JP2006106841A - タッチパネルの押下状態判定方法及びその装置 - Google Patents
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Abstract
【目的】 タッチパネルが安定した押下状態にあるか否かを判定する。
【構成】 第1の抵抗膜と第2の抵抗膜を備え、第1の抵抗膜を押下してこれを第2の抵抗膜に接触させたときに得られる信号に基づき、タッチパネルが押下されたか否かを判定するタッチパネルの押下状態判定方法であって、信号としてデジタル信号を用いて、第1の抵抗膜と前記第2の抵抗膜との接触/非接触を判定し、第1の抵抗膜と第2の抵抗膜とが接触していると判定されたとき、信号としてデジタル信号を用いて、第1の抵抗膜と第2の抵抗膜との接触時間が所定の規則に従っているか否かを判定し、第2の判定ステップで接触時間が所定の規則に従っていると判定されたとき、信号としてアナログ信号を用いて、第1の抵抗膜と第2の抵抗膜の接触/非接触を判定する。
【選択図】図8
【構成】 第1の抵抗膜と第2の抵抗膜を備え、第1の抵抗膜を押下してこれを第2の抵抗膜に接触させたときに得られる信号に基づき、タッチパネルが押下されたか否かを判定するタッチパネルの押下状態判定方法であって、信号としてデジタル信号を用いて、第1の抵抗膜と前記第2の抵抗膜との接触/非接触を判定し、第1の抵抗膜と第2の抵抗膜とが接触していると判定されたとき、信号としてデジタル信号を用いて、第1の抵抗膜と第2の抵抗膜との接触時間が所定の規則に従っているか否かを判定し、第2の判定ステップで接触時間が所定の規則に従っていると判定されたとき、信号としてアナログ信号を用いて、第1の抵抗膜と第2の抵抗膜の接触/非接触を判定する。
【選択図】図8
Description
本発明はタッチパネルの押下状態判定方法及びその装置に関する。更に詳しくは抵抗膜方式を採用するタッチパネルにおいてその押下状態が安定しているか否かを判定する方法及びその装置に関する。
POSシステムをはじめとするコンピュータシステムの対人インターフェースとしてタッチパネルが使用されている。このタッチパネルはCRT画面や液晶画面の上に配置され、画面の表示内容に案内された利用者がこのタッチパネルを押下することにより、当該表示内容に応じた入力がなされる。
ここに抵抗膜方式のタッチパネルは、二枚の抵抗膜がスペースをとって配置され、利用者が一方の抵抗膜を押下するとこれが他方の抵抗膜に接触する。これにより、二枚の抵抗膜の間が通電し、その電気信号を検出することにより当該2枚の抵抗膜が接触したか否か、即ちタッチパネルが押下状態にあるか否かを判定することができる。そして、押下状態が確認された後、押下位置の座標を特定するための処理がなされることとなる。
本件に関連する技術として特許文献1若しくは特許文献2を参照されたい。
特開平9−156921号公報
特開2000−112567号公報
ここに抵抗膜方式のタッチパネルは、二枚の抵抗膜がスペースをとって配置され、利用者が一方の抵抗膜を押下するとこれが他方の抵抗膜に接触する。これにより、二枚の抵抗膜の間が通電し、その電気信号を検出することにより当該2枚の抵抗膜が接触したか否か、即ちタッチパネルが押下状態にあるか否かを判定することができる。そして、押下状態が確認された後、押下位置の座標を特定するための処理がなされることとなる。
本件に関連する技術として特許文献1若しくは特許文献2を参照されたい。
しかしながら、利用者によるタッチパネルの押下状態は種々多様であり、常に一定した力でタッチパネルが押下されるわけではない。例えば、人の指で押下した場合と、ペンのような細いもので押下した場合とでは抵抗膜の接触状態が異なるので、出力される信号も異なるものとなる。また、異なるタイプのタッチパネルに対して押下状態の判定を行う場合、抵抗膜の基材の材質が異なると、同じ押下条件に対しても抵抗膜の接触状態が異なり、その結果出力信号も異なるものとなる。
タッチパネルの押下状態に対する判定は、後につづく押下部分の座標特定に必須の要件である。不安定な押下状態で特定された座標にはノイズが含まれるからである。従ってこの発明は、タッチパネルが安定した押下状態にあるか否かを判定する方法を提供することを目的とする。
