JP5369904B2 - 繊維基材の製造方法 - Google Patents

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本発明は、複数の成形体を備える繊維基材の製造方法に関する。
従来の繊維基材の製造方法として、例えば特許文献1のようなものが知られている。この繊維基材の製造方法は、成形空間が形成された成形型を基材に接触させた後に、溶融樹脂を成形型のゲートから射出して成形空間内に溶融樹脂を充填する。溶融樹脂が固化することによって、形成された成形体と基材とが接着して繊維基材に成形体が一体に製造される。
特開2006−142746号公報
ところで、特許文献1の方法で同時に複数の成形体を繊維基材に製造しようとすると、溶融樹脂を射出するゲートが複数存在するため、ゲートの数に対応して射出ユニットが複数必要となり、また、型構造も複雑となる。そのため、上記事情のもとでは繊維基材の製造コストが高くなってしまう場合がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、コストを低く抑えることができる複数の成形体を備える繊維基材の製造方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の繊維基材の製造方法は、繊維に熱可塑性樹脂を含浸させた基材に複数の成形体が射出成形された繊維基材の製造方法であって、溶融樹脂を注入するゲート、各成形体を成形する複数の成形空間、及び前記ゲートと前記各成形空間とを繋ぐ樹脂流通路を備える金型に前記基材を配置する型配置工程と、前記ゲートから前記溶融樹脂を射出して、前記溶融樹脂が前記樹脂流通路を通り、前記各成形空間に前記溶融樹脂を充填する射出工程と、前記溶融樹脂を冷却し固化させることにより前記成形体を成形する二次成形工程と、を含み、前記射出工程において、一つの前記ゲートから分岐して前記各成形空間に前記溶融樹脂が送り込まれることを特徴とする。
この方法によれば、一つのゲートから分岐して各成形空間に溶融樹脂が送り込まれるため、溶融樹脂を射出するための射出ユニットは一つで済む。そのため、従来よりも射出ユニットの数を減少させることができる。また、一つのゲートから複数の樹脂流通路に分岐しているので、金型の型構造が簡素化できる。よって、繊維基材の製造コストを抑えることができる。
本発明の実施態様としては、以下の態様が好ましい。
前記型配置工程と前記射出工程との間に、前記基材を加熱成形する一次成形工程とを含み、前記一次成形工程で加熱された状態の前記基材に対して射出工程を行うことが好ましい。
上記構成によれば、一次成形工程により基材は加熱されており、この加熱された状態を保ちつつ、溶融樹脂をゲートから成形空間に射出する。すると、射出された溶融樹脂は基材表面と接触しても温度が低下しないため、溶融樹脂の流動性を低下させることがない。
前記樹脂流通路は、前記ゲートからブラケットを成形する前記成形空間へ前記溶融樹脂を送り込むメイン通路と、残りの成形体を成形する前記成形空間へ前記溶融樹脂を送り込む複数のサブ通路とから構成され、前記メイン通路と前記サブ通路とは前記溶融樹脂の進行方向に対して、鋭角をなして分岐していることが好ましい。
上記構成によれば、樹脂流通路を複数に分岐するときには、メイン通路に対して鋭角をなすようにサブ通路を形成したから、サブ通路にも溶融樹脂を流れやすくすることができる。これにより、溶融樹脂がメイン通路に優先的に流れてしまうことを防ぐことができる。
前記射出工程において、前記基材の表面には不織布が貼付されていて、前記不織布の上を溶融樹脂が流れるようにすることが好ましい。
上記構成によれば、表面形状が粗い基材の表面に平坦な表面を備える不織布を貼付することにより、不織布の表面を溶融樹脂が流れやすくすることができる。
本発明によれば、コストを低く抑えることができる複数の成形体を備える繊維基材の製造方法を提供することが可能になる。
本発明の一実施形態を示す繊維基材の斜視図である。 成形装置を型閉じする前の状態を示す断面図である。 成形装置を型閉じした後であって、溶融樹脂を射出する前の状態を示す断面図である。 成形装置を型閉じした後であって、溶融樹脂を射出する後の状態を示す断面図である。 成形体を成形した後、成形装置から取り出した繊維基材の断面図である。 樹脂通路跡の分岐において、メイン通路跡の第1端部からブラケットに向かう方向に対して直角になるように、サブ通路跡を設定した場合の分岐点付近を拡大した平面図である。 樹脂流通路の分岐において、メイン通路跡の第1端部からブラケットに向かう方向に対して鋭角になるように、サブ通路跡を設定した場合の分岐点付近を拡大した平面図である。 不織布を貼付したプレボードの断面を拡大した図である。
