JPH07175576A - タッチパネル装置 - Google Patents
タッチパネル装置Info
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- JPH07175576A JPH07175576A JP31822993A JP31822993A JPH07175576A JP H07175576 A JPH07175576 A JP H07175576A JP 31822993 A JP31822993 A JP 31822993A JP 31822993 A JP31822993 A JP 31822993A JP H07175576 A JPH07175576 A JP H07175576A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 上部抵抗膜と下部抵抗膜とが多点接触したこ
とを検知でき、誤検出による誤入力の訂正が不要な操作
性に優れたタッチパネル装置の提供することを目的とす
る。 【構成】 第2の上部電極4に接続される第2の精密抵
抗20と、第2の下部電極6に接続される第1の精密抵
抗19と、を備えた構成からなる。
とを検知でき、誤検出による誤入力の訂正が不要な操作
性に優れたタッチパネル装置の提供することを目的とす
る。 【構成】 第2の上部電極4に接続される第2の精密抵
抗20と、第2の下部電極6に接続される第1の精密抵
抗19と、を備えた構成からなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は携帯用情報端末装置等で
入力装置として使用される抵抗膜型のタッチパネル装置
に関するものである。
入力装置として使用される抵抗膜型のタッチパネル装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータ等の小型化に伴い、
小型の携帯用情報端末装置が種々開発されており、その
入力装置として、大きなスペースを要するキーボードに
代わって、ペン,指等によって直接座標の指定,文字・
画像の入力を行うことができるタッチパネル装置が広く
用いられるようになっている。
小型の携帯用情報端末装置が種々開発されており、その
入力装置として、大きなスペースを要するキーボードに
代わって、ペン,指等によって直接座標の指定,文字・
画像の入力を行うことができるタッチパネル装置が広く
用いられるようになっている。
【0003】以下に従来のタッチパネル装置について説
明する。図4は従来のタッチパネル装置の構成図であ
り、図5は従来のタッチパネル装置の要部断面図であ
る。1は可とう性を有する上部抵抗膜、2は上部抵抗膜
1と間隔をおいて対向し利用者がタッチパネル装置をペ
ン,指等によって押下した際に上部抵抗膜1と接触する
下部抵抗膜、3は上部抵抗膜1の第1の上部電極、4は
上部抵抗膜1の第2の上部電極、5は下部抵抗膜2の第
1の下部電極、6は下部抵抗膜2の第2の下部電極、7
はタッチパネル装置での押下位置検出を行うための電
源、8は上部抵抗膜1の第1の上部電極3と電源7のプ
ラス側との間の回路を開閉する第1のスイッチ、9は下
部抵抗膜2の第1の下部電極5と電源7のプラス側との
間の回路を開閉する第2のスイッチ、10は下部抵抗膜
2の第2の下部電極6と電源7のマイナス側との間の回
路を開閉する第3のスイッチ、11は上部抵抗膜1の第
2の上部電極4と電源7のマイナス側との間の回路を開
閉する第4のスイッチ、12は入力された電圧をデジタ
ル信号に変換するA/Dコンバータ、13はA/Dコン
バータ12の接続先を上部抵抗膜1の第2の上部電極4
と下部抵抗膜2の第2の下部電極6とのいずれかに切り
換える切換スイッチ、14は第1のスイッチ8乃至切換
スイッチ13の開閉等を行いA/Dコンバータ12で得
られる電圧データを基にして利用者がタッチパネル装置
を押下した位置を検出する制御部である。ここで、A/
Dコンバータ12側への分流を抑えるために、A/Dコ
ンバータ12側のインピーダンスは、上部抵抗膜1,下
部抵抗膜2の抵抗値に対して、充分大きいものとする。
図5において、15は可とう性を有し上部抵抗膜1上に
形成される第1のフィルム、16は下部抵抗膜2の下に
形成される第2のフィルム、17は絶縁体からなり下部
抵抗膜2上へ格子状等に形成されて第1のフィルム15
が指18等によって所定値以上の荷重で押下された場合
に押下された部分のみの上部抵抗膜1と下部抵抗膜2と
を接触させるドットスペーサである。ここで、指定位置
の押下を、指18によって行う場合は、指18がペン
(図示せず)等と比べて大きいために、隣接するドット
スペーサ17間の距離を所定の下限値以下にすることが
できない。
明する。図4は従来のタッチパネル装置の構成図であ
り、図5は従来のタッチパネル装置の要部断面図であ
る。1は可とう性を有する上部抵抗膜、2は上部抵抗膜
1と間隔をおいて対向し利用者がタッチパネル装置をペ
ン,指等によって押下した際に上部抵抗膜1と接触する
下部抵抗膜、3は上部抵抗膜1の第1の上部電極、4は
上部抵抗膜1の第2の上部電極、5は下部抵抗膜2の第
1の下部電極、6は下部抵抗膜2の第2の下部電極、7
はタッチパネル装置での押下位置検出を行うための電
源、8は上部抵抗膜1の第1の上部電極3と電源7のプ
ラス側との間の回路を開閉する第1のスイッチ、9は下
部抵抗膜2の第1の下部電極5と電源7のプラス側との
間の回路を開閉する第2のスイッチ、10は下部抵抗膜
2の第2の下部電極6と電源7のマイナス側との間の回
路を開閉する第3のスイッチ、11は上部抵抗膜1の第
2の上部電極4と電源7のマイナス側との間の回路を開
閉する第4のスイッチ、12は入力された電圧をデジタ
ル信号に変換するA/Dコンバータ、13はA/Dコン
バータ12の接続先を上部抵抗膜1の第2の上部電極4
と下部抵抗膜2の第2の下部電極6とのいずれかに切り
換える切換スイッチ、14は第1のスイッチ8乃至切換
スイッチ13の開閉等を行いA/Dコンバータ12で得
られる電圧データを基にして利用者がタッチパネル装置
を押下した位置を検出する制御部である。ここで、A/
Dコンバータ12側への分流を抑えるために、A/Dコ
ンバータ12側のインピーダンスは、上部抵抗膜1,下
部抵抗膜2の抵抗値に対して、充分大きいものとする。
図5において、15は可とう性を有し上部抵抗膜1上に
形成される第1のフィルム、16は下部抵抗膜2の下に
形成される第2のフィルム、17は絶縁体からなり下部
抵抗膜2上へ格子状等に形成されて第1のフィルム15
が指18等によって所定値以上の荷重で押下された場合
に押下された部分のみの上部抵抗膜1と下部抵抗膜2と
