JPH1055485A - ケースパック商品自動販売機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】大形で重量物のケースパック商品を収容効率よ
く庫内に収納し、販売時にはケース単位で商品をソフト
ハンドリングして商品取出口へ搬出できる従来にない新
規なケースパック商品自動販売機を提供する。 【解決手段】複数本の缶商品７ａをダンボールケース７
ｂに収容したケースパック商品７をケース単位で販売す
る自動販売機であって、下部に商品取出口３が開口した
前面扉２付きキャビネット１の庫内に、上下段に並べて
傾斜姿勢に設置してその上面にケースパック商品７を整
列して収納するローラ式搬送棚４と、各搬送棚ごとにそ
の搬出端側に設けたベンド機構８と、各段の搬送棚と商
品取出口との間を連係するエレベータ機構６を備え、販
売指令に基づくベンド機構の動作で搬送棚から自重で払
出した商品を当該搬送棚にアクセスした昇降パレット５
に受渡した後、下降搬送して商品取出口に送出して取り
出すようにする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、缶ビール，缶ジュ
ースなどの商品を対象に、所定本数の商品を例えばダン
ボールケースに収容してパッケージしたケースパック商
品をケース単位で販売する自動販売機に関する。

【０００２】

【従来の技術】昨今では、頭記缶ビール，缶ジュースな
どの商品の量販化が普及しており、所定本数（１２本，
あるいは２４本）の缶商品をダンボールケースに入れて
パッケージしたもの（「ケースパック商品」と呼称す
る）を店頭に並べてケース単位で販売することが行われ
ている。

【０００３】一方、缶ビール，缶ジュースなどの自動販
売機として、販売適温に保冷した商品を１本ずつ販売す
る自動販売機は一般化しているものの、前記のようなケ
ースパック商品をケース単位で販売する自動販売機は製
品化されてなく、販売店での省人力化，並びに閉店時で
も店外で商品販売が行えるケースパック商品自動販売機
の出現が望まれている。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】ところで、上記したケ
ースパック商品は重さが１０kg以上にも及ぶ大形の重量
物であり、一般の缶商品自動販売機をそのまま大型化し
て構成しただけでは、落下衝撃により商品のダンボール
ケースが破損したり、ビール，炭酸飲料などの缶商品に
泡立ち現象（フォーミング）するおそれがあって対応で
きない。なお、ケースパック商品はケース単位で販売す
るために、商品を自動販売機の庫内で保冷せず、常温の
まま保管して販売する。

【０００５】本発明は上記の点にかんがみなされたもの
であり、大形で重量物のケースパック商品を収容効率よ
く庫内に収納し、販売時にはケース単位で商品をソフト
ハンドリングして商品取出口へ搬出できる従来にない新
規なケースパック商品自動販売機を提供することにあ
る。

【０００６】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によれば、扉の下部に商品取出口が開口した
前面扉付きキャビネットの庫内に、上下段に並べて傾斜
姿勢に設置し、かつその上面にケースパック商品を整列
して収納するローラ式搬送棚と、各段のローラ式搬送棚
ごとにその搬出端側に設けて最前列に並ぶ商品を払出し
制御するベンド機構と、各段の搬送棚と商品取出口との
間を連係して昇降移動するエレベータ機構を備え、販売
指令に基づくベンド機構の動作でローラ式搬送棚から払
出したケースパック商品を当該搬送棚にアクセスしたエ
レベータ機構の昇降パレットに受渡した後、下降搬送し
て商品取出口に送出するように構成するものとする。

【０００７】上記の構成で、ケースパック商品は各段の
ローラ搬送棚上に並べて収納されており、販売指令に基
づきベンド機構が作動すると、最前列に並ぶケースが自
重で傾斜した搬送棚の搬送ローラ上を滑動し、当該搬送
棚の搬出端位置にアクセスして待機しているエレベータ
機構の昇降パレットに受け渡しされる。そして、昇降パ
レットに商品が移載されると、エレベータ機構が下降
し、昇降パレットに載せた商品をソフトハンドリング式
に商品取出口に臨む取出し位置まで送出する。これによ
り、大形, 重量のケースパック商品に大きな落下衝撃を
与えることがなく、ダンボールケースの破損, 並びにケ
ース内に収容した缶商品, 例えばビール,炭酸飲料など
の衝撃による泡立ち現象（フォーミング）の発生が回避
される。しかも、庫内に複数のローラ式搬送棚を上下段
に配備し、各搬送棚ごとにケースパック商品を整列して
収納する方式により、大形のケースパック商品を収容効
率よく収納できる。

