JPH1180540A - ポリアミド樹脂組成物 - Google Patents

ポリアミド樹脂組成物

Info

Publication number
JPH1180540A
JPH1180540A JP24658497A JP24658497A JPH1180540A JP H1180540 A JPH1180540 A JP H1180540A JP 24658497 A JP24658497 A JP 24658497A JP 24658497 A JP24658497 A JP 24658497A JP H1180540 A JPH1180540 A JP H1180540A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polyamide resin
acid
resin composition
weight
parts
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP24658497A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3452469B2 (ja
Inventor
Kazue Kojima
和重 小島
Koji Fujimoto
康治 藤本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Unitika Ltd
Original Assignee
Unitika Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Unitika Ltd filed Critical Unitika Ltd
Priority to JP24658497A priority Critical patent/JP3452469B2/ja
Publication of JPH1180540A publication Critical patent/JPH1180540A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3452469B2 publication Critical patent/JP3452469B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高剛性で耐熱性や耐衝撃性に優れ、かつ低そ
り性の成形品とすることができるポリアミド樹脂組成物
を提供する。 【解決手段】 膨潤性フッ素雲母系鉱物0.1〜20重
量部が分子レベルで均一に分散された強化ポリアミド樹
脂(A)100重量部に対して、繊維状強化材(B)5
0重量部以下が配合された樹脂組成物であって、厚み
1.6mm、直径100mmの円盤にした時のそりが
2.0mm以下であるポリアミド樹脂組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、膨潤性フッ素雲母
系鉱物 0.1〜20重量部が均一に分散された強化ポリアミ
ド樹脂(A) と繊維状強化材(B) とからなり、高剛性で耐
熱性や耐衝撃性に優れ、かつ低そり性の成形品とするこ
とのできるポリアミド樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリアミド樹脂は、その成形品が優れた
機械的性質を有することから、特に自動車や家電製品な
どの部品用の射出成形材料として幅広く利用されてい
る。ポリアミド成形品に高剛性、耐熱性を付与させる場
合には、通常は繊維状強化材で強化したポリアミド樹脂
組成物が用いられており、例えば、繊維状強化材として
ガラス繊維を特定量配合させたポリアミド樹脂組成物が
提案されている(特開昭51− 50960号公報、同54− 188
54号公報、同59−168058号公報)。しかしながら、前記
のポリアミド樹脂組成物では、射出成形により成形した
場合、成形品のそりが大きく、寸法安定性が低いという
問題点があった。
【0003】また、ポリアミド樹脂にガラス繊維とタル
クなどの粉末状無機物を添加することで、成形品のそり
や変形を改善することが提案されている(特公昭58−47
37号公報、特開昭51-7056 号公報)。しかし、ここに記
載のポリアミド樹脂組成物においては、ガラス繊維の添
加量が15重量%以下で無機物の添加量が20重量%以上で
あり、繊維状強化材が少なく無機物が多いため、成形品
の剛性、強度、耐衝撃性などを向上させることが難しか
った。
【0004】さらに、モンモリロナイトが分子レベルで
均一に分散された強化ポリアミド樹脂と繊維状強化材と
からなる低そり性ポリアミド樹脂組成物が提案されてい
る(特許第 2528164号公報)。しかしながら、この場合
