JPH04594A - 自動販売機の商品取出装置 - Google Patents

自動販売機の商品取出装置

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JPH04594A
JPH04594A JP11359290A JP11359290A JPH04594A JP H04594 A JPH04594 A JP H04594A JP 11359290 A JP11359290 A JP 11359290A JP 11359290 A JP11359290 A JP 11359290A JP H04594 A JPH04594 A JP H04594A
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belt
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Mitsunori Ohashi
大橋 光則
Yoshikazu Saito
嘉一 斎藤
Kazuyoshi Tsunaki
綱木 一良
Akira Omori
明 大森
Kazue Nagata
和重 永田
Koji Kawakami
浩二 川上
Shozo Iwamoto
岩本 昌三
Kazuhiro Tsuruta
鶴田 和博
Yukio Kimura
幸雄 木村
Kozo Matsushima
松島 幸三
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野1 本発明は、缶入り、瓶入り1紙バっ・り入り商品など各
種容器の商品を販売する自動販売機の商品取出装置に関
する7 〔従来の技術〕 頭記した各種容器の商品を販売する自動販売機に搭載し
た商品ラックとして、サーペンタイン式ラック、スパイ
ラル式ラック、*積式ラックなどの各種商品ラックが知
られている。これらの商品う・ユクはいずれも重力を利
用して商品を自重落下式に搬出する方式のものであり、
商品をラックの下端から搬出し、シュータを経てそのま
まキャビネットの前面下部に設けた商品取出ロー\取り
出すようにしている。
一方、前記のように商品取出口が低い位置に設置されて
いると、客が商品取出口から商品を取り出す場合には、
腰をかがめて低い姿勢をとらなければならない不便さが
ある。
そこで、商品取出口の位置をキャビネットの下部から上
方位置C移t1、て客が立ったままの姿勢で楽に商品を
取り出せるようにするとともに、商品ラックの出口と商
品取出口おの間を連壁してエレベータm構を設け1.商
品ラックがら搬出された商品を直接エレベー・夕機構が
受け取って商品取出口の位置まで揚程搬送するようにし
た商品取出装置が実開昭60 5571号公報などで既
に公知である。
〔発明が解決しようとする!IN) しかしながら、前記した従来の商品取出装置を大形の自
動勘売歌にそのまま適用した場合には次記のような課題
が残る。
すなわち、最近の自動販売機は同一機で各種商品を@売
するよ・うにし大喪セレクン菱ンの併売機が主流となっ
ており、ますまず大形化する傾向にある。このような併
売機では、各種の商品ラックが左右に並んで庫内に設置
されており、通常の自動販売機ではこれらの商品ラック
と個々に対応する商品取出口をキャビネットの前面に並
べて設け、かつ商品ラックと商品取出口との間にシュー
タを配置して商品を商品取出口へ送り出すようにしてい
る。
したがって、このような大形の併売機に前記したエレベ
ータ機構方式の商品取出装置をそのまま適用するには、
各商品ラックごとにエレベータ機構を装備しなければな
らないか、もしくは1基のエレベータ機構で各商品ラッ
クに対応させるために、左右に並ぶ商品ラックの間口に
相当する幅を持った大形の共通エレベータ機構を装備す
る必要があり、このために機内、特に外扉内の限られた
空間への組み込みが困難であるのみならず、商品取出装
置の構造が複雑化してそのメンテナンスも厄介である。
さらに、上記構成ではキャビネット前面の中段位置に複
数の商品取出口が開口するか、もしくは横幅の広い大き
な商品取出口が開口することになるが、このような商品
取出口のレイアウトでは、商品の取り出しに際して客が
商品の搬出場所を探すと云った不便さがある他、デザイ
ン面でも昨今のファッション化傾向に逆行して自動販売
機のデザインが損なわれると言った問題も生しる。
本発明は上記の点にかんがみなされたものであり、簡易
な構造で多セレクションの大形併売機Gこも容易に対応
して、左右に並ぶ各商品ラックから搬出された商品を全
て上方位室の一箇所に設けた商品取出口へ送出できるよ
うにした自動販売機の商品取出装置を提供することを目
的とする。
(!1題を解決するための手段〕 上記課題を解決するために、本発明は、左右に並ぶ各商
品ラックの出口に対向してその前方に敷設した横搬送コ
ンベヤと、横搬送コンベヤに連繋して上方に位置する商
品取出口との間に敷設した縦搬送コンベヤとを組合せて
