JPH1177942A - フィルム張付装置 - Google Patents

フィルム張付装置

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JPH1177942A
JPH1177942A JP9235831A JP23583197A JPH1177942A JP H1177942 A JPH1177942 A JP H1177942A JP 9235831 A JP9235831 A JP 9235831A JP 23583197 A JP23583197 A JP 23583197A JP H1177942 A JPH1177942 A JP H1177942A
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lamination roll
lamination
roll
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Hiroshi Nagate
弘 長手
Yoji Washisaki
洋二 鷲崎
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    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/0073Masks not provided for in groups H05K3/02 - H05K3/46, e.g. for photomechanical production of patterned surfaces
    • H05K3/0079Masks not provided for in groups H05K3/02 - H05K3/46, e.g. for photomechanical production of patterned surfaces characterised by the method of application or removal of the mask

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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 フィルム張付装置においてフィルムをラミネ
ーションロールに均一な状態及び温度分布で押し付け
て、基板への張付後の皺発生を防止する。 【解決手段】 フィルム張付装置10におけるラミネー
ションロール22Bの入側に設けた気体吹き付け部材2
8により、ラミネーションロール22Bと略等しい半径
の凹円弧状面30の表面の複数の小孔から加圧気体を積
層体フィルム14に吹き付けて、該積層体フィルム14
をラミネーションロール22Bに偏りない押し付け状態
及び温度分布状態とする。このとき、前記小孔は、ラミ
ネーションロール円周方向に3列以上配置とし、該ラミ
ネーションロール22Bの中心軸と直交する断面におい
て、複数の小孔が存在しないように配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プリント配線板
用基板あるいは液晶表示装置、プラズマ表示装置のガラ
ス基板に例示される基板の表面にフィルムを張付けるた
めのフィルム張付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ等の電子機器に使用される
プリント配線板の製造過程において、プリント配線板用
基板の表面の導電層に、透光性支持フィルム(通常はポ
リエステルに代表される透光性樹脂フィルム)上に直接
又は介在層を介して感光性樹脂層が形成され、且つ、こ
れがカバーフィルムによって覆われた積層体フィルム
を、カバーフィルムを剥して張付ける。そして、この
後、配線パターンフィルムを重ね、この配線パターンフ
ィルム及び前記透光性支持フィルムを通して、感光性樹
脂層を所定時間露光する。次いで、透光性支持フィルム
を剥した後、露光された感光性樹脂層を現像してエッチ
ングマスクパターンを形成し、この後、前記導電層の不
必要部分をエッチングにより除去し、これにより、所定
の配線パターンを有するプリント配線板が形成される。
又、液晶表示装置、プラズマ表示装置のガラス基板に表
示セルを形成する工程で同様の積層体フィルムが張付け
