JP2008220003A - リニアモータ - Google Patents

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Abstract

【課題】 可動子のコイルで発生した熱を効率良く放熱できるリニアモータを提供する。
【解決手段】 ヨーク1と複数のティース2を有する鉄心コアと、ティース2に巻回されたコイル3とを有する可動子を備えたリニアモータにおいて、一部がコイル3の側面部に接触するよう隣接するコイル間に介在されるとともに、このコイル3間に介在される部分より外部に突出する部分に周囲空気への放熱構造20aを有する放熱部材20を、設けた。コイル3内部で発生した熱は、コイル3間の放熱部材20部分に伝導するとともに、この放熱部材20部分を通じて端部へ伝導し、端部に設けた放熱構造20aにより周囲空気へ放熱される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、鉄心コアと巻回コイルからなる電機子を可動子として備えたリニアモータに係り、特に空冷方式のリニアモータ放熱構造に関するものである。
図9(a)は従来のリニアモータの一例を示した縦断面図、図9(b)は図9(a)のA−A線断面図である。
図9において、リニアモータ00は固定子11と可動子10で構成される。固定子11は、複数の永久磁石6と、この永久磁石6を互いに極性が異なるように直線状に並べて配置した固定ヨーク7とで構成されている。可動子10は、ヨーク1と複数のティース2を有する鉄心コアと、ティース2に樹脂等の絶縁材で成形されたボビン4を介して巻回されたコイル3とからなる電機子を、フレーム5に固定した構成となっている。固定子11と可動子10とは、永久磁石6の列と電機子のコイル3の列とが磁気的空隙を介して対向するように配設されている。
このような構成のリニアモータ00において、コイル3に電流を流すと、永久磁石6との電磁作用により、電機子に電磁力による推力が発生し、可動子10が動作方向30に直線駆動される。
コイル3に電流が流れると、コイル3には一次銅損によって、またヨーク1とティース2から構成される鉄心コアには鉄損によって、それぞれ熱が発生する。コイル3で発生した熱は、図9に示すように、ボビン4を介して熱流れ40cに従ってティース2に伝導し、ヨーク1を介して熱流れ40dに従ってフレーム5に伝導する。また、鉄心コアで発生した熱も熱流れ40dに従ってフレーム5に伝導する。フレーム5に伝導した熱はフレーム5の表面において周囲空気へ放出される、もしくはフレーム5に取付けた機械に伝導し、取付け機械の表面にて周囲空気へ放出される。このようにフレーム5を介して放熱されるのは、フレーム5および取付け機械がコイル3やヨーク1、ティース2と比べ体積が大きく、そのため周囲空気への放熱のための表面積が大きいこと、および熱容量が大きいことに因る。また、周囲空気へ露出しているコイル端部3aにおいて、発生する熱の一部が熱流れ40eに従って周囲空気へ放出される。
一方、上述のような構成のリニアモータにおいて、コイルで発生した熱を鉄心コア、フレームを介さず放熱する従来技術として、コイル端部に熱伝導体を接触配置し、コイル熱を熱伝導体へ伝導し、熱伝導体の表面にて周囲空気へ放出する技術がある(例えば特許文献1参照)。
また、冷媒を通す冷却管を隣り合うコイルの間隙に配設し、コイルで発生した熱を側面に接触配置している冷却管へ伝導し、管内を流れる冷媒によって除去する技術がある(例えば特許文献2,3参照)。
特開2002−112523号公報(図1〜図4、段落番号0010〜0022) 特開2001−128438号公報(図1〜図9、段落番号0026〜0045) 特開2002−44932号公報(図1〜 図12、段落番号0010〜0027)
図9で示すようなリニアモータにおいては、コイル熱の主たる放熱経路であるボビン4、ティース2、ヨーク1を介したフレーム5への伝導経路では、伝導の距離が大きく、また前記経路中に熱伝導率の低い絶縁材のボビン4や多くの部材接触部が介在するため、前記経路での熱抵抗が大きく、さらに前記経路中の鉄心コアでは鉄損によって発熱するため、コイル3の温度上昇が大きくなる問題がある。また、フレーム5へ熱を伝導させることは、フレーム5および取付け機械の温度上昇を招き、熱膨張によって位置決め精度を低下させる問題もある。
