抑えることができる。
上述した凹部13Aには、図2に示すように、被接着端部11から取り付け端部10Aに向かう向き(すなわち、図2に示す目印M2から目印M3に向かう向き)を向いた支持面13Bが、上記被接着端部11を取り囲むように設けられている。この支持面13Bは、凹部13Aに流れ込んで固化した固化ホットメルト樹脂14に対して被接着端部11側から取り付け端部10A側に向かう向きに加わる力を受け止めて支持するようになっている。これにより、上記固化ホットメルト樹脂14とファスニング材10との接合強度をより強くして、透明板21に対するファスニング材10の接合強度を向上させることができる。この支持面13Bによる接合強度の向上の効果は、ファスニング材10の素材(ポリプロピレン)に対して接着性が悪いホットメルト樹脂を使用する場合において、特に重要となるものである。
なお、図2、図4、および、図5に記載された目印M1、M2、M3は、ファスニング材10上における方向を分かり易くするために便宜的に付加したものであり、実際には存在しないものである。
ところで、上述したファスニング材10は、熱可塑性樹脂(本実施形態ではポリプロピレン)を原料とした射出成形により全体が一体に形成されている。この射出成形において、原料が充填された金型を型開きする方向は、上述した1対の係止爪10Bの張り出し方向と垂直な方向(すなわち、図2に示す目印M1と目印M2とを結ぶ直線に沿う方向)となるように設定されている。これにより、上記各係止爪10Bに対してアンダーカットの問題を解消することができる。
また、上述した底溝12Aおよび凹部13Aは、図2ないし図5に示すように、上記金型の型開きの方向に向かって開放された形状に形成されている。これにより、上記金型の型開きが上記底溝12Aおよび凹部13Aにより規制されることがなくなるので、金型を用いた射出成形によりファスニング材10を製造することが可能となり、このファスニング材10を大量生産することができる。
続いて、上述したファスニング材10の被接着端部11を上述した透明板21の接合面21Aに接着して接合させる方法について、主に図4および図5を用いて説明する。なお、以下において、透明板21にコーティング層21B(図2参照)を設ける工程などの付随的な工程については、その図示および詳細な説明を省略する。
上記ファスニング材10を上記透明板21に接着して接合させる際には、まず、互いに接着されるべきファスニング材10および透明板21をそれぞれ用意する。ここで、上述したファスニング材10を用意する工程は、本発明における「ファスニング材用意工程」に相当する。
ここで、上記ファスニング材10には、図2および図3に示すように、被接着端部11の外側面13に被接着端部11の外周側に向かって開放された形状の凹部13Aが形成されている。
また、上記透明板21の板面には、図2および図5に示すように、この透明板21を傷つきにくくするためのコーティング層21Bが設けられている。そして、上記コーティング層21B上においてファスニング材10を接合させるべき位置には、接合面21Aが設定されている。
ついで、上記ファスニング材用意工程により用意されたファスニング材10を、上記透明板21にファスニング材10を接合させるための接合冶具30における保持部31(図4参照)に保持させる。この工程は、本発明における「ファスニング材保持工程」に相当する。
上記ファスニング材保持工程において、上記ファスニング材10は、円筒状に形成された保持部31(図2参照)に取り付け端部10A側から挿入され、この取り付け端部10Aがロック部材(図示省略)によりロックされることで保持される。これにより、ファスニング材10の被接着端部11は、図4および図5に示すように、この被接着端部11の外周側から上記保持部31の側壁31Aにより覆われた状態となる。ここで、被接着端部11は、凹部13Aよりも貼り付け面12に近い側の部分がわずかに小径となるように形成されている。このため、上記被接着端部11の小径の部分と上記側壁31Aとの間には隙間31Bが形成される。
上記側壁31Aは、熱伝導率および融点が高く、かつ、ファスニング材10と透明板21とを接着させるホットメルト樹脂に対して接着性が悪い素材により形成されていることが望ましい。本実施形態では、上記側壁31Aは銅製である。
なお、本実施形態では、上記ファスニング材10は、上記保持部31の側壁31Aに対して、上記ファスニング材10の貼り付け面12を図4で見て下方向にわずかに突出させる保持位置に保持される。本明細書では、上記保持位置のことを「所定の保持位置」とも記載する。
ところで、上記保持部31は、上述したファスニング材10の座面11Aに、スプリング31Eによって付勢された押さえ片31Cを当接させている。この押さえ片31Cは、上記側壁31Aに形成されたスライド溝31Dに沿ってスライドするように構成されている。