を接触させるドットスペーサである。ここで、指定位置
の押下を、指18によって行う場合は、指18がペン
(図示せず)等と比べて大きいために、隣接するドット
スペーサ17間の距離を所定の下限値以下にすることが
できない。
【0004】以上のように構成されたタッチパネル装置
について、以下その動作を説明する。図6は従来のタッ
チパネル装置の1点接触時の動作を示す模式図であり、
図7は従来のタッチパネル装置の2点接触時の動作を示
す模式図である。Aは利用者による正規の押下位置を示
す正規押下点、A′は下部抵抗膜2上の正規押下点Aと
接触する正規接触点である。図7において、Bは利用者
のお手付き等の誤操作によって押下された誤押下点、
B′は下部抵抗膜2上の誤押下点Bと接触する誤接触
点、C′はタッチパネル装置が押下位置として誤検出す
る誤検出点である。
について、以下その動作を説明する。図6は従来のタッ
チパネル装置の1点接触時の動作を示す模式図であり、
図7は従来のタッチパネル装置の2点接触時の動作を示
す模式図である。Aは利用者による正規の押下位置を示
す正規押下点、A′は下部抵抗膜2上の正規押下点Aと
接触する正規接触点である。図7において、Bは利用者
のお手付き等の誤操作によって押下された誤押下点、
B′は下部抵抗膜2上の誤押下点Bと接触する誤接触
点、C′はタッチパネル装置が押下位置として誤検出す
る誤検出点である。
【0005】初めに、図6に示すように、従来のタッチ
パネル装置における正常なX軸方向の位置検出処理につ
いて説明する。まず、上部抵抗膜1の第1の上部電極3
を電源7のプラス側に接続し、上部抵抗膜1の第2の上
部電極4を電源7のマイナス側に接続して、上部抵抗膜
1に電流を流すとともに、下部抵抗膜2の第2の下部電
極6をA/Dコンバータ12の入力側へと接続する。ま
た、第1の下部電極5は無接続とする。次に、利用者が
所望の正規押下点Aを指18等で押下すると、上部抵抗
膜1と下部抵抗膜2とが、正規押下点Aと正規接触点
A′との部分で接触し、正規押下点Aにおける電圧が正
規接触点A′にも印加される。ここで、第1の上部電極
3と第2の上部電極4との間の上部抵抗膜1の抵抗値が
均一であるために、正規接触点A′には、正規押下点A
から第1の上部電極3への垂線の長さに比例した電圧が
印加される。この時、A/Dコンバータ12には、正規
接触点A′に印加された電圧が、下部抵抗膜2の正規接
触点A′と第2の下部電極6との間の抵抗を介して印加
される。ここで、A/Dコンバータ12側のインピーダ
ンスが極めて高いために、上部抵抗膜1を流れる電流
は、A/Dコンバータ12側にはほとんど分流しない。
そのため、A/Dコンバータは正規押下点Aの電圧を測
定でき、この電圧の大きさによって正規押下点AのX軸
方向の位置を検出している。一方、正規押下点AのY軸
方向の位置の検出も、第1のスイッチ8等を切り換える
ことによって、同様に行っている。
パネル装置における正常なX軸方向の位置検出処理につ
いて説明する。まず、上部抵抗膜1の第1の上部電極3
を電源7のプラス側に接続し、上部抵抗膜1の第2の上
部電極4を電源7のマイナス側に接続して、上部抵抗膜
1に電流を流すとともに、下部抵抗膜2の第2の下部電
極6をA/Dコンバータ12の入力側へと接続する。ま
た、第1の下部電極5は無接続とする。次に、利用者が
所望の正規押下点Aを指18等で押下すると、上部抵抗
膜1と下部抵抗膜2とが、正規押下点Aと正規接触点
A′との部分で接触し、正規押下点Aにおける電圧が正
規接触点A′にも印加される。ここで、第1の上部電極
3と第2の上部電極4との間の上部抵抗膜1の抵抗値が
均一であるために、正規接触点A′には、正規押下点A
から第1の上部電極3への垂線の長さに比例した電圧が
印加される。この時、A/Dコンバータ12には、正規
接触点A′に印加された電圧が、下部抵抗膜2の正規接
触点A′と第2の下部電極6との間の抵抗を介して印加
される。ここで、A/Dコンバータ12側のインピーダ
ンスが極めて高いために、上部抵抗膜1を流れる電流
は、A/Dコンバータ12側にはほとんど分流しない。
そのため、A/Dコンバータは正規押下点Aの電圧を測
定でき、この電圧の大きさによって正規押下点AのX軸
方向の位置を検出している。一方、正規押下点AのY軸
方向の位置の検出も、第1のスイッチ8等を切り換える
ことによって、同様に行っている。
【0006】次に、利用者のお手付き等の誤操作によっ
て、上部抵抗膜1と下部抵抗膜2とが2点以上で接触し
た場合の、従来のタッチパネル装置の動作について説明
する。ここで、図7に示すように、利用者が正規押下点
Aを押下した際に、お手付き等によって、誤って誤押下
点Bを同時に押下してしまったものとする。まず、利用
者が正規押下点Aと誤押下点Bとを押下すると、上部抵
抗膜1の正規押下点Aと下部抵抗膜2の正規接触点A′
とが接触し、同時に上部抵抗膜1の誤押下点Bと誤接触
点B′とが接触する。この時、正規接触点A′には正規
押下点Aと同一の電圧が印加され、誤接触点B′には誤
押下点Bと同一の電圧が印加される。このため、下部抵
抗膜2の正規接触点A′と誤接触点B′との間に電位差
が生ずる。次に、この電位差によって、図7に示すよう
に、上部抵抗膜1を流れる電流の一部が、正規接触点
A′→第2の下部電極6→誤接触点B′及び正規接触点
A′→第1の下部電極5→誤接触点B′の各経路へ分流
する。この場合、図7に示すように、正規接触点A′か
ら第2の下部電極6への垂線の長さと、誤接触点B′か
ら第2の下部電極6への垂線の長さが略等しく、更に下
部抵抗膜2の抵抗値が均一であるために、正規接触点
A′→第2の下部電極6間の抵抗値と、誤接触点B′→
第2の下部電極6間との抵抗値とが、略同一となり、第
2の下部電極6の電位は、正規接触点A′の電位と誤接
触点B′の電位を加えて2で割った物、即ち、正規接触
点A′の電位と誤接触点B′の電位との中間値と略等し
くなる。従来のタッチパネル装置は、A/Dコンバータ
12が第2の下部電極6の電圧を測定することで、接触
位置を検出するために、正規接触点A′と誤接触点B′
との中間点である誤検出点C′を接触点として誤検出し
てしまう。また、正規接触点A′→第2の下部電極6間
距離と、誤接触点B′→第2の下部電極6間距離とが異
なっている場合には、正規接触点A′と誤接触点B′の
間のいずれか1点を接触点として誤検出する。また、図
7ではX軸方向の誤検出について説明しているが、Y軸
方向についても同様である。更に、3点以上で多点接触
したような場合でも、同様な誤検出が生ずる。
て、上部抵抗膜1と下部抵抗膜2とが2点以上で接触し
た場合の、従来のタッチパネル装置の動作について説明
