JPH1177899A - ラミネート装置 - Google Patents

ラミネート装置

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JPH1177899A
JPH1177899A JP9239330A JP23933097A JPH1177899A JP H1177899 A JPH1177899 A JP H1177899A JP 9239330 A JP9239330 A JP 9239330A JP 23933097 A JP23933097 A JP 23933097A JP H1177899 A JPH1177899 A JP H1177899A
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武夫 船岡
Akio Ochi
昭夫 越智
Hiroyuki Takeshita
弘行 竹下
Kanji Kato
寛治 加藤
Naoki Nishimoto
直樹 西本
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/02Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which the conductive material is applied to the surface of the insulating support and is thereafter removed from such areas of the surface which are not intended for current conducting or shielding
    • H05K3/022Processes for manufacturing precursors of printed circuits, i.e. copper-clad substrates

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ファインで実装効率が高い両面あるいは多層
基板と、それらを構成する基材の、メッキ工程が不要で
クリーンな製造工程となるラミネート装置を提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】 プリプレグ1を保持するパッド12を持
つ投入ローディング13の供給部11、フィルム材2を
巻き付けた巻き出し軸7のフィルム材供給部4、予熱ロ
ーラ17、加熱ローラ18、冷却ローラ19を持ち、プ
リプレグ1の表裏面にフィルム材2を貼り付け積層体3
とする貼り付け部16、個別の積層体3とするカッター
刃22と、送りローラ23での切断部20、支点軸26
を軸に回動し先端にローラ25を持つアーム27と、ア
ーム27の角度を検出する角度測定器28でのダンサー
部24、個別の積層体3を保持するパッド35を持つ取
り出しローディング36の取り出し部34で構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は各種電子機器に使用
される両面あるいは多層基板、およびそれらを構成する
基材の製造工程などに用いられるラミネート装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来における電子機器などに使用される
一般的な多層基板を図11の要部断面図に示す。
【0003】図11において、56はフェノール、エポ
キシ、ポリイミドなどの樹脂材でなる絶縁体であり複数
を積層している。57は銅箔などの導電箔にエッチング
などにより各絶縁体56の表面上に形成した導電パター
ン、58は導電パターンであり、絶縁体56と導電パタ
ーン57を貫通した孔の内部と最外層の導電パターン5
7上にメッキなどを行った後、エッチングなどにより所
定の接続やパターンを形成したものである。
【0004】そして、前記従来の両面あるいは多層基板
の製造工程においてはラミネート装置は使用されていな
かった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年の
両面あるいは多層基板においては、よりファインでかつ
実装効率の高い基板が要求され、また、環境保全からも
メッキ工程を使用しない両面あるいは多層基板の製造工
程が要求されている。
【0006】本発明は、このように、よりファインで、
かつ実装効率が高い両面あるいは多層基板、およびそれ
らを構成する基材のメッキ工程を使用しないクリーンな
製造工程を構成するラミネート装置を提供することを目
的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明におけるラミネート装置は、プリプレグを供
給する供給部と、前記プリプレグの表裏面にそれぞれ貼
り付ける帯状のフィルム材供給部と、前記プリプレグの
表裏面に加熱機構を介してフィルム材を貼り付けて積層
体を形成する貼り付け部と、この貼り付け部の上流側で
前記帯状のフィルム材を個片の寸法に切断するか、もし
