JP3109713B2 - ワイヤハーネスの製造方法 - Google Patents
ワイヤハーネスの製造方法Info
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- JP3109713B2 JP3109713B2 JP06328819A JP32881994A JP3109713B2 JP 3109713 B2 JP3109713 B2 JP 3109713B2 JP 06328819 A JP06328819 A JP 06328819A JP 32881994 A JP32881994 A JP 32881994A JP 3109713 B2 JP3109713 B2 JP 3109713B2
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Description
付後における後嵌め端子の手挿入作業を廃止して自動組
付化を可能としたワイヤハーネスの製造方法に関するも
のである。
を示すものである。このワイヤハーネス23は二つのサ
ブハーネスアッシー24,25で構成され、各サブハー
ネスアッシー24,25は複数のコネクタハウジング2
6と各コネクタハウジング26内に収容される端子付き
電線27とで構成される。
それぞれ端子29を圧着接続させたものであり、該端子
29はコネクタハウジング26内に予め挿入された先嵌
め端子291 と、二つのサブハーネスアッシー24,2
5同士を組み付ける際にコネクタハウジング26に挿入
する後嵌め端子292 とに分類される。
嵌め端子292 の挿入を手作業に依らなければならず、
これがワイヤハーネスの自動組立性を阻害する大きなネ
ックとなっていた。
ネスの製造方法を示すものである(特開平4−3982
2号)。この製造方法は後嵌め端子を必要とするコネク
タハウジング32,33を分割型として、サブハーネス
アッシー30,31の段階で予め各分割ハウジング3
2,33内に端子を挿入しておくものである。そしてサ
ブハーネスアッシー30,31同士の組付に際して、各
分割ハウジング32,33を側壁のガイド溝34と嵌合
突部35とのスライド係合で合体させ、図7に示すよう
なワイヤハーネス36を完成させる。
コネクタハウジング32,33を分割することによりコ
ストアップやハウジング種類の増加及びハウジングの汎
用性の低下といった問題を生じていた。
に鑑み、後嵌め端子を挿入する手間を省くと共に、コネ
クタハウジングの分割といったコストのかかる手段をな
くして、安価で且つ自動組付の可能なワイヤハーネスの
製造方法を提供することを目的とする。
に、本発明は、第一コネクタと第二コネクタを有する第
一サブハーネスと、第三コネクタと第四コネクタを有す
る第二サブハーネスとをそれぞれ形成し、該第一コネク
タから導出した後嵌め端子を有する第一分岐線を第三コ
ネクタに接続させ、第四コネクタから導出した後嵌め端
子を有する第二分岐線を第二コネクタに接続させるワイ
ヤハーネスの製造方法において、該第一分岐線の後嵌め
端子を第二コネクタに挿入し、該第二分岐線の後嵌め端
子を第三コネクタに挿入し、該第一分岐線と第二分岐線
との長手方向中央を所要長さに接続し、その接続部を中
央から切断して、分割された両分岐線で構成される一対
の連結線で第一コネクタと第三コネクタ、第二コネクタ
と第四コネクタをそれぞれ接続させることを特徴とす
る。
ス内のコネクタに挿入することで、垂れ下がった後嵌め
端子のないサブハーネスアッシーが完成する。そしてサ
ブハーネスアッシー同士が分岐線同士で接続され、分岐
線接続部の切断で各サブハーネスのコネクタ同士が接続
される。この状態は従来における一方のサブハーネスの
後嵌め端子を他方のサブハーネスのコネクタに挿入接続
した状態と同様であり、サブハーネス同士の組付(合
体)完了時における後嵌め端子の手挿入が廃止されたも
のである。
造方法の一実施例を示すものである。この製造方法は先
ず図1の如く二つのサブハーネス1,2を対向して位置
させる。各サブハーネス1,2は両側に一対のコネクタ
3〜6を有している。該一対のコネクタ3,4及び5,
6は、両側に先嵌め端子7,9を有する接続電線(本
線)8,10で接続されている。該先嵌め端子7,9は
各コネクタ3,4及び5,6の内側のキャビティ(端子
収容室)に予め挿入されている。なお本線8,10は複
数本がコネクタ間に配索されてワイヤハーネスの幹線を
構成する。
コネクタ3から導出されて、従来は第二サブハーネス2
の対向する第三コネクタ5に挿入しなければならなかっ
た後嵌め端子11を有する接続電線(第一分岐線)12
を、図2の如く第一サブハーネス1に沿って平行方向に
折り曲げて、後嵌め端子11を同じく第一サブハーネス
1の他方の第二コネクタ4の外側のキャビティに挿入す
る。該第二コネクタ4には、従来は図1の如く第二サブ
ハーネス2の第四コネクタ6からの後嵌め端子13を挿
入する必要があった。
接続された先嵌め端子15は第一コネクタ3の外側のキ
ャビティに予め挿入されている。そして図2の如く迂回
して接続された該分岐線12は、本線8よりも外側にお
いて略矩形状に配索される。該分岐線12は第一コネク
タ3から延びる延長部12aと、該延長部12aから直
交して延びる水平部12bと、該水平部12bから第二