にもガラス繊維の配合量が多い場合には、そりの改善効
果は充分ではなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、高剛性で耐
熱性や耐衝撃性に優れ、かつ低そり性の成形品とするこ
とのできるポリアミド樹脂組成物を提供するものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者らは鋭
意検討を重ねた結果、特定量の膨潤性フッ素雲母系鉱物
が分子レベルで均一に分散された強化ポリアミド樹脂
に、繊維状強化材を特定量配合することで上記課題が解
決できることを見い出し、本発明に到達した。
【0007】すなわち、本発明の要旨は次の通りであ
る。膨潤性フッ素雲母系鉱物 0.1〜20重量部が分子レベ
ルで均一に分散された強化ポリアミド樹脂(A) 100 重量
部に対して、繊維状強化材(B)50 重量部以下が配合され
た樹脂組成物であって、厚み 1.6mm、直径 100mmの円盤
にした時のそりが 2.0mm以下であることを特徴とするポ
リアミド樹脂組成物。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳細に説明
する。
【0009】本発明における膨潤性フッ素雲母系鉱物
0.1〜20重量部が分子レベルで均一に分散された強化ポ
リアミド樹脂組成物(A)(以下「強化ポリアミド樹脂組成
物(A)」と略称する)は、ポリアミド樹脂中に膨潤性フ
ッ素雲母系鉱物が分子レベルで均一に分散されたもので
ある。ここで、分子レベルで均一に分散されるというこ
とは、膨潤性フッ素雲母系鉱物がポリアミドマトリック
ス中に分散される際、それぞれが平均20Å以上の層間距
離に保たれている状態をいう。さらに、層間距離とは膨
潤性フッ素雲母系鉱物の珪酸塩層の平板の重心間の距離
をいい、均一に分散されるとは珪酸塩層の一枚一枚がも
しくは平均的な重なりが5層以下の多層物が平行に又は
ランダムに、もしくは平行とランダムが混在した状態
で、その50%以上が、好ましくは70%以上が塊を形成す
ることなく分散されている状態をいう。具体的には、強
化ポリアミド樹脂組成物(A) の試験片について広角X線
回折測定を行い、珪酸塩層の厚み方向に起因するピーク
が消失されていること、もしくは透過型電子顕微鏡写真
撮影観察により、膨潤性フッ素雲母系鉱物の塊がないこ
とから確認できる。
【0010】本発明における強化ポリアミド樹脂(A) を
構成するポリアミド樹脂は、アミノ酸、ラクタムあるい
はジアミンとジカルボン酸(それらの一対の塩も含まれ
る)とから形成されるアミド結合を有する重合体を意味
する。
【0011】このようなポリアミド樹脂を形成するモノ
マ−の例を挙げると、次のようなものがある。アミノ酸
としては6−アミノカプロン酸、11−アミノウンデカン
酸、12−アミノドデカン酸、パラアミノメチル安息香酸
などがある。ラクタムとしてはε−カプロラクタム、ω
−ラウロラクタムなどがある。ジアミンとしてはテトラ
メチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、ウンデカ
メチレンジアミン、ドデカメチレンジアミン、2,2,4 −
/2,4,4 −トリメチルヘキサメチレンジアミン、5−メ
チルノナメチレンジアミン、2,4 −ジメチルオクタメチ
レンジアミン、メタキシリレンジアミン、パラキシリレ
ンジアミン、1,3 −ビス(アミノメチル)シクロヘキサ
ン、1−アミノ−3ーアミノメチル−3,5,5 −トリメチ
ルシクロヘキサン、ビス(4−アミノシクロヘキシル)
メタン、ビス(3−メチル−4−アミノシクロヘキシ
ル)メタン、2,2 −ビス(4ーアミノシクロヘキシル)
プロパン、ビス(アミノプロピル)ピペラジン、アミノ
エチルピペラジンなどがある。ジカルボン酸としてはア
ジピン酸、スベリン酸、アゼライン酸、セバシン酸、ド
デカンジカルボン酸、テレフタル酸、イソフタル酸、ナ
フタレンジカルボン酸、2−クロロテレフタル酸、2−
メチルテレフタル酸、5−メチルイソフタル酸、5−ナ
トリウムスルホイソフタル酸、ヘキサヒドロテレフタル
酸、ヘキサヒドロイソフタル酸、ジグリコール酸などが
ある。また、これらのジアミンとジカルボン酸は一対の
塩として用いることもできる。
【0012】ポリアミド樹脂の好ましい例としては、ポ
リカプロアミド(ナイロン6)、ポリテトラメチレンア
ジパミド(ナイロン46)、ポリヘキサメチレンアジパミ
ド(ナイロン66)、ポリヘキサメチレンセバカミド(ナ
イロン 610)、ポリヘキサメチレンドデカミド(ナイロ
ン 612)、ポリウンデカメチレンアジパミド(ナイロン
116)、ポリウンデカンアミド(ナイロン11)、ポリド