本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。本実施形態の繊維基材10は、車両のドアトリム等に用いられる車両用内装基材であり、図1に示すように、成形体11と基材12とを備えて構成されている。基材12の裏面には、ポリプロピレン製の複数の成形体11が形成されている。この複数の成形体11は、例えば、他部品との組付け用クリップの取付座であるブラケット11a、基材12の開き変形を防ぐためのリブ11b、及び樹脂通路跡11c等から構成されている。
本実施形態に用いる基材12は、繊維に熱可塑性樹脂を含浸させた、例えば、ケナフ繊維などの植物繊維にポリプロピレンを含浸させたプレボード21を成形したものである。プレボード21は繊維と熱可塑性樹脂をマットにしたものをハンドリングを向上させるべくマットを加熱加圧して所定の厚みの平板状としたものである。図8に示すように、このプレボード21の裏面には、不織布13が貼付されている。なお、プレボード21の裏面とは、プレボード21における基材12の意匠面とは反対側となる面のことである。また、プレボード21の裏面に、複数の成形体11が成形されるようになっている。
図1に示すように、基材12は、その裏面に平面状をなす本体部12aと、本体部12aの周縁から立ち上がる立壁部12bとを備えて構成されている。立壁部12bは、複数段からなる階段状をなしている。立壁部12bの折り曲げ部12cに複数のリブ11bが並んで配置されている。リブ11bは、三角形の形状をしており、折り曲げ部12cを挟む両面にそれぞれ連結される二辺を有している。一方、ブラケット11aは、外周面が傾斜した筒体をおよそ半割りしたような形状をしており、その大径側が基材12と接合している。
次に、図2に示すように、繊維基材10を成形する成形装置は、金型15、及び図示しない射出ユニット等からなる。金型15は、固定型15aと可動型15bとから構成されている。そして、固定型15aは、可動型15b側に突出した形状をしており、その上面(可動型15b側の面)に凹部を形成し、凹部にスライド型15cを備えている。
このスライド型15cは、ブラケット11aを形成するときに使用される。スライド型15cは、固定型15aと可動型15bの型抜き方向に対して斜めの方向に型抜きされる。これにより、ブラケット11aは、金型15から繊維基材10を型抜きする際にスライド型15cからスムーズに脱型することができる。
一方、図2および図3に示すように、可動型15bの成形面は、金型15を型閉じしたときに固定型15aの突出した形状を受ける凹部を有している。金型15を型閉じしたときには、固定型15a及び可動型15bは、これらの間で基材12をプレスして所定の厚みに成形できるようになっている。
固定型15aの内部には、溶融樹脂14の通路となるホットランナー16が形成されている。このホットランナー16は、一端16aが固定型15aの成形面とは反対側の面(裏面という)に開口し、他端17が固定型15aの成形面に開口している。なお、ホットランナー16の一端16aを、以下「固定型開口部16a」という。また、ホットランナー16の他端17を、以下「ゲート17」という。
成形空間18は、型閉じ時に固定型15aの成形面とプレボード21の下面(不織布13側の面)との間に形成される空間のことである。成形空間18は、ブラケット11aを成形する第1成形空間18aと、リブ11bを成形する第2成形空間18bとを含んで構成されている。第1成形空間18aは、固定型15aの凹部において、固定型15aとスライド型15cとの間に形成されている。
一方、第2成形空間18bと樹脂流通路19とは、固定型15aとプレボード21の上面との間に形成されている。さらに、成形空間18は、図3に示すように、第1成形空間18aとゲート17との間を連絡するメイン通路19aと、第2成形空間18bとゲート17との間を連絡するサブ通路19bと、を含んで構成されている。樹脂流通路19は、メイン通路19aとサブ通路19bとから構成されている。
なお、ホットランナー16と成形空間18は、ゲート17において互いに連通している。本実施形態では、樹脂流通路19が固定型15aの成形面側(突出形状)に形成されているため、固定型15aを製造する際に、樹脂流通路19を成形しやすくなっている。
すなわち、樹脂流通路19は、図3に示すように、固定型15aと可動型15bを型閉じしたときに、固定型15aとプレボード21との間に形成されるようになっており、樹脂流通路19を上方に開口した溝状に形成すればよい。このため、切削加工等により、樹脂流通路19を簡易に形成することができる。
