JP5869442B2 - フィルムインサート成形装置 - Google Patents

フィルムインサート成形装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5869442B2
JP5869442B2 JP2012152947A JP2012152947A JP5869442B2 JP 5869442 B2 JP5869442 B2 JP 5869442B2 JP 2012152947 A JP2012152947 A JP 2012152947A JP 2012152947 A JP2012152947 A JP 2012152947A JP 5869442 B2 JP5869442 B2 JP 5869442B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
cavity
gate
insert molding
guide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012152947A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014014965A (ja
Inventor
賢次郎 杉本
賢次郎 杉本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Calsonic Kansei Corp
Original Assignee
Calsonic Kansei Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Calsonic Kansei Corp filed Critical Calsonic Kansei Corp
Priority to JP2012152947A priority Critical patent/JP5869442B2/ja
Publication of JP2014014965A publication Critical patent/JP2014014965A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5869442B2 publication Critical patent/JP5869442B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Description

この発明は、例えば電化製品や自動車の内装品などの樹脂成形品を成形するフィルムインサート成形装置に関する。
従来から、例えば自動車の内装品や家電製品などの樹脂成形品を成形するフィルムインサート成形装置が知られている(特許文献1参照)。
かかるフィルムインサート成形装置は、可動型を移動させて型開きをし、加飾フィルムを射出成形金型の固定型側にセットし、この後、可動型を型締めして基材樹脂を射出することによって樹脂成型品を成形するもので、表面に木目調や金属調といった加飾を有する樹脂成形品を得るものである。
特開2000−37753号公報
ところで、このようなフィルムインサート成形装置では、加飾フィルムの縁部側にゲートを設け、このゲートから図15の矢印に示すようにキャビティ105の一端側へ樹脂を射出していくようにしたものがある。このようなフィルムインサート成形装置では、加飾フィルムのセット時や、射出成型時に金型の熱などによりフィルム102の端部102aが微妙にずれて、キャビティ面105aから僅かに浮き上がったりすると、溶融樹脂106がフィルム102の端部102aから表に回り込んでしまい、樹脂成型品の外観不良が発生してしまう問題がある。
この発明の目的は、樹脂成型品の外観不良が発生することのないフィルムインサート成形装置を提供することにある。
請求項1の発明は、
加飾されたフィルムがセットされる固定型と、この固定型との間にキャビティを形成するとともに固定型に対して離反接近する可動型と、前記キャビティの端部側に形成されたゲートとを備え、前記キャビティは、樹脂成形品の本体を形成する主キャビティ部と、前記本体の周縁のフランジを成形するフランジキャビティ部とを有し、前記ゲートから前記フランジキャビティ部を介して主キャビティ部へ溶融樹脂を射出していくフィルムインサート成型装置であって、
前記ゲートから射出された溶融樹脂が直接流入してくるフランジキャビティの一部の空間部を案内空間部とし、
この案内空間部を相対向する2つのガイド面で形成し、外側となる一方のガイド面を所定距離だけ前記フィルムの端部の位置より内側へ入り込ませるようにし
前記可動型の移動方向と直交する方向に移動可能なスライドコアを備え、
このスライドコアの先端面と前記可動型とで前記ゲートが形成され、前記スライドコアの先端面で前記案内空間部の一方のガイド面形成されており、
前記ゲートは、前記一方のガイド面よりも前記キャビティの内側に形成されていることを特徴とする。
請求項2の発明は、前記ゲートは、前記フランジキャビティ部の内周縁側に形成されていることを特徴とする。
