JPH1169738A - ステータ巻線方法、ステータ巻線装置及びステータコア - Google Patents

ステータ巻線方法、ステータ巻線装置及びステータコア

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JPH1169738A
JPH1169738A JP21198997A JP21198997A JPH1169738A JP H1169738 A JPH1169738 A JP H1169738A JP 21198997 A JP21198997 A JP 21198997A JP 21198997 A JP21198997 A JP 21198997A JP H1169738 A JPH1169738 A JP H1169738A
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stator
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teeth
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俊明 村上
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Abstract

(57)【要約】 【課題】巻線を太径化してもステータコアが支持部から
脱落しないようにすることができるステータコア巻線方
法を提供すること。を提供すること。 【解決手段】複数個のティース22と、これらティース
22間の接続を行うバックヨーク21とで形成されたス
テータコア20の各ティース22に巻線24を捲回して
コイルを形成するステータ巻線方法において、ステータ
コア20をその軸方向への移動を規制するとともに、ス
テータコア20を軸方向に交差する方向で、かつ、巻線
の捲回方向Pに沿った方向への移動をステータコア20
に形成された凹部21a,23aに係合することで、巻
線24の捲回方向Pに沿った方向への移動を規制しなが
ら巻線24を捲回するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数個のティース
と、これらティース間の接続を行うバックヨークとで形
成されたステータコアの各ティースに巻線を捲回しコイ
ルを形成するためのステータ巻線方法ステータ巻線装
置、ステータコアに関する。
【0002】
【従来の技術】図11は、例えばインナーロータタイプ
のブラシレスDCモータに組込まれたステータ10を示
す正面図である。ステータ10は、ステータコア11と
コイル12とから構成されている。ステータコア11
は、環状に形成されたバックヨーク11aと、このバッ
クヨーク11aの内周側に延出された複数のティース1
1bとを備えている。また、コイル12は、ティース1
1bに巻線12Aを捲回することで形成されている。な
お、図11中13はロータを示している。
【0003】一方、図12はステータコア11を形成す
る抜き板11Aを示す平面図である。すなわち、ステー
タコア11は抜き板11Aを復数枚積層したものを環状
に折り曲げて形成されている。
【0004】なお、このようなステータコア11に巻線
12Aを捲回する際には、図13の(a)に示すよう
に、ステータコア11を環状に折り曲げる前の段階で行
うことにより捲回作業が容易となる。このとき、ステー
タコア11を固定治具14に固定し、捲回作業を行うよ
うにしていた。なお、図13中16は巻線12Aを連続
的に供給するノズルを示している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のステー
タコア巻線方法では、次のような問題があった。すなわ
ち、ティース11bに巻線12Aを捲回しようとする
と、図13中矢印P方向の力が加わる。このため、図1
3の(b)に示すようにステータコア11には矢印Q方
向の力が加わり、固定治具14から外れてしまうことが
あった。このため、捲回時にかかる力を弱くするために
巻線12Aを細径化したり、一度に捲回するティース1
1bの数を減らす必要があった。このため、巻線ターン
数や接続箇所の増加となり、工数増加や信頼性の低下を
生じる虞があった。
【0006】そこで本発明は、巻線を太径化してもステ
ータコアが支持部から脱落しないようにすることができ
るステータコア巻線方法、ステータコア巻線装置及びス
テータコアを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し目的を
達成するために、請求項1に記載された発明は、複数個
のティースと、これらティース間の接続を行うバックヨ
ークとで形成されたステータコアの各ティースに巻線を
捲回してコイルを形成するステータ巻線方法において、
上記ステータコアをその軸方向への移動を規制するとと
もに、上記ステータコアを上記軸方向に交差する方向
で、かつ、上記巻線の捲回方向に沿った方向への移動を
上記ステータコアに形成された係合部に係合すること
で、上記巻線の捲回方向に沿った方向への移動を規制し
ながら上記巻線を捲回するようにした。
【0008】請求項2に記載された発明は、複数個のテ
ィースと、これらティース間の接続を行うバックヨーク
とで形成されたステータコアの各ティースに巻線を捲回
してコイルを形成するステータ巻線装置において、上記
ステータコアをその軸方向への移動を規制して支持する
第1支持部と、上記ステータコアを上記軸方向に交差す
