JP3780875B2 - 連結した回路板の切断方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、端部をテープ材を貼着することによって作製した長尺シート状の連結回路板から、回路板を自動的に切断する連結した回路板の切断方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電子機器、電気部品に多用されている回路板は、例えば、両面金属箔張積層板等の基板の表面に、回路形成を行うなどして製造される。回路板の作製にあたっては、例えば、基板上に感光性樹脂からなるドライフィルムを設け、露光処理、現像処理を経て基板上にレジスト層を形成し、エッチング処理を経て基板上のレジスト層を除去するものである。
【0003】
このような複数の工程を経て回路板を製造するにあたり、短尺に形成された基板を用いる場合には、従来は基板一枚ずつに対して各種の加工処理を施していたため、処理効率の悪いものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
近年、長尺に形成された基板を長手方向に搬送しながら基板に対して連続的に回路板製造用の加工処理を施す連続工法が採用されるようになってきているが、短尺に形成される基板に対しては、このような連続工法を行うことはできないものであった。そこで、本出願人は、短尺に形成された基板に対しても、このような連続方法を行うことを提案している(特願2000−360235等)。
【0005】
この基板の連続処理方法は、複数の基板の端部同士をテープ材を貼着することによって接合して長尺シート状の連結基板を作製し、連続的に加工処理を施すものである。上記回路を形成した長尺シート状の連結回路板は、巻き取られた後に、回路板単体に切断される。この切断の際、例えば、テープ材を貼着した個所と回路板を区分けするなど、より効率的な自動的に切断する方法が求められている。
【0006】
本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、端部をテープ材を貼着することによって作製した長尺シート状の連結回路板から、回路板を自動的に切断する際に、より効率的な連結した回路板の切断方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の連結した回路板の切断方法は、複数の隣合う基板の端部をテープ材を貼着することによって基板同士を接合して長尺シート状の連結基板を作製し、連続的に加工処理を施した長尺シート状の連結回路板を、連続処理した後に回路板を自動的に切断する切断方法であって、上記連結回路板を画像検出器、及び、切断機が配置された搬送路に導入し、搬送される連結回路板の所定個所に形成されたガイドマークを画像検出器で検出し、この検出データが送信された制御器でガイドマークとテープ材の貼着した位置、及び、切断機まで搬送される距離を算出し、制御器からの指示信号に基づいて、連結回路板を所定距離搬送すると共に切断機を作動して、連結回路板を切断することを特徴とする。
【0008】
請求項2記載の連結した回路板の切断方法は、請求項1記載の連結した回路板の切断方法において、上記切断機が、第1の回路板の後端部を切断した後に、連結回路板をテープ材の貼着部を含む端板の長さに相当する距離搬送し、次いで、第2の回路板の前端部を切断して連結基板からテープ材の貼着部を含む端板を切り離なすことを特徴とする。
【0009】
請求項3記載の連結した回路板の切断方法は、請求項1又は請求項2記載の連結した回路板の切断方法において、上記回路板が、単体で配線板となる回路を複数形成したものであり、上記切断機が、回路板を切断して個々の回路を形成した配線板にも分割切断することを特徴とする。上記によって、連結回路板を切断しながら搬送することで、個々の回路を形成した配線板に切り離すことができるものである。
【0010】
請求項4記載の連結した回路板の切断方法は、請求項1記載の連結した回路板の切断方法において、上記切断機が、切断刃を2以上備え、この切断機を作動させて、この切断刃で第1の回路板の後端部と第2の回路板の前端部を切断して連結回路板からテープ材を貼着した部分を切り離なすことを特徴とする。上記によって、複数の切断刃で切断するので、回路板とテープ材を貼着した部分を略同時に連結回路板から切断することができるものである。そのため、上記切断方法は、より短時間で切断することができるものである。
