JP4077687B2 - 回転電機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、電動モータや発電機等の回転電機に関し、一層詳細には、ステータを構成するコイルが巻回された複数のボビンが内部に環状に配設される回転電機に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、ステータを有する回転電機において、装置の小型化やモータ特性の高効率化等の要請により、ボビンに巻回されるコイルのコイル占積率を増大させる傾向にある。そこで、コイル占積率を増大させるために、内コアに設けられた磁極片にボビンを介してコイルを集中巻きする方式が採用されている。
【0003】
そして、前記コイルを集中巻きする方式では、絶縁材料からなるボビンにコイルを巻回し、コイルが巻回された前記ボビンを内コアの磁極片に装着した後、前記内コアを外コアの内部に嵌合することにより、コイルの占積率を増大させることができるとともに、コイルの巻回作業を簡便に行うことができる。
【0004】
また、作業者がコイルをボビンに巻回した後、巻回されたコイルが緩まないようにテープや接着剤等を用いてコイルの端部を固定している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来技術に係るステータを有する回転電機においては、ボビンに巻回されるコイルのコイル占積率を増大させるにしたがって、前記ボビンに巻回されるコイル量が増大するため前記コイルが膨らんで、ボビンが半径外方向に変位する。そのため、複数のボビンを外コアの内部へと嵌合する際の組付作業性が低下するという不具合がある。
【0006】
また、前記コイルのコイル占積率を増大させるほどコイル量が増大するため、前記ボビンに巻回されたコイルと、隣接するボビンに巻回されたコイルとの離間距離が小さくなる。その結果、接近したコイル同士が互いに接触する可能性がある。そして、コイル同士が接触した場合、振動等の影響によってコイル同士が擦れ、前記コイルの表面の絶縁被膜が剥離する懸念がある。
【0007】
さらに、コイルをボビンに巻回した後にテープや接着剤等を用いてコイルを固定するという作業が煩雑であるという問題がある。
【0008】
本発明は、前記の種々の不具合等を考慮してなされたものであり、コイルが巻回された場合においてもボビンが半径外方向に変位することがなく、且つ隣接するボビンのコイルとの接触を防止して前記ボビンの組付作業性を向上させることが可能なステータを有する回転電機を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成するために、本発明は、ステータとロータとを含む回転電機において、
前記ステータは、インナーコアに設けられる複数の磁極体に絶縁材料からなるボビンを介してコイルが巻回され、前記ボビンが装着された前記インナーコアが環状のアウターコアに嵌合され、
前記ボビンは、外部に前記コイルが巻回されるとともに、内部に前記磁極体が挿入される筒状部と、
隣接する他のボビンに対向するように前記筒状部に形成され、前記ボビンと隣接する他のボビンとを互いに係合する係合部と、
を備え、
前記係合部は、前記ボビンにおける外周側に向かって突出する第1係合爪、および該ボビンにおける内周側に向かって突出する第2係合爪を有し、前記ボビンの第1係合爪が該ボビンと隣接する他のボビンの第2係合爪に係合するとともに、
前記ボビンの第2係合爪が該ボビンと反対側に隣接する他のボビンの第1係合爪に係合することにより、前記ボビンの半径方向への変位が規制されることを特徴とする。
【0010】
本発明によれば、ボビンの筒状部から隣接する他のボビンの方向に向かって対向するように係合部を形成し、前記係合部を前記ボビンにおける外周側に向かって突出する第1係合爪、および該ボビンにおける内周側に向かって突出する第2係合爪から構成し、前記第1係合爪を該ボビンと隣接する他のボビンの第2係合爪に係合させ、前記第2係合爪を該ボビンと反対側に隣接する他のボビンの第1係合爪に係合させる。従って、コイルを筒状部に対して集中巻きした場合においても、巻回されたコイルによってボビン同士が半径外方向に変位することがないため、前記ボビンのアウターコア内部への組付作業性を向上させることができる。
【0011】
また、前記ボビンに、前記筒状部に接続されるとともに、該筒状部より離間する方向に延在するカバー部材と、前記筒状部を挟んで前記カバー部材と対向する位置に形成され、前記カバー部材の端部が係合される係合溝とを備え、前記筒状部に前記コイルを巻回した後、前記カバー部材を前記筒状部との接続部位を支点として前記筒状部側へと折曲し、前記カバー部材の端部を前記係合溝に係合している。
【0012】