デカンアミド(ナイロン12)、ポリトリメチルヘキサメ
チレンテレフタルアミド(ナイロンTMDT)、ポリヘキサ
メチレンイソフタルアミド(ナイロン6I)、ポリヘキサ
メチレンテレフタル/イソフタルアミド(ナイロン6T/
6I)、ポリビス(4−アミノシクロヘキシル)メタンド
デカミド(ナイロンPACM12)、ポリビス(3−メチル−
4−アミノシクロヘキシル)メタンドデカミド(ナイロ
ンジメチルPACM12)、ポリメタキシリレンアジパミド
(ナイロンMDX6)、ポリウンデカメチレンテレフタルア
ミド(ナイロン 11T)、ポリウンデカメチレンヘキサヒ
ドロテレフタルアミド〔ナイロン11T(H)〕又はこれらの
共重合ポリアミド、混合ポリアミドなどがある。中でも
ナイロン6、ナイロン46、ナイロン66、ナイロン11、ナ
イロン12又はこれらの共重合ポリアミド、混合ポリアミ
ドが好ましく、ナイロン6もしくはナイロン12又はこれ
らの共重合ポリアミドが特に好ましい。
【0013】本発明における強化ポリアミド樹脂(A) を
構成する膨潤性フッ素雲母系鉱物は、次式で示されるも
ので、容易に合成できるものである。 α(MF)・β(aMgF2 ・bMgO)・γSiO2 (式中、Mはナトリウム又はリチウムを表し、α、β、
γ、a及びbは各々係数を表し、0.1 ≦α≦2、2≦β
≦3.5 、3≦γ≦4、0≦a≦1、0≦b≦1、a+b
=1である。)
【0014】このような膨潤性フッ素雲母系鉱物の製造
法としては、例えば、酸化珪素と酸化マグネシウムと各
種フッ化物とを混合し、その混合物を電気炉あるいはガ
ス炉中で1400〜1500℃の温度範囲で完全に溶融し、その
冷却過程で反応容器内にフッ素雲母系鉱物を結晶成長さ
せる、いわゆる溶融法がある。
【0015】また、タルクを出発物質として用い、これ
にアルカリ金属イオンをインターカレーションして膨潤
性フッ素雲母系鉱物を得る方法がある(特開平2−1494
15号公報)。この方法では、タルクに珪フッ化物及び/
又はフッ化物を混合し、磁性ルツボ内で 700〜1200℃で
短時間加熱処理することによって膨潤性フッ素雲母系鉱
物が得られる。本発明で用いる膨潤性フッ素雲母系鉱物
は特にこの方法で製造されたものが好ましい。
【0016】この際、タルクと混合する珪フッ化アルカ
リあるいはフッ化アルカリの量は、混合物全体の10〜35
重量%の範囲とすることが好ましく、この範囲を外れる
場合には膨潤性フッ素雲母系鉱物の生成収率が低下する
ので好ましくない。
【0017】上記の膨潤性フッ素雲母系鉱物を得るため
には、珪フッ化アルカリあるいはフッ化アルカリのアル
カリ金属は、ナトリウムあるいはリチウムとすることが
必要である。これらのアルカリ金属は単独で用いてもよ
いし併用してもよい。また、アルカリ金属のうち、カリ
ウムの場合には膨潤性フッ素雲母系鉱物が得られない
が、ナトリウムあるいはリチウムと併用し、かつ限定さ
れた量であれば膨潤性を調節する目的で用いることも可
能である。
【0018】さらに、膨潤性フッ素雲母系鉱物を製造す
る工程において、アルミナを少量配合し、生成する膨潤
性フッ素雲母系鉱物の膨潤性を調整することも可能であ
る。
【0019】膨潤性フッ素雲母系鉱物の配合量は、ポリ
アミド樹脂 100重量部を形成するモノマ−量に対して
0.1〜20重量部とすることが必要である。この配合量が
0.1重量部未満では、高剛性で耐熱性や耐衝撃性に優
れ、かつ低そり性の成形品とすることのできる樹脂組成
物が得られない。一方、この配合量が20重量部を超える
と、成形品にしたときの靱性の低下が大きくなるので好
ましくない。
【0020】次に、強化ポリアミド樹脂(A) の製造法に
ついて説明する。そのためには、まず初めにポリアミド
樹脂 100重量部を形成するモノマー量に、膨潤性フッ素
雲母系鉱物を配合し、加圧下でモノマーを重合する。こ
の際、重合は温度 240〜300 ℃、圧力2〜30kg/cm2の範
囲で1〜5時間の範囲で適宜行うことが好ましい。
【0021】次に、上記の温度に保って、一旦常圧に戻
してから、生成した強化ポリアミド樹脂をストランド状
にして払い出し、冷却、固化後、切断することにより強
化ポリアミド樹脂(A) のペレットとする。
【0022】また、上記の重合時には酸を添加してもよ
く、酸を添加することによって、より高剛性で高耐熱性
の成形品とすることができる。
【0023】上記の酸としては、pKa(25℃、水中での
値)が0〜4又は負の酸であるなら、有機酸でも無機酸
であってもよく、例えば、安息香酸、セバシン酸、ギ
酸、酢酸、モノクロル酢酸、ジクロル酢酸、トリクロル
酢酸、トリフルオロ酢酸、亜硝酸、硝酸、リン酸、亜リ
