JPH1165770A - 抵抗膜方式タッチパネルによる入力装置 - Google Patents

抵抗膜方式タッチパネルによる入力装置

Info

Publication number
JPH1165770A
JPH1165770A JP22922397A JP22922397A JPH1165770A JP H1165770 A JPH1165770 A JP H1165770A JP 22922397 A JP22922397 A JP 22922397A JP 22922397 A JP22922397 A JP 22922397A JP H1165770 A JPH1165770 A JP H1165770A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hand
input
point
touch panel
pen
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22922397A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Utsunomiya
賢二 宇津宮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP22922397A priority Critical patent/JPH1165770A/ja
Publication of JPH1165770A publication Critical patent/JPH1165770A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Position Input By Displaying (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯型端末機等の入力装置における抵抗膜方
式タッチパネルでは、入力点を2枚の抵抗膜シートの接
触点の分圧を検出するため、手付き等によって2点以上
同時に入力された場合は、入力点の合成抵抗にかかる電
圧値を検出することになり、入力用ペンの座標とは異な
った座標が検出されるという問題がある。 【解決手段】 入力用ペンの押圧点の座標の履歴を記憶
しておく前座標記憶手段35と、入力用ペンを持った手
をついた状態(手付き状態)を判定する手付き判断手段
36を備えた抵抗膜方式タッチパネルによる入力装置と
し、抵抗膜シート34上での検出点の座標をある一定の
微小時間△tでサンプリングしておくと、手付き等によ
って手付き点が入力された場合、検出点の座標が急激に
移動することが監視できる。このときの移動量が定めら
れた入力継続範囲を超えないことを検出する構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報端末機等にお
ける抵抗膜方式タッチパネルを利用した入力装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯型の情報端末機が市販され、
個々人情報機器として普及しつつあるが、抵抗膜方式タ
ッチパネルは、前記携帯型の情報端末機の入力装置とし
て利用されている。
【0003】以下に、従来の抵抗膜方式タッチパネルに
よる入力装置について説明する。図4は従来の技術によ
る抵抗膜方式タッチパネルとその制御回路よりなる入力
装置の概略ブロック図、図5は同抵抗膜方式タッチパネ
ルを用いた入力位置検出回路の構成図、図6は同抵抗膜
方式タッチパネルを用いた入力位置検出回路の等価回路
図である。
【0004】図4に示すように、入力装置は、CPU1
0と、アドレスバス11と、データバス12と、タッチ
パネル制御回路13と、前記タッチパネル制御回路13
で制御される抵抗膜方式タッチパネル14と、前記抵抗
膜方式タッチパネル14の信号をA/D変換し位置情報
としてデータバス12に伝送するアナログ/デジタル変
換器15により構成されている。ここで、前記タッチパ
ネル制御回路13は、x軸方向やy軸方向の入力位置の
測定等の切り替えを行うものである。
【0005】図5に示すように、前記抵抗膜方式タッチ
パネル14を使用した入力位置検出回路は、第1の抵抗
膜シート22と、この第1の抵抗膜シート22と重ねた
第2の抵抗膜シート23を備えている。前記第1の抵抗
膜シート22のx軸の両端には電極18、19が設けら
れ、第2の抵抗膜シート23には前記電極18、19と
異なるy軸の両端に電極20、21を設けている。そし
て第1の抵抗膜シート22の電極18には直流電源16
を接続し、他方の電極19は接地17している。
【0006】また、前記第2の抵抗膜シート23の電極
21は電圧検出端子27に接続されている。そして入力
用ペン24を前記第1の抵抗膜シート22にタッチして
入力したとき、第1の抵抗膜シート22おける入力点2