また、前記経路以外に、コイル端部においても熱が熱伝達によって周囲空気へ放出されるが、周囲空気へ露出しているのがコイル端部3a表面のみであるため、放熱面積が小さいという問題がある。
前記問題に対し、周囲空気への放熱のための表面積を増大させる手段として、特開2002−112523号公報で開示されているようにコイル端部に熱伝導体を接触配置する方法があるが、熱伝導体が接触するのはコイル端部のみのため、コイル端部で発生する熱の放熱効果は高いものの、端部から距離のあるコイル内部で発生する熱はコイル導線中を伝ってコイル端部まで伝導する必要があるため、コイル端部と比べ熱抵抗が大きく、放熱効果が低い。
また、特開2001−128438号公報、特開2002−44932号公報で開示されているようにコイルの間隙に冷却管を配設し、コイル側面に冷却管を接触させる方法があるが、配設するのが冷却管のため、冷媒を流動させるだけの内径が必要であり、したがって、コイルとコイルの間隙部は小さくできず、可動子の小型化が困難である。また、冷媒を流動させるためのポンプ等の装置が必要であり、リニアモータのシステム全体が大型化する。
本発明は、前述のような課題に鑑みてなされたもので、小型化にも十分対応でき、コイル端部のみならず、コイル内部も含め、コイルを均一に効率良く放熱させることが可能なリニアモータを提供することにある。
本発明に係るリニアモータは、一部がコイルの側面部に接触するよう隣接するコイル間に介在されるとともに、このコイル間に介在される部分より外部に突出する部分に周囲空気への放熱構造を有する放熱部材を設けたものである。
本発明によれば、コイル内部で発生した熱をコイル間に介在する放熱部材に伝導させるとともに、この伝導した熱をコイル間に介在される部分より外部に突出する部分に伝導させ、この突出部分に設けた放熱構造により周囲空気へ放熱することができる。よって、空冷式であるにもかかわらず、コイル間の熱も効率良く放熱させることができる。
実施の形態1.
以下、本発明の実施の形態1を図1〜図3を用いて詳細に説明する。
図1(a)は本発明を使用したリニアモータの縦断面図、図1(b)は図1(a)のA−A線断面図、図2は図1(a)のB−B線断面図、図3は図1で示したリニアモータの放熱経路を説明するための図で、図1(a)のA−A線断面図である。
図1、図2において、リニアモータ00は固定子11と可動子10で構成される。固定子11は、複数の永久磁石6と、この永久磁石6を互いに極性が異なるように直線状に並べて配置した固定ヨーク7とで構成されている。可動子10は、ヨーク1とこのヨーク1に所定間隔を介して固定された複数のティース2とを有する鉄心コアと、ティース2に樹脂等の電気絶縁材で成形されたボビン4を介して巻回されたコイル3とからなる電機子を、フレーム5に固定した構成となっている。固定子11と可動子10とは、永久磁石6の列と電機子のコイル3の列とが磁気的空隙を介して対向するように配設されている。
また、前記可動子10の隣りあう前記コイル3の間隙部には、同一構造の放熱部材20を、コイル3の側面(コイル3の間隙側側面)ならびにコイル端部3aの側面に接触するように、夫々配設している。また、またこれらの放熱部材20は、コイル3間に介在する部分より外部に突出する両端部に、可動子10の動作方向30と平行に平板状フィンが複数並ぶように構成された放熱構造20aを有している。
また、これらの放熱部材20は、隣接する放熱部材20同士が、コイル3間に介在する部分より外部に突出する箇所で密接するように配設されている。
また、放熱部材20は、熱伝導率の高いアルミニウムあるいは銅等の非磁性金属で形成され、コイル3との接触面には電気的絶縁のための絶縁塗装等が施されている。
なお、放熱部材20は、コイル部分より脱落しないよう電気的絶縁材料からなる締結部品により、コイル3(またはボビン4またはヨーク1)に固定される場合がある。また、放熱部材20同士が、コイル3間に介在する部分より外部に突出する箇所で、締結部品または溶接により連結される場合もある。