ところで、射出ユニットは、固定型15aの裏面に配置されている。また、射出ユニットは、固定型開口部16aに接続されている。そして、射出ユニットは、固定型開口部16aからホットランナー16、ゲート17を通って、成形空間18内に溶融樹脂14を射出する。この溶融樹脂14は熱可塑性樹脂、例えば、ポリプロピレンを溶融状態にしたものである。
成形空間18内に射出された溶融樹脂14は、冷却し固化されて、図1に示す複数の成形体11に形成される。樹脂通路跡11cは、第1端部20aからブラケット11aへ向かうメイン通路跡20bと、メイン通路跡20bの途中部分20cから分岐してリブ11bへ向かうサブ通路跡20dとから構成されている。
なお、第1端部20aは、図2のゲート17に対応し、メイン通路跡20bは、図2のメイン通路19aに対応し、サブ通路跡20dは、図2のサブ通路19bに対応して成形された部分である。
ところで、従来におけるサブ通路跡20dの構造は、図6に示すように、サブ通路跡20dをメイン通路20bの第1端部20aからブラケット11aに向かう方向に対して直角にして形成していた。このような構成によると、途中部分20cからサブ通路跡20dへ流れる溶融樹脂14は、流れの向きを急に変化させる必要がある。そのため、サブ通路跡20d側の第2成形空間18bでは欠肉が生じ、途中部分20c付近でバリが形成される場合がある。
このため、本実施形態では、図7に示すように、サブ通路跡20dは、メイン通路跡20bにおいて第1端部20aから第1成形空間18aへ向かう方向に対して鋭角をなして分岐している。なお、本実施形態では、ブラケット11aにおける途中部分20cは略Y字形状をなしており、約45°の角度に設定されている。また、メイン通路跡20bの幅寸法Tmはサブ通路跡20dの幅寸法Tsより小さくなっている。
次に、繊維基材10の製造手順を示す。この製造手順は、型配置工程、一次成形工程、射出工程、二次成形工程からなる。
(型配置工程)
まず、図2に示すように、金型15に平板状のプレボード21を配置する。このとき、プレボード21は180℃以上200℃以下に加熱されている。不織布13を貼付した面が、固定型15aと対向するように、プレボード21を固定型15aに配置する。
(一次成形工程)
次に、図3に示すように、可動型15bを固定型15aに接近させて、プレボード21をプレス成形する。このとき、金型15の温度は、プレボード21と同様に180℃以上200℃以下に保たれている。これにより、一次成形工程の際に、プレボード21の熱が金型15に奪われ、プレボード21の温度が低下することを防止できる。また、プレボード21の外周不要部分が、金型15によりせん断されることで、基材12は所定形状に成形される。
(射出工程)
その後、図4に示すように、射出ユニットにより、固定型開口部16aから溶融樹脂14を射出して、成形空間18に溶融樹脂14を充填する。このとき、前記したように固定型15a全体が180℃以上200℃以下に保たれているため、溶融樹脂14が、成形空間18内へ運ばれる途中で固化することはない。
また、固定型開口部16aから注入された溶融樹脂14は、一つのゲート17から第1成形空間18a及び第2成形空間18bへ送られる。そのため、溶融樹脂14をゲート17に注入するための射出ユニットは1つで足りる。このため、金型15の構造が複雑になることを防ぐことができる。
また、一次成形工程によりプレボード21は加熱されているので、この状態を保ちつつ、溶融樹脂14をゲート17から成形空間18に射出する。すると、プレボード21の表面を構成している樹脂と、溶融樹脂14とが混ざり合う。これにより、プレボード21と溶融樹脂14との強力な接着性を確保することができる。
また、プレボード21が加熱されているので、射出された溶融樹脂14は、プレボード21の表面と接触しても所定温度を維持することができる。よって、溶融樹脂14の流動性が低下することがない。
また、図7に示すように、サブ通路19bはゲート17から第1成形空間18aに向かう方向に対して鋭角をなしているので、溶融樹脂14は流れる方向を緩やかに変化させることができる。それ故、溶融樹脂14を、サブ通路19bに流れやすくすることができる。さらに、サブ通路19bの幅寸法Tsは、メイン通路19aの幅寸法Tmより大きく設定されている。そのため、ゲート17から遠い位置にある第2成形空間18bへも、効率よく溶融樹脂14を送ることができる。
また、図8に示すように、本実施形態では、凸凹の表面形状をもつプレボード21の表面に、表面の形状が平坦である不織布13を貼付している。このため、溶融樹脂14が不織布13の上を流れることによって溶融樹脂14が不織布13から受ける抵抗は、直にプレボード21の表面上を溶融樹脂14が流れる場合に比べて、小さくなる。よって、溶融樹脂14の流動性は向上する。