5aとこれに対応した第2の抵抗膜シート23の入力点
25bは接触抵抗26を介して導通する。
【0007】図6は前記図5の抵抗膜方式タッチパネル
14を使用した入力位置検出回路の等価回路であり、図
中の28は直流電源、29、30は抵抗膜シート、31
は入力点、32は接触抵抗、33は電圧検出端子であ
る。
【0008】以上のように構成されている従来の抵抗膜
方式タッチパネルによる入力装置について、以下その動
作を図5を参照して説明する。
【0009】図5では便宜上、図左下のようにx、y方
向を決定する。また、第1、第2の抵抗膜シート22、
23は非接触状態である。
【0010】x軸測定のときは第1の抵抗膜シート22
の電極18に直流電源16が負荷され、この第1の抵抗
膜シート22の反対側の電極19は接地17されてい
る。また、第2の抵抗膜シート23の電極21を電圧検
出端子として、そのアナログ/デジタル変換器15に接
続されている。
【0011】以上の状態のとき、入力用ペン24による
十分な力で入力したとする。ここで第1、第2の抵抗膜
シート22、23の入力点25a、25bは、接触抵抗
26を介して接触する。したがって、電圧検出端子27
から入力点25aの電位を検出できる。この電圧値をア
ナログ/デジタル変換器15によりデジタル値に変換し
て位置情報データとして検出できる。なお、y軸方向も
同様であるので、ここでは省略する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の構成では、入力点を2枚の抵抗膜シート22、2
3の接触点の分圧を検出するため、第1の抵抗膜シート
22に手付き等で2点以上同時に入力された場合は、入
力点の合成抵抗にかかる電圧値を検出することになり、
入力用ペン24の座標とは異なった座標が検出されると
いう問題が発生していた。
【0013】本発明は上記従来の課題に鑑み、携帯型端
末機等での抵抗膜方式タッチパネルを使用した入力装置
で、抵抗膜方式タッチパネルに手付き等があっても誤入
力されなく、正しく筆記が続けられるようにすることを
目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、検出された入力用ペンによる押圧点の座標
の履歴を記憶しておく前座標記憶手段と、手付き状態を
判定する手付き状態判断手段を備えた抵抗膜方式タッチ
パネルによる入力装置の構成とする。
【0015】本発明によれば、抵抗膜方式タッチパネル
に手付き等があっても、正しく筆記が続けられる抵抗膜
方式タッチパネルによる入力装置とすることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、入力用ペンのペン先がタブレットに接触することに
より検出された押圧点の座標の履歴を記憶しておく前座
標記憶手段と、タブレット上に入力用ペンと入力用ペン
を持った手をついた状態(手付き状態)を判定する手付
き状態判断手段を備えた抵抗膜方式タッチパネルによる
入力装置であり、手付き状態であると判定されたときに
は、手付き状態で検出される座標ではなくて、前座標記
憶手段に記憶されている手付き状態直前の座標を実際の
ペン入力による座標であると認識させ、手付きによる誤
入力を打ち消すことが可能になるという作用を有する。
【0017】本発明の請求項2に記載の発明は、請求項
1に記載の抵抗膜方式タッチパネルによる入力装置にお
いて、手付き状態判断手段によって手付き状態であると
判断されたときに、手付き状態で検出される座標から実
際の入力用ペンの座標を算出する実座標抽出手段を備え
た構成としたものであり、手付きのままでも常に正しい
ペン入力の座標を抽出できるという作用を有する。
【0018】以下、本発明の実施の形態を図面を参照し
て説明する。 (実施の形態1)図1は、本発明の実施の形態1の抵抗
膜方式タッチパネルによる入力装置の機能ブロック図、
図2は、同抵抗膜方式タッチパネルによる入力装置にお
ける手付き状態の説明図である。
【0019】図1に示すように、本実施の形態1の抵抗
膜方式タッチパネルによる入力装置は、抵抗膜シート3
4と、入力用ペンのペン先がタブレットに接触すること
により検出された押圧点の座標の履歴を記憶しておく前
座標記憶手段35と、タブレット上に入力用ペンと入力
用ペンを持った手をついた状態(手付き状態)を判定す
る手付き状態判断手段36と、手付き状態で検出される
座標から実際の入力用ペンの座標を算出する実座標抽出
手段37から構成されている。
【0020】図2に示す抵抗膜シート5上において、1
はペン入力点、2は手付き等の前記ペン入力点1以外の
押圧点(手付き点)、3は手付き状態で抽出される検出
点、4は検出点3の急激な移動が起こっても手付き状態
ではないと判定する範囲(入力継続範囲)とする。
【0021】以下、手付き状態の判定を説明する。通
常、手付き状態ではない場合には、実際のペン入力点1