タッチパネルの押下状態に対する判定は、後につづく押下部分の座標特定に必須の要件である。不安定な押下状態で特定された座標にはノイズが含まれるからである。従ってこの発明は、タッチパネルが安定した押下状態にあるか否かを判定する方法を提供することを目的とする。
本発明者らは上記目的を達成するために鋭意検討を重ねてきた結果、下記の本発明に想到した。
即ち、 第1の抵抗膜と第2の抵抗膜を備え、前記第1の抵抗膜を押下してこれを前記第2の抵抗膜に接触させたときに得られる信号に基づき、タッチパネルが押下されたか否かを判定するタッチパネルの押下状態判定方法であって、
前記信号としてデジタル信号を用いて、前記第1の抵抗膜と前記第2の抵抗膜との接触/非接触を判定する第1の判定ステップと、
該第1の判定ステップにおいて前記第1の抵抗膜と前記第2の抵抗膜とが接触していると判定されたとき、前記信号としてデジタル信号を用いて、前記第1の抵抗膜と前記第2の抵抗膜との接触時間が所定の規則に従っているか否かを判定する第2の判定ステップと、
該第2の判定ステップで前記接触時間が所定の規則に従っていると判定されたとき、前記信号としてアナログ信号を用いて、前記第1の抵抗膜と前記第2の抵抗膜の接触/非接触を判定する第3の判定ステップと、を有し、
該第3のステップにおいて前記第1の抵抗膜と前記第2の抵抗膜とが接触していると判定されたとき、タッチパネルが押下安定状態にあると判定する、ことを特徴とするタッチパネルの押下状態判定方法。
即ち、 第1の抵抗膜と第2の抵抗膜を備え、前記第1の抵抗膜を押下してこれを前記第2の抵抗膜に接触させたときに得られる信号に基づき、タッチパネルが押下されたか否かを判定するタッチパネルの押下状態判定方法であって、
前記信号としてデジタル信号を用いて、前記第1の抵抗膜と前記第2の抵抗膜との接触/非接触を判定する第1の判定ステップと、
該第1の判定ステップにおいて前記第1の抵抗膜と前記第2の抵抗膜とが接触していると判定されたとき、前記信号としてデジタル信号を用いて、前記第1の抵抗膜と前記第2の抵抗膜との接触時間が所定の規則に従っているか否かを判定する第2の判定ステップと、
該第2の判定ステップで前記接触時間が所定の規則に従っていると判定されたとき、前記信号としてアナログ信号を用いて、前記第1の抵抗膜と前記第2の抵抗膜の接触/非接触を判定する第3の判定ステップと、を有し、
該第3のステップにおいて前記第1の抵抗膜と前記第2の抵抗膜とが接触していると判定されたとき、タッチパネルが押下安定状態にあると判定する、ことを特徴とするタッチパネルの押下状態判定方法。
この発明の押下状態判定方法によれば、タッチパネルが押下状態になり2つの抵抗膜が接触したときに出力される信号を三段階に渡って判定する。これにより、タッチパネルが安定した押下状態にあるか否かを確実に判定できることとなる。
特に、第3の判定ステップでは、アナログ信号を用いて判定を行うので、アナログ信号の判定基準となる閾値を任意に設定可能となる。当該閾値を調整することによりタッチパネルの使用環境、使用目的に応じてより適切な押下状態判定を行うことができる。また、異なるタイプのタッチパネルの押下状態判定を行う際にも、タッチパネルのタイプに合わせて当該閾値を調整可能となる。
特に、第3の判定ステップでは、アナログ信号を用いて判定を行うので、アナログ信号の判定基準となる閾値を任意に設定可能となる。当該閾値を調整することによりタッチパネルの使用環境、使用目的に応じてより適切な押下状態判定を行うことができる。また、異なるタイプのタッチパネルの押下状態判定を行う際にも、タッチパネルのタイプに合わせて当該閾値を調整可能となる。
本発明者らの検討により、人の指による押下とペンによる押下とでは、信号の波形が異なることがわかった。即ち、指による押下では第1の抵抗膜と第2の抵抗膜との接触状態に対応するデジタルオン信号が所定の時間(第1の時間)の間継続して出力される。他方、ペンによる押下では当該デジタルオン信号は所定の時間(第2の時間)の間に2回割り込まれる。従って、この発明の第2の局面では、第2の判定ステップでは上記の規則を用いて接触継続時間を判定する。
この発明の第3の局面では、第3のステップにおける判定対象となるアナログ信号に対する閾値を変更可能とした。これにより、タッチパネルのタイプ、使用条件及び使用目的等に応じて当該閾値を調整し、もってより適切な押下状態判定が可能となる。
以下、この発明の構成要素について説明する。
