JP3215610B2 - 自動販売機の商品搬出装置 - Google Patents

自動販売機の商品搬出装置

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JP3215610B2
JP3215610B2 JP27267895A JP27267895A JP3215610B2 JP 3215610 B2 JP3215610 B2 JP 3215610B2 JP 27267895 A JP27267895 A JP 27267895A JP 27267895 A JP27267895 A JP 27267895A JP 3215610 B2 JP3215610 B2 JP 3215610B2
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sliding
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悟 平田
達夫 木村
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松下冷機株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、上下多段に収納し
た商品を販売する自動販売機の商品搬出装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、飲料、たばこ等を販売する自動販
売機においては、商品を取り出す位置の高さを人の腰の
高さ辺りまで高くして商品を取り出しやすくするといっ
た、人にやさしい自動販売機が要望されている。また自
動販売機の道路はみ出し問題等から自動販売機の薄型化
が要望される一方、同じ大きさの自動販売機でも中身の
商品の収納効率の良いものが強く望まれている。
【0003】従来の自動販売機の商品搬出装置としては
特開昭63ー298687号公報に示されているものが
ある。
【0004】以下、図面を参照しながら上記従来の自動
販売機の商品搬出装置について説明する。
【0005】図14は、従来の自動販売機の商品搬出装
置の側面断面図である。図14において、1は自動販売
機の本体である。2は本体1の前面に位置する前扉であ
る。3は前扉2に設けられた商品取出口である。4は本
体1内に多段多列に設けられた商品収納室で、そのそれ
ぞれに多数の商品5を前後2列に積み重ね収納してあ
る。6は商品5を1個ずつ、もしくは所定の個数ずつ商
品収納室4から投出する為の押し出し片で、それぞれの
商品収納室4に配設されている。7は前列から投出され
た商品5を下方に導く前側商品搬出通路である。また同
様に、8は後列から投出された商品5を下方に導く後側
商品搬出通路である。さらに9は底部商品搬出通路であ
り、後側商品搬出通路8の下方から前側商品搬出通路7
の下方への前下がり傾斜を形成している。10は商品昇
降バケットであり、前側商品搬出通路7よりも前方に上
下方向の移動が自在な様に設けられていて、販売待機時
は底部商品搬出通路9よりも下方にて停止している。ま
た11はモーターで、この駆動に従動して商品昇降バケ
ット10が商品取出口3と対向する高さまで上昇する。
12は、商品昇降バケット10の底部に前下がり傾斜面
を形成する底部傾斜部である。13は昇降バケット前扉
で商品昇降バケット10の前面に位置するものであり通
常は閉じているが商品昇降バケット10が商品取出口3
と対向する高さに位置する時は、商品昇降バケット10
に対して下方に開く構造となっている。
【0006】以上のように構成された自動販売機の商品
搬出装置について、以下その動作について説明する。
【0007】まず、商品収納室4に積み重ね収納された
商品5は押し出し片6の駆動により前または後へと投出
されるが、投出された商品5は前側商品搬出通路7また
は後側商品搬出通路8を経て底部商品搬出通路9内を滑
落し、底部商品搬出通路9よりも下方で待機している商
品昇降バケット10内へと飛び込む。昇降バケット前扉
13はその時点では閉じており、商品5が外へ飛び出し
たり落下したりするのを防ぐ。商品昇降バケット10内
に商品5が入ると、その後にモーター11の駆動に従動
して商品昇降バケット10が上昇し、商品取出口3と対
向する高さにて停止する。その時、昇降バケット前扉1
3が開放され、商品5は商品昇降バケット10の底部傾
斜部12の傾斜により、商品取出口3へと滑落する。そ
の後、昇降バケット前扉13が閉じられるとともに商品
昇降バケット10が下降を行い、最下点にて停止して1
回の搬出動作は終了する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、商品取出口3の高さを人の腰の高さ辺り
まで高くして商品5を取り出しやすくすることができる
ものの、どの商品5についても搬出時一様に商品昇降バ
