JP2869155B2 - 自動販売機の商品収納装置 - Google Patents

自動販売機の商品収納装置

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JP2869155B2 JP16992390A JP16992390A JP2869155B2 JP 2869155 B2 JP2869155 B2 JP 2869155B2 JP 16992390 A JP16992390 A JP 16992390A JP 16992390 A JP16992390 A JP 16992390A JP 2869155 B2 JP2869155 B2 JP 2869155B2
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哲雄 松田
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は自動販売機の商品収納装置に関する。
(ロ)従来の技術 従来、缶コーヒーや瓶ジュース等の転動商品を販売す
る自動販売機内部の商品収納構造は、上下方向に屈曲延
展するサーペンタイン式の商品収納通路を複数本並設
し、それらの商品収納通路に各種商品を種別毎に一列ず
つ積み上げ収納する構造であった。
しかし、このような商品収納構造であると、商品収納
通路内の商品が売り切れて商品を補充するとき、商品は
上から順次一本ずつ商品収納通路内を蛇行しながら下降
して下から順に積み上がっていくため、補充作業に長い
時間を要する欠点が生じる。
このような欠点を除くため、最近は、自動販売機内部
に水平な商品収納棚を上下方向に複数段設け、各商品収
納棚端部に共通の商品送出用のサーペンタイン通路を配
置したものが例えば実開昭57−194174号公報や特開平1
−95391号公報などに見られるように提案されている。
この水平棚構造によれば、商品の補充は極く短時間に
容易に行うことができ、作業効率は大幅に改善される。
(ハ)発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記従来装置は、各商品収納棚から販
売要求の有った商品を共通の商品送出通路に送り出すの
が難しく、商品収納棚を傾斜板で構成したり、コンベア
式商品ラックで構成したりして工夫を凝らしてはいるも
のの、各棚に商品を多数積載して収納すると、各棚から
商品送出通路への送出口で商品がブリッヂしてしまい販
売不能に陥る問題点があった。
そこで本発明は、水平な商品収納棚を有する自動販売
機において、商品が送出口でつかえることのない自動販
売機の商品収納装置を提供することを目的とする。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は、内部に商品を収納する水平な商品収納棚を
上下方向に複数段備えると共に、前記各商品収納棚端部
に共通の商品送出通路を備え、販売要求信号に応じて対
応する商品収納棚の商品を前記商品送出通路を介し前面
の商品取出口に送出する自動販売機の商品収納装置にお
いて、前記商品収納棚底部に設けられた商品搬送用のベ
ルトコンベアと、このベルトコンベアの商品搬送方向先
端部に設けられて常時は商品を保持し販売要求信号に応
じて前記商品送出通路へ払い出す商品払出装置と、この
商品払出装置上の商品の有無を検知する商品検知手段
と、前記商品払出装置へ商品が1個ずつ搬送されるよう
に規制する規制板と、この規制板への商品の当接を感知
する商品感知手段と、前記商品検知手段からの信号によ
り商品払出装置上に商品の無いことおよび前記商品感知
手段からの信号により前記規制板に商品が当接している
ことから商品のつかえを判断し、前記ベルトコンベアを
逆転駆動する制御部とを備えたものである。
(ホ)作用 上記の構成で、制御部は商品検知センサ、商品感知ス
イッチの出力を監視し、商品収納棚の送出口に商品がつ
かえたことを検知すると、ベルトコンベアを逆転駆動す
る。これにより商品収納棚の送出口における商品のつか
えが解消され、商品は商品収納棚上に積載しても送出口
でつかえることなく商品送出通路へ送出されるようにな
る。
(ヘ)実施例 第1図は本発明の一実施例による自動販売機1の側断
面概念図を示し、庫内にはそれぞれ種別毎の商品Qを積