なおまた、図1において、放熱効率、駆動時の騒音低減等を考慮して前記放熱部材20の両端部の放熱構造20aは平板状フィンで構成されているが、フィン形状は平板以外でもよく、例えば円柱状のピンフィンや翼形フィンでもよい。また、フィンの配列は可動子の動作方向30の同一線上に配列でなく、例えば千鳥配置等のフィン配列にしてもよい。
また、放熱構造20aは放熱部材20の両端部に設ける必要はなく、少なくとも一端部に設けるだけで所期の目的は達成できる。
また、放熱部材20はコイル間に挿入する単位で分離されているが、各放熱部材20を一体化構成することにより、放熱部材を構成してもよい。
以上のように、隣りあうコイル3の間隙部に放熱部材20を配設すると、図3に示すように、コイル内部で発生した熱が熱流れ40fに従って放熱部材20に伝導し、放熱部材20を通じて熱流れ40gに従って端部へ伝導する。そして端部の放熱構造20aによって熱流れ40hに従って周囲空気に放出されるようになる。即ち、コイル内部で発生した熱の放熱経路が増えるため、コイル端部3aのみならず、コイル間の熱も良好に放熱できるため、コイル全体を均一に効率良く放熱することができる。
また、空冷式であって、液体冷媒を使った水冷式と比べると冷媒を流動させるための冷却管を配設することが必要ないため、部材配設によって可動子が大型化することなく、かつ前記間隙部が小さくなる場合でも効率的な放熱構成を採ることができる。
実施の形態2
次に本発明の実施の形態2を図4および図5を用いて説明する。
図4は実施の形態2に係るリニアモータの縦断面図、図5は図4に示したリニアモータ00の放熱経路を説明するための縦断面図である。
図4において、リニアモータ00の可動子10は、ヨーク1と複数のティース2を有する鉄心コアと、ティース2に高熱伝導材で成形された熱伝導部材21を介して巻回されたコイル3とからなる電機子をフレーム5に固定した構成となっている。なお、熱伝導部材21は、ボビン形状をなし、内部にティース2が挿入されるとともに、外部にコイル3が巻回される。
また、隣りあうコイル3の間隙部には前記実施の形態1で説明した放熱部材20が配設されており、この放熱部材20は、コイル3ばかりでなく前記熱伝導部材21とも熱的接合されている。
また、熱伝導部材21は、熱伝導率の高いアルミニウムあるいは銅等の非磁性金属で形成され、コイル3およびヨーク1、ティース2との接触面には電気的絶縁のための絶縁塗装等が施されている。
また、放熱部材20と熱伝導部材21との接合部は、接触熱抵抗が小さくなるように、接触面にシリコングリス等を塗布している。
なお、シリコングリス塗布以外に、放熱部材20と熱伝導部材21との間にシリコンゴムあるいはフェーズチェンジ材を挿入したり、あるいは放熱部材20と熱伝導部材21とを溶接したりしてもよい。
以上のように、鉄心コアとコイル3との間に熱伝導部材21を配設し、隣りあうコイル3の間隙部に配設した放熱部材20と前記熱伝導部材21とを接合すると、図5に示すように、巻回されたコイル3の内側で発生した熱が熱流れ40aに従って熱伝導部材21に伝導し、熱伝導部材21を通じて熱流れ40b、40dに従ってフレーム5へ伝導する経路以外に、熱伝導部材21を通じて熱流れ40iに従って放熱部材20へ伝導し、放熱部材20によって周囲空気へ放出されるようになる。即ち、放熱部材20と接しない巻回コイル3の内側部分で発生した熱の放熱経路として、鉄心コアを介してフレーム5へ伝導する熱抵抗の大きい経路以外に熱伝導部材21を介して放熱部材20へ伝導する経路が加わり、コイル3全体をより効率良く放熱することができる。
実施の形態3
次に本発明の実施の形態3について図6を用いて説明する。
なお、この実施の形態3は実施の形態2の変形例を示し、図6(a)は熱伝導部材と放熱部材とを一体成形した部材の斜視図、図6(b)(c)は図6(a)に示す部材を用いたリニアモータの製造方法を説明するための図6(a)のC−C線断面図で、図6(b)はコイル巻回前の状態、図6(c)はコイル巻回後の状態を示す図である。