商品取出装置を構成するものとする。
また、前記構成における横搬送コンベヤと縦搬送コンベ
ヤの代わりに、左右に並ぶ各商品ラックの出口と上方に
位置する商品取出口との間の商品搬送経路に沿いフィン
ガ付きエンドレスベルトヲブーリ、コーナガイドローラ
の間に懸け渡してL字形に敷設した連続形搬送コンベヤ
で商品取出装置を構成することができる。
また、前記した連続形搬送コンベヤのコーナ部を商品が
円滑に通過できるように、エンドレスベルトの内周コー
ナ部には、ベルトガイドローラと搬送商品との干渉を避
ける円弧状の商品搬送ガイドを設けのがよい。
また、前記の縦搬送コンベヤ、ないし連続形搬送コンベ
ヤで運ばれて来た商品を縦姿勢のまま商品取出口へ受け
渡す手段として、搬送コンベヤの縦搬送終端位置と商品
取出口との間にまたがり、搬送商品を縦姿勢のまま商品
取出口に導く商品搬出ガイドを設けことができる。
さらに、縦搬送経路での商品詰まりを防いで商品を安定
よく搬送させるために、商品の縦搬送経路に沿い、搬送
コンベヤベルトと向かい合わせにガイドローラ列、ない
し回転ベルト機構で構成した商品の縦搬送ガイドを設け
ることができる。
ここで、前記の回転ベルト機構は、回転自在とするか、
あるいは単独ないし搬送コンベヤに連動して搬送コンベ
ヤと同方向に強制回転駆動することができる。
また、前記の縦搬送ガイドに対し、搬送コンベヤとの間
の商品通路幅を商品サイズの大小に対応し可変調整する
通路幅調整手段を設けることができる。
一方、前記した搬送コンベヤでの搬送途上で発生する商
品詰まりなどの搬送トラブルを回避するために、 販売待機状態ではフィンガ旬き搬送コンベヤのフィンガ
を商品ラックからの商品落下域外の位置に退避させ、販
売動作時には商品ラックからの商品搬出を待って搬送コ
ンベヤを始動させるように運転制御する。
または、販売動作時に搬送コンベヤを始動直後一時的に
逆転させ、その後に正転に切換えるよう運転制御する。
あるいは、販売動作時に搬送コンベヤ上での商品詰まり
の有無を監視し、商品詰まり発生時には搬送コンベヤを
一時的に逆転に切換えて再度正転に戻すよう運転制御す
るなどの方式を採用するのがよい。
さらに、販売待機状態で搬送コンベヤのフィンガを商品
ラックからの商品落下域外に後退位置させる手段として
、フィンガ付き搬送コンベヤに対向して商品ラックから
の商品落下域の後方にフィンガ検出器を備えるとともに
、商品搬出動作の終了後に搬送コンベヤを再始動し、前
記フィンガ検出器がフィンガを検出した位置で搬送コン
ベヤを停止して待機とするよう運転制御することができ
る。
〔作用〕
上記の構成において、縦搬送コンベヤと横搬送コンベヤ
を組合せたものでは、商品ラックから搬出された商品を
横搬送コンベヤが受け取って水平方向に搬送し、その終
端から縦搬送コンベヤへ移載して上方に位置する商品取
出口へ揚程搬送する。
また、連続形の搬送コンベヤでは、商品ラックから搬出
された商品をL字形に屈曲したフィンガ付きエンドレス
ベルトが受取り、その搬送経路を辿って前記と同様に商
品取出口まで連続式に搬送する。これにより、庫内で左
右に並ぶ各商品ラックから別々な出口を通じて搬出した
商品がコンベヤの横搬送路、縦搬送路を経由して上方に
位置する商品取出口へ集中的に送出されることになる。
したがって、一箇所に共用の商品取出口を設けるだけで
、庫内に並べた各商品ラックからの商品搬送に対応でき
る。また、一箇所に小形な商品取出口を設けるだけで済
むので、それだけ自動販売機のデザイン面での制約が緩
和され、デザインのファッション化を図る上でも有利で
ある。
ここで、コンベヤとしてフィンガ付きベルトを採用する
ことにより、ベルト上に載った商品はフィンガに保持さ
れてコンベヤの終端位置まで安定よく搬送される。
また、連続形コンベヤに対し、そのエンドレスベルトの
内周コーナ部に設けた商品搬送ガイドは、搬送途上で横
搬送路からコーナ部に差し掛かった商品を掬い上げてベ
ルトガイドローラとの干渉を避けながら縦搬送経路に移
行させるように働く。
これにより商品はガイドローラとの干渉なくベルトのコ
ーナ部を安定した姿勢で通過できる。
また、搬送コンベヤの終端位置と商品取出口との間にま
たがって設けた商品搬出ガイドは、秒速1〜2m程度の
搬送速度で上昇搬送されて来た商品の慣性力を利用し、
ジェットコースタと同様な原理で搬送コンベヤからすく
い取った商品を搬出ガイドに沿って姿勢制御しつつ商品
取出口まで導くように働く、ここで、商品搬出ガイドを
アーチ形に構成して商品誘導路の上方に設けておくこと
により、縦姿勢でコンベヤ搬送されて来た商品を縦姿勢
を保ったまま商品取出口へ放出することができる。した
がってコンベヤ搬送過程で商品(缶商品)の飲み口の口
金が上向きとなるように商品ラック内での収納姿勢を定
めておけば、プルトップを上に向けたままの姿勢で商品
を商品取出口から取り出すことができる。