ン酸、塩酸、臭化水素酸、ヨウ化水素酸、硫酸、過塩素
酸、フルオロスルホン酸−ペンタフルオロアンチモン
(1:1)〔アルドリッチ社製「マジックアシッド」
(登録商標)〕、フルオロアンチモン酸などが挙げられ
る。
【0024】本発明の強化ポリアミド樹脂(A) を構成す
るポリアミド樹脂の相対粘度は、溶媒として96重量%濃
硫酸を用い、温度25℃、濃度1g/dlの条件で求めた値が
1.5〜5.0 の範囲にあることが好ましい。この相対粘度
が 1.5未満のものでは、成形品としたときの機械的特性
が低下する。一方、この相対粘度が 5.0を超えるもので
は、樹脂組成物の成形性が急速に低下するので好ましく
ない。
【0025】本発明における繊維状強化材(B) は、強化
ポリアミド樹脂(A) に配合させることにより、高剛性で
耐熱性に優れ、かつ低そり性の成形品とすることのでき
る成分である。この繊維状強化材(B) の配合量は、強化
ポリアミド樹脂(A)100重量部に対して50重量部以下とす
ることが必要である。この配合量が50重量部を超える
と、樹脂組成物の流動性が低下し、成形品の表面が滑ら
かに仕上がらず、外観に優れた成形品とすることができ
ない。
【0026】繊維状強化材(B) としては、ガラス繊維、
炭素繊維、ウォラストナイトや窒化珪素やチタン酸カリ
ウムや塩基性硫酸マグネシウムやセピオライトやゾノト
ライトやホウ酸アルミニウムなどのセラミックウィスカ
ーを挙げることができるが、中でもガラス繊維、炭素繊
維、チタン酸カリウムウィスカーが好ましく、ガラス繊
維が特に好ましい。
【0027】上記の繊維状強化材は、溶融混練した後の
ポリアミド樹脂組成物中において、平均直径(D) が 0.2
〜20μmで、かつ平均長さ(L) と平均直径(D) との比、
L/Dが10〜90となるようにすることが好ましい。平均直
径(D) が 0.2μm未満のものは工業的に量産することが
難しく、20μmを超えるものでは低そり性の成形品とす
ることができない。また、L/D が10未満では高剛性で耐
熱性に優れた成形品とすることが難しく、L/D が90を超
えると低そり性の成形品とすることが難しい。
【0028】この際、繊維状強化材がガラス繊維あるい
は炭素繊維である場合には、強化ポリアミド樹脂と溶融
混練する際に、押出機中でガラス繊維や炭素繊維の破断
が起こるので、溶融混練するに先立って、押出機やその
スクリュー形状などを考慮して予備試験を行い、溶融混
練した後のポリアミド樹脂組成物中においてL/D が10〜
90となるようにガラス繊維あるいは炭素繊維の長さを適
宜決定すればよい。また、繊維状強化材がチタン酸カリ
ウムなどのセラミックウィスカーである場合には、溶融
混練する際に破断が起こることが少ないので、このよう
な試験を行う必要はない。
【0029】本発明のポリアミド樹脂組成物の製造する
には、通常は、スクリューを備えた2軸押出機を用い
て、上記した強化ポリアミド樹脂(A) のぺレットと繊維
状強化材(B) とを溶融混練した後、ストランド状に押出
してペレットとする方法が採用される。
【0030】また、本発明のポリアミド樹脂組成物に
は、他の熱可塑性重合体が混合されていてもよく、この
場合にも、スクリューを備えた2軸押出機を用いて混合
しアロイ化することが好ましい。かかる樹脂組成物中で
は膨潤性フッ素雲母系鉱物が分子レベルでポリアミド樹
脂中に均一に分散されているため、非強化ポリアミド樹
脂とのアロイ化物に比べて、機械的強度や耐熱性が向上
する。
【0031】上記の熱可塑性重合体としては、例えばポ
リブタジエン、ブタジエン/スチレン共重合体、アクリ
ルゴム、エチレン/プロピレン共重合体、エチレン/プ
ロピレン/ジエン共重合体、天然ゴム、塩素化ブチルゴ
ム、塩素化ポリエチレンなどのエラストマー又はこれら
の無水マレイン酸などによる酸変性物、スチレン/無水
マレイン酸共重合体、スチレン/フェニルマレイミド共
重合体、ポリエチレン、ポリプロピレン、ブタジエン/
アクリロニトリル共重合体、ポリ塩化ビニル、ポリエチ
レンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポ
リアセタール、ポリフッ化ビニリデン、ポリスルホン、
ポリフェニレンサルファイド、ポリエーテルスルホン、
フェノキシ樹脂、ポリフェニレンエーテル、ポリメチル
メタクリレート、ポリエーテルケトン、ポリカーボネー
ト、ポリテトラフルオロエチレン、ポリアリレートなど
が挙げられる。この際、熱可塑性重合体は、強化ポリア
ミド樹脂(A)100重量部に対して60重量部以下の割合で混
合することが好ましい。
【0032】本発明のポリアミド樹脂組成物には、その
特性を大きく損わない限り、顔料、熱安定剤、酸化防止