載する水平な商品収納棚2が上下方向に6段配設されて
いる。それらの商品収納棚2の商品送出方向端部、即ち
自動販売機1の庫内奥部には商品Qを販売口へ送り出す
ための商品送出通路3が形成されている。
各商品収納棚2は、底面に商品Qを搬送するベルトコ
ンベア4を備え、そのベルトコンベア4の商品搬送方向
先端部には商品Qを保持し、販売要求によりその商品Q
を商品送出通路3へ払い出す商品払出装置5が配設され
ている。その商品払出装置5は、商品Qを保持する係止
爪5aを備え、常時はその係止爪5aを立てて商品Qを保持
し、販売要求があるとその係止爪5aを一旦倒し、保持を
解除して商品Qを払い出すと共に、このとき係止爪5bが
次の商品Qを保持する。また、商品Qを払い出すと係止
爪5bを倒し、再び係止爪5aを立て次の商品Qを保持す
る。その商品払出装置5の近傍には商品払出装置5上の
商品Qの有無を検知する商品検知センサ6が配設されて
いる。商品払出装置5上部には、商品払出装置5上を商
品Qが1個だけ通過可能なように規制する規制板7が配
設されている。また、その規制板7には商品Qの当接を
感知する商品感知スイッチ8が取り付けられている。
商品送出通路3は、自動販売機1の後面に沿って配設
された蛇行状の固定通路壁9と、弧状の可動通路壁セグ
メント10により形成されており、商品Qが減速走行する
サーペンタイン方式の通路となっている。また、可動通
路壁セグメント10は商品払出装置5からの商品Q払出し
の障害とならないように、支軸10aにより揺動自在に枢
支されている。
商品送出通路3の下方には、商品Qを前面扉11の下部
に形成されている商品取出口12に案内するための商品シ
ュート13が配設されている。その前面扉11の下部に形成
される商品取出口12の後部には商品シュート13から送出
される商品Qによって開閉される送出扉14が設けられ、
また前部には前方へ開閉自在な取出口扉15が設けられて
いる。
なお、前記商品収納棚2は前面扉11を開くと、前方へ
所定長引出すことができ、その状態で商品Qを補充し、
商品収納棚2を庫内に押し込むことにより、商品収納棚
2内に商品Qを極めて短時間に効率よく収納することが
できるように構成されている。勿論、この商品収納棚2
は、信号線、電力線をコネクタにて接離可能な構成にし
て庫内からすっかり取り外すことができるようにするこ
ともできる。
第2図は、ベルトコンベ4の駆動モータ4aを制御する
制御部20の構成図を示したもので、マイコン構成の制御
部20は、商品検知センサ6、商品感知スイッチ8からの
信号を入力し、その信号状態に応じて駆動モータ4aを正
逆転駆動制御する。各商品収納棚2は同一構成のため、
本文ではその一つを例にとって説明しており、従って、
制御部20に接続される商品検知センサ6、商品感知スイ
ッチ8、駆動モータ4a、商品払出装置5、商品販売押ボ
タン11aも実際には複数存在するが一つのみを示してい
る。また、この制御部20には、それ以外にも他の多くの
制御部品が接続されているが、本発明と直接の関係はな
いため図示省略してある。
以上の構成で、庫内の各商品収納棚2上には、商品の
販売状況に応じた在庫商品が収納されている。第1図の
状態では最上段(A)の商品収納棚2は商品無しで売り
切れ状態に有り、(B)段の商品収納棚2は満杯状態に
ある。自動販売機1は、商品収納棚2上に商品Qが存在
する場合は、商品払出装置5上にも商品Qが存在する状
態で待機している。
この状態で前面扉11上に配設されている商品販売押ボ
タン11aの一つが押されると、その信号を制御部20が検
知して、対応する商品収納棚2の商品払出装置5の係止
爪5aを倒す。これにより商品Qは自重で(F)段の商品
収納棚2に示すように可動通路壁セグメント10の下端を
押しのけて商品送出通路3に払出される。
この場合、商品Qの払出以前の状態が、(D)段の商
品収納棚2のように、次の商品Qが商品払出装置5上の
商品Qを押している状態で(F)段のような払出し状態
になると、次の商品Qも商品払出装置5を通過しようと
する。しかし、次の商品Qは係止爪5bによって通過を阻
止され商品払出装置5上にしっかりと保持される。
一方、商品Qの払出し以前の状態が、(C)段のよう
な状態にあると、先頭の商品Qが払出されても次の商品
Qが商品払出装置5上に乗らない。制御部20はこの状態
を商品検知センサ6からの信号がOFFであることにより
判断して駆動モータ4aを正転駆動しベルトコンベア4を
正転搬送状態とする。これにより、次の商品Qを商品払
出装置5上に乗せることができる。また、次の商品Qが
商品払出装置5上に乗れば、制御部20はそれを商品検知
センサ6からの信号がONすることにより判断してベルト
コンベア4の駆動を停止する。
しかし、商品Qの払出し以前の状態が(B)段のよう
な状態にあると、先頭の商品Qが払出された後、ベルト
コンベア4を正転駆動しても、第3図(a)に示すよう
にベルトコンベ4の搬送先端部と規制板7との間の送出
口で商品Qがブリッヂして商品払出装置5上に搬送され
ないことになる。制御部20はこの状態を商品検知センサ
6の出力がOFFで、商品感知スイッチ8の出力がONであ
ることにより判断して、ベルトコンベア4を逆転駆動す
る。これにより、第3図(b)に示すように商品収納棚
2上に積載している上部の商品Qが商品払出装置5方向
に滑落して商品払出装置5上に乗せることができる。ま
た、商品Qが商品払出装置5上に乗れば、相品検知セン
サ6の出力がONすることにより、制御部20はベルトコン
ベア4の駆動を停止する。
このようにベルトコンベア4を逆転駆動すれば、大抵
はブリッヂ状態が解消されるが、それでも解消されない
場合は、制御部20内は内蔵のタイマ機能によりその状態
を監視し、ベルトコンベア4を正転駆動する。このよう
なベルトコンベア4の正逆転駆動を所定回数繰返し、そ
れでもブリッヂが解消されない場合は異常と判断して外
部に警報する。
このように、本実施では、制御部20にて商品収納棚2
の商品送出通路3への送出口に商品Qがつかえて出なく
なった場合は、ベルトコンベア4を正逆転駆動するよう
にしたので、商品収納棚2上に商品Qを多数積載して
も、販売要求信号に応じて商品送出通路3へ確実に払い
出すことができる。
商品払出装置5により商品送出通路3に払出された商
品Qは蛇行しながら商品シュート13に落下し、更に商品
シュート13上を転動して商品取出口12に送出され、外部
に取り出すことができる。
(ト)発明の効果 以上説明したように本発明によれば、商品収納棚上に
多数の商品を積載しても販売要求に応じて商品を送出口
でつかえることなく商品送出通路へ確実に送出すること
のできる極めて信頼性の高い自動販売機の商品収納装置
が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す自動販売機の側面断面
図、第2図は制御部の説明図、第3図は商品収納棚2か
らの商品送出状態を説明する商品収納棚2部分断面図で
ある。 2……商品収納棚、3……商品送出通路、4……ベルト
コンベア、5……商品払出装置、6……商品検知セン
サ、7……規制板、8……商品感知スイッチ、20……制
御部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部に商品を収納する水平な商品収納棚を
    上下方向に複数段備えると共に、前記各商品収納棚端部
    に共通の商品送出通路を備え、販売要求信号に応じて対
    応する商品収納棚の商品を前記商品送出通路を介し前面
    の商品取出口に送出する自動販売機の商品収納装置にお
    いて、 前記商品収納棚底部に設けられた商品搬送用のベルトコ
    ンベアと、 このベルトコンベアの商品搬送方向先端部に設けられ
    て、常時は商品を保持し販売要求信号に応じて前記商品
    送出通路へ払い出す商品払出装置と、 この商品払出装置上の商品の有無を検知する商品検知手
    段と、 前記商品払出装置へ商品が1個ずつ搬送されるように規
    制する規制板と、 この規制板への商品の当接を感知する商品感知手段と、 前記商品検知手段からの信号により商品払出装置上に商
    品の無いことおよび前記商品感知手段からの信号により
    前記規制板に商品が当接していることから商品のつかえ
    を判断し、前記ベルトコンベアを逆転駆動する制御部と
    を備えていることを特徴とする自動販売機の商品収納装
    置。
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