JPH03242791A

JPH03242791A - 自動販売機の商品搬出装置

Info

Publication number: JPH03242791A
Application number: JP3834990A
Authority: JP
Inventors: Yoshiaki Yamazaki; 芳昭山崎; Yoshitsugu Kondou; 近藤　佳嗣; Ichiro Nakamura; 一郎中村
Original assignee: Matsushita Refrigeration Co
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1990-02-21
Filing date: 1990-02-21
Publication date: 1991-10-29

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、自動販売機で販売する缶・瓶等に詰めた商品
を取出し口まで搬送する自動販売機の商品搬出装置に関
するものである。

（従来の技術）近年、缶・瓶等に詰めた商品の自動販売機では、選択し
た商品が、取出し口に出たことが判り易く。

且つ、取り出し易いように、様々な工夫がなされている
。

この種の自動販売機の商品搬出装置として、例えば、米
国特許３２５２６１７号明細書の発明が提案されている
ので、これを例として説明する。

上記の自動販売機の商品搬出装置は、商品収納室内に設
けた、商品収納室の横幅の一杯の幅をもつパケットと、
このパケットを前方回動自在に取り付けて上下する昇降
装置と、商品収納室内の上部に設けられた、商品を取出
し口に落とすシュートと、このシュートの前方で、扉の
横幅−杯の幅をもつ取出し口とから構成されている。

このように構成された自動販売機の商品搬出装置の動作
について、説明する。

自動販売機の選択釦が押されて、該当する商品が、商品
収納棚から投げ出されパケットに収容されると、パケッ
トは昇降装置の運転によって上昇し、シュートに対向す
る位置で、パケットは、その両脇に設けられた回動装置
によって前方に回動し、パケットに収容された商品を、
シュート上を滑らせて、扉に設けられた取出し口に搬出
する。

（発明が解決しようとする課題）しかしながら、上記の構成では、取出し口の横幅が広い
ため、商品がどの位置に出るのか分らず、目で捜さなけ
ればならないという問題があった。

また、取出し口が扉の全面を横切るため、目立ち。

広告塔としての効果を損ねるという問題もあった。

また、商品が重い場合には、パケットが充分に傾斜せず
搬出されないという問題もあった。

本発明は上記の問題を解決するもので、取出し口が、商
品を取り出し易い高さに配置され、しかも、横幅の狭い
一箇所の取出し口をもつ自動販売機の商品搬出装置を提
供するものである。

（Ｘ１題を解決するための手段）上記の課題を解決するため、本発明は、昇降装置に取り
付けられた昇降台の一方に前方に傾斜した商品の幅に対
応する保持棚を、他の部分に長手方向↓こ走るベルトコ
ンベアをそれぞれ設け、また。

扉には、商品を取り出し易い高さで且つ、上記の保持棚
に対応する位置に、商品１個分の幅を有する取出し口を
設けると同時に、上記の棚の対向面に上下方向に、商品
収納室の商品排出口から上記の取出し口の間に案内板を
設け、さらに、上記のベルトコンベアを駆動側プーリに
同期ベルト用プーリを結合し、これに巻き掛けた同期ベ
ルトを垂直に張り、その上下両端を固定し、昇降台の上
下動により上記のベルトコンベアを駆動するものである
。

（作　用）上記の構成により、商品収納室の商品排出口から投出さ
れた商品は、昇降台の上に落下すると、昇降装置が運転
を開始して昇降台が上昇する。昇降台の上昇につれ、同
期ベルトに係合されたプーリが回転して、ベルトコンベ
アを駆動しベルトに載った商品を、上昇しながら棚に向
って搬送し、保持棚に送り出す、一方、棚と同じ位置に
ある商品排出口より排出された商品は、直接に棚に載り
。

昇降台の上昇時には、扉の案内板に支えられて取出し口
まで運ばれる。昇降台が、取出し口に対向する位置まで
上昇すると、棚に載った商品は棚の傾斜面を滑り取出し
口へ搬出される。

（実施例）本発明の一実施例を第１図ないし第４図により説明する
。

第１図および第２図は、本発明による自動販売機の側面
断面図およびその要部正面断面図、第３図は昇降台の斜
視図、第４図はその駆動プーリ部の要部斜視図である。

第１図において、自動販売機は、本体１の前面に扉２が
横開き自在に枢着され１本体１の内部に複数種類の商品
３を相当数ずつ重積して収容する商品収納室４が、前後
に複数段、第２図に示すように左右に複数列設けられて
いる。各商品収納室４の下端には、収納された商品３の
排出を制御する停留装置５が設けられ、その下方に、前
方に傾斜した、横幅が本体１内部の幅一杯に亘るシュー
ト６が配置され、上端で枢着され前方に自由に開くフラ
ップ７が取り付けられた商品排出口８に接続されている
。扉２のほぼ大人の腰骨の高さの位置で、第２図に示す
ように右側に寄せて配置した、商品３が取り出せる程度
の大きさの取出し口９は。

上端で枢着され前方に自由に開けられるフラップＩＯが
取り付けられている。扉２の内側に配置された昇降台１
１は、第２図に示すようにその両端が昇降装置Ｉ（図示
せず）の連結棒１２に取り付けられた案内（図示せず）
に案内されて上下する。