剤、劣化防止剤、耐候剤、難燃剤、可塑剤、離型剤など
が添加されていてもよく、これらは強化ポリアミド樹脂
(A) の重合時あるいは得られたポリアミド樹脂組成物を
溶融混練もしくは溶融成形する際に加えられる。
【0033】熱安定剤、酸化防止剤及び劣化防止剤とし
ては、例えばヒンダードフェノール類、リン化合物、ヒ
ンダードアミン類、イオウ化合物、銅化合物、アルカリ
金属のハロゲン化物あるいはこれらの混合物を使用する
ことができる。
【0034】本発明のポリアミド樹脂組成物は、通常の
成形加工方法で目的の成形品とすることができ、例えば
射出成形、押出成形、吹き込み成形等の熱溶融成形法に
よって各種の成形品にしたり、有機溶媒溶液からの流延
法により薄膜とすることができる。
【0035】本発明のポリアミド樹脂組成物を用いて得
られる成形品は、そりが小さく、機械的強度、耐熱性及
び寸法安定性がポリアミド樹脂単独の場合に比べて顕著
に改良され、また吸水による機械的性質や寸法変化が少
ないので、各種の成形品とすることができる。
【0036】上記の成形品としては、パイプ、中空パイ
プ、把手、インク容器、カーテンレール、ギアー部品、
ベアリングリテーナー、ブラシ、リール、ブレーカーカ
バー、スイッチ、コネクター、自動車外装用部品、自動
車内装用部品、ライトカバー、インテークマニホール
ド、タイミングベルトカバー、ホイール、エンジンカバ
ー、シリンダーヘッドカバーなどを挙げることができ
る。しかし、これらに限定されるものではなく、本発明
のポリアミド樹脂組成物の特性である優れた低そり性、
機械的強度、耐熱性を生かすことができる分野に幅広く
用いることができる。
【0037】
【実施例】次に、実施例により本発明をさらに具体的に
説明する。なお、実施例並びに比較例で用いた原料及び
物性試験の測定法は次の通りである。 1.原料 (1) 膨潤性フッ素雲母系鉱物 ボールミルにより平均粒径が4μmとなるように粉砕し
たタルクに対し、平均粒径が同じく4μmの珪フッ化ナ
トリウムを全量の15重量%となるように混合し、これを
磁性ルツボに入れ、電気炉にて 850℃で1時間反応させ
ることにより合成した。この粉末について、広角X線回
折測定を行った結果、原料タルクのc軸方向の厚み 9.2
Åに対するピークは消失し、膨潤性フッ素雲母系鉱物の
生成を示す12〜13Åに対応するピークが認められた。 (2) モンモリロナイト 市販のモンモリロナイト(クニミネ工業社製、クニピア
F)を水中で12−アミノドデカン酸の塩酸塩で膨潤化処
理させた後、ろ過、水洗、乾燥、粉砕した物を用いた。
この粉末について、広角X線回折測定を行った結果、モ
ンモリロナイトのc軸方向の厚みは12Åから17Åに増大
し、モンモリロナイトの層間に12−アミノドデカン酸が
挿入されていることが確認された。
【0038】2.測定法 (a) ポリアミド樹脂組成物中の膨潤性フッ素雲母系鉱物
もしくはモンモリロナイトの分散性 広角X線回折装置(リガク社製、RAD-rB型)を用いて、
曲げ強度測定用の試験片について広角X線回折測定を行
い、膨潤性フッ素雲母系鉱物もしくはモンモリロナイト
の分散性を測定した。 (b) ポリアミド樹脂の相対粘度 試験片中におけるポリマー成分が、96重量%濃硫酸中、
1g/dLの濃度になるように溶液を調製した。なお、試験
片中の膨潤性フッ素雲母系鉱物もしくはモンモリロナイ
トは、試験片を 500℃で24時間燃焼した後、灰分量を測
定することにより求めた。上記の調製した溶液を、7000
rpm で2時間遠心分離した後、上澄み液を G-3のガラス
フィルターでろ過し、粘度測定に供した。測定は25℃で
行った。 (c) ポリアミド樹脂組成物中の繊維状強化材のサイズ
(L、D、L/D ) ポリアミド樹脂組成物中の繊維状強化材の平均長さ(L)
、平均直径(D) 及びその比(L/D )は次のようにして
求めた。すなわち、成形品を3か所より全体で1g採取
し、ギ酸で溶解後、スライドガラスにはさみ、ガラス繊
維及び炭素繊維については30倍、チタン酸カリウムウィ
スカーについては 300倍の顕微鏡拡大写真をとり、n数
200で繊維状強化材の長さを測定した。その平均長さL
の求め方は、ガラス繊維及び炭素繊維については25μm
間隔、チタン酸カリウムウィスカーについては1μm間
隔で度数分布表を作製し、(各級の中心値)×(度数)
を求め、これを加えたものを全度数で割ることにより求
めた。従って、 L=Σ〔(各級の中心値)×(度数)〕/全度数 で示される。同様にして、ガラス繊維及び炭素繊維につ
いては 300倍の顕微鏡拡大写真、チタン酸カリウムウィ
スカーについては 10000倍の電子顕微鏡写真をとり、n
数10で繊維状強化材の直径を測定し、その平均直径Dを