られる。
【0003】上記のような積層体フィルムを張り付ける
ためのフィルム張付装置としては、フィルムロールから
連続フィルムを巻き出し、これを、基板搬送面上を搬送
手段により間欠的に順次搬送されてくる複数の基板のフ
ィルム張付面に沿って、その感光性樹脂層が該フィルム
張付面側になるようにして、両者を重ねた状態で加熱さ
れたラミネーションロール間に通し、フィルムを複数の
基板に連続的に熱圧着しつつ基板を搬送するようにし
た、いわゆる連続張りタイプのものがある。
【0004】又、フィルムロールから巻き出した積層体
フィルムを、対応する基板の長さに応じて切断し、切断
された各積層体フィルムの先端を基板の先端に仮付けし
て、ラミネーションロール間に通して積層体フィルムを
基板に張り付けるようにしたものがある。
【0005】上記のように、透光性支持フィルムを通し
て感光性樹脂層を露光する場合、透光性支持フィルムを
通過する光がここでわずかに屈折されるので、基板上に
形成されるパターンを高精細化するためには、透光性支
持フィルムにおける屈折をできるだけ低減させる必要が
あり、このために、該透光性支持フィルムを薄くするよ
うになっている。
【0006】ところが、透光性支持フィルムを、例えば
厚さ20μm以下に薄くすると、フィルム表面にわずか
な温度分布のむらが発生しても、該フィルムを基板表面
に、加熱されたラミネーションロール(温度は通常10
0℃〜150℃)によって張り付けた場合に微小な皺等
の不均一表面が発生し易くなるという問題点がある。
【0007】従って、積層体フィルムを、ラミネーショ
ンロール通過の際にその表面における温度分布を均一に
する必要がある。
【0008】このための手段としては、従来、例えば特
開平9−117961号公報に開示されるように、積層
体フィルムを対応する基板の長さに応じて切断してから
基板に張り付けるタイプのフィルム張付装置において、
ラミネーションロールに密着し難いフィルム後端部を、
ラミネーションロールの表面の曲面と実質的に同じ曲面
形状の気体吹き出し面を持ち、且つラミネーションロー
ルに対して前進と後退が可能なフィルムシート後端部保
持装置を設けて、積層体フィルム後端の、ラミネーショ
ンロールへの密着を補助するようにしたものがある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなフィルムシート後端部保持装置を、いわゆる連続
張りタイプのフィルム張付装置に適用しようとすると、
積層体フィルムの送り方向の筋状のしわや、気泡が発生
してしまうという問題点を生じる。
【0010】又、前記フィルムシート後端部保持装置
は、単に気体吹き出し面をラミネーションロールに対し
て進退させるのみの構成であるので、ラミネーションロ
ール表面との距離の制御が困難であり、積層体フィルム
表面における温度分布、特にフィルム送り方向の温度分
布が不均一となり易いという問題点がある。
【0011】又、前述のように、上記フィルムシート後
端部保持装置は、あくまでも積層体フィルムを基板の長
さに応じて切断した場合、そのフィルム後端部をラミネ
ーションロールに押し付けるためのものであるので、基
板を間欠的且つ連続的に搬送しつつ、これら複数の基板
にフィルムを連続的に張り付ける、いわゆる連続張りタ
イプに用いた場合であって、更にフィルムを基板の下側
に張り付ける場合、基板を案内するための搬送ローラ
と、フィルムシート後端部保持装置とが干渉してしまう
ことから、該フィルムシート後端部保持装置近傍の搬送
ローラを省略しなければならないが、このようにする
と、基板を連続的に搬送する場合に、ラミネーションロ
ール入側近傍におけるガイドローラが不足するために、
基板を基板搬送面に沿って円滑に搬送することができな
いという問題点が生じてしまう。
【0012】この発明は、上記従来の問題点に鑑みてな
されたものであって、連続張りタイプのものであって
も、積層体フィルムを基板に張り付けたとき、しわや気
泡が発生しないようにしたフィルム張付装置を提供する
ことを目的とする。
【0013】又、フィルムを基板の下側に張り付ける場
合に用いても、基板を安定して案内することができるよ
うにした、フィルム張付装置を提供することを目的とす
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明は、本発明者の