さらに、商品の縦搬送経路に沿って搬送コンベヤベルト
と向かい合わせに設けた商品の縦搬送ガイドは、搬送ベ
ルトに乗って上昇搬送される商品の脱落、姿勢乱れを防
止して安定よく搬送ガイドさせるよう働く。
ここで、縦搬送ガイドをガイドローラ、ないし回転ベル
ト機構として構成することにより、単純な固定式のガイ
ド板と比べて、商品通路を上昇移動する商品と商品ガイ
ドとの間の摩擦抵抗を僅少に抑えることができ、通路内
で発生する商品詰まりを回避できる。
一方、前記した搬送コンベヤの運転制御に関して、販売
待機状態ではフィンガ付き搬送コンベヤのフィンガを商
品ラックからの商品落下域外の位置に退避させ、販売動
作時には商品ラックからの商品搬出を待って搬送コンベ
ヤを始動させるように運転制御することにより、販売時
に商品ラックから落下搬出された商品が移動中の搬送コ
ンベヤのフィンガに突き当たって商品が跳ね上がったり
搬送姿勢が乱れたりするのを回避できる。この場合に販
売待機状態で搬送コンベヤのフィンガを商品薄下域外の
位置に退避させる手段として、所定位置にフィンガ検出
器を設けることで対応でき、かつこのように販売動作の
開始時に搬送ベルトのフィンガを常に所定位置から移動
させることにより、商品ラックからの商品搬出位置に関
係なく、商品取出口までの商品搬送時間を一定にするこ
とができる。
また、販売動作時に搬送コンベヤを始動直後一時的に逆
転させ、その後に正転に切換えるよう運転制御すること
により、商品ラックからコンベヤ上に落下搬出された商
品が立ったままになる等の姿勢乱れが、コンベヤの一時
的な逆転操作により安定した搬送姿勢に修正される。
さらに、販売動作時に搬送コンベヤ上での商品詰まりの
有無を監視し、商品詰まり発生時には搬送コンベヤを一
時的に逆転に切換えて再度正転に戻すよう運転制御する
ことにより、コンベヤでの搬送途上で万−商品詰まりが
発生しても、搬送コンベヤの逆転操作により殆どの商品
詰まり状態が解除されて正常な搬送姿勢に回復させるこ
とができる。
〔実施例〕
以下本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
まず、第1図、第2図において、1は自動販売機のキャ
ビネット、2はその前面扉、3は左右に並べてキャビネ
ット1の庫内に収設した商品う。
り(図示は左端に並ぶサーペンタインラックのみが描か
れている)、4は各商品ラック3と個々に対応して商品
ラック3の下方に配置した商品搬出シュータ、5は商品
ラック3の前面に配した中扉、6は前記シュータ4に連
ねて中扉5に開口した商品出口、7が前面扉2の中段位
置に開口して設けた商品取出口である。一方、前面扉2
の内部で中扉5との間に挟まれた空間には、商品出口6
とその上方位置に設けた一箇所の商品取出ロアとの間を
結ぶ商品取出経路に沿って本発明による商品取出装置8
が配備されている。
また、前記の商品取出装置8は、左右に並ぶ各商品ラッ
ク3の商品出口6に対向してそ前方に敷設した左右方向
の横搬送コンベヤ9と、該コンベヤ9と連繋して商品取
出ロアとの間に敷設した上下方向の縦搬送コンベヤlO
とをL字形に連繋1組合せたものである。ここで、横搬
送コンベヤ9は左右一対ノプーリの間にエンドレスベル
トを張架したものである。なお、図示例の横搬送コンベ
ヤ9はフィンガを備えてないヘルドを示したが、商品搬
送をより確実にするために、ベルトの周域に所定ピッチ
おきに商品送り用のフィンガを設けてることもできる。
一方、縦搬送コンベヤ部10は上下一対のプーリの間に
フィンガ付きエンドレスベルトを張架したものであり、
ベルト周面には定ピッチ置きに商品保持用のフィンガ1
0aを備えている。また、商品の縦搬送経路に沿って、
搬送コンベヤベルトと向かい合わせに商品通路を挟んで
縦搬送ガイド板11が設けである。なお、12は横搬送
コンベヤ9の端部端と縦搬送コンベヤlOとの間に設け
た商品移載用の姿勢制御ガイドである。
かかる構成で、商品ラック3に収納されている商品(缶
入り商品)13が販売指令に基づくベンド機構3aの動
作で商品ラック3より下方に落下搬出されると、商品1
3は横向き姿勢のままシェーク4を転動し、商品出口6
を通じて横搬送コンベヤ9の上に受け渡される。同時に
横搬送コンベヤ9゜および縦搬送コンベヤ10が始動し
、商品13は横搬送コンベヤ9のベルト上を右から左に
向けて水平搬送され、その終端から縦搬送コンベヤ10
に移載される。なお、このコンベヤ間の受け渡し過程で
前記した姿勢制御板12により商品13は横向き姿勢か
ら縦向き姿勢に変り、ベルト周面に設けたフィンガ10
aに載って保持される。続いて縦搬送コンベヤ10によ
り押し上げられて縦搬送ガイド板11でガイドされなが
ら商品通路を上昇し、ガイド板11の上端に到達したと
ころで縦搬送コンベヤ部10から商品取出ロアへ放出さ
れる。また、別な商品ラックから搬出された商品も同様
な搬送経路をたどって同じ商品取出ロアに取り出される