(タッチパネル)
本発明が対象とする抵抗膜駆動方式のタッチパネルには大きくわけて、4線式抵抗膜方式(以下、「4線式」と略することがある)と5線式抵抗膜方式(以下、「5線式」と略することがある)とが提案されている。4線式抵抗膜方式のものの特性は位置精度の正確さである。他方、5線式抵抗膜方式のものの特性は耐久性の高さである。従って、ユーザは当該特性を考慮して駆動方式のものを任意に選択することができる。4線式と同一動作原理を用いるものとして8線式抵抗膜方式のものも知られている。当該8線式抵抗膜方式のものも本明細書では4線式のものと同等に扱われる。
(タッチパネル)
本発明が対象とする抵抗膜駆動方式のタッチパネルには大きくわけて、4線式抵抗膜方式(以下、「4線式」と略することがある)と5線式抵抗膜方式(以下、「5線式」と略することがある)とが提案されている。4線式抵抗膜方式のものの特性は位置精度の正確さである。他方、5線式抵抗膜方式のものの特性は耐久性の高さである。従って、ユーザは当該特性を考慮して駆動方式のものを任意に選択することができる。4線式と同一動作原理を用いるものとして8線式抵抗膜方式のものも知られている。当該8線式抵抗膜方式のものも本明細書では4線式のものと同等に扱われる。
(4線式タッチパネル24の動作原理)
はじめに、4線式のタッチパネル24の動作原理を図1に基づき説明する。
図1において各端子とその機能は表1に示すとおりである。
タッチパネル24では最初にパネルの押下検出が行われる。そのため、表2の「パネル押下取り込み」のように制御信号線の各端子SW1〜SW0に接続されるスイッチユニットを制御し、Int1#の出力がLoのときタッチパネルに対する押下があったものとして入力点(図中矢印で示す)の座標検出を行う。
はじめに、4線式のタッチパネル24の動作原理を図1に基づき説明する。
図1において各端子とその機能は表1に示すとおりである。
入力点の座標検出は次のようにして行う。
入力点のX方向座標を検出するには、表2の「X方向データ取り込み」のように制御信号線の端子AW1〜SW0に接続されるスイッチユニットを制御し、検出用端子AN0又はAN1の出力を解析する。
上側のタッチパネルは入力点において下側のタッチパネルに接触しているため、AN0(又はAN1)へ距離X1に比例した電圧(X1/X)×Vccが出力される。ここにおいて、Xは上側の抵抗膜におけるX方向両端に取り付けられた電極間距離である。
同様に入力点のY方向座標を検出するには、表2の「Y方向データ取り込み」のように制御信号線の端子SW1〜SW0に接続されるスイッチを制御し、検出用端子AN2又はAN3の出力を解析する。上側のタッチパネルは入力点において下側のタッチパネルに接触しているため、AN2(又はAN3)へ距離Y1に比例した電圧(Y1/Y)×Vccが出力される。ここにおいて、Yは上側の抵抗膜におけるY方向両端に取り付けられた電極間距離である。
入力点のX方向座標を検出するには、表2の「X方向データ取り込み」のように制御信号線の端子AW1〜SW0に接続されるスイッチユニットを制御し、検出用端子AN0又はAN1の出力を解析する。
同様に入力点のY方向座標を検出するには、表2の「Y方向データ取り込み」のように制御信号線の端子SW1〜SW0に接続されるスイッチを制御し、検出用端子AN2又はAN3の出力を解析する。上側のタッチパネルは入力点において下側のタッチパネルに接触しているため、AN2(又はAN3)へ距離Y1に比例した電圧(Y1/Y)×Vccが出力される。ここにおいて、Yは上側の抵抗膜におけるY方向両端に取り付けられた電極間距離である。
(5線式タッチパネルの動作原理)
次に、5線式抵抗膜方式のタッチパネル25の動作原理を図2に基づき説明する。
図2において各端子とその機能は表3に示すとおりである。
タッチパネル25では最初にパネルの押下検出が行われる。そのため、表4の「パネル押下取り込み」のように制御信号線の各端子SW1〜SW0に接続されるスイッチユニットを制御し、AN14及びINT0#の出力を解析してタッチパネルに対する押下判断を行う。押下があったとき、入力点(図中矢印で示す)の座標検出を行う。
次に、5線式抵抗膜方式のタッチパネル25の動作原理を図2に基づき説明する。
図2において各端子とその機能は表3に示すとおりである。
入力点の座標検出は次のようにして行う。
