JPH1173545A - 自動販売機 - Google Patents
自動販売機Info
- Publication number
- JPH1173545A JPH1173545A JP23363797A JP23363797A JPH1173545A JP H1173545 A JPH1173545 A JP H1173545A JP 23363797 A JP23363797 A JP 23363797A JP 23363797 A JP23363797 A JP 23363797A JP H1173545 A JPH1173545 A JP H1173545A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- product
- push piece
- shelf
- article
- vending machine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Vending Machines For Individual Products (AREA)
- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 引出し押し込み可能に配設された商品棚と、
商品棚上に載置された商品に係合可能な押し片と押し片
を商品棚に沿って移動させる駆動装置とを有する商品払
い出し装置と、商品払い出し装置の作動を制御する制御
装置とを備える自動販売機であって、商品の格納作業時
の作業員の負荷が少ない自動販売機を提供する。 【解決手段】 引出し押し込み可能に配設された商品棚
と、商品棚上に載置された商品に係合可能に配設され商
品棚に沿って前進後退可能な第1押し片と第1押し片に
当接して第1押し片を商品棚に沿って前進させる第2押
し片と第2押し片を商品棚に沿って前進後退させる駆動
装置とを有する商品払い出し装置と、商品払い出し装置
の作動を制御する制御装置とを備え、制御装置は、商品
棚が引き出されると第2押し片を後退させる。
商品棚上に載置された商品に係合可能な押し片と押し片
を商品棚に沿って移動させる駆動装置とを有する商品払
い出し装置と、商品払い出し装置の作動を制御する制御
装置とを備える自動販売機であって、商品の格納作業時
の作業員の負荷が少ない自動販売機を提供する。 【解決手段】 引出し押し込み可能に配設された商品棚
と、商品棚上に載置された商品に係合可能に配設され商
品棚に沿って前進後退可能な第1押し片と第1押し片に
当接して第1押し片を商品棚に沿って前進させる第2押
し片と第2押し片を商品棚に沿って前進後退させる駆動
装置とを有する商品払い出し装置と、商品払い出し装置
の作動を制御する制御装置とを備え、制御装置は、商品
棚が引き出されると第2押し片を後退させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、引出し押し込み可
能に配設された商品棚と、商品棚上に載置された商品に
係合可能な押し片と押し片を商品棚に沿って移動させる
駆動装置とを有する商品払い出し装置と、商品払い出し
装置の作動を制御する制御装置とを備える自動販売機に
関するものである。
能に配設された商品棚と、商品棚上に載置された商品に
係合可能な押し片と押し片を商品棚に沿って移動させる
駆動装置とを有する商品払い出し装置と、商品払い出し
装置の作動を制御する制御装置とを備える自動販売機に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】上記自動販売機においては、従来、商品
棚に商品を格納する際、作業員は、商品棚を引き出した
後、商品払い出し装置の押し片を手動で押し戻してい
た。
棚に商品を格納する際、作業員は、商品棚を引き出した
後、商品払い出し装置の押し片を手動で押し戻してい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】商品払い出し装置の押
し片を手動で押し戻す際、作動停止している駆動装置の
抵抗に逆らって押し片を押し戻すので、作業員に負荷が
掛かるという問題を生ずる。本発明は上記問題に鑑みて
なされたものであり、引出し押し込み可能に配設された
商品棚と、商品棚上に載置された商品に係合可能な押し
