JP2001060143A - 抵抗膜式タッチパネル - Google Patents

抵抗膜式タッチパネル

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JP2001060143A
JP2001060143A JP11236493A JP23649399A JP2001060143A JP 2001060143 A JP2001060143 A JP 2001060143A JP 11236493 A JP11236493 A JP 11236493A JP 23649399 A JP23649399 A JP 23649399A JP 2001060143 A JP2001060143 A JP 2001060143A
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voltage
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Yosuke Sato
陽介 佐藤
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Kenwood KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タッチパネル上に押圧箇所が複数あることを
検出する。 【解決手段】 タッチパネル1は、対向配置された一対
の抵抗膜11、12から構成される。抵抗膜11は押圧
により変形し、変形部で抵抗膜12に接触する。座標検
出回路24は、抵抗膜11、12の接触位置の座標を繰
り返し検出すると共に、接触位置の座標を検出してから
この座標と異なる座標を検出するまでの時間を計測す
る。座標検出回路24は、計測した時間が所定の時間よ
り短い場合に、タッチパネル1上に押圧箇所が複数ある
と判断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、抵抗膜式タッチ
パネルに関し、特に、多重押しを検出することが可能な
抵抗膜式タッチパネルに関する。
【0002】
【従来の技術】抵抗膜式タッチパネルは、図8に示すよ
うに、相対向して配置された一対の抵抗膜11及び12
を備え、任意の位置が押圧されると、その位置で、抵抗
膜11と12とが接触する構造を有する。また、抵抗膜
11の上辺部と下辺部にはそれぞれ電極Y0とY1が平
行に形成されている。抵抗膜12の左辺部と右辺部には
電極X0とX1が、抵抗膜11の電極Y0,Y1と直交
するように形成されている。
【0003】電極X0はトランジスタTr1を介して電
圧VCCと接続され、電極X1はトランジスタTr3を介
して接地されると共に検出回路に接続されている。ま
た、電極Y0はトランジスタTr2を介して電圧VCCと
接続され、電極Y1はトランジスタTr4を介して接地
されると共に検出回路に接続されている。
【0004】押下された位置のX座標を検出する場合、
図8のトランジスタTr1,Tr3をオンし、トランジ
スタTr2,Tr4をオフする。これにより、電極X0
に電圧VCCが印加され、電極X1は接地される。
【0005】この状態で、タッチパネル上の任意の点、
例えばA点が押下されると、抵抗膜11と抵抗膜12と
がA点で接触する。このときのA点の電圧VAXは、座
標検出回路の入力インピーダンスが十分大きいとする
と、数1に示す値になる。
【0006】
【数1】VAX=VCC*XA/LX 但し、 LX:電極X0と電極X1の間の抵抗値 XA:電極X0とA点の間の抵抗値
【0007】数1を変形した数2により、タッチパネル
上のA点のX座標XAを求めることができる。
【0008】
【数2】XA=(VAX/VCC)*LX
【0009】一方、押下された位置(A点)のY座標を
検出する場合、図8のトランジスタTr1,Tr3をオ
フし、トランジスタTr2,Tr4をオンする。これに
より、電極Y0に電圧VCCが印加され、電極Y1は接地
される。
【0010】A点の電圧VAYは、座標検出回路の入力
インピーダンスが十分大きいとすると、数3に示す値に