即ち、先ず図6(a)に示すように、熱伝導部材21と放熱部材20とを一体成形した、熱伝導率の高いアルミニウムあるいは銅等の非磁性金属からなる部材22を用意する。なお、この部材22の熱伝導部材21は、実施の形態2で説明した熱伝導部材と実質的に同一構成で、内部にティース2が挿入されるとともに、外部にコイル3が巻回されるボビン形状を成している。また、ボビン形状熱伝導部材21の一方のフランジ部両側に、放熱部材20が一体成形されている。また、この放熱部材20は、実施の形態1,2で説明した放熱部材と実質的に同一の作用を行うもので、中央部がコイル3の側面に熱的接触することによりコイル3の側面より放熱を促し、この放熱された熱を両端部に設けた放熱構造より放熱するものである。
次に図6(c)に示すように、部材22にコイル3を巻回した後、放熱部材20を熱伝導部材21との接合部を、この放熱部材20がコイル3の側面と接触するように矢印31方向に折曲し、反折曲部分を熱伝導部材21と接合することにより、コイル部分を構成する。しかる後、熱伝導部材21にティース2を矢印32方向に挿入するとともに、このティース2をヨーク1に固定することによりリニアモータを構成する。
なお、放熱部材20と熱伝導部材21との接合部は、接触熱抵抗が小さくなるように、接触面にシリコングリス等を塗布する。また、熱伝導部材21は、コイル3およびヨーク1、ティース2との接触面には電気的絶縁のための絶縁塗装等を施す。
この結果、このように製造されたリニアモータは、コイル3間に放熱部材20の一部が介在するとともに、隣接する放熱部材20同士が熱的接触し、且つ放熱部材20と熱的結合される熱伝導部材21がコイル3とティース2との間に介在する構成となるため、図5で説明した放熱ルートと実質的に同一ルートで放熱されることになる。
また、この実施の形態によれば、放熱部材20と熱伝導部材21とが一体化されているため、リニアモータの組立てが容易なものとなる。
なお、本発明による前記各実施の形態による放熱効果は下記のとおりである。
即ち、図7で示されるようなリニアモータ可動子(100mm×20mm×15mmのヨーク1、100mm×8.5mm×24mmのティース2、肉厚0.5mmのボビン4、巻回断面2.8mm×19mmのコイル3で構成されるスロットが18個並び、速度2.5m/sで移動している可動子)において、表1,2に示すように、コイル3側面に何も取付けない場合(モデル1)と、コイル端部3aに放熱構造(放熱フィン)20aを配設した場合(モデル2)と、隣りあうコイル間隙部に放熱部材20を配設した場合(モデル3)と、該モデル3においてボビン4を熱伝導部材21に替え、放熱部材20と熱伝導部材21とを接合した場合(モデル4)との放熱性を比較した。
Figure 2008220003
Figure 2008220003
また、比較にあたっては、図8に示されるように、熱抵抗を結んで構成し計算する手法(熱回路網法)を使い、温度計算した。図8において、Rmで示される熱抵抗値には単位面積あたりの熱抵抗0.0175m2K/W(取付機械を介した放熱の熱抵抗)を、Rcで示される熱抵抗値計算に必要な熱伝達率は、等温加熱の平板に沿う層流熱伝達の式(日本機械学会編「電子機器冷却設計ハンドブック」初版の3.2-3頁参照)を、Rfで示される熱抵抗値計算に必要な熱伝達率は、平滑フィンに対するStephanの式を用いて算出した。なお、図8はモデル4における熱回路網モデルであるが、モデル1の場合はN8、N9、N10で示される節点、モデル2の場合はN8で示される節点を削除した熱回路網モデルを使用した。
その計算結果は表3のとおりである。
Figure 2008220003
その結果、コイル側面に何も配設しないモデル1と比べ、放熱部材20を配設したモデル3および熱伝導部材21を配設したモデル4とでは、コイル内部の温度上昇が33.12[K]:22.22[K]:21.06[K]=1:0.67:0.64となり、温度上昇が67%から64%と低減することがわかる。また、コイル端部3aに放熱構造20aを配設したモデル2との比較では、コイル内部の温度上昇が23.99[K]:22.22[K]:21.06[K]=1:0.93:0.88となり、温度上昇が93%から88%と低減し、またコイルの内部と端部との温度差は1.85[K]:0.69[K]:0.71[K]=1:0.37:0.38となり、コイル内での温度差が37%から38%と低減することがわかる。