片と押し片を商品棚に沿って移動させる駆動装置とを有
する商品払い出し装置と、商品払い出し装置の作動を制
御する制御装置とを備える自動販売機であって、商品の
格納作業時の作業員の負荷が少ない自動販売機を提供す
ることを目的とする。
し片を手動で押し戻す際、作動停止している駆動装置の
抵抗に逆らって押し片を押し戻すので、作業員に負荷が
掛かるという問題を生ずる。本発明は上記問題に鑑みて
なされたものであり、引出し押し込み可能に配設された
商品棚と、商品棚上に載置された商品に係合可能な押し
片と押し片を商品棚に沿って移動させる駆動装置とを有
する商品払い出し装置と、商品払い出し装置の作動を制
御する制御装置とを備える自動販売機であって、商品の
格納作業時の作業員の負荷が少ない自動販売機を提供す
ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明においては、引出し押し込み可能に配設され
た商品棚と、商品棚上に載置された商品に係合可能に配
設され商品棚に沿って前進後退可能な第1押し片と第1
押し片に当接して第1押し片を商品棚に沿って前進させ
る第2押し片と第2押し片を商品棚に沿って前進後退さ
せる駆動装置とを有する商品払い出し装置と、商品払い
出し装置の作動を制御する制御装置とを備え、制御装置
は、商品棚が引き出されると第2押し片を後退させるこ
とを特徴とする自動販売機を提供する。本発明に係る自
動販売機においては、商品の格納時に、商品棚が引き出
されると、駆動装置と係合し押し戻す際の負荷が大きい
第2押し片は制御装置の制御の下に自動的に後退し、第
1押し片は前進した位置に留まる。作業員は抵抗の大き
な第2押し片を手動で後退させる必要は無い。作業員
が、商品棚への商品載置後商品棚を押し戻すと、第1押
し片は、商品棚に載置された商品に押されて後退する。
商品棚を押し戻す際に、商品が第1押し片に当接するこ
とにより商品が倒れる事態の発生が防止される。第1押
し片は抵抗の大きな駆動装置に係合していないので、押
し戻す際の負荷は小さい。従って、本発明に係る自動販
売機においては、商品の格納作業時の作業員の負荷は少
ない。
に、本発明においては、引出し押し込み可能に配設され
た商品棚と、商品棚上に載置された商品に係合可能に配
設され商品棚に沿って前進後退可能な第1押し片と第1
押し片に当接して第1押し片を商品棚に沿って前進させ
る第2押し片と第2押し片を商品棚に沿って前進後退さ
せる駆動装置とを有する商品払い出し装置と、商品払い
出し装置の作動を制御する制御装置とを備え、制御装置
は、商品棚が引き出されると第2押し片を後退させるこ
とを特徴とする自動販売機を提供する。本発明に係る自
動販売機においては、商品の格納時に、商品棚が引き出
されると、駆動装置と係合し押し戻す際の負荷が大きい
第2押し片は制御装置の制御の下に自動的に後退し、第
1押し片は前進した位置に留まる。作業員は抵抗の大き
な第2押し片を手動で後退させる必要は無い。作業員
が、商品棚への商品載置後商品棚を押し戻すと、第1押
し片は、商品棚に載置された商品に押されて後退する。
商品棚を押し戻す際に、商品が第1押し片に当接するこ
とにより商品が倒れる事態の発生が防止される。第1押
し片は抵抗の大きな駆動装置に係合していないので、押
し戻す際の負荷は小さい。従って、本発明に係る自動販
売機においては、商品の格納作業時の作業員の負荷は少
ない。
【0005】本発明の好ましい態様においては、第1押
し片は、前後に延在し玉軸受けを介して第1押し片に形
成された穴に挿通されたシャフトによって前進後退可能
に支持されている。第1押し片を、前後に延在し玉軸受
けを介して第1押し片に形成された穴に挿通されたシャ
フトによって前進後退可能に支持することにより、第1
押し片を押し戻す際の抵抗が低減し、商品の格納作業時
の作業員の負荷が低減する。
し片は、前後に延在し玉軸受けを介して第1押し片に形
成された穴に挿通されたシャフトによって前進後退可能
に支持されている。第1押し片を、前後に延在し玉軸受
けを介して第1押し片に形成された穴に挿通されたシャ
フトによって前進後退可能に支持することにより、第1
押し片を押し戻す際の抵抗が低減し、商品の格納作業時
の作業員の負荷が低減する。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の実施例に係る自動販売機