そのため、前記筒状部に巻回されたコイルがカバー部材によって囲繞され、外部に接することがないため、隣接するボビンに巻回されたコイルとの接触が阻止され、前記コイルを好適に保護することができる。また、コイルをボビンに巻回した際、カバー部材によってコイルが囲繞されることによりコイルが緩むことが防止される。そのため、ボビンに巻回されたコイルをテープや接着剤等を用いて固定するという煩雑な作業が不要となる。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明に係る回転電機について好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明する。
【0014】
図1において、参照符号10は、本発明の実施の形態に係る回転電機を示す。
【0015】
回転電機10はステータ11を有し、前記ステータ11は、環状のアウターコア12と、前記アウターコア12の内部に装着され、磁極となる半径外方向に突出した複数の歯部(磁極体)14を有するインナーコア16と、前記アウターコア12の内周側に圧入され、前記歯部14に装着される複数のボビン18と、前記ボビン18に巻回されるコイル20とからなる。なお、前記アウターコア12とインナーコア16とには、複数枚の鋼板を積層して形成される歯部14が加締部22a、22bによってそれぞれ一体的に加締められている。
【0016】
樹脂製材料からなるボビン18は、図2および図3に示されるように、略中央部に設けられてコイル20(図4および図5参照)が巻回されるコイル巻回部(筒状部)24と、ステータ11(図1参照)における外周側に前記コイル巻回部24に対して垂直に設けられる周壁26と、前記ステータ11における内周側で隣接するボビン18a、18b(図5参照)と係合する第1および第2係合部28、30と、前記第1および第2係合部28、30より離間する方向に向かって延在するカバー部材32a、32bとからなる。
【0017】
図5に示されるように、コイル巻回部24の内部は中空状に形成され、その内部には磁極となるインナーコア16の歯部14が挿入されている。なお、ボビン18は樹脂製材料により形成されているため、コイル巻回部24の内部に配設される前記歯部14とコイル巻回部24に巻回されるコイル20とは絶縁されている状態にある。
【0018】
また、コイル巻回部24に巻回されるコイル20は、その外周面に絶縁被膜を有する素線34からなる。
【0019】
図3〜図5に示されるように、周壁26はコイル巻回部24より所定幅だけ突出するように形成され、その先端部の近傍には、前記カバー部材32a、32bと対向する内壁面38側に所定深さだけ窪んだ係合溝36a、36bがそれぞれ形成されている。前記カバー部材32a、32bはそれぞれ第1および第2係合部28、30との連結部位(接続部位)40を支点としてコイル巻回部24の方向に向かって所定角度だけ折曲されることにより、前記係合溝36a、36bに該カバー部材32a、32bの先端部が係合される。なお、前記係合溝36a、36bの幅方向の寸法は、カバー部材32a、32bの厚さ寸法と略同等もしくは若干大きく形成されている。
【0020】
周壁26の両端部には、コイル巻回部24の方向に向かって所定角度傾斜したテーパ部41が形成される。
【0021】
第1係合部28が、コイル巻回部24の右側に突出して形成されるとともに、第2係合部30が、前記コイル巻回部24の左側に突出するように形成される。
【0022】
前記第1および第2係合部28、30には、それぞれ周壁26側に形成される内壁面42がコイル巻回部24に対して垂直に設けられるとともに、ステータ11における内周側がその内周側に向かって拡径するテーパ状に形成されている。すなわち、コイル巻回部24は、外周側に周壁26が設けられるとともに、内周側に第1および第2係合部28、30の内壁面42が設けられているため、コイル巻回部24に対して垂直な2平面によって3方向を囲まれている。
【0023】
また、第1係合部28には、外周側に向かって突出する第1係合爪44が形成されるとともに、前記第2係合部30には、内周側に向かって突出する第2係合爪46が形成される。
【0024】
そして、前記第1係合爪44が隣接するボビン18の第2係合爪46と係合する形状に形成されるとともに、第2係合爪46が反対側に隣接するボビン18の第1係合爪44と係合する形状に形成されている。すなわち、第1係合爪44と第2係合爪46とは、一対となるような形状に形成されている。
【0025】
第1および第2係合部28、30の内壁面42の端部には、コイル巻回部24から離間する方向に向かってそれぞれプレート状のカバー部材32a、32bが延在するように連結されている。
【0026】
カバー部材32a、32bは絶縁材料から形成され、第1および第2係合部28、30側における所定距離がさらに薄肉状に形成された薄肉部48となっている。前記薄肉部48は、第1および第2係合部28、30の内壁面42と略同一平面に設けられ、前記内壁面42を基準としてステータ11における内周面側がカバー部材32a、32bより所定厚さだけ薄く形成されている。
【0027】
また、カバー部材32a、32bは、前記薄肉部48と第1および第2係合部28、30との連結部位40を支点として、ステータ11における外周側またはコイル巻回部24に向かって折曲可能に設けられている。
【0028】