分析の結果、前記しわや気泡の原因が、気体が、積層体
フィルムをその幅方向に偏りなくラミネーションロール
に押し付け、且つ、冷却していないためであるとの知見
に到達したことにもとづくものである。
【0015】すなわち、積層体フィルムをラミネーショ
ンロールに押し付ける気体によって、積層体フィルムの
幅方向一部のみが押し付けられ、且つ、過剰に冷却され
た結果、積層体フィルムがその幅方向に、応力及び熱の
ばらつきを生じ、そのままラミネーションロールによっ
て基板に圧着されると、幅方向に十分に引張られていな
い部分及び過剰に冷却されていて熱による伸び代が大き
い部分にしわや気泡が発生する。
【0016】なお、前記フィルムシート後端部保持装置
により、積層体フィルムの後端部のみをラミネーション
ロールに押し付ける場合は、冷却される範囲が短く、
又、パターン形成領域外の部分が多いので問題が生じな
い。
【0017】この発明は、請求項1のように、回転する
一対の加熱されたラミネーションロール間に、基板搬送
面に沿って基板を送り込み、且つ、該基板のフィルム張
付面側のラミネーションロールの外周に沿って、前記基
板と同期して、前記フィルム張付面に重なるようにして
フィルムを送り込み、該フィルムを前記フィルム張付面
に張り付けるフィルム張付装置において、前記フィルム
張付面側のラミネーションロールにおけるフィルム入側
の円周角が30°〜90°の範囲の外周面と前記基板搬
送面との間の隙間に出入り自在であって、前記外周面と
略等しい半径の凹円弧状面と、この凹円弧状面に形成さ
れ、気体を吹き出す多数の小孔とを備えた気体吹き付け
部材を設けてなり、前記小孔は凹円弧状面における円周
方向に3列以上に配置され、且つ、各小孔は、前記ラミ
ネーションロールの回転中心軸と直交する同一断面内に
1個のみ存在するように配置されたことを特徴とするフ
ィルム張付装置により、上記目的を達成するものであ
る。
【0018】又、請求項2のように、回転する一対の加
熱されたラミネーションロール間に、基板搬送面に沿っ
て基板を送り込み、且つ、該基板のフィルム張付面側の
ラミネーションロールの外周に沿って、前記基板と同期
して、前記フィルム張付面に重なるようにしてフィルム
を送り込み、該フィルムを前記フィルム張付面に張り付
けるフィルム張付装置において、前記フィルム張付面側
のラミネーションロールにおけるフィルム入側の円周角
が30°〜90°の範囲の外周面と前記基板搬送面との
間の隙間に出入り自在であって、前記外周面と略等しい
半径の凹円弧状面と、この凹円弧状面に形成され、気体
を吹き出す多数の小孔とを備えた気体吹き付け部材を設
けてなり、該気体吹き付け部材は、前記フィルム張付面
側のラミネーションロールの軸方向両端近傍位置での外
周面に転接可能であって、転接時に凹円弧状面と前記外
周面間の距離を所定値に維持する一対の位置決めローラ
を備えたことを特徴とするフィルム張付装置により、上
記目的を達成するものである。
【0019】請求項3のように、前記小孔は凹円弧状面
における円周方向に3列以上に配置され、且つ、各小孔
は、前記ラミネーションロールの回転中心軸と直交する
同一断面内に1個のみ存在するように配置するようにし
てもよい。
【0020】更に、請求項4のように、前記気体吹き付
け部材は、前記位置決めローラと反対側であって、且
つ、前記基板搬送面に沿う位置に、前記一対のラミネー
ションロール間に基板先端を案内するガイドローラを備
えるようにしてもよい。
【0021】この発明においては、フィルムをラミネー
ションロールに押し付けるようにフィルムに対して気体
を吹き付けるための多数の小孔は、ラミネーションロー
ルの回転中心軸と直交する同一断面内に1個のみ存在す
るように配置したので、吹き付けられる気体によってフ
ィルムがその幅方向に偏りなくラミネーションローラに
押し付けられ、又フィルム送り方向の線状に過冷却され
ることがない。
【0022】又、気体吹き付け部材に、ラミネーション
ロールに転接する位置決めローラを設けて、気体吹き付
け部材とラミネーションロールとの距離を、ラミネーシ
ョンロール回転中に常時最適値に設定することができ
る。
【0023】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態の例を図
面を参照して説明する。