を、図1〜3基づいて説明する。以下の説明において、
図1〜3の矢印I、II、III、IV、V、VIの方
向を、前方、後方、左方、右方、上方、下方と呼ぶ。図
1、2に示すように、本実施例に係る自動販売機Aは、
前面が開放された外箱1を備えている。外箱1内に前面
が開放された内箱2が配設されている。内箱2は断熱加
工されている。内箱2の右側壁下部に開口2aが形成さ
れている。内箱2と外箱1の右側壁との間に第1機械室
3aが形成され、内箱2と外箱1の底壁との間に第2機
械室3bが形成されている。外箱1の前面に、内箱2の
開放された前面を覆う、透明な窓を有する揺動式の扉4
が取り付けられている。外箱1の前面に、第1、第2機
械室3a、3bを覆うパネル5が着脱可能に取り付けら
れている。パネル5の右下部に商品取出口5aが形成さ
れている。パネル5の第1機械室3aに対峙する部分の
上部に、図示しない商品選択釦が取り付けられている。
を、図1〜3基づいて説明する。以下の説明において、
図1〜3の矢印I、II、III、IV、V、VIの方
向を、前方、後方、左方、右方、上方、下方と呼ぶ。図
1、2に示すように、本実施例に係る自動販売機Aは、
前面が開放された外箱1を備えている。外箱1内に前面
が開放された内箱2が配設されている。内箱2は断熱加
工されている。内箱2の右側壁下部に開口2aが形成さ
れている。内箱2と外箱1の右側壁との間に第1機械室
3aが形成され、内箱2と外箱1の底壁との間に第2機
械室3bが形成されている。外箱1の前面に、内箱2の
開放された前面を覆う、透明な窓を有する揺動式の扉4
が取り付けられている。外箱1の前面に、第1、第2機
械室3a、3bを覆うパネル5が着脱可能に取り付けら
れている。パネル5の右下部に商品取出口5aが形成さ
れている。パネル5の第1機械室3aに対峙する部分の
上部に、図示しない商品選択釦が取り付けられている。
【0007】内箱2内に、上下に互いに間隔を隔てて7
段に積層された商品棚6が配設されている。各商品棚6
には、前後に延在する複数の商品列100を成して、商
品200が載置されている。最上段の商品棚6に載置さ
れた各商品列100の上方に商品払い出し装置7が配設
されている。商品払い出し装置7は、図示しない部材を
介して内箱2に取り付けられている。商品払い出し装置
7は、前後に延在する無端チェーン7aと、無端チェー
ン7aを回転駆動するモータ7bと、無端チェーン7a
に固定された第2押し片7cとを有している。商品払い
出し装置7は更に、第2押し片7cの前方に配設された
第1押し片7dを有している。第1押し片7dは、前後
に延在し図示しない玉軸受けを介して第1押し片7dに
形成された穴に挿通されたシャフト7eによって前進後
退可能に支持されている。最上段の商品棚6を除く各商
品棚6に載置された各商品列100の上方に且つ直上の
商品棚6の下方に、商品払い出し装置7が配設されてい
る。各商品棚6の前端に、各商品列100に対峙して、
商品ストッパー8が取り付けられている。商品ストッパ
ー8は、直立位置と、右方から見て反時計回りに180
度倒れた位置との間で揺動可能に、取り付けられてい
る。商品ストッパー8は、図示しないバネの付勢力によ
り、無負荷時に直立している。
段に積層された商品棚6が配設されている。各商品棚6
には、前後に延在する複数の商品列100を成して、商
品200が載置されている。最上段の商品棚6に載置さ
れた各商品列100の上方に商品払い出し装置7が配設
されている。商品払い出し装置7は、図示しない部材を
介して内箱2に取り付けられている。商品払い出し装置
7は、前後に延在する無端チェーン7aと、無端チェー
ン7aを回転駆動するモータ7bと、無端チェーン7a
に固定された第2押し片7cとを有している。商品払い
出し装置7は更に、第2押し片7cの前方に配設された
第1押し片7dを有している。第1押し片7dは、前後
に延在し図示しない玉軸受けを介して第1押し片7dに
形成された穴に挿通されたシャフト7eによって前進後
退可能に支持されている。最上段の商品棚6を除く各商
品棚6に載置された各商品列100の上方に且つ直上の
商品棚6の下方に、商品払い出し装置7が配設されてい
る。各商品棚6の前端に、各商品列100に対峙して、