そして、上記押さえ片31Cは、上記ファスニング材10が上記側壁31Aに対して上記所定の保持位置よりも深く(図4で見て上方向に)挿入されると、この所定の保持位置に向けて上記ファスニング材10を押し戻す力を加えるように構成されている。
上述したファスニング材保持工程により上述した保持部31の所定の保持位置に保持されたファスニング材10には、図4に示すように、その貼り付け面12に溶融ホットメルト樹脂供給部32から溶融ホットメルト樹脂32Aが供給される。この溶融ホットメルト樹脂32Aの供給は、溶融ホットメルト樹脂供給部32の溶融ホットメルト樹脂溜め32Cに溶融状態で溜められた溶融ホットメルト樹脂32Aの液面に上記ファスニング材10の貼り付け面12を浸漬させて、この貼り付け面12に溶融ホットメルト樹脂32Aを付着させることにより行われる。
ここで、上記所定の保持位置においてファスニング材10の貼り付け面12が保持部31の側壁31Aに対して突出していることにより、上記側壁31Aに溶融ホットメルト樹脂32Aを付着させることなく、この溶融ホットメルト樹脂32Aを上記貼り付け面12に供給することができる。
なお、上述した溶融ホットメルト樹脂溜め32Cに溜められた溶融ホットメルト樹脂32Aは、溶融ホットメルト樹脂供給部32に設けられた加熱装置32Bが上記溶融ホットメルト樹脂32Aを上記溶融ホットメルト樹脂溜め32Cごと加熱することで溶融される。
ここで、上記溶融ホットメルト樹脂溜め32Cに溜められるホットメルト樹脂は、ファスニング材10の原料となる熱可塑性樹脂(本実施形態ではポリプロピレン)の軟化点よりも低い温度で溶融状態となるものを用いることが望ましい。これにより、ファスニング材10の貼り付け面12に溶融ホットメルト樹脂32Aを付着させる際に、この溶融ホットメルト樹脂32Aの温度を上記ファスニング材10の軟化点よりも低い温度として、このファスニング材10が高温により軟化して変形することを防ぐことができる。
上述したように溶融ホットメルト樹脂32Aが供給されたファスニング材10は、図2および図5に示すように、上述した接合冶具30により上述した透明板21の接合面21Aに押し当てられる。そして、上記ファスニング材10の貼り付け面12に付着された上記溶融ホットメルト樹脂32Aが固化ホットメルト樹脂14に固化されることで、上記貼り付け面12が上記接合面21Aに接着される。この工程は、本発明における「接着工程」に相当する。
なお、上記接合冶具30は、上記接着工程の後で上記ファスニング材10から分離されて、上記透明板21の別の接合面21Aに別のファスニング材10を接着して接合させるために再利用される。
上記接着工程において、接合冶具30の保持部31は、上記ファスニング材10の貼り付け面12を上記接合面21Aに対して向かい合わせとした状態から、上述したロック部材(図示省略)によるロックを解除して、上述した側壁31Aを上記接合面21Aの周囲のコーティング層21Bに当接させる。
これにより、上記ファスニング材10は、上記側壁31Aに対して上述した所定の保持位置よりもわずかに深く挿入された状態とされて、スプリング31Eによって付勢された押さえ片31Cにより上記接合面21Aに向けて押し当てられる。
上記構成によれば、ファスニング材10を透明板21に押し当てるためにスプリング31Eの付勢力を利用する。このため、上記ファスニング材10から透明板21に加わる押圧力が大きくなりすぎることが抑えられるとともに、上記押圧力が場所により偏ることが抑えられる。これにより、透明板21を形成するポリカーボネートが白化することを抑えることができる。さらに、透明板21の接合面21Aとファスニング材10との間の固化ホットメルト樹脂14の分布が偏って、所定の接着強度が得られなくなることを抑えることができる。
また、接合冶具30の側壁31Aが透明板21に当接される部分をこの透明板21のコーティング層21Bとすることで、上記側壁31Aが上記透明板21に当接させるにもかかわらず、この透明板21が上記側壁31Aにより傷つけられることを抑えることができる。
上述したようにファスニング材10が透明板21に押し当てられると、上記ファスニング材10の貼り付け面12に付着した溶融ホットメルト樹脂32Aは、上記貼り付け面12と上記透明板21の接合面21Aとの間に挟まれる(図5参照)。そして、上記溶融ホットメルト樹脂32Aは、上記ファスニング材10の被接着端部11の外周側(図5で見て左右両側)に向けてあふれ出す。
そして、このあふれ出した溶融ホットメルト樹脂32Aは、上記透明板21に当接された保持部31の側壁31Aによりせきとめられる。これにより、あふれ出した溶融ホットメルト樹脂32Aが上記透明板21の接合面21Aからはみ出すことを抑えることができる。
ここで、上記側壁31Aと上記被接着端部11に形成された凹部13Aとの間には隙間31Bが形成されている。このため、上記側壁31Aによりせきとめられた溶融ホットメルト樹脂32Aは、図5に示すように、上記隙間31Bを通って上記凹部13Aに流れ込む。