【0024】この発明に係るフィルム張付装置10は、
図1に示されるように、フィルム供給源であるフィルム
ロール12から積層体フィルム14を巻き出し、該積層
体フィルム14を構成するカバーフィルム14C(後
述)をカバーフィルム剥離装置16によって剥離した
後、基板搬送装置18によって順次間欠的に搬送されて
くる複数の基板20の下面に重ねて、該基板20と共に
上下一対のラミネーションロール22A、22B間に通
して基板20に積層体フィルム14を圧着するようにさ
れている。
【0025】前記積層体フィルム14は、図2に示され
るように、透光性支持フィルム14A、この透光性支持
フィルム14Aに積層された感光性樹脂層14B、及
び、この感光性樹脂層14Bを被って積層されたカバー
フィルム14Cからなり、帯状に巻かれたフィルムロー
ル12から連続的に巻き出されるようになっている。こ
こで、透光性支持フィルム14Aにおける「透光性」と
は、感光性樹脂層14Bを露光させる光あるいはビー
ム、即ち、可視光線、紫外光、X線、電子線等を透過で
きることを意味する。
【0026】前記カバーフィルム剥離装置16は、分離
部材16Aを経て感光性樹脂層14Bから引き剥がした
カバーフィルム14Cを巻き取りロール16Bによって
巻き取るようにされている。
【0027】積層体フィルム14は、カバーフィルム1
4Cが剥離されて感光性樹脂層14Bが露出した状態
で、該感光性樹脂層14B側を基板20の下側面に向け
て圧着される。
【0028】前記基板搬送装置18は、複数の搬送ロー
ラ19を含んで構成され、各搬送ローラ19の上面によ
って構成される基板搬送面18Aが、前記一対のラミネ
ーションロール22A、22Bにおける下側のラミネー
ションロール22Bの上端に接して通過するように配置
されている。なお、搬送ローラ19は、円盤状であり、
基板20の幅方向両端部のみをその下側から、円盤の外
周面により回転しつつ支持するものである。
【0029】ラミネーションロール22Aは、ロール開
閉装置26によって、図1で実線で示される「開」状態
で待機され、基板20の先端から後端がラミネーション
ロール22A、22B間を通過するとき、2点鎖線で示
される「閉」位置に駆動され、基板20と、カバーフィ
ルム14Cが剥離された積層体フィルム14とを挟み込
むようにされている。
【0030】ラミネーションロール22A、22Bとし
ては、ヒータを内蔵した金属製円筒部材の表面を耐熱性
ゴムにより例えば厚さ2mm程度で被覆し、直径は80
〜160mm、長さ500〜1200mmのものが通常
使用される。
【0031】又、ラミネーションロール22A、22B
によるフィルム圧着の圧力は計算上4kg/cm〜20
kg/cm、フィルム張付速度は通常0.5〜2m/分
とする。更に、上記直径はロール軸方向に等しくしても
よいが、ロール軸方向中央部のたわみを考慮して、中央
部の直径を軸方向両端よりもわずかに大きくしてもよ
い。
【0032】前記ラミネーションロール22A、22B
の基板搬送方向入側には、カバーフィルム14Cが剥離
された積層体フィルム14を下側のラミネーションロー
ル22Bの外周面に押し付けるように積層体フィルム1
4に気体を吹き付けるための気体吹き付け部材28が設
けられている。
【0033】この気体吹き付け部材28は、図3〜図
5、特に図5に拡大して示されるように、ラミネーショ
ンロール22Bにおけるフィルム入側の略30°の円周
角の範囲の外周面と前記基板搬送面18Aとの間の略三
角形状の隙間に、基板搬送方向に出入り自在であって、
前記ラミネーションロール22Bと略等しい半径の凹円
弧状面30及びこの凹円弧状面30に形成され、気体を
吹き出す多数の小孔32を備えている。
【0034】前記小孔32は、図3に示されるように、
ラミネーションロール22Bの円周方向に5列に、且
つ、各列において複数配置され、更に、ラミネーション
ロール22Bの回転中心軸と直交する同一断面内に複数
の小孔32が存在しないように、基板幅方向(ラミネー
ションロール軸方向)に位置調整して配置されている。
【0035】更に詳細には、各小孔32は基板幅方向中
心位置に対して左右対称に、且つ、図3に示されるよう
に、水平線に対して、約30°に傾斜した仮想傾斜線3
3A、33B、33C……上に等ピッチで位置するよう
に配置されている。