。なお、前記のコンベヤ部9と10はそれぞれ別個な駆
動モータで駆動するか、あるいは1台のモータで連動駆
動するようにしてもよい。
次に別な実施例を第3図に示す、この実施例は、先記実
施例における横搬送コンベヤと縦搬送コンベヤとを一つ
の搬送コンベヤに合体化したもので、左右に並ぶ商品出
口6と上方位置に設けた商品取出ロアとの間を結ぶ搬送
経路に沿ってプーリの間に連続したフィンガ付きエンド
レスベルト14をL字形に張架したものである。すなわ
ち、ゴムなど作られたベルト14の周面上には定ピッチ
間隔置きに突出した商品保持用のフィンガ14aが形成
されており、さらにL字形のコーナ部ではベルトをガイ
ドローラ14b、 14cでガイド支持し、この状態で
駆動モータ14dにより定方向に周回するよう駆動操作
される。
この実施例による商品取り出し動作は先の実施例とほぼ
同様であり、商品ラック3から搬出された商品13は商
品出口6からL字形に連続したコンベヤベルト14に受
け渡され、そのままの姿勢で横搬送、縦搬送経路を経て
商品取出ロアに送出される。しかも第1図の実施例と比
べて1基の搬送コンベヤで商品13を商品取出ロアまで
連続的に搬送できる。したがって機構が簡単となり、か
つ搬送途中での特別な商品の姿勢制御も必要ない。
一方、第3図の実施例に対しては、商品13がエンドレ
スベルト14のコーナ部を通過する過程でガイドローラ
14cと干渉するのを避けるために、第4図、第5図で
詳細構造を示すように、ガイドローラ14aの内周側を
覆って円弧状の商品搬送ガイド15が設けである。この
商品搬送ガイド15は、フィンガ14aとの干渉を避け
るように左右に2分割され、かつその前後終端がベルト
面に近接するよう配備された曲率半径の比較的大きなガ
イド板で構成している。したがって、商品13が横搬送
経路からコーナ部に差し掛かると、商品13は商品搬送
ガイド15にすくい取られて一旦ベルト上から離れ、フ
ィンガ14aにより後方から押されて搬送ガイドの内周
面上を滑動しながらベルトのコーナ部を通過することに
なる。これによ商品13とガイドローラ14cとの干渉
が避けられる。
また、第3図において、エンドレスベルト14の上部終
端位置と商品取出ロアとの間にまたがって商品搬出ガイ
ド16が設けである。この商品搬出ガイド16はコンベ
ヤで上昇搬送されて来た商品工3を樅向き姿勢のまま商
品取出ロアへ受け渡すためのものであり、その詳細構造
は第6図に示すように、エンドレスベルト14上の搬送
路と商品取出ロアの上方との間を結ぶように敷設したア
ーチ状の槌形ガイド板であり、かつベルト側の端部には
フィンガ14aが擦り抜ける切欠き16aが形成されて
いる。
かかる構成により、秒速1〜2m程度のコンベヤ搬送で
上昇搬送された来た縦向き姿勢の商品13がコンベヤの
上部終端位置に到達すると、商品13は商品搬出ガイド
16にすくい取られ、ジェットコースタと同様な原理で
、その時の搬送慣性力により商品13は縦向き姿勢を保
ったままその頂部がガイド16のアーチ状のガイド面を
摺動して商品取出ロアへ着地して搬出される。したがっ
て客は商品L3を縦向き姿勢のまま掴んで商品取出ロア
より取り出すことができる。この場合に、商品13の飲
み口(缶商品の飲み口金、壜商品のキャップ)が上を向
いてコンベヤ搬送されるように、あらかじめ商品ラック
への収納姿勢 (第1図に示した商品ラックへの収納姿
勢で飲み口が左側を向くようにして収納しておく)を定
めておくことにより、客は商品13を取り出した後に片
手で掴んだまま 空いている手で商品の飲み口を開放す
ることができて便利である。
なお、上記の商品搬出ガイド16は、第1図、第2図に
示した実施例の縦搬送ガイド10に対しても同様に適用
できることは勿論である。
次に前記の各実施例、特に第1図ないし第3図の図中に
示した商品の縦搬送ガイド (搬送ガイド板11)によ
る商品ガイド機能の問題点、並びにその問題解決を図っ
た実施例を述べる。
まず、第7図は第2図の商品取出装置に対応する搬送コ
ンベヤ機構、およびガイド板11で構成した縦搬送ガイ
ドを示した図である。ところで図示のように縦搬送ガイ
ドを固定的なガイド板11で構成したものでは、商品1
3が円筒形の缶商品である場合には搬送ガイド動作上で
の問題がないが、特に商品I3として瓶商品を取り扱う
場合には次記のような搬送トラブルが発生し易い、すな
わち、図示のようにキャップを下に向けて瓶商品13が
縦搬送経路を押上げ搬送されると、搬送コンベヤのベル
ト14のフィンガ14a(搬送ベルトと同じ材質で、例
えばゴムで作られている)が瓶商品の首部に掛かり、商
品13を傾斜姿勢のままガイド板11へ押しつけるよう
な状態が発生する。しかして、このように通路内で商品
のブリッジ状態が生じると、商品13とガイド板11と
の間には摺動による大きな摩擦抵抗が加わるため、商品
13が通路内に詰まったままその位置に停止してしまう
搬送トラブルが発生し易くなる。