と検出点3は一致しており、このときの検出点の座標は
ある一定の微小時間△tでサンプリングされ、現座標の
直前の座標は前座標記憶手段35に記憶される。
【0022】手付き状態となると、検出点3はペン入力
点1と手付き点2の中点の座標を示すこととなり、検出
点3はペン入力点1かから手付き点2の中点に急激に移
動する。このときの移動量が入力継続範囲4を超えてい
ることを検出することによって、手付き状態になったか
どうかが判定できる。なお、通常でも入力用ペンによる
入力、すなわち検出点3は移動しているわけだが、その
移動が入力継続範囲4を超えない場合には、手付き状態
とは判断されない。
【0023】(実施の形態2)図3は、本発明の実施の
形態2の抵抗膜方式タッチパネルによる入力装置おける
手付き状態での実際のペン入力と検出点の相関図を示し
ている。
【0024】図3に示す抵抗膜シート9上において、6
aは初期状態のペン入力点、6bは移動後のペン入力
点、7aは初期状態の検出点、7bは移動後の検出点、
8は手付き点である。
【0025】以下、手付き状態のまま筆記を続ける場合
の動作を説明する。手付きにより入力点がペンによるも
の(6a)と手付きによるもの(8)の2点になった場
合、検出される座標7aはペン入力点6aと手付き点8
の中点となる。いま、ペン入力点6aが6bに移動する
と、検出点7aは7bに移動するが、やはり検出点7b
はペン入力点6bと手付き点8の中点になっている。手
付き点8の座標は手付き状態前後の検出点の移動量から
算出できる。上記のように手付き状態での検出点は中点
であるということを利用することによって、算出された
手付き点8の座標と実測値である検出点7bの座標から
ペン入力点6aの座標は抽出できる。
【0026】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
の抵抗膜方式タッチパネルによる入力装置は、微小時間
でサンプリングされた検出点の移動量を常に監視するこ
とにより手付き状態を判定でき、さらに算出された手付
き点と検出点から実際のペン入力点を抽出することによ
って、手付き状態でも正しく筆記が続けられるという有
利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の抵抗膜方式タッチパネ
ルによる入力装置の機能ブロック図
【図2】同抵抗膜方式タッチパネルによる入力装置にお
ける手付き状態の説明図
【図3】本発明の実施の形態2の抵抗膜方式タッチパネ
ルによる入力装置おける手付き状態での実際のペン入力
と検出点の相関図
【図4】従来の技術による抵抗膜方式タッチパネルとそ
の制御回路よりなる入力装置の概略ブロック図
【図5】同抵抗膜方式タッチパネルを用いた入力位置検
出回路の構成図
【図6】同抵抗膜方式タッチパネルを用いた入力位置検
出回路の等価回路図
【符号の説明】
1 ペン入力点 2 手付き点 3 検出点 4 入力継続範囲 5 抵抗膜シート 6a ペン入力点 6b 移動後のペン入力点 7a 検出点 7b 移動後の検出点 8 手付き点 9 抵抗膜シート 34 抵抗膜シート 35 前座標記憶手段 36 手付き判断手段 37 実座標抽出手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力用ペンのペン先がタブレットに接触す
    ることにより検出された押圧点の座標の履歴を記憶して
    おく前座標記憶手段と、タブレット上に入力用ペンと入
    力用ペンを持った手をついた状態(手付き状態)を判定
    する手付き状態判断手段を備えたことを特徴とする抵抗
    膜方式タッチパネルによる入力装置。
  2. 【請求項2】手付き状態判断手段によって手付き状態で
    あると判断されたときに、手付き状態で検出される座標
    から実際の入力用ペンの座標を算出する実座標抽出手段
    を備えたことを特徴とする請求項1記載の抵抗膜方式タ
    ッチパネルによる入力装置。
JP22922397A 1997-08-26 1997-08-26 抵抗膜方式タッチパネルによる入力装置 Pending JPH1165770A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22922397A JPH1165770A (ja) 1997-08-26 1997-08-26 抵抗膜方式タッチパネルによる入力装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22922397A JPH1165770A (ja) 1997-08-26 1997-08-26 抵抗膜方式タッチパネルによる入力装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1165770A true JPH1165770A (ja) 1999-03-09