算術平均により求めた。L/D は、上記のLとDとの比率
である。 (d) 円盤のそり 射出成形で得た厚み 1.6mm、直径 100mmの円盤を水平面
下に置き、水平面との最大の隙間間隔をもって表した。 (e) 試験片の引張強度及び引張破断伸度 ASTM D-638に基づいて測定した。 (f) 試験片の曲げ強度及び曲げ弾性率 ASTM D-790に基づいて測定した。 (g) 試験片のアイゾット衝撃強度 ASTM D-256に基づいて、厚み 3.2mmの試験片に所定の深
みのノッチをつけて測定した。 (h) 試験片の熱変形温度 ASTM D-648に基づいて、荷重 1.86MPaで測定した。
【0039】実施例1 ε−カプロラクタム10kg、膨潤性フッ素雲母系鉱物0.5k
g及び水1kgを内容量30リットルの反応缶に入れ、攪拌
しながら、15kg/cm2の圧力まで昇圧した。そして徐々に
水蒸気を放圧しつつ、圧力15kg/cm2、温度 260℃に保っ
て2時間重合した後、1時間かけて常圧まで放圧した。
その後、常圧下、260 ℃に30分間放置した後、ストラン
ド状に払い出し、冷却、固化後、切断して膨潤性フッ素
雲母系鉱物とナイロン6ポリマーからなる強化ポリアミ
ド樹脂(A) のペレットを得た。次いで、このペレットを
95℃の熱水で8時間精練を行い、この操作を2度繰り返
した後、真空乾燥した。そして、この乾燥ペレット 100
重量部とガラス繊維(日本電気硝子社製、T-289 、平均
直径13μm、平均長さ3000μm)25重量部とをシリンダ
ー温度を 260℃に設定した内径35mmの2軸押出機(池貝
鉄工社製、PCM-45)を用いて、260 ℃にて溶融混練した
後、ストランド状に押出してペレットとし、真空乾燥し
た。なお、ガラス繊維は溶融させた強化ポリアミド樹脂
(A) にポッパーから添加した。その後、この乾燥ペレッ
トを射出成形機(三菱重工業社製、125/75MS型)を用
い、シリンダー温度 260℃、金型温度70℃、射出時間6
秒、冷却時間6秒で射出成形を行い、厚み 3.2mmの各種
試験片を作製し、物性試験を行った。
【0040】実施例2 ガラス繊維25重量部の代わりに50重量部を用いた他は、
実施例1と同様にして乾燥ペレット及び各種試験片を作
製し、物性試験を行った。
【0041】実施例3 ガラス繊維25重量部の代わりに、チタン酸カリウムウィ
スカー(大塚化学社製、ティスモD102、平均直径 0.3μ
m、平均長さ13μm)25重量部を用いた他は、実施例1
と同様にして乾燥ペレット及び各種試験片を作製し、物
性試験を行った。
【0042】実施例4 ガラス繊維25重量部の代わりに、チタン酸カリウムウィ
スカー(大塚化学社製、ティスモD102、平均直径 0.3μ
m、平均長さ13μm)50重量部を用いた他は、実施例1
と同様にして乾燥ペレット及び各種試験片を作製し、物
性試験を行った。
【0043】実施例5 ガラス繊維25重量部の代わりに、炭素繊維(呉羽化学社
製、M-102S、平均直径14.5μm、平均長さ 200μm)25
重量部を用いた他は、実施例1と同様にして乾燥ペレッ
ト及び各種試験片を作製し、物性試験を行った。
【0044】実施例6 ガラス繊維25重量部の代わりに、炭素繊維(呉羽化学社
製、M-102S、平均直径14.5μm、平均長さ 200μm)50
重量部を用いた他は、実施例1と同様にして乾燥ペレッ
ト及び各種試験片を作製し、物性試験を行った。
【0045】実施例1〜6におけるポリアミド樹脂組成
物の配合割合、相対粘度、繊維状強化材のサイズ、円盤
のそり及び各種試験片の物性を表1にまとめて示す。
【0046】
【表1】
【0047】比較例1 ε−カプロラクタム10kg、12−アミノドデカン酸を層間
に挿入したモンモリロナイト0.5kg及び水1kgを内容量
30リットルの反応缶に入れ、攪拌しながら、15kg/cm2
圧力まで昇圧した。そして徐々に水蒸気を放圧しつつ、
圧力15kg/cm2、温度 260℃に保って2時間重合した後、
1時間かけて常圧まで放圧した。その後、常圧下、260
℃に30分間放置した後、ストランド状に払い出し、冷
却、固化後、切断してモンモリロナイトとナイロン6ポ
リマーからなる強化ポリアミド樹脂(A) のペレットを得
た。次いで、このペレットを95℃の熱水で8時間精練を
行い、この操作を2度繰り返した後、真空乾燥した。そ
して、この乾燥ペレット 100重量部とガラス繊維(日本
電気硝子社製、T-289 、平均直径13μm、平均長さ3000
μm)25重量部とをシリンダー温度を 260℃に設定した
内径35mmの2軸押出機(池貝鉄工社製、PCM-45)を用い
て、260 ℃にて溶融混練した後、ストランド状に押出し
てペレットとし、真空乾燥した。なお、ガラス繊維は溶