そこで、新たに商品詰まり防止対策を施した縦搬送ガイ
ドの実施例を第8図ないし第11図で述べる。まず、第
8図の実施例は、商品の縦搬送通路に沿い、ローラ面を
商品通路に向けて多数の回転自在なガイドローラ19を
上下に並べて基台20に取付けた構造の縦搬送ガイドを
示したものである。
かるローラ式の縦搬送ガイドを採用することにより、商
品13が搬送コンベヤにより縦搬送の通路を上昇する過
程では、商品13が回転自在なガイドローラ19に当接
して搬送ガイドされることになる。
したがって商品と縦搬送ガイドとの間に加わる摩擦抵抗
は僅少であり、これにより商品13は通路内で詰ること
なく商品取出ロアに向けて円滑に上昇搬送される。
また、第9図の実施例は、商品ガイド用ベルト21(エ
ンドレスベルト)を回転自在な上下のプーリ22の間に
張架してなる回転ベルト機構23で縦搬送ガイドを構成
したものである。かかる構成で、搬送コンベヤのベルト
14に乗って商品13が商品通路内を上昇すると、商品
ガイド用のベルト21は商品13に接したまま商品の上
昇移動に従動して回転する。したがって商品13とベル
ト21との間には摺動摩擦抵抗が加わらず、第8図の実
施例と同様に商品詰まりを巧みに回避できる。
一方、第9図に示した回転ベルト機構23に対し、プー
リ22を駆動モータ (図示せず)により搬送コンベヤ
と同じ速度で回転駆動すれば、通路内を上昇する商品1
3とベルト21との間の摩擦抵抗は完全に無くなり、さ
らに回転ベルト機構23側からも搬送力が加わって商品
13を商品取出ロアに向けて円滑に上昇搬送できる。
また、第10図の実施例は前記の回転ベルト機構23を
単独の専用モータで駆動する代わりに、搬送コンベヤ機
構のプーリと回転ベルト機構23のプーリ22との間に
伝動ベルト24をたすき掛けに架は渡し、回転ベルト機
構23を搬送コンベヤ機構の駆動モータ14dで連動駆
動するようにしたものである。
この実施例では、回転ベルト機構23に専用の駆動モー
タを設けることなく、搬送コンベヤ側のモータ14dを
利用して回転ベルト機構23のベルト21を搬送コンベ
ヤベルト14と同じ速度で同期駆動できる。
次に、大小各種サイズの商品、および商品の搬送姿勢の
多少の乱れにも対応できるようにした縦搬送ガイドの実
施例を第11図に示す、この実施例では、第1θ図の実
施例で述べた回転ベルト機構23が組立基板25の上に
一括して組立てられており、かつ組立基板25はその上
部をプーリ22の軸に揺動可能に吊り下げ支持されてい
る。そして、組立基板25の下部に開口した円弧状の長
大26に固定側のストッパビン27を嵌合させて組立基
板25の揺動範囲を規制するとともに、コイルばね28
により組立基板25を時計方向、つまり前記長大26の
右端にストッパビン27が当たるようにばね付勢して、
回転ヘルド機構23のベル)21と搬送コンベヤベル)
14との間に最小商品サイズに対応した商品通路幅dを
設定するように構成したものである。
かかる構成により、サイズの大きな商品が搬送されて来
た場合には、回転ベルト機構23が商品に押され、組立
基板25は上部支点を中心に商品通路幅dを拡大するよ
うに反時計方向に揺動して後退する。これにより、大サ
イズの商品も支障なくガイドできる。同様に商品の搬送
姿勢が多少傾いたまま搬送されて来た場合でも、回転ベ
ルト機構23が後退するので商品詰まりのおそれはない
なお、かかる商品通路幅の調整手段は第8図。
第9図に示した実施例にも適用できることは勿論である
。また、組立基板25は図示実施例の揺動支持方式に限
定されるものではなく、組立基板25を水平移動式に支
持し、前後から商品通路に向けばね付勢するように構成
することも可能である。
一方、先記の各実施例に示した商品取出装置8を採用し
た場合には、商品ラック3から落下搬出された商品13
が搬送コンベヤのベルト14へ移載される過程、ないし
コンベヤに載って商品取出口13まで運ばれる搬送途上
での条件で様々な搬送トラブルが起こり得る。
ここで、第3図の実施例では搬送コンベヤによる商品の
搬送途上で決起のような搬送トラブルがしばしば発生す
る。すなわち、販売動作時に商品13がラック3より搬
出される以前にコンベヤベルト14を始動すると、ラッ
ク3から搬出されて来た商品13が移動中のベルト14
ないしフィンガ14aに突き当たってベルト上で跳ね上
がり、搬送姿勢が乱れて起立姿勢になったり、フィンガ
14aに寄り掛かった姿勢になることが実際の動作でも
しばしば発生する。しかもこのように商品の搬送姿勢に
乱れが発生すると、横搬送から縦搬送に移り変わるコン
ベヤベルト14のコーナ一部にて商品13が商品搬送ガ
イド11とフィンガ14a との間に挟まれて商品詰ま
りが発生し易く、かつ商品詰まりの状態が生しると商品
の搬送不能、駆動モータ14dのモータロックなどのト
ラブルに進展するおそれがある。
そこで、前記した搬送トラブルの回避策として、次に第
12図ないし第15図のフローチャートで表した新たな