する。ここで、図7に示すように、利用者が正規押下点
Aを押下した際に、お手付き等によって、誤って誤押下
点Bを同時に押下してしまったものとする。まず、利用
者が正規押下点Aと誤押下点Bとを押下すると、上部抵
抗膜1の正規押下点Aと下部抵抗膜2の正規接触点A′
とが接触し、同時に上部抵抗膜1の誤押下点Bと誤接触
点B′とが接触する。この時、正規接触点A′には正規
押下点Aと同一の電圧が印加され、誤接触点B′には誤
押下点Bと同一の電圧が印加される。このため、下部抵
抗膜2の正規接触点A′と誤接触点B′との間に電位差
が生ずる。次に、この電位差によって、図7に示すよう
に、上部抵抗膜1を流れる電流の一部が、正規接触点
A′→第2の下部電極6→誤接触点B′及び正規接触点
A′→第1の下部電極5→誤接触点B′の各経路へ分流
する。この場合、図7に示すように、正規接触点A′か
ら第2の下部電極6への垂線の長さと、誤接触点B′か
ら第2の下部電極6への垂線の長さが略等しく、更に下
部抵抗膜2の抵抗値が均一であるために、正規接触点
A′→第2の下部電極6間の抵抗値と、誤接触点B′→
第2の下部電極6間との抵抗値とが、略同一となり、第
2の下部電極6の電位は、正規接触点A′の電位と誤接
触点B′の電位を加えて2で割った物、即ち、正規接触
点A′の電位と誤接触点B′の電位との中間値と略等し
くなる。従来のタッチパネル装置は、A/Dコンバータ
12が第2の下部電極6の電圧を測定することで、接触
位置を検出するために、正規接触点A′と誤接触点B′
との中間点である誤検出点C′を接触点として誤検出し
てしまう。また、正規接触点A′→第2の下部電極6間
距離と、誤接触点B′→第2の下部電極6間距離とが異
なっている場合には、正規接触点A′と誤接触点B′の
間のいずれか1点を接触点として誤検出する。また、図
7ではX軸方向の誤検出について説明しているが、Y軸
方向についても同様である。更に、3点以上で多点接触
したような場合でも、同様な誤検出が生ずる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、利用者の指やペンによる正規の接触に対す
る位置検出を行うためには、ドットスペーサの間隔を所
定の下限値以下にすることができず、利用者のお手付き
等の誤操作によって、上部抵抗膜と下部抵抗膜とが2以
上の多点で接触してしまい、利用者が押下していない位
置を接触点として誤検出し信頼性に欠けるという問題点
を有していた。またタッチパネル装置を文字,図形等の
入力装置として用いた際に、前述の誤検出を起こすと、
この誤検出によって入力された部分を、利用者が各々訂
正しなければならず、煩雑で手数が掛かり操作性に欠け
るという問題点を有していた。
の構成では、利用者の指やペンによる正規の接触に対す
る位置検出を行うためには、ドットスペーサの間隔を所
定の下限値以下にすることができず、利用者のお手付き
等の誤操作によって、上部抵抗膜と下部抵抗膜とが2以
上の多点で接触してしまい、利用者が押下していない位
置を接触点として誤検出し信頼性に欠けるという問題点
を有していた。またタッチパネル装置を文字,図形等の
入力装置として用いた際に、前述の誤検出を起こすと、
この誤検出によって入力された部分を、利用者が各々訂
正しなければならず、煩雑で手数が掛かり操作性に欠け
るという問題点を有していた。
【0008】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、利用者がお手付き等の誤操作を行って上部抵抗膜と
下部抵抗膜とが2点以上で接触してしまったことを検知
することができ信頼性に優れ、誤検出による誤入力を訂
正する必要がない操作性に優れたタッチパネル装置を提
供することを目的とする。
で、利用者がお手付き等の誤操作を行って上部抵抗膜と
下部抵抗膜とが2点以上で接触してしまったことを検知
することができ信頼性に優れ、誤検出による誤入力を訂
正する必要がない操作性に優れたタッチパネル装置を提
供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のタッチパネル装置は、可とう性の上部抵抗膜
と、前記上部抵抗膜の両端部に形成された2つの上部電
極と、前記上部抵抗膜の下方に前記上部抵抗膜と間隙を
おいて配設される下部抵抗膜と、前記下部抵抗膜の両端
部に前記上部電極と直交状に形成される2つの下部電極
と、前記上部抵抗膜等に電圧を印加するための電源と、
前記電源と前記上部電極及び下部電極を各々接続するス
イッチ群と、電圧値を測定しデジタル信号に変換して出
力するA/Dコンバータと、前記A/Dコンバータを前
記上部電極の一方または前記下部電極の一方の内いずれ
か1つと接続する切換スイッチと、を備えた抵抗膜型の
タッチパネル装置であって、前記上部電極及び前記下部
電極の前記切換スイッチが接続された側に直接あるいは
直列に各々接続される2つの精密抵抗と、2つの前記精
密抵抗を個々に前記電源のマイナス側と接続する2つの
精密抵抗スイッチと、前記上部抵抗膜と前記下部抵抗膜
とが多点接触した場合に警報を出力する警報出力部と、
前記上部抵抗膜と前記下部抵抗膜とが未接触の状態で2
つの前記精密抵抗の各々に印加される電圧の測定値を個
々に記憶する記憶部と、前記上部抵抗膜または下部抵抗
膜の一方を前記電源のプラス側と接続し他方を前記精密
抵抗の1つを介して前記電源のマイナス側と接続するよ
うに前記スイッチ群及び前記精密抵抗スイッチを切り換
えるとともに前記切換スイッチを切り換え前記A/Dコ
ンバータによって前記電源に接続された前記精密抵抗に
印加されている電圧を測定しこの測定値が規定電圧値以
下であった場合に前記上部抵抗膜と前記下部抵抗膜とが
未接触と判別する未接触判別手段と、前記未接触判別手
段で未接触と判別された場合に前記電源と前記上部抵抗
膜または前記下部抵抗膜の内いずれか1つと前記精密抵
抗とを直列に接続するように前記スイッチ群及び前記精
密抵抗スイッチを切り換えるとともに前記切換スイッチ
を切り換え前記A/Dコンバータによって前記精密抵抗
に印加されている電圧を各々測定しこの測定値を前記記
憶部に未接触時電圧値として記憶する未接触時電圧測定
手段と、前記未接触判別手段で接触中と判別された場合
に前記電源と前記上部抵抗膜または前記下部抵抗膜の内
いずれか1つと前記精密抵抗とを直列に接続するように
前記スイッチ群及び前記精密抵抗スイッチを切り換える
とともに前記切換スイッチを切り換え前記A/Dコンバ
ータによって前記精密抵抗に印加されている電圧を各々
測定しこの測定値が前記記憶部中に記憶されている未接
触時電圧値に誤差係数を掛けたものよりも大きくなった
場合に多点接触と判断して前記警報出力部から警報を出