コネクタ4に向かう折り返し部12cとで構成される。
これは第二サブハーネス2の分岐線14においても同様
である。
同様に第四コネクタ6から従来は第一サブハーネス1の
第二コネクタ4に挿入しなければならなかった後嵌め端
子13の接続電線(第二分岐線)14を図2の如く折り
曲げて第二サブハーネス2の第三コネクタ5に挿入す
る。
6の内側のキャビティには第一サブハーネス1と同様に
先嵌め端子9が予め挿入され、第二本線10の外側に第
二分岐線14が略矩形状に配索される。そして第一サブ
ハーネスアッシー1′と第二サブハーネスアッシー2′
とが対称形状で対向して位置し、各分岐線12,14の
水平部12b,14bが背中合わせに対向して平行に位
置する。
シー1′,2′の分岐線12,14を水平部12b,1
4bの中央において所要長さに接続し(図4(a))、その
接続部20を中央から切断して(図4(b))、その切断部
16を絶縁材21で被覆する(図4(c))。
溶着等により分岐線12,14を相互に溶融させて行
い、切断部16の絶縁21はテーピングや絶縁樹脂成形
等で行う。これにより第一分岐線12と第二分岐線14
とが合体して一対の連結線17,18が構成され、第一
コネクタ3と第三コネクタ5とが第一連結線17で接続
され、第二コネクタ4と第四コネクタ6とが第二連結線
18で接続されて、ワイヤハーネス19が完成する。
2′の分岐線12,14を中央で相互に接続し、その中
央で切断することにより、図3の如く両サブハーネスの
対向する各コネクタ3,5及び4,6内の端子15,1
3及び11,15が相互に接続される。なお分岐線1
2,14は二本に限らず上記同様の方法でサブハーネス
毎に多数本を分岐させることができる。端子を収容した
各コネクタ3〜6には相手側コネクタが端子長手方向に
接続される。
ーネスアッシー同士を合体させる際に後嵌め端子がない
から、後嵌め端子を手挿入する手間が省けると共に、分
岐線同士の接続及び接続部の切断作業を自動機で行うこ
とができるから、ワイヤハーネスの自動組付化が可能と
なり、また従来の様なコネクタハウジングの分割も不要
となって製造コストの低減が図られる。
工程を示す平面図である。
平面図である。
である。
Claims (1)
- 【請求項1】 第一コネクタと第二コネクタを有する第
一サブハーネスと、第三コネクタと第四コネクタを有す
る第二サブハーネスとをそれぞれ形成し、該第一コネク
タから導出した後嵌め端子を有する第一分岐線を第三コ
ネクタに接続させ、第四コネクタから導出した後嵌め端
子を有する第二分岐線を第二コネクタに接続させるワイ
ヤハーネスの製造方法において、該第一分岐線の後嵌め
端子を第二コネクタに挿入し、該第二分岐線の後嵌め端
子を第三コネクタに挿入し、該第一分岐線と第二分岐線
との長手方向中央を所要長さに接続し、その接続部を中
央から切断して、分割された両分岐線で構成される一対
の連結線で第一コネクタと第三コネクタ、第二コネクタ
と第四コネクタをそれぞれ接続させることを特徴とする
ワイヤハーネスの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06328819A JP3109713B2 (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | ワイヤハーネスの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06328819A JP3109713B2 (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | ワイヤハーネスの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08185732A JPH08185732A (ja) | 1996-07-16 |
JP3109713B2 true JP3109713B2 (ja) | 2000-11-20 |
Family
ID=18214450
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06328819A Expired - Fee Related JP3109713B2 (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | ワイヤハーネスの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3109713B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102484786B1 (ko) * | 2022-10-13 | 2023-01-09 | (주)폴스텍 | 양방향 접속형 방향안전 표시등 |
-
1994
- 1994-12-28 JP JP06328819A patent/JP3109713B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08185732A (ja) | 1996-07-16 |
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