なる。
【0011】
【数3】VAY=VCC*YA/LY 但し、 LY:電極Y0と電極Y1の間の抵抗値 YA:電極Y0とA点の間の抵抗値
【0012】数3を変形した数4により、タッチパネル
上のA点のY座標YAを求めることができる。
【0013】
【数4】YA=(VAY/VCC)*LY
【0014】
【発明が解決しようとする課題】従来の抵抗膜式タッチ
パネルは、押下された位置(被押圧位置)が多数ある場
合(多重押しの場合)、複数の被押圧位置の重心の位置
が押下されたかのように判別してしまい、多重押しであ
ることを検出することができなかった。例えば、図8に
おいて、点A(XA,YA)と点B(XB,YB)とが
押下された場合、両点の重心の座標C((XA+XB)
/2,(YA+YB)/2)が押下されたと判断し、多
重押しであることを検出することができなかった。
【0015】この発明は、上記実状に鑑みてなされたも
ので、多重押しを検出することが可能な抵抗膜式タッチ
パネルを提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明にかかる抵抗膜式タッチパネルは、相対向し
て配置され、被押圧箇所で接触する第1と第2の可撓性
の抵抗膜と、前記第1と第2の抵抗膜の接触位置を繰り
返し検出する被押圧位置検出手段と、前記被押圧位置出
手段により位置が検出されてから、この位置と異なる位
置が検出されるまでの時間を計測する時間計測手段と、
前記時間計測手段により計測された時間が所定時間より
も短い場合に、被押圧箇所が複数存在すると判断する判
別手段と、を備える、ことを特徴とする。
【0017】この構成によれば、通常の操作では困難な
程度に、座標の変化量が大きい場合に、被押圧箇所が複
数存在すると判断するため、いわゆる多重押しを検出す
ることができる。
【0018】所定時間は、前記被押圧位置検出手段によ
り連続して検出された2つの異なる被押圧位置の距離に
応じて予め定められていることが望ましく、連続して検
出された2つの異なる座標間の距離が長くなるに従っ
て、長くなるように予め定められていることがより望ま
しい。
【0019】前記判別手段は、前記被押圧位置検出手段
により検出された位置と、この位置を検出した後に検出
されたこの位置と異なる位置との間の距離を算出する距
離算出手段と、前記距離算出手段により算出された距離
と、所定時間と、を対応付けるテーブルを記憶する記憶
手段と、前記記憶手段から、前記距離算出手段により算
出された距離に対応する時間を読み出し、読み出した時
間が、前記時間計測手段により計測された時間より長い
場合に、被押圧箇所が複数存在すると判別する手段と、
を備えていてもよい。
【0020】前記第1の抵抗膜の両端には平行に第1の
電極が配置され、前記第2の抵抗膜の両端には、前記第
1の電極と垂直に第2の電極が配置されてもよい。この
場合、前記被押圧位置検出手段は、前記第1の電極の間
と前記第2の電極の間に交互に電圧を印加する電圧印加
手段と、前記電圧印加手段により前記第1の電極の間に
電圧が印加された際に、前記第2の電極に現れる電圧を
計測し、前記第2の電極の間に電圧が印加された際に、
前記第1の電極に現れる電圧を計測する電圧値計測手段
と、前記電圧値計測手段により計測された電圧より、前
記第1と第2の抵抗膜上の被押圧位置の座標を判別する
手段と、を備えることが望ましい。
【0021】前記第1と第2の抵抗膜の複数箇所が押圧
されているか否かを、前記判別手段とは異なる手法で判
別する第2の判別手段をさらに備えた場合、前記判別手
段の判別結果と前記第2の判別手段の判別結果とに基づ
いて、被押圧箇所が複数存在するか否かを判別する手段
をさらに備えていることが望ましい。
【0022】この構成によれば、2つの判別手段によ
り、第1と第2の抵抗膜の複数箇所が押圧されているか
否かを判別するため、被押圧箇所が複数あることを誤っ
て検出する可能性を低減することができる。
【0023】前記第2の判別手段は、前記第1と第2の
抵抗膜の複数箇所が押圧されているか否かを、例えば、