力するとともに位置検出を行わずに前記未接触判別手段
へ処理を移す多点接触判断手段とを有する制御部と、を
備えた構成を有している。
に本発明のタッチパネル装置は、可とう性の上部抵抗膜
と、前記上部抵抗膜の両端部に形成された2つの上部電
極と、前記上部抵抗膜の下方に前記上部抵抗膜と間隙を
おいて配設される下部抵抗膜と、前記下部抵抗膜の両端
部に前記上部電極と直交状に形成される2つの下部電極
と、前記上部抵抗膜等に電圧を印加するための電源と、
前記電源と前記上部電極及び下部電極を各々接続するス
イッチ群と、電圧値を測定しデジタル信号に変換して出
力するA/Dコンバータと、前記A/Dコンバータを前
記上部電極の一方または前記下部電極の一方の内いずれ
か1つと接続する切換スイッチと、を備えた抵抗膜型の
タッチパネル装置であって、前記上部電極及び前記下部
電極の前記切換スイッチが接続された側に直接あるいは
直列に各々接続される2つの精密抵抗と、2つの前記精
密抵抗を個々に前記電源のマイナス側と接続する2つの
精密抵抗スイッチと、前記上部抵抗膜と前記下部抵抗膜
とが多点接触した場合に警報を出力する警報出力部と、
前記上部抵抗膜と前記下部抵抗膜とが未接触の状態で2
つの前記精密抵抗の各々に印加される電圧の測定値を個
々に記憶する記憶部と、前記上部抵抗膜または下部抵抗
膜の一方を前記電源のプラス側と接続し他方を前記精密
抵抗の1つを介して前記電源のマイナス側と接続するよ
うに前記スイッチ群及び前記精密抵抗スイッチを切り換
えるとともに前記切換スイッチを切り換え前記A/Dコ
ンバータによって前記電源に接続された前記精密抵抗に
印加されている電圧を測定しこの測定値が規定電圧値以
下であった場合に前記上部抵抗膜と前記下部抵抗膜とが
未接触と判別する未接触判別手段と、前記未接触判別手
段で未接触と判別された場合に前記電源と前記上部抵抗
膜または前記下部抵抗膜の内いずれか1つと前記精密抵
抗とを直列に接続するように前記スイッチ群及び前記精
密抵抗スイッチを切り換えるとともに前記切換スイッチ
を切り換え前記A/Dコンバータによって前記精密抵抗
に印加されている電圧を各々測定しこの測定値を前記記
憶部に未接触時電圧値として記憶する未接触時電圧測定
手段と、前記未接触判別手段で接触中と判別された場合
に前記電源と前記上部抵抗膜または前記下部抵抗膜の内
いずれか1つと前記精密抵抗とを直列に接続するように
前記スイッチ群及び前記精密抵抗スイッチを切り換える
とともに前記切換スイッチを切り換え前記A/Dコンバ
ータによって前記精密抵抗に印加されている電圧を各々
測定しこの測定値が前記記憶部中に記憶されている未接
触時電圧値に誤差係数を掛けたものよりも大きくなった
場合に多点接触と判断して前記警報出力部から警報を出
力するとともに位置検出を行わずに前記未接触判別手段
へ処理を移す多点接触判断手段とを有する制御部と、を
備えた構成を有している。
【0010】ここで、精密抵抗としては、温度による抵
抗値の変化が少ないものが好適に用いられ、精密抵抗の
抵抗値は、この精密抵抗が接続されている上部抵抗膜の
2つの上部電極間または下部抵抗膜の2つの下部電極の
間の抵抗値に近い値にすると、多点接触した場合の減少
した電極間の抵抗値対精密抵抗の抵抗値の比率と、未接
触時の電極間の抵抗値対精密抵抗の抵抗値の比率との差
が大きくなるために多点接触の判断が容易となり信頼性
の面から好ましい。また、警報出力部としては、ブザー
等の音声を出力するものや、液晶ディスプレイ等によっ
て警報メッセージを出力するもの等が好適に用いられ
る。
抗値の変化が少ないものが好適に用いられ、精密抵抗の
抵抗値は、この精密抵抗が接続されている上部抵抗膜の
2つの上部電極間または下部抵抗膜の2つの下部電極の
間の抵抗値に近い値にすると、多点接触した場合の減少
した電極間の抵抗値対精密抵抗の抵抗値の比率と、未接
触時の電極間の抵抗値対精密抵抗の抵抗値の比率との差
が大きくなるために多点接触の判断が容易となり信頼性
の面から好ましい。また、警報出力部としては、ブザー
等の音声を出力するものや、液晶ディスプレイ等によっ
て警報メッセージを出力するもの等が好適に用いられ
る。
【0011】
【作用】この構成によって、未接触判別手段が、上部抵
抗膜または下部抵抗膜の一方を電源のプラス側と接続
し、他方を精密抵抗の1つを介して電源のマイナス側と
接続して、A/Dコンバータによってこの精密抵抗に印
加されている電圧を測定し、この測定値が規定電圧値以
下であった場合に上部抵抗膜と下部抵抗膜とが未接触と
判別して、未接触時電圧測定手段が、未接触判別手段に
よって未接触であることが判別された場合に、電源と上
部抵抗膜または下部抵抗膜の内いずれか1つと精密抵抗
とを直列に接続し、A/Dコンバータによってこの精密
抵抗に印加されている電圧を各々測定し、この測定値を
記憶部に未接触時電圧値として記憶して、多点接触判断
手段が、未接触判別手段によって接触中であることが判
別された場合に、電源と上部抵抗膜または下部抵抗膜の
内いずれか1つと精密抵抗とを直列に接続し、A/Dコ
ンバータによってこの精密抵抗に印加されている電圧を
各々測定し、この測定値が記憶部中に記憶されている未
接触時電圧値に誤差係数を掛けたものより大きくなった
場合に多点接触と判断して警報出力部から警報を出力す
るとともに、位置検出を行わずに未接触判別手段へ処理
を移すことにより、電源と上部抵抗膜または下部抵抗膜
の内いずれか1つと精密抵抗とを直列に接続し、この精
密抵抗に印加される電圧を測定すると、1点接触の場合
には、電源と接続されていない下部抵抗膜または上部抵
抗膜へ電流がほとんど分流しないために、精密抵抗へ印
加される電圧は未接触時と略同一となり、一方、利用者
の誤操作等によって多点接触した場合には、多点接触部
分で電流が分流し、その部分の抵抗値が減少し、電源の
電圧は一定であるから、精密抵抗に印加される電圧が、
未接触時より大きくなることを利用して、この電圧の増
大を検出することで、多点接触を検知することができ
る。また、多点接触時の押下位置の誤検出による誤入力
を防止できるために、誤入力に対する訂正をなくすこと
ができる。
抗膜または下部抵抗膜の一方を電源のプラス側と接続
し、他方を精密抵抗の1つを介して電源のマイナス側と
接続して、A/Dコンバータによってこの精密抵抗に印
加されている電圧を測定し、この測定値が規定電圧値以
下であった場合に上部抵抗膜と下部抵抗膜とが未接触と
判別して、未接触時電圧測定手段が、未接触判別手段に
よって未接触であることが判別された場合に、電源と上
部抵抗膜または下部抵抗膜の内いずれか1つと精密抵抗
とを直列に接続し、A/Dコンバータによってこの精密