る方向で、かつ、上記巻線の捲回方向に沿った方向への
移動を規制して支持する第2支持部とを備えるようにし
た。
【0009】請求項3に記載された発明は、請求項2に
記載された発明において、上記第2支持部は、上記バッ
クヨークの背面側に沿って形成されたベースと、このベ
ースに形成され、上記バックヨークに形成された係合部
に係合する係合部とを備えていることとした。
【0010】請求項4に記載された発明は、請求項3に
記載された発明において、上記係合部は、上記ティース
に対応する部位に凹部状に形成されているようにした。
請求項5に記載された発明は、帯状に形成された部材を
環状に折り曲げて形成されたバックヨークと、このバッ
クヨークの内径側に延出して形成され、巻線が捲回され
る複数個のティースとを備え、上記バックヨークの外径
側に凸部または凹部の少なくとも一方が形成されている
ようにした。
【0011】上記手段を講じた結果、次のような作用が
生じる。すなわち、請求項1に記載された発明では、ス
テータコアに形成された係合部に係合することで、巻線
の捲回方向に沿った方向への移動を規制しながら巻線を
捲回するようにしたので、ステータコアが位置ずれを起
こすことがない。
【0012】請求項2に記載された発明では、第1支持
部によりステータコアをその軸方向への移動を規制して
支持し、第2支持部によりステータコアを軸方向に交差
する方向で、かつ、巻線の捲回方向に沿った方向への移
動を規制して支持するようにしたので巻線捲回時の位置
ずれの発生を防止することができる。
【0013】請求項3に記載された発明では、第2支持
部は、バックヨークの背面側に沿って形成されたベース
と、このベースに形成され、バックヨークに形成された
係合部に係合する係合部とを備えているので、確実に位
置ずれの発生を防止することができる。
【0014】請求項4に記載された発明では、バックヨ
ークのティースに対応する部位に凹部を形成することに
より、磁路の確保が容易となり、特性の影響を少なくす
ることができる。
【0015】請求項5に記載された発明では、帯状に形
成された部材を環状に折り曲げて形成されたバックヨー
クと、このバックヨークの内径側に延出して形成され、
巻線が捲回される複数個のティースとを備え、バックヨ
ークの外径側に凸部または凹部の少なくとも一方が形成
されているようにしたので、ティースに巻線を捲回する
際にバックヨークを支持部に係合させることができ、捲
回方向への位置ずれを防止することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1の実施の形態
に係るステータコア20をステータ巻線装置30の固定
治具40に取り付けた状態を示す断面図である。ステー
タコア20は、帯状に形成されたバックヨーク21と、
このバックヨーク21の内周側に延出された複数のティ
ース22とを備えている。バックヨーク21のうちティ
ース相互間はV字状の切り込みを有する折曲部23が形
成されている。バックヨーク21の外周側のティース2
2に対向する位置には凹部21aが形成され、折曲部2
3の外周側には凹部23aが形成されている。なお、ス
テータコア20は図2に示すような抜き板20Aを複数
枚積層して形成されている。なお、図1中24は巻線を
示している。
【0017】ステータ巻線装置30は、ステータコア2
0を支持する固定治具(第1及び第2の支持部)40
と、巻線24を供給するとともにティース22への捲回
を行う巻線機構50とを備えている。
【0018】固定治具40は、バックヨーク21の外周
側に沿うような円弧状に形成されたベース41と、バッ
クヨーク21を抜き板20Aの積層方向から挟んで固定
するクランプ(不図示)とを備え、ベース41には上述
した凹部21a,23aにそれぞれ係合する凸部42
a,42bが形成されている。
【0019】巻線機構50は、巻線24を供給するノズ
ル51と、このノズル51をティース22回りに移動
し、かつ、所定の張力で巻線24がティース22に捲回
されるように移動するノズル駆動機構52とを備えてい
る。
【0020】このように構成されたステータ巻線装置3
0では、固定治具40にステータコア20を取り付け、
クランプにより抜き板20Aの積層方向に挟み込むとと
もにステータコア20の凹部21a,23aにベース4
1の凸部42a,42bを係合させて固定する。そし
て、巻線機構50のノズル51から巻線24を連続的に
供給しながらノズル駆動機構52を旋回運動させる。こ
れにより、巻線24がティース22に捲回されてゆく。
【0021】このとき、例えば捲回方向が図1中矢印R
方向であるときには、ステータコア20には図1中S方
向に力が加わることとなる。しかし、凹部21a,23
aにベース41の凸部42a,42bが係合しているの
で、ステータコア20が固定治具40から位置ずれを起
こすことがない。
【0022】したがって、ステータコア20及びステー
タ巻線装置30を用いることにより、ステータコア20
に巻線24の捲回方向に大きな力が加わってもステータ
コア20が固定治具40から脱落しないので、巻線24
を太径化し、かつ、複数のティース22に同時に巻線2
4を捲回させることができる。これにより巻線ターン数
や接続箇所を減少させることができ、工数を低下させ、
信頼性を高めることができる。
【0023】また、ティース22に対応する部位に凹部
41aが形成されているので、磁路の確保がしやすく、
特性の影響が少ない。図3の(a)〜(j)は、第1の
実施の形態に係るステータコア20の変形例を示す図で