被押圧箇所を介して前記第1と第2の抵抗膜との間に流
れる電流を測定することにより判別してもよい。
【0024】前記第1の抵抗膜の両端には平行に第1の
電極が配置され、前記第2の抵抗膜の両端には、前記第
1の電極と垂直に第2の電極が配置され、前記第1の電
極の間と前記第2の電極の間に交互に電圧を印加する電
圧印加手段と、前記電圧印加手段により前記第1の電極
の間又は前記第2の電極の間に電圧が印加された際に、
前記第1の電極の間又は前記第2の電極の間に流れる電
流値を計測する電流値計測手段と、をさらに備える場
合、前記第2の判別手段は、前記時間計測手段により計
測された時間が、所定時間よりも短い場合、且つ、前記
電流値計測手段により所定の電流よりも大きな電流が計
測された場合に、前記第1と第2の抵抗膜への押圧箇所
が複数存在すると判断してもよい。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態にか
かる抵抗膜式タッチパネルシステムについて、図面を参
照しつつ説明する。この実施の形態にかかる抵抗膜式タ
ッチパネルシステムは、図1に示すように、タッチパネ
ル1と、データ処理部2と、表示装置3と、を備える。
【0026】タッチパネル1は、図1に示すように、位
置検出部101と、信号処理部102と、から構成され
る。
【0027】位置検出部101は、図2に示すように、
可撓性の透明抵抗膜から構成される第1と第2の抵抗膜
11,12と、トランジスタTr1〜Tr5とを備え
る。第1の抵抗膜11と第2の抵抗膜12は一定の間隔
をおいて相対向して配置されている。第1の抵抗膜11
の上には第1の抵抗膜11を保護するための透明保護膜
(図示せず)が配置されている。
【0028】第1の抵抗膜11の上辺部と下辺部とには
長手方向に電極Y0とY1が形成されている。第2の抵
抗膜12の左辺部と右辺部とには電極X0、X1が、電
極Y0,Y1と直交するように形成されている。電極X
0はトランジスタTr1を介して電圧VCCの供給線に接
続されている。電極X1はトランジスタTr3を介して
接地されると共に後述するA/D変換部21に接続さ
れ、さらに、トランジスタTr5を介して電圧VCCの供
給線に接続されている。電極Y0はトランジスタTr2
を介して電圧VCCの供給線に接続され、電極Y1はトラ
ンジスタTr4を介して接地されると共に信号処理部1
02の後述するA/D変換部21に接続されている。
【0029】トランジスタTr1〜Tr5は、後述する
座標検出回路24に制御され、操作者のパネルへの押圧
の有無、及び、押圧位置(被押圧位置)の座標を検出す
るために、所定のタイミングでオン/オフされる。
【0030】信号処理部102は、A/D変換部21
と、タイマ22と、記憶回路23と、座標検出回路24
と、から構成される。
【0031】A/D変換部21は、電極X1とY1の電
圧をA/D変換し、変換後のディジタル値を座標検出回
路24に供給する。
【0032】タイマ22は、座標検出回路24に制御さ
れ、押圧位置の座標が検出されてから、この座標と異な
る新たな座標が検出されるまでの時間を計測する。
【0033】記憶回路23は、図3に示すような、連続
して検出された2つの異なる座標間の距離Lと多重押し
を検出するための基準時間Ttを対応付けるテーブルを
記憶する。なお、図3のテーブルのLとTtは、L/Tt
が、操作者が1本の指(又はタッチペン)を単位時間当
たりに移動可能な平均的な距離となるように設定されて
いる。
【0034】座標検出回路24は、後述するように、タ
ッチパネル1全体の動作を制御する。
【0035】データ処理部2は、信号処理部102から
供給される各種データに基づいて、様々な処理を実行す
る。例えば、信号処理部102から供給される座標デー
タ(操作者の信号入力位置)に基づいて、所定のプログ
ラムを実行し、表示装置3に制御信号を供給する。
【0036】表示装置3は、例えば液晶表示装置からな
り、タッチパネル1の第2の抵抗膜12の下方に配置さ
れ、データ処理部2から供給される制御信号に従って、
表示画面上に画像を表示する。