くは貼り付け部で形成された積層体を所定の寸法に切断
するかのいずれかを行う切断部から構成したものであ
る。
【0008】この本発明により、ファインで実装効率が
高い両面あるいは多層基板、およびそれらを構成する基
材のメッキ工程を使用しないクリーンな製造工程を構成
するラミネート装置を提供することが可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、プリプレグを供給する供給部と、前記プリプレグの
表裏面に帯状のフィルム材をそれぞれ貼り付ける帯状の
フィルム材供給部と、前記プリプレグの表裏面に加熱機
構を介してフィルム材を貼り付けて積層体を形成する貼
り付け部と、この貼り付け部の下流側で前記帯状のフィ
ルム材を個片の寸法に切断するか、もしくは貼り付け部
で形成された積層体を所定の寸法に切断するかのいずれ
かを行う切断部からなる構成のラミネート装置としたも
のであり、ファインで実装効率が高い両面あるいは多層
基板の製造が可能で、かつメッキ工程が不要で、クリー
ンな製造工程になるという作用を有する。
【0010】請求項2に記載の発明は、請求項1記載の
発明において、供給部で供給するプリプレグをあらかじ
め所定の寸法に形成された個片のプリプレグとし、この
個片のプリプレグを所定の間隔を有して連続して順次供
給すると共に、切断部を貼り付け部の下流側に設けて積
層体の間を切断するようにした構成のものであり、貼り
付け部においてフィルム材に一定の張力が印加でき、プ
リプレグとフィルム材の積層体の寸法変化を安定化さ
せ、シワ、うねりの発生を抑制することができるという
作用を有する。
【0011】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2記載の発明において、貼り付け部のプリプレグ搬送方
向に向かってプリプレグの上下に一対の予熱機構を備え
た予熱ローラ、加熱機構を備えた加熱ローラ、冷却機構
を備えた冷却ローラを配置してプリプレグを搬送し、か
つ前記予熱ローラよりも加熱ローラの径を大きくすると
共に両者を同期回転する構成としたものであり、プリプ
レグとフィルム材の積層体の寸法変化を安定化させ、シ
ワ、うねりの発生を抑制し、高速で貼り付けができると
いう作用を有する。
【0012】請求項4に記載の発明は、請求項3記載の
発明において、一対の予熱ローラを積層体の厚みより大
きい寸法の間隔をあけて配置した構成としたものであ
り、プリプレグとフィルム材の積層体の寸法変化を安定
化させ、シワ、うねりの発生を抑制できるという作用を
有する。
【0013】請求項5に記載の発明は、請求項2〜4の
いずれか一つに記載の発明において、プリプレグを所定
の間隔で順次供給する供給部に、プリプレグの供給方向
と交差する方向に少なくとも2個のセンサを配置した構
成としたものであり、プリプレグの供給方向に対し交差
する方向の端面が、直角または直線でなくてもプリプレ
グ間の最小間隔を所定の間隔とし精度よく供給できると
いう作用を有する。
【0014】請求項6に記載の発明は、請求項2〜5の
いずれか一つに記載の発明において、積層体を個々に切
断する切断部に、プリプレグの供給方向と交差する方向
に少なくとも2個のセンサを配置した構成としたもので
あり、プリプレグの供給方向に対し交差する方向の端面
が、直角または直線でなくてもプリプレグ間の最適な箇
所を切断できるという作用を有する。
【0015】請求項7に記載の発明は、請求項2〜6の
いずれか一つに記載の発明において、積層体の少なくと
も一部に弾接する送りローラを切断部に設けると共に、
この送りローラの弾接部分を除く部分に送りローラの回
転中心をこえて搬出方向に延接するフィルム材ガイド部
材を設けた構成としたものであり、空気溜まりによるプ
リプレグからフィルム材の剥離が発生せず、さらに、積
層体あるいはフィルム材が送りローラに巻き付くことな
く切断位置まで搬送できるという作用を有する。
【0016】請求項8に記載の発明は、請求項7記載の
発明において、切断部における補助搬送源として、送り
ローラの下流側に向かって風流を形成するためのエアー
吹き出し部を設けた構成としたものであり、剛性が低く
静電気を帯電し易いフィルム材を、安定して切断位置ま
で搬送できるという作用を有する。
【0017】請求項9に記載の発明は、請求項2〜8の
いずれか一つに記載の発明において、重なり合った2枚
のフィルム材を切断せずに巻き取るか、もしくは切断し
て排出するかを選択してフィルム材を処理するフィルム
材処理手段を切断部に設けた構成としたものであり、プ
リプレグが所定の間隔で連続供給されなかった時、ある
いは長時間フィルム材だけを搬送する時に、フィルム材
を処理することができるという作用を有する。
【0018】請求項10に記載の発明は、請求項2〜9
のいずれか一つに記載の発明において、帯状に巻き出さ
れたフィルム材の幅方向寸法を供給されるプリプレグの
幅寸法に対応して幅方向の両側の余剰部をそれぞれ切断
するスリット部をフィルム材供給部と貼り付け部の間に
設け、このスリット部で切断されたフィルム材の余剰部
を巻き取る巻き取り部を貼り付け部の下流側に設けた構