抵抗に印加されている電圧を各々測定し、この測定値を
記憶部に未接触時電圧値として記憶して、多点接触判断
手段が、未接触判別手段によって接触中であることが判
別された場合に、電源と上部抵抗膜または下部抵抗膜の
内いずれか1つと精密抵抗とを直列に接続し、A/Dコ
ンバータによってこの精密抵抗に印加されている電圧を
各々測定し、この測定値が記憶部中に記憶されている未
接触時電圧値に誤差係数を掛けたものより大きくなった
場合に多点接触と判断して警報出力部から警報を出力す
るとともに、位置検出を行わずに未接触判別手段へ処理
を移すことにより、電源と上部抵抗膜または下部抵抗膜
の内いずれか1つと精密抵抗とを直列に接続し、この精
密抵抗に印加される電圧を測定すると、1点接触の場合
には、電源と接続されていない下部抵抗膜または上部抵
抗膜へ電流がほとんど分流しないために、精密抵抗へ印
加される電圧は未接触時と略同一となり、一方、利用者
の誤操作等によって多点接触した場合には、多点接触部
分で電流が分流し、その部分の抵抗値が減少し、電源の
電圧は一定であるから、精密抵抗に印加される電圧が、
未接触時より大きくなることを利用して、この電圧の増
大を検出することで、多点接触を検知することができ
る。また、多点接触時の押下位置の誤検出による誤入力
を防止できるために、誤入力に対する訂正をなくすこと
ができる。
【0012】
【実施例】以下本発明の一実施例におけるタッチパネル
装置について、図面を参照しながら説明する。図1は本
発明の一実施例におけるタッチパネル装置の構成図であ
る。1は上部抵抗膜、2は下部抵抗膜、3は第1の上部
電極、4は第2の上部電極、5は第1の下部電極、6は
第2の下部電極、7は電源、8は第1のスイッチ、9は
第2のスイッチ、10は第3のスイッチ、11は第4の
スイッチ、12はA/Dコンバータ、13は切換スイッ
チであり、これらは従来例と同様なものなので同一の符
号を付し説明を省略する。19は第2の下部電極6に接
続された第1の精密抵抗、20は第2の上部電極4に接
続された第2の精密抵抗、21は電源7のマイナス側と
第1の精密抵抗19とを接続する第1の精密抵抗スイッ
チ、22は電源7のマイナス側と第2の精密抵抗20と
を接続する第2の精密抵抗スイッチ、23はA/Dコン
バータ12によって測定される第1の精密抵抗19及び
第2の精密抵抗20の未接触時電圧値を各々記憶する記
憶部、24は警報音の出力,警報メッセージの表示等を
行う警報出力部、25は上部抵抗膜1と下部抵抗膜2と
が未接触であるかを判別する未接触判別手段とA/Dコ
ンバータ12によって第1の精密抵抗19及び第2の精
密抵抗20の未接触時電圧値を測定しこれらを記憶部2
3に記憶する未接触時電圧測定手段とA/Dコンバータ
12によって第1の精密抵抗19及び第2の精密抵抗2
0に印加されている電圧を測定しこの測定値のいずれか
が記憶部23中に記憶されている未接触時電圧値に誤差
係数を掛けたものよりも大きくなった場合に多点接触と
判断して警報出力部から警報を出力するとともに未接触
判別手段へ処理を移す多点接触判断手段とを有しタッチ
パネル装置全体を制御する制御部である。
装置について、図面を参照しながら説明する。図1は本
発明の一実施例におけるタッチパネル装置の構成図であ
る。1は上部抵抗膜、2は下部抵抗膜、3は第1の上部
電極、4は第2の上部電極、5は第1の下部電極、6は
第2の下部電極、7は電源、8は第1のスイッチ、9は
第2のスイッチ、10は第3のスイッチ、11は第4の
スイッチ、12はA/Dコンバータ、13は切換スイッ
チであり、これらは従来例と同様なものなので同一の符
号を付し説明を省略する。19は第2の下部電極6に接
続された第1の精密抵抗、20は第2の上部電極4に接
続された第2の精密抵抗、21は電源7のマイナス側と
第1の精密抵抗19とを接続する第1の精密抵抗スイッ
チ、22は電源7のマイナス側と第2の精密抵抗20と
を接続する第2の精密抵抗スイッチ、23はA/Dコン
バータ12によって測定される第1の精密抵抗19及び
第2の精密抵抗20の未接触時電圧値を各々記憶する記
憶部、24は警報音の出力,警報メッセージの表示等を
行う警報出力部、25は上部抵抗膜1と下部抵抗膜2と
が未接触であるかを判別する未接触判別手段とA/Dコ
ンバータ12によって第1の精密抵抗19及び第2の精
密抵抗20の未接触時電圧値を測定しこれらを記憶部2
3に記憶する未接触時電圧測定手段とA/Dコンバータ
12によって第1の精密抵抗19及び第2の精密抵抗2
0に印加されている電圧を測定しこの測定値のいずれか
が記憶部23中に記憶されている未接触時電圧値に誤差
係数を掛けたものよりも大きくなった場合に多点接触と
判断して警報出力部から警報を出力するとともに未接触
判別手段へ処理を移す多点接触判断手段とを有しタッチ
パネル装置全体を制御する制御部である。
【0013】以上のように構成された本発明の一実施例
におけるタッチパネル装置について、以下その動作を説
明する。図2は本発明の一実施例におけるタッチパネル
装置のフローチャートであり、図3は本発明の一実施例
におけるタッチパネル装置のスイッチ状態図である。
におけるタッチパネル装置について、以下その動作を説
明する。図2は本発明の一実施例におけるタッチパネル
装置のフローチャートであり、図3は本発明の一実施例
におけるタッチパネル装置のスイッチ状態図である。
【0014】初めに、各スイッチを図3の状態1に示す
ように切り換え、第1の上部電極3を電源7のプラス側
と接続し、第2の下部電極6を第1の精密抵抗19を介
して電源7のマイナス側と接続するとともに、A/Dコ
ンバータ12によって、第1の精密抵抗19に印加され
る電圧を測定する(S1)。次に、S1で得られた測定
値が規定電圧値以下であるかを判別することで、上部抵
抗膜1と下部抵抗膜2とが未接触であるか調べる(S
2)。ここで、未接触の場合には、第1の精密抵抗19
が電源7のマイナス側のみに接続されており、ほとんど
電流が流れないため、これに印加される電圧は略0とな
る。Noである場合は、S10へjumpし、Yesで
ある場合は、未接触となってから所定の時間が経過した
か調べる(S3)。Noである場合は、S2へjump
し、Yesである場合は、各スイッチを図3の状態2に
示すように切り換え、第1の上部電極3を電源7のプラ
ス側と接続し、第2の上部電極4を第2の精密抵抗20
を介して電源7のマイナス側と接続するとともに、A/
Dコンバータ12によって、第2の精密抵抗20に印加
される電圧を未接触時電圧値として測定することで、電
源7の電圧の上部抵抗膜1と第2の精密抵抗20とによ
る分割電圧を測定する(S4)。次に、S4で得られた