【0037】次に、上記構成の抵抗膜式タッチパネル1
の動作について、図4に示すトランジスタTr1〜Tr
5のオン/オフのタイミングチャートを参照しつつ説明
する。図4(A)〜(E)は、操作者によりタッチパネ
ルが押圧されていない待機状態でのトランジスタTr1
〜Tr5のオン/オフのタイミングチャートであり、図
4(F)〜(J)は、操作者によりタッチパネルが押圧
されたことを検出した場合のトランジスタTr1〜Tr
5のオン/オフのタイミングチャートである。
【0038】座標検出回路24は、タッチパネル1が押
圧されていない待機状態では所定周期毎に押圧の有無の
みを検出し、押圧を検出した場合に、押圧の有無の検出
に加えて押圧位置(被押圧位置)の座標を検出する。即
ち、待機状態では、図4(A)〜(E)に示すように、
図2のトランジスタTr1とTr5とを所定の周期及び
期間、例えば8msの周期で2msの期間、同時にオン
して、第2の抵抗膜12の電極X0とX1に電圧VCCを
印加し、電極Y1に発生する電圧を検出することにより
押圧の有無を検出する。電極X0とX1に電圧VCCを印
加している状態では、抵抗膜12全体が電圧VCCとな
り、抵抗膜12と抵抗膜11とが接触することにより、
接触位置にかかわらず、電極Y1には電圧VCCが発生す
る。
【0039】座標検出回路24は、電極Y1に発生した
電圧VCCのディジタル値DVCCを検出すると、押圧あり
と判断する。続いて、座標検出回路24は、図4(F)
〜(J)に示すように、押圧の有無の検出に続いて図2
のトランジスタTr1とTr3のみを2msの期間同時
にオンし、続いてトランジスタTr2とTr4のみを2
msの期間同時にオンする。
【0040】A/D変換回路21は、トランジスタTr
1,TR3がオンしているタイミングで電極Y1の電圧
をA/D変換し、トランジスタTr2,Tr4がオンし
ているタイミングで電極X1の電圧をA/D変換し、A
/D変換後のディジタル値DX、DYを座標検出回路2
4に出力する。座標検出回路24は、供給されたディジ
タル値DX、DYから押圧位置の座標(X,Y)を前述
の数2と数4と同様の数5に従って算出する。
【0041】
【数5】X=(DX/DVCC)*LX Y=(DY/DVCC)*LY 但し、 LX:電極X0と電極X1の間の抵抗値 LY:電極Y0と電極Y1の間の抵抗値 DVCC:電源電圧VCCのディジタル値
【0042】座標検出回路24は、今回検出した座標が
前回の検出時に記憶回路23に記憶させておいた座標と
異なる場合には、タイマ22の計測時間Tmを記憶回路
23にセーブした後、タイマ22を再起動(リセット)
する。これにより、新たに座標が検出されてから次の座
標が検出されるまでの時間Tmが計測される。また、今
回検出した座標(X,Y)と前回検出した座標とを比較
し、一致しないと判別した場合には、今回検出した座標
(X,Y)を記憶回路23に記録すると共に、両座標間
の距離Lを求め、記憶回路23に記憶されているテーブ
ルから、求めた距離Lに対応する基準時間Ttを求め
る。さらに、座標検出回路24は、記憶回路23にセー
ブしておいたタイマ22の計測時間(=前回の新たな座
標の検出から今回の新たな座標の検出までの時間)Tm
と読み出した基準時間Ttとを比較し、Tm<Ttの時
に、タッチパネルの複数箇所が押圧されていると判別
し、その旨をデータ処理部2に通知する。
【0043】一方、座標検出回路24は、前回の検出時
に記憶回路23に記憶させておいた座標と今回検出した
座標とが異なっていても、Tm>Ttの場合には、今回検
出した座標をデータ処理部2に通知する。
【0044】次に、上述の構成を有する抵抗膜式タッチ
パネルシステムの動作を、図4(A)〜(J)のタイミ
ングチャート及び図5のフローチャートを参照しつつ説
明する。なお、以下に示す、押圧及び座標検出処理は、
タイマ割り込みなどにより、8msの周期で繰り返し行
われる。
【0045】座標検出回路24は、図4(A)〜(E)
に示すように、トランジスタTr1とTr5とを、同時
に2msの期間オンして(ステップS1)、第2の抵抗
膜12の電極X0とX1に電圧VCCを印加し、電極Y1
に現れる電圧を検出することにより押圧の有無を検出す
る(ステップS2)。座標検出回路24は、ステップS
2の判別で押圧無しと判別すると、今回の動作を終了す
る。
【0046】一方、座標検出回路24は、ステップS2
の判別で押圧ありと判別すると、図4(F)〜(J)に
示すように、押圧の検出に続いて2msの期間ウエイト
する(ステップS3)。その後、トランジスタTr1と
Tr3のみを2msの期間同時にオンし、続いてトラン
ジスタTr2とTr4のみを2msの期間同時にオンす
る(ステップS4)。座標検出回路24は、トランジス
タTr1とTr3のみをオンしているときの電極Y1の
電圧から押圧位置のX座標を算出し、トランジスタTr
2とTr4のみをオンしているときの電極X1の電圧か
ら押圧位置のY座標を算出する(ステップS5)。
【0047】次に、今回算出した座標が、記憶回路23
に記録しておいた前回の算出座標と一致するか否かを判
別する(ステップS6)。
【0048】ステップS6の判別において、今回算出さ
れた座標が、記憶回路23に記録された前回の算出座標
と一致すると判別した場合には、処理を終了する。
【0049】一方、ステップS6の判別において、今回
算出された座標が記憶回路23に記録された前回の算出
座標と一致しないと判別した場合には、タイマ22の計
測時間Tmを記憶回路23にセーブし、セーブ後、タイ
マ22を再起動(カウント値を0に戻してから、再スタ
ート)すると共に、今回算出した座標値を前回の座標値
として記録(即ち、記憶されている座標値を更新)する
(ステップS7)。次に、前回算出された座標と今回算
出された座標との間の距離Lを求め(ステップS8)、
記憶回路23に記憶されているテーブルから、求めた距
離Lに対応する基準時間Ttを読み出す(ステップS
9)。
【0050】座標検出回路24は、記憶回路23にセー
ブしておいたタイマ22の計測時間Tmを読み出し、計
測時間Tmが基準時間Ttより小さいか否かを判別する
(ステップS10)。
【0051】座標検出回路24は、計測時間Tmが基準
時間Ttより小さいと判別した時に、タッチパネルの複
数箇所が押圧されていると判別し、その旨(即ち、多重
押し)をデータ処理部2に通知し(ステップS11)、
今回の処理を終了する。一方、計測時間Tmが基準時間
Tt以上であると判別したときに、検出した座標値をデ
ータ処理部2に通知し(ステップS12)、今回の処理
を終了する。
【0052】以上説明したように、この実施の形態にか
かる抵抗膜式タッチパネル1は、操作者の指(又は、タ
ッチペンで)の移動が非常に高速の場合、即ち、通常の
操作では、困難な程度に座標の変化が大きい場合には、
多重押しとする。
【0053】この実施の形態においては、操作者等が2
点を連続して押圧する間の時間が、1本の指(又はタッ
チペン)でこの2点を連続して押圧することが可能な時
間より短い場合に多重押しとする手法(以降、移動時間
計測法と称する)により多重押しを検出した。しかし、
指や手を動かす速度には個人差や場面による差異がある
ため、基準時間Ttを一義的に決定すると、多重押しの
検出に不都合が生じる場合がある。例えば、基準時間T
tを長くすると多重押しを検出できない場合があり、基
準時間Ttを短くすると多重押しであると誤って判別し
てしまう場合がある。
【0054】このような不都合を解消する方法として、
例えば、上述の移動時間計測法に加えて、移動時間計測
法を補完するような他の多重押しの判別方法を採用し、
移動時間計測法と他の多重押しの判別方法により共に多
重押しを検出した場合に、多重押しであると判別する方
法が考えられる。
【0055】以下、移動時間計測法に加えて、電極X0
(又はY0)に流れ込む電流の変化(増減)を検出する
ことにより多重押しを判別する手法(以下、電流値計測
法)を採用することにより、多重押しの検出の信頼性を
高めることが可能な抵抗膜式タッチパネルについて説明
する。なお、移動時間計測法については前述したため、
以下、電流値計測法について説明する。
【0056】操作者の押圧により、図2の抵抗膜11と
抵抗膜12とが1カ所(例えば、A点とB点との重心の
C点)のみで接触している場合、検出される座標はC点
となる。このとき、電極X0に流れ込む電流I1Xと電
極Y0に流れ込む電流I1Yは数6に示す値となる。
【0057】
【数6】I1X=2*VCC/(XA+XB) I1Y=2*VCC/(YA+YB) 但し、XA:電極X0とA点との間の抵抗値 XB:電極X0とB点との間の抵抗値 YA:電極Y0とA点との間の抵抗値 YB:電極Y0とB点との間の抵抗値
【0058】一方、抵抗膜11と抵抗膜12とが2カ所
(A点とB点)で接触している場合、検出される座標
は、抵抗膜11,12がC点のみで接触している場合と
同様のC点となる。しかし、このとき、電極X0に流れ
込む電流I2Xと電極Y0に流れ込む電流I2Yは数7
に示す値となる。
【0059】
【数7】 I2X=VCC/(XA*XB/(XA+XB)) =(XA/XB+1)*I1X>I1X I2Y=VCC/(YA*YB/(YA+YB)) =(YA/YB+1)*I1Y>I1Y 但し、XA:電極X0とA点との間の抵抗値 XB:電極X0とB点との間の抵抗値 YA:電極Y0とA点との間の抵抗値 YB:電極Y0とB点との間の抵抗値
【0060】数7に示したように、検出される座標が同
じであっても、抵抗膜11と抵抗膜12とが2カ所で接
触しているときの電流I2XとI2Yは、それぞれ、1
カ所で接触しているときの電流I1XとI1Yより大き
くなる。
【0061】抵抗膜11と抵抗膜12とが1カ所で接触
しているときに電極X0、Y0に流れ込む電流は座標ご
とにほぼ定まっているため、電極X0、Y0に流れ込む
電流を検出することにより多重押しを検出することがで
きる。
【0062】上述の電流値検出法により多重押しを検出
し、且つ、移動時間計測法により多重押しを検出した場
合にのみ、多重押しであると判別すれば、多重押しであ
ると誤って判別する確率を低減させることができ、多重
押しの検出の信頼性を向上させることができる。
【0063】次に、上述の電流値検出法と移動時間計測
法との2つの手法を用いて、多重押しを好適に検出する
ことが可能な抵抗膜式タッチパネルについて説明する。
【0064】この場合、抵抗膜式タッチパネルの位置検
出部101は、図6に示すように、トランジスタTr1
と電極X0との間に介挿された電流計51と、トランジ
スタTr2と電極Y0との間に介挿された電流計52
と、を備える。
【0065】図1の信号処理部102の記憶回路23
は、図3のテーブルに加えて、X座標とY座標毎に、座
標値と押圧箇所が1カ所のみである場合の電流値とのテ
ーブルを記憶する。座標検出回路23は、押圧位置の座
標の検出時に電流計51,52の計測値が記憶回路24
に記憶された電流値より大きいか否かを判別して、大き
いと判別し、且つ、移動時間計測法により多重押しであ
ることを検出した場合に、多重押しであると判断する。
【0066】次に、このように構成された抵抗膜式タッ
チパネルの多重押し及び座標の検出方法について、図7
のフローチャートを参照しつつ説明する。図1の座標検
出回路24は、座標検出処理の途中で新たな座標を検出
した場合に、図7のフローチャートに示す処理を実行す
る。
【0067】まず、座標検出回路24は、新たな座標を
検出すると、移動時間計測法を用いて多重押しであるか
否かを判別する(ステップS21)。
【0068】ステップS21の判別により多重押しであ
ると判別した場合、図6に示す電流計51、52の電流
値を取得するとともに(ステップS22)、移動時間計
測法により取得した押圧位置の座標に対応する電流値を
記憶回路23に記憶されたテーブルから読み出す(ステ
ップS23)。次に、電流計51,52の電流値がテー
ブルから読み出した電流値より大きいか否かを判別し
(ステップS24)、電流計51,52の電流値がテー
ブルから読み出した電流値(基準値)より大きい場合に
多重押しを図1のデータ処理部2に通知し(ステップS
25)、処理を終了する。一方、ステップS23の判別
において、電流計51,52の電流値がテーブルから読
み出した電流値(基準値)より大きくないと判別した場
合に、検出した押圧位置の座標をデータ処理部2に出力
し(ステップS26)、処理を終了する。
【0069】一方、ステップS21の判別により多重押
しでないと判別した場合、取得した座標をデータ処理部
2に出力し(ステップS26)、処理を終了する。
【0070】このような構成によれば、移動時間計測法
と電流値計測法との2つの多重押しの検出方法により、
多重押しと判断した場合にのみ、多重押しであると判断
する。このため、多重押しであると誤って判別する確率
を低減させることができ、多重押しを好適に検出するこ
とができる。
【0071】なお、この発明の抵抗膜式タッチパネル1
は、この実施の形態に限定されず、任意に変形及び応用
することが可能である。例えば、タッチパネル1の構成
を抵抗膜式のフィルム・フィルム式、又は、ガラス・ガ
ラス式、若しくは、ガラス・フィルム式にも応用するこ
とが可能である。
【0072】また、上記説明では、表示装置3として液
晶表示装置を採用したが、液晶表示装置以外の表示装置
を採用することももちろん可能である。
【0073】図5と図7のフローチャートの処理は、ソ
フトウエアで実現してもよく、ハードウエアで実現して
もよい。また、図1のタッチパネルの構成と図5及び図
7のフローチャートに示す処理の構成は一例であり、任
意の構成とすることができる。
【0074】記憶回路23に記憶されているテーブルの
基準時間Ttは、多重押しを検出することが可能であれ
ば、使用目的やタッチパネルのサイズ等により任意の長
さに設定されることが可能である。例えば、基準時間T
tは、座標間距離Lに依存しない一定の長さに設定され
てもよく、座標間距離Lに比例しない長さに設定されて
もよい。
【0075】多重押しの検出の信頼性を向上させるため
に採用した、移動時間計測法と異なる他の多重押しの検
出方法は、上述の電流値計測法のみならず、移動時間計
測法を補完して多重押しの検出の信頼性を向上させるこ
とができる任意の方法であってもよい。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の抵抗膜式
タッチパネルによれば、パネルに押圧されている箇所が
複数あることを検出することができる。しかも、多重押
しを誤って検出してしまうことを低減することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態にかかる抵抗膜式タッチ
パネルの構成図である。
【図2】図1の位置検出部の構成図である。
【図3】記憶回路に記憶されている、任意の2つの座標
間の距離と時間とのテーブルである。
【図4】トランジスタTr1〜Tr5のオン/オフの切
り替えのタイミングを説明するための図である。
【図5】図1の抵抗膜式タッチパネルの座標検出方法を
示すフローチャートである。
【図6】多重押しを好適に検出するための抵抗膜式タッ
チパネルの変形例である。
【図7】図1の抵抗膜式タッチパネルの座標検出方法の
変形例を示すフローチャートである。
【図8】従来の抵抗膜式タッチパネルの構成図である。
【符号の説明】
1 タッチパネル 2 データ処理部 3 表示装置 11、12 抵抗膜 21 A/D変換部 22 タイマ 23 記憶回路 24 座標検出回路 51、52 電流計 101 位置検出部 102 信号処理部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】相対向して配置され、被押圧箇所で接触す
    る第1と第2の可撓性の抵抗膜と、 前記第1と第2の抵抗膜の接触位置を繰り返し検出する
    被押圧位置検出手段と、 前記被押圧位置出手段により位置が検出されてから、こ
    の位置と異なる位置が検出されるまでの時間を計測する
    時間計測手段と、 前記時間計測手段により計測された時間が所定時間より
    も短い場合に、被押圧箇所が複数存在すると判断する判
    別手段と、 を備える、ことを特徴とする抵抗膜式タッチパネル。
  2. 【請求項2】前記所定時間は、前記被押圧位置検出手段