【０００８】また、本発明によれば、前記構成における
ローラ式搬送棚，エレベータ機構は、具体的に次記のよ
うな形態で構成するものとする。 １）ローラ式搬送棚に対し、最前列から２番目に並ぶ商
品に当接する搬送ローラに対向して、販売動作時に当該
ローラの自由回転を拘束するブレーキ手段を備える。こ
れにより、販売時には前記のローラブレーキ手段の動作
により２番目以降の商品を収納位置に保持したまま、最
前列に並ぶ商品ケースのみをベンド機構の作動により切
り出してエレベータ機構へ払出すことができる。

【０００９】２）エレベータ機構の昇降パレットを、ロ
ーラ式搬送棚の搬送ローラと平行にローラを配列したロ
ーラ式パレットとして構成する。これにより、ローラ式
搬送棚から払出した商品ケースはローラ面上を移動して
円滑にエレベータ機構の昇降パレットへ移載できる。 ３）エレベータ機構の下降終端部に昇降パレットから商
品を掬い取って商品取出口に送出する前傾姿勢のローラ
コンベヤを設ける。かかる構成により、販売動作の途上
でエレベータ機構が下降すると、商品ケースは昇降パレ
ットからローラコンベヤに乗り移り、ローラコンベヤの
上を滑り落ちて商品取出口の出口端近くまで送出され
る。したがって、利用客は商品取出口の奥まで手を差し
込んで重量物の商品ケースを引き出すことなく、商品を
楽に取り出すことができる。

【００１０】４）前記のローラコンベヤと組合せて商品
取出口の内側に、ローラコンベヤの傾斜面を滑り落ちて
来る商品ケースの前面下部に当てて商品を取出し位置に
停止させるローラ形ストッパを設ける。これにより、商
品取出口からの不測な商品の飛び出しを防ぐとともに、
商品を取り出す際には商品ケースの下面に手を掛けてロ
ーラ形ストッパの上に乗り移すことで、軽い力で商品を
商品取出口の前方へ引き出すことができる。

【００１１】５）ローラ式搬送棚の搬出端とエレベータ
機構の昇降パレットとの間の商品払出し経路に、商品ケ
ースを起立姿勢で昇降パレットに受け渡すローラ式の姿
勢制御手段を備える。これにより、商品ケースの不測な
転倒を防止して起立姿勢を保ってエレベータ機構の昇降
パレットに移載できる。

【００１２】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。まず、図１に自動販売機全体の構成を
示す。図において、１は自動販売機のキャビネット、２
は前面扉、３は前面扉２の下端コーナー部に開口した商
品取出口であり、キャビネット１の庫内には、平行して
上下に並ぶ複数段のローラ式搬送棚４と、各段のローラ
式搬送棚４と商品取出口３との間を連係して昇降パレッ
ト５を昇降操作するエレベータ機構（例えばチェーン駆
動式）６が装備されており、各搬送棚４ごとに複数本の
缶商品（缶ビール，缶ジュース等）７ａをダンボールケ
ース７ｂに収容してパッケージしたケースパック商品
（以下単に「商品」と呼称する）７が一列に整列して並
置搭載されている。

【００１３】ここで、ローラ式搬送棚４は、棚フレーム
に沿って商品搬送方向に多数本の搬送ローラ（コロ）４
ａを備えた構成になり、エレベータ機構６に向けて搬出
端側が若干低位となるように傾斜姿勢（傾斜角度θ）に
敷設されている。また、ローラ式搬送棚４の搬出端側に
は最前列に並ぶ商品７の前面上部に係合するベンド機構
（販売指令により釈放動作するストッパ機構）８を備え
ている。なお、図示されてないが前面扉２には一般の自
動販売機と同様に広告用の電照板、金銭処理機構を含む
販売操作部を備えている。

【００１４】かかる構成で、利用客が所定の金銭を投入
すると、エレベータ機構６の駆動モータ６ａが始動して
昇降パレット５を待機位置から選択されたローラ式搬送
棚４の搬出端位置にアクセスするとともに、ローラ式搬
送棚４のベンド機構８が作動し、搬送棚８の上に収納さ
れている商品７のうち最前列に並ぶ商品７が払出され、
矢印のように搬送ローラ４ａの上を滑動して昇降パレ
ット５に移載される。そして、商品５の移載が商品検知
スイッチにより検知されると、エレベータ機構６が矢印
の方向に始動し、商品７を載せた昇降パレット５を商
品取出口３に臨む最下位位置まで下降移動して停止す
る。これにより、利用客は商品取出口３から矢印のよ
うに商品７を取り出すことができる。

【００１５】次に、図１における各部の詳細構造を図
２，図３に示す。まず、図２において、ローラ式搬送棚
４の搬出端側に設けたベンド機構８は揺動式ストッパ８
ａとストッパ操作用の電磁ソレノイド８ｂ，復帰ばね８
ｃからなり、販売待機状態ではストッパ８ａを搬送棚上
に並ぶ最前列に並ぶ商品 (＃1)の前端上縁部に当てて商
品を収納位置に保持している。また、搬送棚４の裏面側
には、上面に並ぶ搬送ローラ４ａのうちの最前列から２
番目に並ぶ商品 (＃2)を載せたローラに対し、該ローラ
の回転を阻止するブレーキシュー９ａと駆動用の電磁ソ
レノイド９ｂからなるブレーキ機構９が装備されてい
る。さらに、エレベータ機構の昇降パレット５は、その
上面にローラ式搬送棚４の搬送ローラ４ａと平行な向き
に並ぶローラ５ａを備えたローラ式パレットとしてな
る。なお、図中で１０は商品売切検知スイッチ、１１は
搬送棚４から昇降パレット５に乗り移った商品５を所定
位置に停止させるストッパ、１２は商品検知スイッチ、
１３は昇降パレットのアクセス位置を検知してエレベー
タ機構を停止制御するための検知スイッチである。

【００１６】かかる構成で、販売待機時にはベンド機構
８のストッパ８ａが最前列に並ぶ商品 (＃1)を販売待機
位置に係止保持し、ブレーキ機構９はブレーキシュー９
ａを商品（＃2)を載せた搬送ローラ４ａに押しつけて該
ローラが回転しないように拘束している。この状態から
販売指令によりベンド機構８が動作すると、ソレノイド
８ｂがストッパ８ａを引っ張って商品５の係止を釈放す
る。これにより、最前列に並ぶ商品 (＃1)は自重で搬送
ローラ４ａの上を移動して昇降パレット５のローラ５ａ
の上に乗り移って受け渡しされる。一方、２番目に並ぶ
商品 (＃2)はブレーキの掛かっている搬送ローラ４ａの
上に載っているので、その位置に停止したままである。
そして、商品７がエレベータ機構のパレット５に移載さ
れたことを商品検知スイッチ１２が検知すると、図１で
述べたようにエレベータ機構６が下降移動し、昇降パレ
ット５に載せた商品７を商品取出口に向けて搬送する。
同時にベンド機構８が復帰するとともに、ブレーキ機構
９が釈放動作する。これにより、２番目以降の各商品７
は自重で搬送棚４の搬送ローラ４ａの上を滑動し、商品
（＃2)が最前列の販売待機位置に移動する。

【００１７】また、図３(a),(b) は図１における商品取
出口３の内部構造図であり、エレベータ機構の下降終端
部には、その下降移動経路途上で昇降パレット５から商
品７を掬い採って商品取出口３に送り出す傾斜形のロー
ラコンベヤ１４を備えている。このローラコンベヤ１４
は櫛歯状に並ぶ数列のローラ１４ａを有し、各列のロー
ラが昇降パレット５に配列したローラ５ａの相互間の隙
間をすり抜けるように配置されている。さらに、商品取
出口３の内側には前記ローラコンベヤ１４から前方に滑
り落ちて来た商品７を取出口の手前で一旦停止させるロ
ーラ形の商品ストッパ１５が配備されている。この商品
ストッパ１５は左右に２分割して商品７の左右両端部に
押し当てるような位置に配置され、かつ左右に並ぶスト
ッパ１５の間には商品取出口３を通じて前方から手首が
自由に差し込める隙間を確保している。なお、１６はエ
レベータ機構の下降エンドで昇降パレット５を検知して
エレベータ機構を停止制御するための検知スイッチであ
る。

【００１８】かかる構成で、販売時に商品７を載せたパ
レット５が下降して来ると、下降終端に達する直前に商
品７がパレット５からローラコンベヤ１４に載り移り、
そのローラ１４ａの上を滑り落ちた後に前端がストッパ
１５に当たって停止する。ここで、図３(b) で表すよう
にストッパ１５の間に前方から手を差し入れ、商品ケー
スの下面に手を掛けて手前側に引き上げると、商品ケー
スの前端部がストッパ１５のローラ上に乗り上げるの
で、その後は軽い力を加えるだけで重量物の商品７を商
品取出口３より取り出すことができる。

【００１９】次に、本発明の応用実施例を図４に示す。
この実施例においては、エレベータ機構の昇降パレット
５がバケット構造であり、ローラ式搬送棚４から払出し
た商品７を搬送棚４の搬出端から下方に延びるシュータ
４ｃを滑らして昇降パレット５に受け渡すようにしてお
り、ここで、ローラ式搬送棚４の搬出端とエレベータ機
構の昇降パレット５との間の商品払出し経路には、商品
ケースを起立姿勢でパレットに受け渡すための姿勢制御
手段として、商品ケースの前面上部に対向するローラ形
ストッパ１７と、搬送棚４に配列したローラ４ａより一
段低い位置に配置したゴム製のガイドローラ１８を備
え、該ガイドローラ１８を駆動モータ１８ａで販売動作
時に時計方向に回転するようにしている。

【００２０】かかる構成により、ローラ形搬送棚４から
払出した商品７は、商品ケースがガイドローラ１８の上
に乗り移ると同時に前方に倒れ込み、若干前傾姿勢とな
ったところで商品７の前面上部がローラ形ストッパ１７
に突き当たる。ここで、ガイドローラ１８をモータ駆動
により反時計方向に回転すると、ガイドローラ１８に載
った商品７は起立姿勢を保ったままローラから外れ、シ
ュータ４ｃの斜面を滑動して昇降パレット５の中に移載
される。したがって、搬送棚４から払出した商品７が昇
降パレット５へ受け渡す経路の途中で転倒するなどの搬
送トラブルなしにく商品の移載が円滑に行える。

【００２１】

【発明の効果】以上述べたように、本発明の構成によれ
ば、大形で重量が１０kgにも及ぶケースパック商品をキ
ャビネットの庫内に収容効率よく収納し、かつ搬出途上
で過大な落下衝撃を与えることなくソフトハンドリング
式に商品取出口へ送出できるなど、実用的価値の高いケ
ースパック商品自動販売機を提供することができる。

【００２２】また、特に請求項２，３の構成によれば、
ローラ式搬送棚からの商品払出し、並びにエレベータ機
構の昇降パレットへの商品受け渡しが簡単な機構で達成
できる。さらに、請求項４，５の構成を採用すること
で、商品取出口から重量物のケースパック商品を楽に取
り出すことができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施例による自動販売機の全体構成図

【図２】図１におけるローラ式搬送棚の商品払出し機
構，および昇降パレットの詳細構造図

【図３】図１の商品取出口に配置したローラコンベヤの
詳細構造図であり、(a) は正面図、(b) は側面図

【図４】本発明の応用実施例による商品払出し姿勢制御
機構の構成，動作の説明図

【符号の説明】

１ キャビネット ２ 前面扉 ３ 商品取出口 ４ ローラ式搬送棚 ４ａ 搬送ローラ ５ 昇降パレット ６ エレベータ機構 ７ ケースパック商品 ７ａ 缶商品 ７ｂ ダンボールケース ８ ベンド機構 ９ ブレーキ機構 １４ ローラコンベヤ １５，１７ ローラ形ストッパ １８ ガイドローラ

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】所定数の商品をパッケージしたケースパッ
   ク商品をケース単位で販売する自動販売機であって、扉
   の下部に商品取出口が開口した前面扉付きキャビネット
   の庫内に、上下段に並べて傾斜姿勢に設置し、かつその
   上面にケースパック商品を整列して収納するローラ式搬
   送棚と、各段のローラ式搬送棚ごとにその搬出端側に設
   けて最前列に並ぶ商品を払出し制御するベンド機構と、
   各段の搬送棚と商品取出口との間を連係して昇降移動す
   るエレベータ機構を備え、販売指令に基づくベンド機構
   の動作でローラ式搬送棚から払出したケースパック商品
   を当該搬送棚にアクセスしたエレベータ機構の昇降パレ
   ットに受渡した後、下降搬送して商品取出口に送出する
   ようにしたことを特徴とするケースパック商品自動販売
   機。
2. 【請求項２】請求項１記載の自動販売機において、ロー
   ラ式搬送棚に対し、最前列から２番目に並ぶ商品に当接
   する搬送ローラに対向して、販売動作時に当該ローラの
   自由回転を拘束するブレーキ手段を備えたことを特徴と
   するケースパック商品自動販売機。
3. 【請求項３】請求項１記載の自動販売機において、エレ
   ベータ機構の昇降パレットに、ローラ式搬送棚の搬送ロ
   ーラと平行に配列したローラを備えていることを特徴と
   するケースパック商品自動販売機。
4. 【請求項４】請求項１記載の自動販売機において、エレ
   ベータ機構の下降終端部に昇降パレットから商品を掬い
   取って商品取出口に送出する前傾姿勢のローラコンベヤ
   を設けたことを特徴とするケースパック商品自動販売
   機。
5. 【請求項５】請求項４記載の自動販売機において、ロー
   ラコンベヤと組合せて商品取出口の内側に、ローラコン
   ベヤの傾斜面を滑り落ちて来る商品ケースの前面下部に
   当てて商品を取出し位置に停止させるローラ形ストッパ
   を設けたことを特徴とするケースパック商品自動販売
   機。
6. 【請求項６】請求項１記載の自動販売機において、ロー
   ラ式搬送棚の搬出端とエレベータ機構の昇降パレットと
   の間の商品払出し経路に、商品ケースを起立姿勢で昇降
   パレットに受け渡すローラ式の姿勢制御手段を備えたこ
   とを特徴とするケースパック商品自動販売機。