搬送コンベヤの制御方式を説明する。
すなわち、第12図のフローチャートに示す運転1wJ
御方式では、まず販売待機状態で、第3図に示したフィ
ンガ付きコンベヤベルト14をそのフィンガ14aが商
品出口6の領域から退避した位置に停止、待機させてお
く、このために第3図のようにベルト14の右端部にフ
ィンガ検出スイッチ17を配備し、商品の販売動作終了
後にフィンガ検出スイッチ17がフィンガ14a検出し
たところで駆動モータ14dを停止してコンベヤベルト
14をその位置に停止して待機させる。一方、販売時に
は販売信号がオンになった時点でコンベヤベルト14を
直ちに始動させずに商品ラック3から搬出した商品13
がベルト上に落下するまで停止状態とし、商品がベルト
上に移載された後に駆動モータ14dに通電してコンベ
ヤベルト14を始動する。なお、この際の停止時間は商
品ラック7からの商品搬出動作に要する時間を勘案して
タイマなどで設定する。そして、商品13がベルト14
に載って商品取出ロアまで持ち上げ搬送された後に搬送
コンベヤを停止制御する。なお、この際の停止制御は商
品取出ロアに設置した商品検出スイッチ18(第3図参
照)、ないしはタイマ制御により行われる。
このように販売動作時に搬送コンベヤヘルド14のフィ
ンガ14aを商品搬出領域から退避させ、かつラックか
ら搬出された商品がベルト上に落下するまで搬送コンベ
ヤを停止させるように制御することにより、商品ラック
より落下搬出して来た商品は停止状態にあるベルト上に
受け止められることになる。したがって動いているベル
ト14上に商品を搬出させた場合に生じる商品の跳ね上
がり。
搬送姿勢の乱れなどを抑え、商品を安定した姿勢で搬送
できる。
次に第13図のフローチャートに示す運転制御方式では
、ラックからの商品搬出に続いて搬送コンベヤを始動す
る際に、搬送コンベヤのベルト14ヲ一時的に逆転し、
その後に正転に切換えて商品13を商品取出ロアへ搬送
するよう制御する。かかる制御により、ラックより搬出
された商品かヘルド上で万一起立した場合でも、搬送コ
ンベヤベルトの逆転操作により起立していた商品が倒れ
て正常な搬送姿勢(倒置姿勢)になる、これにより続く
正転操作で商品を正しく搬送でき、コーナ一部の搬送ガ
イド15に商品が引っ掛かるなどの搬送トラブルの発生
を回避できる。なお、搬送コンベヤベルトの正転/逆転
制御は第3図に示した駆動モータ14dの回転を切換え
ることで行われる。
さらに、第14図のフローチャートに示す運転制御方式
では、商品ラックから搬出された商品を搬送コンベヤに
より商品取出口へ向けて搬送する途上で商品詰まりの発
生有無を監視し、商品が万一フィンガと搬送ガイドとの
間に挟まれるなどして商品詰まりが発生した際にコンベ
ヤベルトを一時的に逆転し、再び正転に戻した上で商品
を商品取出口へ送出すようにしたものである。なお、コ
ンベヤベルトの正転/逆転制御は第13図で述べたと同
様にベルト駆動モータの回転を切換えることで行われる
このように商品詰まりの発生時にコンベヤベルトを逆転
することにより、殆どの場合に商品の詰まり状態が解除
されて再び正常な搬送姿勢に戻ることは発明者等の実機
テスト結果からも確認されている。なお、商品詰まりの
発生有無は完配したフィンガ検出スイッチ17を利用す
ることで監視できる。すなわち、コンベヤベルト14が
正常に移動していれば一定のタイミングでフィンガ14
aが繰り返し検出スイッチ17を通過するが、搬送途上
で万−商品詰まりが発生してコンベヤがロック状態にな
ると、フィンガの繰り返し通過が検出されない、したが
ってフィンガ検出スイッチ17の動作回数を一定周期で
カウントすることにより、商品の詰まり発生を検知1判
定できる。また、コンベヤベルトの逆転時間は極短時間
でよく、この時間はタイマで設定される。
また、第15図は搬送コンベヤの運転制御方式をさらに
具体化したフローチャートを示すものである。すなわち
、販売信号ONで商品がラックから搬出したことを確認
して搬送コンベヤを始動し、次に正常な搬送で商品が商
品取出口に到達するまでの搬送所要時間に安全率を掛け
た時間(例えば5秒)が経過した時点で、商品取出ロア
の入口に設けた商品検出スイッチ18(第3図参照)の
動作有無を判断し、ここでスイッチ18が商品13の搬
出を検出して動作していれば正常な商品取出し動作が行
われたものとして搬送コンベヤを一旦停止する。なお、
前記時間(5秒)を経過しても商品検出スイッチェ8が
不動作のままであれば、搬送経路の途上で商品詰りなど
のトラブルが発生したものとして故障と判定し、搬送コ
ンベヤを直ちに停止した上で自動販売機を販売停止する
一方、商品の取出しが正常に行われてスイッチ18が商
品搬出を検出した場合は、−旦停止した搬送コンベヤを
再始動し、ここで搬送コンベヤの終端位置に設置したフ
ィンガ検出スイッチ17(第3図参照)が搬送コンベヤ
ベルト14のフィンガ14aを検出すれば、搬送コンベ