Family

ID=16888768

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22922397A Pending JPH1165770A (ja) 1997-08-26 1997-08-26 抵抗膜方式タッチパネルによる入力装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1165770A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000356715A (ja) * 1999-04-13 2000-12-26 Lg Philips Lcd Co Ltd 透明導電性フィルム一体型偏光板、偏光板一体型タッチパネル及びタッチパネル一体型平板ディスプレー(APolarizerIntegratedwithTransparentConductiveFilm,aTouchPanelIntegratedwiththePolarizerandaFlatPanelDisplayIntegratedwiththeTouchPanel)
KR100480823B1 (ko) * 2002-11-14 2005-04-07 엘지.필립스 엘시디 주식회사 표시장치용 터치 패널
US7209125B2 (en) 2002-12-23 2007-04-24 Lg.Philips Lcd Co., Ltd. Method for driving a touch panel device

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000356715A (ja) * 1999-04-13 2000-12-26 Lg Philips Lcd Co Ltd 透明導電性フィルム一体型偏光板、偏光板一体型タッチパネル及びタッチパネル一体型平板ディスプレー(APolarizerIntegratedwithTransparentConductiveFilm,aTouchPanelIntegratedwiththePolarizerandaFlatPanelDisplayIntegratedwiththeTouchPanel)
KR100480823B1 (ko) * 2002-11-14 2005-04-07 엘지.필립스 엘시디 주식회사 표시장치용 터치 패널
US7209125B2 (en) 2002-12-23 2007-04-24 Lg.Philips Lcd Co., Ltd. Method for driving a touch panel device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3201874B2 (ja) 抵抗感圧型タブレットの座標検出方法およびその装置
JP2009048233A (ja) タッチパネル入力装置
JPS62298820A (ja) 座標入力装置
JPH05257594A (ja) 入力装置
JPH0854976A (ja) 抵抗膜方式タッチパネル
JP3371975B2 (ja) タブレット装置
JPH1165770A (ja) 抵抗膜方式タッチパネルによる入力装置
JP3201873B2 (ja) 抵抗感圧型タブレットの座標検出方法およびその装置
JPH0934625A (ja) 座標検出方法及び装置及びコンピュータ制御装置
KR20110039849A (ko) 터치 스크린을 구비한 디지털 기기와, 이를 위한 터치 좌표 보정 방법
JP2994155B2 (ja) 抵抗膜方式タブレット
JPH086699A (ja) 抵抗膜方式座標検出装置
JPS61117619A (ja) 座標入力装置
JP2001060143A (ja) 抵抗膜式タッチパネル
JPH07175576A (ja) タッチパネル装置
JPH0480411B2 (ja)
JPS61118826A (ja) タツチ・パネル装置
JPH07319605A (ja) スタイラスペン及びそのスイッチ機構
JP2006106841A (ja) タッチパネルの押下状態判定方法及びその装置
JPS6117472Y2 (ja)
JPH1078843A (ja) 座標入力装置の座標検出制御方法
JP2001282439A (ja) 筆圧検出装置および筆記入力装置
JPS61193228A (ja) 感圧形座標入力装置
JPH07334289A (ja) 抵抗膜方式タッチパネル
JPS6351286B2 (ja)