JPH1164547A

JPH1164547A - 遠隔制御腕時計

Info

Publication number: JPH1164547A
Application number: JP17496998A
Authority: JP
Inventors: Wolfgang Ganter; ウォルフガング、ガンター; Reiner Furch; ライナー、フルール; Thomas Lechner; トーマス、レヒナー; Holger Rudolf; ホルガー、ルドルフ; Johannes Neudecker; ヨハーネス、ノイデッカー
Original assignee: Junghans Uhren GmbH
Current assignee: Junghans Uhren GmbH
Priority date: 1997-08-08
Filing date: 1998-06-22
Publication date: 1999-03-05
Also published as: EP0896262A1; JP2005345480A; US6134188A; DE29714185U1

Abstract

(57)【要約】【課題】干渉に対する感度とアンテナ感度とに関する
以前に知られた両極端の間の最適な折り合いを示すとと
もに、製造時の取扱いが容易で高レベルな機械安定性に
よって特徴付けられる遠隔制御腕時計を提供すること。【解決手段】アンテナコイル２７を通過するソフトア
イアンコア２８は、柔軟なプレートまたは薄板の細長い
積重ね状態であって、プリント回路基板の端部２３に沿
う環状の弧形状で腕時計ケース１１内に近接して固定さ
れている。コア２８は、できる限り最大の周方向角で延
びる一方、プッシュボタンスイッチバネ舌２４のためお
よび電力貯蔵装置２１のために、その両端間に空間を残
している。振動クォーツ１６を有するプロセッサクロッ
ク回路の配置は、アンテナコイル２７と略正反対の関係
にある。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、特許請求の範囲
の請求項１の前段部分に規定された遠隔制御腕時計に関
するものである。

【０００２】

【従来の技術】通常の種類の時計の中には、デンマーク
国実用新案第９３１８２２４号（ＤＥ９３１８２２４Ｕ
１）に開示されているように、エンコードされた絶対時
間情報を受信するための、コイルと円筒状フェライトコ
アからなる長波アンテナが、太い角状のベース部に設け
られた中空空間にあるストラップ接合部に平行な腕時計
ケースの中の電子モジュールのプリント回路基板のそば
に配置されている。

【０００３】特に女性の腕時計のための小さな腕時計ケ
ースの場合には、非常に短いフェライト棒と対応するア
ンテナ感度の低いレベルを伴う。その理由のために、使
用に適した時間電信の受信は、非常に良好な受信状況下
であるか、又は極度に高感度な受信機をもってのみ可能
である。

【０００４】しかしながら、受信機が高レベルな感度を
有しているちょうどその時に、そのような時間電信は、
外部の干渉源によって、又は腕時計内部の、特にプロセ
ッサの作動のための高周波クロック発生器のような干渉
源によって、そのデコード能力において容易に不利な影
響を受け得る。

【０００５】欧州特許出願公開０６４９０７６号（ＥＰ
０６４９０７６Ａ３）は、コアはもはや円筒状のコイル
キャリアではなく、ケース直径を十分に占めるフェライ
トプレートであることを提供している。これにより、要
求される受信器感度の程度の減少における高レベルなア
ンテナ感度の結果として干渉からかなり逃れられること
が、磁気長波アンテナのための大きなコア質量によって
達成される。そして、このコアは同時に機械的かつ電気
的な構成要素のためおよび電子時計モジュールの電気回
路のためのキャリアとなっている。

【０００６】この配置においては、アンテナコイルはフ
ェライトプレートの側面の突出部に配置されている。こ
のように形作られたフェライト成分は、製造にコストが
かかり、寸法精度よく時計の他の機械的又は電気的部品
を受容するための処理および機械工作の観点からは危険
であり、特に時計部品とアンテナコイルとを受容するた
めに部分的に弱くなっている箇所が存在するようなプレ
ートでは衝撃が負荷された時の破損のおそれが大きい。