第2の精密抵抗20の未接触時電圧値を記憶部23に記
憶する(S5)。次に、各スイッチを図3の状態3に示
すように切り換え、第1の下部電極5を電源7のプラス
側と接続し、第2の上部電極4を第2の精密抵抗20を
介して電源7のマイナス側と接続するとともに、A/D
コンバータ12によって、第2の精密抵抗20に印加さ
れる電圧を測定する(S6)。次に、S6で得られた測
定値が規定電圧値以下であるかを判別することで、上部
抵抗膜1と下部抵抗膜2とが未接触であるか調べる(S
7)。ここで、未接触の場合には、第2の精密抵抗20
が電源7のマイナス側のみに接続されており、ほとんど
電流が流れないため、これに印加される電圧は略0とな
る。Noである場合は、S1へjumpし、Yesであ
る場合は、各スイッチを図3の状態4に示すように切り
換え、第1の下部電極5を電源7のプラス側と接続し、
第2の下部電極6を第1の精密抵抗19を介して電源7
のマイナス側と接続するとともに、A/Dコンバータ1
2によって、第1の精密抵抗19に印加される電圧を未
接触時電圧値として測定することで、電源7の電圧の下
部抵抗膜2と第1の精密抵抗19とによる分割電圧を測
定する(S8)。次に、S8で得られた第1の精密抵抗
19の未接触時電圧値を記憶部23に記憶し、S1へj
umpする(S9)。次に、S2でNoと判断された場
合は、S10へ進み、各スイッチを図3の状態2に示す
ように切り換え、S4と同様な回路を形成して、A/D
コンバータ12によって、第2の精密抵抗20に印加さ
れる電圧を測定して、電源7の電圧の上部抵抗膜1と第
2の精密抵抗20とによる分割電圧を測定する(S1
0)。ここで、この第2の精密抵抗20に印加される電
圧は、正規の接触であれば下部抵抗膜2への分流が生じ
ないために、前述の未接触時電圧値と略同一となる。と
ころが、上部抵抗膜1と下部抵抗膜2とが多点で接触し
た場合には、前述のように上部抵抗膜1を流れる電流の
一部が下部抵抗膜2へ分流するため、上部抵抗膜1部分
の抵抗値が減少し、上部抵抗膜1に印加される電圧が減
少する。一方、電源7の電圧は一定であるから、多点接
触時には、この第2の精密抵抗20に印加される電圧が
前述の未接触時電圧よりも増大する。次に、S10で測
定された電圧値が、記憶部23に記憶されている第2の
精密抵抗20の未接触時電圧値に誤差係数を掛けた値よ
りも大きいか否かを判別することで、上部抵抗膜1と下
部抵抗膜2とが多点接触しているか調べる(S11)。
Yesである場合は、警報出力部24から警報を出力す
るとともに、押下位置の検出を行わずにS1へjump
し(S12)、Noである場合は、各スイッチを図3の
状態5に示すように切り換え、第1の上部電極3を電源
7のプラス側に接続し、第2の上部電極4を電源7のマ
イナス側に接続するとともに、A/Dコンバータ12に
よって第2の下部電極6部分の電圧を測定することで、
従来例と同様にして押下点のX軸側の位置を測定する
(S13)。次に、各スイッチを図3の状態4に示すよ
うに切り換え、S8と同様な回路を形成して、A/Dコ
ンバータ12によって、電源7の電圧の下部抵抗膜2と
第1の精密抵抗19とによる分割電圧を測定する(S1
4)。次に、S14で測定された電圧値が、記憶部23
に記憶されている第1の精密抵抗19の未接触時電圧値
に誤差係数を掛けた値よりも大きいか否かを判別するこ
とで、S11と同様にして上部抵抗膜1と下部抵抗膜2
とが多点接触しているか調べる(S15)。Yesであ
る場合は、警報出力部24から警報を出力するととも
に、押下位置の検出を行わずにS1へjumpし(S1
6)、Noである場合は、各スイッチを図3の状態6に
示すように切り換え、第1の下部電極5を電源7のプラ
ス側に接続し、第2の下部電極6を電源7のマイナス側
に接続するとともに、A/Dコンバータ12によって第
2の上部電極4部分の電圧を測定することで、従来例と
同様にして押下点のY軸側の位置を測定する(S1
7)。次に、以上の処理によって確定された押下位置の
X・Y座標に応じた表示等を行って、次の押下位置を検
出するためにS1へjumpする(S18)。
ように切り換え、第1の上部電極3を電源7のプラス側
と接続し、第2の下部電極6を第1の精密抵抗19を介
して電源7のマイナス側と接続するとともに、A/Dコ
ンバータ12によって、第1の精密抵抗19に印加され
る電圧を測定する(S1)。次に、S1で得られた測定
値が規定電圧値以下であるかを判別することで、上部抵
抗膜1と下部抵抗膜2とが未接触であるか調べる(S
2)。ここで、未接触の場合には、第1の精密抵抗19
が電源7のマイナス側のみに接続されており、ほとんど
電流が流れないため、これに印加される電圧は略0とな
る。Noである場合は、S10へjumpし、Yesで
ある場合は、未接触となってから所定の時間が経過した
か調べる(S3)。Noである場合は、S2へjump
し、Yesである場合は、各スイッチを図3の状態2に
示すように切り換え、第1の上部電極3を電源7のプラ
ス側と接続し、第2の上部電極4を第2の精密抵抗20
を介して電源7のマイナス側と接続するとともに、A/
Dコンバータ12によって、第2の精密抵抗20に印加
される電圧を未接触時電圧値として測定することで、電
源7の電圧の上部抵抗膜1と第2の精密抵抗20とによ
る分割電圧を測定する(S4)。次に、S4で得られた
第2の精密抵抗20の未接触時電圧値を記憶部23に記
憶する(S5)。次に、各スイッチを図3の状態3に示
すように切り換え、第1の下部電極5を電源7のプラス
側と接続し、第2の上部電極4を第2の精密抵抗20を
介して電源7のマイナス側と接続するとともに、A/D
コンバータ12によって、第2の精密抵抗20に印加さ
れる電圧を測定する(S6)。次に、S6で得られた測
定値が規定電圧値以下であるかを判別することで、上部
抵抗膜1と下部抵抗膜2とが未接触であるか調べる(S
7)。ここで、未接触の場合には、第2の精密抵抗20
が電源7のマイナス側のみに接続されており、ほとんど
電流が流れないため、これに印加される電圧は略0とな
る。Noである場合は、S1へjumpし、Yesであ
る場合は、各スイッチを図3の状態4に示すように切り
換え、第1の下部電極5を電源7のプラス側と接続し、
第2の下部電極6を第1の精密抵抗19を介して電源7
のマイナス側と接続するとともに、A/Dコンバータ1
2によって、第1の精密抵抗19に印加される電圧を未
接触時電圧値として測定することで、電源7の電圧の下
部抵抗膜2と第1の精密抵抗19とによる分割電圧を測
定する(S8)。次に、S8で得られた第1の精密抵抗
19の未接触時電圧値を記憶部23に記憶し、S1へj
umpする(S9)。次に、S2でNoと判断された場