請求項3の発明は、前記フィルムの端部は裏面側を向くように曲げられ、
前記スライドコアのガイド面を前記フィルムの厚さより、前記フィルムの端部の裏面側へ入り込ませたことを特徴とする。
請求項の発明は、前記ゲートを前記キャビティの両端部側にそれぞれ設けたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、射出成型時に溶融樹脂がフィルムの表側に回り込んでしまうことを防止することができる。
また、ゲートの開口を大きくすることができるので流動性の悪いABS樹脂などを使用することができる。
請求項2の発明によれば、ゲートは、フランジキャビティ部の内周縁側に形成されているため、ゲートをカットしてもバリがフランジの外側面に突出することがない。
請求項3の発明によれば、請求項2と同様な効果を得ることができる。
請求項の発明によれば、固定型のキャビティ面にセットされたフィルムが充填されてくる溶融樹脂の圧力によって傾いてしまうことが防止される。
この発明に係るフィルムインサート成形装置の構成を示した断面図である。 図1に示すフィルムインサート成形装置の部分拡大図である。 図2のA−A線に沿う断面図である。 図2のB−B線に沿う断面図である。 スライド機構の構成を示した説明図である。 可動型が上方に少し移動した状態を示した説明図である。 図4に示すスライド機構によってスライドコアが移動される状態を示した説明図である。 フィルムインサート成形装置が型開きされた状態を示した説明図である。 図7に示すフィルムインサート成形装置の部分拡大図である。 案内空間からキャビティへ射出される溶融樹脂の流れ方向を示した説明図である。 型開きしたフィルムインサート成形装置の固定型のキャビティ面11にフィルムをセットした状態を示した説明図である。 型開きして脱型した樹脂成形品を示した斜視図である。 図11の樹脂成形品を違う角度から見た斜視図である。 図11の樹脂成形品を違う他の角度から見た部分斜視図である。 樹脂成型品は、オーディオや空調などの各スイッチを設けるための取付枠体であることを示す説明図である。 従来の問題点を説明するための説明図である。
以下、この発明に係るフィルムインサート成形装置の実施の形態である実施例を図面に基づいて説明する。
図1に示すフィルムインサート成形装置10は、樹脂成形品SE(図7参照)を成形するキャビティ面11を有する固定型12と、キャビティ面11に対向するコア面21を有する可動型20と、後述するキャビティ5の両端側より外側となる位置に配置されるとともに左右方向(図1において上下方向)に移動可能な一対のスライドコア30,40と、このスライドコア30,40を前後方向へ移動させる一対のスライド機構50,60と、樹脂成形品SEを可動型20から脱型させる製品押出装置70とを備えている。なお、この実施例では、図示しないがスライドコア30はキャビティ5の一端側(図1において上側)に互いに所定距離離間した位置に2つ配置され、スライドコア40もキャビティ5の他端側(図1において下側)に互いに所定距離離間した位置に2つ配置されている。すなわち、スライドコアは合計4つ設けられている。
そして、固定型12と可動型20とが図1に示すように型締めされると、固定型12のキャビティ面11と可動型20のコア面21との間にキャビティ5が形成され、このキャビティ5に溶融樹脂を射出充填するものである。キャビティ5は、樹脂成形品SEの本体を形成する主キャビティ部5Aと、この主キャビティ部5Aの周縁のフランジを形成するフランジ用空間(フランジキャビティ部)5F(図3参照)とを有している。
樹脂成形品SEは、木目調や金属調等の模様が印刷形成されたつまり加飾されたフィルム2の裏面に樹脂製の基材1(図7参照)を射出成形することにより、木目調や金属調などに加飾された成形品となるものである。この樹脂成形品SEは、自動車の内装品や家電製品などに使用される。
固定型12は、ホットランナー13とスプルー14を有している。ホットランナー13は、図示しないヒータを備えており、射出装置(図示せず)のノズル先端から射出された溶融樹脂を加熱しながらスプルー14まで導くものである。また、射出成形の際には、固定型12のキャビティ面11にフィルム2(図2参照)をセットする。
固定型12のキャビティ面11の一端部には、図2に示すように、予め裏面側に湾曲状に賦型されたフィルム2の一端部2Aを受けるための曲面11Aが形成されている。
可動型20は、図示しない移動機構により左右方向に移動するようになっており、この可動型20には製品押出装置70(図1参照)が設けられている。
製品押出装置70は、図1に示すように、図示しない駆動機構により左右方向に移動する移動パネル71と、この移動パネル71に設けられた複数の押出部材72とを有している。
押出部材72は、棒状に形成され左方向(図1において)に延びて、可動型20に設けられた貫通穴22内に移動可能に挿入されており、その先端部72aが貫通穴22の開口端に位置し、コア面21と面一となっている。