ヤをこの位置に停止して販売待機となる。なお、この過
程であらかしめ設定したフィンガ検出時間(例えば1秒
)が経過してもフィンガ検出スイッチ17が不動作の場
合は、駆動モータ14aのロックなどが原因で搬送コン
ベヤが正常に動かない不測なトラブルが発生したものと
して故障と判定し、前記と同様に搬送コンベヤを直ちに
停止した上で自動販売機を販売停止させる。
なお、前述した第12図、第13図5第14図、および
第15図で述べた各制御方式を適宜に組合わせて実施す
ることにより、搬送トラブルの防止に対する信組性がよ
り一層高まる。また、これらの制御方式を第1図の実施
例に適用しても同様な効果が得られることは勿論である
〔発明の効果〕
本発明の商品取出装置は、以上説明したように構成され
ているで、決起の効果を奏する。
(1)左右に並べて庫内に収設した各種商品ラックから
別々な位置に搬出された商品は、搬送コンベヤの横搬送
路、縦搬送路を経由する同じ搬送経路を辿って上方位置
の一箇所に設けた商品取出口へ送出することができ、庫
内に商品ラックを並置した大形の併売機にも容易に対応
できる。また、キャビネットの前面上部の一箇所に共用
の商品取出口を設けるだけで各商品ラックからの搬出商
品を集中的に取り出すことができ、客へのサービス性の
向上が図れる。
(2)前記の商品取出装置を、特にフィンガ付きエンド
レスベルトを5字形に屈曲して敷設した連続形の搬送コ
ンベヤとして構成したことにより、各商品ラックから搬
出した商品は1基の搬送コンベヤで連続的に商品取出口
へ送出されるので、商品取出機構が簡単になる他、連続
販売にも対応できる。
(3)また、前項の連続形搬送コンベヤを採用した商品
取出装置に対し、コンベヤベルトの内周コーナ部に円弧
状の商品搬送ガイドを設けたことによリ、商品とベルト
のガイドローラとの干渉を避けなからコーナ部を通過さ
せることができる。
(4)また、コンベヤ搬送経路の上部終端位置と商品取
出口との間にまたがり、ジェットコースタと同様な原理
の商品搬出ガイドを設けたことにより、コンベヤ搬送さ
れて来た商品をその慣性力を利用して縦向き姿勢を保っ
たまま商品取出口へ取り出すことができる。
(5)さらに、商品の縦搬送経路に沿い、商品通路を挟
んで搬送コンベヤベルトと向かい合わせに対向配備した
商品の縦搬送ガイドについて、該縦搬送ガイドを特にガ
イドローラ2あるいは回転ベルト機構で構成することに
より、商品と縦搬送ガイドの間の摩擦抵抗を僅少に抑え
て商品詰まりなど搬送トラブルの発生を回避できる。
加えて、前記縦搬送ガイドの回転ベルト機構を搬送コン
ベヤベルトと同速度で駆動することにより商品ガイド機
能がより向上し、さらに縦搬送ガイドに通路幅調整手段
を付加することで、各種サイズの商品にも対応できる。
(6)一方、前記の搬送コンベヤの運転について、販売
待機状態ではフィンガ付き搬送コンベヤのフィンガを商
品ラックからの商品落下域外の位置に退避させ、販売動
作時には商品ラックからの商品搬出を待って搬送コンベ
ヤを始動させるように運転制御する。販売動作時に、送
コンベヤを始動直後一時的に逆転させ、その後に正転に
切換えるよう運転制御する。ないしは販売動作時に搬送
コンベヤ上での商品詰まりの有無を監視し、商品詰まり
発生時には搬送コンベヤを一時的に逆転に切換えて再度
正転に戻すよう運転制御するなど、これらの運転制御方
式を単独、ないし適宜に組合わせて採用することにより
、商品詰まりなどの搬送トラブルの発生を未然に防止し
てラックから搬出された商品を商品取出口へ円滑に送出
することができる。
また、前記のように販売待機状態で搬送コンベヤのフィ
ンガを所定位置に退避させ、販売動作時にはこの所定位
置から搬送コンベヤを始動させることにより、販売指令
から商品が商品取出口へ搬出されるまでの商品搬送時間
を、商品ラックからの搬出位置に関係なく常に一定とす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明一実施例の構成を示す自動販売機の内部
機構の斜視図、第2図は第1図の側視図、第3図は別な
実施例の略示正面図、第4図、第5図は第3図における
コンベヤのコーナ部に設けた商品搬送ガイドの詳細構造
を示す側面図、および正面断面図、第6図は商品搬出ガ
イドの詳細構造図、第7図ないし第11図はそれぞれ異
なる縦搬送ガイドの実施例の構造図、第12図ないし第
15図はそれぞれ異なる搬送コンベヤの運転制御方式を
表したフローチャート図である0図において、1:キャ
ビネット、2:前面扉、3:商品ラック、6:商品出口
、7:商品取出口、8:商品取出装置、9:横搬送コン
ベヤ、lO:縦搬送コンベヤ、10a:フィンガ、13
:商品、14:連続形搬送コンベヤのエンドレスベルト
、14a:フィンガ、14cニガイドローラ、14d:
駆動モータ、15:商品搬送ガイド、16:商品搬出ガ
イド、エフ:フィンガ検出スイッチ、18:商品検出ス