成としたものであり、フィルム材の幅方向を精度よく貼
り付けることができ、また、貼り付け部においてプリプ
レグの粘着材が溶け出して加熱ローラに付着することを
防止できるという作用を有する。
【0019】請求項11に記載の発明は、請求項1〜1
0のいずれか一つに記載の発明において、外周面に粘着
層を備えた一対の第1のローラがプリプレグの上下面に
密接すると共に、この一対の第1のローラとそれぞれ密
接して回転し、かつ外周面に前記第1のローラより強い
粘着力を有する粘着層を備えた第2のローラを設けたプ
リプレグクリーニング部を貼り付け部の上流側に設けた
構成としたものであり、プリプレグ上下面に付着した異
物をフィルム材と貼り付ける前に除去し、再度プリプレ
グに付着させないという作用を有する。
【0020】請求項12に記載の発明は、請求項1〜1
1のいずれか一つに記載の発明において、貼り付け部に
投入するプリプレグを保持する保持機構を搬送方向に沿
って少なくとも2分割し、投入時にプリプレグ先端側の
保持を解除すると共に保持機構を退避してプリプレグの
先端部を少なくとも予熱ローラの中心まで挿入するプリ
プレグ案内機構を供給部に設けた構成としたものであ
り、プリプレグ搬送時は全体を保持して高速搬送がで
き、挿入時は先端以外を保持して先端がローラに当接す
ることなく、少なくとも予熱ローラの中心まで挿入可能
で、精度よくプリプレグを供給できるという作用を有す
る。
【0021】請求項13に記載の発明は、請求項1〜1
2のいずれか一つに記載の発明において、フィルム材供
給部から供給される帯状のフィルム材を検知する検知部
を設け、フィルム材に異常が検知された場合にプリプレ
グへの貼り付けを中止するようにした構成のものであ
り、フィルム材に異常があった場合、プリプレグの供給
を中止し、かつ自動復帰できて後工程へ不良品を流出せ
ずに連続生産できるという作用を有する。
【0022】以下、本発明の実施の形態について図面を
用いて説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の第1の実施の形態にお
けるラミネート装置の構成を示す概念図、図2は同積層
体の要部斜視図である。
【0023】図2において、1はガラスエポキシ、アラ
ミドエポキシ、紙エポキシなどでなるプリプレグ、2は
ポリエチレンテレフタレート、紙、ポリイミド、および
それらの複合体でなるフィルム材であり、3はプリプレ
グ1の上下面にフィルム材2を貼り付けて積層してなる
連続した積層体、3aは連続した積層体3の所定箇所を
切断してなる個別の積層体である。
【0024】図1において、フィルム材2は、対のフィ
ルム材供給部4を構成する巻き付けられた回転自在な巻
き出し軸7から巻き出されて貼り付け部16の下流側
に、すなわち入口側に供給される。
【0025】張力制御部5は、フィルム材2の巻き付け
半径を測定する測長センサ6と、巻き出し軸7に摩擦力
や電磁力などを印加して制御あるいは制動するブレーキ
8と、巻き付け半径から最適なブレーキ力を算出する演
算部9などから構成されており、フィルム材2に一定の
張力を印加することにより、積層体3の寸法変化を安定
化させ、シワ、うねりの発生を抑制する。
【0026】なお、フィルム材供給部4からフィルム材
2を巻き出した後にダンサーなどを設けてフィルム材2
への張力を制御してもよい。
【0027】また、10はフィルム材供給部4から供給
されるフィルム材2の異常を検知するセンサであり、フ
ィルム材2の移動する供給経路中に配設され、異常が検
知された場合にはプリプレグ1への貼り付けを中止する
ようにしているものであり、もし、フィルム材2にキズ
や継ぎ目などがあった場合、センサ10により検知して
プリプレグ1の搬送供給を中止し、前記フィルム材2の
異常部分が次工程の貼り付け部16を通過した後、再び
プリプレグ1の供給を開始するため、後工程へ不具合品
を流さず連続生産ができるようにしている。
【0028】プリプレグ1を供給する供給部11は、あ
らかじめ位置決めされているプリプレグ1を吸着保持す
る複数のパッド12を下面に設置した移動自在な投入ロ
ーディング13と、先に投入されたプリプレグ1aの後
端を検知する後端検知センサ14と、次工程の貼り付け
部16の各ロールと同期回転している送りコンベア15
で構成されており、先に投入されたプリプレグ1aの後
端を後端検知センサ14で検知すると、あらかじめ位置
決めされている次のプリプレグ1を吸着保持した投入ロ
ーディング13は貼り付け部16の上流側方向に移動を
開始し、前記プリプレグ1aの後端と所定の間隔になる
まで移動した後に移載し、上下一対のフィルム材2で上
記プリプレグ1aを挟持するものである。
【0029】貼り付け部16は対の予熱ローラ17、対
の加熱ローラ18、対の冷却ローラ19でなり、予熱ロ
ーラ17、加熱ローラ18は、ニクロム線などのヒータ
や電磁誘導などの手段によって80℃〜160℃に加熱
されており、冷却ローラ19および前記送りコンベア1
5と同期して一定速度で回転するように構成されている
ものであり、上下一対のフィルム材2が予熱ローラ1