型開き時に移動パネル71が駆動機構により右方向(図1において)へ移動すると、可動型の貫通穴22から押出部材72の先端部72aが貫通穴22の開口端から右方向へ突出して、樹脂成形品SE(図7参照)をコア面21から押し出させる。
スライドコア30の先端面は、図2ないし図3Aに示すように、可動型20のコア面21の側面(ガイド面)21Aと相対向したガイド面(一方のガイド面)31を有し、このガイド面31とコア面21の側面21Aとでフランジ用空間5Fの一部である案内空間部6を形成している。
また、スライドコア30の先端面と可動型20との間には、ゲート部33Aとランナ部33Bとが形成されている。
案内空間部6は、ゲート部33Aの延長上にあってゲート部33Aに連続形成され、案内空間部6の幅W1はゲート部33Aから射出される溶融樹脂の上下方向の広がり幅W2より十分に大きく設定されている。
スライドコア30のガイド面31は、固定型12のキャビティ面11の一端11a(曲面11Aの一端)の位置より内側(図2において下方)に突出している。この突出量はフィルム2の肉厚より大きく設定されている。また、そのガイド面31の右側(図2において)の端部が案内空間部6の開口が拡開する方向に傾斜面31Aとなっている。
スライドコア30と可動型20との間に形成されたランナ部33Bは、可動型20とスライドコア30との間に形成されたランナ24に連通され、このランナ24には固定型12のスプルー14から直接または図示しない固定型12のランナを介して溶融樹脂が送給されてくるようになっている。
図示しない他方のスライドコア30も上記と同じ構成なので、その説明は省略する。また、スライドコア40も他方のスライドコアも上記と同じ構成なので、その説明は省略する。
スライド機構50は、図4に示すように、可動型20に左右方向(図4において上下方向)に移動可能に保持されたスライドコア30と、固定型12にブロック51を介して固定されたアンギュラピン52と、スライドコア30に形成された傾斜穴35とから構成されている。傾斜穴35にはアンギュラピン52が挿入され、アンギュラピン52は傾斜穴35に沿って相対的に移動可能となっている。
アンギュラピン52は、可動型20の移動方向(図4において左方向)に対して上方へ傾斜しており、その傾斜角度θは約15°に設定されている。
スライドコア30の傾斜穴35も同様に同方向に傾斜しており、その傾斜角度は約15°に設定されている。
そして、図4に示す状態から可動型20が後退(図4において左方へ移動)すると、この後退とともにスライドコア30は上方向(図4において)へスライド移動することになる。逆に、後退した可動型20が前進(図4において右方へ移動)すると、スライドコア30は下方(図4において)へスライド移動することになる。
スライド機構60は、図5に示すように、スライドコア40と、アンギュラピン62と、スライドコア40の傾斜穴45の傾斜方向がスライド機構50と逆方向となっているだけで、他の構成はスライド機構50と同様なのでその説明は省略する。
[動 作]
次に、上記のように構成されるフィルムインサート成形装置10の動作について説明する。
先ず、図10に示すように、フィルムインサート成形装置10を型開きして固定型12のキャビティ面11に、周縁部にフランジ部が予め予備賦形されたフィルム2をセットする。
次に、フィルムインサート成形装置10の型締めをする。この型締めにより図1及び図4に示すように、固定型12のキャビティ面11と可動型20のコア面21との間にキャビティ5が形成される。また、この型締めの際に、スライドコア30,40は図1及び図4に示す位置へスライド移動されることになる。
そして、図示しない射出装置から射出した溶融樹脂を固定型12のホットランナー13を介してスプルー14へ送給すると、この溶融樹脂は固定型12のランナ(図示せず)及び可動型20のランナ24(図2参照)を経てスライドコア30のランナ部33Bからゲート部33Aへ送給され、このゲート部33Aから図3に示すようにフランジ用空間5Fの案内空間部6を介してフィルム2の一端部2A側近傍へ向けて射出される。
同様に、溶融樹脂はスライドコア40のゲート部(図示せず)を経て案内空間部(図示せず)を介してフィルム2の他端部(図示せず)側近傍へ向けて射出される。
図9に示すように、案内空間部6内へ射出された溶融樹脂の一部は、フィルム2の一端部2Aに向かって矢印P1方向に流れていくが、スライドコア30のガイド面31が固定型12のキャビティ面11の一端11a(曲面11Aの一端)の位置より内側(図9において下方)に突出し、この突出量はフィルム2の肉厚より大きく設定されているので、溶融樹脂がフィルム2の一端部2Aの表側に回り込んでしまうことが防止される。
また、スライドコア30のガイド面31は内側へ大きく突出しているが、そのガイド面31の右側(図9において)に傾斜面31Aが形成されていることにより、フィルム2の一端部2Aの裏面に向けて溶融樹脂を十分に流していくことができる。