ある。すなわち、図3の(a),(c),(e),
(g),(i)は凹部21aの代わりにそれぞれ凹部2
1b,21c,21d,21e,21fを設けた例であ
る。また、図3の(b),(d),(f),(h),
(j)は凹部23aの代わりにそれぞれ凹部23b,2
3c,23d,23e,23fを設けた例である。この
ように構成した場合でも上述した第1の実施の形態と同
様の効果を得ることができる。
【0024】図4は本発明の第2の実施の形態に係るス
テータコア60を固定治具40に取り付けた状態を示す
断面図である。なお、図4において図1と同一機能部分
には同一符号を付した。本第2の実施の形態では、上述
した第1の実施の形態に係るステータコア20から凹部
21aを除いた形状となっている。この場合でも上述し
た第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0025】なお、ステータコア60においても凹部2
3aの代わりに凹部23b,23c,23d,23e,
23fのように形成してもよい。図5は本発明の第3の
実施の形態に係るステータコア61を固定治具40に取
り付けた状態を示す断面図である。なお、図5において
図1と同一機能部分には同一符号を付した。本第3の実
施の形態では、上述した第1の実施の形態に係るステー
タコア20から凹部23aを除いた形状となっている。
この場合でも上述した第1の実施の形態と同様の効果を
得ることができる。
【0026】なお、ステータコア61においても凹部2
1aの代わりに凹部21b,21c,21d,21e,
21fのように形成してもよい。図6は本発明の第4の
実施の形態に係るステータコア70を固定治具80に取
り付けた状態を示す断面図である。ステータコア70
は、帯状に形成されたバックヨーク71と、このバック
ヨーク71の内周側に延出された複数のティース72と
を備えている。バックヨーク71のうちティース相互間
はV字状の切り込みを有する折曲部73が形成されてい
る。バックヨーク71の外周側のティース72に対向す
る位置には凸部71aが形成され、折曲部73の外周側
には凸部73aが形成されている。
【0027】固定治具80は、バックヨーク71の外周
側に沿うような円弧状に形成されたベース81と、バッ
クヨーク71を抜き板の積層方向から挟んで固定するク
ランプ(不図示)とを備え、ベース81には上述した凸
部71a,73aにそれぞれ係合する凹部82a,82
bが形成されている。
【0028】本第4の実施の形態においても上述した第
1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。図7
の(a)〜(j)は、第4の実施の形態に係るステータ
コア70の変形例を示す図である。すなわち、図7の
(a),(c),(e),(g),(i)は凸部71a
の代わりにそれぞれ凸部71b,71c,71d,71
e,71fを設けた例である。また、図7の(b),
(d),(f),(h),(j)は凸部73aの代わり
にそれぞれ凸部73b,73c,73d,73e,73
fを設けた例である。このように構成した場合でも上述
した第4の実施の形態と同様の効果を得ることができ
る。
【0029】図8は本発明の第5の実施の形態に係るス
テータコア90を固定治具80に取り付けた状態を示す
断面図である。なお、図8において図6と同一機能部分
には同一符号を付した。本第5の実施の形態では、上述
した第4の実施の形態に係るステータコア70から凸部
71aを除いた形状となっている。この場合でも上述し
た第4の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0030】なお、ステータコア90においても凸部7
3aの代わりに図7に示す凸部73b,73c,73
d,73e,73fのように形成してもよい。図9は本
発明の第6の実施の形態に係るステータコア91を固定
治具80に取り付けた状態を示す断面図である。なお、
図9において図6と同一機能部分には同一符号を付し
た。本第6の実施の形態では、上述した第4の実施の形
態に係るステータコア70から凸部73aを除いた形状
となっている。この場合でも上述した第4の実施の形態
と同様の効果を得ることができる。
【0031】なお、ステータコア91においても凸部7
1aの代わりに図7に示す凸部71b,71c,71
d,71e,71fのように形成してもよい。図10は
本発明の第7の実施の形態に係るステータコア100を
固定治具110に取り付けた状態を示す断面図である。
ステータコア100は、帯状に形成されたバックヨーク
101と、このバックヨーク101の内周側に延出され
た複数のティース102とを備えている。バックヨーク
101のうちティース相互間はV字状の切り込みを有す
る折曲部103が形成されている。バックヨーク101
の外周側のティース102に対向する位置には凸部10
1aが形成され、折曲部103の外周側には凹部103
aが形成されている。
【0032】固定治具110は、バックヨーク101の
外周側に沿うような円弧状に形成されたベース111
と、バックヨーク101を抜き板の積層方向から挟んで
固定するクランプ(不図示)とを備え、ベース111に
は上述した凸部101aに係合する凹部112a、凹部
103aに係合する凸部112bが形成されている。
【0033】本第7の実施の形態においても上述した第
1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。な