【０００７】小さな時計のケース内の曲がった形状をし
た空間内の取り付けのために、欧州特許出願公開第０３
４８６３６号（ＥＰ０３４８６３６Ａ１）は、例えば、
アンテナを取り付けるために時計のケース内の利用でき
る空間を最大限利用するために、そして同時に異なる受
信配向性を実現可能とする観点のために、フレキシブル
で互いに相対的に移動可能で特にシート型の非晶質金属
のような高い透磁性を有する電磁ソフト物質からなるス
トリップが、その取付けの局所的な状況次第で、Ｌ字状
又はＵ字状又はＺ字状のような曲がった形状に設計され
ることを提供している。

【０００８】個々に磁気的に効果的なストリップを有す
る柔軟コアスタックは、腕輪の一部として長波アンテナ
に相当するために、リングの一部を形成するようにその
後曲げられ得る。

【０００９】

【発明が解決しようとする課題】対照的に、遠隔制御腕
時計の場合には、その時計の腕輪内にアンテナを移動す
ることが役立つ。ケース内の曲がった形状をした空間内
の使用のための前述の幾何形状の場合の不利益は、それ
に伴う複雑な成形と、このことが伴う高レベルの組立コ
ストと、曲がった形状内で延びるそのようなコアの有効
な長さが（投影によって計測されるように）比較的短い
ことである。

【００１０】腕時計の腕輪内にストリップの柔軟なスタ
ックを取付けることは、腕時計内部の干渉源からの距離
に関して、そして有効なコア長さに関して明らかに最適
な受信状況に対応しているが、腕輪の時計ケースへの接
続を経由するアンテナコイルから受信回路までの柔軟な
接続は、実際上きわめて摩耗しやすい。

【００１１】これらの事実を考慮しつつ、本発明の目的
は、干渉に対する感度とアンテナ感度とに関する以前に
知られた両極端の間の最適な折り合いを示すとともに、
製造時の取扱いが容易で高レベルな機械安定性によって
特徴付けられる遠隔制御腕時計のための磁気長波アンテ
ナを提供することである。

【００１２】

【課題を解決するための手段】本発明によれば、その目
的は主たる請求の範囲に挙げられた本質的な特徴によっ
て達成される。本発明は、ケース内に配置され、コアに
よって保持されたコイルからなる磁気長波アンテナを有
する遠隔制御腕時計において、コアは、時計動作の電子
モジュールプリント回路基板の端部に沿って側方端で保
持される長い曲げられた束状のソフトアイアン薄板から
なることを特徴とする遠隔制御腕時計である。

【００１３】その構成によれば、ソフトアイアン（soft
-iron）の薄板から層状にされた高度に柔軟なコイルコ
アが、遠隔制御動作の電子モジュールのための（主た
る）プリント回路基板の端部に沿う円弧の一部の形態に
延びている。

【００１４】そのコアはプリント回路基板に堅固に接続
され、そのことがそのコアに高レベルの機械安定性を与
えている。そのコアがプリント回路基板の端部に、従っ
て導電性が無く磁気遮蔽性の無いケースに接近して延び
ているという事実は、最も重要な内部の干渉源すなわち
プロセッサ作動のためのクロック発生器から最大限可能
な距離をおくことを可能にする。クロック発生器は、で
きる限りアンテナコイルと直径的に正反対に対置するよ
うに配置される。

【００１５】そのコアは明らかに９０°より多い弧の角
度で延びるべきである。アンテナの効果は、すでに約１
２０°から大変良好である。最大の有効長さ（コイルコ
アの端部を横切る投影あるいは弦）は、半円状の弧、す
なわち１８０°を超える弧によって達成される。好まし
くはしかし、曲がったコアはさらに大きい角度、２４０
°程度以上にまで延びる。それは明らかに、有効なコア
長さのさらなる増大を与えない。しかしそれは、それで
もなお、アンテナ感度のレベルの増大を与える。なぜな
ら、１８０°を超えて延びるコイルコアの端部は、フィ
ールドコレクティング極導体部のようにふるまうからで
ある。

【００１６】コアの弧の外側のプリント回路プレートの
端部には、外部作動スイッチ部材が設けられる間隙また
は空間が存在する。加えて、コイルコアの端部は、スイ
ッチ部材のそばに貯蔵装置（光電セルからの動作の作動
のための初期電池または蓄電池）を配置することを可能
にするような距離によってお互いから離れていることが
望ましい。

【００１７】従ってそれは、小さな寸法にもかかわらず
高レベルの効果という矛盾する要求を兼ね備え、その点
で動作の全体の機能に統合され得て、非晶質金属の長く
細い薄層物の積み重ねによって衝撃抵抗を有する（ドイ
ツ工業規格（ＤＩＮ）８３０８による）ような遠隔制御
腕時計アンテナを提供する。最終的な空間形状で冷凍さ
れることによって硬化され、その接続において遠隔制御
動作の電子モジュール上に直接に接着されたこの柔軟な
パックは、ぴったりと隣接する時計ケースによって機械
的に安定化されている。最小の空間という要求にもかか
わらず、その配置は、利用できる空間の最良の利用を果
たしており、もしそれが動作の直径に対する半円形態で
適用されるなら最大限可能な有効長さを有するアンテナ
コイルコアを与え、同時に、その動作にとっての内部の
干渉源から最大限の距離を達成することが可能である。

【００１８】

【発明の実施の形態】本発明の付加的な発展、さらなる
特徴および利点は、以下の請求の範囲や図面にかなり単
純化された形態で本質的な部分に限定され縮尺はほぼ正
確（倍率によって拡大される）に図式的に示された本発
明による構成の以下の好適な実施例の記述から明らかで
ある。

【００１９】図面の単一の図は、アナログ針の時間表示
のための伝動装置組立部を考慮しないで、腕時計ケース
に囲まれるプリント回路基板に向かって見た遠隔制御腕
時計の電子モジュールを示している。

【００２０】遠隔制御腕時計１２の環状の腕時計ケース
１１の内部空間は、本実施例では断面が円状であり、プ
リント回路基板１３によって実質的に占められている。
プリント回路基板１３は、遠隔制御動作の電子モジュー
ルの電気的接続と機械的取付とのため、その端部におい
て略円形状であり、例えば典型的にほんの２．２ｃｍの
直径である。これは好ましくは、電気的な遠隔制御時計
機能のための、それ自体で作動可能な伝達装置の後方に
配置され得る主プリント回路基板をともなう。

【００２１】詳細には、“遠隔制御運動”という題の私
たちの同日付出願において光バリア組立体を有する伝動
装置連合部に関して記載されており、この同日付出願
は、ここで本発明のさらなる記述という目的のために、
その全体の内容に関して参照される。それらの構成部品
は、特に、長波によって伝播される時間伝信の復調のた
めのエンコード絶対時間に関するクォーツ安定化受信回
路１４と、時間伝信のデコードのため、時計の針によっ
てただちに表示される時間とそれの比較のため、および
遠隔伝達によって受信される現在時間からの偏差がある
場合にその時間表示を修正するためのプロセッサ１５と
をともなう。それらは例えば欧州特許第０１８０１５５
号（ＥＰ０１８０１５５Ｂ１）に記載されている。

【００２２】プロセッサ１５のクロック周波数は、さら
に振動クォーツ１６によって安定化される。より小さい
グループとより大きいグループとに配置される種々の個
別的なコンデンサ１７がコンデンサ回路のために設けら
れている。穴１８は、図示されない伝動装置のギヤと針
組立部のためのシャフトの貫通路として機能するように
なっている。

【００２３】デンマーク国特許第３５１０８６１号（Ｄ
Ｅ３５１０８６１Ｃ２）によれば、針の位置の検出のた
めに、伝動装置の特定のギヤの角度位置を検出するため
の少なくとも１つの光バリア部材１９が主プリント回路
基板１３上に配置されている。

【００２４】電子モジュールのプリント回路基板１３の
端部の比較的大きい凹部２０は、電子モジュールすなわ
ち受信器、プロセッサおよび駆動回路の作動のためのボ
タン状の貯蔵装置２１を受容している。貯蔵装置２１
は、例えば光電セルを有する時計回路の作動のための初
期電池かまたは化学的あるいは電気的な貯蔵装置（蓄電
池またはコンデンサ）であり得る。端部２３の形状内の
凹部２２上では、例えばプロセッサ１５内のスイッチ機
能を起動するための例えば押ロッドによってケース１１
の外側から作動され得るバネ舌２４が終わっている。バ
ネ舌２４は、プリント回路基板１３上に固定された相対
接点２５に対してもたれるまで傾けられている。その目
的のため、バネ舌２４は、プリント回路基板１３の端部
への共通の電気的および機械的接続を管理するために、
参照または接地電位に好ましくはつながっている。

【００２５】低レベルの磁気結合のために、針の配置の
時間維持運動のためのステッピングモータ３０が、その
フィールドコイルが可能な限りアンテナコイル２７に対
して略横方向に配置されるよう方向付けられている。た
とえ受信器１４が受信妨害を回避するためにステッピン
グモータ３０の作動に関して相互に移動された関係でス
イッチが入れられても、そのような２つの近接して隣り
合うコイルの磁気結合の解除が受信作動の点でのさらな
る信頼性に貢献する。

【００２６】長波伝達によって伝播される時間伝信の受
信のために、受信回路１４は磁気アンテナ２６に、より
明確に接続されている。フレームアンテナの態様で、そ
れはコンデンサ１７によって時間送信器の搬送波周波数
に調整されるコイル２７を有している。アンテナ２６の
感度レベルを高めるために、コイル２７は、特にシート
型の非晶質金属などの高い透磁性を有する電磁ソフト材
料による柔軟ストリップの積み重ねを有する積層化され
たコア２８によって保持されている。

【００２７】コア２８の断面を超えて突出するコイル２
７は、プリント回路基板１３の端部２３で切抜かれたま
たは除去された自由空間２９内に係合している。コイル
２７の外方に延びるコア２８は、その端部２３に沿って
プリント回路基板１３に支持されている。

【００２８】このような配置では、コア２８は、個々の
ストリップがそれらの側方端部でそれらの長手方向側に
配置され、プリント回路基板の端部２３の周縁の方向に
曲げられた形状に延びるような態様で積み重ねられてい
る。隣接するケース１１の輪郭形状の中で必ずしも円弧
状でないこの端部２３は、コイル２７の外側の円弧形状
に延びるコア２８の断面幾何形状を決定する。

【００２９】高レベルのアンテナ感度を達成し得るコア
２８の最大有効長さは、円弧の弦がプリント回路基板１
３の中心点を実質的に通って延びる場合、すなわち曲げ
られた積層コア２８が１８０°の角度を超えて延びる場
合に与えられる。図示の実施例より大きな角度は明白に
有効なアンテナ長さを増大させないが、それはアンテナ
感度のレベルを増大させる。なぜなら、１８０°を超え
て突出する積層化されたソフトアイアンのコアの端部
は、電極キャップのようなフィールド強化効果を有し、
アンテナコイルの指向性の感度をいくらか減少する。

【００３０】製造時において、アンテナコイル２７を通
過する積層ソフトアイアンコア２８は、ケース１１の内
側壁の断面幾何形状あるいはプリント回路基板の端部２
３の形状に従って曲げられ、コイル２７は、コア２８の
配置によって、あるいはコンデンサ回路１７によって、
時間送信器（特にＤＣＦ７７）の固定伝達周波数に調整
される。

【００３１】コイル位置と円弧状の幾何形状を固定する
目的のために、コイル２７と共にコア２８は、キャスト
装置内に注入され、合成樹脂や他の粘着剤をしみ込まさ
れる。そのように硬化された混合体２７−２８は、アン
テナコイル２７が空間２９に突出した状態でプリント回
路基板１３の端部２３上に接着される。あるいは、プリ
ント回路基板１３は、さらなる混合成分１３−２７−２
８の形態で結合硬化するため、正確な位置関係でキャス
ト装置に配置される。この配置は、空間が極端に小さい
という要求を、最も重要な干渉源（振動クォーツ１６を
有するプロセッサ１５）から大変大きいというとても望
ましいある距離に極端に安定に固定する効果と組み合わ
せる。

【００３２】加えて、そのように曲げられ所定位置に固
定されたコア２８は、近接して隣り合うケース１１に対
してそのほとんど全長にわたって支持されていることに
よって、機械的な負荷から最適な態様で保護される。

【００３３】腕時計ケース１１内の限られた空間的状況
の下で、遠隔制御腕時計１２の磁気長波アンテナ２６
は、もしアンテナコイル２７を通過するソフトアイアン
コア２８が、プリント回路基板の端部２３に沿う（環状
の）弧形状で腕時計ケース１１内に近接して固定された
柔軟なプレートまたは薄板の細長い積重ね状態であっ
て、できる限り最大の周方向角で延びる一方、プッシュ
ボタンスイッチバネ舌２４のためおよび電力貯蔵装置２
１のためにその両端間に空間を残しており、振動クォー
ツ１６を有するプロセッサクロック回路の配置がアンテ
ナコイル２７と略正反対の関係である場合、アンテナ感
度と衝撃抵抗のある構造という点に関して、最適な状況
である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明による遠隔制御腕時計の一実施の形態を
示す概略図。

【符号の説明】

１１腕時計ケース１２遠隔制御腕時計１３プリント回路基板１４クォーツ安定化受信回路１５プロセッサ１６振動クォーツ１７コンデンサ１８穴１９光バリア部材２０大きい凹部２１貯蔵装置２２凹部２３端部２４バネ舌２５相対接点２６磁気アンテナ２７アンテナコイル２８積層コア２９自由空間３０ステッピングモータ

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者ライナー、フルールドイツ連邦共和国シュイルトアハ、フォル、オイレルスバッハ、61 (72)発明者トーマス、レヒナードイツ連邦共和国テネンブロン、ブーヘンウェーク、14 (72)発明者ホルガー、ルドルフドイツ連邦共和国エシュブロン‐ロヘルホフ、レールヘンウェーク、６ (72)発明者ヨハーネス、ノイデッカードイツ連邦共和国シュラムベルク、アム、ハンマーグラーベン、28

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】ケース（１１）内に配置され、コア（２
８）によって保持されたコイル（２７）からなる磁気長
波アンテナ（２６）を有する遠隔制御腕時計（１２）に
おいて、コアは、時計動作の電子モジュールプリント回路基板
（１３）の端部（２３）に沿って側方端で保持される長
い曲げられた束状のソフトアイアン薄板からなることを
特徴とする遠隔制御腕時計。
【請求項２】積層されたコア（２８）は、９０°より明
らかに大きい周方向角度にわたって延びていることを特
徴とする請求項１に記載の遠隔制御腕時計。
【請求項３】ソフトアイアンのコア（２８）は、１８０
°程度、好ましくは２４０°程度の周方向角度にわたっ
て延びていることを特徴とする請求項１または２に記載
の遠隔制御腕時計。
【請求項４】コア（２８）は、プリント回路基板の端部
（２３）に沿って、プッシュボタンスイッチバネ舌（２
４）のための凹部（２２）を有する領域の近傍まで延び
ていることを特徴とする請求項１乃至３のいずれかに記
載の遠隔制御腕時計。
【請求項５】コア（２８）は、プリント回路基板の端部
（２３）に沿って、電子モジュールの作動のために貯蔵
装置（２１）を受容する端凹部（２０）まで延びている
ことを特徴とする請求項１乃至４のいずれかに記載の遠
隔制御腕時計。
【請求項６】コア（２８）は、腕時計ケース（１１）の
内側外形に適合する形状であり、腕時計ケースに隣接し
ており、プリント回路基板の端部（２３）に沿って延び
ていることを特徴とする請求項１乃至５のいずれかに記
載の遠隔制御腕時計。
【請求項７】アンテナコイル（２７）の一部は、コア
（２８）の断面を越えて突出しており、プリント回路基
板（１３）の端部（２３）に設けられた自由空間（２
９）に係合していることを特徴とする請求項１乃至６の
いずれかに記載の遠隔制御腕時計。
【請求項８】曲がったソフトアイアンコアの積層パック
（２８）は、プリント回路基板の端部（２３）に沿って
コア（２８）を固定する硬化合成樹脂や硬化粘着剤によ
ってそれ自体成形固定されていることを特徴とする請求
項１乃至７のいずれかに記載の遠隔制御腕時計。
【請求項９】アンテナコイル（２７）は、実質的にプロ
セッサ（１５）や時計回路（振動クオーツ１６）と直径
的に反対の位置関係でプリント回路基板（１３）に配置
されていることを特徴とする請求項１乃至８いずれかに
記載の遠隔制御腕時計。