【0036】前記気体吹き付け部材28は、図1に示さ
れるように、エアシリンダ装置34によって前記基板搬
送面18Aに沿って、且つラミネーションロール22B
に対して進退自在とされ、図1の実線で示されるよう
に、ラミネーションロール22Bから離間した待機位置
と、図1において二点鎖線及び図5、図6に示されるよ
うに、ラミネーションロール22Bに最も接近した状態
である吹き付け位置との間で移動されるようになってい
る。
【0037】又、前記気体吹き付け部材28には、基板
20の幅方向両外側となる位置に、吹き付け位置で、前
記ラミネーションロール22Bに外接して、該ラミネー
ションロール22Bが回転するとき、これに転接する左
右一対の位置決めローラ36が設けられている。
【0038】この位置決めローラ36は、ラミネーショ
ンロール22Bに転接することによって、前記凹円弧状
面30と該ラミネーションロール22Bの外周との隙間
が最適値となるように設定されている。
【0039】又、前記吹き付け部材28の、ラミネーシ
ョンロール22Bと反対側の位置には、前記基板搬送面
18Aに対して下方からこれに外接する位置にガイドロ
ーラ38が設けられている。
【0040】このガイドローラ38は、基板搬送装置1
8における搬送ローラ19と略同一サイズで基板幅方向
に同一位置に配置され、基板搬送装置18と共に基板搬
送面18Aを形成するようにされている。なお図6に示
されるように、ガイドローラ38の上端は基板搬送面1
8Aよりもやや低くされているが、これは垂れ下がって
進行してくる基板20の先端をガイドできるようにする
ためである。
【0041】前記気体吹き付け部材28は、図5に拡大
して示されるように、加圧気体導入管40によって加圧
気体が導入される圧力室42を備え、前記小孔32は、
一端がこの圧力室42に開口され、他端が凹円弧状面3
0に開口されている。又、各小孔32は、図5に示され
るように、ラミネーションロール22Bに最接近した吹
き付け位置において、その軸線即ち気体吹き出し方向が
ラミネーションロール22Bの中心23に向かうように
形成されている。
【0042】図1、図3、図4、図6及び図7における
符号44は、気体吹き付け部材28の左右両端位置に配
置され、前記位置決めローラ36及びガイドローラ38
を支持するためのローラ支持部材を示す。
【0043】このローラ支持部材44は、図4に示され
るように、平面視で略L字形状とされ、気体吹き付け部
材28の後端から突出した端部に、ラミネーションロー
ル22Bと平行な支持軸38Aを支持し、ここに、前記
ガイドローラ38を回転自在に支持するものである。な
お、図4においてガイドローラ38は一対のカラー38
Bにより、ラミネーションロール22Bに沿って基板幅
方向に位置調節して固定されるようになっている。
【0044】又、図3〜図5及び図7において、符号4
6は前記圧力室42を形成する空間を上方から閉じる蓋
体を示す。この蓋体46は、薄い板状であって、この上
側に前記基板搬送面18Aが通過するようにして、基板
20との干渉を回避するようにされている。蓋体46は
気体吹付部材28に沈頭皿ねじ46Aによりねじ止めさ
れている。図3、図4の符号47は、加圧気体導入管4
0が設けられるとともに、蓋体46の幅方向両端を位置
決め固定するための取付部材を示す。
【0045】又、図1の符号48はフィルムガイドロー
ルを示す。このフィルムガイドロール48は、前記下側
のラミネーションロール22Bの入側近傍位置に配置さ
れ、図1において実線で示される位置に駆動装置(図示
省略)によって駆動されたとき、ラミネーションロール
22A、22Bに対して積層体フィルム14が非接触と
なるように、これを案内し、又図1の二点鎖線の位置に
駆動されたとき、積層体フィルム14が下側のラミネー
ションロール22Bに巻き掛けられるようにするもので
ある。
【0046】又、図1の符号50は、前記ガイドロール
48とフィルム分離部材16Aとの間で、積層体フィル
ム14が巻き掛けられる固定ガイドロールを示す。
【0047】この固定ガイドロール50は、積層体フィ
ルム14を案内する機能のみを有するものでもよいが、
これに加え、ラミネーションロール22A、22Bに送
り込まれる積層体フィルム14の張力を一定に制御する
機能も備えるようにすると好ましい。
【0048】この場合、例えば特開平9−174797