商品ストッパー8が取り付けられている。商品ストッパ
ー8は、直立位置と、右方から見て反時計回りに180
度倒れた位置との間で揺動可能に、取り付けられてい
る。商品ストッパー8は、図示しないバネの付勢力によ
り、無負荷時に直立している。
【0008】商品棚6の前端と内箱2の開放端との間
に、上下に移動可能な受け皿と受け皿の駆動装置により
構成される商品上下搬送装置9が配設されている。商品
棚6の前端と内箱2の開放端との間に、且つ最下段の商
品棚6の下方に、左右に延在するコンベヤ10が配設さ
れている。
に、上下に移動可能な受け皿と受け皿の駆動装置により
構成される商品上下搬送装置9が配設されている。商品
棚6の前端と内箱2の開放端との間に、且つ最下段の商
品棚6の下方に、左右に延在するコンベヤ10が配設さ
れている。
【0009】第1機械室3a内の上部及び高さ方向中央
部に図示しないコイン計数装置、コインロッカー、各種
制御装置等が配設され、下部に且つ内箱の開口2aの下
方に図示しない商品受け棚が配設されている。第2機械
室3b内に図示しない冷却装置の圧縮機、凝縮器が配設
され、内箱2内の最下段の商品棚6の下方に蒸発器が配
設されている。
部に図示しないコイン計数装置、コインロッカー、各種
制御装置等が配設され、下部に且つ内箱の開口2aの下
方に図示しない商品受け棚が配設されている。第2機械
室3b内に図示しない冷却装置の圧縮機、凝縮器が配設
され、内箱2内の最下段の商品棚6の下方に蒸発器が配
設されている。
【0010】商品払い出し装置7、商品上下搬送装置
9、コンベヤ10等の作動は図示しない制御装置によっ
て制御される。
9、コンベヤ10等の作動は図示しない制御装置によっ
て制御される。
【0011】商品棚6の構成を、図3を参照しつつ詳述
する。各商品棚6は、内箱2に固定された基板6aと、
基板6aの上方に配設された可動板6bとを有してい
る。基板6aの下面に商品払い出し装置7が取り付けら
れている。可動板6bの左右側面に、前後に延在するレ
ール6cが固定されている。レール6cの前端部は上方
へ屈曲している。可動板6bの左右側面の後端部にロー
ラー6dが回動可能に取り付けられている。可動板6b
に対峙して、内箱2の左右側壁に、前後に延在するレー
ル2aが固定されている。レール2aの後端部は下方へ
屈曲している。可動板6bに対峙して、内箱2の左右側
壁前端部に、ローラー2bが回動可能に取り付けられて
いる。基板6aの中央部下面にマイクロスイッチ6eが
取り付けられている。マイクロスイッチ6eの可動部
は、基板6aを貫通して上方へ突出している。
する。各商品棚6は、内箱2に固定された基板6aと、
基板6aの上方に配設された可動板6bとを有してい
る。基板6aの下面に商品払い出し装置7が取り付けら
れている。可動板6bの左右側面に、前後に延在するレ
ール6cが固定されている。レール6cの前端部は上方
へ屈曲している。可動板6bの左右側面の後端部にロー
ラー6dが回動可能に取り付けられている。可動板6b
に対峙して、内箱2の左右側壁に、前後に延在するレー
ル2aが固定されている。レール2aの後端部は下方へ
屈曲している。可動板6bに対峙して、内箱2の左右側
壁前端部に、ローラー2bが回動可能に取り付けられて
いる。基板6aの中央部下面にマイクロスイッチ6eが
取り付けられている。マイクロスイッチ6eの可動部
は、基板6aを貫通して上方へ突出している。
【0012】自動販売機Aが商品を販売している時、可
動板6bは後方ヘ押し込まれており、可動板6b上に商
品200が載置されている。可動板6bが後方へ押し込
まれた状態で、図3に示すように、レール6cの上方へ
屈曲した前端部がローラー2bに乗り、ローラー6dが
レール2aの下方へ屈曲した後端部に乗っている。この
時、可動板6bは基板6aから極く僅かの隙間を隔てて
いる。可動板6bの下面がマイクロスイッチ6eの可動
部を上方から押し、マイクロスイッチ6eをONさせて
いる。
動板6bは後方ヘ押し込まれており、可動板6b上に商
品200が載置されている。可動板6bが後方へ押し込
まれた状態で、図3に示すように、レール6cの上方へ
屈曲した前端部がローラー2bに乗り、ローラー6dが
レール2aの下方へ屈曲した後端部に乗っている。この
時、可動板6bは基板6aから極く僅かの隙間を隔てて