すなわち、カバー部材32a、32bの他の部位より薄く形成された薄肉部48を、該カバー部材32a、32bの第1および第2係合部28、30の近傍に設けることにより、前記カバー部材32a、32bの強度を部分的に小さくすることができるため、前記カバー部材32a、32bをコイル巻回部24の方向に向かって簡便に折曲させることができる(図5参照)。
【0029】
さらに、第1および第2係合部28、30と薄肉部48との連結部位40を支点として、カバー部材32a、32bをコイル巻回部24の方向へと折曲させると、前記カバー部材32a、32bの先端部が周壁26の係合溝36a、36bに係合される。
【0030】
第1および第2係合部28、30のカバー部材32a、32bが連結される側面には、それぞれステータ11の内周側に向かって所定角度傾斜したテーパ部50が形成されている。
【0031】
本発明の実施の形態に係る回転電機10は、基本的には以上のように構成されるものであり、次に、ボビン18のコイル巻回部24に対してコイル20を巻回して、そのボビン18をアウターコア12の内部に装着する方法について説明する。
【0032】
まず、図4に示されるように、ボビン18のコイル巻回部24に素線34を巻回する。その際、コイル巻回部24は周壁26および第1および第2係合部28、30によって3方向を囲まれているため、コイル巻回部24に巻回された素線34がステータ11における外周側および内周側にはみ出ることがない。
【0033】
次に、図5に示されるように、カバー部材32a、32bを連結部位40を支点として、それぞれコイル巻回部24側へと所定角度だけ折曲させる。そして、折曲されたカバー部材32a、32bの先端部を周壁26の内壁面38の係合溝36a、36bにそれぞれ係合させる。そのため、コイル巻回部24に巻回されたコイル20が、周壁26、第1および第2係合部28、30の内壁面42、カバー部材32a、32bによって囲繞された状態となる。
【0034】
その結果、カバー部材32a、32bによってボビン18に巻回されるコイル20の端部がほつれることがなく、前記ボビン18をインナーコア16の歯部14に装着する際の組付作業性が向上する。
【0035】
換言すると、コイル20をボビン18に巻回した際、作業者がコイル20の端部の把持状態を解除しても囲繞されたカバー部材32a、32bによってコイル20が緩むことが防止される。そのため、ボビン18に巻回されたコイル20をテープや接着剤等を用いて固定する煩雑な作業が不要となる。
【0036】
次に、コイル20が囲繞された状態のボビン18をインナーコア16の歯部14に装着する。そして、コイル20が巻回された隣接するボビン18a、18bをインナーコア16の隣接する歯部14に装着する。その際、ボビン18の第1係合爪44と隣接するボビン18bの第2係合爪46とを係合させるとともに、第1係合爪44の反対側に形成される第2係合爪46を反対側に隣接するボビン18aの第1係合爪44と係合させる。
【0037】
これにより、コイル20が巻回されたボビン18を複数の隣接するボビン18a、18bと連結した際に半径外方向に変位することが防止される。
【0038】
そして、図1に示されるように、9個のボビン18、18a、18bが装着されたインナーコア16をアウターコア12の内部に圧入し、コイル20が巻回された9個のボビン18、18a、18bがアウターコア12の内部に環状に配設される。その際、ボビン18、18a、18bのテーパ部41、50によりアウターコア12に対して簡便に圧入することができる。
【0039】
以上のように、本実施の形態では、ボビン18のステータ11における内周側に隣接するボビン18a、18bと係合させる第1および第2係合部28、30を設け、アウターコア12の内部にボビン18を圧入する際に、隣接するボビン18の第1および第2係合部28、30とそれぞれ係合させるように装着することにより、アウターコア12の内部におけるボビン18、18a、18bの半径外方向へのずれを防止することができる。その結果、コイル20をボビン18に対して集中巻きした場合においても、ボビン18、18a、18bが半径外方向に変位することがないため、ボビン18におけるコイル20の占積率を高くすることができる。また、アウターコア12の内部へボビン18を簡便に圧入することができるため、ボビン18の組付作業性を向上させることができる。
【0040】
また、ボビン18のコイル巻回部24に巻回されたコイル20を絶縁材料からなるカバー部材32a、32bを折曲させて囲繞することにより、隣接するボビン18a、18bに巻回されたコイル20との接触を防止することができる。その結果、隣接するコイル20との接触を考慮することなく、コイル20をコイル巻回部24へ集中巻きすることができるため、ボビン18におけるコイル20の占積率をより一層向上させることができる。
【0041】
さらに、コイル20同士の接触作用下に素線34の表面に被覆された絶縁材料が剥離してコイル20の絶縁性能が低下することが阻止される。
【0042】
次に、変形例に係るボビン100について説明する。
【0043】