号公報に開示されるように、表面に負圧が印加される多
数の細孔を備えた回転ドラムを用い、負圧により積層体
フィルムを吸引しつつ送る。
【0049】次に、上記フィルム張付装置10の作用に
ついて説明する。
【0050】フィルムロール12から巻き出した積層体
フィルム14の先端からカバーフィルム14Cを剥離し
て、カバーフィルム剥離装置16によって巻き取るよう
にしておいて、該カバーフィルム14Cが剥離された積
層体フィルム14を、図1の実線で示されるように、フ
ィルムガイドロール48に、透光性支持フィルム14A
側を接触させた状態で巻き掛ける。
【0051】次に、積層体フィルム14と同期しつつ基
板20を図1において右方向に搬送開始する。
【0052】同時に、前記フィルムガイドロール48を
図1において二点鎖線の待機位置まで揺動させ、積層体
フィルム14がラミネーションロール22Bに巻き掛か
るようにする。次に、基板20が搬送されてくると同時
又は搬送されてくる前に、エアシリンダ装置34によっ
て気体吹き付け部材28を図1の実線の位置から二点鎖
線の位置(図6参照)にまで前進させる。このとき、位
置決めローラ36がラミネーションロール22Bの外周
に接触した時点で、エアシリンダ装置34を停止させ
る。
【0053】従って、気体吹き付け部材28における凹
円弧状面30と、ラミネーションロル22Bとの隙間が
最適な状態にセットされることになる。
【0054】この状態で、加圧気体導入管40から、例
えば圧縮空気等の加圧気体を圧力室42内に導入し、凹
円弧状面30における各小孔32から加圧気体を噴出さ
せる。
【0055】従って、カバーフィルム14Cが剥離され
た状態の積層体フィルム14は、各小孔32から噴出す
る加圧気体によってラミネーションロール22Bの表面
に押し付けられる。
【0056】前述のように、小孔32はラミネーション
ロール22Bの回転方向に5列であって、どの列の小孔
32も、他の列の小孔32とラミネーションロール22
Bの軸方向位置が一致しないように配置されているの
で、積層体フィルム14は、ラミネーションロール22
B軸方向の特定の位置で、他の軸方向位置よりも過剰に
冷却されることがない。
【0057】従って、積層体フィルム14は、吹き付け
部材28の凹円弧状面30の位置で、小孔32から噴き
出す加圧気体により、ラミネーションロール22Bの軸
方向(基板幅方向)に偏りなくラミネーションロール2
2B表面に押圧され、且つ、冷却される。
【0058】このように、ラミネーションロール22B
に偏りなく押圧された状態の積層体フィルム14は、そ
の感光性樹脂層14Bを外側にして、ラミネーションロ
ール22Bと共に回転し、基板搬送面18Aに沿って搬
送されてくる基板20と共にラミネーションロール22
A、22B間の位置に至る。
【0059】基板20の先端がラミネーションロール2
2A、22Bの間の位置に到達すると、ロール開閉装置
26によって上側のラミネーションロール22Aが図1
の実線の位置から、図1で2点鎖線で示される位置(図
6の位置)に駆動され、ラミネーションロール22Bと
の間に、基板20及び積層体フィルム14を挟み込み、
これによって、カバーフィルム14Cが剥離された積層
体フィルム14は、感光性樹脂層14B側において、基
板20の下側面に圧着される。
【0060】前述の如く、積層体フィルムは、基板幅方
向に偏りなくラミネーションロール22Bに押し付けら
れ、且つ温度分布も偏りなく、ヒートスポットがないの
で、基板20に張り付けられた後、皺が発生したりする
ことがない。
【0061】なお、上記位置決めローラ36によって決
定される凹円弧状面30とラミネーションロール22B
表面との隙間は、通常1〜5mmであり、前記凹円弧状
面30の、ラミネーションロール22Bの円周方向の範
囲は、該ラミネーションロール22Bの円周角が30°
〜90°の範囲であればよい。
【0062】又、小孔32が形成されている凹円弧状面
30の基板幅方向範囲は、積層体フィルム14の全幅を
被う長さ又はそれよりも若干長い範囲とする。
【0063】例えば、積層体フィルム14の幅が640
mmのとき、凹円弧状面30の小孔32が設けられてい
る幅方向範囲は700mmとする。更に、前記小孔32
は、その孔径が通常1〜3mm、好ましくは2mm程度
とする。
【0064】又、上記小孔32の、ラミネーションロー
ル円周方向の列数は5列とされているが、本発明はこれ
に限定されるものでなく、3列以上であればよい。
【0065】更に、凹円弧状面30における小孔32の
総開孔面積は、凹円弧状面30と、これと対向するラミ
ネーションロールとの間のスペース(隙間)の四周(隙
間の上下左右の開口部)の総面積に対して25〜50%
に設定するとよい。
【0066】又、小孔32から噴出させる気体は、積層
体フィルム14や周囲の部材との間で化学反応を起こす
ような気体でない限り、特に限定されない。例えば、窒
素ガス、二酸化炭素等が用いられ、通常は空気が用いら
れる。
【0067】又、噴出気体の温度は、加圧気体導入管4
0に供給する位置で20℃〜50℃とする。この場合、
気体吹き付け部材28はラミネーションロール22A、
22Bからの熱を受けて加熱されるので、小孔32から
噴出されるときの加圧気体は前記供給温度よりも若干昇
温された状態となる。
【0068】又、小孔32から噴出される気体は、積層
体フィルム14をラミネーションロール22Bに吹き付
けなければならないので、その噴出圧力が問題となる
が、通常は、0.5〜3kgf/cm2 が望ましい。
【0069】又、上記実施の形態の例においては、前記
小孔32はラミネーションロール22Bの軸方向及び円
周方向共に均一に加圧気体を噴出するようにされている
が、本発明はこれに限定されるものでなく、例えば、ラ
ミネーションロール22Bの軸方向中央部の表面に沿っ
て流れる加圧気体の流量が、軸方向両端近傍よりも少な
いので、この部分での積層体フィルム14をラミネーシ
ョンロール22Bに押し付ける力及び冷却が不十分とな
る可能性がある。
【0070】従って、この場合は、例えば図7に示され
るように、小孔32の孔径をラミネーションロール22
Bの軸方向両端近傍よりも中央部側の方が大きくなるよ
うに設定して、該中央部側からの加圧気体の流量を多く
し、押し付ける力及び冷却が均一になるようにしてもよ
い。
【0071】又、ラミネーションロール22B軸方向中
央部における加圧気体の噴出量を増大する手段として、
該中央部近傍での小孔32の配設密度を両端近傍よりも
大にしてもよい。更に、例えば前記圧力室42をラミネ
ーションロール22B軸方向に複数に分割し、且つ、軸
方向中央部における加圧気体の圧力を高くして、噴出量
を他の部分よりも増大するようにしてもよい。
【0072】又、前記気体吹き付け部材28は、蓋体4
6の上側近傍に、前記基板搬送面18Aが位置するよう
に配置しているが、基板20が薄くて、その幅方向中央
部が垂れ下がり易い場合は、これとの干渉を回避するた
めに、図8に示されるように、図1と比較して下方に位
置させてもよい。なお、ガイドローラ38は基板搬送面
18Aの位置にしておく。
【0073】この場合、図1の気体吹き付け部材28を
そのまま下方にずらすと、図8のように凹円弧上面30
とラミネーションロール22Bとの隙間31の下端が広
く、上端が狭くなる。従って、小孔32から噴出した気
体の大部分が隙間31の下端から排出され、この際に積
層体フィルム14を、一対のラミネーションロール22
A、22Bの接触部から、しわ伸ばしするように加圧気
体が作用し、積層体フィルム14をより偏りなくラミネ
ーションロール22Bに押し付けることができる。な
お、隙間31の上端を広く、下端を狭くしてもよい。
【0074】上記位置決めローラ36は、加熱されるラ
ミネーションロール22Bと転接するので、金属あるい
は、耐熱性に優れた弗素樹脂、ポリエーテルエーテルケ
トン等の合成樹脂を用いるとよい。又、前記ガイドロー
ラ38も、位置決めローラ36と同様の材質で構成する
とよい。
【0075】又、気体吹き付け部材28のガイド機構の
剛性が充分に大きい場合は、図8に示されるようにガイ
ドローラ38を省略してもよい。
【0076】又、上記各実施の形態の例においては、基
板20に張り付けられる積層体フィルム14は、カバー
フィルム14Cを剥離して感光性樹脂層14Bを露出し
た状態のものであるが、本発明はこれに限定されるもの
でなく、感光性樹脂層等の粘着力によることなく、その
フィルムを基板に張り付ける場合についても一般的に適
用されるものである。更にフィルムを基板の上面に張り
付ける場合についても当然適用されるものである。
【0077】
【発明の効果】本発明は、上記のように構成したので、