お、本発明は前記実施の形態に限定されるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能
であるのは勿論である。
【0034】
【発明の効果】請求項1に記載された発明によれば、ス
テータコアに形成された係合部に係合することで、巻線
の捲回方向に沿った方向への移動を規制しながら巻線を
捲回するようにしたので、ステータコアが位置ずれを起
こすことがない。
【0035】請求項2に記載された発明によれば、第1
支持部によりステータコアをその軸方向への移動を規制
して支持し、第2支持部によりステータコアを軸方向に
交差する方向で、かつ、巻線の捲回方向に沿った方向へ
の移動を規制して支持するようにしたので巻線捲回時の
位置ずれの発生を防止することができる。
【0036】請求項3に記載された発明によれば、第2
支持部は、バックヨークの背面側に沿って形成されたベ
ースと、このベースに形成され、バックヨークに形成さ
れた係合部に係合する係合部とを備えているので、確実
に位置ずれの発生を防止することができる。
【0037】請求項4に記載された発明によれば、バッ
クヨークのティースに対応する部位に凹部を形成するこ
とにより、磁路の確保が容易となり、特性の影響を少な
くすることができる。
【0038】請求項5に記載された発明によれば、帯状
に形成された部材を環状に折り曲げて形成されたバック
ヨークと、このバックヨークの内径側に延出して形成さ
れ、巻線が捲回される複数個のティースとを備え、バッ
クヨークの外径側に凸部または凹部の少なくとも一方が
形成されているようにしたので、ティースに巻線を捲回
する際にバックヨークを支持部に係合させることがで
き、捲回方向への位置ずれを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るステータコア
を固定治具に取り付けた状態を示す断面図。
【図2】同ステータコアを構成する抜き板を示す平面
図。
【図3】同ステータコアの変形例を示す図。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係るステータコア
を固定治具に取り付けた状態を示す断面図。
【図5】本発明の第3の実施の形態に係るステータコア
を固定治具に取り付けた状態を示す断面図。
【図6】本発明の第4の実施の形態に係るステータコア
を固定治具に取り付けた状態を示す断面図。
【図7】同ステータコアの変形例を示す図。
【図8】本発明の第5の実施の形態に係るステータコア
を固定治具に取り付けた状態を示す断面図。
【図9】本発明の第6の実施の形態に係るステータコア
を固定治具に取り付けた状態を示す断面図。
【図10】本発明の第7の実施の形態に係るステータコ
アを固定治具に取り付けた状態を示す断面図。
【図11】従来のモータのステータを示す正面図。
【図12】従来のステータコアを構成する抜き板を示す
図。
【図13】従来のステータコアを従来の固定治具に取り
付けた状態を示す断面図。
【符号の説明】
20,60,61,90,91,100…ステータコア 21,71,101…バックヨーク 22,72,102…ティース 23,73,103…折曲部 24…巻線 30…ステータ巻線装置 40,80,110…固定治具

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数個のティースと、これらティース間の
    接続を行うバックヨークとで形成されたステータコアの
    各ティースに巻線を捲回してコイルを形成するステータ
    巻線方法において、 上記ステータコアをその軸方向への移動を規制するとと
    もに、上記ステータコアを上記軸方向に交差する方向
    で、かつ、上記巻線の捲回方向に沿った方向への移動を
    上記ステータコアに形成された係合部に係合すること
    で、上記巻線の捲回方向に沿った方向への移動を規制し
    ながら上記巻線を捲回することを特徴とするステータ巻
    線方法。
  2. 【請求項2】複数個のティースと、これらティース間の
    接続を行うバックヨークとで形成されたステータコアの
    各ティースに巻線を捲回してコイルを形成するステータ
    巻線装置において、 上記ステータコアをその軸方向への移動を規制して支持
    する第1支持部と、 上記ステータコアを上記軸方向に交差する方向で、か
    つ、上記巻線の捲回方向に沿った方向への移動を規制し
    て支持する第2支持部とを備えていることを特徴とする
    ステータ巻線装置。
  3. 【請求項3】上記第2支持部は、上記バックヨークの背
    面側に沿って形成されたベースと、 このベースに形成され、上記バックヨークに形成された
    係合部に係合する係合部とを備えていることを特徴とす
    る請求項2に記載のステータ巻線装置。
  4. 【請求項4】上記係合部は、上記ティースに対応する部
    位に凹部状に形成されていることを特徴とする請求項3
    に記載のステータ巻線装置。
  5. 【請求項5】帯状に形成された部材を環状に折り曲げて
    形成されたバックヨークと、 このバックヨークの内径側に延出して形成され、巻線が
    捲回される複数個のティースとを備え、 上記バックヨークの外径側に凸部または凹部の少なくと
    も一方が形成されていることを特徴とするステータコ
    ア。
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