【0011】
請求項5記載の連結した回路板の切断方法は、請求項1記載の連結した回路板の切断方法において、上記切断機が、少なくとも前又は後の端部にテープ材を貼着した状態の回路板を連結回路板から切り離すことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
先ず、本発明の対象となる連結した回路板について説明する。図6は、連結回路板の一例を示す斜視図、図7は、基板にテープ材を貼着した要部の断面図である。
【0013】
上記連結回路板1は、複数の隣合う回路板2、2の端部をテープ材3を貼着することによって作製された長尺シート状のものであり、回路板2は、絶縁層13の表面に導体からなる回路4が形成されている。上記回路板2の作製に用いられる基板10は、ガラス織布、ガラス不織布等の基材に、エポキシ樹脂等の樹脂を含浸させ、加熱乾燥等で半硬化したプリプレグを形成し、このプリプレグを所要枚数積層してその両面に銅箔等の金属箔14を積層した積層体を加熱加圧することによって一体化した両面金属箔張積層板等が挙げられる。上記連結回路板1は、複数の隣合う基板の端部をテープ材3を貼着することによって基板10、10同士を接合して長尺シート状の連結基板を作製した後に、連続的に加工処理を施したものである。なお、上記プリプレグの硬化物が絶縁層13を形成し、上記金属箔14がエッチング等の加工を施されて回路4を形成する。
【0014】
上記テープ材3としては、基材層11と、基材層11の一面側に配置される接着層12とからなるものを用いることができる。上記基材層11は、ポリエチレンテレフタレートフィルムやポリイミドフィルムで形成することができる。上記接着層12は、適宜の接着剤にて形成することもできるが、ポリエステル系樹脂等の熱可塑性樹脂や、エポキシ系樹脂等の熱硬化性樹脂にて形成することができる。
【0015】
上記テープ材3による基板10の接合は、接合される基板10、10同士を端面同士を対向させて配置する。このとき対向する基板10の端面は、若干の隙間をあけて離間させることが好ましい。この状態で、基板10の一面側と他面側のそれぞれにおいて、テープ材3を基板10間の継ぎ目(隙間)に沿って配置し、一方の基板10の端部表面から他方の基板10の端部表面に亘って接着層12を配置すると共に、この接着層12の外面に基材層11を配置する。
【0016】
次いで、このテープ材3を加熱することにより、接着層12を溶融させる。基板10の端面間に隙間をあけている場合は接着層12の流動により接着層12の一部が基板10間の隙間に流入する。このとき基板10の継ぎ目の両面側それぞれにテープ材3を配置している場合は、各テープ材3の接着層12は基板10の端面間の隙間において一体化される。この状態で、接着層12として熱硬化性樹脂からなるものを用いている場合は更に加熱を行い、また熱可塑性樹脂からなるものを用いている場合は冷却して、接着層12を硬化させる。このようにすると、一方の基板10の端部表面と他方の基板10の端部表面とは接着層12を介して基材層11と接着され、また接着層12が基板10の端面間にも充填されることにより、基板10の端部同士も接着層12を介して接着される。これにより基板10の端部同士が接合される。
【0017】
上記連結基板に施される連続的な加工処理としては、例えば、研磨、ドライフィルムのラミネート、露光、現像、エッチング、剥離、乾燥、表面処理等が挙げられる。上記連結回路板1は、上記加工処理が施されることによって、回路4を形成する。また、回路板2は、回路4内にガイドマーク5が形成されている。
【0018】
本発明は、上記長尺シート状の連結回路板1から、回路板2、2を自動的に切断する切断方法である。
【0019】
図1〜2は、請求項1、2に係る発明の実施の形態の一例を示し、図1は本発明の方法を実施する切断装置の要部を説明した概略図、図2は切断ステップを模式的に示した説明図である。
【0020】