これにより、上記凹部13Aがファスニング材10の被接着端部11の外周側に向かって開放された形状(図2参照)に形成されているにもかかわらず、上述した貼り付け面12と接合面21Aとの間からあふれ出した溶融ホットメルト樹脂32Aを上記凹部13Aに流し込んで溜めることができる。
また、上記側壁31Aと上記被接着端部11に形成された切り欠き部11Bとの間には、隙間が上記凹部13A内の空気および溶融ホットメルト樹脂32Aを被接着端部11の座面11A側(図5で見て上側)に逃がす流路として形成されている。
上記構成によれば、上述した溶融ホットメルト樹脂32Aの凹部13Aへの流し込みの際にこの凹部13A内の空気を逃がす。これにより、上記流し込みがスムーズに行われるようになるとともに、上記凹部13Aにおいて溶融ホットメルト樹脂32Aが流れ込まない部分ができることを抑えることができる。さらに、上述した貼り付け面12と接合面21Aとの間からあふれ出した溶融ホットメルト樹脂32Aの量が多い場合には、この溶融ホットメルト樹脂32Aを被接着端部11の座面11Aに逃がす。これにより、ファスニング材10と透明板21とを接着させるための溶融ホットメルト樹脂32Aの量を調整することができるとともに、あふれ出した溶融ホットメルト樹脂32Aが上記透明板21の板面を汚すことを抑えることができる。
ところで、上述した溶融ホットメルト樹脂32Aは、上述した貼り付け面12と接合面21Aとの間から上述した隙間31Bを通って上記凹部13Aにまで充填された状態で冷却されて固化ホットメルト樹脂14に固化されることで、上述したファスニング材10と透明板21とを接着させるようになっている。
上記構成によれば、図2に示すように、上記ファスニング材10はその被接着端部11が上記固化ホットメルト樹脂14にくるまれて係合一体化された状態で、上述した透明板21に接着される。これにより、上記固化ホットメルト樹脂14と上記ファスニング材10との接合強度をより強くして、上記透明板21に対する上記ファスニング材10の接合強度を向上させることができる。ここで、上述した側壁31Aと切り欠き部11Bとの間の隙間により、上記凹部13Aにおいて溶融ホットメルト樹脂32Aが流れ込まない部分ができることを抑えることで、上記被接着端部11をくるむ固化ホットメルト樹脂14が欠損することを抑えることができる。
なお、本実施形態の接合冶具30には、図4および図5に示すように、冷却管30Bを備えた冷却部30Aが、上述した保持部31の側壁31Aに隣接して設けられている。上記冷却部30Aは、上述した溶融ホットメルト樹脂32Aの冷却の際に、上記冷却管30Bに冷媒(本実施形態では冷却水)を流通させることで、上記側壁31Aを冷却するように構成されている。
上記構成によれば、固化されるべき溶融ホットメルト樹脂32Aをせきとめた状態に覆う保持部31の側壁31Aを冷却部30Aにより冷却することで、上記溶融ホットメルト樹脂32Aを短時間で固化させることができる。この際、上記側壁31Aを熱伝導率の高い素材で形成することで、この側壁31Aを冷却しやすくして、上記溶融ホットメルト樹脂32Aを固化させるための時間を短縮させることができる。
本発明は、上述した一実施形態で説明した外観、構成に限定されず、本発明の要旨を変更しない範囲で種々の変更、追加、削除が可能である。例えば、以下のような各種の形態を実施することができる。
(1)ファスニング材の被接着端部に溶融ホットメルト樹脂を供給する方法は、ファスニング材の被接着端部を溶融状態の溶融ホットメルト樹脂に浸漬させる方法に限定されない。すなわち、ファスニング材に溶融ホットメルト樹脂を供給する際に、例えばファスニング材の被接着端部に溶融ホットメルト樹脂を塗布する方法やファスニング材の被接着端部に設けた溶融ホットメルト樹脂注入孔から溶融ホットメルト樹脂を注入する方法など、任意の方法を適宜選択して用いることができる。
(2)ファスニング材に設けられる凹部は、ファスニング材の被接着端部を取り囲む溝状のものに限定されない。すなわち、ファスニング材に設けられる凹部の形状を、例えば被接着端部における貼り付け面と取り付け端部側の座面の両側に開口したスリット形状とするなど、適宜変更することができる。この場合でも、上記凹部に被接着端部側から取り付け端部側に向かう向きを向いた面があれば、この面を本発明における支持面として機能させることができる。
(3)ファスニング材の取り付け端部は、自動車のウィンドウの開口枠部に対して係止爪を介した係止により取り付けられるものに限定されない。すなわち、ファスニング材の取り付け端部の構造として、例えば面ファスナーなどのファスナー構造やボルトなどの螺合構造など、任意の構造を採用することができる。
