JPH1173561A - 自動販売機 - Google Patents

自動販売機

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JPH1173561A
JPH1173561A JP23366197A JP23366197A JPH1173561A JP H1173561 A JPH1173561 A JP H1173561A JP 23366197 A JP23366197 A JP 23366197A JP 23366197 A JP23366197 A JP 23366197A JP H1173561 A JPH1173561 A JP H1173561A
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JP
Japan
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product
tray
weight
article
endless belt
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JP23366197A
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English (en)
Inventor
Koji Iwai
晃二 岩井
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Sanden Corp
Original Assignee
Sanden Corp
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Publication date
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Publication of JPH1173561A publication Critical patent/JPH1173561A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 待機時に確実に商品受け皿を最上段の商品棚
の上方の待機位置に停止させ、位置に保持することがで
きる自動販売機を提供する。 【解決手段】 互いに間隔を隔てて上下に積層された複
数の商品棚と、商品棚の一側に配設された商品上下搬送
装置9と、商品棚上に載置された商品を商品上下搬送装
置へ払い出す商品払出し装置とを備え、商品上下搬送装
置は、上下に張り渡された無端ベルト9bと、無端ベル
トの駆動装置と、無端ベルトの一方の走行部分に固定さ
れた台車9fと、台車に取り付けられた商品受け皿9k
と、無端ベルトの他方の走行部分に固定された錘9tと
を有し、錘の重量は台車の重量と商品受け皿の重量との
和よりも大きな値に設定され、商品上下搬送装置は更に
台車が上方の待機位置よりも上方へ移動するのを阻止す
る規制部材を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、互いに間隔を隔て
て上下に積層された複数の商品棚と、商品棚の一側に配
設された商品上下搬送装置と、商品棚上に載置された商
品を商品上下搬送装置へ払い出す商品払出し装置とを備
え、商品上下搬送装置は、上下に張り渡された無端ベル
トと、無端ベルトの駆動装置と、無端ベルトの一方の走
行部分に固定された台車と、台車に取り付けられた商品
受け皿とを有する自動販売機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】上記自動販売機においては、一般に、自
動販売機の扉に、商品棚に載置された商品を外部から見
通すための透明な窓が形成されている。扉の透明な窓か
らの見通しを阻害しないようにするために、一般に、待
機時に、無端ベルトの駆動装置を作動させて、商品受け
皿を最上段の商品棚の上方の待機位置に停止させ、該位
置に保持している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】待機時に、無端ベルト
の駆動装置を作動させて、商品受け皿を最上段の商品棚
の上方の待機位置に停止させ、該位置に保持する構成に
は、停電や自動販売機の故障等により無端ベルトの駆動
装置への通電が停止した時に、台車の自重と商品受け皿