イッチ、19:縦搬送ガイドのガイドローラ、21:縦
搬送ガイドのベルト、22:プーリ、23:回転ベルト
機構、24:伝動ヘルド、25:回転ベルト機構の組立
基板、d:商品通第5図 第8図 第9図 第10図 第14図 第11図 第15図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)庫内で左右に並ぶ複数の商品ラックから下方へ落下
    搬出した商品を受け取って商品ラックの出口より上方位
    置に設けた商品取出口へ送出する自動販売機の商品取出
    装置であって、各商品ラックの出口に対向してその前方
    に敷設した横搬送コンベヤと、横搬送コンベヤに連繋し
    て上方に位置する商品取出口との間に敷設した縦搬送コ
    ンベヤとを組合せて構成したことを特徴とする自動販売
    機の商品取出装置。 2)庫内で左右に並ぶ複数の商品ラックから下方へ落下
    搬出した商品を受け取って商品ラックの出口より上方位
    置に設けた商品取出口へ送出する自動販売機の商品取出
    装置であって、各商品ラックの出口と上方に位置する商
    品取出口との間の搬送経路に沿いフィンガ付きエンドレ
    スベルトをプーリコーナガイドローラの間に懸け渡して
    L字形に敷設した連続形搬送コンベヤで構成したことを
    特徴とする自動販売機の商品取出装置。 3)請求項2に記載の商品取出装置において、エンドレ
    スコンベヤの内周コーナ部に、ベルトガイドローラと搬
    送商品との干渉を避ける円弧状の商品搬送ガイドを設け
    たことを特徴とする自動販売機の商品取出装置。 4)請求項1ないし2に記載の商品取出装置において、
    搬送コンベヤの縦搬送終端位置と商品取出口との間にま
    たがり、搬送商品を縦姿勢のまま商品取出口に導く商品
    搬出ガイドを設けたことを特徴とする自動販売機の商品
    取出装置。 5)請求項1ないし2に記載の商品取出装置において、
    商品の縦搬送経路に沿い、商品通路を挟んで搬送コンベ
    ヤベルトと向かい合わせに備えた商品の縦搬送ガイドが
    、ローラ面を商品通路に向けて上下に回転自在な多数の
    ガイドローラを配列して構成したものであることを特徴
    とする自動販売機の商品取装置。 6)請求項1ないし2に記載の商品取出装置において、
    商品の縦搬送経路に沿い、商品通路を挟んで搬送コンベ
    ヤベルトと向かい合わせに備えた商品の縦搬送ガイドが
    、回転自在なプーリ間にエンドレスベルトを張架した回
    転ベルト機構であることを特徴とする自動販売機の商品
    取出装置。 7)請求項6に記載の商品取出装置において、回転ベル
    ト機構をモータ駆動により商品の縦搬送方向に強制的に
    回転駆動するようにしたことを特徴とする自動販売機の
    商品取出装置。 8)請求項7に記載の商品取出装置において、回転ベル
    ト機構を搬送コンベヤ機構に伝動連結し、搬送ベルトと
    同期して回転駆動するようにしたことを特徴とする自動
    販売機の商品取出装置。 9)請求項5ないし8に記載の商品取出装置において、
    縦搬送ガイドが、該搬送ガイドと搬送コンベヤとの間の
    商品通路幅を商品サイズに対応して可変調整する道路幅
    調整手段を備えていることを特徴とする自動販売機の商
    品取出装置。 10)請求項1ないし2に記載の商品取出装置において
    、販売待機状態ではフィンガ付き搬送コンベヤのフィン
    ガを商品ラックからの商品落下域外の位置に退避させ、
    販売動作時には商品ラックからの商品搬出を待って搬送
    コンベヤを始動させるよう運転制御することを特徴とす
    る自動販売機の商品取出装置。 11)請求項1ないし2に記載の商品取出装置において
    、販売動作時には搬送コンベヤを始動直後一時的に逆転
    させ、その後に正転に切換えるよう運転制御することを
    特徴とする自動販売機の商品取出装置。 12)請求項1ないし2に記載の商品取出装置において
    、販売動作時に搬送コンベヤ上での商品詰まりの有無を
    監視し、商品詰まり発生時には搬送コンベヤを一時的に
    逆転に切換えて再度正転に戻すよう運転制御することを
    特徴とする自動販売機の商品取出装置。 13)請求項11に記載の商品取出装置において、フィ
    ンガ付き搬送コンベヤに対向して商品ラックからの商品
    落下域の後方にフィンガ検出器を備えるとともに、商品
    搬出動作の終了後に搬送コンベヤを再始動し、前記フィ
    ンガ検出器がフィンガを検出した位置で搬送コンベヤを
    停止して待機とするよう運転制御することを特徴とする
    自動販売機の商品取出装置。
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