図1に示すように、上記長尺シート状の連結回路板1を切断する切断装置は、連結回路板1を搬送する搬送路内に、画像検出器6、及び、切断刃を有する切断機8を備える。上記連結回路板1は、一対のロール9、9に挟持され、このロールが回転することにより、搬送路内を進行する。上記ロール9を可動させるサーボモーター等の可動装置25は、制御器7と電気回線23で接続されており、制御器7からの指示信号によって、ロールの回転速度が制御されている。また、上記制御器7は、画像検出器6及び切断機8とも電気回線21、22で接続されている。上記切断装置8は、画像検出器6から画像データが制御器7に送信され、また、制御器7からの指示信号によって、切断機8が可動する。上記画像検出器6としては、CCDカメラが挙げられる。上記切断機8としては、シャーカッター、鋸切断等が挙げられる。
【0021】
また、切断装置は、切断の際に連結回路板1を支持する補助板31、切断した回路板2を積載する積載台33、切断したテープ材3の貼着部を含む端板35を貯める端板収容箱34、この端板収容箱34に端板35を導くガイド板32を備えている。また、図中の符号24は、連結回路板1を搬送するロールである。
【0022】
図2(a)に示すように、連結回路板1は、先頭が第1の回路板2a、次いでテープ材3を貼着した第1の貼着部3a、その後に第2の回路板2bの順に搬送される。図中の矢印は、連結回路板1の進行方向を示す。上記切断方法は、先ず、第1の回路板2aの所定個所にに形成されたガイドマーク5を画像検出器6で検出する。上記ガイドマーク5としては、例えば、回路を形成した回路パターンの周縁に直径2mm程度の円形に形成したものが挙げられる。上記画像検出器6で検出した画像データが制御器7に送信される。上記制御器7は、画像検出器の視野の範囲、連結回路板1の先端とガイドマーク5間の搬送方向での長さ、切断機8の刃先の位置と画像検出器6間の搬送方向での長さ等のデータが事前に入力されており、これに基づいて、上記制御器7は、ガイドマーク5とテープ材3を貼着した貼着部3aの位置、及び、切断機8まで搬送するに必要な距離を算出する。
【0023】
その後、上記切断方法は、制御器7からの指示信号に基づいて、連結回路板1を所定距離搬送して第1の回路板2aの後端部を切断機8の切断刃が通過する位置(切断刃位置と記す)に配置する。そして、上記切断方法は、制御器7からの指示信号で切断機8を作動し、図2(b)に示すように第1の回路板2aの後端部を切断する。なお、図中の破線Aは、この切断機8の切断刃で切断されたところを示す。切断された第1の回路板2aは、所定の場所に搬送させ、積載される。
【0024】
次いで、上記切断方法は、制御器7からの指示信号に基づいて、連結回路板1を所定距離搬送して第2の回路板2bの前端部を切断機8の切断刃位置に配置する。そして、上記切断方法は、制御器7からの指示信号で切断機8を作動し第2の回路板2bの前端部を切断する。この切断によって、第1の貼着部3aを含む端板35が連結回路板1から切り離なされる。この切り離なした端板35は、上記第1の回路板とは別のところに分別して搬送することが好ましい。上記切断方法は、これら工程が順次繰り返されることによって、回路板2を効率的に切断することができる。
【0025】
次に、他の実施の形態について説明する。図3は、請求項3に係る発明の実施の形態の一例を示し、切断ステップを模式的に示した説明図である。上記実施の形態と異なる点のみ説明する。
【0026】
上記切断方法に採用される回路板2は、搬送方向に、単体で配線板15となる回路4を複数形成したものである。上記切断方法は、切断機8が、上記連結回路板1を切断する際に、回路板2内に形成した隣合う回路4aと回路4bの間を切断して配線板15に分割切断する。すなわち、上記切断方法は、例えば、回路板2に3つの回路4a、4b、4cが形成されている場合、図3(a)に示すように、回路板2の前端部を切断して端板35を連結回路板1から切り離なした後に、上記切断方法は、制御器7からの指示信号に基づいて、連結回路板1を所定距離搬送して、回路板2の単体の第1の回路4aと第2の回路4bの間を切断機8の切断刃位置に配置する。そして、上記切断方法は、制御器7からの指示信号で切断機8を作動し、この第1の回路4aと第2の回路4bの間を切断する。この切断によって、図3(b)に示すように、第1の回路4aを有する配線板15aは、連結回路板1から切り離なされる。同様にして、第2の回路4bと第3の回路4cの間を切断して、第2の回路4bを有する配線板15bを、連結回路板1から切り離なす。
【0027】
上記切断方法は、長尺シート状の連結回路板1から、テープ材3の貼着部を含む端板35の切り離しのみでなく、個々の回路4を形成した配線板15も切り離すため、より効率的な切断を実現できる。
【0028】
次に、他の実施の形態について説明する。図4は、請求項4に係る発明の実施の形態の一例を示し、模式的に切断個所を説明した説明図である。上記実施の形態と異なる点のみ説明する。
【0029】
上記切断方法に採用される切断機8は、切断刃を2つ備える。上記切断方法は、切断機8が、上記連結回路板1を切断する際に、同時に2つの切断刃で端板35を連結回路板1から切り離なす。すなわち、切断機8の切断刃は、端板35の長さ分の間隔で配設されている。上記切断方法は、制御器7からの指示信号に基づいて、連結回路板1を所定距離搬送して、第1の回路板2aの後端部と第2の回路板2bの前端部を、切断機8の切断刃位置に配置する。そして、上記切断方法は、制御器7からの指示信号で切断機8を作動し、第1の回路板2aの後端部と第2の回路板2bの前端部を略同時に切断する。この切断によって、図4に示すように、第1の回路板2aが、連結回路板1から切り離なされると共に、テープ材3の貼着部を含む端板35が切り離される。上記切断方法は、複数の切断刃で切断するので、より短時間で回路板2と端板35を略同時に連結回路板1から切断することができる。その結果、上記切断方法は、より短時間で切断することができる。
【0030】
次に、他の実施の形態について説明する。図5は、請求項5に係る発明の実施の形態の一例を示し、模式的に切断個所を説明した説明図である。上記実施の形態と異なる点のみ説明する。
【0031】
回路板2は、高密度化に伴って、切断寸法の精度や、回路4と切断した端縁の間隔の精度の向上が望まれている。連結回路板1から切り離す上記切断機8では、このような優れた精度で切断することに困難性があるので、上記切断機8とは別の切断装置を用いることができる。上記切断方法は、回路板2をテープ材3の貼着部が付いた状態で連結回路板1から切り離した後に、連結回路板1から切り離す上記切断機8とは別の切断装置を用いて、テープ材3の貼着部を含む端板36を切り離すものである。
【0032】
上記切断方法は、制御器7からの指示信号に基づいて、連結回路板1を所定距離搬送して、第1の回路板2aと第2の回路板2bの間に配置された第1の貼着部3aを切断機8の切断刃位置に配置する。そして、上記切断方法は、制御器7からの指示信号で切断機8を作動し、この貼着部3aを切断する。この切断によって、図5(a)に示すように、貼着部を有する端板36、36の付いた状態で回路板2aが連結回路板1から切り離なされる。その後、回路板2aは、別の切断装置を用いて、図5(b)に示すように、テープ材3の貼着部を含む端板36を切り離すものである。なお、図中の破線Bは、この切断装置で切断されたところを示す。
【0033】
また、上記切断方法は、テープ材3の貼着部が両側に付いた状態でも、片側に付いた状態でも、どちらでもよい。
【0034】
次いで、図1に示した切断装置の全体について、図8に基づいて説明する。なお、図8中には、図1で示した制御器7及び電気回路21、22、23を省略している。
【0035】
上記連結回路板1は、ロール状に巻いた状態で巻き出し機51にかけられており、巻き出し機51から引き出されて、複数のガイドするロール24で形成された搬送路を流れていく。ロール状に巻いた状態の連結回路板1は、回路4同士が重なり合ってすり傷等を生じることを防止するため、間に紙等を挿入して巻かれる。付号52は、ロール状に巻いた連結回路板1に挿入した紙等の緩衝材であり、緩衝材52は、連結回路板1を引き出す際に、巻き取っている。符号53は、ダンサーロールである。上記ダンサーロール53は、軸54方向に上下に移動できものであって、ダンサーロール53を下降させることによって、切断の際に、連続的に連結回路板1を巻き出しながら、連結回路板1の先端側を停止状態とすることができるものである。
【0036】
上記連結回路板1は、上述したようにしてガイドマークを画像検出器6で検出し、切断機8で回路板2と端板35に切断される。
【0037】