合は、S10へ進み、各スイッチを図3の状態2に示す
ように切り換え、S4と同様な回路を形成して、A/D
コンバータ12によって、第2の精密抵抗20に印加さ
れる電圧を測定して、電源7の電圧の上部抵抗膜1と第
2の精密抵抗20とによる分割電圧を測定する(S1
0)。ここで、この第2の精密抵抗20に印加される電
圧は、正規の接触であれば下部抵抗膜2への分流が生じ
ないために、前述の未接触時電圧値と略同一となる。と
ころが、上部抵抗膜1と下部抵抗膜2とが多点で接触し
た場合には、前述のように上部抵抗膜1を流れる電流の
一部が下部抵抗膜2へ分流するため、上部抵抗膜1部分
の抵抗値が減少し、上部抵抗膜1に印加される電圧が減
少する。一方、電源7の電圧は一定であるから、多点接
触時には、この第2の精密抵抗20に印加される電圧が
前述の未接触時電圧よりも増大する。次に、S10で測
定された電圧値が、記憶部23に記憶されている第2の
精密抵抗20の未接触時電圧値に誤差係数を掛けた値よ
りも大きいか否かを判別することで、上部抵抗膜1と下
部抵抗膜2とが多点接触しているか調べる(S11)。
Yesである場合は、警報出力部24から警報を出力す
るとともに、押下位置の検出を行わずにS1へjump
し(S12)、Noである場合は、各スイッチを図3の
状態5に示すように切り換え、第1の上部電極3を電源
7のプラス側に接続し、第2の上部電極4を電源7のマ
イナス側に接続するとともに、A/Dコンバータ12に
よって第2の下部電極6部分の電圧を測定することで、
従来例と同様にして押下点のX軸側の位置を測定する
(S13)。次に、各スイッチを図3の状態4に示すよ
うに切り換え、S8と同様な回路を形成して、A/Dコ
ンバータ12によって、電源7の電圧の下部抵抗膜2と
第1の精密抵抗19とによる分割電圧を測定する(S1
4)。次に、S14で測定された電圧値が、記憶部23
に記憶されている第1の精密抵抗19の未接触時電圧値
に誤差係数を掛けた値よりも大きいか否かを判別するこ
とで、S11と同様にして上部抵抗膜1と下部抵抗膜2
とが多点接触しているか調べる(S15)。Yesであ
る場合は、警報出力部24から警報を出力するととも
に、押下位置の検出を行わずにS1へjumpし(S1
6)、Noである場合は、各スイッチを図3の状態6に
示すように切り換え、第1の下部電極5を電源7のプラ
ス側に接続し、第2の下部電極6を電源7のマイナス側
に接続するとともに、A/Dコンバータ12によって第
2の上部電極4部分の電圧を測定することで、従来例と
同様にして押下点のY軸側の位置を測定する(S1
7)。次に、以上の処理によって確定された押下位置の
X・Y座標に応じた表示等を行って、次の押下位置を検
出するためにS1へjumpする(S18)。
【0015】
【発明の効果】以上のように本発明は、未接触判別手段
が、上部抵抗膜または下部抵抗膜の一方を電源のプラス
側と接続し、他方を精密抵抗の1つを介して電源のマイ
ナス側と接続して、A/Dコンバータによってこの精密
抵抗に印加されている電圧を測定し、この測定値が規定
電圧値以下であった場合に上部抵抗膜と下部抵抗膜とが
未接触と判別して、未接触時電圧測定手段が、未接触判
別手段によって未接触であることが判別された場合に、
電源と上部抵抗膜または下部抵抗膜の内いずれか1つと
精密抵抗とを直列に接続し、A/Dコンバータによって
この精密抵抗に印加されている電圧を各々測定し、この
測定値を記憶部に未接触時電圧値として記憶して、多点
接触判断手段が、未接触判別手段によって接触中である
ことが判別された場合に、電源と上部抵抗膜または下部
抵抗膜の内いずれか1つと精密抵抗とを直列に接続し、
A/Dコンバータによってこの精密抵抗に印加されてい
る電圧を各々測定し、この測定値が記憶部中に記憶され
ている未接触時電圧値に誤差係数を掛けたものより大き
くなった場合に多点接触と判断して警報出力部から警報
を出力するとともに、位置検出を行わずに未接触判別手
段へ処理を移すことにより、電源と上部抵抗膜または下
部抵抗膜の内いずれか1つと精密抵抗とを直列に接続
し、この精密抵抗に印加される電圧を測定すると、1点
接触の場合には、電源と接続されていない下部抵抗膜ま
たは上部抵抗膜へ電流がほとんど分流しないために、精
密抵抗へ印加される電圧は未接触時と略同一となり、一
方、利用者の誤操作等によって多点接触した場合には、
多点接触部分で電流が分流し、その部分の抵抗値が減少
し、電源の電圧は一定であるから、精密抵抗に印加され
る電圧が、未接触時より大きくなることを利用して、こ
の電圧の増大を検出することで、多点接触を検知するこ
とができ信頼性に優れ、多点接触時の押下位置の誤検出
による誤入力を防止できるために、誤入力に対する訂正
をなくすことができる操作性に優れたタッチパネル装置
を実現できるものである。
が、上部抵抗膜または下部抵抗膜の一方を電源のプラス
側と接続し、他方を精密抵抗の1つを介して電源のマイ
ナス側と接続して、A/Dコンバータによってこの精密
抵抗に印加されている電圧を測定し、この測定値が規定
電圧値以下であった場合に上部抵抗膜と下部抵抗膜とが
未接触と判別して、未接触時電圧測定手段が、未接触判
別手段によって未接触であることが判別された場合に、
電源と上部抵抗膜または下部抵抗膜の内いずれか1つと
精密抵抗とを直列に接続し、A/Dコンバータによって
この精密抵抗に印加されている電圧を各々測定し、この
測定値を記憶部に未接触時電圧値として記憶して、多点
接触判断手段が、未接触判別手段によって接触中である
ことが判別された場合に、電源と上部抵抗膜または下部
抵抗膜の内いずれか1つと精密抵抗とを直列に接続し、
A/Dコンバータによってこの精密抵抗に印加されてい
る電圧を各々測定し、この測定値が記憶部中に記憶され
ている未接触時電圧値に誤差係数を掛けたものより大き
くなった場合に多点接触と判断して警報出力部から警報
を出力するとともに、位置検出を行わずに未接触判別手
段へ処理を移すことにより、電源と上部抵抗膜または下
部抵抗膜の内いずれか1つと精密抵抗とを直列に接続
し、この精密抵抗に印加される電圧を測定すると、1点
接触の場合には、電源と接続されていない下部抵抗膜ま
たは上部抵抗膜へ電流がほとんど分流しないために、精
密抵抗へ印加される電圧は未接触時と略同一となり、一
方、利用者の誤操作等によって多点接触した場合には、
多点接触部分で電流が分流し、その部分の抵抗値が減少
し、電源の電圧は一定であるから、精密抵抗に印加され
る電圧が、未接触時より大きくなることを利用して、こ
の電圧の増大を検出することで、多点接触を検知するこ
とができ信頼性に優れ、多点接触時の押下位置の誤検出
