JP2876863B2 - 光沢処理装置 - Google Patents

光沢処理装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像が形成された画像
支持部材と、光沢層を有するフィルムとを重ね合わせた
状態で加熱圧着させた後、フィルムを剥離して光沢層を
画像支持部材上へ転写させる光沢処理装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、画像が形成された画像支持部材に
光沢層を付与することにより、光沢処理を行う光沢処理
装置が案出されている。その光沢処理装置の主な構成を
図2、図3を参照して説明する。
【0003】熱可塑性樹脂である光沢層2aとベースフ
ィルム2bとから成る光沢層付きフィルム2は、フィル
ム供給ロール16から光沢層付きフィルム2を案内する
ガイドローラ5、内部にヒーター7を有するヒートロー
ラ対6、ローラ対8を経て使用済みのフィルムを巻取る
ための巻取りローラ9へ巻取られる。図示しない画像出
力装置から出力された画像支持部材3は、画像支持部材
3を搬送する搬送ローラ対4、搬送ガイド12、ヒート
ローラ対6、搬送ガイド13、ローラ対8及び搬送ガイ
ド17を経由して排紙ローラ対10からその左側に配置
された排紙トレイ11に出力される。また、ローラ対8
に近接して画像支持部材3を光沢層付きフィルム2から
剥離する剥離部材15が設けられている。また、搬送ガ
イド13の下には冷却ファン14が配置されている。
【0004】次に、従来の光沢処理装置の動作について
説明する。
【0005】まず図示しない画像形成装置により上面側
に画像が形成された画像支持部材3が搬送ローラ対4に
供給される。画像支持部材3は搬送ガイド12を経て、
予めヒーター7にて光沢層付きフィルム2の光沢層2a
が溶融する温度に保持されているヒートローラ対6へ搬
送され、光沢層付きフィルム2と重ね合わされる。この
とき、光沢層付きフィルム2の光沢層2a面側が画像支
持部材3の画像形成面側に接している。そして、ヒート
ローラ対6により加熱すると共に加圧する事により画像
支持部材3と光沢層付きフィルム2とが一体化された
後、搬送ガイド13上を通過する。この時冷却ファン1
4により両材は冷やされ両者の接着力はより強くなる。
【0006】次に、一体化された両材はローラ対8に搬
送される。ローラ対8の出口に一体化した光沢層付きフ
ィルム2と画像支持部材3とが送られると剥離部材15
は図示しない駆動手段により回動し、剥離部材15の先
端を画像支持部材3の先端に当接させ、光沢層2aの付
着した画像支持部材3をベースフィルム2bから剥離す
る。このとき光沢層2aは、ベースフィルム2bとの間
の接着力よりも画像支持部材3との間の接着力の方が強
いため画像支持部材3上の画像面側へ転写する。使用済
みのベースフィルム2bは巻取りローラ9に巻取られ
る。光沢層2aが転写された画像支持部材3はローラ対
8により排紙ローラ対10に送られ、排紙ローラ対10
により排紙トレイ11上に排紙される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような光沢処理装置では、ヒートローラ対6により光沢
層付きフィルム2を加熱しているため、光沢層付きフィ
ルム2を加熱できる範囲が少ない。そのため、光沢層2
aが画像支持部材3側へ転写可能な状態になるように十
分に熱を加えるためには、処理速度を遅くしてヒートロ
ーラ対6との接触時間を長くするか、ヒートローラ対6
の設定温度を高くして加熱しなければならなかった。処
理速度を遅くすることは、高速な光沢処理装置を不可能
とし、また、ヒートローラ対6の設定温度を上げて処理
速度を速くすると、画像支持部材3がカールなどの変形
を起こしてしまい、高速で良好な光沢処理は困難であっ
た。
【0008】また、上記のような光沢処理装置では、画
像支持部材3は、ヒートローラ対6による加圧時に、加
圧部に対してのみ急激に熱が加えられるため、波を打っ
たような変形を起こしやすいといった欠点があった。
【0009】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、画像支持部材の変形が少なく、
且つ高速で光沢処理が可能な光沢処理装置を提供するこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の光沢処理装置は、画像支持部材と光沢層を有
するフィルムとを重ね合わせた状態で挟持して搬送する
と共に加熱する一対のエンドレスベルトと、エンドレス
ベルトを加熱する加熱手段と、エンドレスベルトを画像
支持部材搬送方向に回転駆動させる駆動手段と、エンド
レスベルトにより搬送されてきた画像支持部材とフィル
ムとに、エンドレスベルトを介して圧力を加える加圧手
段とを備えている。
【0011】
【作用】上記の構成を有する本発明の光沢処理装置にお
いては、まず加熱手段がエンドレスベルトを加熱する。
そして、駆動手段が回転駆動してエンドレスベルトを画
像支持部材搬送方向に回転させる。すると、一対のエン
ドレスベルトが重ね合わされた画像支持部材と光沢層付
きフィルムとを挟持して搬送すると共に加熱し、加圧手
段がエンドレスベルトを介して画像支持部材と光沢層付
きフィルムとを加圧する。
【0012】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。
【0013】図1は本実施例の光沢処理装置の概略構成
図であり、図2に示した従来の光沢処理装置に示されて
いる部材と同一の部材には同一の符号をつけ、その詳細
な説明は省略する。
【0014】図1に示すように、本実施例の光沢処理装
置では、フィルム供給ロール16に巻かれた光沢層付き
フィルム2は、光沢層付きフィルム2を案内するガイド
ローラ5、エンドレスベルト20a、ローラ対8を経て