入力点のX方向座標を検出するには、表4の「X方向データ取り込み」のように制御信号線の各端子SW1〜SWに接続されるスイッチユニットを制御し、端子AN14の出力を解析する。
上側抵抗膜は入力点において下側抵抗膜に接触しているため、AN14へ距離X1に比例した電圧(X1/X)×Vccが出力される。ここにおいて、Xはフィルム側抵抗膜におけるX方向両端に取り付けられた電極間距離である。
同様に入力点のY方向座標を検出するには、表4の「Y方向データ取り込み」のようにスイッチを制御し、検出用端子AN14へ距離Y1に比例した電圧(Y1/Y)×Vccが出力される。ここにおいて、Yはフィルム側抵抗膜におけるY方向両端に取り付けられた電極間距離である。
入力点のX方向座標を検出するには、表4の「X方向データ取り込み」のように制御信号線の各端子SW1〜SWに接続されるスイッチユニットを制御し、端子AN14の出力を解析する。
同様に入力点のY方向座標を検出するには、表4の「Y方向データ取り込み」のようにスイッチを制御し、検出用端子AN14へ距離Y1に比例した電圧(Y1/Y)×Vccが出力される。ここにおいて、Yはフィルム側抵抗膜におけるY方向両端に取り付けられた電極間距離である。
5線式のタッチパネル25の動作原理については図3〜図6を用いて更に詳細に説明する。
図3のように、5線式のタッチパネルは2枚の抵抗膜とガラス・スクリーン、フィルムから構成され、抵抗膜はガラス・スクリーンとフィルムのそれぞれの内側に貼り付けられている。抵抗膜付きガラス・スクリーンと抵抗膜フィルム間には高さが均一なスペーサーが一定間隔毎に配置され、通常は2枚の抵抗膜同士が接触しないように配置される。また、5線式のタッチパネルでは、上部抵抗膜は電圧検出用のプローブとして利用され、下部抵抗膜は押下ポイントによって分圧を発生するために使われる。ここで、タッチパネルのフィルム側を押すと2つの抵抗膜は互いに接触する。
図3のように、5線式のタッチパネルは2枚の抵抗膜とガラス・スクリーン、フィルムから構成され、抵抗膜はガラス・スクリーンとフィルムのそれぞれの内側に貼り付けられている。抵抗膜付きガラス・スクリーンと抵抗膜フィルム間には高さが均一なスペーサーが一定間隔毎に配置され、通常は2枚の抵抗膜同士が接触しないように配置される。また、5線式のタッチパネルでは、上部抵抗膜は電圧検出用のプローブとして利用され、下部抵抗膜は押下ポイントによって分圧を発生するために使われる。ここで、タッチパネルのフィルム側を押すと2つの抵抗膜は互いに接触する。
図4はX方向の位置電圧検出方法を示す。抵抗膜フィルムは距離に比例した均一な抵抗値を持っている。従って、図4のようにP1, P2, P3, P4を接続すると、電流はP1-P4側からP2-P3側へ流れる。この状態においては下部抵抗膜に電圧勾配が発生しているため、タッチパネル上にある任意の点のX方向位置電圧は、電圧計もしくは電圧値を計測できる機器によって測定することが出来る。
図5はY方向の位置電圧測定方法を示す。図5のようにP1, P2, P3, P4を接続すると、電流はP3-P4側からP1-P2側へ流れる。この状態において、タッチパネル上にある任意の点のY方向位置電圧はX方向位置電圧と同様に電圧計もしくは電圧値を計測できる機器で測定することが出来る。
図6は押下検出方法を示す。図6のようにP1, P2, P3, P4を接続すると、下部抵抗膜はLoレベルになる。さらに、上部抵抗膜はプルアップ抵抗によって電源に接続されているため、Hiレベルになる。この状態において、上部抵抗膜が押下されると、上部抵抗膜はHiレベルからLoレベルに変化するため、電圧計もしくは電圧値を計測できる機器でその電圧値を測定することで押下を検出することが出来る。
以上説明したように、5線式タッチパネルでは電極P1,P2,P3、P4へ印加する電圧を調整することにより、4線式タッチパネルにおける相対向するX電極、Y電極と同等の機能を実現している。
以上説明したように、5線式タッチパネルでは電極P1,P2,P3、P4へ印加する電圧を調整することにより、4線式タッチパネルにおける相対向するX電極、Y電極と同等の機能を実現している。
以下、図1に示した4線式タッチパネルの実施例に即してこの発明を更に詳細に説明する。