いる。可動板6bの下面がマイクロスイッチ6eの可動
部を上方から押し、マイクロスイッチ6eをONさせて
いる。
【0013】可動板6bが前方へ引き出されると、図3
から分かるように、レール6cの中央部乃至後方部がロ
ーラー2bに乗り上げ、ローラー6dがレール2aの中
央部乃至前方部に乗り上げる。この結果、可動板6bは
前方へ移動しつつ上方へ移動する。可動板6bの下面が
マイクロスイッチ6eの可動部から離れ、マイクロスイ
ッチ6eをOFFにする。
から分かるように、レール6cの中央部乃至後方部がロ
ーラー2bに乗り上げ、ローラー6dがレール2aの中
央部乃至前方部に乗り上げる。この結果、可動板6bは
前方へ移動しつつ上方へ移動する。可動板6bの下面が
マイクロスイッチ6eの可動部から離れ、マイクロスイ
ッチ6eをOFFにする。
【0014】上記構成を有する自動販売機Aの作動を説
明する。商品を購入するユーザーは、先ずパネル5に形
成された図示しないコイン投入口からコインを投入し、
商品選択釦を押して、所望の商品200によって構成さ
れた商品列100と該商品列100が載置された商品棚
6とを指定する。商品上下搬送装置9が作動し、受け皿
が、最上段の商品棚6よりも上方の初期位置から下降
し、所望の商品200によって構成された商品列100
が載置された商品棚6よりも僅かに下方の高さ位置に停
止する。
明する。商品を購入するユーザーは、先ずパネル5に形
成された図示しないコイン投入口からコインを投入し、
商品選択釦を押して、所望の商品200によって構成さ
れた商品列100と該商品列100が載置された商品棚
6とを指定する。商品上下搬送装置9が作動し、受け皿
が、最上段の商品棚6よりも上方の初期位置から下降
し、所望の商品200によって構成された商品列100
が載置された商品棚6よりも僅かに下方の高さ位置に停
止する。
【0015】受け皿が所望の商品200によって構成さ
れた商品列100が載置された商品棚6よりも僅かに下
方の高さ位置に停止すると、該商品列100の直上の商
品払い出し装置7が作動し、モータ7bが回転して無端
チェーン7aが回転し、第2押し片7cが第1押し片7
dに後方から当接して第1押し片7dを押しつつ商品1
個分の距離だけ前進し、第1押し片7dが後方から押さ
れて商品列100の最後尾に位置する商品200に後方
から当接しつつ商品1個分の距離だけ前進し、商品列1
00を商品1個分の距離だけ前方へ押し出す。最前の商
品200が商品ストッパー8を付勢するバネ力に逆らっ
て、直立した商品ストッパー8を押し倒し、商品棚6の
前縁から落下する。落下した商品200は、商品上下搬
送装置9の受け皿によって受け止められる。図示しない
検知装置により、商品棚6から商品上下搬送装置9へ商
品200が払い出されたことが検知される。
れた商品列100が載置された商品棚6よりも僅かに下
方の高さ位置に停止すると、該商品列100の直上の商
品払い出し装置7が作動し、モータ7bが回転して無端
チェーン7aが回転し、第2押し片7cが第1押し片7
dに後方から当接して第1押し片7dを押しつつ商品1
個分の距離だけ前進し、第1押し片7dが後方から押さ
れて商品列100の最後尾に位置する商品200に後方
から当接しつつ商品1個分の距離だけ前進し、商品列1
00を商品1個分の距離だけ前方へ押し出す。最前の商
品200が商品ストッパー8を付勢するバネ力に逆らっ
て、直立した商品ストッパー8を押し倒し、商品棚6の
前縁から落下する。落下した商品200は、商品上下搬
送装置9の受け皿によって受け止められる。図示しない
検知装置により、商品棚6から商品上下搬送装置9へ商
品200が払い出されたことが検知される。
【0016】商品棚6から商品上下搬送装置9へ商品2
00が払い出されたことが検知された後、商品上下搬送
装置9が作動し、受け皿は商品200を乗せて下降す
る。受け皿は、下から2番目の商品棚6の僅かに上方の
位置まで下降すると停止し、水平軸線回りに回動して、
商品200をコンベヤ10上へ落下させる。
00が払い出されたことが検知された後、商品上下搬送
装置9が作動し、受け皿は商品200を乗せて下降す
る。受け皿は、下から2番目の商品棚6の僅かに上方の
位置まで下降すると停止し、水平軸線回りに回動して、
商品200をコンベヤ10上へ落下させる。
