JPH1161960A - 複数の板材の固定具および固定方法 - Google Patents

複数の板材の固定具および固定方法

Info

Publication number
JPH1161960A
JPH1161960A JP9222363A JP22236397A JPH1161960A JP H1161960 A JPH1161960 A JP H1161960A JP 9222363 A JP9222363 A JP 9222363A JP 22236397 A JP22236397 A JP 22236397A JP H1161960 A JPH1161960 A JP H1161960A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
hole
head
overhang
screw
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP9222363A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuya Shirakawa
光也 白川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Miyagawa Kasei Industry Co Ltd
Original Assignee
Miyagawa Kasei Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Miyagawa Kasei Industry Co Ltd filed Critical Miyagawa Kasei Industry Co Ltd
Priority to JP9222363A priority Critical patent/JPH1161960A/ja
Priority to US09/028,541 priority patent/US5997210A/en
Publication of JPH1161960A publication Critical patent/JPH1161960A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E01CONSTRUCTION OF ROADS, RAILWAYS, OR BRIDGES
    • E01CCONSTRUCTION OF, OR SURFACES FOR, ROADS, SPORTS GROUNDS, OR THE LIKE; MACHINES OR AUXILIARY TOOLS FOR CONSTRUCTION OR REPAIR
    • E01C9/00Special pavings; Pavings for special parts of roads or airfields
    • E01C9/08Temporary pavings
    • E01C9/086Temporary pavings made of concrete, wood, bitumen, rubber or synthetic material or a combination thereof
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E01CONSTRUCTION OF ROADS, RAILWAYS, OR BRIDGES
    • E01CCONSTRUCTION OF, OR SURFACES FOR, ROADS, SPORTS GROUNDS, OR THE LIKE; MACHINES OR AUXILIARY TOOLS FOR CONSTRUCTION OR REPAIR
    • E01C11/00Details of pavings
    • E01C11/22Gutters; Kerbs ; Surface drainage of streets, roads or like traffic areas
    • E01C11/224Surface drainage of streets
    • E01C11/227Gutters; Channels ; Roof drainage discharge ducts set in sidewalks
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E01CONSTRUCTION OF ROADS, RAILWAYS, OR BRIDGES
    • E01CCONSTRUCTION OF, OR SURFACES FOR, ROADS, SPORTS GROUNDS, OR THE LIKE; MACHINES OR AUXILIARY TOOLS FOR CONSTRUCTION OR REPAIR
    • E01C23/00Auxiliary devices or arrangements for constructing, repairing, reconditioning, or taking-up road or like surfaces
    • E01C23/06Devices or arrangements for working the finished surface; Devices for repairing or reconditioning the surface of damaged paving; Recycling in place or on the road

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)
  • Sewage (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の板材を積層した場合の位置ずれを防止
するための固定具および固定方法を提供する。 【解決手段】 蓋2の切欠部2a上に貫通孔1aが位置
するように敷板1を配置する。貫通孔1aと切欠部2a
を通して固定具4を挿着する。固定具4は、頭部4a
と、ねじ部4bと、筒状部4cと、張出部4dとを備え
る。頭部4aと張出部4dとで蓋2と敷板1とを挟持し
て固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数の板材の固
定具および固定方法に関し、より特定的には、貫通孔を
有する複数の板材を積層した状態で固定するための固定
具および固定方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、図6に示されるU字溝3は広
く知られている。このU字溝3の上端には蓋2が載置さ
れることが多い。このようなU字溝3がたとえば建築現
場等に設けられ、その上を車両が通過する場合には、図
6に示されるように、蓋2上に敷板1を載置して蓋2を
保護することが好ましい。このように敷板1を載置する
ことにより、U字溝3上を車両が通過する際の安全性を
も向上させることが可能となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図6に
示されるように、上記の敷板1は蓋2上に単に載置され
ているだけだったので、敷板1が蓋2上でしばしば位置
ずれすることがあった。そのため、蓋2に対する敷板1
の保護機能が十分に発揮されているとは言えなかった。
また、敷板1がたとえば樹脂製で軽い場合には、敷板1
が盗難にあう危険性も懸念されていた。
【0004】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたものである。この発明の目的は、U字溝の
蓋等の板材の保護を十分に行なえかつ盗難の危険性をも
低減し得る複数の板材の固定具および固定方法を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係る複数の板
材の固定具は、第1の貫通孔を有する第1の板材上に第
2の貫通孔を有する第2の板材を積層した状態で固定す
るものである。そして、この発明に係る固定具は、頭部
と、ねじ部と、筒状部と、張出部とを備える。ねじ部
は、頭部から下方に延び外周に雄ねじが形成される。筒
状部は、内周に雌ねじが形成されねじ部が螺着される。
張出部は、筒状部の外周から外方に張出す。上記の構成
を有する固定具は、第1と第2の貫通孔内にねじ部が挿
入された状態で頭部と張出部とで第1と第2の板材を挟
持して固定する。なお、上記の第1と第2の貫通孔に
は、第1と第2の板材の端部に設けられそれらを厚み方
向に貫通する切欠部も含まれるものと定義する。
【0006】上記のように、この発明に係る複数の板材
の固定具は、頭部と張出部とを有し、該頭部と張出部と
で第1と第2の板材を挟持して固定している。それによ
り、第1の板材上で第2の板材が位置ずれすることを防
止でき、第2の板材により第1の板材を十分に保護する
ことが可能となる。また、第1と第2の板材を上記のよ
うな固定具を用いて固定することにより、たとえば第1
の板材がコンクリート製で重い場合には連結状態の第1
と第2の板材を持ち運びするのが困難となる。また、固
定具同士を連結することにより多数の第1と第2の板材
が連結され、この場合も持ち運びが困難となる。それに
より、結果として第1と第2の板材の盗難防止効果も得
られる。
【0007】上記の第1と第2の貫通孔は、第1の開口
幅と、該第1の開口幅より小さい第2の開口幅とを有す
ることが好ましい。この場合、上記の張出部の張出長さ
と上記の筒状部の平面幅との和(図3におけるL1に対
応)は、第1の開口幅より小さく第2の開口幅より大き
くなるように設定される。ここで、上記の筒状部の平面
幅とは、張出部と隣接する部分における筒状部の平面幅
のことを称し、図3における張出部4d間に位置する部
分の平面幅に対応する。
【0008】上記のように、張出部の張出長さと筒状部
の平面幅との和を第1の開口幅より小さく設定すること
により、筒状部が螺着された状態のねじ部を第1と第2
の貫通孔内に上方から挿入して第1の板材下に張出部を
配置することが可能となる。このように、筒状部が螺着
された状態のねじ部を第1と第2の貫通孔内に上方から
挿入するだけでよいので、その挿入作業は極めて容易に
行なえる。その後、張出部を回転操作することにより、
第1の貫通孔における第2の開口幅を有する部分を規定
する第1の板材の一部直下に張出部を配置することが可
能となる。そして、張出部を第1の板材の底面に当接さ
せた状態でねじ軸を回転操作することにより頭部を張出
部に近づける方向に移動させ、頭部の底面と張出部の上
面とで第1と第2の板材を挟持することが可能となる。
このように、筒状部が螺着された状態のねじ軸を第1と
第2の貫通孔内に挿入した後に張出部とねじ部とを回転
操作するだけで第1と第2の板材を固定することができ
るので、第1と第2の板材の固定作業は極めて容易に行
なえる。
【0009】この発明に係る複数の板材の固定方法は、
第1の貫通孔を有する第1の板材上に第2の貫通孔を有
する第2の板材を積層した状態で固定するものであり、
次のような固定具を用いる。固定具は、頭部と、該頭部
から下方に延び外周に雄ねじが形成されたねじ部と、内
周に雌ねじが形成されねじ部が螺着される筒状部と、該
筒状部の外周から外方に張出す張出部とを有する。そし
て、この発明に係る固定方法は、下記の各工程を備え
る。第1の貫通孔上に第2の貫通孔が位置するように第
1の板材上に第2の板材を載置する。第1と第2の貫通
孔内に筒状部が螺着された状態のねじ部を上方から挿入
することにより、張出部を第1の板材より下方に配置す
る。張出部とねじ部とを回転操作することにより、張出
部と頭部とで第1と第2の板材を挟持して固定する。な
お、上記の第1と第2の貫通孔は、張出部の通過を許容
する第1の開口幅と、この第1の開口幅より小さい第2
の開口幅とを有する。
【0010】上記のように、本発明に係る複数の板材の
固定方法では、第2の板材の上方から筒状部が螺着され
た状態のねじ部を第1と第2の貫通孔内に挿入すること
により張出部を第1の板材より下方に配置している。こ
のように第2の板材の上方から筒状部が螺着された状態
のねじ部を第1と第2の貫通孔内に挿入するだけでよい
ので、ねじ部の挿入作業は極めて容易に行なえる。な
お、かかる挿入作業は、第1と第2の貫通孔が張出部の
通過を許容する第1の開口幅を有することにより行なえ
る。この挿入作業の後、張出部とねじ部とを回転操作す
る。張出部の回転操作は、たとえばねじ軸を手で回転操
作するだけで容易に行なえる。このように張出部を回転
操作することにより、張出部と第1の板材とを係合可能
な状態とすることが可能となる。それは、第1の貫通孔
が第1の開口幅より小さい第2の開口幅を有するからで
ある。ねじ部の回転操作は、たとえば、張出部の上面と
第1の板材の裏面とを当接させて張出部の回転を抑制し
ながら頭部とともにねじ部を回転操作するだけでよい。
したがって、ねじ部の回転操作も容易に行なえる。この
ように張出部の回転を抑制しながら頭部とともにねじ部
を回転操作することにより、頭部を筒状部に近づける方
向に移動させることが可能となる。それにより、頭部と
張出部とで第1と第2の板材を挟持して固定することが
可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図5を用いて、この
発明の1つの実施の形態について説明する。図1は、こ
の発明に係る固定具4を用いてU字溝3の蓋2と敷板1
とを固定した状態を示す部分断面斜視図である。図2
は、図1に示される構造の拡大断面図である。
【0012】まず図1を参照して、コンクリート製の蓋
2の一端には、蓋2を厚み方向に貫通する切欠部2aが
設けられている。切欠部2aは、第1の開口幅W1と、
この第1の開口幅W1より小さい第2の開口幅W2を有
する。蓋2の上には樹脂製の敷板1が載置される。敷板
1は、中央部に貫通孔1aを有する。貫通孔1aは、第
1の開口幅W3と、この第1の開口幅W3より小さい第
2の開口幅W4を有する。
【0013】図1に示されるように、切欠部2a上に貫
通孔1aが位置するように敷板1が蓋2上に載置され
る。固定具4は、貫通孔1a内から切欠部2a内に延在
するように取付けられる。固定具4は、略円板形状を有
する頭部4aと、頭部4aから下方に延び外周に雄ねじ
が形成されるねじ部4bと、内周に雌ねじが形成されね
じ部4bが螺着される筒状部4cと、筒状部4cの外周
から外方に張出す張出部4dとを備える。
【0014】図2に示されるように、頭部4aと張出部
4dとで蓋2と敷板1とを挟持することにより、蓋2と
敷板1とは固定される。それにより、蓋2上で敷板1の
位置がずれるのを防止でき、敷板1により蓋2を確実に
保護することが可能となる。その結果、車両等が蓋2上
を通過する際の安全性をも向上させることが可能とな
る。なお、蓋2の裏面には、張出部4dを受入れる凹部
(図示せず)が設けられてもよい。それにより、固定具
4の取付の際あるいは蓋2と敷板1の固定後における張
出部4dの回転を抑制でき、固定具4の取付作業を効率
的に行なえるばかりでなく固定後の信頼性をも向上させ
ることが可能となる。
【0015】次に、図3を用いて、固定具4の構造につ
いて詳細に説明する。頭部4aには1対の孔5が設けら
れている。この孔5は、頭部4aとともにねじ部4bを
回転操作するためのものである。また、この孔5は、頭
部4を貫通して設けられてもよく、頭部4aを貫通しな
くてもよい。このような孔5を設けることにより、孔5
に嵌入される1対の凸部等を有する治具を用いて頭部4
aとともにねじ部4bを回転操作することが可能とな
る。それにより、ねじ部4bの回転操作を容易かつ効率
的に行なえる。なお、頭部4aの回転操作に利用できる
ものであれば、上記の孔5以外の凹凸構造を頭部4aに
設けてもよい。
【0016】頭部4aの直径Dは、第2の開口幅W2,
W4より大きくなるように設定される。それにより、頭
部4aの底面と敷板1の上面とを係合させることが可能
となる。なお、図3等に示される頭部4aの平面形状は
円形であるが、三角形,四角形等の円形以外の形状であ
ってもよい。
【0017】上記の頭部4aとねじ部4bとは一体化さ
れ、ねじ部4bは直線形状を有している。このねじ部4
bが螺着される筒状部4cは円柱形状を有している。し
かし、筒状部4cは、四角柱等の円柱形状以外の形状を
有してもよい。筒状部4cの外周から外方に張出すよう
に1対の張出部4dが形成されている。この1対の張出
部4dは、図3に示される場合では、それぞれ反対方向
に延在している。
【0018】上記の1対の張出部4dの張出長さと、張
出部4dと隣接する部分における筒状部4cの平面幅と
の和L1は、第1の開口幅W1,W3より小さくかつ第
2の開口幅W2,W4より大きくなるように設定され
る。また、筒状部4cの平面幅の最大値と張出部4dの
幅L2は、第2の開口幅W2,W4より小さくなるよう
に設定される。上記のL1が第1の開口幅W1,W3よ
り小さくかつ幅L2が第2の開口幅W2,W4より小さ
いことにより、筒状部4cが螺着された状態のねじ部4
bを第1の貫通孔1aと切欠部2a内に挿入することが
可能となる。また、上記L1が第2の開口幅W2より大
きいことにより、張出部4dを回転操作して蓋2と係合
させることが可能となる。それにより、頭部4aと張出
部4dとで蓋2と敷板1とを挟持することが可能とな
る。
【0019】このとき、図3に示されるように、張出部
4dが、筒状部4cの軸方向と直交する方向に延在しか
つ平坦な上面を有することにより、張出部4dと蓋2の
裏面との接触面積を増大させることが可能となる。それ
により、固定具4の取付の際の張出部4dの回転を効果
的に抑制できるとともに、固定具4により強固に蓋2と
敷板1とを固定することが可能となる。なお、張出部4
dの上面に細かい凹凸を設ける等の滑り止めのための処
理を施してもよい。また、図2等に示されるように蓋2
の裏面が水平面で構成される場合には上記のように筒状
部4cの軸方向と直交する方向に張出部4dを延在させ
ればよいが、蓋2の裏面が傾斜面等である場合には、張
出部4dを蓋2の裏面に沿って延在させるかあるいは張
出部4dの上面を蓋2の裏面に沿う形状とすることが好
ましい。それにより、張出部4dの上面と蓋2の裏面と
の接触面積を確実に増大させることが可能となる。
【0020】次に、図4と図5とを用いて、この発明に
係る固定具4を用いた複数の板材の固定方法について説
明する。図4と図5は、この発明に係る固定方法の特徴
的な第1と第2工程を示す部分断面斜視図である。
【0021】図4を参照して、切欠部2a上に貫通孔1
aが位置するように蓋2上に敷板1を載置する。次に、
敷板1の上方から貫通孔1aと切欠部2a内に固定具4
を挿入する。より詳しくは、筒状部4cが螺着された状
態のねじ部4bを、張出部4d側から貫通孔1aと切欠
部2a内に挿入する。このように敷板1の上方から固定
具4を貫通孔1aおよび切欠部2a内に挿入するだけで
よいので、この挿入作業は極めて容易に行なえる。
【0022】次に、図5を参照して、ねじ部4bを貫通
孔1aと切欠部2a内に挿入することにより、張出部4
dを蓋2の底面よりも下方に配置させる。その後、張出
部4dを図5における矢印に従って回転操作する。張出
部4dの回転操作は、たとえば、頭部4aとともにねじ
部4bを手で回転操作することにより容易に行なえる。
また、棒材等の治具を用いて張出部4dのみを蓋2下で
回転させてもよい。
【0023】その後、頭部4aとともにねじ部4bを図
5における矢印に従って回転操作する。このとき、張出
部4dの回転を防止すべく、張出部4dの上面を蓋2の
底面に押しつけながらねじ部4bを回転操作してもよ
い。また、上記の棒材等の治具を用いて張出部4dの回
転を阻止しながらねじ部4bを回転操作してもよい。ね
じ部4bの回転操作には、前述した特有の治具を用いる
ことが好ましい。このような治具を用いてねじ部4bを
回転操作することにより、手でねじ部4bを回転操作す
る場合と比較して格段に容易かつ効率的にねじ部4bの
回転操作を行なうことが可能となる。
【0024】以上のようにして貫通孔1aおよび切欠部
2a内にねじ部4bを挿入した後にねじ部4bと張出部
4dとを各々回転操作することにより、張出部4dと蓋
2の底面とを係合させるとともに筒状部4cに対し頭部
4aを近づける方向に移動させることが可能となる。そ
れにより、頭部4aの底面と張出部4dの上面とで蓋2
と敷板1とを挟持して固定することが可能となる。
【0025】なお、上述の実施の形態では、コンクリー
ト製の蓋2と敷板1との積層構造を固定具4を用いて固
定する場合について説明を行なったが、複数枚の板材を
積層するものであれば上記以外の板材に対しても本発明
を適用可能である。また、上記の実施の形態の場合で
は、蓋2の端部に切欠部2aを形成する場合について説
明を行なったが、蓋2を厚み方向に貫通する貫通孔が設
けられた場合にも本発明は適用可能である。さらに、張
出部4dの形状についても、第1の貫通孔1aと切欠部
2aとを通過させることができ、その後に回転操作する
ことによって蓋2の底面と係合させることができるもの
であれば図1〜図5に示される形状以外の形状であって
もよい。
【0026】以上のようにこの発明の1つの実施の形態
について説明を行なったが、今回開示された実施の形態
はすべての点で例示であって制限的なものではないと考
えられるべきである。本発明の範囲は特許請求の範囲に
よって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲
内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の1つの実施の形態における複数の板
材の固定構造を示す部分断面斜視図である。
【図2】図1に示される構造の拡大断面図である。
【図3】この発明に係る固定具の一例を示す斜視図であ
る。
【図4】この発明の1つの実施の形態における複数の板
材の固定方法の特徴的な第1工程を示す部分断面斜視図
である。
【図5】この発明の1つの実施の形態における複数の板
材の固定方法の特徴的な第2工程を示す部分断面斜視図
である。
【図6】U字溝の上端に載置された蓋上に敷板を設置し
た従来の構造を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 敷板 1a 貫通孔 2 蓋 2a 切欠部 4 固定具 4a 頭部 4b ねじ部 4c 筒状部 4d 張出部 5 孔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の貫通孔を有する第1の板材上に第
    2の貫通孔を有する第2の板材を積層した状態で固定す
    る固定具であって、 頭部と、 前記頭部から下方に延び外周に雄ねじが形成されるねじ
    部と、 内周に雌ねじが形成され前記ねじ部が螺着される筒状部
    と、 前記筒状部の外周から外方に張出す張出部とを備え、 前記第1と第2の貫通孔内に前記ねじ部が挿入された状
    態で前記頭部と前記張出部とで前記第1と第2の板材を
    挟持して固定する、複数の板材の固定具。
  2. 【請求項2】 前記第1と第2の貫通孔は、第1の開口
    幅と、該第1の開口幅より小さい第2の開口幅とを有
    し、 前記張出部の張出長さと前記筒状部の平面幅との和は、
    前記第1の開口幅より小さく前記第2の開口幅より大き
    い、請求項1に記載の複数の板材の固定具。
  3. 【請求項3】 頭部と、該頭部から下方に延び外周に雄
    ねじが形成されたねじ部と、内周に雌ねじが形成され前
    記ねじ部が螺着される筒状部と、該筒状部の外周から外
    方に張出す張出部とを有する固定具を用い、第1の貫通
    孔を有する第1の板材上に第2の貫通孔を有する第2の
    板材を積層した状態で固定する固定方法であって、 前記第1と第2の貫通孔は、前記張出部の通過を許容す
    る第1の開口幅と、該第1の開口幅より小さい第2の開
    口幅を有し、 前記第1の貫通孔上に前記第2の貫通孔が位置するよう
    に前記第1の板材上に前記第2の板材を載置する工程
    と、 前記第1と第2の貫通孔内に前記筒状部が螺着された状
    態の前記ねじ部を上方から挿入することにより、前記張
    出部を前記第1の板材より下方に配置する工程と、 前記張出部と前記ねじ部とを回転操作することにより、
    前記張出部と前記頭部とで前記第1と第2の板材を挟持
    して固定する工程と、 を備えた、複数の板材の固定方法。
JP9222363A 1997-08-19 1997-08-19 複数の板材の固定具および固定方法 Withdrawn JPH1161960A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9222363A JPH1161960A (ja) 1997-08-19 1997-08-19 複数の板材の固定具および固定方法
US09/028,541 US5997210A (en) 1997-08-19 1998-02-24 Fixture and method for fixing a plurality of plates

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9222363A JPH1161960A (ja) 1997-08-19 1997-08-19 複数の板材の固定具および固定方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1161960A true JPH1161960A (ja) 1999-03-05

Family

ID=16781180

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9222363A Withdrawn JPH1161960A (ja) 1997-08-19 1997-08-19 複数の板材の固定具および固定方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5997210A (ja)
JP (1) JPH1161960A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106012749A (zh) * 2016-08-08 2016-10-12 中国建筑土木建设有限公司 泥结建渣复合板面路面及其建造方法
JP2019178522A (ja) * 2018-03-30 2019-10-17 株式会社D.C.Tアイ 地中埋設用側溝材、および地中埋設用側溝材の蓋ロック具

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7144189B1 (en) 2002-09-06 2006-12-05 Brad Bongiovanni Locking cover for wells and underground tanks
US20070081856A1 (en) * 2005-10-12 2007-04-12 Degreef Richard Method and apparatus for locking a manhole cover
US20090252552A1 (en) * 2008-04-07 2009-10-08 Ladtech, Inc. Supplemental cover apparatus and method for access openings
GB2465221B (en) * 2008-11-13 2012-12-26 Gordon & Co Ltd H A fixing device

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US33439A (en) * 1861-10-08 Improvement in sewing-machines
US580701A (en) * 1897-04-13 Cross-walk for streets
CH644416A5 (de) * 1982-11-23 1984-07-31 Poly Bauelemente Ag Entwaesserungsrinne.
US5216851A (en) * 1991-10-23 1993-06-08 Kuhns Richard L Rain gutter covers and roof line projectors
DE4241706C2 (de) * 1992-12-10 1997-03-20 Ahlmann Aco Severin Befestigungseinrichtung für die Abdeckung einer Oberflächenentwässerungseinrichtung
EP0674056A1 (de) * 1994-03-22 1995-09-27 Poly-Bauelemente AG Vorrichtung zum Verriegeln einer Rinnenabdeckung auf einer Entwässerungsrinne

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106012749A (zh) * 2016-08-08 2016-10-12 中国建筑土木建设有限公司 泥结建渣复合板面路面及其建造方法
JP2019178522A (ja) * 2018-03-30 2019-10-17 株式会社D.C.Tアイ 地中埋設用側溝材、および地中埋設用側溝材の蓋ロック具

Also Published As

Publication number Publication date
US5997210A (en) 1999-12-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH1161960A (ja) 複数の板材の固定具および固定方法
JP2000192457A (ja) アンカ―鋼線が除去可能なア―スアンカ―
JPH0630534Y2 (ja) 板状体開口閉成用蓋体構造
JPH07122865A (ja) 枠体とその枠体を有する電子・電気機器
JP2022512100A (ja) 1/4回転タイプの軸心方向の締結装置
JP4253402B2 (ja) クリップ
JP7397521B1 (ja) プーリーキー抜き治具
JPH0138161Y2 (ja)
JP4043792B2 (ja) フリーアクセスフロア
JP3129067B2 (ja) 締結部構造
JP3042843U (ja) 束 柱
JP3657325B2 (ja) マット固定具
JP3447460B2 (ja) 配管支持台
JPS6263907A (ja) 光学部品の固定装置
JP5243862B2 (ja) モジュール構造
JPH0129344Y2 (ja)
JPH10115099A (ja) 仮囲いパネルおよびその建設用具
JPS6021540Y2 (ja) ボルト固定装置
JPH0233941Y2 (ja)
JP3291610B2 (ja) プッシュナット
JP2956592B2 (ja) パネル体
JP2505861Y2 (ja) アンテナ支持構造
JPH0325157A (ja) フロアパネルの支持装置
JP2002021494A (ja) トンネル防水シートの取付方法及び取付構造
KR19990019691A (ko) 지지물 고정장치

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20041102