ケット10にて搬送するため、商品昇降バケット10の
大きさは商品5のなかでも最も大きなサイズのものに合
わせて大型化せざるを得ない。さらに、商品昇降バケッ
ト10の上下搬送通路としても商品5の収納とは全く無
関係な多大な空間を必要とし、自動販売機本体1の大型
化を余儀なくされており、結果として自動販売機本体1
の大きさに対する商品5の全収容個数つまり収容効率が
低くなり、同じ大きさの本体1を持つ他の自動販売機と
比較するとオペレーターが商品5を充填するため設置場
所へ通う頻度も多くなり経済的でない。さらに、最近の
自動販売機の道路はみ出し問題等で叫ばれている自動販
売機の薄型化要望に対しても不適であるという課題を有
していた。
【0009】また、最上段に位置する商品収納室4から
投出される商品5は商品昇降バケット10までの落差が
大きく、商品5の変形を発生させやすいという課題を有
していた。
【0010】本発明は従来の課題を解決するもので、自
動販売機本体を大型化することなく商品の収容効率を下
げることなく、人の腰の高さ辺り等の商品を取り出しや
すい高さに商品取出口を保持することができ、また搬出
時に商品を変形させることのない自動販売機の商品搬出
装置を提供することを目的とする。
【0011】本発明の他の目的は、商品を複数の搬出装
置により、各装置間の動作のタイミングを設定したり、
また複雑な動きを必要とせず、シンプル、コンパクトに
搬送できる自動販売機の商品搬出装置を提供することで
ある。
【0012】本発明の他の目的は、複数の搬出装置の連
動動作性をよりスムーズにでき動作衝撃も軽減して、動
作寿命を高めるとともに各装置連動動作音を軽減するこ
とができる自動販売機の商品搬出装置を提供することで
ある。
【0013】本発明の他の目的は、商品の商品搬出通路
内から商品取出口への搬出動作の確実性を確保すること
ができる自動販売機の商品搬出装置を提供することであ
る。
【0014】本発明のさらに他の目的は、自然落下によ
る商品搬出時に、装置内でのひっかかりによる商品詰ま
りを防止することができる自動販売機の商品搬出装置を
提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の自動販売機の商品搬出装置は、自動販売機の
本体内に設けられた複数の商品収納室と、自動販売機の
本体前面の前扉に設けられた商品取出口と、前記商品収
納室から投出される商品を上下方向に導く商品搬出通路
と、上方から前記商品搬出通路に導かれ落下してきた商
品を前記商品取出口へと導くべく、前記商品取出口と対
向し前記商品搬出通路内に設けられ、所定の前下がり傾
斜を持って前記商品取出口へと連絡する商品滑走板と、
前記商品滑走板よりも下方に位置する前記商品収納室か
ら投出され前記商品搬出通路に導かれ落下してきた商品
を受け取り、商品を保持したまま前記商品搬出通路内を
通過して前記商品取出口と対向する高さまで上昇し、前
記商品取出口へと商品を送出する商品昇降バケットとを
備え、前記商品昇降バケットが前記商品取出口と対向す
る高さまで上昇する際に、前記商品滑走板が回避し、前
記商品昇降バケットが前記商品取出口に確実に連絡でき
るようにしたものである。
【0016】また、さらに、前記商品滑走板は前記商品
昇降バケットの上昇動作に連動するリンク機構にて回避
するようにしたことを特徴とする。
【0017】また、さらに、前記商品搬出通路の外側で
任意の箇所に固定された複数の摺動部保持部材と、前記
摺動部保持部材のそれぞれに遊嵌され上下に摺動自在な
摺動部と、前記商品搬出通路の外側で任意の箇所に一端
を回動自在に軸支され、回動支点端よりも回動自由端が
高くなるように斜めの角度で待機するレバー部と、前記
商品滑走板の任意の箇所に一体形成され、一端を前記摺
動部に回動自在に軸支されまた他端を前記レバー部に回
動自在に軸支され、前記摺動部側の一端が前記レバー部
側の他端よりも上方に位置する摺動部レバー部連結部材
とを前記リンク機構として備え、前記商品昇降バケット
の任意の箇所に一体形成され、前記商品昇降バケットが
前記商品取出口と対向する高さまで上昇する際に、前記
レバー部を押し上げるレバー押し上げ部とを備えたたも
のである。
【0018】また、さらに、前記レバー部は回動自在の
自由端に軸支された車部を備え、商品昇降バケットが前
記商品取出口と対向する高さまで上昇する際に、前記車
部にて前記レバー押し上げ部と転動当接するようにした
ことを特徴とする。
【0019】また、さらに、一端を前記摺動部の任意の
箇所に固定し、他端を前記摺動部保持部材の任意の箇所
に固定張架した弾性手段を備え、前記摺動部を下方に付
勢するようにしたことを特徴とする。
【0020】また、さらに、前記商品滑走板は前記商品
取出口と対向する側にシール材を備え、通常販売待機時
と前記商品滑走板より上方の前記商品収納室から送出さ
れる商品の搬出時は、前記商品滑走板と前記商品取出口
との間に隙間なきよう前記シール材が挟持されるように
したことを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の自動販
売機の商品搬出装置は、まず、商品滑走板よりも上方の
商品収納室から販売指令により投出された商品は、商品
搬出通路内を落下し、商品搬出通路内に設けられた商品
滑走板の前下がり傾斜面上を滑落し、商品取出口へと導
かれる。一方、商品滑走板よりも下方に位置する商品収
納室から販売指令により投出された商品は、商品搬出通
路内を落下し商品搬出通路よりも下方で待機している商
品昇降バケット内へと入る。それから、商品昇降バケッ
トが商品を保持したまま商品搬出通路内を上昇するとと
もに商品滑走板が回避することにより、商品昇降バケッ
トはそれまで商品滑走板の位置していた商品取出口と対
向する高さまで上昇し、商品を商品取出口へと送出す
る。その後は商品昇降バケットが下降を行い最下点にて
停止する一方、商品滑走板が元の位置へ復元して1回の
搬出動作は終了する。
【0022】したがって、商品収納室の上下位置によ
り、商品滑走板より上方に収納された商品は商品昇降バ
ケットを使わず自然落下のみによる搬出方法とし、商品
滑走板より下方に収納された商品は商品昇降バケットに
て商品取出口の高さまで上昇させる搬出方法として2つ
の方法を使い分けるため、大型の商品は商品昇降バケッ
トを使わない上方の収納とすれば、商品昇降バケットの
小型化、薄型化が可能となる。よって、商品昇降バケッ
トと、その上下搬送の為の通路を商品搬出通路内に収め
ることができ、収納とは全く無関係な別の空間を新たに
設ける必要がないので、自動販売機本体を大型化せず商
品の収容効率を下げることなく、商品取出口を人の腰の
高さ辺り等の商品を取り出しやすい高さに保持すること
ができる。さらに、商品滑走板を適当な高さの位置に配
することにより、上方の商品収納室から投出される商品
についても落下時の衝撃をやわらげることができ、商品
の変形を防止することができる。
【0023】また、本発明の請求項2に記載の自動販売
機の商品搬出装置は、商品滑走板は商品昇降バケットの
上昇動作に連動するリンク機構にて回避するようにした
ので、商品滑走板や商品昇降バケット等、各動作のタイ
ミングを設定したり、また複雑な動きを必要とせず、シ
ンプル、コンパクトに搬送できる。
【0024】また、本発明の請求項3に記載の自動販売
機の商品搬出装置は、商品搬出通路の外側で任意の箇所
に固定された複数の摺動部保持部材と、摺動部保持部材
のそれぞれに遊嵌され上下に摺動自在な複数の摺動部
と、商品搬出通路の外側で任意の箇所に一端を回動自在
に軸支されたレバー部と、商品滑走板の任意の箇所に一
体形成され、一端を前記摺動部に回動自在に軸支されま
た他端を前記レバー部に回動自在に軸支され、摺動部側
の一端がレバー部側の他端よりも上方に位置する摺動部
レバー部連結部材とをリンク機構として備え、商品昇降
バケットの任意の箇所に一体形成されたレバー押し上げ
部が、商品昇降バケットが商品取出口と対向する高さま
で上昇する際に、レバー部を押し上げることにより商品
昇降バケットの上昇動作に連動してリンク機構が動作し
て商品滑走板が回避するようにしたので、商品滑走板や
商品昇降バケット等、各動作のタイミングを設定した
り、また複雑な動きを必要とせず、シンプル、コンパク
トに搬送できる。
【0025】また、本発明の請求項4に記載の自動販売
機の商品搬出装置は、レバー部の回動自在の自由端に軸
支された車部を備え、商品昇降バケットが商品取出口と
対向する高さまで上昇する際に、車部にてレバー押し上
げ部と転動当接するようにしたので、商品滑走板を回避
するリンク機構と商品昇降バケットとの連動動作性をよ
りスムーズにでき動作衝撃も軽減して、リンク機構や商
品昇降バケット各装置の動作寿命を高めるとともに各装
置連動動作音を軽減することができる。
【0026】また、本発明の請求項5に記載の自動販売
機の商品搬出装置は、一端を摺動部の任意の箇所に固定
し、他端を摺動部保持部材の任意の箇所に固定張架した
弾性手段を備え、前記摺動部を下方に付勢するようにし
たことにより、商品滑走板の待機時の姿勢を安定化して
商品の商品取出口への滑落に最適な傾斜を保つことがで
き、商品搬出通路内の商品滑走板から商品取出口への商
品搬出動作の確実性を確保することができる。
【0027】また、本発明の請求項6に記載の自動販売
機の商品搬出装置は、商品滑走板の商品取出口と対向す
る側にシール材を備えることによって、通常販売待機時
と、商品滑走板より上方の商品収納室から送出される商
品の搬出時、商品滑走板と商品取出口との間に隙間なき
ようシール材が挟持されるようにしたことにより、商品
滑走板と商品取出口との間でのひっかかりによる商品詰
まりを防止することができる。
【0028】(実施の形態1)以下、本発明の実施の形
態1における自動販売機の商品搬出装置について、図面
を参照しながら説明する。なお、従来と同一構成につい
ては、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
【0029】図1は本発明の実施の形態1による自動販
売機の商品搬出装置の要部外観斜視図、図2は同実施の
形態の自動販売機の商品搬出装置の配置を示す側面断面
図、図3は同実施の形態の自動販売機の商品搬出装置の
販売待機時の要部側面断面図、図4は同実施の形態の自
動販売機の商品搬出装置の商品滑走板回避動作を示す要
部側面断面図である。
【0030】同図において、14は商品収納室4の前方
に位置し、商品収納室4内から投出された商品5を上下
方向に導く商品搬出通路である。15は商品滑走板で、
上方から商品搬出通路14に導かれ落下してきた商品を
商品取出口3へと導くべく、商品取出口3と対向し商品
搬出通路14内に設けられ、所定の前下がり傾斜を持っ
て商品取出口3へと連絡し、販売待機している。16は
商品搬出通路14の外面の任意の箇所に固定された摺動
部保持部材で、その一面には上下方向に長い所定の大き
さの長穴17が形成されている。18は上下に長い突起
を一面に備えた摺動部突起側部で、摺動部保持部材16
の長穴17に突起を嵌通させて、摺動部保持部材16を
間に挟んで反対側に位置する摺動部非突起側部19と螺
着されている。この摺動部突起側部18と摺動部非突起
側部19とを合わせたものが摺動部20で、摺動部保持
部材16に対しその長穴17のストローク分だけ上下に
摺動自在である。
【0031】21は商品搬出通路14の外側で任意の箇
所に一端を回動自在に軸支されたレバー部で、回動支点
端よりも回動自由端が高くかつ前方に位置するように斜
めの角度で待機している。また22は商品滑走板15の
端部に一体形成された摺動部レバー部連結部材で、その
一端は摺動部20に回動自在に軸支されまた他端をレバ
ー部21に回動自在に軸支され、摺動部20側の一端が
レバー部21側の他端よりも上方かつ後方に位置してい
る。23はリンク機構で、摺動部20、レバー部21、
摺動部レバー部連結部材22とからなる。24はレバー
押し上げ部で商品昇降バケット10の一端でレバー部2
1側の方に一体形成されており、商品昇降バケット10
が商品取出口3と対向する高さまで上昇する際に、レバ
ー部21の回動自由端を押し上げてリンク機構23を動
作させるものである。
【0032】以上のように構成された自動販売機の商品
搬出装置について、以下その動作を説明する。
【0033】まず、商品滑走板15よりも上方の商品収
納室4から販売指令により投出された商品5は、商品搬
出通路14内を落下し商品滑走板15まで到達する。次
にこの商品5は商品滑走板15の前下がり傾斜により商
品搬出通路14内から対向する商品取出口3へと滑落
し、一回の搬出動作が終了する。
【0034】一方、商品滑走板15よりも下方の商品収
納室4から販売指令により投出された商品5は、商品搬
出通路14内を落下し最下段の商品収納室4よりも下方
にて待機する商品昇降バケット10内に入る。次に商品
昇降バケット10は商品5を保持したまま商品搬出通路
14内を上昇する。
【0035】その際、商品昇降バケット10が商品滑走
板15の待機している高さに到達する前の所定の高さに
て、商品昇降バケット10に一体形成され上方に延びた
レバー押し上げ部24が、レバー部21の回動自由端の
押し上げを開始する。押し上げにともないレバー部21
上の摺動部レバー部連結部材22との軸支部分は円弧軌
道上を上昇することで斜め後方へ上昇していく。この動
作により摺動部レバー部連結部材22の他端に軸支され
た摺動部20は摺動部保持部材16の長穴17に沿って
上方へスライド移動する。
【0036】その結果、摺動部レバー部連結部材22に
は前下がりの傾斜状態から、後方が上昇しながら前方が
奥へと引っ込む方向の回転力が作用する。よって摺動部
レバー部連結部材22を端部にて一体形成した商品滑走
板15も同様の回転移動を行い、前下がり傾斜の待機状
態から起立しながら奥へ引っ込み、商品搬出通路14の
外側(奥側)へと回避する。
【0037】その後さらに商品昇降バケット10は上昇
し、それまで商品滑走板15の位置していた商品取出口
3と対向する高さまで上昇して停止し、商品取出口3と
連絡する。そして商品5は商品昇降バケット10の底部
傾斜部12の傾斜により、商品取出口3へと滑落する。
その後は商品昇降バケット10が下降を行い最下点にて
停止する一方、レバー部21が押し上げ状態から解放さ
れるので、商品滑走板15が自重にて元の位置へ復元し
て1回の搬出動作は終了する。
【0038】以上のように本実施の形態の自動販売機の
商品搬出装置は、商品収納室4の上下位置により、商品
滑走板15より上方に収納された商品5は商品昇降バケ
ット10を使わず自然落下のみによる搬出方法とし、商
品滑走板15より下方に収納された商品5は商品滑走板
15が回避して開放した商品搬出通路14を、商品昇降
バケット10にて商品取出口3の高さまで上昇させる搬
出方法として2つの方法を使い分けるため、大型の商品
5は商品昇降バケット10を使わない上方の収納とすれ
ば、商品昇降バケット10の小型化、薄型化が可能とな
る。
【0039】よって、商品昇降バケット10と、その上
下搬送の為の通路を商品搬出通路14内に収めることが
でき、収納とは全く無関係な別の空間を新たに設ける必
要がないので、自動販売機本体1を大型化せず商品5の
収容効率を下げることなく、商品取出口3を人の腰の高
さ辺り等の商品5を取り出しやすい高さに保持すること
ができる。さらに、商品滑走板15を適当な高さの位置
に配することにより、上方の商品収納室4から投出され
る商品5についても落下時の衝撃をやわらげることがで
き、商品5の変形を防止することができる。
【0040】また、商品滑走板15は商品昇降バケット
10の上昇動作に連動するリンク機構23にて回避する
ようにしたので、商品滑走板15や商品昇降バケット1
0等、各動作のタイミングを設定したり、また複雑な動
きを必要とせず、シンプル、コンパクトに搬送できる。
【0041】(実施の形態2)次に、本発明の実施の形
態2における自動販売機の商品搬出装置について、図面
を参照しながら説明する。なお、実施の形態と同一構成
については、同一符号を付して詳細な説明は省略する。
【0042】図5は、本発明の実施の形態2による自動
販売機の商品搬出装置の要部外観斜視図、図6は同実施
の形態の自動販売機の商品搬出装置の販売待機時の要部
側面断面図、図7は同実施の形態の自動販売機の商品搬
出装置の商品滑走板回避動作を示す要部側面断面図であ
る。
【0043】同図において、25はレバー部21の回動
自在の自由端に軸支された車部である。
【0044】以上のように構成された自動販売機の商品
搬出装置について、以下その動作を説明する。
【0045】まず、商品滑走板15よりも上方の商品収
納室4から販売指令により投出された商品5の搬出動作
は実施例1と全く同様である。
【0046】また、商品滑走板15よりも下方の商品収
納室4から販売指令により投出された商品5の搬出動作
も、商品昇降バケット10の上昇までは実施例1と全く
同様である。次に商品昇降バケット10が上昇する際、
商品昇降バケット10が商品滑走板15の待機している
高さに到達する前の所定の高さにて、商品昇降バケット
10に一体形成され上方に延びたレバー押し上げ部24
が、レバー部21の回動自由端に軸支された車部25に
当接して、当接面上にて車部25を回転させるように上
昇することで滑らかにレバー部21の押し上げを開始す
る。押し上げにともないレバー部21上の摺動部レバー
部連結部材22との軸支部分は円弧軌道上を上昇するこ
とで斜め後方へ上昇していく。以下の動作は実施例1と
全く同様である。
【0047】以上のように本実施の形態の自動販売機の
商品搬出装置は、商品昇降バケット10の上昇時に商品
滑走板15が回避して通路を開放する際に、レバー押し
上げ部24がレバー部21を車部25を介して押し上げ
るようにしたので、車部25の回転によりレバー押し上
げ部24とレバー部21とが滑らかに連動し、商品滑走
板15を回避するリンク機構23と商品昇降バケット1
0との連動動作性をよりスムーズにできる。さらに、動
作衝撃も軽減して、リンク機構23や商品昇降バケット
10各装置の動作寿命を高めるとともに各装置連動動作
音を軽減することができる。
【0048】(実施の形態3)次に、本発明の実施の形
態3における自動販売機の商品搬出装置について、図面
を参照しながら説明する。なお、上述の実施の形態と同
一構成については、同一符号を付して詳細な説明は省略
する。
【0049】図8は本発明の実施の形態3による自動販
売機の商品搬出装置の要部外観斜視図、図9は同実施の
形態の自動販売機の商品搬出装置の販売待機時の要部側
面断面図、図10は同実施の形態の自動販売機の商品搬
出装置の商品滑走板回避動作を示す要部側面断面図であ
る。
【0050】同図において、26は弾性手段としてのス
プリングで、一端を摺動部20の任意の箇所に固定し、
他端を摺動部保持部材16の任意の箇所に固定張架し
て、摺動部を下方に付勢している。
【0051】以上のように構成された自動販売機の商品
搬出装置について、以下その動作を説明する。
【0052】まず、商品滑走板15よりも上方の商品収
納室4から販売指令により投出された商品5の搬出動作
は実施の形態1と全く同様である。
【0053】また、商品滑走板15よりも下方の商品収
納室4から販売指令により投出された商品5の搬出動作
も、商品昇降バケット10の上昇までは実施の形態1と
全く同様である。次に、商品昇降バケット10が商品滑
走板15の待機している高さに到達する前の所定の高さ
にて、商品昇降バケット10に一体形成され上方に延び
たレバー押し上げ部24が、レバー部21の回動自由端
の押し上げを開始する。
【0054】押し上げにともないレバー部21上の摺動
部レバー部連結部材22との軸支部分は円弧軌道上を上
昇することで斜め後方へ上昇していく。この動作により
摺動部レバー部連結部材22の他端に軸支された摺動部
20は摺動部保持部材16の長穴17に沿って上方へス
ライド移動する。その結果、摺動部レバー部連結部材2
2には前下がりの傾斜状態から、後方が上昇しながら前
方が奥へと引っ込む方向の回転力が作用する。
【0055】よって、摺動部レバー部連結部材22を端
部にて、一体形成した商品滑走板15も同様の回転移動
を行い、前下がり傾斜の待機状態から起立しながら奥へ
引っ込み、商品搬出通路14の外側(奥側)へと回避す
る。この時、摺動部20と摺動部保持部材16とに張架
されたスプリング26(弾性手段)は伸び、上昇してい
る摺動部20に作用している下方への付勢力は増加す
る。その後さらに商品昇降バケット10は上昇し、それ
まで商品滑走板15の位置していた商品取出口3と対向
する高さまで上昇して停止し、商品取出口3と連絡す
る。
【0056】そして、商品5は商品昇降バケット10の
底部傾斜部12の傾斜により、商品取出口3へと滑落す
る。その後は商品昇降バケット10が下降を行い最下点
にて停止する一方、レバー部21が押し上げ状態から解
放されると、摺動部20に働いているスプリング26
(弾性手段)の弾性力による下方への付勢力により摺動
部20が最下点まで下降し、商品滑走板15も連動して
元の位置へ復元して1回の搬出動作は終了する。
【0057】上記の全動作時、販売待機時を通じて、商
品昇降バケット10が上昇していない時は摺動部20に
働いているスプリング26(弾性手段)の弾性力による
下方への付勢力により、商品滑走板15の姿勢が安定し
た状態となっており、搬出動作時の振動はもちろん仮に
外部からの振動が働いても商品5は安定して搬出され
る。
【0058】以上のように本実施の形態の自動販売機の
商品搬出装置は、一端を摺動部20の任意の箇所に固定
し、他端を摺動部保持部材16の任意の箇所に固定張架
したスプリング26(弾性手段)を備え、摺動部20を
下方に付勢するようにしたことにより、商品滑走板15
の待機時の姿勢を安定化して商品の商品取出口3への滑
落に最適な傾斜を保つことができ、商品搬出通路14内
の商品滑走板15から商品取出口3への商品搬出動作の
確実性を確保することができる。
【0059】(実施の形態4)次に、本発明の実施の形
態4における自動販売機の商品搬出装置について、図面
を参照しながら説明する。なお、上述の実施の形態と同
一構成については、同一符号を付して詳細な説明は省略
する。
【0060】図11は、本発明の実施の形態4による自
動販売機の商品搬出装置の要部外観斜視図、図12は同
実施の形態の自動販売機の商品搬出装置の販売待機時の
要部側面断面図、図13は同実施の形態の自動販売機の
商品搬出装置の商品滑走板回避動作を示す要部側面断面
図である。
【0061】同図において、27は商品滑走板15の商
品取出口3と対向する面に設けたシール材で、販売待機
時と商品滑走板15より上方の商品収納室4から送出さ
れる商品5の搬出時は、商品滑走板15と商品取出口3
との間に隙間なきよう挟持、押圧されている。
【0062】以上のように構成された自動販売機の商品
搬出装置について、以下その動作を説明する。
【0063】まず、商品滑走板15よりも上方の商品収
納室4から販売指令により投出された商品5の搬出動作
は実施例1と全く同様であるが、その際、商品滑走板1
5と商品取出口3との間に隙間なきよう挟持されたシー
ル材27にて、商品5が前下がり傾斜の商品滑走板15
から商品取出口3へひっかかりや詰まりなく滑らかにす
べり落ちる。
【0064】次に、商品滑走板15よりも下方の商品収
納室4から販売指令により投出された商品5の搬出動作
も実施例1と全く同様であるが、商品昇降バケット10
の上昇時にいったん回避した商品滑走板15が元の位置
へと復元する際、商品滑走板15と商品取出口3との位
置関係がばらついても、シール材27にてばらつきを吸
収し両者を隙間なく連絡する。よって、以降の商品滑走
板15より上方の商品収納室4の商品5の搬出において
も、商品5が前下がり傾斜の商品滑走板15から商品取
出口3へひっかかりや詰まりなく滑らかにすべり落ち
る。
【0065】以上のように本実施の形態の自動販売機の
商品搬出装置は、商品滑走板15の商品取出口3と対向
する側にシール材27を備えることによって、販売待機
時と、商品滑走板15より上方の商品収納室4から送出
される商品5の搬出時、商品滑走板15と商品取出口3
との間に隙間なきようシール材が挟持、押圧されるよう
にしたことにより、商品滑走板と商品取出口との間での
ひっかかりによる商品詰まりを防止することができる。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、自動販売
機の本体内に設けられた複数の商品収納室と、自動販売
機の本体前面の前扉に設けられた商品取出口と、商品収
納室から投出される商品を上下方向に導く商品搬出通路
と、上方から商品搬出通路に導かれ落下してきた商品を
商品取出口へと導くべく、商品取出口と対向し商品搬出
通路内に設けられ、所定の前下がり傾斜を持って商品取
出口へと連絡する商品滑走板と、商品滑走板よりも下方
に位置する商品収納室から投出され商品搬出通路に導か
れ落下してきた商品を受け取り、商品を保持したまま商
品搬出通路内を通過して商品取出口と対向する高さまで
上昇し、商品取出口へと商品を送出する商品昇降バケッ
トとを備え、商品昇降バケットが商品取出口と対向する
高さまで上昇する際に、商品滑走板が回避し、商品昇降
バケットが商品取出口に確実に連絡できるように自動販
売機の商品搬出装置を構成するので、商品収納室の上下
位置により、商品滑走板より上方に収納された商品は商
品昇降バケットを使わず自然落下のみによる搬出方法と
し、商品滑走板より下方に収納された商品は商品滑走板
が回避して開放した商品搬出通路を、商品昇降バケット
にて商品取出口の高さまで上昇させる搬出方法として2
つの方法を使い分けるため、大型の商品は商品昇降バケ
ットを使わない上方の収納とすれば、商品昇降バケット
の小型化、薄型化が可能となる。よって、商品昇降バケ
ットと、その上下搬送の為の通路を商品搬出通路内に収
めることができ、収納とは全く無関係な別の空間を新た
に設ける必要がないので、自動販売機本体を大型化せず
商品の収容効率を下げることなく、商品取出口を人の腰
の高さ辺り等の商品を取り出しやすい高さに保持するこ
とができる。さらに、商品滑走板を適当な高さの位置に
配することにより、上方の商品収納室から投出される商
品についても落下時の衝撃をやわらげることができ、商
品を変形させずに販売することができる。
【0067】また、商品搬出通路の外側で任意の箇所に
固定された複数の摺動部保持部材と、摺動部保持部材の
それぞれに遊嵌され上下に摺動自在な摺動部と、商品搬
出通路の外側で任意の箇所に一端を回動自在に軸支さ
れ、回動支点端よりも回動自由端が高くなるように斜め
の角度で待機するレバー部と、商品滑走板の任意の箇所
に一体形成され、一端を摺動部に回動自在に軸支されま
た他端をレバー部に回動自在に軸支され、摺動部側の一
端がレバー部側の他端よりも上方に位置する摺動部レバ
ー部連結部材とをリンク機構として備え、商品昇降バケ
ットの任意の箇所に一体形成され、商品昇降バケットが
商品取出口と対向する高さまで上昇する際に、レバー部
を押し上げるレバー押し上げ部とを加えて備え、商品滑
走板が商品昇降バケットの上昇動作に連動するリンク機
構にて回避するようにしたことにより、商品滑走板や商
品昇降バケット等、各動作のタイミングを設定したり、
また複雑な動きを必要とせず、シンプル、コンパクトに
搬送できる。
【0068】また、レバー部は回動自在の自由端に軸支
された車部を加えて備え、商品昇降バケットの上昇時に
商品滑走板が回避して通路を開放する際に、レバー押し
上げ部がレバー部を車部を介して押し上げるようにした
ことにより、車部の回転によりレバー押し上げ部とレバ
ー部とが滑らかに連動し、商品滑走板を回避するリンク
機構と商品昇降バケットとの連動動作性をよりスムーズ
にできる。さらに、動作衝撃も軽減して、リンク機構や
商品昇降バケット各装置の動作寿命を高めるとともに各
装置連動動作音を軽減することができる。
【0069】また、一端を摺動部の任意の箇所に固定
し、他端を摺動部保持部材の任意の箇所に固定張架した
弾性手段を加えて備え、摺動部を下方に付勢するように
したことにより、商品滑走板の待機時の姿勢を安定化し
て商品の商品取出口への滑落に最適な傾斜を保つことが
でき、商品搬出通路内の商品滑走板から商品取出口への
商品搬出動作の確実性を確保することができる。
【0070】また、商品滑走板は商品取出口と対向する
側にシール材を加えて備え、販売待機時と商品滑走板よ
り上方の商品収納室から送出される商品の搬出時は、商
品滑走板と商品取出口との間に隙間なきようシール材が
挟持されるようにしたことにより、商品滑走板と商品取
出口との間でのひっかかりによる商品詰まりを防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自動販売機の商品搬出装置の実施
の形態1の要部外観斜視図
【図2】同実施の形態の自動販売機の商品搬出装置の配
置を示す側面断面図
【図3】同実施の形態の自動販売機の商品搬出装置の販
売待機時の要部側面断面図
【図4】同実施の形態の自動販売機の商品搬出装置の商
品滑走板回避動作を示す要部側面断面図
【図5】本発明による自動販売機の商品搬出装置の実施
の形態2の要部外観斜視図
【図6】同実施の形態の自動販売機の商品搬出装置の販
売待機時の要部側面断面図
【図7】同実施の形態の自動販売機の商品搬出装置の商
品滑走板回避動作を示す要部側面断面図
【図8】本発明による自動販売機の商品搬出装置の実施
の形態3の要部外観斜視図
【図9】同実施の形態の自動販売機の商品搬出装置の販
売待機時の要部側面断面図
【図10】同実施の形態の自動販売機の商品搬出装置の
商品滑走板回避動作を示す要部側面断面図
【図11】本発明による自動販売機の商品搬出装置の実
施の形態4の要部外観斜視図
【図12】同実施の形態の自動販売機の商品搬出装置の
販売待機時の要部側面断面図
【図13】同実施の形態の自動販売機の商品搬出装置の
商品滑走板回避動作を示す要部側面断面図
【図14】従来の自動販売機の商品搬出装置の配置を示
す側面断面図
【符号の説明】
3 商品取出口 4 商品収納室 10 商品昇降バケット 14 商品搬出通路 15 商品滑走板 16 摺動部保持部材 20 摺動部 21 レバー部 22 摺動部レバー部連結部材 23 リンク機構 24 レバー押し上げ部 25 車部 26 スプリング(弾性手段) 27 シール材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G07F 11/00 - 11/72

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動販売機の本体内に設けられた複数の
    商品収納室と、自動販売機の本体前面の前扉に設けられ
    た商品取出口と、前記商品収納室から投出される商品を
    上下方向に導く商品搬出通路と、上方から前記商品搬出
    通路に導かれ落下してきた商品を前記商品取出口へと導
    くべく、前記商品取出口と対向し前記商品搬出通路内に
    設けられ、所定の前下がり傾斜を持って前記商品取出口
    へと連絡する商品滑走板と、前記商品滑走板よりも下方
    に位置する前記商品収納室から投出され前記商品搬出通
    路に導かれ落下してきた商品を受け取り、商品を保持し
    たまま前記商品搬出通路内を通過して前記商品取出口と
    対向する高さまで上昇し、前記商品取出口へと商品を送
    出する商品昇降バケットとを備え、前記商品昇降バケッ
    トが前記商品取出口と対向する高さまで上昇する際に、
    前記商品滑走板が回避し、前記商品昇降バケットが前記
    商品取出口に確実に連絡できるようにした自動販売機の
    商品搬出装置。
  2. 【請求項2】 商品滑走板は前記商品昇降バケットの上
    昇動作に連動するリンク機構にて回避するようにした請
    求項1記載の自動販売機の商品搬出装置。
  3. 【請求項3】 商品搬出通路の外側で任意の箇所に固定
    された複数の摺動部保持部材と、前記摺動部保持部材の
    それぞれに遊嵌され上下に摺動自在な摺動部と、前記商
    品搬出通路の外側で任意の箇所に一端を回動自在に軸支
    され、回動支点端よりも回動自由端が高くなるように斜
    めの角度で待機するレバー部と、前記商品滑走板の任意
    の箇所に一体形成され、一端を前記摺動部に回動自在に
    軸支されまた他端を前記レバー部に回動自在に軸支さ
    れ、前記摺動部側の一端が前記レバー部側の他端よりも
    上方に位置する摺動部レバー部連結部材とを前記リンク
    機構として備え、前記商品昇降バケットの任意の箇所に
    一体形成され、前記商品昇降バケットが前記商品取出口
    と対向する高さまで上昇する際に、前記レバー部を押し
    上げるレバー押し上げ部とを備えた請求項2記載の自動
    販売機の商品搬出装置。
  4. 【請求項4】 レバー部は回動自在の自由端に軸支され
    た車部を備え、商品昇降バケットが前記商品取出口と対
    向する高さまで上昇する際に、前記車部にて前記レバー
    押し上げ部と転動当接するようにした請求項3記載の自
    動販売機の商品搬出装置。
  5. 【請求項5】 一端を前記摺動部の任意の箇所に固定
    し、他端を前記摺動部保持部材の任意の箇所に固定張架
    した弾性手段を備え、前記摺動部を下方に付勢するよう
    にした請求項3記載の自動販売機の商品搬出装置。
  6. 【請求項6】 商品滑走板は前記商品取出口と対向する
    側にシール材を備え、通常販売待機時と前記商品滑走板
    より上方の前記商品収納室から送出される商品の搬出時
    は、前記商品滑走板と前記商品取出口との間に隙間なき
    よう前記シール材が挟持されるようにした請求項3記載
    の自動販売機の商品搬出装置。
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