【0017】商品上下搬送装置9が作動し、受け皿は初
期位置まで上昇する。受け皿が初期位置へ到達すると、
商品上下搬送装置9は作動を停止する。
期位置まで上昇する。受け皿が初期位置へ到達すると、
商品上下搬送装置9は作動を停止する。
【0018】受け皿から落下した商品200は、コンベ
ヤ10によって受け止められる。コンベヤ10が作動
し、商品200を開口2aへ向けて搬送する。商品20
0は開口2aを通り、開口2aの下方に配設された商品
受け棚上に落下する。ユーザーは商品取り出し口5aを
介して、商品受け棚上の商品200を取り出す。
ヤ10によって受け止められる。コンベヤ10が作動
し、商品200を開口2aへ向けて搬送する。商品20
0は開口2aを通り、開口2aの下方に配設された商品
受け棚上に落下する。ユーザーは商品取り出し口5aを
介して、商品受け棚上の商品200を取り出す。
【0019】最下段の商品棚6に載置された商品200
或いは下から2段目の商品棚6に載置された商品200
が選択された場合には、商品払い出し装置7によって商
品棚6から払い出された商品200は、商品上下搬送装
置9の受け皿を介することなく、直接コンベヤ10上に
落下し、コンベヤ10によって商品受け棚まで搬送さ
れ、商品取り出し口5aを介して、取り出される。
或いは下から2段目の商品棚6に載置された商品200
が選択された場合には、商品払い出し装置7によって商
品棚6から払い出された商品200は、商品上下搬送装
置9の受け皿を介することなく、直接コンベヤ10上に
落下し、コンベヤ10によって商品受け棚まで搬送さ
れ、商品取り出し口5aを介して、取り出される。
【0020】自動販売機Aに商品200を格納する際に
は、作業員は、扉4を開き、後方へ押し込まれていた可
動板6bを前方へ引き出す。前述のごとく、可動板6b
は前方へ移動しつつ上方へ移動する。この結果、ONさ
れていたマイクロスイッチ6eがOFFされる。制御装
置は、ONされていたマイクロスイッチ6eがOFFさ
れたことにより、可動板6bが前方へ引き出されたこと
を検知し、引き出された可動板6bの直上に配設された
商品払い出し装置7の第2押し片7cを後退させる。ど
の商品列100の商品200が格納されるか分からない
ので、制御装置は、引き出された可動板6bの直上に配
設された全ての商品払い出し装置7の第2押し片7cを
後退させる。第2押し片7cは、後方の初期位置ヘ後退
する。第1押し片7dは、前進した位置に留まる。作業
員は、前方ヘ引き出した可動板6b上に商品200を載
置する。可動板6bに商品200を載置した後、作業員
は可動板6bを後方へ押し込む。第1押し片7dは、可
動板6b上に載置された商品200に押されて後退す
る。後方ヘ押し込まれた可動板6bは下方へ移動し、マ
イクロスイッチ6eの可動部を上方から押し、マイクロ
スイッチ6eをONさせる。
は、作業員は、扉4を開き、後方へ押し込まれていた可
動板6bを前方へ引き出す。前述のごとく、可動板6b
は前方へ移動しつつ上方へ移動する。この結果、ONさ
れていたマイクロスイッチ6eがOFFされる。制御装
置は、ONされていたマイクロスイッチ6eがOFFさ
れたことにより、可動板6bが前方へ引き出されたこと
を検知し、引き出された可動板6bの直上に配設された
商品払い出し装置7の第2押し片7cを後退させる。ど
の商品列100の商品200が格納されるか分からない
ので、制御装置は、引き出された可動板6bの直上に配
設された全ての商品払い出し装置7の第2押し片7cを
後退させる。第2押し片7cは、後方の初期位置ヘ後退
する。第1押し片7dは、前進した位置に留まる。作業
員は、前方ヘ引き出した可動板6b上に商品200を載
置する。可動板6bに商品200を載置した後、作業員
は可動板6bを後方へ押し込む。第1押し片7dは、可
動板6b上に載置された商品200に押されて後退す
る。後方ヘ押し込まれた可動板6bは下方へ移動し、マ
イクロスイッチ6eの可動部を上方から押し、マイクロ
スイッチ6eをONさせる。
【0021】自動販売機Aにおいては、商品200の格
納時に、商品棚6の可動板6bが引き出されると、チェ
ーン7aを介してモータ7bと係合し、押し戻す際の負
荷が大きい第2押し片7cは制御装置の制御の下に自動
的に後退する。作業員は抵抗の大きな第2押し片7cを