ところで、図3に示すように、案内空間部6の幅W1は、スライドコア30のランナ33から射出される溶融樹脂の広がりの幅W2より広く設定されているので、案内空間部6内へ射出された溶融樹脂が広がってフィルム2の裏面に達した際に、フィルム2の裏面に当たる溶融樹脂の圧力が局部的に上昇してしまうことがない。このため、局部的な圧力上昇によってフィルム2の縁部の一部が裏側にまくれ上がって溶融樹脂がフィルム2の表面に回り込んでしまうことが未然に防止される。
スライドコア40のゲート部43A(図示せず)から案内空間部(図示せず)へ射出された溶融樹脂も上記と同様に、フィルム2の表側に回り込んだり、フィルム2の縁部の一部が裏側にまくれ上がってフィルム2の表面に回り込んだりしてしまうことがない。
また、キャビティ5内の両端側から案内空間部6を介して溶融樹脂が充填されていくとき、固定型12のキャビティ面11にセットされたフィルム2が充填されてくる溶融樹脂の圧力を受けるが、フィルム2の両端部がその溶融樹脂の圧力を受けることになるので、フィルム2がその圧力によって傾いてしまうことが防止される。ちなみに、例えば一方の案内空間部6のみから溶融樹脂が充填されてくると、フィルム2の左側のみに溶融樹脂の圧力が加わるため、セットされたフィルム2がキャビティ5内で傾いてしまう場合がある。
スライドコア30のゲート部33Aから案内空間部6へ射出された溶融樹脂は、フランジ用空間5Fや主キャビティ部5Aへ充填されていく。この充填終了後、充填された溶融樹脂を冷却固化することにより、フィルム2の裏面に基材1が一体に接合された樹脂成形品SEが成形される。
樹脂成形品SEの成形が完了すると、図5及び図6に示すように、可動型20が後退(図5及び図6において左方向へ移動)されていく。この可動型20の後退とともにアンギュラピン52,62に案内されてスライドコア30,40が互いに離間する方向へ移動していく。
可動型20が所定位置まで後退すると、アンギュラピン52,62がスライドコア30,40の傾斜穴35,45から外れ、スライドコア30,40は図7及び図8に示す位置まで移動される。可動型20はアンギュラピン52,62がスライドコア30,40の傾斜穴35,45から外れた位置からさらに後退されていき、最終的に図7及び図8に示す位置まで後退される。
この後、製品押出装置70によって移動パネル71を右方向へ移動させる。この移動パネル71の移動により、押出部材72の先端部72aが可動型20の貫通穴22から右方へ突出して樹脂成形品SEをコア面21から押出させる。すなわち、樹脂成形品SEが脱型されることになる。
脱型された樹脂成形品SEを図11〜図13に示す。この脱型された樹脂成形品SEには、各ランナー部やゲート部内などで固化した樹脂固形物Kが付着している。この樹脂固形物Kのうちスライドコア30,40のゲート部33Aによって形成されたゲート固形部Kgと、樹脂成形品SEのフランジ部SEfとの境界から切断することにより、樹脂固形物Kを樹脂成形品SEから切り離し、最終製品としての樹脂成形品SEを得ることになる。
この樹脂成形品SEは、図14に示すように、オーディオや空調などの各スイッチを設けるための取付枠体である。
ところで、スライドコア30,40で形成される案内空間部6により成形されるフランジ部SEfの凹部面Fa(スライドコア30,40は精密に形成されることによりその端面31(図2のガイド面31参照)で形成される面)の周縁ではバリが発生しない。また、ゲート部33Aをフランジ用空間5Fの内周縁側に設けており、射出成形後、ゲート固形部Kgをカットしても、カット時に生じるバリが樹脂成形品の外周面側に突出することはない。
このため、その凹部面Faを他の部品との合わせ面や位置決めなどに利用できる。また、この凹部面Faは係止部として使用することも可能である。
上記実施例では、スライドコア30,40によって案内空間部6やゲート部33Aやランナ33Bを形成しているので、スライドコア30,40をスライド移動させることにより、ゲート部33Aやランナ33Bの脱型の方向の面が開放され、樹脂成形品SEを脱型することができる。このため、可動型20を後退した際に、スライドコア30,40のゲート部33A内と案内空間部6内とで硬化した樹脂をゲート部33Aと案内空間部6との間で切断する必要がなく、このため、ゲート部33Aの開口端を大きくすることができ、流動性の悪いABS樹脂などを使用しても、射出圧の上昇、ショートショット、ひけの発生、せん断発熱により樹脂の温度が高温となりフィルム2を痛めてしまう等の問題は発生しない。
上記実施例では、スライドコア30,40で形成した案内空間部6,8から溶融樹脂をキャビティ5内へ射出充填するフィルムインサート成形装置10について説明したが、スライドコア30,40を用いずにキャビティの一端側に設けたサイドゲートを設け、このサイドゲートから溶融樹脂を射出充填するフィルムインサート成形装置に適用することもできる。
この発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲を逸脱しない範囲で種々設計変更できることは勿論である。
1 基材
2 フィルム
5 キャビティ
6 案内空間部
11 キャビティ面
12 固定型
20 可動型
21 コア面
30 スライドコア
31 端面