上記連結回路板1から切り離した回路板2は、積載台33に積載される。積載台33の後方に、紙等のシート状の緩衝材59を積載した台60が配設されている。符号55は、移動軸58に沿って、積載台33の前後方向を自在に移動する移動器である。上記移動器55は、下端に挟持片56を備え、切り離した回路板2の先端部を挟み、積載台33に積載されるように引き出すものである。また、移動器55は、吸着ホイスト57を有する、。この吸着ホイスト57は、シート状の緩衝材59の端部を吸着して持ち上げ、積載した回路板2上に緩衝材59を配設するものである。また、上記連結回路板1から切り離した端板35は、ガイド板32を滑り落ちて、端板収容箱34に収容される。
【0038】
【発明の効果】
請求項1記載の切断方法は、テープ材を貼着することによって作製した長尺シート状の連結回路板から、回路板をより効率的に切断することができる。
【0039】
さらに、請求項2記載の切断方法は、特に、回路板とテープ材の貼着部を含む端材を、順次切り離すので、より切断の効率が向上するものである。
【0040】
さらに、請求項3記載の切断方法は、特に、個々の回路を形成した配線板に切り離すため、より効率的な切断を実現できる。
【0041】
さらに、請求項4記載の切断方法は、特に、、より短時間で回路板と端板を略同時に連結回路板から切断することができる。その結果、上記切断方法は、より短時間で切断することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示し、切断装置の要部を説明した概略図である。
【図2】本発明の実施の形態の一例を示し、(a)、(b)、(c)は切断ステップを模式的に示した説明図である。
【図3】本発明の他の実施の形態の一例を示し、(a)、(b)は切断ステップを模式的に示した説明図である。
【図4】本発明の他の実施の形態の一例を示し、切断ステップを模式的に示した説明図である。
【図5】本発明の他の実施の形態の一例を示し、(a)、(b)は切断ステップを模式的に示した説明図である。
【図6】連結回路板の一例を示す斜視図である。
【図7】基板にテープ材を貼着した要部の断面図である。
【図8】本発明の実施の形態の一例を示し、切断装置の全体を説明した概略図である。
【符号の説明】
1 連結回路板
2 回路板
3 テープ材
4 回路
5 ガイドマーク
6 画像検出器
7 制御器
8 切断機
9 ロール
21、22、23 電気回線

Claims (5)

  1. 複数の隣合う基板の端部をテープ材を貼着することによって基板同士を接合して長尺シート状の連結基板を作製し、連続的に加工処理を施した長尺シート状の連結回路板を、連続処理した後に回路板を自動的に切断する切断方法であって、上記連結回路板を画像検出器、及び、切断機が配置された搬送路に導入し、搬送される連結回路板の所定個所に形成されたガイドマークを画像検出器で検出し、この検出データが送信された制御器でガイドマークとテープ材の貼着した位置、及び、切断機まで搬送される距離を算出し、制御器からの指示信号に基づいて、連結回路板を所定距離搬送すると共に切断機を作動して、連結回路板を切断することを特徴とする連結した回路板の切断方法。
  2. 上記切断機が、第1の回路板の後端部を切断した後に、連結回路板をテープ材の貼着部を含む端板の長さに相当する距離搬送し、次いで、第2の回路板の前端部を切断して連結基板からテープ材の貼着部を含む端板を切り離なすことを特徴とする請求項1記載の連結した回路板の切断方法。
  3. 上記回路板が、単体で配線板となる回路を複数形成したものであり、上記切断機が、回路板を切断して個々の回路を形成した配線板にも分割切断することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の連結した回路板の切断方法。
  4. 上記切断機が、切断刃を2以上備え、この切断機を作動させて、この切断刃で第1の回路板の後端部と第2の回路板の前端部を切断して連結回路板からテープ材を貼着した部分を切り離なすことを特徴とする請求項1記載の連結した回路板の切断方法。
  5. 上記切断機が、少なくとも前又は後の端部にテープ材を貼着した状態の回路板を連結回路板から切り離すことを特徴とする請求項1記載の連結した回路板の切断方法。
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