7、加熱ローラ18、冷却ローラ19の間に挿入されて
通過し、前記フィルム材2の間に投入されて挟持された
プリプレグ1とともに予熱ローラ17で予熱され、次に
加熱ローラ18にて加熱、加圧されて貼り付けられ、冷
却ローラ19およびその前後で加圧および冷却されてフ
ィルム材2とプリプレグ1aが固着されて積層体3を形
成するものである。
【0030】なお、予熱ローラ17にてフィルム材2に
挟持されたプリプレグ1を予熱するため、加熱ローラ1
8は比較的低温度でも高速で貼り付けすることができ、
また、冷却ローラ19の代わりに空冷などの冷却スペー
スとしてもよく、さらに冷却ローラ19の内部に水など
の冷却物質を入れて冷却してもよい。
【0031】また、予熱ローラ17の代わりにヒータプ
レートなどの接触固定式や赤外線ヒータなどの非接触式
の加熱としてもよく、また、熱プレスにてプリプレグ1
とフィルム材2とを加熱、加圧して貼り付けて固着する
ことも可能である。
【0032】切断部20は、プリプレグ1とフィルム材
2を固着してなる積層体3のプリプレグ1の先端または
後端を検知するセンサ21と、連続した積層体3を構成
しているプリプレグ1とプリプレグ1間の継ぎ目62を
切断するカッター刃22と、前記プリプレグ1の端を検
知したセンサ21の信号でカッター刃22の位置に前記
継ぎ目62が到達するまで所定距離を移動させる対の回
転自在な送りローラ23から構成されている。
【0033】ダンサー部24は、貼り付け部16と切断
部20の間に設置され、先端に連続した積層体3を巻回
する回転自在なローラ25を取付け、かつ支点軸26を
支点に回動自在なアーム27と、アーム27の回動角度
を検出する角度測定器28により構成されており、アー
ム27の回動角度から前記送りローラ23の回転速度を
設定あるいは制御することにより、貼り付け部16と切
断部20の処理時間の相違などを吸収するものである。
【0034】29は切断部20の出口近傍に設置した取
り込みおよびガイド用のローラ、30は巻き取りローラ
であり、同じく近傍に設置されたコンベア31はシリン
ダ32の先端に一端が結合されており、上記シリンダ3
2の駆動により前記一端が他端を支点に回動して、コン
ベア31に載置された異常なフィルム材2を収納する箱
33の上部に移載し箱33の中に排出するように構成さ
れており、重なり合った2枚の異常なフィルム材2を切
断せずにローラ29を介して巻き取りローラ30に巻き
取るか、もしくは、重なり合った2枚の異常なフィルム
材2を切断し、それをコンベア31をシリンダ32の駆
動により傾斜させて箱33に排出するかを選択する構成
とした、異常なフィルム材2を処理するフィルム材処理
手段であり、プリプレグ1が所定の間隔で連続供給され
なかった時、あるいは、長時間フィルム材2だけを搬送
する時などに異常となったフィルム材2を処理するよう
にしたものである。
【0035】なお、異常なフィルム材2を切断後にコン
ベア31を傾斜させて箱33にフィルム材2を排出する
説明をしたが、それに代えてシャッターなどを設けて風
流などを利用して箱33に排出することも可能である。
【0036】取り出し部34は、枚葉に切断された積層
体3を吸着保持するパッド35を下面に複数設けた移動
自在な取り出しローディング36により構成されてい
る。
【0037】そして、63はローラ25の前後に設置さ
れ、移送される積層体3を規制しガイドする回転自在な
ローラである。
【0038】全体工程の流れとしては、供給部11のプ
リプレグ1を投入ローディング13の駆動により貼り付
け部16の上流に投入し、フィルム材供給部4から供給
される対のフィルム材2の間に挟持し、予熱ローラ1
7、加熱ローラ18および冷却ローラ19間を通過させ
ることにより加熱加圧して、フィルム材2により連続し
た積層体3を形成し、この連続した積層体3はローラ6
3、ダンサー部24のローラ25を経由して切断部20
に投入され、送りローラ23により所定寸法位置に移送
し設定されてカッター刃22により切断した後、切断さ
れた個別の積層体3aを取り出し部34のコンベア31
に移送し、取り出しローディング36の駆動により、積
層体3aを次工程の各種加工装置などに搬送するもので
ある。
【0039】次に、ラミネート装置の個々の構成につい
て説明する。図3は貼り付け部16の要部正面図であ
り、図3に示すように、一対の予熱ローラ17を積層体
3の厚みより大きい寸法の間隔に設定して配置し、さら
に、予熱ローラ17よりも加熱ローラ18の外径を大き
くすると共に、両者の回転軸をベルト37を介して同期
回転するように構成したものであり、予熱ローラ17の
回転によるフィルム材2の搬送距離より加熱ローラ18
の回転によるフィルム材2の搬送距離の方が長くなり、
予熱ローラ17と加熱ローラ18の間でフィルム材2に
張力が発生し、フィルム材2を伸ばしながらプリプレグ
1に貼り付けることができるため、プリプレグ1とフィ
ルム材2の積層体3の寸法変化を安定化させ、シワ、う
ねりの発生を抑制することができるものである。
【0040】なお、予熱ローラ17と加熱ローラ18は
歯車を利用して同期回転させてもよく、また、それぞれ
のローラを別駆動にして制御機構などにより電気的にタ
イミングを合わせて同期回転することも可能である。
【0041】図4はフィルム材供給部4の動作を説明す
る要部正面図であり、図4(a)において、プリプレグ
1を保持するパッド12a,12bは搬送方向に沿って
少なくとも2分割されており、パッド12aは先端側で
あり、パッド12bは後端側である。
【0042】38は投入ローディング13の上面先端に
設置したシリンダであり、その先端に取り付けた前記パ
ッド12aを伸縮自在としており、後方側、すなわち図
中左方向に退避させることができ、あらかじめ位置決め
されているプリプレグ1をパッド12a,12bの全て
の駆動により保持して貼り付け部16の上流側、すなわ
ち入口側に高速搬送する。
【0043】次に、図4(b)に示すように、プリプレ
グ1の搬送を一時停止して先端側のパッド12aによる
保持を解除すると共に、先端側のパッド12aをシリン
ダ38の駆動により図中矢印方向に退避させることによ
り、図4(c)に示すように、後方側のパッド12bに
よるプリプレグ1を保持した状態で投入ローディング1
3の駆動により投入を開始し、対のフィルム材2の搬送
速度と同じ速度で対のフィルム材2の間へプリプレグ1
の投入を行う。
【0044】その結果、図4(d)に示すように、プリ
プレグ1の先端部を予熱ローラ17に当接することな
く、少なくとも予熱ローラ17の中心部まで奥深く挿入
することができ、プリプレグ1を精度よく、かつ、確実
に供給することができる。
【0045】図5(a)は貼り付け部16の要部斜視
図、図5(b),(c)は同要部正面図と同側面図、図
6(a)〜(c)はプリプレグ1の投入状態を説明する
平面図である。
【0046】図5(a)において、14a,14bは貼
り付け部16の入口に配設された後端検知センサ、39
は対のスリッタであり、フィルム材2の幅方向の必要な
所定寸法に対して幅方向の両端の余剰部40をそれぞれ
切断するものであり、貼り付け部16の上流側の上下に
設けられており、さらに、余剰部40の巻き取りを行う
巻き取りローラ41を貼り付け部16の下流側の上部に
設けている。
【0047】図6(a)に示す状態は、後端検知センサ
14a,14bが2個ともOFFの状態であり、図6
(b)に示す状態は、後端検知センサ14aはON状態
になったが、後端検知センサ14bはまだOFF状態の
ままであり、プリプレグ1の投入動作を開始することは
なく、後端検知センサ14a,14bが2個ともON状
態になった図6(c)に示す状態で始めてプリプレグ1
aの後端を検知したと判断して次のプリプレグ1の投入
動作を開始するものである。
【0048】従って、先に投入されたプリプレグ1aの
供給方向に対して交差する方向の端面が直角でなくて
も、プリプレグ1とプリプレグ1a間の最小間隔を所定
の間隔として精度よく確実に供給することができるもの
であり、さらに、3個以上の後端検知センサ14を配設
すれば、先に投入されたプリプレグ1aの供給方向に対
して交差する方向の端面が直角あるいは直線でなくて
も、プリプレグ1とプリプレグ1a間の最小間隔を所定
の間隔として精度よく確実に供給することができる。
【0049】また、図5(a)において、対のフィルム
材2を巻き出し供給する際に幅方向の位置が多少変動し
ても、余剰部40を除いた必要とするフィルム材2の幅
方向の寸法は、プリプレグ1の幅方向の寸法に対して変
動することがなく、精度よく確実にプリプレグ1aに貼
り付けることができ、さらに、図5(b),(c)に示
すように、フィルム材2の余剰部40にプリプレグ1a
から溶け出した粘着材42を付着させることにより、加
熱ローラ18などに付着することを防止するようにして
いる。
【0050】図7(a)は切断部の要部斜視図、図7
(b)は同要部正面図、図7(c)は同2分割した送り
ローラの要部斜視図であり、図7(a),(b)におい
て、送りローラ23は積層体3の少なくとも一部に弾接
するようにした段付きの形状であり、この送りローラ2
3の弾接部分を除く部分に、送りローラ23の回転中心
をこえて搬出方向に延接する板状または線状で対のフィ
ルム材ガイド部材43を設けている。
【0051】44は製造工程において所定の間隔を有し
て連続に貼り付けられたプリプレグ1の間に形成された
空気溜まり、46は送りローラ23以外の補助搬送源と
しての対のエアー吹き出し部であり、送りローラ23の
下流側に向かって風流を形成する。
【0052】そして、21a,21bはセンサであり、
カッター刃22の手前近傍でプリプレグ1の供給方向と
交差する方向に配置している。
【0053】以上の構成により、所定の間隔を有し連続
してフィルム材2に貼り付けられて搬送されるプリプレ
グ1の間に空気溜まり44が形成されたとしても、空気
溜まり44がプリプレグ1とフィルム材2の間に浸入し
てフィルム材2を剥離することはなく、さらに、送りロ
ーラ23に巻き付くこともなく安定して積層体3または
フィルム材2を搬送することができるものである。
【0054】また、エアー吹き出し部46からのエアー
吹付けにより、積層体3とフィルム材ガイド部材43の
隙間に風流が形成されるため、剛性が低く静電気を帯び
やすいフィルム材2がフィルム材ガイド部材43に密着
することなく安定して搬送される。
【0055】なお、エアー吹き出し部46をカッター刃
22と送りローラ23の間に設置しても同じ効果が得ら
れる。
【0056】また、プリプレグ1の供給方向と交差する
方向に2個のセンサ21a,21bを配置しているた
め、プリプレグ1の供給方向に対して交差する方向の端
面が直角でなくても積層体3の継ぎ目62を切断するこ
とができ、また、3個以上のセンサ21を配置すると、
プリプレグ1の供給方向に対して交差する方向の端面が
直角または直線でなくても積層体3の継ぎ目62を切断
することが可能となる。
【0057】また、送りローラ23は段付き形状の場合
を説明したが、図7(c)に示すように送りローラ23
を分割し、タイミングベルト45、結合プーリ45aな
どにより同期回転する構成にしてもよい。
【0058】図8はプリプレグクリーニング部の要部正
面図であり、図8において、プリプレグクリーニング部
47は外周面に粘着層を備えた一対の回転自在な粘着ロ
ーラ48と、この粘着ローラ48と密接して回転し、か
つ外周面に粘着ローラ48より強い粘着力を有する粘着
層を備えた粘着ローラ49により構成されている。
【0059】このプリプレグクリーニング部47を貼り
付け部16の上流側に設け、プリプレグ1の上下面が粘
着ローラ48の回転駆動により、外周面と密接しながら
通過することにより、プリプレグ1の上下面に付着した
異物を粘着ローラ48に付着させて除去し、この粘着ロ
ーラ48に付着した異物は、粘着力が粘着ローラ48よ
り強い粘着ローラ49の外周面に付着して除去されるた
めに再度プリプレグ1の上下面に付着することはなく、
プリプレグ1の上下面の全体に付着した異物をフィルム
材2と貼り付ける前に除去することができる。
【0060】なお、吹出しノズルなどによる風流で異物
を吹き飛ばしたり、あるいは吸引による方法としてもよ
い。
【0061】(実施の形態2)図9は本発明の第2の実
施の形態におけるラミネート装置の主要部の構成を示す
概念図であり、図9において、対のフィルム材供給部4
aは前記と同じく、フィルム材2を巻回した巻き出し軸
7などにより構成されている。
【0062】貼り付け部16aは、ニクロム線などのヒ
ータや電磁誘導などの手段によって80℃〜160℃に
加熱され、回転自在な対の加熱ローラ18aなどにより
構成されている。
【0063】50は回転自在なロータリーカッターであ
り、外周に切断刃50aを配設しており、回転動作によ
り積層体3の継ぎ目62を切断する。
【0064】また、上下対のフィルム材2が対の加熱ロ
ーラ18aの間を通過するものであり、これらのフィル
ム材2の間にプリプレグ1が投入され、このプリプレグ
1およびフィルム材2は加熱ローラ18aにより加熱、
加圧されて貼り付けられることにより積層体3を形成
し、ロータリーカッター50が積層体3の継ぎ目62を
切断する。
【0065】供給部11aは、前記供給部11を構成し
ているものと同じく、あらかじめ位置決めされているプ
リプレグ1を吸着保持する複数のパッド12を下面に設
置した移動自在な投入ローディング13などにより構成
され、プリプレグ1を所定の間隔でもって順次供給し、
また、取り出し部34aは、ロータリーカッター50で
切断された個々の積層体3を搬送するコンベア31と、
積層体3を吸着保持する複数のパッド35を下面に設置
した前記と同じ取り出しローディング36により構成さ
れており、工程流れおよび動作は、基本的に前記実施の
形態1と同じであり省略する。
【0066】(実施の形態3)図10は本発明の第3の
実施の形態におけるラミネート装置の主要部の構成を示
す概念図、およびその動作を説明する要部正面図であ
り、図10(a)において、4aは対のフィルム材供給
部、2はフィルム材、7は巻き出し軸であり、前記と同
じく16aは貼り付け部、18は対の加熱ローラであ
る。
【0067】切断部20aは、先端に真空孔59を設け
た水平移動自在な対の引き込みブロック51、引き込み
ブロック51の先端の角から一面を摺動する対のカッタ
ー52で構成されている。
【0068】54は対の貼り付けブロックであり、一面
がフィルム材供給部4から供給されるフィルム材2の片
面に当接し、その片面と円弧で連続した他の一面が、対
の引き込みブロック51の上面あるいは下面に近接した
位置に配設されており、引き込みブロック51に近接す
る面における円弧の先の部分に真空孔60とヒータ53
を隣接して設けている。
【0069】供給部11bは送りコンベア55と、それ
と対向し同期回転する押さえローラ61で構成されてお
り、プリプレグ1を貼り付け部16aの上流側、すなわ
ち入口に搬送する。
【0070】取り出し部34aは積層体3を搬送するコ
ンベア31と積層体3を吸着保持する複数のパッド35
を下面に設置した取り出しローディング36で構成され
ている。
【0071】図10(b)〜(f)は切断部20aの動
作を説明する要部正面図であり、まず図10(b)に示
すように、フィルム材供給部4aから供給された対のフ
ィルム材2を引き込みブロック51の先端に設けた真空
孔59による真空吸引により保持したまま引き込みブロ
ック51の図中右方向に移動させ、貼り付けブロック5
4の円弧面に沿ってヒータ53の付近に移動した後、真
空孔59の真空吸引を解除してフィルム材2の保持を開
放する。
【0072】同時に、図10(c)に示すように、真空
孔60による真空吸引により貼り付けブロック54の円
弧で連続した2面にフィルム材2を受け渡す。
【0073】続いて、プリプレグ1を供給部11bから
取出し、搬送供給を開始するとともに、フィルム材2の
先端を真空吸引で保持した貼り付けブロック54を、降
下および上昇させて、図10(d)に示すように、プリ
プレグ1の搬送タイミングと合わせ、プリプレグ1の先
端を対のフィルム材2の先端と合致させて上下方向から
挟持し、ヒータ53で加熱、貼り付けブロック54によ
り加圧して、プリプレグ1の先端表裏面に2枚のフィル
ム材2の先端を仮接着し、この仮接着後、貼り付けブロ
ック54は真空孔60の真空吸引を解除するとともに、
元の位置に復帰してフィルム材2の保持を開放して初期
状態に戻す。
【0074】続いて、図10(e)に示すように、先端
にフィルム材2の先端を仮接着したプリプレグ1は、再
び供給部11bの送りコンベア55と押さえローラ61
の駆動により加熱ローラ18の間に投入され、加熱ロー
ラ18の回転駆動によりプリプレグ1の表裏面にフィル
ム材2を貼り付けて積層体3を形成する。
【0075】続いて、加熱ローラ18の回転を停止さ
せ、かつ引き込みブロック51を初期状態に復帰させ、
図10(f)に示すように、プリプレグ1の後端にフィ
ルム材2の後端を合致させる位置に、真空孔59の真空
吸引でフィルム材2を保持するとともに、プリプレグ1
の搬送タイミングに合わせてカッター52を図中右方向
に移動させてフィルム材2の後端を切断し、さらに加熱
ローラ18を回転駆動させて残るプリプレグ1の後端部
を加熱、加圧して個々の積層体3aを完成させ、取り出
し部34aに移載するようにしたものである。
【0076】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ファイン
で実装効率が高い両面あるいは多層基板、およびそれら
を構成する基材のメッキ工程を持たないクリーンな製造
工程を実現するラミネート装置の提供が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態によるラミネート装
置の構成を示す概念図
【図2】同積層体の要部斜視図
【図3】同貼り付け部を示す要部正面図
【図4】同フィルム材供給部の動作を説明する要部正面
【図5】(a)同貼り付け部を示す要部斜視図 (b)同加熱ローラの要部正面図 (c)同側面図
【図6】プリプレグの投入状態を説明する平面図
【図7】(a)同切断部の要部斜視図 (b)同要部正面図 (c)同2分割した送りローラの要部斜視図
【図8】同プリプレグクリーニング部の要部正面図
【図9】本発明の第2の実施の形態におけるラミネート
装置の要部の構成を示す概念図
【図10】(a)本発明の第3の実施の形態におけるラ
ミネート装置の要部の構成を示す概念図 (b)〜(f)同動作を説明する要部正面図
【図11】一般的な多層基板を示す要部断面図
【符号の説明】
1,1a プリプレグ 2 フィルム材 3,3a 積層体 4,4a フィルム材供給部 5 張力制御部 6 測長センサ 7 巻き出し軸 8 ブレーキ 9 演算部 10 センサ 11,11a,11b 供給部 12,12a,12b,35 パッド 13 投入ローディング 14,14a,14b 後端検知センサ 15 送りコンベア 16,16a 貼り付け部 17 予熱ローラ 18 加熱ローラ 19 冷却ローラ 20,20a 切断部 21,21a,21b センサ 22 カッター刃 23 送りローラ 24 ダンサー部 25,29 ローラ 26 支点軸 27 アーム 28 角度測定器 30 巻き取りローラ 31 コンベア 32 シリンダ 33 箱 34,34a 取り出し部 36 取り出しローディング 37 ベルト 38 シリンダ 39 スリッタ 40 余剰部 41 巻き取りローラ 42 粘着材 43 フィルム材ガイド部材 44 空気溜まり 45 タイミングベルト 45a 結合プーリ 46 エアー吹き出し部 47 プリプレグクリーニング部 48,49 粘着ローラ 50 ロータリーカッター 50a 切断刃 51 引き込みブロック 52 カッター 53 ヒータ 54 貼り付けブロック 55 送りコンベア 56 絶縁体 57,58 導電パターン 59,60 真空孔 61 押さえローラ 62 継ぎ目 63 ガイドローラ
フロントページの続き (72)発明者 加藤 寛治 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 西本 直樹 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリプレグを供給する供給部と、前記プ