融させた強化ポリアミド樹脂(A) にポッパーから添加し
た。その後、この乾燥ペレットを射出成形機(三菱重工
業社製、125/75MS型)を用い、シリンダー温度 260℃、
金型温度70℃、射出時間6秒、冷却時間6秒で射出成形
を行い、厚み 3.2mmの各種試験片を作製し、物性試験を
行った。
【0048】比較例2 ガラス繊維25重量部の代わりに、チタン酸カリウムウィ
スカー(大塚化学社製、ティスモD102、平均直径 0.3μ
m、平均長さ13μm)25重量部を用いた他は、比較例1
と同様にして乾燥ペレット及び各種試験片を作製し、物
性試験を行った。
【0049】比較例3 ガラス繊維25重量部の代わりに、炭素繊維(呉羽化学社
製、M-102S、平均直径14.5μm、平均長さ 200μm)25
重量部を用いた他は、比較例1と同様にして乾燥ペレッ
ト及び各種試験片を作製し、物性試験を行った。
【0050】比較例4 強化ナイロン6樹脂(A) の代わりに、相対粘度 2.6のナ
イロン6樹脂(ユニチカ社製、A1030BRL)を用いた他
は、比較例1と同様にして乾燥ペレット及び各種試験片
を作製し、物性試験を行った。
【0051】比較例5 強化ナイロン6樹脂(A) の代わりに相対粘度 2.6のナイ
ロン6樹脂(ユニチカ社製、A1030BRL)を用い、ガラス
繊維の代わりにチタン酸カリウムウィスカー(大塚化学
社製、ティスモD102、平均直径 0.3μm、平均長さ13μ
m)を用いた他は、比較例1と同様にして乾燥ペレット
及び各種試験片を作製し、物性試験を行った。
【0052】比較例6 強化ナイロン6樹脂(A) の代わりに相対粘度 2.6のナイ
ロン6樹脂(ユニチカ社製、A1030BRL)を用い、ガラス
繊維の代わりに炭素繊維(呉羽化学社製、M-102S、平均
直径14.5μm、平均長さ 200μm)を用いた他は、比較
例1と同様にして乾燥ペレット及び各種試験片を作製
し、物性試験を行った。
【0053】比較例1〜6におけるポリアミド樹脂組成
物の配合割合、相対粘度、繊維状強化材のサイズ、円盤
のそり及び各種試験片の物性を表2にまとめて示す。
【0054】
【表2】
【0055】なお、実施例1〜6及び比較例1〜3にお
いて、曲げ強度測定用試験片について広角X線回折測定
を行ったところ、膨潤性フッ素雲母系鉱物あるいはモン
モリロナイトの厚み方向のピークは完全に消失してお
り、ナイロン6中に膨潤性フッ素雲母系鉱物あるいはモ
ンモリロナイトが分子レベルで均一に分散されているこ
とがわかった。
【0056】
【発明の効果】本発明によれば、高剛性で耐熱性や耐衝
撃性に優れ、かつ低そり性の成形品とすることができる
ポリアミド樹脂組成物を得ることができる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 膨潤性フッ素雲母系鉱物 0.1〜20重量部
    が分子レベルで均一に分散された強化ポリアミド樹脂
    (A)100重量部に対して、繊維状強化材(B) 50重量部以下
    が配合された樹脂組成物であって、厚み 1.6mm、直径 1
    00mmの円盤にした時のそりが 2.0mm以下であることを特
    徴とするポリアミド樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 繊維状強化材の平均直径(D) が 0.2〜20
    μmで、かつ平均長さ(L) と平均直径(D) との比、L/D
    が10〜90であることを特徴とする請求項1に記載のポリ
    アミド樹脂組成物。
  3. 【請求項3】 繊維状強化材が、ガラス繊維であること
    を特徴とする請求項1又は2に記載のポリアミド樹脂組
    成物。
JP24658497A 1997-09-11 1997-09-11 ポリアミド樹脂組成物 Expired - Fee Related JP3452469B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24658497A JP3452469B2 (ja) 1997-09-11 1997-09-11 ポリアミド樹脂組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24658497A JP3452469B2 (ja) 1997-09-11 1997-09-11 ポリアミド樹脂組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1180540A true JPH1180540A (ja) 1999-03-26
JP3452469B2 JP3452469B2 (ja) 2003-09-29