による誤入力を防止できるために、誤入力に対する訂正
をなくすことができる操作性に優れたタッチパネル装置
を実現できるものである。
【図1】本発明の一実施例におけるタッチパネル装置の
構成図
構成図
【図2】本発明の一実施例におけるタッチパネル装置の
フローチャート
フローチャート
【図3】本発明の一実施例におけるタッチパネル装置の
スイッチ状態図
スイッチ状態図
【図4】従来のタッチパネル装置の構成図
【図5】従来のタッチパネル装置の要部断面図
【図6】従来のタッチパネル装置の1点接触時の動作を
示す模式図
示す模式図
【図7】従来のタッチパネル装置の2点接触時の動作を
示す模式図
示す模式図
1 上部抵抗膜 2 下部抵抗膜 3 第1の上部電極 4 第2の上部電極 5 第1の下部電極 6 第2の下部電極 7 電源 8 第1のスイッチ 9 第2のスイッチ 10 第3のスイッチ 11 第4のスイッチ 12 A/Dコンバータ 13 切換スイッチ 14 制御部 15 第1のフィルム 16 第2のフィルム 17 ドットスペーサ 18 指 19 第1の精密抵抗 20 第2の精密抵抗 21 第1の精密抵抗スイッチ 22 第2の精密抵抗スイッチ 23 記憶部 24 警報出力部 25 制御部
Claims (1)
- 【請求項1】可とう性の上部抵抗膜と、前記上部抵抗膜
の両端部に形成された2つの上部電極と、前記上部抵抗
膜の下方に前記上部抵抗膜と間隙をおいて配設される下
部抵抗膜と、前記下部抵抗膜の両端部に前記上部電極と
直交状に形成される2つの下部電極と、前記上部抵抗膜
等に電圧を印加するための電源と、前記電源と前記上部
電極及び前記下部電極を各々接続するスイッチ群と、電
圧値を測定しデジタル信号に変換して出力するA/Dコ
ンバータと、前記A/Dコンバータを前記上部電極の一
方または前記下部電極の一方の内いずれか1つと接続す
る切換スイッチと、を備えた抵抗膜型のタッチパネル装
置であって、前記上部電極及び前記下部電極の前記切換
スイッチが接続された側に直接あるいは直列に各々接続
される2つの精密抵抗と、2つの前記精密抵抗を個々に
前記電源のマイナス側と接続する2つの精密抵抗スイッ
チと、前記上部抵抗膜と前記下部抵抗膜とが多点接触し
た場合に警報を出力する警報出力部と、前記上部抵抗膜
と前記下部抵抗膜とが未接触の状態で2つの前記精密抵
抗の各々に印加される電圧の測定値を個々に記憶する記
憶部と、前記上部抵抗膜または下部抵抗膜の一方を前記
電源のプラス側と接続し、他方を前記精密抵抗の1つを
介して前記電源のマイナス側と接続するように前記スイ
ッチ群及び前記精密抵抗スイッチを切り換える制御手段
と、前記切換スイッチを切り換え前記A/Dコンバータ
によって接続された前記精密抵抗に印加されている電圧
を測定し、この測定値が規定電圧値以下であった場合に
前記上部抵抗膜と前記下部抵抗膜とが未接触と判別する
未接触判別手段と、前記未接触判別手段で未接触と判別
された場合に前記電源と前記上部抵抗膜または前記下部
抵抗膜の内いずれか1つと前記精密抵抗とを直列に接続
するように前記スイッチ群及び前記精密抵抗スイッチを
切り換える制御手段と、前記切換スイッチを切り換え前
記A/Dコンバータによって前記精密抵抗に印加されて
いる電圧を各々測定しこの測定値を前記記憶部に未接触
時電圧値として記憶する未接触時電圧測定手段と、前記
未接触判別手段で接触中と判別された場合に前記電源と
前記上部抵抗膜または前記下部抵抗膜の内いずれか1つ
と前記精密抵抗とを直列に接続するように前記スイッチ
群及び前記精密抵抗スイッチを切り換える制御手段と、
前記切換スイッチを切り換え前記A/Dコンバータによ
って前記精密抵抗に印加されている電圧を各々測定しこ
の測定値が前記記憶部中に記憶されている未接触時電圧
値に誤差係数を掛けたものよりも大きくなった場合に多
点接触と判断して前記警報出力部から警報を出力すると
ともに位置検出を行わずに前記未接触判別手段へ処理を
移す多点接触判断手段とを有する制御部と、を備えたこ
とを特徴とするタッチパネル装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31822993A JPH07175576A (ja) | 1993-12-17 | 1993-12-17 | タッチパネル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31822993A JPH07175576A (ja) | 1993-12-17 | 1993-12-17 | タッチパネル装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07175576A true JPH07175576A (ja) | 1995-07-14 |
Family
ID=18096869
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31822993A Pending JPH07175576A (ja) | 1993-12-17 | 1993-12-17 | タッチパネル装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07175576A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100313108B1 (ko) * | 1999-10-02 | 2001-11-03 | 김순택 | 터치 패널 장치 |
KR100472361B1 (ko) * | 2001-12-15 | 2005-03-08 | 엘지.필립스 엘시디 주식회사 | 터치패널의 구동장치 및 방법 |
JP2009176114A (ja) * | 2008-01-25 | 2009-08-06 | Mitsubishi Electric Corp | タッチパネル装置及びユーザインタフェース装置 |
KR101452660B1 (ko) * | 2010-07-31 | 2014-10-22 | 모토로라 솔루션즈, 인크. | 터치 스크린 렌더링 시스템 및 그 동작 방법 |
JP2016218559A (ja) * | 2015-05-15 | 2016-12-22 | 株式会社デンソーウェーブ | タッチパネル装置、タッチパネル装置の制御プログラム、及びセキュリティ装置 |
-
1993
- 1993-12-17 JP JP31822993A patent/JPH07175576A/ja active Pending
Cited By (6)
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