JP2995978B2 - 光沢処理装置 - Google Patents

光沢処理装置

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JP2995978B2
JP2995978B2 JP4005574A JP557492A JP2995978B2 JP 2995978 B2 JP2995978 B2 JP 2995978B2 JP 4005574 A JP4005574 A JP 4005574A JP 557492 A JP557492 A JP 557492A JP 2995978 B2 JP2995978 B2 JP 2995978B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像が形成された画像
支持部材と、光沢層を有するフィルムとを重ね合わせた
状態で加熱圧着させた後、フィルムを剥離して光沢層を
画像支持部材上へ転写させる光沢処理装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、画像が形成された画像支持部材に
光沢層を付与することにより、光沢処理を行う光沢処理
装置が案出されている。その光沢処理装置の主な構成を
図3、図4を参照して説明する。
【0003】熱可塑性樹脂である光沢層2aとベースフ
ィルム2bとから成る光沢層付きフィルム2は、フィル
ム供給ロール16から光沢層付きフィルム2を案内する
ガイドローラ5、内部にヒーター7を有するヒートロー
ラ対6、ローラ対8を経て使用済みのフィルムを巻取る
ための巻取りローラ9へ巻取られる。図示しない画像出
力装置から出力された画像支持部材3は、画像支持部材
3を搬送する搬送ローラ対4、搬送ガイド12、ヒート
ローラ対6、搬送ガイド13、ローラ対8、及び搬送ガ
イド17を経由して排紙ローラ対10からその左側に配
置された排紙トレイ11に出力される。また、ローラ対
8に近接して画像支持部材3を光沢層付きフィルム2か
ら剥離する剥離部材15が設けらている。また、搬送ガ
イド13の下には冷却ファン14が配置されている。
【0004】次に、従来の光沢処理装置の動作について
説明する。
【0005】まず図示しない画像形成装置により上面側
に画像が形成された画像支持部材3が搬送ローラ対4に
供給される。画像支持部材3は搬送ガイド12を経て、
予めヒーター7にて光沢層付きフィルム2の光沢層2a
が溶融する温度に保持されているヒートローラ対6へ搬
送され、光沢層付きフィルム2と重ね合わされる。この
とき、光沢層付きフィルム2の光沢層2a面側が画像支
持部材3の画像形成面側に接している。そして、ヒート
ローラ対6により加熱すると共に加圧する事により画像
支持部材3と光沢層付きフィルム2とが一体化された
後、搬送ガイド13上を通過する。この時冷却ファン1
4により両材は冷やされ両者の接着力はより強くなる。
次に、一体化された両材はローラ対8に搬送される。ロ
ーラ対8の出口に一体化した光沢層付きフィルム2と画
像支持部材3とが送られると剥離部材15は図示しない
駆動手段により回動し、剥離部材15の先端を画像支持
部材3の先端に当接させ、光沢層2aの付着した画像支
持部材3をベースフィルム2bから剥離する。このとき
光沢層2aは、ベースフィルム2bとの間の接着力より
も画像支持部材3との間の接着力の方が強いため画像支
持部材3上の画像面側へ転写する。使用済みのフィルム
は巻取りローラ9に巻取られる。光沢層2aが転写され
た画像支持部材3はローラ対8により排紙ローラ対10
に送られ、排紙ローラ対10により排紙トレイ11上に
排紙される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような光沢処理装置では、図5に示すように、ベースフ
ィルム2b側から余分な光沢層2cが剥されて画像支持
部材3側へ付着し、画像支持部材3の端部から余分な光
沢層2cがはみ出したまま出力されることがあるという
欠点があった。
【0007】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、画像支持部材から光沢層がはみ
出さない良好な光沢処理が行われる光沢処理装置を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の光沢処理装置は、画像支持部材に光沢層を転
写した後に、画像支持部材の端部よりはみ出した光沢層
を除去する除去手段を備えている。
【0009】また、除去手段は、画像支持部材と光沢層
を有するフィルムとを加熱圧着した後に冷却する冷却フ
ァンよりなる吸引手段であることが望ましい。
【0010】
【作用】上記の構成を有する本発明の光沢処理装置にお
いては、画像支持部材がフィルムから剥離された後、除
去手段によって、はみ出した光沢層が除去される。
【0011】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。
【0012】図1は本実施例の光沢処理装置の概略構成
図、図2は図1のA−A線断面図であり、図3に示した
従来の光沢処理装置に示されている部材と同一の部材に