4線式タッチパネルでは信号線SW0#と信号線SW4をアサートした状態(信号を有効にした状態、以下「アサート」と呼ぶ)で押下状態の判定を行う。即ち、タッチパネルが押下されるとX座標抵抗膜とY座標抵抗膜とが接触するので、抵抗Rによりプルアップされているデジタル信号用の出力端子INT0#とアナログ信号用の入力端子AN0はともにグランドにつながりロウ信号となる。他方、タッチパネルが非押下状態では、X座標抵抗膜とY座標抵抗膜とが離隔されているのでハイ信号となる。
デジタル信号用の入力端子INT0#に出力される信号はゲート素子により、ある一定の閾値より低い電圧が入力された場合にロウレベルのデジタル信号が出力され、ある一定の閾値より高い電圧が入力された場合にはハイレベルのデジタル信号が出力される。但し、当該ゲート素子がマイクロコントローラ内部にある場合にはアナログ信号をそのまま入力し、当該マイクロコントローラ内でデジタル信号化してもよい。
アナログ信号用の入力端子AN0に出力されるアナログ信号は、押下力に対応してX座標抵抗膜とY座標抵抗膜との間の接触抵抗が異なるので、当該押下力に応じた出力となる。
4線式タッチパネルでは信号線SW0#と信号線SW4をアサートした状態(信号を有効にした状態、以下「アサート」と呼ぶ)で押下状態の判定を行う。即ち、タッチパネルが押下されるとX座標抵抗膜とY座標抵抗膜とが接触するので、抵抗Rによりプルアップされているデジタル信号用の出力端子INT0#とアナログ信号用の入力端子AN0はともにグランドにつながりロウ信号となる。他方、タッチパネルが非押下状態では、X座標抵抗膜とY座標抵抗膜とが離隔されているのでハイ信号となる。
デジタル信号用の入力端子INT0#に出力される信号はゲート素子により、ある一定の閾値より低い電圧が入力された場合にロウレベルのデジタル信号が出力され、ある一定の閾値より高い電圧が入力された場合にはハイレベルのデジタル信号が出力される。但し、当該ゲート素子がマイクロコントローラ内部にある場合にはアナログ信号をそのまま入力し、当該マイクロコントローラ内でデジタル信号化してもよい。
アナログ信号用の入力端子AN0に出力されるアナログ信号は、押下力に対応してX座標抵抗膜とY座標抵抗膜との間の接触抵抗が異なるので、当該押下力に応じた出力となる。
なお、図2に示した5線式タッチパネルにおいても、信号線SW0#及び信号線SW2をオンにした状態で押下状態の判定を行う。アナログ信号が端子AN14へ出力される他は、4線式タッチパネルと同様であるので、その説明を省略する。
次に、デジタル信号端子INT0#とアナログ信号端子AN0の各出力を用いた押下状態判定方法について説明する。
図7は押下状態判定装置1を示す。この押下状態判定装置1は判定部2とA/Dコンバータ9を備えている。判定部2は第1の押下状態判定部3、第2の押下状態判定部4及び第3の押下状態判定部5からなる。A/Dコンバータ9はアナログ信号端子AN0からのアナログ信号SAをA/Dコンバータ固有のビット数で示される2進数に変換し、第3の押下状態判定部5で処理可能とする。
判定装置1はマイクロコントローラが所定の制御プログラムを読み込むことにより実現される。
図7は押下状態判定装置1を示す。この押下状態判定装置1は判定部2とA/Dコンバータ9を備えている。判定部2は第1の押下状態判定部3、第2の押下状態判定部4及び第3の押下状態判定部5からなる。A/Dコンバータ9はアナログ信号端子AN0からのアナログ信号SAをA/Dコンバータ固有のビット数で示される2進数に変換し、第3の押下状態判定部5で処理可能とする。
判定装置1はマイクロコントローラが所定の制御プログラムを読み込むことにより実現される。
かかる押下状態判定装置1を用いて、図8のフローチャートに示す手順により押下状態を判定する。
ステップ1ではデジタル信号端子INT0#へ入力されるデジタル信号SDがロウであるか否かを判定する。第1の押下状態判定部3に入力されるデジタル信号SDがロウのとき、第1の押下状態判定部3はX座標抵抗膜とY座標抵抗膜とが接触状態、即ちタッチパネルは押下状態にある。
デジタル信号SDがハイのとき、タッチパネルは非押下状態と判断され、押下待ち状態に戻る。
このステップ1の判定はデジタル信号による押下状態判定割り込み処理となる。
ステップ1ではデジタル信号端子INT0#へ入力されるデジタル信号SDがロウであるか否かを判定する。第1の押下状態判定部3に入力されるデジタル信号SDがロウのとき、第1の押下状態判定部3はX座標抵抗膜とY座標抵抗膜とが接触状態、即ちタッチパネルは押下状態にある。
デジタル信号SDがハイのとき、タッチパネルは非押下状態と判断され、押下待ち状態に戻る。
このステップ1の判定はデジタル信号による押下状態判定割り込み処理となる。
ステップ1において押下状態が確認されると、デジタル信号SDは第2の押下状態判定部4へ入力されてステップ2が実行される。ステップ2においてデジタル信号SD(ロウ)の継続時間が計測され、その継続時間が次のパターン(規則)に該当するか否かが判定される。
(1) デジタル信号SD(ロウ)が第1の時間の間継続していること。この実施例では第1の時間として2ms以上とした。
(2) デジタル信号SD(ロウ)が第2の時間の間に2回割り込まれること。この実施例では第2の時間として100msを採用し、割り込み時間は2ms未満とした。
上記のパターン(1)(2)はこの順に判定される。即ち、パターン(1)では押下継続時間が第1の時間(2ms)以上であることが要件であるため、押下継続時間が第1の時間(2ms)未満の場合は、パターン(1)の要件は満足しないものとしてパターン(2)の判定に移行する。パターン(2)では少なくとも第2の時間(100ms)以上の判定時間が必要となる。また、パターン(2)におけるデジタル信号SDの割り込み時間は第1の時間(2ms)との混同を避けるため、第1の時間(2ms)未満とする。
このステップ2により、タッチパネルが押下されたか否かの判定が行われる。このステップ2の判定如何によりタッチパネルが押下されたか否かの最終判定をすることも可能であるが、この実施例では、安定した押下状態であること確認するため、アナログ信号を用いて以下に説明する押下状態判定を行うこととしている。
(1) デジタル信号SD(ロウ)が第1の時間の間継続していること。この実施例では第1の時間として2ms以上とした。
(2) デジタル信号SD(ロウ)が第2の時間の間に2回割り込まれること。この実施例では第2の時間として100msを採用し、割り込み時間は2ms未満とした。
上記のパターン(1)(2)はこの順に判定される。即ち、パターン(1)では押下継続時間が第1の時間(2ms)以上であることが要件であるため、押下継続時間が第1の時間(2ms)未満の場合は、パターン(1)の要件は満足しないものとしてパターン(2)の判定に移行する。パターン(2)では少なくとも第2の時間(100ms)以上の判定時間が必要となる。また、パターン(2)におけるデジタル信号SDの割り込み時間は第1の時間(2ms)との混同を避けるため、第1の時間(2ms)未満とする。
このステップ2により、タッチパネルが押下されたか否かの判定が行われる。このステップ2の判定如何によりタッチパネルが押下されたか否かの最終判定をすることも可能であるが、この実施例では、安定した押下状態であること確認するため、アナログ信号を用いて以下に説明する押下状態判定を行うこととしている。
第2の押下状態判定部4においてデジタル信号SDの継続時間が上記の所定パターンに該当していると判定されると、第2の押下状態判定部5より第3の押下状態判定部5へ信号が入力され、この第3の押下状態判定部5が作動し、アナログ信号SAの処理を行う。
端子AN0のアナログ信号ASはA/Dコンバータ9によってAD変換されて第3の押下状態判定部5へ入力される。第3の押下状態判定部5においては当該アナログ信号SAの値が事前に設定した閾値以下であるか否かを判定する(ステップ3)。ステップ3の判定でアナログ信号SAの値が当該閾値以下であることが連続してm回確認できたとき(ステップ5、6、8)、押下状態が安定であるとしてデータ取り込みを可能とする(ステップ11)。この実施例では連続回数m=6を採用している。連続回数mは任意に設定できる。尚、この実施例ではS/Wコントローラの制御により、所定のタイミングで信号線SW0#と信号線SW4をアサートし、押下判定状態とする。言い換えれば、アナログ信号SAが諸所定のタイミングで入力されていることになる。この実施例においては、所定のタイミングにより6回のアナログ信号SAが生成される時間は約10msである。つまり、その間タッチパネルの押下状態が継続しているか否かを判定していることとなる。なお、アナログ信号SAが事前に設定した閾値以上(即ち、非押下状態)の場合は24回までリトライ(n=24)を実行する(ステップ7、9)。
端子AN0のアナログ信号ASはA/Dコンバータ9によってAD変換されて第3の押下状態判定部5へ入力される。第3の押下状態判定部5においては当該アナログ信号SAの値が事前に設定した閾値以下であるか否かを判定する(ステップ3)。ステップ3の判定でアナログ信号SAの値が当該閾値以下であることが連続してm回確認できたとき(ステップ5、6、8)、押下状態が安定であるとしてデータ取り込みを可能とする(ステップ11)。この実施例では連続回数m=6を採用している。連続回数mは任意に設定できる。尚、この実施例ではS/Wコントローラの制御により、所定のタイミングで信号線SW0#と信号線SW4をアサートし、押下判定状態とする。言い換えれば、アナログ信号SAが諸所定のタイミングで入力されていることになる。この実施例においては、所定のタイミングにより6回のアナログ信号SAが生成される時間は約10msである。つまり、その間タッチパネルの押下状態が継続しているか否かを判定していることとなる。なお、アナログ信号SAが事前に設定した閾値以上(即ち、非押下状態)の場合は24回までリトライ(n=24)を実行する(ステップ7、9)。
ここで、最終判定としてアナログ信号SAを対象としたのは、デジタル信号SDによる判定とは異なる基準でタッチパネルの押下/非押下を判定するためである。この実施例では、デジタル信号SDのハイ/ロウを判定する閾値よりも高い電圧値を閾値としてアナログ信号SAの押下判定をする。ステップ2まででおおよその押下判定は出来ているので、これより緩い閾値でかつ所定時間押下状態の判定を行えば、押下による接触状態が不安定であっても押下/非押下を的確に確認できるからである。他方、デジタル信号SDの場合と同等若しくはそれ以上の厳しさで押下状態を判定すると、小さなノイズ若しくは極めて短時間の半接触状態でも非押下状態と判定され、データ取り込み処理への移行がスムーズに行われないおそれがある。
アナログ信号SAにより非押下状態が検出されたとき直ちに押下状態検出待ちとせずに、ステップ3へ戻すことにより、データ取込み処理へのスムーズな移行が達成される。
タッチパネルのタイプが異なるとアナログ信号SAの押下/非押下を仕分ける基準(閾値)を変更することが好ましい。例えば4線式タッチパネルと5線式タッチパネルを1つの制御ユニットで制御する場合、接続されたタッチパネルのタイプに応じて当該基準(閾値)を変更できるようにする。この基準(閾値)の変更は、接続されたタッチパネルのタイプを特定したときに自動的に変更されることが好ましい。
アナログ信号SAにより非押下状態が検出されたとき直ちに押下状態検出待ちとせずに、ステップ3へ戻すことにより、データ取込み処理へのスムーズな移行が達成される。
タッチパネルのタイプが異なるとアナログ信号SAの押下/非押下を仕分ける基準(閾値)を変更することが好ましい。例えば4線式タッチパネルと5線式タッチパネルを1つの制御ユニットで制御する場合、接続されたタッチパネルのタイプに応じて当該基準(閾値)を変更できるようにする。この基準(閾値)の変更は、接続されたタッチパネルのタイプを特定したときに自動的に変更されることが好ましい。
図9に、タッチパネルの押下が指により行われたときのデジタル信号SDとアナログ信号SAの波形を示す。図9のチャートにおいてデジタル信号SDは最下段の波形で表される。そして、デジタル信号SDが立ち下がった時点で割り込み信号があったと判断され(ステップ1)、ステップ2の押下判定がなされる。指による押下では、押下時間が一定時間継続するので、パターン(1)の条件を満足する。その結果、押下確認のためアナログ信号SAが取り込まれて判定される(ステップ3)。図9の例では、アナログ信号SAの事前に設定した閾値以下が6回連続して取り込まれたので(ステップ6)、データ取り込みが実行される(ステップ11)。
図10にはペンによりタッチパネルが押下されたときのデジタル信号SDとアナログ信号SA波形チャートを示す。デジタル信号SDが立ち下がった時点で割り込み信号があったと判断され(ステップ1)、ステップ2の押下判定がなされる。ペンによる押下では、押下時間の継続が短いので、2ms以上の継続時間という条件は満足しない。そのため、パターン(1)の判定がキャンセルされ、パターン(2)の判定が実行される。図11の例では2回の割り込み信号が検出されているので、パターン(2)の要件を満足するものと判定される(ステップ2)。なお、パターン(2)の押下判定では約100msの時間が予め設定されているので、その間はパターン(1)の条件を満たさなくても非押下とは扱わない。その後、押下確認のためアナログ信号SAが取り込まれて判定される(ステップ3)。図11の例では、アナログ信号SAの事前に設定した閾値以下が6回連続して取り込まれたので(ステップ6)、データ取り込みが実行される(ステップ11)。
以上説明したように、この実施例の押下状態判定方法によれば、デジタル信号を用いて押下状態の判定を行い、更にアナログ信号を用いて押下状態の安定性を確認している。従って、押下状態判定の信頼性が向上する。よって、押下状態と判定された後に取り込まれるデータの信頼性が向上する。
この発明は、上記発明の実施の形態及び実施例の説明に何ら限定されるものではない。特許請求の範囲の記載を逸脱せず、当業者が容易に想到できる範囲で種々の変形態様もこの発明に含まれる。
1 押下状態判定装置
2 判定部
3 第1の押下状態判定部
4 第2の押下状態判定部
5 第3の押下状態判定部
2 判定部
3 第1の押下状態判定部
4 第2の押下状態判定部
5 第3の押下状態判定部
Claims (4)
- 第1の抵抗膜と第2の抵抗膜を備え、前記第1の抵抗膜を押下してこれを前記第2の抵抗膜に接触させたときに得られる信号に基づき、タッチパネルが押下されたか否かを判定するタッチパネルの押下状態判定方法であって、
前記信号としてデジタル信号を用いて、前記第1の抵抗膜と前記第2の抵抗膜との接触/非接触を判定する第1の判定ステップと、
該第1の判定ステップにおいて前記第1の抵抗膜と前記第2の抵抗膜とが接触していると判定されたとき、前記信号としてデジタル信号を用いて、前記第1の抵抗膜と前記第2の抵抗膜との接触時間が所定の規則に従っているか否かを判定する第2の判定ステップと、
該第2の判定ステップで前記接触時間が所定の規則に従っていると判定されたとき、前記信号としてアナログ信号を用いて、前記第1の抵抗膜と前記第2の抵抗膜の接触/非接触を判定する第3の判定ステップと、を有し、
該第3のステップにおいて前記第1の抵抗膜と前記第2の抵抗膜とが接触していると判定されたとき、タッチパネルが押下安定状態にあると判定する、ことを特徴とするタッチパネルの押下状態判定方法。 - 前記第2の判定ステップの前記所定の規則は、前記第1の抵抗膜と前記第2の抵抗膜とが接触状態のときに出力されるデジタルオン信号が第1の時間の間継続していること、又は該デジタルオン信号が第2の時間の間に2回割り込まれていること、である請求項1に記載のタッチパネルの押下状態判定方法。
- 前記第3の判定ステップにおいて判定対象となるアナログ信号に対する閾値を変更するステップが更に含まれる、ことを特徴とする請求項1又は2に記載のタッチパネルの押下状態判定方法。
- 第1の抵抗膜と第2の抵抗膜を備え、前記第1の抵抗膜を押下してこれを前記第2の抵抗膜に接触させたときに得られる信号に基づき、タッチパネルが押下されたか否かを判定するタッチパネルの押下状態判定装置であって、
前記信号としてデジタル信号を用いて、前記第1の抵抗膜と前記第2の抵抗膜との接触/非接触を判定する第1の判定手段と、
該第1の判定手段において前記第1の抵抗膜と前記第2の抵抗膜とが接触していると判定されたとき、前記信号としてデジタル信号を用いて、前記第1の抵抗膜と前記第2の抵抗膜との接触時間が所定の規則に従っているか否かを判定する第2の判定手段と、
該第2の判定手段で前記接触時間が所定の規則に従っていると判定されたとき、前記信号としてアナログ信号を用いて、前記第1の抵抗膜と前記第2の抵抗膜の接触/非接触を判定する第3の判定手段と、を有し、
該第3の手段において前記第1の抵抗膜と前記第2の抵抗膜とが接触していると判定されたとき、タッチパネルが押下安定状態にあると判定する、ことを特徴とするタッチパネルの押下状態判定装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2004
- 2004-09-30 JP JP2004288668A patent/JP2006106841A/ja not_active Withdrawn
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