図6に示されるように、ボビン100の周壁26の両端部には、隣接するボビン100a、100bと係合する第1および第2係合部102、104が形成されるとともに、ステータ11(図1参照)の内周側において隣接するボビン100a、100bと接合する接合部106が形成される。
【0044】
前記第1係合部102には、外周側に向かって突出する第1係合爪108が形成され、第2係合部104には、内周側に向かって突出する第2係合爪110が形成されている。
【0045】
そして、第1係合爪108と隣接するボビン100の第2係合爪110とを係合させるとともに、第1係合爪108の反対側に形成される第2係合爪110を反対側に隣接するボビン100aの第1係合爪108と係合させる。
【0046】
また、コイル20が巻回されるコイル巻回部24は、隣接するボビン100a、100bと連結された際に同一空間となるように形成されている。すなわち、ボビン100単体では、コイル巻回部24が外部に臨むように形成されている。
【0047】
このような構造とすることにより、ボビン100のステータ11(図1参照)における外周側に隣接するボビン100a、100bと係合させる第1および第2係合部102、104を設け、アウターコア12(図1参照)の内部にボビン100を圧入する際、隣接するボビン100a、100bの第1および第2係合部102、104とそれぞれ係合させるように装着することにより、前記アウターコア12の内部におけるボビン100、100a、100bの半径外方向へのずれを防止することができる。なお、その際、ボビン100の接合部106と隣接するボビン100a、100bの接合部106とが、その接合面同士で当接する。
【0048】
その結果、コイル20をボビン100に対して集中巻きした場合においても、前記ボビン100が半径外方向に変位することがないため、ボビン100におけるコイル20の占積率を高くすることができる。また、前記アウターコア12の内部へボビン100を簡便に圧入することができるため、前記ボビン100の組付作業性を向上させることができる。
【0049】
【発明の効果】
本発明によれば、以下の効果が得られる。
【0050】
すなわち、ボビンを構成する係合部に第1および第2係合爪を形成し、前記ボビンと隣接する他のボビンとの前記第1および第2係合爪を互いに係合させることにより、コイルを筒状部に対して集中巻きした場合においても、巻回されたコイルによってボビン同士が半径外方向に変位することがないため、前記ボビンのアウターコアへの組付作業性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る回転電機の一部断面平面図である。
【図2】回転電機のボビン単体の斜視図である。
【図3】回転電機のボビン単体の縦断面図である。
【図4】回転電機のコイルを組み付けた状態のボビンの縦断面図である。
【図5】回転電機のボビンのコイル巻回部がカバー部材によって囲繞された状態を示す一部省略縦断面図である。
【図6】変形例に係るボビンの一部省略縦断面図である。
【符号の説明】
10…回転電機 12…アウターコア
14…歯部 16…インナーコア
18、18a、18b、100、100a、100b…ボビン
20…コイル 24…コイル巻回部
26…周壁 28、102…第1係合部
30、104…第2係合部 32a、32b…カバー部材
36a、36b…係合溝 40…連結部位
44、108…第1係合爪 46、110…第2係合爪
48…薄肉部 106…接合部
Claims (2)
- ステータとロータとを含む回転電機において、
前記ステータは、インナーコアに設けられる複数の磁極体に絶縁材料からなるボビンを介してコイルが巻回され、前記ボビンが装着された前記インナーコアが環状のアウターコアに嵌合され、
前記ボビンは、外部に前記コイルが巻回されるとともに、内部に前記磁極体が挿入される筒状部と、
隣接する他のボビンに対向するように前記筒状部に形成され、前記ボビンと隣接する他のボビンとを互いに係合する係合部と、
を備え、
前記係合部は、前記ボビンにおける外周側に向かって突出する第1係合爪、および該ボビンにおける内周側に向かって突出する第2係合爪を有し、前記ボビンの第1係合爪が該ボビンと隣接する他のボビンの第2係合爪に係合するとともに、
前記ボビンの第2係合爪が該ボビンと反対側に隣接する他のボビンの第1係合爪に係合することにより、前記ボビンの半径方向への変位が規制されることを特徴とする回転電機。 - 請求項1記載の回転電機において、
前記ボビンは、前記筒状部に接続されるとともに、該筒状部より離間する方向に延在するカバー部材と、
前記筒状部を挟んで前記カバー部材と対向する位置に形成され、前記カバー部材の端部が係合される係合溝と、
を備え、
前記筒状部に前記コイルを巻回した後、前記カバー部材を前記筒状部との接続部位を支点として前記筒状部側へと折曲し、前記カバー部材の端部を前記係合溝に係合することを特徴とする回転電機。
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