    により連続して検出された2つの異なる被押圧位置の距
    離に応じて予め定められている、ことを特徴とする請求
    項1に記載の抵抗膜式タッチパネル。
  3. 【請求項3】前記所定時間は、前記被押圧位置検出手段
    により連続して検出された2つの位置の距離が長くなる
    に従って、長くなるように予め定められている、ことを
    特徴とする請求項1又は2に記載の抵抗膜式タッチパネ
    ル。
  4. 【請求項4】前記判別手段は、 前記被押圧位置検出手段により検出された位置と、この
    位置を検出した後に検出されたこの位置と異なる位置と
    の間の距離を算出する距離算出手段と、 前記距離算出手段により算出された距離と、所定時間
    と、を対応付けるテーブルを記憶する記憶手段と、 前記記憶手段から、前記距離算出手段により算出された
    距離に対応する時間を読み出し、読み出した時間が、前
    記時間計測手段により計測された時間より長い場合に、
    被押圧箇所が複数存在すると判別する手段と、 を備える、ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか
    1項に記載の抵抗膜式タッチパネル。
  5. 【請求項5】前記第1の抵抗膜の両端には平行に第1の
    電極が配置され、前記第2の抵抗膜の両端には、前記第
    1の電極と垂直に第2の電極が配置されており、 前記被押圧位置検出手段は、前記第1の電極の間と前記
    第2の電極の間に交互に電圧を印加する電圧印加手段
    と、前記電圧印加手段により前記第1の電極の間に電圧
    が印加された際に、前記第2の電極に現れる電圧を計測
    し、前記第2の電極の間に電圧が印加された際に、前記
    第1の電極に現れる電圧を計測する電圧値計測手段と、
    前記電圧値計測手段により計測された電圧より、前記第
    1と第2の抵抗膜上の被押圧位置の座標を判別する手段
    と、を備える、 ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載
    の抵抗膜式タッチパネル。
  6. 【請求項6】前記第1と第2の抵抗膜の複数箇所が押圧
    されているか否かを、前記判別手段とは異なる手法で判
    別する前記第2の判別手段をさらに備え、 前記判別手段の判別結果と第2の判別手段の判別結果と
    に基づいて、被押圧箇所が複数存在するか否かを判別す
    る手段をさらに備える、 ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載
    の抵抗膜式タッチパネル。
  7. 【請求項7】前記第2の判別手段は、前記第1と第2の
    抵抗膜の複数箇所が押圧されているか否かを、被押圧箇
    所を介して前記第1と第2の抵抗膜との間に流れる電流
    を測定することにより、判別する、 ことを特徴とする請求項6に記載の抵抗膜式タッチパネ
    ル。
  8. 【請求項8】前記第1の抵抗膜の両端には平行に第1の
    電極が配置され、前記第2の抵抗膜の両端には、前記第
    1の電極と垂直に第2の電極が配置されており、 前記第1の電極の間と前記第2の電極の間に交互に電圧
    を印加する電圧印加手段と、前記電圧印加手段により前
    記第1の電極の間又は前記第2の電極の間に電圧が印加
    された際に、前記第1の電極の間又は前記第2の電極の
    間に流れる電流値を計測する電流値計測手段と、をさら
    に備え、 前記第2の判別手段は、前記時間計測手段により計測さ
    れた時間が、所定時間よりも短い場合、且つ、前記電流
    値計測手段により所定の電流よりも大きな電流が計測さ
    れた場合に、前記第1と第2の抵抗膜への押圧箇所が複
    数存在すると判断する、 ことを特徴とする請求項7に記載の抵抗膜式タッチパネ
    ル。
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