(二次成形工程)
その後、図5に示すように、成形空間18内に送り込まれた溶融樹脂14を冷却し固化させて、繊維基材10を金型15から脱型することにより、繊維基材10を得ることができる。これにより、繊維基材10の製造工程は終了する。
以上より、射出ユニットを減少させることと、金型15の型構造を簡素化させることにより、繊維基材10の製造コストを低く抑えることができる。また、プレボード21を加熱し、金型15もプレボード21と略同じ温度に加熱することにより、溶融樹脂14の流動性を確保することができる。
さらに、不織布13をプレボード21の表面に貼付することにより、一層の溶融樹脂14の流動性を確保することができる。また、樹脂流通路19の分岐構成をメイン通路19aに対して鋭角をなすようにサブ通路19bを設定することで、サブ通路19bにも溶融樹脂14を流れやすくできる。加えて、ゲート17から遠くに位置する第2成形空間18bに繋がるサブ通路19bの幅寸法をメイン通路19aの幅寸法より大きくすることにより、リブ11bの成形不良を防止することができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、一次成形で加熱された状態のプレボード21に対して射出工程を行っていたが、本発明はこのような態様に制限されるものではない。本発明は、例えば一次成形の後、時間が経過した後にプレボード21を再加熱してから射出工程を行うことも可能である。
(2)上記実施形態では、プレボード21の表面に不織布13を貼付していたが、本発明はこのような態様に制限されるものではない。本発明は、例えばプレボード21に不織布13を貼付しないことも可能である。
(3)上記実施形態では、成形体11として、ブラケット11aとリブ11bを成形していたが、本発明はこのような態様に制限されるものではない。本発明は、例えばブラケット11aのみ若しくはリブ11bのみからなるものでも可能である。
(4)上記実施形態では、メイン通路19aの幅寸法よりサブ通路19bの幅寸法の方が大きく設定されていたが、本発明はこのような態様に制限されるものではない。本発明は、例えばメイン通路19aの幅寸法をサブ通路19bの幅寸法と同じもしくは大きくすることも可能である。
(5)上記実施形態では、メイン通路19aとサブ通路19bとの分岐点を略Y字形状にして、サブ通路19bの幅寸法をメイン通路19aの幅寸法より大きく設定されていたが、本発明はこのような態様に制限されるものではない。本発明は、例えばメイン通路19aとサブ通路19bとの分岐点を直角にしてもよい。
10…繊維基材
11…成形体
11a…ブラケット
12…基材
13…不織布
14…溶融樹脂
15…金型
17…ゲート
18…成形空間
19…樹脂流通路
19a…メイン通路
19b…サブ通路

Claims (3)

  1. 繊維に熱可塑性樹脂を含浸させた基材に複数の成形体が射出成形された繊維基材の製造方法であって、
    溶融樹脂を注入するゲート、各成形体を成形する複数の成形空間、及び前記ゲートと前記各成形空間とを繋ぐ樹脂流通路を備える金型に前記基材を配置する型配置工程と、
    前記ゲートから前記溶融樹脂を射出して、前記溶融樹脂が前記樹脂流通路を通り、前記各成形空間に前記溶融樹脂を充填する射出工程と、
    前記溶融樹脂を冷却し固化させることにより前記成形体を成形する二次成形工程と、
    を含み、
    前記射出工程において、一つの前記ゲートから分岐して前記各成形空間に前記溶融樹脂が送り込まれるものとされ、
    前記樹脂流通路は、
    前記ゲートからブラケットを成形する前記成形空間へ前記溶融樹脂を送り込むメイン通路と、
    残りの成形体を成形する前記成形空間へ前記溶融樹脂を送り込む複数のサブ通路と、から構成され、
    前記メイン通路と前記サブ通路とは前記溶融樹脂の進行方向に対して、鋭角をなして分岐しているものとされ、
    前記サブ通路の幅寸法が、前記メイン通路の幅寸法よりも大きいことを特徴とする繊維基材の製造方法。
  2. 前記型配置工程と前記射出工程との間に、前記基材を加熱成形する一次成形工程とを含み、前記一次成形工程で加熱された状態の前記基材に対して射出工程を行うことを特徴とする請求項1に記載の繊維基材の製造方法。
  3. 前記射出工程において、前記基材の表面には不織布が貼付されていて、前記不織布の上を溶融樹脂が流れるようにすることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の繊維基材の製造方法。
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