手動で後退させる必要は無い。作業員が、可動板6bに
商品200を載置した後可動板6bを押し戻すと、前進
した位置に留まっていた第1押し片7dは、可動板6b
に載置された商品200に押されて後退する。可動板6
bを押し戻す際に、可動板6b上の商品200が第1押
し片7dに当接することにより、商品200が倒れる事
態の発生が防止される。第1押し片7dは、可動板6b
上に載置される商品200に押されて後退するが、抵抗
の大きなモータ7bに係合していないので、押し戻す際
の負荷は小さい。従って、自動販売機Aにおいては、商
品の格納作業時の作業員の負荷は少ない。
納時に、商品棚6の可動板6bが引き出されると、チェ
ーン7aを介してモータ7bと係合し、押し戻す際の負
荷が大きい第2押し片7cは制御装置の制御の下に自動
的に後退する。作業員は抵抗の大きな第2押し片7cを
手動で後退させる必要は無い。作業員が、可動板6bに
商品200を載置した後可動板6bを押し戻すと、前進
した位置に留まっていた第1押し片7dは、可動板6b
に載置された商品200に押されて後退する。可動板6
bを押し戻す際に、可動板6b上の商品200が第1押
し片7dに当接することにより、商品200が倒れる事
態の発生が防止される。第1押し片7dは、可動板6b
上に載置される商品200に押されて後退するが、抵抗
の大きなモータ7bに係合していないので、押し戻す際
の負荷は小さい。従って、自動販売機Aにおいては、商
品の格納作業時の作業員の負荷は少ない。
【0022】自動販売機Aにおいては、前後に延在し図
示しない玉軸受けを介して第1押し片7dに形成された
穴に挿通されたシャフト7eによって前進後退可能に第
1押し片7dが支持されているので、第1押し片7dを
押し戻す際の抵抗が少ない。玉軸受けを介することな
く、第1押し片7dに形成した穴に単にシャフト7eを
挿通して第1押し片7dを前進後退可能に支持すると、
第1押し片7dを押し戻す際に、第1押し片に印加され
る転倒モーメントによって第1押し片がセルフロック
し、第1押し片を押し戻す際の抵抗が増大するおそれが
ある。自動販売機Aにおいては、玉軸受けを採用したの
で、第1押し片7dを押し戻す際の抵抗が少なく、商品
の格納作業時の作業員の負荷が少ない。
示しない玉軸受けを介して第1押し片7dに形成された
穴に挿通されたシャフト7eによって前進後退可能に第
1押し片7dが支持されているので、第1押し片7dを
押し戻す際の抵抗が少ない。玉軸受けを介することな
く、第1押し片7dに形成した穴に単にシャフト7eを
挿通して第1押し片7dを前進後退可能に支持すると、
第1押し片7dを押し戻す際に、第1押し片に印加され
る転倒モーメントによって第1押し片がセルフロック
し、第1押し片を押し戻す際の抵抗が増大するおそれが
ある。自動販売機Aにおいては、玉軸受けを採用したの
で、第1押し片7dを押し戻す際の抵抗が少なく、商品
の格納作業時の作業員の負荷が少ない。
【0023】
【発明の効果】以上説明したごとく、本発明に係る自動
販売機においては、商品の格納時に、商品棚が引き出さ
れると、駆動装置と係合し押し戻す際の負荷が大きい第
2押し片は制御装置の制御の下に自動的に後退し、第1
押し片は前進した位置に留まる。作業員は抵抗の大きな
第2押し片を手動で後退させる必要は無い。作業員が、
商品棚への商品載置後商品棚を押し戻すと、第1押し片
は、商品棚に載置された商品に押されて後退する。商品
棚を押し戻す際に、商品が第1押し片に当接することに
より商品が倒れる事態の発生が防止される。第1押し片
は抵抗の大きな駆動装置に係合していないので、押し戻
す際の負荷は小さい。従って、本発明に係る自動販売機
においては、商品の格納作業時の作業員の負荷は少な
い。
販売機においては、商品の格納時に、商品棚が引き出さ
れると、駆動装置と係合し押し戻す際の負荷が大きい第
2押し片は制御装置の制御の下に自動的に後退し、第1
押し片は前進した位置に留まる。作業員は抵抗の大きな
第2押し片を手動で後退させる必要は無い。作業員が、
商品棚への商品載置後商品棚を押し戻すと、第1押し片
は、商品棚に載置された商品に押されて後退する。商品
棚を押し戻す際に、商品が第1押し片に当接することに
より商品が倒れる事態の発生が防止される。第1押し片
は抵抗の大きな駆動装置に係合していないので、押し戻