第３図において、昇降台ＩＩは、前方に傾斜する案内面
を形成した本体と、これに連結した前方案内板１１ａと
、上記両者の間を長手方向に走る搬送ベルト１３を、左
右のプーリ１４および１５に張り周したベルトコンベア
と、その右方に配置した前方に傾斜した保持棚１１ｂと
から構成されている。さらに、第４図に示すように、昇
降台１１には、上記の左側プーリ１４の上下両方向の左
端部にそれぞれ。

回転自在の案内ローラ１６および１７が取り付けられて
おり、上下方向に張られた同期ベルト１８が、上記の案
内ローラ１６および１７で案内されて、プーリ１４に接
続された同期ベルト用プーリ目に巻き掛けられている。

なお、上記の同期ベルト１８は、第１図および第２図に
示すように、その上下両端を扉２に固定し、垂直に伸張
されて取り付けられている。

第１図に戻って、昇降台１１の保持棚１１ｂに対向する
５２の内面には、上記の保持棚１１ｂに載った商品３を
支える案内板２０が設けられている。

なお、本実施例では、第４図に寸法線で示したプーリ１
４および同期ベルト用プーリ１９の寸法ｄ。

およびｄ２の比を、第２図に寸法線で示したベルトコン
ベアの長さａおよび昇降台１１の移動長さｂの比と等し
く、すなわち、ｄ　１／　ｄ　２＝　ａ　／　ｂの関係
に設計しである。

以上のように構成された自動販売機の商品搬出装置につ
いて、その動作を説明する。

第１図および第２図にそれぞれ２点鎖線で示したように
、昇降台ＩＩは、商品排出口８の下方で待機している。

選択釦（図示せず）が押されると、該当する停留装置５
が作動し、該当する商品３がシュート６の上に落下し、
傾斜面を滑り落ちてフラップ７を押し開き昇降台１１の
上に排出される。この時、第２図に示した左端および中
央の商品排出口８から落下した商品３は搬送ベルト１３
の上に、また右端の商品排出口８から落下した商品３は
直接保持ｅｌｌｌｂの上に載る。

次に、昇降装置（図示せず）が運転を始め、連結棒１２
を介して昇降台１１を上方に引き上げる。昇降台１１が
上昇すると、上下方向に張架された同期ベルト１８に噛
み合う同期ベルト用プーリ１９が駆動され、これに接続
されたプーリ１４が、商品３の載った搬送ベルト１３を
時計回り方向に走らせ、商品３を保持棚Ｊｌｂの上に送
り出す。この際、同期ベルト用プーリ１９とブーＩＪ１
４の直径比ｄ□／ｄ２が、ａ　／　ｂに設計されている
ので、左端の商品排出口８から落下した商品３も、昇降
台Ｈが取出し口９に達するまでに保持棚１１ｂに送り出
されることになる。

保持棚１１ｂに載った商品３は、案内板２ｏの表面を滑
りながら上昇し、取出し口９に搬出される。

商品３の搬送が終れば、昇降装置は逆転し、昇降台１１
を待機位置に戻す。

（発明の効果）以上説明したように、本発明によれば、商品の取出し口
は、商品の取出し寸法程度の幅の一箇所となり、扱い勝
手の良い自動販売機が得られる。

また、取出し口が小さいので、広告塔として効果を発揮
するばかりでなく、重量のある商品でも確実に搬出でき
るので、信頼性を損ねる事故が発生しない自動販売機が
可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図および第２図は本発明による自動販売機の側面断
面図およびその要部正面断面図、第３図および第４図は
その昇降台の斜視図およびその要部拡大斜視図である。１　・・・本体、　２・・・扉、　３　・・・商品、４
　・・・商品収納室、　５・・・停留装置、６　・・・
シュート、　７，１０・・・　フラップ、８　・・・商
品排出口、　９　・・・取出し口、１１・・・昇降台、
ｌｌａ・・・前方案内板、１１ｂ・・・保持棚、１２・
・・昇降装置の連結棒、１３・・・搬送ベルト、１４，
１５・・・プーリ、　１６．１７・・・案内ローラ、　
１８・・・同期ベルト、１９・・・同期ベルト用プーリ
。２０・・・案内板。

Claims

【特許請求の範囲】

自動販売機本体の前面に枢着された扉の、購入商品が取
り出し易い高さの位置に設けた取出し口と、本体内に設
けた、相当数の複数種類商品をそれぞれ重積して収容し
、下端部に商品の排出を制御する停留装置を有する商品
収納室と、商品収納室から落下した商品を前方に送るシ
ュートを設けた排出口と、排出口から投げ出された商品
を上記の取出し口に持ち上げる昇降台とからなる自動販
売機の商品搬出装置において、昇降台に幅方向に商品を
搬送するベルトコンベアと、搬送された商品を保持する
前方に傾斜した保持棚を設け、また、上記の保持棚に対
応する扉の一方に、取出し寸法程度の幅を有する取出し
口を設け、さらに、上下方向に張架した同期ベルトに係
合する同期ベルト用プーリと上記のベルトコンベアのプ
ーリとを直結して、昇降台の上昇によって、ベルトコン
ベアを走行させ上記の排出口から排出された商品を保持
棚に送り出すことを特徴とする自動販売機の商品搬出装
置。