の自重とによって無端ベルトが自走して商品受け皿が待
機位置から下降し、扉の透明な窓のからの見通しが阻害
されるという問題がある。本発明は上記問題に鑑みてな
されたものであり、互いに間隔を隔てて上下に積層され
た複数の商品棚と、商品棚の一側に配設された商品上下
搬送装置と、商品棚上に載置された商品を商品上下搬送
装置へ払い出す商品払出し装置とを備え、商品上下搬送
装置は、上下に張り渡された無端ベルトと、無端ベルト
の駆動装置と、無端ベルトの一方の走行部分に固定され
た台車と、台車に取り付けられた商品受け皿とを有する
自動販売機であって、待機時に確実に商品受け皿を最上
段の商品棚の上方の待機位置に停止させ、該位置に保持
することができる自動販売機を提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明においては、互いに間隔を隔てて上下に積層
された複数の商品棚と、商品棚の一側に配設された商品
上下搬送装置と、商品棚上に載置された商品を商品上下
搬送装置へ払い出す商品払出し装置とを備え、商品上下
搬送装置は、上下に張り渡された無端ベルトと、無端ベ
ルトの駆動装置と、無端ベルトの一方の走行部分に固定
された台車と、台車に取り付けられた商品受け皿と、無
端ベルトの他方の走行部分に固定された錘とを有し、錘
の重量は台車の重量と商品受け皿の重量との和よりも大
きな値に設定され、商品上下搬送装置は更に台車が上方
の待機位置よりも上方へ移動するのを阻止する規制部材
を有していることを特徴とする自動販売機を提供する。
本発明に係る自動販売機においては、無端ベルトの一方
の走行部分に台車が固定され、無端ベルトの他方の走行
部分に錘が固定され、錘の重量が台車の重量と商品受け
皿の重量との和よりも大きな値に設定されているので、
商品受け皿に商品が乗っていない待機時には、台車は無
端ベルトを介して常に上方へ付勢されている。規制部材
が配設されているので、台車ひいては商品受け皿は上方
の待機位置よりも上方へ移動することができない。従っ
て、待機時には、無端ベルトの駆動装置に通電されてい
れば、該駆動装置の作動により商品受け皿は上方に待機
位置に停止させられ且つ該位置に保持され、前記駆動装
置への通電が停止していれば、無端ベルトを介して台車
に印加される上方への付勢力と規制部材とにより商品受
け皿は上方の待機位置に停止させられ且つ該位置に保持
される。従って、本発明に係る自動販売機は、待機時に
確実に商品受け皿を最上段の商品棚の上方の待機位置に
停止させ且つ該位置に保持することができる。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の実施例に係る自動販売機
を、図1〜10に基づいて説明する。以下の説明におい
て、図1〜10の矢印I、II、III、IV、V、V
Iの方向を、前方、後方、左方、右方、上方、下方と呼
ぶ。図1、2に示すように、本実施例に係る自動販売機
Aは、前面が開放された外箱1を備えている。外箱1内
に前面が開放された内箱2が配設されている。内箱2は
断熱加工されている。内箱2の右側壁下部に開口2aが
形成されている。内箱2と外箱1の右側壁との間に第1
機械室3aが形成され、内箱2と外箱1の底壁との間に
第2機械室3bが形成されている。外箱1の前面に、内
箱2の開放された前面を覆う、透明な窓を有する揺動式
の扉4が取り付けられている。外箱1の前面に、第1、
第2機械室3a、3bを覆うパネル5が着脱可能に取り
付けられている。パネル5の右下部に商品取出口5aが
形成されている。パネル5の第1機械室3aに対峙する
部分の上部に、図示しない商品選択釦が取り付けられて
いる。
【0006】内箱2内に、上下に互いに間隔を隔てて7
段に積層された商品棚6が配設されている。各商品棚6
には、前後に延在する複数の商品列100を成して、商
品200が載置されている。最上段の商品棚6に載置さ
れた各商品列100の上方に、前後に延在する無端ベル
トと無端ベルトを回転駆動するモータと無端ベルトに固
定された押片とにより構成される商品払い出し装置7が
配設されている。最上段の商品棚6を除く各商品棚6に
載置された各商品列100の上方に且つ直上の商品棚6
の下方に、前後に延在する無端ベルトと無端ベルトを回
転駆動するモータと無端ベルトに固定された押し片とに
より構成される商品払い出し装置7が配設されている。
各商品棚6の前端に、各商品列100に対峙して、商品
ストッパー8が取り付けられている。商品ストッパー8
は、直立位置と、右方から見て反時計回りに180度倒
れた位置との間で揺動可能に、取り付けられている。商
品ストッパー8は、図示しないバネの付勢力により、無
負荷時に直立している。
【0007】商品棚6の前端と内箱2の開放端との間
に、上下に移動可能な受け皿と受け皿の駆動装置により
構成される商品上下搬送装置9が配設されている。商品
棚6の前端と内箱2の開放端との間に、且つ最下段の商
品棚6の下方に、左右に延在するコンベヤ10が配設さ
れている。
【0008】第1機械室3a内の上部及び高さ方向中央
部に図示しないコイン計数装置、コインロッカー、商品
払い出し装置7、商品上下搬送装置9、コンベヤ10等
の制御装置、その他の各種制御装置等が配設され、下部
に且つ内箱の開口2aの下方に図示しない商品受け棚が
配設されている。第2機械室3b内に図示しない冷却装
置の圧縮機、凝縮器が配設され、内箱2内の最下段の商
品棚6の下方に蒸発器が配設されている。
【0009】商品上下搬送装置9の構成を、図3〜図1
0を参照しつつ詳述する。図3、4、7、8に示すよう
に、ガイド部材9aが上下に延在している。ガイド部材
9aは内箱2の左壁に固定され、左壁の一部を構成して
いる。上下に延在する無端ベルト9bがガイド部材9a
に取り付けられている。無端ベルト9bを回転駆動する
モータ9cがガイド部材9aの頂部に取り付けられてい
る。上下に延在する一対の台車ガイドレール9dが無端
ベルト9bに隣接してガイド部材9aに取り付けられて
いる。上下に延在する一対のローラーガイド9eが台車
ガイドレール9dに隣接してガイド部材9aに取り付け
られている。ローラーガイド9eの下端は下から2番目
の商品棚6の僅かに上方に位置決めされており、図3、
4に示すように、ローラーガイド9eの下端部は、後方
へ略直角に屈曲している。図4、7、8に示すように、
台車ガイドレール9dに跨座する台車9fが、無端ベル
ト9bの後方走行部分に連結固定されている。マイクロ
スイッチ9gが台車9fに取り付けられている。軸受け
9hがマイクロスイッチ9gに隣接して台車9fに取り
付けられている。軸受け9hは、図4、5、7、8に示
すように、後方斜め上方へ延びる中心角が略90度の扇
状の係止片9h′を有している。図3、4、7、8に示
すように、左端が台車9fに固定された支持棒9iが、
軸受け9hを貫通して水平に右方へ延在している。図
4、6に示すように、支持棒9iの右端近傍部に、一対
の小穴9jが向かい合って形成されている。
【0010】図3、4、7、8に示すように、左右に延
在する受け皿9kが、受け皿9に形成された全通穴に支
持棒9iが挿通された状態で、支持棒9iによって回動
可能に支持されている。受け皿9kの左端に、バランス
ウエイト9mが取り付けられている。バランスウエイト
9mの存在により、受け皿9kは、無負荷時に、図3、
7、8に示すように、前縁から後縁へ向けて僅かに下方
へ傾斜している。図4、5、7、8に示すように、バラ
ンスウエイト9mに、鉤型の係止爪9nが形成されてい
る。図7、8に示すように、係止爪9nは係止片9h′
に係合している。図4に破線で示し、図7、8に実線で
示すように、バランスウエイト9mに、左方へ突出する
ローラー9pが回動可能に取り付けられている。図7、
8に示すように、受け皿9kが無負荷である時に、ロー
ラー9pは、一対のローラーガイド9e中の前方のロー
ラーガイド9eに当接している。この結果、受け皿9k
は、無負荷時に、前縁から後縁へ向けて僅かに下方へ傾
斜した状態に保たれる。図4に破線で示し、図7に実線
と破線とで示すように、バランスウエイト9mに、左方
へ突出するスイッチ押し片9qが取り付けられている。
受け皿9kが無負荷である時に、スイッチ押し片9q
が、マイクロスイッチ9gに下方から当接し、マイクロ
スイッチ9gをOFF状態にしている。
【0011】図4、6、7、9に示すように、スナップ
リング9rが配設されている。スナップリング9rは、
円筒部とフランジ部とを有している。図6に示すよう
に、フランジ部と円筒部の一部とに亘って、2組の対の
スリットが向かい合って形成され、各対のスリットに挟
まれて、狭幅の弾性部9r′が形成されている。各弾性
部9r′の内側に突起9r″が形成されている。図7、
9に示すように、スナップリング9rの円筒部が、受け
皿9kの全通穴の右端へ挿入され、前記全通穴の右端か
ら右方へ突出する支持棒9iの右端部へ外嵌合してい
る。弾性部9r′の内側に形成された突起9r″が、支
持棒9iの右端近傍部に形成された小穴9jに嵌合し
て、スナップリング9rを支持棒9iに係止している。
【0012】図3、7に示すように、ガイド部材9aに
対峙して、ガイド部材9sが配設され、上下に延在して
いる。ガイド部材9sは、内箱2の右側壁に固定され、
右側壁の一部を構成している。ガイド部材9sに上下に
延在する凸部と凸部に形成され上下に延在する長穴とに
より構成されるガイド部9s′が形成されている。支持
棒9iの右端がガイド部9s′の長穴に上下に移動可能
に挿通されている。
【0013】図4に示すように、無端ベルト9bの前方
走行部分に錘9tが固定されている。錘9tの重量は、
台車9fの重量と、商品受け皿9kの重量と、台車9f
と商品受け皿9kとに取り付けられた他の部材の重量と
の和よりも僅かに大きな値に設定されている。ガイド部
材9aの上端近傍に、台車9fの上端と係合して台車9
fが上方の待機位置よりも上方へ移動するのを阻止する
図示しない規制部材が一体形成されている。
【0014】上記構成を有する自動販売機Aの作動を説
明する。ユーザーは、扉4に形成された透明な窓から商
品棚6に載置された商品200を見通し、所望の商品2
00を選択した上で、パネル5に形成された図示しない
コイン投入口からコインを投入し、商品選択釦を押し
て、所望の商品200によって構成された商品列100
と該商品列100が載置された商品棚6とを指定する。
商品上下搬送装置9の受け皿9kが、最上段の商品棚6
よりも上方の待機位置から下降し、所望の商品200に
よって構成された商品列100が載置された商品棚6よ
りも僅かに下方の高さ位置に停止する。受け皿9kの停
止位置制御は、モータ9cに取り付けられたエンコーダ
の計数値を検知することにより正確に行われる。互いに
係合する係止爪9n、係止片9h′と、支持棒9iの右
端部に係止されたスナップリング9rのフランジ部とに
より、受け皿9kの支持棒9iに対する支持棒9i延在
方向の相対移動が規制される。
【0015】受け皿9kが所望の商品200によって構
成された商品列100が載置された商品棚6よりも僅か
に下方の高さ位置に停止すると、該商品列100の直上
の商品払い出し装置7が作動し、商品列100の最後尾
に位置する商品200に後方から当接する押し片が商品
1個分の距離だけ前方へ移動し、商品列100を商品1
個分の距離だけ前方へ押し出す。最前の商品200が商
品ストッパー8を付勢するバネ力に逆らって、直立した
商品ストッパー8を押し倒し、商品棚6の前縁から落下
する。落下した商品200は、商品上下搬送装置9の受
け皿9kによって受け止められる。
【0016】受け皿9kは、図10に実線で示すよう
に、無負荷時において、バランスウエイト9mの存在に
より、支持棒9iの回りに、右方から見て時計方向に回
動し、ローラー9pが一対のローラーガイド9e中の前
方のローラーガイド9eに当接することにより、前縁か
ら後縁へ向かって僅かに下方へ傾斜している。受け皿9
kに商品200が乗ると、受け皿9kは、図10に一点
鎖線で示すように、商品200の重さによって、右方か
ら見て反時計方向ヘ回動し、ローラー9pが一対のロー
ラーガイド9e中の後方のローラーガイド9eに当接し
て、略水平に延在する。この結果、商品200は受け皿
9kによって安定して支持される。受け皿9kが無負荷
位置から負荷位置へ移行し、支持棒9iの回りに、右方
から見て反時計回りに回動する際に、無負荷時において
マイクロスイッチ9gに下方から当接し、マイクロスイ
ッチ9gをOFF状態にしていたスイッチ押し片9q
が、マイクロスイッチ9gから下方へ離れ、マイクロス
イッチ9gをONさせる。これにより、商品棚6から商
品上下搬送装置9へ商品200が払い出されたことが検
知される。
【0017】商品棚6から商品上下搬送装置9へ商品2
00が払い出されたことが検知された後、商品上下搬送
装置9の受け皿9kは、商品200を乗せて略水平に延
在したまま下降する。受け皿9kは、下から2番目の商
品棚6の僅かに上方の位置まで下降すると停止する。該
高さ位置において、ローラーガイド9eの下端部が後方
へ略直角に屈曲しているので、ローラー9pは支えを失
う。この結果、受け皿9kは、商品200の重さによ
り、支持棒9iの回りに、右方から見て反時計回りに回
動する。受け皿9kが略90度回動すると、図10に二
点鎖線で示すように、ローラー9pが一対のローラーガ
イド9e中の前方のローラーガイド9eに当接し、受け
皿9kの回動が停止しする。後縁から前縁へ向けて略鉛
直に延在する受け皿9kから商品200が落下する。荷
重を失った受け皿9kは、バランスウエイト9mの存在
により、支持棒9iの回りに、右方から見て時計方向へ
回動する。図10に破線で示すように、ローラー9pが
一対のローラーガイド9e中の前方のローラーガイド9
eの後方ヘ屈曲した部分に当接し、受け皿9kの回動が
停止する。
【0018】商品上下搬送装置9の受け皿9kは待機位
置まで上昇する。上昇する際に、受け皿9kは、右方か
ら見て時計方向へ回動し、ローラー9pが一対のローラ
ーガイド9e中の前方のローラーガイド9eの後方ヘ屈
曲した部分に当接しつつ前方ヘ移動し、やがて、一対の
ローラーガイド9e中の前方のローラーガイド9eの鉛
直に延在する部分に当接する。この時点で受け皿9kの
回動が停止し、受け皿9kは、図10に実線で示す、無
負荷時の、前縁へら後縁へ向けて僅かに下方へ傾斜した
状態となる。商品上下搬送装置9の受け皿9kは待機位
置へ到達した後、該待機位置に停止する。商品上下搬送
装置9のモータ9cの回転が図示しない電動式ブレーキ
の作動によって阻止され、受け皿9kは待機位置に保持
される。
【0019】受け皿9kから落下した商品200は、コ
ンベヤ9によって受け止められる。コンベヤ9が作動
し、商品200を開口2aへ向けて搬送する。商品20
0は開口2aを通り、開口2aの下方に配設された商品
受け棚上に落下する。ユーザーは商品取り出し口5aを
介して、商品受け棚上の商品200を取り出す。
【0020】最下段の商品棚6に載置された商品200
或いは下から2段目の商品棚6に載置された商品200
が選択された場合には、商品払い出し装置7によって商
品棚6から払い出された商品200は、商品上下搬送装
置9の受け皿9kを介することなく、直接コンベヤ10
上に落下し、コンベヤ10によって商品受け棚まで搬送
され、商品取り出し口5aを介して、取り出される。
【0021】自動販売機Aにおいては、商品上下搬送装
置9の無端ベルト9bの後方走行部分に台車9fが固定
され、無端ベルト9bの前方走行部分に錘9tが固定さ
れ、錘9tの重量が台車9fの重量と、商品受け皿9k
の重量と、台車9fと商品受け皿9kに取り付けられた
他の部材の重量との和よりも大きな値に設定されている
ので、商品受け皿9kに商品が乗っていない待機時に
は、台車9fは無端ベルト9bを介して常に上方へ付勢
されている。ガイド部材9aの上端近傍に台車9fと係
合して台車の上方への移動を阻止する図示しない規制部
材が一体形成されているので、台車9fひいては商品受
け皿9kは上方の待機位置よりも上方へ移動することが
できない。従って、商品受け皿9kに商品が乗っていな
い待機時には、商品上下搬送装置9のモータ9cとモー
タ9cの図示しない電動式ブレーキとに通電されていれ
ば、これらの作動により前述のごとく商品受け皿9kは
上方の待機位置に停止され且つ保持され、商品上下搬送
装置9のモータ9cとモータ9cの図示しない電動式ブ
レーキとへの通電が、停電や自動販売機Aの故障等によ
り停止していれば、錘9tから無端ベルト9bを介して
台車9fに印加される上方への付勢力と、ガイド部材9
aの上端近傍に一体形成された前記規制部材とにより、
商品受け皿9kは上方の待機位置に停止させられ且つ保
持される。上述のごとく、自動販売機Aは、待機時に確
実に商品受け皿9kを最上段の商品棚6の上方の待機位
置に停止させ且つ該位置に保持することができる。従っ
て、自動販売機Aにおいては、待機中に商品受け皿9k
が上方の待機位置から下降して、扉4の透明な窓からの
見通しが阻害されるような事態は発生しない。錘9tの
重量は、台車9fの重量と、商品受け皿9kの重量と、
台車9fと商品受け皿9kとに取り付けられた他の部材
の重量との和よりも僅かに大きな値に設定されているの
で、商品受け皿9kを待機位置から下方へ駆動する時
に、モータ9cに過大な負荷が加わるおそれは無い。
【0022】
【発明の効果】以上説明したごとく、本発明に係る自動
販売機においては、無端ベルトの一方の走行部分に台車
が固定され、無端ベルトの他方の走行部分に錘が固定さ
れ、錘の重量が台車の重量と商品受け皿の重量との和よ
りも大きな値に設定されているので、商品受け皿に商品
が乗っていない待機時には、台車は無端ベルトを介して
常に上方へ付勢されている。規制部材が配設されている
ので、台車ひいては商品受け皿は上方の待機位置よりも
上方へ移動することができない。従って、待機時には、
無端ベルトの駆動装置に通電されていれば、該駆動装置
の作動により商品受け皿は上方に待機位置に停止させら
れ且つ該位置に保持され、前記駆動装置への通電が停止
していれば、無端ベルトを介して台車に印加される上方
への付勢力と規制部材とにより商品受け皿は上方の待機
位置に停止させられ且つ該位置に保持される。従って、
本発明に係る自動販売機は、待機時に確実に商品受け皿
を最上段の商品棚の上方の待機位置に停止させ且つ該位
置保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る自動販売機の斜視図であ
る。
【図2】図1の自動販売機の、外箱の右側壁と内箱の右
側壁とを取り去った状態での、右方から見た側面図であ
る。
【図3】本発明の実施例に係る自動販売機が備える商品
上下搬送装置の斜視図である。
【図4】本発明の実施例に係る自動販売機が備える商品
上下搬送装置の部分斜視図である。
【図5】本発明の実施例に係る自動販売機が備える商品
上下搬送装置の一部の構成部材の斜視図である。
【図6】本発明の実施例に係る自動販売機が備える商品
上下搬送装置の一部の構成部材の斜視図である。
【図7】本発明の実施例に係る自動販売機が備える商品
上下搬送装置の平面図である。
【図8】本発明の実施例に係る自動販売機が備える商品
上下搬送装置の部分斜視図である。
【図9】本発明の実施例に係る自動販売機が備える商品
上下搬送装置の部分斜視図である。
【図10】本発明の実施例に係る自動販売機が備える商
品上下搬送装置の作動を示す図である。
【符号の説明】
A 自動販売機 1 外箱 2 内箱 6 商品棚 7 商品払い出し装置 8 商品ストッパー 9 商品上下搬送装置 9b 無端ベルト 9f 台車 9k 商品受け皿 9t 錘 10 コンベヤ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに間隔を隔てて上下に積層された複
    数の商品棚と、商品棚の一側に配設された商品上下搬送
    装置と、商品棚上に載置された商品を商品上下搬送装置
    へ払い出す商品払出し装置とを備え、商品上下搬送装置
    は、上下に張り渡された無端ベルトと、無端ベルトの駆
    動装置と、無端ベルトの一方の走行部分に固定された台
    車と、台車に取り付けられた商品受け皿と、無端ベルト
    の他方の走行部分に固定された錘とを有し、錘の重量は
    台車の重量と商品受け皿の重量との和よりも大きな値に
    設定され、商品上下搬送装置は更に台車が上方の待機位
    置よりも上方へ移動するのを阻止する規制部材を有して
    いることを特徴とする自動販売機。
JP23366197A 1997-08-29 1997-08-29 自動販売機 Pending JPH1173561A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23366197A JPH1173561A (ja) 1997-08-29 1997-08-29 自動販売機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23366197A JPH1173561A (ja) 1997-08-29 1997-08-29 自動販売機

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JPH1173561A true JPH1173561A (ja) 1999-03-16

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JP23366197A Pending JPH1173561A (ja) 1997-08-29 1997-08-29 自動販売機

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019153614A1 (zh) * 2018-02-09 2019-08-15 深圳友朋智能商业科技有限公司 一种升降机构及自动售货机

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