Family

ID=17150598

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24658497A Expired - Fee Related JP3452469B2 (ja) 1997-09-11 1997-09-11 ポリアミド樹脂組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3452469B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001098148A (ja) * 1999-07-23 2001-04-10 Toray Ind Inc ポリアミド樹脂組成物および成形品
WO2004083015A1 (ja) * 2003-03-19 2004-09-30 Nsk Ltd. 電動パワーステアリング装置及びそれに使用する樹脂歯車
JP2010047666A (ja) * 2008-08-20 2010-03-04 Unitika Ltd ガラス繊維強化ポリアミド樹脂組成物
JP2013067362A (ja) * 2011-09-08 2013-04-18 Nsk Ltd 電動パワーステアリング装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001098148A (ja) * 1999-07-23 2001-04-10 Toray Ind Inc ポリアミド樹脂組成物および成形品
JP4622017B2 (ja) * 1999-07-23 2011-02-02 東レ株式会社 円形構造部を有する成形品の製造方法
WO2004083015A1 (ja) * 2003-03-19 2004-09-30 Nsk Ltd. 電動パワーステアリング装置及びそれに使用する樹脂歯車
US7360468B2 (en) 2003-03-19 2008-04-22 Nsk Ltd. Electric power steering device and resin gear used for the same
CN100425492C (zh) * 2003-03-19 2008-10-15 日本精工株式会社 电动转向装置以及其中使用的树脂齿轮
JP2010047666A (ja) * 2008-08-20 2010-03-04 Unitika Ltd ガラス繊維強化ポリアミド樹脂組成物
JP2013067362A (ja) * 2011-09-08 2013-04-18 Nsk Ltd 電動パワーステアリング装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3452469B2 (ja) 2003-09-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0885920B1 (en) Polyamide resin composition and molded articles
EP0605005B1 (en) Reinforced polyamide resin composition and process for producing the same
US6255378B1 (en) Polyamide resin composition and process for producing the same
JP2941159B2 (ja) 強化ポリアミド樹脂組成物およびその製造法
JPH11315204A (ja) ポリアミド複合材料
JP2010070580A (ja) ポリアミド樹脂組成物およびそれを成形してなる成形品
JP3452469B2 (ja) ポリアミド樹脂組成物
JP5191154B2 (ja) ポリアミド成形品の製造方法およびエンジンカバー
JP2009035592A (ja) ガラス繊維強化ポリアミド樹脂組成物
JPH09241505A (ja) ポリアミド樹脂組成物
JP4312278B2 (ja) ポリアミド樹脂組成物
JP4030169B2 (ja) ポリアミド複合材料及びその製造方法
JP4063927B2 (ja) 高純度の膨潤性フッ素雲母系鉱物及びその製造方法、並びにこれを用いてなるポリアミド複合材料
JPH1053703A (ja) 強化ポリアミド樹脂組成物の製造法
JP3385096B2 (ja) 強化ポリアミド樹脂製コネクター
JP2006131832A (ja) ポリアミド樹脂組成物
JP3723635B2 (ja) 強化ポリアミド樹脂組成物の製造法
JP3385103B2 (ja) 樹脂組成物
JPH11172100A (ja) 強化ポリアミド樹脂
JP3589498B2 (ja) 難燃性ポリアミド樹脂組成物
JPH10265668A (ja) 強化ポリアミド樹脂組成物の製造法
JP2002338804A (ja) 熱可塑性樹脂組成物の製造方法
JPH10316848A (ja) オリゴマー組成物及びその製造法、並びにこれを用いてなる樹脂ペレット
JPH10237298A (ja) ポリアミド樹脂組成物からなるチップ及びその製造法
JP3499025B2 (ja) 強化ポリアミド樹脂組成物の製造法

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090718

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090718

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 7

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100718

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110718

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 8

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110718

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 9

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120718

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees