JPH0293786A - 自動販売機の商品昇降装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、商品載置台が、商品排出位置とそれに対して
上下方向に離れた商品受取位置とに亘って昇降操作自在
に設けられた自動販売機の商品昇降装置に関する。

〔従来の技術〕

従来、この種の自動販売機の商品昇降装置においては、
例えば、特開昭６１−１３１１９１号公報で開示されて
いるように、商品載置台の載置面が排出位置以外では水
平面となり、且つ、排出位置では傾斜面となるように、
商品載置台の姿勢変更を行うことにより、載置商品を排
出させる手段が用いられていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記従来技術においては、商品載置台を姿勢変更させる
ために、商品載置台の支持構造が複雑になる不利があっ
た。

本発明の目的は、上述した従来欠点を解消する点にある
。

〔課題を解決するための手段〕

上記の目的を達成するため本発明による自動販売機の商
品昇降装置は、前記商品載置台の載置面が、前記商品排
出位置にて載置商品を自重落下移動により排出すべく傾
斜面に形成され、前記載置商品の自重落下移動を規制す
るストッパーが、前記商品載置台に開閉自在に取付けら
れ前記ストッパーの開放側への移動のみを受止め阻止す
る受止め体が、前記商品排出位置以外の昇降径路部分に
沿って設けられていることを特徴とする。

〔作　用〕

商品受取位置で商品を受取った商品載置台は、商品排出
位置へ向かって移動する。商品排出位置までの昇降径路
では、商品載置台と一体昇降するストッパーによって載
置商品の自重落下が防止される。商品載置台が商品排出
位置に達するとストッパーが開放されて載置商品が自重
落下し、もって排出されることになる。

〔発明の効果〕

本発明による自動販売機の商品昇降装置においては、載
置台が傾斜面に形成され、且つ、載置商品の落下移動を
防止するストッパーを設けることにより、商品載置台を
姿勢変更させる必要がないようにするので、商品載置台
の支持構造を簡単にすることができる。又、ストッパー
を載置台と一体昇降させているので商品とストッパーが
摺動せず、例えばストッパーを商品載置台の昇降径路に
沿って固定設置するに較べて、商品の外面を傷付ける虞
が少ない。

また、ストッパーは商品載置台に取付けられるものであ
るから、例えば昇降径路にストッパーの開放側および閉
じ側のいずれの移動をも規制する案内支持構造を設けて
、ストッパーを商品載置台にて係止させながら移動させ
る構造を採用するに較べて、−層簡素な構造にすること
ができる。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第３図に缶やピン等の商品（Ｓ）を販売する自動販売機
が示されている。この自動販売機の内部に、商品（Ｓ）
を収納する収納棚（１）が上下複数段に設けられ、これ
ら収納棚（１）のうちの所定の収納棚（１）から送り出
された商品（Ｓ）を載置する商品載置台（２）が上下方
向に昇降操作自在に設けられ、この商品載置台（２）を
昇降させる駆動機構（３）が設けられると共に、前記商
品載置台（２）に載置された商品（Ｓ）を商品排出口（
４）へ送り出すように構成されている。

前記収納棚（１）　は、ベルトコンベアで成り、このベ
ルトコンベア（１）には、それを駆動する第１電動モー
タ（図示せず）が付設されている。

前記商品載置台（２）は、無端チェーン（６）に係止さ
れ、この無端チェーン（６）と前記駆動機構としての第
２電動モータ（３）とが連動連結されており、この第２
電動モータ（３）の正逆転により商品載置台（２）を昇
降操作可能に構成されている。

前記商品載置台（２）の載置面は、前記商品排出口（４
）に対応する商品排出位置において載置商品（Ｓ）を自
重落下移動にて排出すべく、傾斜面に形成されている。

なお、前記載置台には商品（Ｓ）が落下する方向に垂直
な水平軸芯周りで回転自在なローラ（９）が並設されて
いる。（第１図参照） 又、商品排出位置以外の昇降径路部分において載置商品
（Ｓ）の自重落下移動を規制し、且つ、前記商品排出位
置にて規制を解除するストッパー（５）が設けられてい
る。

前記ストッパー（５）について第１図及び第２図を参照
しながら説明を加えると、前記商品載置台（２）の傾斜
面下部の左右両側部に一対のブラケット（７）を立設さ
せる。その一対のブラケット（７）の間に前記ストッパ
ー（５）の上部を水平軸芯（Ｑｌ）周りに揺動自在に架
は渡している。

つまり、前記ストッパー（５）は前記商品載置台（２）
に開閉自在に取り付けられている。

そして、前記商品排出位置以外の昇降径路部に沿って前
記ストッパー（５）の開放側への移動のみを受は止め阻
止する受止め体（８）が設けられている。

すなわち、載置商品（Ｓ）は前記商品排出位置以外の昇
降径路部分において自重落下移動を前記ストッパー（５
）によって規制され、前記商品排出位置において前記ス
トッパー（５）を自重によって開放させながら、落下移
動し排出されるようになっている。尚、第２図中（Ｔ）
　は、揺動開放自在で且つ閉じ側に復帰付勢された商品
受止め具である。

次に、商品（Ｓ）が選択されてから商品排出口（４）に
払い出されるまでの動作について説明する。

先ず、購入者が硬貨や紙幣等を自動販売機に投入した後
、所定の商品（Ｓ）を選択すると、この選択された商品
（Ｓ）のある収納棚（１）の位置まで商品載置台（２）
を第２電動モータ（３）によって移動させる。そして、
この商品載置台（２）に前記商品（Ｓ）が第１電動モー
タの駆動によって送り出されると、前記商品載置台（２
）は第２電動モータ（３）によって商品排出口（４）に
対応する商品排出位置まで移動される。商品（Ｓ）は、
商品載置台（２）に載置されてから商品排出位置に達す
るまでの昇降径路部分においては前記ストッパー（５）
によって自重落下移動を規制されている。しかし、前記
ストッパー（５）は商品排出位置では前記受止め体（８
）がないため開放される。そのため載置商品（Ｓ）　　
は前記排出口（４）に自重落下することになる。もって
払出しが終了するのである。なお、払出し終了後、スト
ッパー（５）は自重により原位置（Ｙｌ）に復帰して商
品載置台（２）が商品排出位置から移動することが可能
になる。

〔別実施例〕

上記実施例では、ストッパー（５）の上端側を枢支する
ようにしていたが、第４図に示すようにストッパー（５
）の下端側を枢支するようにしてもよい。その場合、た
とえばバネ（１０）によって載置商品排出後ストッパー
（５）を原位置（Ｙｌ）に復帰させるようにすることが
望ましい。

又、リミットスイッチ等を設けてストッパー（５）の開
閉状態を確認しながら商品載置台（２）を昇降させるよ
うにしてもよい。

商品載置台（２）の具体構成等、各部の具体構成は、対
象とする商品（Ｓ）に合わせて各種変更できる。

尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明に係る自動販売機の商品昇降装置の実施例
を示し、第１図は要部の側面図、第２図は同平面図、第
３図は自動販売機の概略正面図、第４図は別実施例を示
す要部の側面図である。 （２）・・・・・・商品載置台、（５）・・・・・・ス
トッパー（８）・・・・・・受止め体。 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 商品載置台（２）が、商品排出位置とそれに対して上下
   方向に離れた商品受取位置とに亘って昇降操作自在に設
   けられた自動販売機の商品昇降装置であって、前記商品
   載置台（２）の載置面が、前記商品排出位置にて載置商
   品（Ｓ）を自重落下移動により排出すべく傾斜面に形成
   され、前記載置商品（Ｓ）の自重落下移動を規制するス
   トッパー（５）が、前記商品載置台（２）に開閉自在に
   取付けられ、前記ストッパー（５）の開放側への移動の
   みを受止め阻止する受止め体（８）が、前記商品排出位
   置以外の昇降径路部分に沿って設けられている自動販売
   機の商品昇降装置。