    リプレグの表裏面に帯状のフィルム材をそれぞれ貼り付
    ける帯状のフィルム材供給部と、前記プリプレグの表裏
    面に加熱機構を介してフィルム材を貼り付けて積層体を
    形成する貼り付け部と、この貼り付け部の下流側で前記
    帯状のフィルム材を個片の寸法に切断するか、もしくは
    貼り付け部で形成された積層体を所定の寸法に切断する
    かのいずれかを行う切断部からなるラミネート装置。
  2. 【請求項2】 供給部で供給するプリプレグをあらかじ
    め所定の寸法に形成された個片のプリプレグとし、この
    個片のプリプレグを所定の間隔を有して連続して順次供
    給すると共に、切断部を貼り付け部の下流側に設けて積
    層体の間を切断するようにした請求項1記載のラミネー
    ト装置。
  3. 【請求項3】 貼り付け部のプリプレグ搬送方向に向か
    ってプリプレグの上下に一対の予熱機構を備えた予熱ロ
    ーラ、加熱機構を備えた加熱ローラ、冷却機構を備えた
    冷却ローラを配置してプリプレグを搬送し、かつ前記予
    熱ローラよりも加熱ローラの径を大きくすると共に両者
    を同期回転する構成とした請求項1または2記載のラミ
    ネート装置。
  4. 【請求項4】 一対の予熱ローラを積層体の厚みより大
    きい寸法の間隔をあけて配置した請求項3記載のラミネ
    ート装置。
  5. 【請求項5】 プリプレグを所定の間隔で順次供給する
    供給部に、プリプレグの供給方向と交差する方向に少な
    くとも2個のセンサを配置した請求項2〜4のいずれか
    一つに記載のラミネート装置。
  6. 【請求項6】 積層体を個々に切断する切断部に、プリ
    プレグの供給方向と交差する方向に少なくとも2個のセ
    ンサを配置した請求項2〜5のいずれか一つに記載のラ
    ミネート装置。
  7. 【請求項7】 積層体の少なくとも一部に弾接する送り
    ローラを切断部に設けると共に、この送りローラの弾接
    部分を除く部分に送りローラの回転中心をこえて搬出方
    向に延接するフィルム材ガイド部材を設けた請求項2〜
    6のいずれか一つに記載のラミネート装置。
  8. 【請求項8】 切断部における補助搬送源として、送り
    ローラの下流側に向かって風流を形成するためのエアー
    吹き出し部を設けた請求項7記載のラミネート装置。
  9. 【請求項9】 重なり合った2枚のフィルム材を切断せ
    ずに巻き取るか、もしくは切断して排出するかを選択し
    てフィルム材を処理するフィルム材処理手段を切断部に
    設けた請求項2〜8のいずれか一つに記載のラミネート
    装置。
  10. 【請求項10】 帯状に巻き出されたフィルム材の幅方
    向寸法を供給されるプリプレグの幅寸法に対応して幅方
    向の両側の余剰部をそれぞれ切断するスリット部をフィ
    ルム材供給部と貼り付け部の間に設け、このスリット部
    で切断されたフィルム材の余剰部を巻き取る巻き取り部
    を貼り付け部の下流側に設けた請求項2〜9のいずれか
    一つに記載のラミネート装置。
  11. 【請求項11】 外周面に粘着層を備えた一対の第1の
    ローラがプリプレグの上下面に密接すると共に、この一
    対の第1のローラとそれぞれ密接して回転し、かつ外周
    面に前記第1のローラより強い粘着力を有する粘着層を
    備えた第2のローラを設けたプリプレグクリーニング部
    を貼り付け部の上流側に設けた請求項1〜10のいずれ
    か一つに記載のラミネート装置。
  12. 【請求項12】 貼り付け部に投入するプリプレグを保
    持する保持機構を搬送方向に沿って少なくとも2分割
    し、投入時にプリプレグ先端側の保持を解除すると共に
    保持機構を退避してプリプレグの先端部を少なくとも予
    熱ローラの中心まで挿入するプリプレグ案内機構を供給
    部に設けた請求項1〜11のいずれか一つに記載のラミ
    ネート装置。
  13. 【請求項13】 フィルム材供給部から供給される帯状
    のフィルム材を検知する検知部を設け、フィルム材に異
    常が検知された場合にプリプレグへの貼り付けを中止す
    るようにした請求項1〜12のいずれか一つに記載のラ
    ミネート装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001260241A (ja) * 2000-03-17 2001-09-25 Sumitomo Bakelite Co Ltd 積層板の製造方法
JP2006007752A (ja) * 2004-05-28 2006-01-12 Mck:Kk 仮付け装置
JP2009056767A (ja) * 2007-09-03 2009-03-19 Panasonic Corp ラミネート装置

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