使用済みのフィルムを巻取るための巻取りローラ9へ巻
取られる。エンドレスベルト20a,20bの内側には
エンドレスベルト20a,20bを加熱するヒータ2
4,25が設置され、ヒータ24の略下方には加圧ロー
ラ21aが、ヒータ25の略上方には加圧ローラ21b
が回転可能に配置されている。加圧ローラ対21は、エ
ンドレスベルト対20の間を通過する部材に対して圧力
を加えることが出来る。エンドレスベルト20a,20
bはそれぞれ駆動ローラ22とローラ26、駆動ローラ
23とローラ27とに架け渡されており、駆動ローラ2
2,23により、エンドレスベルト20a,20bが、
後述する画像支持部材3の搬送方向に回転駆動される。
【0015】エンドレスベルト対20の周囲には、断熱
材28が設置され、エンドレスベルト対20の温度が低
下するのを防止している。エンドレスベルト20aはそ
の上側面においても光沢層付きフィルム2を搬送しなが
ら光沢層付きフィルム2を加熱することができるので、
光沢層付きフィルム2上の光沢層2aが画像支持部材側
へ転写可能な状態となるように予め十分な熱を加えるこ
とができる。
【0016】次に、図1を参照して本実施例の光沢処理
装置の動作について説明する。
【0017】フィルム供給ロール16に巻かれている光
沢層付きフィルム2は、ガイドローラ5を経由して、エ
ンドレスベルト20aへ送られる。エンドレスベルト2
0aは、ヒータ24により光沢層2aが溶融する温度に
保持されており、光沢層付きフィルム2は、搬送されな
がら、エンドレスベルト20aにより十分に加熱され
る。
【0018】図示しない画像形成装置により上面側に画
像が形成された画像支持部材3は、搬送ローラ対4によ
り供給され、搬送ガイド12を経て、エンドレスベルト
対20へ搬送される。エンドレスベルト対20の入口に
て、光沢層付きフィルム2と画像支持部材3が重ね合わ
され、加熱されながら搬送される。このとき、光沢層付
きフィルム2の光沢層2a面側が画像支持部材3の画像
形成面側に接している。光沢層付きフィルム2と画像支
持部材3は、十分に加熱されて加圧ローラ対21へ送ら
れる。加圧ローラ対21により、画像支持部材3と光沢
層付きフィルム2とが加圧され、両材は一体化される。
一体化された両材は、搬送ガイド13上を通過し、冷却
ファン14により冷やされ両者の接着力はより強くな
り、ローラ対8に搬送される。ローラ対8の出口にて、
画像支持部材3は剥離部材15によりベースフィルム2
bから剥離され、光沢層2aは画像支持部材3側へ転写
される。使用済みのベースフィルム2bは巻取りローラ
9に巻取られる。光沢層2aが転写された画像支持部材
3はローラ対8により排紙ローラ対10に送られ、排紙
ローラ対10により排紙トレイ11上に排紙される。
【0019】この様に、エンドレスベルト対20により
光沢層付きフィルム2を加熱するため、加熱する部分の
面積が大きくとれ接触時間がかせげるので、高速で良好
な光沢処理が可能となる。また、画像支持部材3も、加
圧ローラ対21によって圧力が加えられる前に、エンド
レスベルト対20によって熱が加えられているので、波
を打った様な変形がなく、良好に光沢処理が行われる。
【0020】尚、本発明は上述した実施例に限定される
ことなく、その主旨を逸脱しない範囲において種々の変
更を加えることができる。
【0021】例えば、本実施例では光沢処理装置として
一つの装置で記載したが、画像形成装置内に組み込まれ
た光沢処理装置でもよい。また、駆動ローラ22,23
で駆動せず、ローラ26,27で駆動してもよいし、2
2,23,26,27の一つを駆動して、エンドレスベ
ルト20a,20bの両者を回転可能としてもよい。ま
た、加圧ローラも一対に限るものではなく複数対備えら
れていてもよい。
【0022】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明の光沢処理装置によれば、画像支持部材の変形をお
さえ、且つ光沢処理スピードの高速化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の光沢処理装置の概略構成図
である。
【図2】従来の光沢処理装置の概略構成図である。
【図3】光沢処理装置のフィルム剥離部の断面図であ
る。
【符号の説明】
2a 光沢層 2b ベースフィルム 2 光沢層付きフィルム 3 画像支持部材 20aエンドレスベルト 20bエンドレスベルト 20 エンドレスベルト対 21a加圧ローラ 21b加圧ローラ 21 加圧ローラ対 22 駆動ローラ 23 駆動ローラ 24 ヒータ 25 ヒータ 26 ローラ 27 ローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03D 3/00 - 17/00 B65D 1/28 B32B 31/20 G03G 15/20

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像が形成された画像支持部材と光沢層
    を有するフィルムとを重ね合わせた状態で加熱圧着し、
    前記光沢層を前記画像支持部材の画像形成面上へ転写す
    る光沢処理装置において、 前記画像支持部材と前記フィルムとを重ね合わせた状態
    で挟持して搬送すると共に加熱する一対のエンドレスベ
    ルトと、 前記エンドレスベルトを加熱する加熱手段と、 前記エンドレスベルトを前記画像支持部材搬送方向に回
    転駆動させる駆動手段と、 前記エンドレスベルトにより搬送されてきた前記画像支
    持部材と前記フィルムとに、前記エンドレスベルトを介
    して圧力を加える加圧手段とを備えたことを特徴とする
    光沢処理装置。
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