す際の負荷は小さい。従って、本発明に係る自動販売機
においては、商品の格納作業時の作業員の負荷は少な
い。
【0024】第1押し片を、前後に延在し玉軸受けを介
して第1押し片に形成された穴に挿通されたシャフトに
よって前進後退可能に支持することにより、第1押し片
を押し戻す際の抵抗が低減し、商品の格納作業時の作業
員の負荷が低減する。
して第1押し片に形成された穴に挿通されたシャフトに
よって前進後退可能に支持することにより、第1押し片
を押し戻す際の抵抗が低減し、商品の格納作業時の作業
員の負荷が低減する。
【図1】本発明の実施例に係る自動販売機の斜視図であ
る。
る。
【図2】図1の自動販売機の、外箱の右側壁と内箱の右
側壁とを取り去った状態での、右方から見た側面図であ
る。
側壁とを取り去った状態での、右方から見た側面図であ
る。
【図3】本発明の実施例に係る自動販売機の商品棚の断
面図である。(a)は縦断面図であり、(b)は(a)
のb−b矢視図であり、(c)は(a)のc−c矢視図
である。
面図である。(a)は縦断面図であり、(b)は(a)
のb−b矢視図であり、(c)は(a)のc−c矢視図
である。
A 自動販売機 1 外箱 2 内箱 4 扉 5 パネル 6 商品棚 6a 基板 6b 可動板 6e マイクロスイッチ 7 商品払い出し装置 7a 無端チェーン 7b モータ 7c 第2押し片 7d 第1押し片 7e シャフト 9 商品上下搬送装置 10 コンベヤ
Claims (2)
- 【請求項1】 引出し押し込み可能に配設された商品棚
と、商品棚上に載置された商品に係合可能に配設され商
品棚に沿って前進後退可能な第1押し片と第1押し片に
当接して第1押し片を商品棚に沿って前進させる第2押
し片と第2押し片を商品棚に沿って前進後退させる駆動
装置とを有する商品払い出し装置と、商品払い出し装置
の作動を制御する制御装置とを備え、制御装置は、商品
棚が引き出されると第2押し片を後退させることを特徴
とする自動販売機。 - 【請求項2】 第1押し片は、前後に延在し玉軸受けを
介して第1押し片に形成された穴に挿通されたシャフト
によって前進後退可能に支持されていることを特徴とす
る請求項1に記載の自動販売機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23363797A JPH1173545A (ja) | 1997-08-29 | 1997-08-29 | 自動販売機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23363797A JPH1173545A (ja) | 1997-08-29 | 1997-08-29 | 自動販売機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1173545A true JPH1173545A (ja) | 1999-03-16 |
Family
ID=16958169
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23363797A Ceased JPH1173545A (ja) | 1997-08-29 | 1997-08-29 | 自動販売機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1173545A (ja) |
-
1997
- 1997-08-29 JP JP23363797A patent/JPH1173545A/ja not_active Ceased
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20060817 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Effective date: 20060823 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A045 | Written measure of dismissal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A045 Effective date: 20061222 |