Claims (4)

  1. 加飾されたフィルムがセットされる固定型と、この固定型との間にキャビティを形成するとともに固定型に対して離反接近する可動型と、前記キャビティの端部側に形成されたゲートとを備え、前記キャビティは、樹脂成形品の本体を形成する主キャビティ部と、前記本体の周縁のフランジを成形するフランジキャビティ部とを有し、前記ゲートから前記フランジキャビティ部を介して主キャビティ部へ溶融樹脂を射出していくフィルムインサート成型装置であって、
    前記ゲートから射出された溶融樹脂が直接流入してくるフランジキャビティの一部の空間部を案内空間部とし、
    この案内空間部を相対向する2つのガイド面で形成し、外側となる一方のガイド面を所定距離だけ前記フィルムの端部の位置より内側へ入り込ませるようにし
    前記可動型の移動方向と直交する方向に移動可能なスライドコアを備え、
    このスライドコアの先端面と前記可動型とで前記ゲートが形成され、前記スライドコアの先端面で前記案内空間部の一方のガイド面形成されており、
    前記ゲートは、前記一方のガイド面よりも前記キャビティの内側に形成されていることを特徴とするフィルムインサート成型装置。
  2. 前記ゲートは、前記フランジキャビティ部の内周縁側に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のフィルムインサート成型装置。
  3. 前記フィルムの端部は裏面側を向くように曲げられ、
    前記スライドコアのガイド面を前記フィルムの厚さより、前記フィルムの端部の裏面側へ入り込ませたことを特徴とする請求項2に記載のフィルムインサート成型装置。
  4. 前記ゲートを前記キャビティの両端部側にそれぞれ設けたことを特徴とする請求項2または請求項に記載のフィルムインサート成型装置。
JP2012152947A 2012-07-06 2012-07-06 フィルムインサート成形装置 Expired - Fee Related JP5869442B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012152947A JP5869442B2 (ja) 2012-07-06 2012-07-06 フィルムインサート成形装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012152947A JP5869442B2 (ja) 2012-07-06 2012-07-06 フィルムインサート成形装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014014965A JP2014014965A (ja) 2014-01-30
JP5869442B2 true JP5869442B2 (ja) 2016-02-24