薄いフィルムをその幅方向に偏りがなく押圧した状態及
び温度分布状態で基板に張り付けることができるという
優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の例に係るフィルム張付装
置を示す略示側面図
【図2】同フィルム張付装置によって基板に張り付けら
れる前のフィルムを拡大して示す断面図
【図3】同フィルム張付装置における気体吹き付け部材
を示す第1図のIII −III 線に沿う拡大断面図
【図4】図1のIV−IV線に沿う拡大断面図
【図5】気体吹き付け部材とラミネーションロールとの
関係を拡大して示す断面図
【図6】気体吹き付け部材によりフィルムに気体を吹き
付ける状態を示す拡大側面図
【図7】本発明の他の実施の形態の例に係る気体吹き付
け部材を示す図3と同様の側面図
【図8】本発明の更に他の実施の形態の例を示す図5と
同様の断面図
【符号の説明】
10…フィルム張付装置 14…積層体フィルム 18…基板搬送装置 18A…基板搬送面 20…基板 22A、22B…ラミネーションロール 23…中心 26…ロール開閉装置 28…気体吹き付け部材 30…凹円弧状面 32…小孔 34…エアシリンダ装置 36…位置決めローラ 38…ガイドローラ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転する一対の加熱されたラミネーション
    ロール間に、基板搬送面に沿って基板を送り込み、且
    つ、該基板のフィルム張付面側のラミネーションロール
    の外周に沿って、前記基板と同期して、前記フィルム張
    付面に重なるようにしてフィルムを送り込み、該フィル
    ムを前記フィルム張付面に張り付けるフィルム張付装置
    において、前記フィルム張付面側のラミネーションロー
    ルにおけるフィルム入側の円周角が30°〜90°の範
    囲の外周面と前記基板搬送面との間の隙間に出入り自在
    であって、前記外周面と略等しい半径の凹円弧状面と、
    この凹円弧状面に形成され、気体を吹き出す多数の小孔
    とを備えた気体吹き付け部材を設けてなり、前記小孔は
    凹円弧状面における円周方向に3列以上に配置され、且
    つ、各小孔は、前記ラミネーションロールの回転中心軸
    と直交する同一断面内に1個のみ存在するように配置さ
    れたことを特徴とするフィルム張付装置。
  2. 【請求項2】回転する一対の加熱されたラミネーション
    ロール間に、基板搬送面に沿って基板を送り込み、且
    つ、該基板のフィルム張付面側のラミネーションロール
    の外周に沿って、前記基板と同期して、前記フィルム張
    付面に重なるようにしてフィルムを送り込み、該フィル
    ムを前記フィルム張付面に張り付けるフィルム張付装置
    において、前記フィルム張付面側のラミネーションロー
    ルにおけるフィルム入側の円周角が30°〜90°の範
    囲の外周面と前記基板搬送面との間の隙間に出入り自在
    であって、前記外周面と略等しい半径の凹円弧状面と、
    この凹円弧状面に形成され、気体を吹き出す多数の小孔
    とを備えた気体吹き付け部材を設けてなり、該気体吹き
    付け部材は、前記フィルム張付面側のラミネーションロ
    ールの軸方向両端近傍位置での外周面に転接可能であっ
    て、転接時に凹円弧状面と前記外周面間の距離を所定値
    に維持する一対の位置決めローラを備えたことを特徴と
    するフィルム張付装置。
  3. 【請求項3】請求項2において、前記小孔は凹円弧状面
    における円周方向に3列以上に配置され、且つ、各小孔
    は、前記ラミネーションロールの回転中心軸と直交する
    同一断面内に1個のみ存在するように配置されたことを
    特徴とするフィルム張付装置。
  4. 【請求項4】請求項2又は3において、前記気体吹き付
    け部材は、前記位置決めローラと反対側であって、且
    つ、前記基板搬送面に沿う位置に、前記一対のラミネー
    ションロール間に基板先端を案内するガイドローラを備
    えたことを特徴とするフィルム張付装置。
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