(4)ファスニング材は、ホットメルト樹脂により自動車のウィンドウに用いられる透明板に接着されるものに限定されない。すなわち、ファスニング材が接着される取り付け部材本体として、例えばコンソールボックス、センタークラスター、ピラーガーニッシュ、または、エンジンのアンダーカバーなど、任意の自動車の内外装部品を選択することができる。特に、射出プレス成形、SMC成形(Sheet Molding Compound Process)、真空成形、圧縮成形、ブロー成形など、アンダーカット形状を形成できない方法により成形される部品は、ファスニング材を一体成形することが難しいので、本発明の方法によりファスニング材を接合させることが好ましい。また、取り付け部材本体は自動車の内外装部品に限定されず、取り付け部材本体とファスニング材とを接着させる接着剤は、適宜変更することができる。
(5)ファスニング材を成形する方法は射出成形に限定されず、例えば圧縮成形やブロー成形など、原料を金型に充填した後に、この金型を型開きして一体成形されたファスニング材を得る任意の方法を採用することができる。
10 ファスニング材
10A 取り付け端部
10B 係止爪
10C リブ
11 被接着端部
11A 座面
11B 切り欠き部
12 貼り付け面
12A 底溝
13 外側面
13A 凹部
13B 支持面
14 固化ホットメルト樹脂(接着剤)
20 ウィンドウ
20A 開口枠部(被取り付け部材)
20B 係止孔
21 透明板(取り付け部材本体)
21A 接合面
21B コーティング層
30 接合冶具
30A 冷却部
30B 冷却管
31 保持部
31A 側壁
31B 隙間
31C 押さえ片
31D スライド溝
31E スプリング
32 溶融ホットメルト樹脂供給部
32A 溶融ホットメルト樹脂(接着剤)
32B 加熱装置
32C 溶融ホットメルト樹脂溜め
M1 目印
M2 目印
M3 目印

Claims (3)

  1. 取り付け部材本体の接合面に接合されることで、前記取り付け部材本体を被取り付け部材に取り付けることを可能とするファスニング材であって、
    接着剤を使用した接着工程により前記取り付け部材本体の前記接合面に接合させることができる被接着端部と、
    前記接着工程により前記取り付け部材本体から突出した状態となることで、当該取り付け部材本体を前記被取り付け部材に取り付けることを可能とする取り付け端部と、を備え、
    前記取り付け端部および前記被接着端部は、前記取り付け端部および前記被接着端部に対応する形状の金型に原料を充填した後に、前記金型を前記取り付け端部から前記被接着端部に向かう方向に対して交わる方向に型開きすることにより一体に成形され、
    前記被接着端部は、前記接着工程により前記取り付け部材本体の前記接合面と前記接着剤を介して接着される貼り付け面と、前記接着工程の際に前記貼り付け面と前記接合面との間からあふれ出した前記接着剤が流れ込む凹部と、を備え、
    前記凹部は、前記金型の前記型開きの方向に向かって開放された形状に形成され、かつ、前記凹部に前記接着剤が流れ込んで固化した場合に、当該接着剤に対して前記取り付け端部側から前記被接着端部側に向かう向きに加わる力を受け止めて支持する支持面を備えた形状に形成されていることを特徴とするファスニング材。
  2. 請求項1に記載のファスニング材であって、
    前記凹部に前記接着剤が流れ込んだ際に前記凹部の中にある物質を前記被接着端部の外部に逃がす切り欠き部を備えていることを特徴とするファスニング材。
  3. ファスニング材の被接着端部と取り付け部材本体の接合面とを接着して接合させることで、前記取り付け部材本体から被取り付け部材に取り付けることができる取り付け部材を製造する取り付け部材の製造方法であって、
    前記被接着端部の外側面に前記被接着端部の外周側に向かって開放された形状の凹部が形成された状態のファスニング材を用意するファスニング材用意工程と、
    前記ファスニング材を前記取り付け部材本体に接合させるための接合冶具に前記ファスニング材を保持させるファスニング材保持工程と、
    前記ファスニング材の前記被接着端部に形成された貼り付け面と前記取り付け部材本体の前記接合面とを接着剤により接着させる接着工程と、を備え、
    前記ファスニング材保持工程において、前記ファスニング材の前記被接着端部を当該被接着端部の前記外周側から前記接合冶具により覆い、かつ、当該接合冶具と前記被接着端部の前記外側面との間に隙間を形成し、
    前記接着工程において、前記被接着端部の前記貼り付け面と前記取り付け部材本体の前記接合面との間の前記接着剤を前記被接着端部の前記外周側に向けてあふれ出させ、かつ、当該外周側に向けてあふれ出した前記接着剤を前記接合冶具によりせきとめながら前記被接着端部の前記凹部に前記隙間を通して流し込ませることを特徴とする取り付け部材の製造方法。
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