Family

ID=50110098

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012152947A Expired - Fee Related JP5869442B2 (ja) 2012-07-06 2012-07-06 フィルムインサート成形装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5869442B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7399575B2 (ja) 2020-03-31 2023-12-18 株式会社吉野工業所 インサート成形用金型、インサート成形方法及び容器

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11254457A (ja) * 1998-03-12 1999-09-21 Idemitsu Petrochem Co Ltd 積層成形品の成形用金型および積層成形品の製造方法
JP4578707B2 (ja) * 2001-03-23 2010-11-10 吉田プラ工業株式会社 合成樹脂製の蓋体
US6718664B2 (en) * 2002-01-03 2004-04-13 Williams Industries Container having image-carrying sheet and method of manufacturing such container
JP2006231794A (ja) * 2005-02-25 2006-09-07 Nishikawa Kasei Co Ltd 射出成形型
JP2006231781A (ja) * 2005-02-25 2006-09-07 Nishikawa Kasei Co Ltd 射出成形型
JP2006231793A (ja) * 2005-02-25 2006-09-07 Nishikawa Kasei Co Ltd 表皮一体射出成形方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014014965A (ja) 2014-01-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6084599B2 (ja) 複数個の成形品を並行して成形する成形方法および成形装置
JP5855539B2 (ja) 二色成形品の製造装置並びに製造方法
JP5864275B2 (ja) 車両用樹脂製窓パネルの射出成形型
JP2006192836A (ja) インサート成形品の製造方法
JP5869442B2 (ja) フィルムインサート成形装置
JP6189371B2 (ja) 中空成形品の成形方法
JP2004017629A (ja) 樹脂成形体の成形方法
JP6000134B2 (ja) モールド射出成形金型
JP2012223989A (ja) 射出成形方法及びこれに用いる射出成形用金型
JP6199346B2 (ja) 成形品の突き出しに特徴を有する成形方法および射出成形機
JP2009292132A (ja) 樹脂成形品の成形方法並びに成形金型
JP6725832B2 (ja) 成形方法
JP4394795B2 (ja) 射出成形方法
KR101813677B1 (ko) 사출 성형 장치
JP5777396B2 (ja) インサート成形方法
JP2005193634A (ja) 射出成形体の製造方法とその金型装置
JP5885612B2 (ja) 射出成形装置及びそれを用いる射出成形方法
JP2671602B2 (ja) 樹脂成形機の成形品排出装置
JP2005297466A (ja) プラスチック成形金型及びプラスチック成形方法
JP7173862B2 (ja) 射出成形品の製造方法
JP4275083B2 (ja) 携帯電話機用操作部品の製造方法及びその製造方法に用いられる製造装置
JP2006231793A (ja) 表皮一体射出成形方法
JP2010105168A (ja) 多材射出成形装置および多材射出成形方法ならびに多材射出成形金型
JP2020116918A (ja) 射出成形品の製造方法、及び射出成形金型
JP5686695B2 (ja) 射出成形方法及びその装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141017

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150622

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150630

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150827

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20150827

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160105

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160107

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5869442

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees