JPH1155822A - ワイヤハーネスの配索構造 - Google Patents

ワイヤハーネスの配索構造

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JPH1155822A
JPH1155822A JP9205890A JP20589097A JPH1155822A JP H1155822 A JPH1155822 A JP H1155822A JP 9205890 A JP9205890 A JP 9205890A JP 20589097 A JP20589097 A JP 20589097A JP H1155822 A JPH1155822 A JP H1155822A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
protector
wire harness
harness
branch
wire
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP9205890A
Other languages
English (en)
Inventor
Tamiyuki Makido
民幸 牧戸
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Publication of JPH1155822A publication Critical patent/JPH1155822A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 屈折部を有し、その両側の断面形状が相違す
るプロテクタにワイヤハーネスを無理なく挿通させる。 【解決手段】 屈折部を有すると共に該屈折部の両側の
断面形状が相違するプロテクタ11にワイヤハーネス1
0を挿通するものにおいて、上記プロテクタに挿入部お
よび取出部のワイヤハーネスの両端はテープ巻きで結束
すると共に、プロテクタ内に挿通する部分は複数組に分
岐し、各分岐ハーネス20、21の長さを変えて夫々テ
ープ巻きで結束しておき、短い長さの分岐ハーネスより
屈折部の内周側に位置させると共に、該屈折部の両側の
断面形状が相違する部分では分岐ハーネスを配列方向を
代えて収容している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車用のワイヤハ
ーネス配索構造に関し、特に、断面形状が変化する三次
元状のプロテクタ内にワイヤハーネスを無理なく挿通で
きるようにするものである。
【0002】
【従来の技術】自動車用ワイヤハーネスは車体に沿って
配索するため、三次元状に屈折して配索しなければなら
ない場合があり、この屈折箇所では屈折状態を保持する
ために、プロテクタにワイヤハーネスを挿通させてい
る。
【0003】例えば、図5に示す三次元状のプロテクタ
1は、上方視で略Z字形状で、中央部分で上下に屈折し
ており、直線状の挿入側水平部1a、該水平部1aの先
端から水平方向へ屈折した屈折部1b、該屈折部1bの
先端から下方へ突出させた垂直屈折部1c、該垂直屈折
部1cの下端より水平方向へ屈折した取出側水平部1d
とからなり、ワイヤハーネスW/Hは水平部1aから水
平部1dへと挿通させている。
【0004】上記プロテクタ1は樋形状で、上記各部1
a〜1dの各断面形状は、同一容積としているが、図6
(A)(B)に示すように、ワイヤハーネス挿入側の水
平部1a、屈折部1bは広幅で浅底となっているが、ワ
イヤハーネス取出側の水平部1dは狭幅で深底となって
いる。
【0005】一方、プロテクタ1に通すワイヤハーネス
W/Hは、多数の電線がテープ2で結束されており、プ
ロテクタ1に通す部分の電線長さは同一とされている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記ワイヤハーネスW
/Hを挿入側の広幅で浅底の水平部分1aに挿入して、
屈折部1bより垂直屈折部1cを通して取出側の狭幅で
深底の水平部1dより取り出す際、電線長さは同一であ
るため、屈折位置Pにおいて、内周側の電線が図7に示
すように幅W1が広がる。よって、狭幅な取出側水平部
1dの幅W2より大となり、取出側水平部1dに容易に
挿入できない問題が発生している。
【0007】本発明は、上記した問題に鑑みてなされた
もので、屈折部を有すると共に該屈折部の両側の断面形
状が相違するプロテクタに対してワイヤハーネスをスム
ーズに通すことができるようにすることを課題としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、屈折部を有すると共に該屈折部の両側の
断面形状が相違するプロテクタにワイヤハーネスを挿通
するものにおいて、上記プロテクタに挿入部および取出
部のワイヤハーネスの両端はテープ巻きで結束すると共
に、プロテクタ内に挿通する部分は複数組に分岐し、各
分岐ハーネスの長さを変えて夫々テープ巻きで結束して
おき、短い長さの分岐ハーネスより屈折部の内周側に位
置させると共に、該屈折部の両側の断面形状が相違する
部分では分岐ハーネスを配列方向を代えて収容している
ことを特徴とするワイヤハーネスの配索構造を提供して
いる。
【0009】上記構成とすると、屈折部において、内周
側に電線長さを短くした分岐ハーネスを配置するため、
ワイヤハーネスを屈折部にそって広がることなく通すこ
とができる。また、断面形状を広幅で浅底として部分で
は分岐ハーネスを水平方向に並設し、狭幅で深底の部分
では分岐ハーネスを垂直方向に配列することによりプロ
テクタ内にワイヤハーネスをスムーズに挿通させること
ができる。
【0010】なお、プロテクタの挿通部分で分岐させる
個数は2以上であればよく、分岐個数は限定されない。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。
【0012】図1に示すように、ワイヤハーネス10を
挿通させるプロテクタ11は前記図5に示すプロテクタ
1と同一形状であり、断面樋形状で、直線状の挿入側水
平部11a、該水平部11aの先端から水平方向へ屈折
した屈折部11b、該屈折部11bの先端から下方へ突
出させた垂直屈折部11c、該垂直屈折部11cの下端
より水平方向へ屈折した取出側水平部11dとからな
り、ワイヤハーネス10を水平部11aから水平部11
dへと挿通させた後、蓋12で上面開口を閉鎖するよう
にしている。上記挿入側水平部11aおよび取出側水平
部11dの先端からはテープ巻き片11e、11fを突
設し、ワイヤハーネス10をテープ13、14で固定す
るようにしている。
【0013】上記ワイヤハーネス10は、図2に示すよ
うに、ワイヤハーネス組立図板15において、布線治具
16A、16B、16Cで保持して布線して形成してい
る。布線治具16Aと16Bは直線上に所定間隔をあけ
て位置させると共に、布線治具16Cは布線治具16A
と16Bの間で側方位置に配置している。よって、布線
治具16Aから直線的に布線治具16Bへと配線する電
線群w1の長さより、布線治具16Aより布線治具16
Cを通して布線治具16Bへと迂回させて配線する電線
群w2の長さを大となるようにしている。
【0014】即ち、布線治具16Aから、ワイヤハーネ
ス10を2つに分岐させて2本の分岐ハーネス20、2
1とし、布線治具16Bで再び集束して1つのワイヤハ
ーネス10としており、分岐ハーネス20より分岐ハー
ネス21の長さを大としている。上記両側のワイヤハー
ネス10および分岐ハーネス20、21は夫々テープ1
8を巻き付けて結束している。
【0015】上記のようにワイヤハーネスの布線および
テープ18による結束を行った後、上記プロテクタ11
をワイヤハーネス10、20、21、10の部分に取り
付ける。
【0016】この時、図4に示すように、プロテクタ1
1の水平部11a、水平屈折部11bの断面形状が広幅
で浅底であるため、分岐ハーネス20と21とを水平に
並列して収容する。水平屈折部11bから垂直屈折部1
1cにかけて寸法の短い分岐ハーネス20を屈折部の内
周側に配置する一方、寸法の長い分岐ハーネス21を外
周側に配置する。続いて、取出側の水平部11dの断面
形状が狭幅で深底であるため、分岐ハーネス20と21
とを垂直方向に重ねて収容する。
【0017】上記構成とすると、プロテクタ11の屈折
部において、ワイヤハーネスは内周側には寸法の短い分
岐ハーネス20、外周側に寸法の長い分岐ハーネス21
が配置されるため、屈折部において余長のハーネスが広
がることがなくなる。また、図4(A)(B)に示すよ
うに、プロテクタ11の収容部の断面形状に対応して分
岐ハーネス20、21の配列方向を代えるため、プロテ
クタ11内にワイヤハーネスをスムーズに収容すること
ができる。
【0018】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
によれば、屈折部を有すると共に、該屈折部の両側の断
面形状が相違するプロテクタにワイヤハーネスを挿通す
る場合に、ワイヤハーネスを分岐させて長さを相違させ
た分岐ハーネスを形成し、長さを短くした分岐ハーネス
を屈折部の内周側に、長さを大とした分岐ハーネスを外
周側に配置するため、屈折部においてハーネスをダブら
せることなくプロテクタの形状にそって配置できる。ま
た、これら分岐ハーネスの配列方向をプロテクタの断面
形状に対応させて代えているため、プロテクタ内に無理
なく収容することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態を示す一部破断斜視図であ
る。
【図2】 実施形態のワイヤハーネスの製造方法を示す
概略図である。
【図3】 上記ワイヤハーネスの布線方法を示す概略図
である。
【図4】 (A)は図1のA−A線断面図、(B)は図
1のB−B線断面図である。
【図5】 プロテクタの斜視図である。
【図6】 (A)は図5のA’−A’線断面図、(B)
は図5のB’−B’線断面図である。
【図7】 従来の問題点を示し、(A)はワイヤハーネ
スのプロテクタ内での概略配線図、(B)は(A)のC
−C線断面図である。
【符号の説明】
10 ワイヤハーネス 11 プロテクタ 11a、11d 水平部 11b、11c 屈折部 20、21 分岐ハーネス

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屈折部を有すると共に該屈折部の両側の
    断面形状が相違するプロテクタにワイヤハーネスを挿通
    するものにおいて、 上記プロテクタに挿入部および取出部のワイヤハーネス
    の両端はテープ巻きで結束すると共に、プロテクタ内に
    挿通する部分は複数組に分岐し、各分岐ハーネスの長さ
    を変えて夫々テープ巻きで結束しておき、短い長さの分
    岐ハーネスより屈折部の内周側に位置させると共に、該
    屈折部の両側の断面形状が相違する部分では分岐ハーネ
    スを配列方向を代えて収容していることを特徴とするワ
    イヤハーネスの配索構造。
JP9205890A 1997-07-31 1997-07-31 ワイヤハーネスの配索構造 Withdrawn JPH1155822A (ja)

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JP9205890A JPH1155822A (ja) 1997-07-31 1997-07-31 ワイヤハーネスの配索構造

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JPH1155822A true JPH1155822A (ja) 1999-02-26

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ID=16514438

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JP (1) JPH1155822A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008262729A (ja) * 2007-04-10 2008-10-30 Sumitomo Electric Ind Ltd ケーブルハーネス
JP2013215035A (ja) * 2012-04-02 2013-10-17 Yazaki Corp ワイヤハーネス配索構造
JP2014050152A (ja) * 2012-08-29 2014-03-17 Yazaki Corp プロテクタ
JP2020182342A (ja) * 2019-04-26 2020-11-05 矢崎総業株式会社 プロテクタ、及び、ワイヤハーネス

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Effective date: 20041005