は同一の符号をつけ、その詳細な説明は省略する。
【0013】図1に示すように、本実施例の光沢処理装
置では、剥離部材15の左側に、画像支持部材3の端か
らはみ出した余分な光沢層2cを吸引するための吸引口
18を備えた搬送ガイド17が設けられ、搬送ガイド1
7の下側には、通風路19が接続されている。通風路1
9は、フィルタ20を経由して冷却ファン14へと接続
されている。
【0014】次に、図1を参照して本実施例の光沢処理
装置の動作について説明する。
【0015】まず図示しない画像形成装置により上面側
に画像が形成された画像支持部材3が搬送ローラ対4に
供給される。画像支持部材3は搬送ガイド12を経て、
予めヒーター7にて光沢層付きフィルム2の光沢層2a
が溶融する温度に保持されているヒートローラ対6へ搬
送され、光沢層付きフィルム2と重ね合わされる。この
とき、光沢層付きフィルム2の光沢層2a面側が画像支
持部材3の画像形成面側に接している。そして、ヒート
ローラ対6により加熱すると共に加圧する事により画像
支持部材3と光沢層付きフィルム2とが一体化された
後、搬送ガイド13上を通過する。この時冷却ファン1
4により両材は冷やされ両者の接着力はより強くなる。
次に、一体化された両材はローラ対8に搬送される。ロ
ーラ対8の出口にて、剥離部材15は、光沢層2aの付
着した画像支持部材3をベースフィルム2bから剥離す
る。このとき光沢層2aは、ベースフィルム2bとの間
の接着力よりも画像支持部材3との間の接着力の方が強
いため画像支持部材3上の画像面側へ転写するが、同時
に画像支持部材3の大きさを越えた余分な光沢層2cも
ベースフィルム2bから剥される。使用済みのフィルム
は巻取ローラ9に巻取られる。そして、ベースフィルム
2bから剥離され、光沢層2aの付着した画像支持部材
3は、端部から余分な光沢層2cがはみ出した状態で搬
送ガイド17上へ搬送される。画像支持部材3が搬送ガ
イド17上へ搬送されると、冷却ファン14が作動し、
吸引口18より搬送ガイド17内の空気が吸引される。
図面上では説明のために光沢層2aの厚さを厚く表して
いるが、実際には5μm程度のものであり、画像支持部
材3よりはみ出した余分な光沢層2cは、かなり脆いも
のである。そのため、搬送ガイド17内の空気が吸引口
18より吸引されると、画像支持部材3よりはみ出した
余分な光沢層2cは、周囲の空気の流れにより画像支持
部材3の端部の角から容易に折れて剥がれ落ちる。剥が
れ落ちた余分な光沢層2cは、搬送ガイド17内の空気
と一緒に吸引口18より吸引されて行き、通風路19を
通ってフィルタ20により取り除かれる。そして、画像
支持部材3よりはみ出した余分な光沢層2cが除去され
て良好な状態となった画像支持部材3が、排紙ローラ対
10により排紙トレイ11上に排紙される。
【0016】尚、本発明は上述した実施例に限定される
ことなく、その主旨を逸脱しない範囲において種々の変
更を加えることができる。
【0017】例えば、本実施例では光沢処理装置として
一つの装置で記述したが、画像形成装置内に組み込まれ
た光沢処理装置でもよい。また、吸引手段を冷却ファン
14とは別に設けてもよい。また、除去手段として吸引
手段ではなくブラシ等によりはみ出した光沢層を擦り落
としてもよい。
【0018】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明の光沢処理装置によれば、画像支持部材から光沢層
がはみ出していない良好な光沢処理が行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の光沢処理装置の概略構成図
である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】従来の光沢処理装置の概略構成図である。
【図4】フィルム剥離部の断面図である。
【図5】フィルム剥離部の斜視図である。
【符号の説明】
2a 光沢層 2b ベースフィルム 2c 余分な光沢層 2 光沢層付きフィルム 3 画像支持部材 6 ヒートローラ対 14 冷却ファン 17 搬送ガイド 18 吸引口 19 通風路 20 フィルタ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像が形成された画像支持部材と光沢層
    を有するフィルムとを重ね合わせた状態で加熱圧着し、
    前記光沢層を前記画像支持部材の画像形成面上へ転写さ
    せる光沢処理装置において、 前記画像支持部材に前記光沢層を転写した後に、前記画
    像支持部材の端部よりはみ出している前記光沢層を除去
    する除去手段を備えたことを特徴とする光沢処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の光沢処理装置におい
    て、前記除去手段は、前記画像支持部材と前記光沢層を
    有するフィルムとを加熱圧着した後に冷却する冷却ファ
    ンよりなる吸引手段であることを特徴とする光沢処理装
    置。
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