この発明は、リニアモータを効率よく空冷する場合に用いられるのに適している。
本発明の実施の形態1に係るリニアモータを示す図で、図1(a)はリニアモータの縦断面図、図1(b)は図1(a)のA−A線断面図である。 図1(a)のB−B線断面図である。 本発明の実施の形態1に係るリニアモータの放熱経路を説明するための図で、図1(a)のA−A線断面図である。 本発明の実施の形態2に係るリニアモータの縦断面図である。 図4に示した本発明の実施の形態2に係るリニアモータの放熱経路を説明するための縦断面図である。 本発明の実施の形態3に係るリニアモータを示す図で、図6(a)は熱伝導部材と放熱部材とを一体成形した部材の斜視図、図6(b)(c)は図6(a)に示す部材を用いたリニアモータの製造方法を説明するための図で、図6(b)はコイル巻回前の状態、図6(c)はコイル巻回後の状態を示す図である。 本発明の実施の形態の放熱効果を説明するための図である。 本発明の実施の形態の放熱効果を説明するための図である。 従来のリニアモータを示す図で、図9(a)はリニアモータの縦断面図、図9(b)は図9(a)のA−A線断面図である。
符号の説明
00:リニアモータ、1:ヨーク、2:ティース、3:コイル、3a:コイル端部、4:ボビン、5:フレーム、6:永久磁石、7:固定ヨーク、10:可動子、11:固定子、20:放熱部材、20a:放熱構造、21:熱伝導部材、22:熱伝導部材と放熱部材の一体部材、30:可動子の動作方向、31:折り曲げ加工方向、32:挿入組立て方向、40a、40b、40c、40d、40e、40f、40g、40h、40i:熱の流れ。

Claims (9)

  1. ヨークと複数のティースを有する鉄心コアと、前記ティースに巻回されたコイルとを有する可動子を備えたリニアモータにおいて、一部が前記コイルの側面部に接触するよう隣接するコイル間に介在されるとともに、このコイル間に介在される部分より外部に突出する部分に周囲空気への放熱構造を有する放熱部材を、備えてなるリニアモータ。
  2. 前記放熱部材のコイル間に介在される部分が、隣接するコイルの両側面部に夫々接触するものであることを特徴とする請求項1に記載のリニアモータ。
  3. 前記放熱部材の放熱構造が、コイル間に介在される部分の両端部に設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のリニアモータ。
  4. 前記放熱部材は、隣接する放熱部材同士が接触するものであることを特徴とする請求項1〜請求項3の何れかに記載のリニアモータ。
  5. 前記放熱部材の放熱構造は複数の平板状フィンからなり、これらの平板状フィンは可動子の移動方向と平行に配されていることを特徴とする請求項1〜請求項4の何れかに記載のリニアモータ。
  6. 前記鉄心コアと前記コイルとの間に熱伝導部材を配置し、この熱伝導部材と前記放熱部材とを熱的結合させたことを特徴とする請求項1〜請求項5の何れかに記載のリニアモータ。
  7. 前記鉄心コアと前記コイルとの間に配置される熱伝導部材を備え、この熱伝導部材と前記放熱部材とは、予め一体化されていることを特徴とする請求項1、請求項3〜請求項5の何れかに記載のリニアモータ。
  8. 前記熱伝導部材は、内部にティースが挿入されるとともに外部に前記コイルが巻回されるボビン形状をなし、この熱伝導部材のフランジ部に、前記放熱部材を予め一体化して設けたことを特徴とする請求項7に記載のリニアモータ。
  9. 前記放熱部材は、前記熱伝導部材との結合部が折曲され、前記熱伝導部材に巻回されたコイルの側面部に接触するものであることを特徴とする請求項8に記載のリニアモータ。
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